JP2006055573A - 社交ダンスシューズ - Google Patents

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和洋 古谷
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Abstract

【課題】本発明が解決しようとする課題は、社交ダンス用シューズにおいて、靴底表皮として張られているバックスキン等の張替えを容易にすることである。
【解決手段】社交ダンス用シューズにおいて、靴底の一部にバックスキン等の柔軟な靴底表皮がマジックファスナー(登録商標)、マジックテープ(登録商標)などの面ファスナーを利用して装着していることを特徴としている。
【選択図】図1

Description

この発明は、靴底の表皮を容易に装着脱可能にした社交ダンス用のシューズに関するものである。
社交ダンス用のシューズは、滑りにくく、ダンスフロアを傷つけないように、靴底表層部がバックスキン等のような柔らかい靴底表皮でできているため、滑りにくい分だけ靴底表層部が磨耗し易く耐久性がない。そして靴底表層部には滑り止めの効果を上げるために石灰粉などを使用しているから、滑り止め効果を維持するためには定期的に古く固まった靴底表面の石灰粉などをワイヤーブラシ等で取り除かなければならない。この行為が靴底表層部を構成するバックスキン等靴底表皮の磨耗損傷をさらに加速させてしまっている。
磨耗して破れた靴底の表皮は、接着剤を使って新たなバックスキン等の靴底表皮に張り替える必要があるため、その張替頻度の多いいことが問題になっていた。
本発明が解決しようとする課題は、社交ダンス用シューズにおいて、靴底表皮として張られているパックスキン等の張替えを容易にすることである。
発明を解決するための手段
本発明を解決するための手段としては、靴底の一部にバックスキン等の柔軟な靴底表皮がマジックファスナー(登録商標)、マジックテープ(登録商標)などの面ファスナーを利用して装着していることを特徴とした社交ダンス用シューズを請求項1に提示した。
又、請求項1において、マジックファスナー(登録商標)、マジックテープ(登録商標)などの一対の面ファスナーの一方の面をシューズのヒール部側面に設けることにより、女性用ハイヒールのようにヒール部靴底の面積が小さい場合においても、靴底にバックスキン等の柔軟な靴底表皮をしっかりと装着できる。
発明の効果
請求項1の本発明によれば、社交ダンス用シューズの靴底表皮が靴底にマジックファスナー等の面ファスナーを利用して装着されているので、靴底表皮の交換が簡単に行えるばかりかマジックファスナー等の面ファスナーそのものがクッションの役割も果たすので、ダンスをしている最中の足にかかる衝撃を吸収軽減してくれる効果がある。
請求項2の本発明によれば、社交用のダンスシューズが女性用のハイヒールのようにヒール部の底面積が小さい場合でも、容易にかつしっかりとバックスキン等の柔軟な靴底表皮を靴底に装着できる。
図1は、本発明による社交ダンス用シューズの正面図である。社交ダンス用シューズ1には靴側皮2に固着している靴底3にマジックファスナー4を利用してバックスキン等の靴底表皮5が装着されている。
この実施例ではバックスキン等の靴底表皮5を靴底3の爪先部とヒール部に分離して装着しているが、滑る心配が少なく、ダンスフロアを損傷させる心配が少ない場合等には、爪先部の靴底3にはバックスキンの靴底表皮5を装着しなくてもよい。
図2に示したとおり、マジックファスナー4は、オス側マジックファスナー41とメス側マジックファスナー42の一対で構成されているので、いずれか一方を靴底3に接着剤で固着し、他方はバックスキン等の靴底表皮5に固着する。図2では、オス側マジックファスナー41が靴底3に、メス側マジックファスナー42がバックスキン等の靴底表皮5に固着している。
これによりバックスキン等の靴底表皮5は必要によりマジックファスナー4において靴底3から手で簡単に分離できる。
本発明に用いられる靴底表皮材は、バックスキンのほか、羊皮、馬皮、牛皮などの柔軟な皮材でもよい。
また、面ファスナーには、市販されているマジックテープ(登録商標)やマジックファスナー(登録商標)などで充分である。
実施形態の効果
上記実施例の本発明ではバックスキン等の靴底表皮5が靴底3から容易に分離できるので、磨耗して破れたバックスキン等の靴底表皮5を新しいものと簡単に交換できる。そればかりでなくマジックファスナー4は毛状の樹脂で接着面が構成されているので、靴底3に装着した場合にはシューズに体重を掛けたときにクッションの働きをするので、足に過度の負担がかからない利点がある。
他の実施形態
図3および図4は、図1に示したような社交用のダンスシューズにおいて、靴底3のヒール部分31の高さが高く、ヒール部31の側面に一対のマジックファスナーの一方の面が固着できる場合において、バックスキンの靴底表皮5を装着した実施例を説明する図である。
図3は、4個の面ファスナーの各々一方のオス側マジックファスナー41を固着した十字形状のバックスキン等の靴底表皮5のほぼ中央部上に、4個の面ファスナーの各々他方のメス側マジックファスナー42をヒール部31の側面に固着した状態で、ヒール部31がその底面で載った状態を示している。
前記バックスキン等の靴底表皮5の形状は十字形状に限られるものではなく、バックスキン等の靴底表皮5でヒール部31の底面からヒール部31の側面にかけて覆うときにバックスキン等の靴底表皮5同士で重ならないよう放射状に適当なスリットが入った形状が好ましい。
図4は,図3のAA断面図である。
図3および図4に示す状態からバックススキン等の靴底表皮5のオス側マジックファスナー41が固着している部分を図3に示した矢印の方向に曲げて、ヒール部31の側面に固着しているメス側マジックファスナー42に接続させるとヒール部31の底面がバックスキン等の靴底表皮5で覆われた状態でしっかりと装着できる。
この実施例は、女性用ハイヒールのダンスシューズのようにヒール部底面の面積が小さく、バックスキン等の靴底表皮を、ヒール部底面に面ファスナーを介して装着してもすぐに剥離してしまうようなケースに好適である
は、社交ダンス用シューズの正面図 は、社交ダンス用シューズの靴底3にバックスキン等の靴底表皮5がマジックファスナー4を介して装着する前の状態を示す断面図 は、ダンスシューズのヒール部31底面をバックスキン等の靴底表皮5のほぼ中央部に上に載せた状態を示した立面図。 は、図3のAA断面図。
符号の説明
1…社交ダンス用シューズ、2…靴側皮、3…靴底、4…マジックファスナー、5…バックスキン等の靴底表皮、31…ヒール部、41…オス側マジックファスナー、42…メス側マジックファスナー

Claims (2)

  1. 靴底の一部にバックスキン等の柔軟な靴底表皮が面ファスナーを利用して装着していることを特徴とした社交用ダンスシューズ。
  2. 一対の面ファスナーの一方の面がシューズのヒール部側面に設けられていることを特徴とした請求項1記載の社交用ダンスシューズ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101778534B1 (ko) 2016-11-28 2017-09-15 이경노 댄스스포츠 신발 및 이의 제조방법
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