JP2006053900A - 航空機用の自動販売機 - Google Patents

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【課題】 航空機内での改善された製品の分配方法を提供する。
【解決手段】 現在、商用航空機では、食事と飲み物は、普通、搭乗している乗務員によってトレイに乗せて配給され、それらは手押し車によってそれぞれの座席の列へと運ばれる。本出願はマガジンと選択装置を有する自動販売機を開示する。このマガジンは、複数の製品を収容するかまたは貯蔵するよう構成される。製品の分配は選択装置を作動させることによって引き起こすことが可能である。そのような自動販売機は、乗客がそれぞれの食事または飲み物、ならびにその飲食時間を選ぶことを可能にする。加えて、本発明による自動販売機は機内作業を簡素化することが可能であり、それにより要員コストを削減できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は航空機内での製品の分配に関する。特に本発明は、航空機用の自動販売機、自動販売機を備えた航空機、および商用航空機での対応する自動販売機の利用に関する。
現代の航空機では、乗客は乗務員によってのみサービスが提供される。客室乗務員は乗客に食事および飲み物をトレイに乗せて供給し、それらは手押し車の助けによってそれぞれの座席の列へと運ばれる。これらの食事は機内調理室もしくは機内の料理場で用意されるか加熱され、組み合わされる。乗務員は離陸直後にサービスの準備を開始し、適切であれば航空機がまだ上昇している間に重い手押し車を乗客に届ける必要がある。このサービスの考え方は高い経費と乗客にとっての自由度の欠如を伴う。なぜなら、各々の乗客は乗務員によって直接サービス提供されることに頼るからである。
例えば乗務員の作業負荷を削減するため、および乗客の自由度を高めるために航空機内での製品の改善された分配法を提供することが本発明の目的である。
本発明の代表的実施形態によると、マガジンと選択装置を有する航空機用の自動販売機が提供される。このマガジンは複数の製品を貯蔵、保存、または収容するように構成することが可能である。製品の分配は選択装置を作動させることによって引き起こすことが可能である。
本発明による自動販売機は乗客への大幅に自動化されたサービスを可能にし、それにより個々の乗務員は解放される。これは、対応するコスト節約を達成するために乗務員の数を削減することが可能となることを意味する。
個々の製品は、例えば菓子、飲み物、またはその他の品物とすることが可能であり、選択装置を作動させる(または触れる)ことによってマガジンから取り出すことが可能である。これは乗客が必要に応じて食事もしくは他の製品を得ることを可能にし、それにより、乗客の利便性と快適性を同時に改善することが可能となる。付け加えると、乗客は自動販売機まで歩かなければならないので航空機の中を動き回る気にさせられる。自動販売機を導入することが可能なセルフサービスの範囲はまた、乗客の娯楽と気晴らしに貢献する交際の場として役立てることも可能である。
本発明の別の実施形態によると、この自動販売機は分配領域と機械式の製品移送体を有し、多数の製品のうちの第1の製品を製品移送体によってマガジンから分配領域へと徐々に移送することが可能である。製品移送体は、特に、製品がそれらのそれぞれの位置および何らかの振動に関係なく安全に分配領域へと移送されることが可能となるように実現することが可能である。都合のよいことに、これは高度および乱気流に関係なく信頼性のある動作を保証する。
例えば携帯型容器を含むことが可能である製品移送体による製品の優しく慎重な移送に起因して、自動販売機には、損傷を伴わずには不注意な分配処理を乗り切れないであろう製品が装填されることもやはり可能である。言い換えると、本発明による自動販売機は多数の異なった製品、例えば壊れ易い容器内のデリケートな食べ物または飲み物に使用するのに適している。
本発明の別の実施形態によると、このマガジンは本質的にいかなる器具もしくは工具も用いずに交換が可能であり、それにより、飛行中に自動販売機の中に新たな製品を装填することが可能である。
これは製品が絶えず補充され得ること、および著しく高い乗客の需要さえも満たし得ることを保証する。本発明のこの実施形態によると、特殊な工具を必要とせずにマガジンを容易に交換することが可能である。その結果、搭乗している乗務員がそれぞれの製品を容易に補充することが可能である。
本発明の別の実施形態によると、マガジンのサイズは第1の製品がマガジンから落ちるのが阻止されるよう第1の製品のサイズに対応する。言い換えると、マガジンは複数の区画を有し、その寸法はそれぞれの区画に貯蔵されるそれぞれの製品の寸法に概して対応する。この点で寸法は、それぞれの区画の高さ、長さ、幅、あるいは断面形状に関係することが可能である。
