JP2006059924A - 発光素子用パッケージ - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子から発光光束を外部に効率よく、特に指向性良く、取り出すことのできるための光反射面を有する発光素子用パッケージを提供する。さらに、セラミックグリーンシートの打ち抜きにより、貫通孔を形成する場合にも、面荒れが防止された発光素子用パッケージを提供する。
【解決手段】主表面に発光素子の実装領域が形成された基板本体部と、貫通孔が形成された上部基板とを備える発光素子用パッケージであり、貫通孔は、発光素子からの発光光束が放射される光取出し側開口部と、光取出し側開口部よりも開口部の面積の小さい基板本体部側開口部と、内壁面とを有し、内壁面には発光素子からの発光光束を反射する光反射面を備える。そして光反射面と主表面とのなす角が65°以上89°以下の範囲で形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光ダイオード(Light emission diode:以下、LED素子とも記す)などの発光素子用パッケージに関するものである。
発光素子の一つである発光ダイオード(LED素子)のパッケージとしては、従来からセラミック基板に実装するものが用いられている。その一例を図6に示す。LED素子1は第一セラミック基板71上に載置されており、金属配線73a,73bと電気的に接続されている。また、LED素子1を収容するキャビティ74ができている。キャビティ74は、第二セラミック基板72を貫通するように形成されており、第一セラミック基板71および第二セラミック基板72は接着されている。発光素子用パッケージ70の大きさは数ミリ程度で、多数集めることで所望の光量を得ることができる。キャビティ74の内周面には金属層72が形成されており、LED素子1からの発光光束を反射する構成となっている。
上記発光素子用パッケージは、例えばグリーンシート積層法により製造される。第一セラミック基板71となるべきセラミックグリーンシートに、金属配線73a,73bとなるメタライズペーストを塗布するとともに、第二セラミック基板72を打ち抜いてキャビティ74を形成し、該キャビティ74の内周面に金属層72となるメタライズペーストを塗布する。その後、各セラミック基板71,72を接着し、高温で焼結して、各セラミック基板71,72が一体となった焼結体を得る。そして、金属層72上にニッケルメッキ層や金メッキ層などを、周知の無電解メッキ法や電解メッキ法で被着させる。
ところが上記キャビティ74は、第二セラミック基板72を打ち抜いて形成するために角度θが直角になり、LED素子1からの発光光束が外部に放出されず、望ましい視野角と輝度が得られない問題があった。そこで下記特許文献1などのように、角度θが55°〜70°となるように穿孔し、且つ金属層の中心線平均粗さRaを1〜3μm、光反射率を80%以上とすることで、高い発光効率が得られる発光素子用パッケージが提案されている。
特開2002−232017号公報
しかしながら、セラミックグリーンシートを打ち抜きで形成する場合に、光を良好に反射するためには、角度θが70°を超えないようにする必要があった。このため、指向性の高い光を取り出すのは、困難であった。
そこで本発明の課題は、発光素子から発光光束を外部に効率よく取り出すことのできるための光反射面を有する発光素子用パッケージを提供することにある。特に、指向性よく外部に光を取り出すことのできる発光素子用パッケージを提供する。さらに、セラミックグリーンシートの打ち抜きにより、貫通孔を形成する場合にも、面荒れを防止して、指向性良く光を取り出すことのできる発光素子用パッケージを提供する。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するための本発明の発光素子用パッケージは、
主表面に発光素子の実装領域が形成された基板本体部と、
貫通孔が形成された上部基板とを備え、
貫通孔は、発光素子からの発光光束が放射される光取出し側開口部と、光取出し側開口部よりも開口部の面積の小さい基板本体部側開口部と、内壁面とを有し、
内壁面には発光素子からの発光光束を反射する光反射面を備え、
上部基板は、基板本体部の実装領域が形成された面上に開口部から実装領域が露出するように積層され、
光反射面と主表面とのなす角が65°以上89°以下の範囲で形成されていることを特徴とする。望ましくは、光反射面は、主表面と71°以上80°以下の角度をなして外側へ広がって形成されている。さらに望ましくは、光反射面は、主表面と72°以上75°以下の角度をなして外側へ広がって形成されている。
