JP2006053819A - ベクトル型ポイント評価装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ベクトル型ポイント評価装置3が、回収規則管理手段10、発行規則管理手段20及びポイント管理手段30を備える。ポイント管理手段30が、貢献度情報生成手段31を用いて生成した貢献度情報を発行規則管理手段20へ送信し、ポイント情報を発行規則管理手段20から受信する。そして、利用ポイント情報生成手段32を用いて利用ポイント情報を生成し、回収規則管理手段10へ送信し、利用ポイント評価情報を回収規則管理手段10から受信する。そして、利用ポイント判定手段33を用いて利用ポイント情報を判定し、利用ポイント格納手段34を用いて格納する。
【選択図】図7
Description
ポイントシステムは、店舗が顧客の購買活動に対するロイヤリティを得るために顧客にポイントと呼ばれる価値情報を与え、一定のポイントを貯めた顧客に対してサービスを提供するシステムである。例えば、搭乗距離に応じたポイントに対して割引きを行う航空会社によるマイレージサービス、1ポイントに対して1円の割引きを行う家電量販店によるポイント還元サービス、一定量のポイントを貯めた後にその蓄積量に応じた割引きを行うCDショップによるポイントサービス等がある。また、クレジットカードによるポイントシステムでは、蓄積額によって景品や商品券等を与えるサービスもある。
以下、ポイントシステムの問題について説明する。まず、ポイントシステムでは、マーケティングで必要となる顧客情報を入手しなければならない。様々な店舗は、ポイントシステムの容易性という特性を利用して最初にポイントを自由に発行し、顧客分析で用いるための顧客情報を入手する。これにより、顧客は、様々な店舗においてポイントサービスの提供を受けることになる。そして、ワントゥワンマーケティングとしての特性の結果、店舗は、顧客個々の購買行動を継続的に分析し、優良顧客であるか否かを判断することが必要となる。また、マスマーケティングとしての特性の結果、競合他社が同様のポイントシービスを始めた場合、マスにより顧客を確保するためには他社のポイントと差別化し、顧客のポイントによる効用を最大化する工夫が必要となる。
(a)顧客の維持管理の問題
顧客は、様々な店舗が発行したポイントを維持管理または携帯する必要があり、手間がかかる。
(b)店舗の維持管理の問題
店舗は、個人毎の顧客情報を用いて優良顧客を特定する分析ノウハウや費用が必要となる。
(c)購買頻度の問題
顧客は、ポイントシステムに加入した時にポイントを蓄積する気持ちがあっても、利用頻度が少ない場合はポイントの蓄積に時間がかかる。この場合、店舗は、顧客の消費に合わせた購買頻度を考慮しなければ、その顧客を優良顧客であると判断することは難しい。
(d)還元率競争の問題
競合他社は、他の店舗により販売促進費用を必要とする還元率や景品の差別化がなされたことを容易に観測できるため、還元率の競争に陥る可能性がある。これにより、店舗の利益は下がってしまい、ポイントサービス自体に限界が生じる。
(e)脱退の問題
店舗は、ポイントサービスを停止した場合に、顧客が競合他社へ移ってしまう可能性がある。
これらの問題を解決するために、「ポイント集約法」及び「ポイント交換法」が提案されている。
ポイント集約法は、複数の店舗で利用できる1つの代表的なポイントに集約する方法である。既存のサービスとしては、古くから集客型の店舗(インストア)において、店舗の立地集客環境に合わせて活用されてきた。すなわち、1つのビルに存在する複数の店舗で利用可能なポイントサービスである。最近では、例えば楽天市場(登録商標)の電子商取引サイトによる「楽天スーパーポイント」は、仮想的な空間におけるインストアの共通ポイントであると考えられる。一方、例えばJALやANAの航空会社による「マイレージ」サービスのように、レストランや旅行代理店等がマイレージを発行し、マイレージを利用する顧客が1つのマイレージのみを貯めるものもある。これは、旅行等のあるコンテキストで関係する様々な業種を集約して利用させる戦略である。