マガジンの内側(マガジン全体またはそれぞれの区画)の高さと幅は、第1の製品が本質的に上方または側方に移動不可能になるように第1の製品のサイズに合わせることが可能である。第1の製品が最上部および側部に向かって固定されるので、第1の製品が一方向にのみ、すなわち分配のために前方または後方にのみ動かされ得ることを保証可能である。
本発明の別の代表的実施形態によると、マガジンは回転可能なように支持された螺旋状コンベヤを有し、第1の製品を回転する螺旋状コンベヤによってマガジンの外に移送することが可能である。
この螺旋状コンベヤは製品をそれに対応する位置に固定するための単純で効果的な手段を表す。この例では、螺旋状コンベヤは本質的に製品を前方および後方に向かって固定するのに役立ち、中に含まれる製品のサイズへのマガジン内側の寸法の適合化は結果として製品が横方向および縦方向で固定されることにつながる。回転する螺旋状コンベヤは第1の製品を前方に移送し、マガジンの外に押し出すことにもやはり役立ち、それにより、第1の製品をその後、分配領域から取り出すことが可能となる。
本発明の別の実施形態によると、この自動販売機は螺旋状コンベヤを回転させるためのモータも有する。
このモータは螺旋状コンベヤの自動運転を実現することを可能にし得る、すなわち螺旋状コンベヤは手動で操作される必要はない。
本発明の別の代表的実施形態によると、この自動販売機は分配領域をモニタするためのセンサも有する。このセンサは、例えば、製品が分配される前に分配領域が障害物を持たないこと、または製品がそれぞれの乗客によって実際に分配領域から取り出されたことを保証するのに役立つ。
本発明の別の代表的実施形態によると、選択装置はマガジン内のそれぞれの製品を選ぶためのタッチスクリーンを有する。
例えば、これはマガジン内の製品の簡単でユーザに親切な選択を可能にするであろう。このスクリーンはまた、例えば自動販売機に含まれる製品に関する総合的な情報を表示することも可能にし得る。それぞれの乗客による、自由度があって個々に調節可能な選択は、タッチスクリーンもしくはセンサスクリーンの形態の選択装置の構成により達成可能である。
本発明の別の実施形態によると、この自動販売機は支払いユニットを有し、この支払ユニットは、クレジットカード、バリューチップ、現金、使い切りスワイプカード(swipecard)、および搭乗券からなるグループから支払い手段を受けるように設計される。
これは各々の乗客が、個々に選択された製品に対応する額を請求されることを可能にし得る。チャージ可能であるかまたは飛行前に一定の額が予めチャージされた使い切りスワイプカードは特に自由度があって効果的な支払手段を代表する。
また、本発明の別の実施形態によると、客室を有する航空機が提供される。この客室は、セルフサービス領域として構成されかつ1台または複数台の自動販売機を備えることが可能な領域を有する。自動販売機の近辺には、購入した製品を乗客がすぐに飲食することを可能にし得る座席もしくはバンクを設けることが可能である。このため乗客は周囲の椅子もしくはバンクに座ることができる。
本発明のその他の目的、実施形態、および利点を以下で説明する。
本発明の代表的実施形態について図面を参照しながら以下でさらに詳しく説明する。
以下の図の説明では、同一もしくは類似の要素は同じ参照番号で識別される。
図1は本発明による自動販売機の第1の実施形態の概略を示している。図1によると、自動販売機1は前部領域3および後部領域2を有する。自動販売機1はまた、対応する製品を装填可能な3つのマガジン4,5,6ならびにその動作が選択された製品の分配のきっかけとなる選択装置13も有する。自動販売機1はまた、前部領域3の前側に一体化される分配領域10、ならびにガイドレール7,8,9に沿って動かされることが可能な機械式の製品移送体11も有する。
自動販売機1は、電源端子12によって航空機に搭載されたエネルギー供給源に接続される。
図1に例示された本発明による自動販売機は、例えば航空機の室内で食事および飲み物を分配するための自動販売機の形態で構成されることが可能であり、それにより搭乗している乗務員の作業負荷が大幅に軽減される。本発明によるそのようなセルフサービス領域は乗客各々がそれぞれの食べ物または飲み物を選ぶことだけでなく、その飲食の時間を選ぶことも可能にする。