上部基板をセラミックグリーンシートにより形成する場合、従来、セラミックグリーンシートにパンチによる打ち抜きにより、70°を超えて反射面が外に広がるように貫通孔(キャビティ)を形成した場合は、良好に反射することが困難とされていた。しかしながら発明者らが鋭意検討をした結果、良好な反射面を得ることができた。ただし面荒れを防止するためには、65°以上とする必要がある。さらに光の反射効率や指向性の問題から89°以下、望ましくは、80°以下、さらに望ましくは、75°以下とする必要がある。
上部基板は、セラミックにより形成することができる。そしてこの場合は、セラミックグリーンシートを積層圧着して上部基板を形成する。上部基板に形成された有底キャビティは、セラミックグリーンシートをパンチ等により打ち抜いて形成することができる。
あるいは、上部基板を金属で形成することもできる。この場合は、光反射面は、この金属により上部基板と一体として形成される。この場合、上部基板とセラミック本体部とは、ロウ材により接着するとよい。接着に用いるロウ材としては、Ag系、Pb−Sn系、Ag−Cu系、Au−Si系、Au−Ge系などを挙げることができる。
光反射面は、発光素子からの光を効率よく反射するために金属を含む材料により形成する。光反射面は、例えば、Mo−Mn、Mo、W、W−Mn等により形成することができる。しかし、以上の金属には限られない。特に光反射率の高い金属材料で作製すると、効率よく光を取り出すことができる。
上部基板をセラミックによって形成する場合には、キャビティの内周面に、金属層を形成して光反射面とする。さらに金属層上にロウ材により光反射面を形成しても良い。上部基板が、金属で形成された場合は、新たに金属層を形成する必要はないが、光反射面は、金属を含むロウ材により形成することもできる。
光反射面を形成するためのロウ材としては、銀系、ニッケル系、アルミニウム系などが挙げられるが、銀ロウ材を使用することが特によい。銀ロウ材は、主成分(70%以上を含むものとする)のAgと、Cuとを含む合金から成る。例えば、Agを質量換算で最も多く含有するAg−28Cuロウ材(これは一般的なAgロウ材)が使用できる。この銀ロウ材に湾曲面を覆うことで良好な光反射面を形成することができる。
以下、図を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。図1(a)は本発明の発光素子用パッケージの一実施形態を示す要部断面図であり、図1(b)は同じく平面図である。セラミック基板15は、セラミック基板本体部17、上部基板18とが一体として形成されている。セラミック基板15は、例えば酸化アルミニウムや窒化アルミニウム等のセラミック材料からなる略四角平板であり、主表面16に有底のキャビティ3を有している。キャビティ3の開口は、キャビティ底面16より広く、内壁面4は、厚み方向の断面がテーパ状に形成されている。キャビティ底面16上にLED素子1の実装領域25を有しており、LED素子1の支持基板として機能する。キャビティ底面16には金属パッド8a,8bが構成されている。LED素子1は、実装領域25に接着されるとともに、ボンディングワイヤ2を介して金属パッド8a,8bと電気的に接続されている。金属パッド8a,8bはセラミック基板15の裏面にある外部端子26a,26bと導通しており、ここからLED素子1の駆動電流を流す。
内壁面4には、例えばMo−Mn、Mo、W、W−Mn等からなるメタライズ層(金属層)7が、LED素子1を取り囲む経路に沿って形成されている。メタライズ層7が、光反射面6を形成し、この光反射面6が、LED素子1からの発光光束を外部へ反射する。あるいは、メタライズ層7の表面を覆う形態で銀ロウ材によって光反射面6が形成されていてもよい。銀ロウ材は、主成分(70%以上を含むものとする)のAgと、Cuとを含む合金から成る。例えば、Agを質量換算で最も多く含有するAg−28Cuロウ材(これは一般的なAgロウ材)が使用される。また光反射面6の表面に電解メッキ法や無電解メッキ法によりニッケルや銀、白金、パラジウム等などのメッキを施して、光の反射率をより高めることもできる。特に、表面に銀メッキを施すと高い反射効率が得られる。
キャビティ3の開口は、図1(b)に示すようにLED素子1を中心とした円周状に形成されていることが望ましい。その理由は、LED素子1からの発光光束を光反射面6が均一に反射して、外部に放出できるからである。