ポイント交換法は、様々なポイントを顧客の希望する他のポイントに交換する方法である。これにより、自分の購買行動に合わせて自由にポイントを集約することが可能となる。この方法は、価値情報を他の価値情報に交換する両替ともいえる。前述のポイント集約法と比較すると、ポイント集約法では、顧客が店舗の意図(立地条件やコンテキスト)と合致する場合にのみポイントを集約することが可能であるのに対し、ポイント交換法では、顧客の全くの自由でポイントを集約することが可能である点で相違する。
〔構成の説明〕
本発明に係るベクトル型ポイント評価装置の原理を説明するための第1の構成図を図1に示す。このベクトル型ポイント評価装置1は、回収規則管理手段10を備えている。また、回収規則管理手段10は、回収規則生成手段11、利用ポイント評価手段12及び回収規則格納手段13を備えている。図2は、図1に示したベクトル型ポイント評価装置1が取り扱うポイント情報、利用ポイント情報、及び利用ポイント評価情報の構成を示す図である。ポイント情報は、ポイントを特定する情報であるポイントIDと、そのポイントの量を決定するポイント額情報とから構成される。利用ポイント情報は、複数のポイント情報と、ポイントを回収しリワードを与える際に用いるリワードの種類を特定する情報である利用ポイントIDとから構成される。利用ポイント評価情報は、利用ポイントIDと、利用ポイント情報を評価する際に用いる情報であるポイント評価情報とから構成される。
次に、ベクトル型ポイント評価装置の動作について説明する。説明にあたり、複数の情報X1,X2,・・・,Xnから構成される情報YをY={X1,X2,・・・,Xn}、k番目の要素をXkと記述する。また、ある情報Yを生成する引数Xの関数FをY=F(X)と記述する。
まず、図10を参照して、(a)回収規則生成処理、及び(b)回収規則参照処理について説明する。
(a)回収規則生成処理
図10の上段部に、回収規則生成処理フローを示す。この回収規則生成処理は以下のように実行される。まず、回収規則管理手段10が、回収規則生成手段11を用いて回収規則情報を生成する(ステップS411)。この場合、回収規則情報={利用ポイントID,ポイント評価実行情報}である。そして、回収規則管理手段10が、回収規則格納手段13を用いて回収規則情報を格納する(ステップS412)。
(b)回収規則参照処理
図10の下段部に、回収規則参照処理フローを示す。この回収規則参照処理は以下のように実行される。まず、回収規則管理手段10が、利用ポイント情報を受信し(ステップS413)、回収規則格納手段13を用いて、条件(利用ポイント情報の利用ポイントID=回収規則格納手段13に格納された回収規則情報の利用ポイントID)を満たす回収規則情報を取得する(ステップS414)。また、回収規則管理手段10が、回収規則情報及び利用ポイント情報に基づいて、利用ポイント評価手段12を用いて利用ポイント評価情報を生成する(ステップS415)。ここで、利用ポイント評価情報={利用ポイントID,ポイント評価情報}である。そして、回収規則管理手段10が、ステップ415において生成された利用ポイント評価情報を送信する(ステップS416)。
(c)発行規則生成処理
図11の上段部に、発行規則生成処理フローを示す。この発行規則生成処理は以下のように実行される。まず、発行規則管理手段20が、発行規則生成手段21を用いて発行規則情報を生成する(ステップS421)。この場合、発行規則情報={ポイントID,貢献度評価実行情報}である。そして、発行規則管理手段20が、発行規則格納手段23を用いて発行規則情報を格納する(ステップS422)。
(d)発行規則参照処理
図11の下段部に、発行規則参照処理フローを示す。この発行規則参照処理は以下のように実行される。まず、発行規則管理手段20が、貢献度情報を受信し(ステップS423)、発行規則格納手段23を用いて、条件(貢献度情報のポイントID=発行規則格納手段23に格納された発行規則情報のポイントID)を満たす発行規則情報を取得する(ステップS424)。また、発行規則管理手段20が、発行規則情報及びポイント情報に基づいて、貢献度評価手段22を用いてポイント額情報を生成し(ステップS425)、ポイント情報を生成する(ステップS426)。ここで、ポイント情報={ポイントID,ポイント額情報}である。そして、発行規則管理手段20が、ステップ426において生成されたポイント情報を送信する(ステップS427)。