従来の航空機では、エコノミークラスのサービスは飛行の長さに応じて決まる1〜3回の固定のサイクルに限られる。その他の食事または菓子は出されず、それぞれのサイクルに配給される食事は要求に応じて出されるわけではない。本発明によると、自動販売機が製品の大幅に自動化された分配を可能にし、それによりサービス要員は解放される。付け加えると、例えば菓子のような食べ物および飲み物は必要に応じて乗客が自由に入手可能である。これは個々の乗客にとって彼らの要求を直接考慮に入れることによって利便性を改善するだけでなく、乗務員の作業負荷も軽減する。その結果、例えば客室の設計に応じて乗務員の数を削減することが可能であろう。
上述したように自動販売機1は後部領域2を有し、それが多様なマガジン4,5,6を収容または保持するために役立つ。当然ながら、この自動販売機は3つのマガジン4,5,6の一体化に限定されない。この実施形態の変形例によると、それぞれのマガジンには1つまたは複数の区画を設けることが可能であり、それらはマガジン全体として、例えば寸法、形状、材料、または衛生的必要条件に関して、貯蔵されるそれぞれの製品に適合させることが可能である。
逆に、様々な形状とサイズの多数の他のマガジン(図1に示されない)を収容することも考えられる。個々のマガジン4,5,6は、飛行中に自動販売機1の便利で迅速かつ簡単な装填をやはり保証するために例えば後方からシステムの中に挿入することが可能である。個々のマガジンのこの迅速で簡単な交換は、絶えず製品を、すなわち著しく高い需要の製品をも補充することを可能にする。供給と需要に応じて、個々のマガジンは他の製品を含むマガジンと入れ換えることもやはり可能である。
個々のマガジンは本質的に、いかなる器具もしくは工具も用いずに交換することが可能であり、それにより飛行中に自動販売機1に、訓練されていない要員によって新たな製品を装填することがやはり可能となる。例えば、この目的のために、現代の調理室で使用される慣用的なスライドおよびロック用システムが考えられる。
当然ながら、例えば最上部または側部から自動販売機1に装填することもやはり考えられるであろう。
個々のマガジン4,5,6の寸法は中に収容される製品のサイズに対応することが有利である。本発明の一実施形態によると、マガジン4,5,6の寸法は中に入れられる製品(図1に示されない)がX方向とY方向(矢印14,15で示される)に自由度を有さないように選択される。このことは、それぞれの製品が、対応する駆動部(図1に示されない)が作動した際、Z方向16にしか移動できないことを意味する。製品は、特にマガジン4,5,6のX方向14とY方向15の限られた寸法のためにマガジンから落ちることが効果的に阻止される。
自動販売機1は、限られた調理場領域ではなく客室に一体化されるか、あるいは従来式の調理場に付随する形態で導入することが可能である。こうして得られるセルフサービス領域はまた、乗客が出会って談話する交際の場すなわち「社交ポイント」の性格も有する。これは乗客の楽しみとくつろぎに決定的に貢献する。
特別に適合された寸法を備えたマガジン4,5,6に加えて、本システムは機械式の製品移送体11を有し、それは航空機が傾いている間または乱気流にさらされている間でもやはり完全に機能性を維持する。螺旋体の助けにより製品はマガジン4,5,6の中で互いの背後に配列される(図1に示されない)。例えば、対応する螺旋体はマガジンの後壁に回転可能なように支持され、その端部は自動販売機内に配置されたモータ(図1に示されない)へと接続される。螺旋状コンベヤをモータによる回転で設定することが可能であり、それにより回転する螺旋状コンベヤが製品をそれぞれのマガジン4,5,6の外に移送する。
中に含まれる製品に対する個々のマガジン寸法の適合化に起因して、航空機が乱気流に遭遇した場合に、製品がマガジンから落ちることが阻止される。機械式の製品移送体11はガイドレール7,8,9に連結され、それらに沿って移動することが可能である。この点で、様々な駆動部および機構、例えばチェーン駆動またはピニオン駆動を考えることができる。これらの機構ならびにそれらに対応するガイドレールは従来よく知られており、したがって詳しくは説明しない。
本発明による「エレベータ原理」は製品の極めて慎重な移送を可能にし、その結果、特にフルーツならびにサンドイッチ、サラダなどに使用することにやはり適している。
自動販売機1の前部領域3は分配領域10も有する。マガジン4,5,6から出て製品移送体11によって受け取られた製品は、製品移送体11によって分配領域10へと丁重に移送することが可能である。この場合、分配領域10は例えば前部領域3の前面板に一体化されたフラップの形で実現される。例えば、このフラップは製品移送体11よりも小さい外周を有し、それにより、利用者は製品移送体11内に手を伸ばすことだけが可能となる。分配領域10はまた、機械式の製品移送体11が分配領域10内に置かれると例えば電子式に起動させられることが可能な対応するロック機構(図1に示されない)も備える。
