JP2006056303A - 車両の盗難防止装置 - Google Patents

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Hiroshi Hasegawa
洋 長谷川
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Abstract

【課題】 車両の盗難を防止するためのパスワードを入力することなく、駐車場内における車両の移動などのように、短距離または短時間の車両の移動を可能にする車両の盗難防止装置を実現する。
【解決手段】 一般道路を走行するための通常走行モードと、駐車場内を移動するためには必要充分ではあるが一般道路を走行することは困難な出力制限モードとを設定し、エンジンの始動から運転者の認証に成功するまでの期間は、出力制限モードとする。さらに、出力制限モードが所定の時間以上継続する場合には、エンジンを停止させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、バス、トラックなどの商用の大型車両に利用するに適する。特に、車両の盗難防止技術に関する。
車両の盗難を防止するために、運転者がパスワードを入力することにより運転者の認証を行う装置がある(例えば、特許文献1参照)。このような装置が搭載された車両では、運転者の認証に成功しない限り、エンジンの始動を不可能にしたり、エンジンが始動したとしても正常な走行を不可能にする。
また、例えば、特許文献2では、設定時間外では建設機械の走行または作業を不可能にする装置が開示されている。
特開2003−97338号公報 特開2003−194017号公報
従来の車両の盗難を防止するための装置は、運転者の認証に成功しない限り、エンジン始動を不可能にしたり、正常な走行を不可能にするというものである。
しかし、バスやトラックなどの商用車の利用形態を考えてみると、1台の車両に対して専属に運転業務を担当する運転者の他に、車両の整備を担当する作業者や、終業時に駐車場内における車両の配置を整理する作業者など、様々な作業者が車両の移動に関わるケースが多い。また、一般的に、車両の整備を担当する作業者や、車両の配置を整理する作業者は、一人の作業者が多数の車両を受け持っている。
このようなケースでは、専属の運転者以外の当該車両に関わる作業者が、自己が受け持つ全車両のパスワードを記憶することは困難であるため、各車両のパスワードを記録したメモを閲覧するなどの方法により、パスワードを把握する必要がある。しかし、本来、パスワードは専属の運転者以外の者が知り得るような利用形態をとるべきものではなく、ましてや、各車両のパスワードを記録したメモなどを作成すべきものではない。
また、特許文献2では、建設機械において、パスワードを用いずに設定時間外では走行または作業を不可能にして盗難防止を図る技術が開示されている。しかし、この技術もバスやトラックなどのように、昼夜を問わず運行する車両に対しては適用困難である。
本発明は、このような背景に行われたものであって、車両の盗難を防止するためのパスワードを入力することなく、駐車場内における車両の移動などのように、短距離または短時間の車両の移動を可能にすることができる車両の盗難防止装置を提供することを目的とする。
本発明は、一般道路を走行するための通常走行モードと、例えば、駐車場内を移動するためには必要充分ではあるが一般道路を走行することは困難な出力制限モードとを設定し、エンジンの始動から運転者の認証に成功するまでの期間は、出力制限モードとすることを特徴とする。
これにより、車両を盗もうと企てる者がパスワードを入力せずにエンジンを始動させても、常識的に盗難に成功することは到底不可能である車速とすることができる。
さらに、出力制限モードが所定の時間以上継続する場合には、エンジンを停止させることができる。これにより、駐車場内の車両の移動という観点からみて、明らかに不自然な時間にわたり出力制限モードが継続する場合には、エンジンを停止させることにより、車両を盗もうと企てる者が盗難に成功する確率をきわめて低くすることができる。
すなわち、本発明の車両盗難防止装置は、エンジンの出力を制限する手段と、運転者を認証する手段とを備え、前記制限する手段は、エンジン始動からこの認証する手段が運転者の認証に成功するまでの期間は、前記エンジンの出力を制限し続ける手段を備える。
さらに、前記制限し続ける手段による制限継続時間が所定の時間を越えたときには前記エンジンを停止させる手段を備えることができる。
