JP2006051328A - 卓球ラケット用ラバー接着補助剤、接着方法及び接着剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】卓球用ラバーを十分膨潤及び軟化させて打球に十分なスピードとスピンを与える効果を長時間持続でき、その上で、選手や観客の健康上のリスクがなく、航空機等への持込が可能で、匂いもなく、塗布してもスポンジを劣化させることがなく、ラバーを長持ちさせることがのできる卓球ラケット用ラバー接着補助剤等を提供する。
【解決手段】本願卓球ラケット用ラバー接着補助剤は、植物油又は鉱物油を主成分とする。本願卓球ラケット用ラバーの接着方法は、植物油又は鉱物油を主成分とする接着補助剤を卓球ラケット用ラバーの接着面に塗布し、適宜時間経過後、必要があれば前記接着面に残存した前記接着補助剤を除去し、該卓球ラケット用ラバーを卓球ラケットに接着する。本願卓球ラケット用ラバー接着剤は、植物油又は鉱物油と、水溶性又は水性の接着剤とを主成分とする。

Description

本発明は、卓球ラケット用ラバーの膨潤に用いる接着補助剤、また、これを用いた前記ラバーと卓球ラケットとの接着方法、及び接着剤に関し、特に卓球ラケット用ラバーを卓球ラケットに接着するのに用いて好適な卓球ラケット用ラバー接着補助剤、接着方法及び接着剤に関する。以下、卓球ラケット用ラバーを「卓球用ラバー」、卓球ラケットを「ラケット」と略して称する。
現在、卓球選手のほとんどが、試合前に、有機溶剤を含む接着剤により、卓球用ラバーを張り替えている。これは、有機溶剤により、卓球用ラバーを膨潤及び軟化させることにより、ボールのスピード及びスピンを増加させるためである。
しかし、有機溶剤は健康被害の問題がある。業界では、より接着剤の安全性を高めるため、過去、トルエン、シンナー、トリクロロエチレンなどを使用した接着剤を禁止にした経緯がある。このため、現在は、ヘプタンを主成分にした接着剤が主流となっている。
しかしながら、主流であるヘプタン等を主成分にした接着剤にしても有機溶剤系であることに変わりはなく、刺激臭を有するとともに、皮膚等への影響や頭痛等の原因となる恐れがあった。また、国際的にも使用が問題視されているように、張替え時これを常用している選手や観客の健康を害する恐れがあった。
また、引火点が低いことにも問題がある。何故なら、移動では航空機や鉄道を利用する。特に海外遠征では航空機を使わざるを得ない。しかし、例えば航空機では、引火点60°C以下の物質の搬入が禁止となっている。このため、国内であれば、トラック便で送る、海外については船便で送る、或いは現地調達の手配をする、ということになる。これは煩雑である。
また、強い匂いがあると、使用の際或いは持ち運びの際、周りの人から奇異な目で眺められ、卓球というスポーツのイメージ低下に繋がりかねない。
また、膨潤等の効果の持続性に関しても課題がある。すなわち、気化しやすい有機溶剤が揮発してしまうと膨潤効果も失われてしまう。このため、何度も有機溶剤系接着剤を使用する必要があり、有害な有機溶剤に接触する機会が増えてしまう。
更に、有機溶剤を使用すると、スポンジに配合されているゴム薬が有機溶剤により抽出されるため、スポンジが劣化してラバーの寿命が縮む原因となり、選手の労力や経済的負担が大きくなる。
そのため、これらの問題のない非有機溶剤系接着剤が切望されている一方で、非有機溶剤系の接着剤では有機溶剤系接着剤のような膨潤効果を得ることができず、ボールのスピード及びスピンを増加させることができないという問題がある。そのため、非有機溶剤系の接着剤を用いる場合には、膨潤効果及び軟化効果を得るための接着補助剤が必要となる。
しかし、接着補助剤として有機溶剤を用いれば、当然、膨潤効果及び軟化効果を得られるが、接着補助剤が有機溶剤系では、健康上その他の問題点を解決するために非有機溶剤系の接着剤を用いる意味がない。