図2を用いて、内壁面の断面傾斜角度について説明する。上部基板18の内壁面4にメタライズ層7が形成され、メタライズ層7の表面が光反射面6をなす。光反射面6は、底面よりも開口が広がるように、主表面16に対し90°未満の角度をなして外側へ広がって形成されている。(a)に主表面16と光反射面6との角度が、70°で形成されている例を示す。また(b)に主表面16と光反射面7との角度が75°で形成された例を示す。メタライズ層7は、上部基板18の幅に比べ、薄いため、内壁面4と光反射面6とは、ほぼ平行である。したがって光反射面6と主表面16とのなす角は、内壁面4と主表面16との角度に等しいとみなせる。
光反射面6が、主表面16に対し90°未満となることで、設置されたLEDの光反射効率と指向性を上げることができる。光反射効率と指向性を上げるために、角度を90°未満とし、望ましくは80°以下と、さらに望ましくは75°以下とする。特に角度を小さくすることで、発光光束を効率よくパッケージ外へ取り出すことができる。しかしながら、角度を小さく形成すると、キャビティとなる貫通孔を形成する際に、内壁面4がむしれて荒れやすくなるという問題がある。そこで65°以上に形成する。そして望ましくは、71°以上、さらに望ましくは、72°以上とする。したがって光反射効率の問題によれば、角度を小さくすることが望ましく、精度よく内壁面4を形成するためには、角度を大きくすることが望ましい。また、指向性の問題からは、特に72°以上75°以下とするのが望ましい。そこで面荒れ、反射率、指向性等の問題から総合的に判断すると65°以上89°以下となるように光反射面を形成する。そして望ましくは、71°以上80°以下、さらに望ましくは、72°以上75°以下とする。
上部基板18の厚さと指向性の関係について説明する。発光素子の上面からの光51は、光反射面によって反射されることなく、パッケージ外に放射される。発光素子の側面からの光52は、(a)に示すように、光反射面6のなす角度を70°とし上部基板の厚さを比較的薄くした場合(例えば、LEDの厚さに対して5倍)、図のように光反射面によって反射され、パッケージ外に放出される。このような場合、比較的幅の広い指向性の低いビームが得られる。また自動車のヘッドライトなど指向性を上げる必要がある場合がある(b)に示すように、光反射面の角度を大きくするとともに、上部基板18の厚さを厚くする(例えば、LEDの厚さに対して20倍)と良い。このようにすると発光素子の側面部から放出された光54は、反射面によって反射されるが、比較的低い位置で反射された光55は、さらに反対面によって反射され、パッケージ外に放射される。これにより、指向性の高いビームを得ることができる。
図3,4を用いて発光素子用パッケージの製造方法に係わる一実施形態を、説明する。まず、図3(a)に示すように上部セラミック基板となるべきグリーンシート10a,10bを用意する。このようなグリーンシートは、セラミック微粉末と有機結合材、可塑剤、溶剤などの混合スリップを、周知のドクタープレード法やカレンダー法で薄板状にすることで作成される。
図3(b)に示すように、グリーンシート10a,10bを合わせる。続いて(c)に示すように、第一固定具31と第二固定具32によってグリーンシート10a,10bを固定する。第一固定具31は、上部基板18の開口の直径となるように間隙を調整し、第二固定具32は、上部基板18の底面の直径となるように間隙を調整する。そしてパンチ35によってテーパ状に打ち抜き(円錐台37が打ち抜かれる)、貫通孔46を形成する。このときこの貫通孔46は、円形状に形成される。このようにパンチ35によって打ち抜きを行う前に、少なくとも貫通孔形成領域をセラミックグリーンシートの軟化温度まで上げておくとよい。このように第一固定具31と第二固定具32の間隙、パンチ35の直径によって、内壁面4の角度が決せられる。第一固定具31の間隙34を大きくすることによって、主表面となす内壁の角度θを小さくすることが可能であるが、大きくしすぎると内壁面4が荒れる原因となる。そこで前述のように、角度θが71度以上となるように、パンチ35によって打ち抜きを行うことが望ましい。また第二固定具を使用しないで打ち抜きを行うことも可能である。
次に図4(a)に示すように、上部セラミック基板用のグリーンシート10a,10bの形成された貫通孔46の内周面にメタライズ層7用のメタライズペーストを印刷する。メタライズペーストには、例えば、モリブデン、タングステン、銀、銅などの金属粉末が用いられる。なお貫通孔46の図の上面側が光取出し側開口部、下面側が基板本体部側開口部となる。またセラミック基板本体部17用のグリーンシート17aを用意し、そこにスルーホールを形成する。そしてメタライズペーストによりスルーホール導体27a,27bを形成する。裏面に外部端子26a,26b用、上面に金属パッド8a,8b用のメタライズペーストを、スクリーン印刷法により印刷する。