(e)利用ポイント情報生成処理
この利用ポイント情報生成処理は、以下のように実行される。まず、n=1として、ポイント管理手段30が、貢献度情報生成手段31を用いて貢献度情報を生成する(ステップS431)。この場合、貢献度情報={ポイントID,購買情報}である。そして、ポイント管理手段30が、貢献度情報を発行規則管理手段20へ送信する(ステップS432)。発行規則管理手段20は、貢献度情報を受信すると、前述の(d)発行規則参照処理によりポイント情報を生成し、ポイント管理手段30へ送信する(ステップS433)。ここで、ポイント情報={ポイントID,ポイント額情報}である。ポイント管理手段30がポイント情報を受信する(ステップS434)。ここで、Wn=貢献度情報、Pn=ポイント情報、n=n+1として(ステップS435)、ポイントを利用ポイント情報に追加する場合、ステップ431へ移行する(ステップS436)。ポイント管理手段30が、ポイント情報{P1,P2,・・・,Pn}に基づいて、利用ポイント情報生成手段32を用いて利用ポイント情報を生成する(ステップS437)。ここで、利用ポイント情報={{P1,P2,・・・,Pn},利用ポイントID}である。そして、ポイント管理手段30が、利用ポイント情報を回収規則管理手段10へ送信する(ステップS438)。回収規則管理手段10は、利用ポイント情報を受信すると、前述の(b)回収規則参照処理により利用ポイント評価情報を生成し、ポイント管理手段30へ送信する(ステップS439)。ここで、利用ポイント情報={利用ポイントID,ポイント評価情報}である。ポイント管理手段30が利用ポイント情報を受信する(ステップS440)。そして、ポイント管理手段30が、貢献度情報{W1,・・・,Wn}、利用ポイント情報及び利用ポイント評価情報に基づいて、利用ポイント判定手段33を用いて最適となる利用ポイント情報を特定する(ステップS441)。ポイント管理手段30が、利用ポイント判定手段33により特定された利用ポイント情報を、利用ポイント格納手段34を用いて格納する(ステップS442)。
まず、既存のポイント流通システムの例について説明する。このポイント流通システムは、ポイント発行者I、ポイント利用者U及びポイント回収者Cとの間でポイント情報を流通させるシステムである。以下の(1)〜(5)がその流通フローである。
(1)ポイント発行者Iまたはポイント回収者Cは、ポイント利用者Uにポイントカードを発行する。
(2)ポイント利用者Uは、ポイント発行者Iに対して購買に伴う支払い等の何らかの貢献行為を行う。
(3)ポイント発行者Iは、ポイント利用者Uに対して貢献行為の大きさに応じたポイントPを発行する。
(4)ポイント利用者Uは、この貢献行為を繰り返し、定められた量のポイントPを蓄積する。
(5)ポイント利用者Uは、蓄積したポイントPをポイント回収者Cに提示し、ポイント回収者Cからポイントのリワードを得る。
このような既存のポイント流通システムでは、ポイントを組み合わせて利用することはなかった。本ベクトル型ポイント評価システムは、既存のポイント流通システムを複数組み合わせて利用することを可能とするシステムである。以下、既存のポイント流通システムと組み合わせて用いるベクトル型ポイント評価システムの実施例について説明する。このベクトル型ポイント評価システムの代表的な実施例として、以下の2つの例を示す。
第1及び第2の実施例のシステム構成について説明する。