そこで、健康上その他の問題点のない接着剤を用いる場合には、これと併用する接着補助剤も健康上の問題点等のないものが必要となる。
本発明は有機溶剤を用いた場合の上記のような種々の課題を全て解決した上で、卓球用ラバーを十分膨潤及び軟化させて打球に十分なスピードとスピンを与える効果を長時間持続できる卓球ラケット用ラバー接着補助剤、接着方法及び接着剤の提供を目的とするものである。
特開平09−38258号公報(第2頁、右欄41行目〜第3頁、左欄10行目) 特開2002−97433号公報(第2頁、左欄2〜3行目)
上記課題を解決するため請求項1の卓球ラケット用ラバー接着補助剤は、植物油を主成分とする。
また、請求項2の卓球ラケット用ラバー接着方法は、植物油を主成分とする接着補助剤を卓球ラケット用ラバーの接着面に塗布し、適宜時間経過後、必要があれば、前記接着面に残存した前記接着補助剤を除去し、該卓球ラケット用ラバーを卓球ラケットに接着する。
請求項3の卓球ラケット用接着剤は、植物油と、水溶性又は水性の接着剤を主成分とする。
請求項4の卓球ラケット用ラバー接着補助剤は、鉱物油を主成分とする。
また、請求項5の卓球ラケット用ラバー接着方法は、鉱物油を主成分とする接着補助剤を卓球ラケット用ラバーの接着面に塗布し、適宜時間経過後、必要があれば、前記接着面に残存した前記接着補助剤を除去し、該卓球ラケット用ラバーを卓球ラケットに接着する。
請求項6の卓球ラケット用接着剤は、鉱物油と、水溶性又は水性の接着剤を主成分とする。
本発明では、安全性、膨潤力及び軟化効果の観点から、接着補助剤に適する素材を探求した結果、オリーブ油等の植物油にも十分な膨潤効果及び軟化効果があることを見出した。
植物油としては、大豆油、菜種油、胡麻油、椿油、ひまわり油ほかが考えられる。これらの植物油は食用にされる。従って、卓球選手が常用しても健康に害を及ぼす恐れがない。
また、同様に安全性、膨潤力及び軟化効果の観点から、ホワイトオイル等の鉱物油にも十分な膨潤及び軟化の効果があることを見出した。鉱物油としては、パラフィン系、ナフテン系、芳香族系、流動パラフィン、ホワイトオイル、ペトロラタム、石油スルホン酸塩ほかが用いられる。
このような植物油或いは鉱物油を卓球用ラバーの接着面たるスポンジ表面に塗布し、適宜時間待つ。次いで、スポンジ表面に植物油が残っていたらティッシュ等で拭き取る。その後、スポンジ表面及び/又はラケットに水溶性接着剤又は水性接着剤を塗布する。そして両者を接着する。
そのような使用の結果、本発明の効果の主なものは、以下の通りであり、これらをすべて同時に達成することができた。
すなわち、本願各発明によれば、
(1)打球に十分なスピードとスピンを与えることができるように卓球用ラバーを十分に膨潤及び軟化させることができる。
(2)植物油及び鉱物油は揮発性が極めて低く、膨潤効果及び軟化効果が十分に持続し、競技の際中は勿論、一日に何試合も行う場合において一試合ごとに張り替えることなく長時間これらの効果が持続できる。
(3)水溶性接着剤又は水性接着剤からは有害物質が揮発しない。従って、同じく有害物質を揮発しない植物油や鉱物油と相俟って、使用時において人体や環境に対する有害性がないため選手や観客、環境に対しても安全である。
(4)刺激臭がないため匂いによる卓球のイメージ低下も防止できる。鼻を近づければ多少の匂いはあるが、これ自体人には全く不快感を与えないものであり、ましてや試合会場での使用、持ち運びと言ったレベルでは全く無臭と言って差し支えない。
(5)塗布してもスポンジを劣化させることがなく、ラバーを長持ちさせることができる。
(6)引火点が高いため、航空機等への持込が可能で、安全に運搬・使用できる。これらの植物油及び鉱物油については、引火点が150°C〜300°C程度であり、航空機等への持ち込みも全く問題ない。
(7)植物油或いは鉱物油と、水溶性又は水性の接着剤を主成分とする接着剤であれば、1液・1工程による膨潤及びラバー張替えが可能となる。