本発明によれば、車両の盗難を防止するためのパスワードを入力することなく、駐車場内における車両の移動などのように、短距離または短時間の車両の移動を可能にすることができる車両の盗難防止装置を実現することができる。
本発明実施例の車両の盗難防止装置を図1および図2を参照して説明する。図1は本実施例の盗難防止装置の全体構成図である。図2は本実施例の盗難防止装置の動作を示すフローチャートである。
本実施例の盗難防止装置は、図1に示すように、ECU6に出力制限信号を送出することによりエンジン7の出力を制限する出力制限制御部4と、運転者を認証する認証部2とを備え、出力制限制御部4は、エンジン7の始動からこの認証部2が運転者の認証に成功するまでの期間は、エンジン7の出力を制限し続ける手段を備える。
出力制限制御部4は、前記出力制限信号の送出による制限継続時間が所定の時間を越えたときにはECU6に指示を送出してエンジン7を停止させる手段を備える。
次に、本実施例の盗難防止装置の動作を図2を参照して説明する。本実施例の盗難防止装置は、キースイッチがONになると(S1)、パスワードの入力如何に関わらず、とりあえずエンジンが始動する(S2)。ここで、盗難防止モードであり(S3)、パスワードが入力されると(S4)、そのパスワードが正しいか否かが判断され(S5)、正しければそのまま通常走行モードに移行する(S6)。エンジン停止によって通常走行モードはリセットされる(S7)。
また、入力されたパスワードが誤っている場合は(S5)、N回まで再入力を受け付ける(S8)。N回は、例えば、3回程度とする。ここで、N回の再入力を行っても未だパスワードが誤っている場合には(S9)、不審者によるパスワードの入力であると判断できるので、警報モードに移行する(S10)。警報モードでは、警報発出部5から警報を発出する。この警報は、警報解除まで継続する(S11)。この警報解除は、例えば、正しいパスワードの入力によって行われる。
また、盗難防止モードであっても(S3)、パスワードが入力されないときには(S4)、出力制限モードに移行する(S12)。出力制限モードでは、出力制限制御部4が出力制限信号をECU6に対して送出する。
ECU6は、出力制限信号を出力制限制御部4から受け取ると、燃料の噴射量を制限することによりエンジン7の出力を制限する。これにより、車両は、例えば、時速5km以下でしか走行できないように制限される。
したがって、車両の整備を担当する作業者や、終業時に駐車場内における車両の配置を整理する作業者などは、盗難防止モードであってもパスワードの入力を必要とせず、これら作業者が作業を行うために必要充分な車両の移動を可能にする。
このような出力制限モードでは、常識的に考えて、車両の盗難は困難であるが、さらに、出力制限モードが所定時間以上継続した場合には(S13)、エンジンを停止させる(S14)。この所定時間は、例えば、30秒間である。これにより、車両の盗難をさらに難しくすることができる。
本発明によれば、車両の盗難を防止するためのパスワードを入力することなく、駐車場内における車両の移動などのように、短距離または短時間の車両の移動を可能にすることができる車両の盗難防止装置を実現できるので、車両の利用者の利便性を向上させることができる。
本実施例の盗難防止装置の全体構成図。 本実施例の盗難防止装置の動作を示すフローチャート。
符号の説明
1 パスワード入力部
2 認証部
3 パスワード記憶部
4 出力制限制御部
5 警報発出部
6 ECU
7 エンジン

Claims (2)

  1. エンジンの出力を制限する手段と、
    運転者を認証する手段と
    を備え、
    前記制限する手段は、エンジン始動からこの認証する手段が運転者の認証に成功するまでの期間は、前記エンジンの出力を制限し続ける手段を備えた
    車両の盗難防止装置。
  2. 前記制限し続ける手段による制限継続時間が所定の時間を越えたときには前記エンジンを停止させる手段を備えた請求項1記載の車両の盗難防止装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007290619A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Yanmar Co Ltd 車両及び作業機
JP2017001615A (ja) * 2015-06-15 2017-01-05 トヨタ自動車株式会社 認証装置、認証システムおよび認証方法
CN113246909A (zh) * 2020-02-07 2021-08-13 丰田自动车株式会社 车辆

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