図13に、ベクトル型ポイント評価システムにおける第1の実施例のシステム構成を示す。このベクトル型ポイント評価システムは、本発明に係るベクトル型ポイント評価装置1と、それを利用するポイント運用者Mと、複数のポイント利用者Uと、ポイント情報の蓄積媒体であるポイントカードとから構成される。ベクトル型ポイント評価装置1は、回収規則管理手段10を備えている。図14に、ベクトル型ポイント評価システムにおける第2の実施例のシステム構成を示す。このベクトル型ポイント評価システムは、本発明に係るベクトル型ポイント評価装置3と、それを利用するポイント利用者Uと、ポイント発行者Iと、ポイント回収者Cと、ポイント情報の蓄積媒体であるポイントカードとから構成される。ベクトル型ポイント評価装置3は、第1の実施例の構成で示した回収規則管理手段10に加えて、発行規則管理手段20及びポイント管理手段30を備えている。ポイントカードPは、マルチポイントカードを用いており、1枚のカードに複数のポイントを格納する。
次に、図13に示した第1の実施例の動作について説明する。このベクトル型ポイント評価システムによる処理は、(1)回収規則投入フロー、(2)ポイント流通フロー、及び、(3)ポイント回収フローから構成される。回収規則投入フローでは、ポイント運用者Mの要求により回収規則生成処理が行われ、回収規則情報Lcが設定される。ポイント流通フローでは、ポイント利用者Uがポイント流通を行い、ポイント情報を蓄積する。ここで、ポイント利用者Uにより蓄積されたポイント情報から構成される利用ポイント情報をGcとする。ポイント回収フローでは、ポイント運用者Mの要求により回収規則参照処理が行われ、リワードが計算され、ポイント運用者Mからポイント利用者Uにリワードが与えられる。
集合ψ={EL5,EL8}
|EL5−EL0|=|10−10|+|10−20|+|5−5|+|5−5|=10
|EL8−EL0|=|10−10|+|20−20|+|5−5|+|5−5|=0
より、評価額G(EL0)=300となる(EL8の欄を参照)。図21に、この場合に用いられる利用ポイント情報の例を示す。また、図22に、利用ポイント評価手段12がその応答として生成する利用ポイント評価情報Rcの例を示す。
次に、図14に示した第2の実施例の動作について説明する。このベクトル型ポイント評価システムによる処理は、(1)回収規則投入フロー、(2)発行規則生成フロー、(3)ポイント決定フロー、(4)ポイント流通フロー、及び(5)ポイント回収フローから構成される。回収規則投入フローでは、ポイント回収者Cの要求により回収規則生成処理が行われ、回収規則情報Lcが設定される。発行規則生成フローでは、ポイント発行者Iの要求により発行規則生成処理が行われ、発行規則情報Kiが設定される。ポイント流通フローでは、ポイント利用者Uがポイント流通を行い、ポイント利用者Uにとって最適となる利用ポイント情報G*が決定される。この決定の際に、各ポイント情報の最低の蓄積額も決定される。ポイント流通フローでは、ポイント利用者Uとポイント発行者Iとの間でポイント流通が行なわれ、利用ポイント情報G*に含まれるポイント情報が蓄積される。ここで、蓄積されたポイント情報から構成される利用ポイント情報をGcとする。ポイント回収フローでは、ポイント回収者Cにより利用ポイント情報Gcが回収され、Gc>G*であることを検証し、ポイント回収者Cの要求により回収規則参照処理が行われ、リワードE(G*)が計算され、ポイント回収者Cからポイント利用者Uにポイントが与えられる。尚、(1)回収規則投入フローは第1の実施例と同じであるため、ここでは説明を省略する。
集合ψ={EL2,EL3}
|EL2−EL0|=|20−20|+|20−10|+|0−0|+|0−10|=20
|EL3−EL0|=|20−20|+|0−10|+|0−0|+|10−10|=10
したがって、EL3の場合が最小になるから、ポイント評価情報は300となる。この場合の利用ポイント評価情報Rの例を、図30に示す。
10 回収規則管理手段
11 回収規則生成手段
12 利用ポイント評価手段
13 回収規則格納手段
20 発行規則管理手段
21 発行規則生成手段
22 貢献度評価手段
23 発行規則格納手段
30 ポイント管理手段
31 貢献度情報生成手段
32 利用ポイント情報生成手段
33 利用ポイント判定手段
34 利用ポイント格納手段
Claims (15)
- ポイントまたは電子マネーの価値情報を複数組み合わせることによりリワードを表す情報を計算するベクトル型ポイント評価装置であって、