当然ながら、分配領域10の方向へと移動中に機械式の製品移送体11がロック開放機構を機械的に作動させ、フラップ10を側方へ押しやり、それにより、続いてそれぞれの乗客は選択された製品を取り出すために製品移送体11内へ手を伸ばすことが可能となる。
図2は図1による自動販売機のためのマガジンならびにそれに対応するモータの概略を示している。図2によると、マガジン4は側板22,24、底板23、および後面板29を含むハウジングを有する。マガジン4はまた、ヒンジ(図2に示されない)に支持され、かつマガジン4を装填するために開かれることが可能な蓋板21も有する。その後、蓋板21は閉じられ、マガジンは図1に示された自動販売機1の後部領域2内に挿入されることが可能である。マガジン4はまた、後面板29に回転可能なように支持される螺旋状コンベヤ25も有する。対応する製品は螺旋状コンベヤ25のターンの間に収容され、いったん螺旋状コンベヤが回転に関してセットされるとその長手方向軸線に沿ってZ方向(図1の参照記号16参照)に変位させることが可能である。
製品は例えば菓子のような食べ物または飲み物だけでなく多くの他の製品、例えば玩具、化粧品、高級品、または他の消費物資を含むことも可能である。
選択装置(図1の参照記号13)を用いて乗客が所望の製品を選択して支払いをすると、その後、選択された製品を含むそれぞれのマガジンの前で機械式製品移送体(図1の参照記号11)が動く。引き続いて、製品が製品移送体11の中に落下するまで、このマガジン4の螺旋体25が回される。例えば、螺旋体25の回転はモータ26の助けを借りて実現され、このモータは例えば自動販売機1の後部領域2の後壁(図1参照)に配置される。
モータ26は、例えば電動モータとすることが可能であり、それは対応するデータ回線を介して電子式に制御される。モータ26のシャフトには、例えば、螺旋体25の端部に配置された対応する相手部材28と係合する連結機構27が設けられる。
モータ26は、例えば自動販売機1の後部領域2の後壁のある区画に配置することが可能であり、対応するヒンジ構造によって開放可能である。後壁の開放はモータ26のシャフトが螺旋状コンベヤ25から離れる原因となり、それによりマガジン4を自動販売機から取り出すことが可能となる。後壁が再び閉じられた後、モータ26は螺旋状コンベヤ25に再接続されて螺旋体25を駆動することができる。
当然ながら、この自動販売機は対応するマガジン4が選択されるとその後、螺旋状コンベヤが利用者によって手動で操作されるような様式で実現することもやはり可能であり、利用者は製品のために支払い、自動販売機は電子的に解放される。
製品がマガジン4から製品移送体11内へと落下した後、図1に示されるように製品移送体11はレール7,8,9に沿って分配領域10に向けて移動する。ここで利用者は選択した製品を取り出すことができる。その後、製品移送体は中立位置へと移動して、自動販売機は次の顧客のための準備が整う。
図3は図1による自動販売機のための分配領域3の概略を示している。図3は、分配領域3が側方の表面に凹部33,34を備えた容器形状の構造を有することを示している。センサ31,32は、例えば利用者の手のような何らかの物体が分配領域に置かれていないかどうかをチェックするために分配領域の前に配置される。センサ31,32は所望の製品が取り出されたか否かをチェックすることもできる。
センサ31,32は、例えば光センサまたはホールセンサの形で実現される。様々な他のセンサ、例えば機械式センサもしくはカメラを利用することも考えられる。対応するセンサを図3に示す以外の様々な場所に配置することも可能である。
自動販売機1は図1による選択装置13で操作され、それは例えばタッチスクリーンを有し、利用者が所望の製品を選ぶことを可能にする。支払いは、例えば使い切りのスワイプカード、クレジットカード、バリューチップ、現金、または搭乗券によって払われる。支払いのそれぞれの手段は、例えば選択装置13に一体化される支払いユニットに挿入可能である。
本発明によると、この自動販売機は機内サービスの一部分を補完するかまたは代替さえする。乗客はいつでも菓子および飲み物を得ることが可能である。削減される作業負荷に起因して乗務員を一人削減することが可能であり、したがってコストを下げることが可能であると推定される。セルフサービスの自動販売機は、乗客が「必要に応じて」食事を得ることを可能にし、それにより乗客の利便性と快適性が高められる。乗客は自動販売機まで歩くことを余儀なくされるので血栓症の危険性が同時に低下される。付け加えると、セルフサービス領域の周囲に交際の場が作り出され、航空会社は自動販売機によって自社を競争相手から差別化し、販売目的に関して積極的な特徴を利用することが可能となる。
