JP2006059081A

JP2006059081A - サーボ制御装置

Info

Publication number: JP2006059081A
Application number: JP2004239543A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Asanuma; 毅浅沼
Original assignee: Yaskawa Electric Corp
Current assignee: Yaskawa Electric Corp
Priority date: 2004-08-19
Filing date: 2004-08-19
Publication date: 2006-03-02

Abstract

【課題】サーボ制御装置の種類を変更するたびにＰＣ機器側で操作ソフトをインストールしなおす必要をなくすことができるサーボ制御装置を提供する
【解決手段】通信機能を備え、ＰＣ機器からネットワーク介して遠隔操作するサーボ制御装置において、ＰＣ機器で実行可能なプログラムをサーボ制御装置内部に保持した不揮発性メモリを備え、プログラムが前記ネットワークに接続された全サーボ制御装置端末を管理する管理用プログラムとサーボ制御装置の一端末を操作する操作用プログラムとから構成され、プログラムをサーボ制御装置からＰＣ機器へ自動的に転送させるものである。
【選択図】図１

Description

本発明は、フィールドネットワーク経由で操作可能なサーボ制御装置に関する。

従来のサーボドライブ機器をフィールドネットワーク経由で操作する場合、該フィールドネットワーク上に該サーボドライブ機器に対応した専用のコントローラを接続するか、該フィールドネットワーク上にPC機器を接続し、該PC機器に操作用のツールソフトを予めインストールしてPC機器を使用して操作していた。
関連する公知文献として例えば、「ロボット遠隔制御システム」、特許文献1がある。
特開２００１−２８７１８０号公報（第３図）

しかしながら、従来のサーボ制御装置では、サーボモータ、サーボ機器の種類が変わるか仕様等が変更された場合は、それに伴いコントローラ側のソフトにも修正を加えるか、あるいは操作ソフトをPC機器にインストールしていた場合は、操作ソフトをバージョンアップする必要があった。また、複数の種類のサーボが混在したネットワークの場合、それぞれの種類のサーボ制御装置に対応したコントローラを用意するか、複数のサーボモータ、サーボ機器情報をコントローラ側で管理して保持しておく必要があった。したがって、サーボ機器の変更によって操作側の変更作業が発生してしまうという問題や、その変更作業自体が行われていないと、サーボ機器とコントローラ側との仕様が合わずに操作が不可能となってしまうという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、サーボ機器の種類を変更するたびにＰＣ機器側で操作ソフトをインストールしなおす必要をなくすことができるサーボ制御装置を提供することを目的とする。
また、ユーザが専用のソフトをＰＣ機器にインストールする必要が無く、普段使っているＰＣ機器をネットワークに接続するだけで、サーボ機器の種類の違いを意識することなく、ＰＣ機器側からサーボ機器を自由に選択・操作できるようにする

上記問題を解決するため、本発明では次のように構成したのである。
請求項１に記載の発明は、通信機能を備え、ＰＣ機器からネットワーク介して遠隔操作するサーボ制御装置において、前記ＰＣ機器で実行可能なプログラムを前記サーボ制御装置内部に保持した不揮発性メモリを備え、前記プログラムが前記ネットワークに接続された全サーボ制御装置端末を管理する管理用プログラムと前記サーボ制御装置の一端末を操作する操作用プログラムとから構成され、前記プログラムを前記サーボ制御装置から前記ＰＣ機器に自動的に転送させることを特徴とするものである。
また、前記管理用プログラムが複数の前記サーボ制御装置端末から前記ＰＣ機器に転送されたとき、前記ＰＣ機器に集まった前記管理用プログラムのうちの一つを自動的に実行し、複数の前記サーボ制御装置から転送された前記操作用プログラムそれぞれを管理することを特徴とするものである。
また、前記不揮発性メモリ内に保持する前記プログラムが前記ＰＣ機器へ自動的に転送される際に、サーボ制御装置の機器情報を自動的に付加して前記PC機器に転送することを特徴とするものである。
また、前記ＰＣ機器１にインストールされている汎用のＷＥＢブラウザへ全軸管理部、各軸操作部、サーボ機器情報表示部を表示し、前記全軸管理部上にある軸選択プルダウンメニューにより、サーボ機器ごとの各軸操作プログラムを選択・実行するものである。