ポイント情報を、ポイントを特定する情報であるポイントIDと、当該ポイントIDを有するポイントのポイント額を表すポイント額情報とを含む情報とし、
利用ポイント情報を、複数のポイント情報と、所定のポイントの利用先を特定する情報である利用ポイントIDとを含む情報とし、
利用ポイント評価情報を、利用ポイントIDと、所定の計算結果の情報であるポイント評価情報とを含む情報とし、
及び、回収規則情報を、利用ポイントIDと、計算パラメータ及びプログラムを含む情報である利用ポイント評価実行情報とを含む情報とした場合に、
利用ポイントIDに基づいてポイント評価情報を生成する利用ポイント評価情報11と、回収規則情報を生成する回収規則生成手段12と、複数の回収規則情報を格納する回収規則格納手段13とを有した回収規則管理手段10を備え、
当該回収規則管理手段10が、利用ポイント情報を受信し、回収規則格納手段13を用いて、前記受信した利用ポイント情報に対応する利用ポイント評価実行情報を特定し、利用ポイント評価手段12を用いて、前記特定したポイント評価実行情報及び受信した利用ポイント情報に基づきポイント評価情報を生成し、送信することを特徴とするベクトル型ポイント評価装置。 - 請求項1に記載のベクトル型ポイント評価装置において、
貢献度情報を、ポイントIDと、貢献度を表す情報である購買情報とを含む情報とし、
発行規則情報を、ポイントIDと、計算パラメータ及びプログラムを含む情報を表す貢献度評価実行情報とを含む情報とした場合に、
発行規則情報を生成する発行規則生成手段21と、貢献度評価実行情報及び貢献度情報に基づいてポイント額情報を生成する貢献度評価手段22と、複数の発行規則情報を生成する発行規則格納手段23とを有する発行規則管理手段20をさらに備え、
当該発行規則管理手段20が、貢献度情報を受信し、発行規則格納手段23を用いて、前記受信した貢献度情報のポイントIDに対応する発行規則情報を特定し、貢献度評価手段22を用いて、前記特定した発行規則情報及び受信した貢献度情報に基づきポイント額情報を生成し、前記受信した貢献度情報のポイントID及び生成したポイント額情報に基づきポイント情報を生成し、送信することを特徴とするベクトル型ポイント評価装置。 - 請求項1または2に記載のベクトル型ポイント評価装置において、
1つまたは複数の貢献度情報を生成する貢献度情報生成手段31と、利用ポイント情報を生成する利用ポイント情報生成手段32と、利用ポイント情報と当該利用ポイント情報に対応する利用ポイント評価情報とに基づいて利用ポイント情報を判定する利用ポイント判定手段33と、1つまたは複数の利用ポイント情報を格納する利用ポイント格納手段34を有するポイント管理手段30をさらに備え、
当該ポイント管理手段30が、貢献度情報生成手段31を用いて生成した1つまたは複数の貢献度情報を発行規則管理手段20へ送信し、それぞれの貢献度情報に対応するポイント情報を発行規則管理手段20から受信し、利用ポイント情報生成手段32を用いて、前記受信したそれぞれのポイント情報に基づき1つまたは複数の利用ポイント情報を生成し、当該生成した1つまたは複数の利用ポイント情報を回収規則管理手段10へ送信し、それぞれの利用ポイント情報に対応する利用ポイント評価情報を回収規則管理手段10から受信し、利用ポイント判定手段33を用いて、前記受信したそれぞれの利用ポイント評価情報と当該利用ポイント評価情報に対応した利用ポイント情報とに基づき利用ポイント情報を判定し、利用ポイント格納手段34を用いて当該判定した利用ポイント情報を格納することを特徴とするベクトル型ポイント評価装置。 - 請求項3に記載のベクトル型ポイント評価装置において、
ポイント管理手段30の利用ポイント判定手段33は、利用ポイント情報と、当該利用ポイント情報に対応した利用ポイント評価情報と、前記利用ポイント情報に含まれるポイント情報に対応した貢献度情報とに基づいて利用ポイント情報を判定することを特徴とするベクトル型ポイント評価装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のベクトル型ポイント評価装置において、