本発明の具現化は図示された好ましい実施形態に限定されない。逆に、基本的に異なる構成を備えた実施形態に関して、上記解決策および本発明の原理を利用する数多くの変形例を実現することが考えられるであろう。
最後に、「具備する」という用語が他の要素または工程を排除しないこと、および「1つの」または「ある」という用語が複数を排除しないことを理解すべきである。上述の実施形態のうちの1つと結び付けて開示された特徴または工程を、他の上述の実施形態と結び付けて開示された他の特徴または工程と組み合わせて利用することもやはり可能であることもまた理解すべきである。請求項で使用される参照記号は限定の意味に理解するべきではない。
本発明による自動販売機の第1の代表的実施形態の概略を示す図である。 図1による自動販売機に関して対応するモータを備えたマガジンの概略を示す図である。 図1による自動販売機の分配領域の概略を示す図である。
符号の説明
1 自動販売機
2 後部領域
3 前部領域
4,5,6 マガジン
7,8,9 ガイドレール
10 分配領域
11 機械式製品移送体
12 電源端子
13 選択装置
14 X方向
15 Y方向
16 Z方向
21 蓋板
22,24 側板
25 螺旋状コンベヤ
26 モータ
27 連結機構
28 相手部材
29 後面板
31,32 センサ
33,34 凹部

Claims (11)

  1. 複数の製品のうちの第1の製品を分配するための航空機用の自動販売機であって、
    マガジンと、
    前記複数の製品のうちの前記第1の製品を選択するための選択装置と、
    分配領域と、
    機械式の製品移送体と、を有し、
    前記マガジンは前記複数の製品を収容するためのものであり、
    前記選択装置の作動が前記第1の製品の分配を引き起こし、
    前記マガジン内での第1の製品の初期位置に関係なくかつ振動に関係なく前記製品移送体が前記複数の製品のうちの前記第1の製品を前記マガジンから前記分配領域へと徐々に移送させる自動販売機。
  2. いかなる器具も用いずに前記マガジンを交換可能であり、それにより、飛行中に新たな製品を装填することが可能である請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記マガジンの寸法が前記第1の製品のサイズに対応し、それにより、前記第1の製品が前記マガジンから落ちることが阻止される請求項1または請求項2に記載の自動販売機。
  4. 前記マガジンが螺旋状コンベヤを有し、
    前記螺旋状コンベヤが回転可能に支持され、
    前記第1の製品は、回転する前記螺旋状コンベヤによって前記マガジンから前記分配領域へと移送される請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の自動販売機。
  5. モータをさらに有し、
    前記螺旋状コンベヤを回転させるために前記モータが前記螺旋状コンベヤに接続されている請求項4に記載の自動販売機。
  6. 前記分配領域をモニタするためのセンサをさらに有し、
    前記センサは、前記第1の製品が前記分配領域に置かれているかどうかを判定するように構成された請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の自動販売機。
  7. 前記選択装置がタッチスクリーンを有し、
    前記タッチスクリーンが表面を有し、
    前記タッチスクリーンの前記表面上で対応する領域に触れることによって、前記マガジン内の前記第1の製品を選択可能である請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の自動販売機。
  8. 支払いユニットをさらに有し、
    前記支払いユニットが、使い切りのスワイプカード、クレジットカード、バリューチップ、現金、および搭乗券からなるグループから支払い手段を受け取る請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の自動販売機。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の自動販売機を備えた航空機。
  10. セルフサービス領域を有し、
    前記セルフサービス領域は、請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の自動販売機を収容するよう構成された航空機。
  11. 航空機内での、請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の自動販売機の使用法。
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