図4(b)に示すように、セラミック基板となるべきグリーンシート10a,10b,17aを積層し、接着して一体化する。これにより前工程で形成されたR形状の貫通穴46は、LED素子を収容するキャビティ3となる。その後、グリーンシートを焼成すると、セラミック基板10a,10b,17aが一体化し、キャビティ3を有し、上部基板18とセラミック基板本体部17とを有する焼結体が得られる。
その後、メタライズ層7をAg系ロウ材で覆って光反射面6としてもよい。このAg形ロウ材による光反射面6は、メタライズ層7にAg系ロウ材の粒子を設置し、例えば800℃程度の高温処理を施すことにより、粒子が融解し、Ag系ロウ材によってメタライズ層7が覆われることによって形成される。これにより、LED素子1からの発光光束を効率的に外部へ反射できるようになる。さらに、上記光反射面6上に、図示しないニッケルメッキ層および銀メッキ層をこの順に形成してもよい。表面に銀メッキ層を形成することで、光反射率をさらに高めることができる。
上部基板48を金属によって形成した実施例を図5に示す。発光素子用パッケージ45は、上部基板48が金属で形成され、基板本体部17は、前述の実施例と同様にセラミックにより形成されている。上部基板48は、板状の金属板であり、その金属板に、キャビティとなる貫通孔がテーパ状に形成されている。そしてセラミック基板本体部17に載せて、ロウ材などを接着剤として一体として発光素子用パッケージとする。接着に用いるロウ材としては、Ag系、Pb−Sn系、Ag−Cu系、Au−Si系、Au−Ge系などを挙げることができる。内壁面4が、光反射面6をなす。金属により、上部基板48が形成されているため、メタライズペーストを塗布して、メタライズ層を形成する必要はないが、上部基板48は、反射率の高い金属材料を使用するとよい。そして光反射面6(内壁面4)と、キャビティ底面(セラミック基板本体部の主表面)16とのなす角θは、前述と同様に65°以上89°以下、望ましくは71°以上80°以下、さらに望ましくは、72°以上75°以下の範囲で形成されている。このようにすることで実装領域に設置された発光素子からの発光光束を効率よく、発光素子用パッケージから取り出すことができる。
セラミックグリーンシートの打ち抜きにより、発光素子用パッケージを作製し、面荒れ度、光の反射率、発光素子を実装した場合の指向性について調べた。面荒れ度は、表面粗度計により調べた。反射率は、光沢度測定装置により調べた。指向性は、照度計により調べた。
Figure 2006059924
以上のように、光反射面が、底面よりも開口が広がるように、主表面に対し90°未満の角度をなして外側へ広がって形成されていることから、基板本体部の主表面の実装領域に設置された発光素子から発光された発光光束を効率よく発光素子用パッケージ外に取り出すことができる。また光反射面を65°以上になるように形成することから良好な光反射面を形成することができる。特に75°以上とすることで面荒れを抑えることができる。また72°以上75°以下の範囲において良好な指向性を得ることができる。
本発明の一実施形態を示す概略断面図と平面図。 光反射面の角度について説明する図。 本発明の発光素子用パッケージの工程図。 図3に続く工程図。 上部基板が金属によって形成された実施形態を示す概略断面図と平面図。 従来例を示す断面図。
符号の説明
1 LED素子
3 キャビティ
4 内壁面
6 光反射面
7 メタライズ層
15 セラミック基板
17 セラミック基板本体部
18 上部基板
48 金属上部基板

Claims (1)

  1. 主表面に発光素子の実装領域が形成された基板本体部と、
    貫通孔が形成された上部基板とを備え、
    前記貫通孔は、前記発光素子からの発光光束が放射される光取出し側開口部と、光取出し側開口部よりも開口部の面積の小さい基板本体部側開口部と、内壁面とを有し、
    前記内壁面には前記発光素子からの発光光束を反射する光反射面を備え、
    前記上部基板は、前記基板本体部の前記実装領域が形成された面上に前記開口部から前記実装領域が露出するように積層され、
    前記光反射面と前記主表面とのなす角が65°以上89°以下の範囲で形成されていることを特徴とする発光素子用パッケージ。

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