利用ポイント情報に含まれる複数のポイント情報について、その構成順序は所定の意味づけがされていることを特徴とするベクトル型ポイント評価装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のベクトル型ポイント評価装置において、
回収規則管理手段10は、情報を入力し、回収規則格納手段13に格納された回収規則情報から、前記入力した情報に部分一致する回収規則情報を特定し、出力する手段を有することを特徴とするベクトル型ポイント評価装置。 - 請求項1または2に記載のベクトル型ポイント評価装置において、
発行規則管理手段20は、情報を入力し、発行規則格納手段23に格納された発行規則情報から、前記入力した情報に部分一致する発行規則情報を特定し、出力する手段を有することを特徴とするベクトル型ポイント評価装置。 - 請求項3に記載のベクトル型ポイント評価装置において、
ポイント管理手段30は、情報を入力し、利用ポイント格納手段34に格納された利用ポイント情報から、前記入力した情報に部分一致する利用ポイント情報を特定し、出力する手段を有することを特徴とするベクトル型ポイント評価装置。 - 請求項3に記載のベクトル型ポイント評価装置において、
回収規則管理手段10、発行規則管理手段20及びポイント管理手段30のうちのいずれかの手段を用いて、広告、ダイレクトメールまたはマーケティング分析を行うことを特徴とするベクトル型ポイント評価装置。 - 請求項1に記載のベクトル型ポイント評価装置において、
回収規則情報に含まれる利用ポイント評価実行情報を、ポイントID間の代替的関係または補完的関係を加味した評価を行うための情報とし、
利用ポイント評価手段12は、前記利用ポイント評価実行情報により、ポイントIDを用いてポイント評価情報を生成することを特徴とするベクトル型ポイント評価装置。 - 請求項1に記載のベクトル型ポイント評価装置において、
回収規則情報に含まれる利用ポイント評価実行情報を、ポイントIDと利用ポイントIDとの間の代替的関係または補完的関係を加味した評価を行うための情報とし、
利用ポイント評価手段12は、前記利用ポイント評価実行情報により、ポイントIDを用いてポイント評価情報を生成することを特徴とするベクトル型ポイント評価装置。 - 請求項2に記載のベクトル型ポイント評価装置において、
発行規則情報に含まれる貢献度評価実行情報を、ポイントID間の代替的関係または補完的関係を加味した評価を行うための情報とし、
貢献度評価手段22は、前記貢献度評価実行情報及び貢献度情報に基づいてポイント額情報を生成することを特徴とするベクトル型ポイント評価装置。 - 請求項2に記載のベクトル型ポイント評価装置において、
発行規則情報に含まれる貢献度評価実行情報を、ポイントIDと利用ポイントIDとの間の代替的関係または補完的関係を加味した評価を行うための情報とし、
貢献度評価手段22は、前記貢献度評価実行情報及び貢献度情報に基づいてポイント額情報を生成することを特徴とするベクトル型ポイント評価装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のベクトル型ポイント評価装置と、
ポイント情報、利用ポイント評価情報及び利用ポイント情報を受信し、貢献度情報及び利用ポイント情報を生成して送信するポイント発行機と、
ポイント情報、利用ポイント評価情報及び利用ポイント情報を受信し、貢献度情報及び利用ポイント情報を生成して送信するポイント回収機と、
ポイントIDに対応するポイント額情報の現在の量を保持するポイント格納機とを備えたことを特徴とするベクトル型ポイント評価システム。 - 請求項14に記載のベクトル型ポイント評価システムにおいて、
ポイント回収機が回収したポイント情報をポイント発行機へ送信し、ポイント発行機が受信した前記ポイント情報に対する対価情報をポイント回収機へ送信することを特徴とするベクトル型ポイント評価システム。
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