請求項１の発明によると、サーボ機器そのものから、遠隔操作プログラムがＰＣ機器にその都度転送されるため、サーボ機器の種類を変更するたびにＰＣ機器側で操作ソフトをインストールしなおす必要がなくなる。
請求項２の発明によると、ネットワークに接続されている全サーボ機器を管理する管理用プログラムが自動的に起動するため、ネットワーク上に多数のサーボ機器が接続されていても、操作したい軸を自由に選択することができる。また、それぞれのサーボ機器固有の仕様に対応した操作用プログラムが同時に転送されるため、ＰＣ機器側で複数のソフトをインストールしたり、サーボ機器の違いに対応するためのデータをＰＣ側で保持しておく必要が無くなる。
請求項３の発明によると、遠隔操作ソフトが転送されたときにそのサーボ機器の機器情報も転送されるため、その情報、たとえば軸番号などから、ネットワーク上の、どのサーボ機器を操作しているかを識別することができる。
したがって、請求項１から４の発明によって、ユーザは、専用のソフトをＰＣ機器にインストールする必要が無く、普段使っているＰＣ機器をネットワークに接続するだけで、サーボ機器の種類の違いを意識することなく、ＰＣ機器側からサーボ機器を自由に選択・操作することが可能となる。

以下、本発明の実施例について、図に基づいて説明する。

図１は、本発明の方法を実施するＦＡシステム構成図である。図において１はＰＣ機器、２はネットワークケーブル、３はサーボ制御装置、４はモータである。
図２は、図1中のサーボ制御装置内部を詳細化したものである。５は転送プログラム格納部、６は全軸管理プログラム、７は各軸操作プログラムである。
図３は、図１中のＰＣ機器の画面を詳細化したものである。８はＰＣ画面、９は全軸管理部、１０は各軸操作部、１１はサーボ機器情報表示部、１２は軸選択プルダウンメニュー、１３はＷＥＢブラウザである。
サーボ制御装置３が接続されたネットワークケーブル２を、あらかじめ起動しておいたＰＣ機器１に接続すると、自動的にサーボ制御装置３の転送プログラム格納部５から全軸管理プログラム６と各軸操作プログラム７がＰＣ機器１に転送される。
ＰＣ機器１にインストールされている汎用のＷＥＢブラウザ１３に自動的に全軸管理部９、各軸操作部１０、サーボ機器情報表示部１１が表示される。全軸管理部９上にある軸選択プルダウンメニュー１２により、サーボ制御装置３ごとの各軸操作プログラム７を選択・実行し、各軸操作部１０からパラメータ設定などの操作を行うことができる。
また、サーボ機器情報表示部１１には転送プログラムと同時に転送された機器情報、たとえば軸番号などが表示され、全軸管理部９で選択したサーボ制御装置が、ネットワークに接続されている多数のサーボ制御装置のうち、どのサーボ制御装置について表示しているかを判別することができる。

本発明を示すシステム構成図本発明の実施例のサーボ制御装置の詳細図本発明の実施例のＰＣ画面例の詳細図

符号の説明

１ＰＣ機器
２ネットワークケーブル
３サーボ制御装置
４モータ
５転送プログラム格納部
６全軸管理プログラム
７各軸操作プログラム
８ＰＣ画面
９全軸管理部
１０各軸操作部
１１サーボ制御装置情報表示部
１２軸選択プルダウンメニュー
１３ＷＥＢブラウザ

Claims

通信機能を備え、ＰＣ機器からネットワーク介して遠隔操作するサーボ制御装置において、
前記ＰＣ機器で実行可能なプログラムを前記サーボ制御装置内部に保持した不揮発性メモリを備え、
前記プログラムが前記ネットワークに接続された全サーボ制御装置端末を管理する管理用プログラムと前記サーボ制御装置の一端末を操作する操作用プログラムとから構成され、
前記プログラムを前記サーボ制御装置から前記ＰＣ機器へ自動的に転送させることを特徴とするサーボ制御装置。
前記管理用プログラムが複数の前記サーボ制御装置端末から前記ＰＣ機器に転送されたとき、前記ＰＣ機器に集まった前記管理用プログラムのうちの一つを自動的に実行し、複数の前記サーボ制御装置から転送された前記操作用プログラムそれぞれを管理することを特徴とする請求項１記載のサーボ制御装置。
前記不揮発性メモリ内に保持する前記プログラムが前記ＰＣ機器へ自動的に転送される際に、サーボ制御装置の機器情報を自動的に付加して前記PC機器に転送することを特徴とする請求項１記載のサーボ制御装置。
前記ＰＣ機器１にインストールされている汎用のＷＥＢブラウザへ全軸管理部、各軸操作部、サーボ機器情報表示部を表示し、前記全軸管理部上にある軸選択プルダウンメニューにより、サーボ機器ごとの各軸操作プログラムを選択・実行する請求項１記載のサーボ制御装置。