これらの効果を同時に達成したことは、有機溶剤系にはない極めて優れた有利な効果ということができる。
以下、本発明の実施例及び比較例に基いて詳細に説明する。
[実施例1]
本実施例では、オリーブ油のみで接着補助剤を構成した。そして、先ず膨潤の度合いを見るために、2.2mm厚、硬度35度、縦横190mmのスポンジを用意し、これに前記接着補助剤を塗布した。6時間経過後、寸法を測定したら、縦横195mmになっていた。
次に、卓球用ラバーを用意した。この卓球用ラバーは、1.5mm厚の合成ゴムと、2.2mm厚、硬度35度のスポンジがラミネートされてなり、ラケットと同じ大きさに裁断されている。その接着面たるスポンジ表面に、前記接着補助剤を塗布した。
6時間経過後、スポンジ表面に残存していたオリーブ油をティッシュで拭き取った。オリーブ油の塗布量が適切で、スポンジ表面に残存していなければ拭き取りは不要である。次いで、スポンジ表面に酢酸ビニールを主成分とする接着剤を塗布し、この卓球用ラバーをラケットに接着した。水溶性接着剤又は水性接着剤は、ラケット側に塗布しても良いし、両者に塗布しても良い。
接着強度は十分で、強い球打ちを繰り返しても、卓球用ラバーが剥離することはなかった。一方で、少し力を入れれば手ではがすことができた。また、卓球選手に使用してもらったところ、打球に十分なスピードとスピンが与えられるとの評価を得た。
また、オリーブ油を塗布し接着した後1週間経過したものと、新たにオリーブ油を塗布し接着したものとを卓球選手に使用してもらったところ、両者の間に何ら差異はなく、両者ともに、打球に十分なスピードとスピンが与えられるとの評価を得た。
[実施例2]
本実施例では、実施例1と同様に、ホワイトオイルのみで接着補助剤を構成した。そして、先ず膨潤の度合いを見るために、2.2mm厚、硬度35度、縦横190mmのスポンジを用意し、これに前記接着補助剤を塗布した。6時間経過後、寸法を測定したら、縦横214mmになっていた。
次に、卓球用ラバーを用意した。この卓球用ラバーは、1.5mm厚の合成ゴムと、2.2mm厚、硬度35度のスポンジがラミネートされてなり、ラケットと同じ大きさに裁断されている。その接着面たるスポンジ表面に、前記接着補助剤を塗布した。
6時間経過後、スポンジ表面に残存していたオリーブ油をティッシュで拭き取った。ホワイトオイルの塗布量が適切で、スポンジ表面に残存していなければ拭き取りは不要である。次いで、スポンジ表面に酢酸ビニールを主成分とする接着剤を塗布し、この卓球用ラバーをラケットに接着した。水溶性接着剤又は水性接着剤は、ラケット側に塗布しても良いし、両者に塗布しても良い。
接着強度は十分で、強い球打ちを繰り返しても、卓球用ラバーが剥離することはなかった。一方で、少し力を入れれば手ではがすことができた。また、卓球選手に使用してもらったところ、打球に十分なスピードとスピンが与えられるとの評価を得た。
また、ホワイトオイルを塗布し接着した後1週間経過したものと、新たにホワイトオイルを塗布し接着したものとを卓球選手に使用してもらったところ、両者の間に何ら差異はなく、両者ともに、打球に十分なスピードとスピンが与えられるとの評価を得た。
以上のように、本発明の実施例では、いずれも高い膨潤効果及び軟化効果を得ることができた。
次に、膨潤度及び硬度について、有機溶剤の場合と比較するための試験をそれぞれ以下に示す方法で行った。尚、試験に使用した植物油はオリーブ油であり、鉱物油はホワイトオイルであり、有機溶剤としてはトルエンを使用した。
(1)膨潤度試験
試料片:卓球ラケット用ラバーのスポンジ部分を金型で直径30mmの円形に打ち抜いた。
試験方法:作製した試験片を、植物油及び鉱物油それぞれに浸漬させ、浸漬前後の寸法変化を測定した。比較例としては、有機溶剤であるトルエンを使用した。
(2)硬度試験(JIS K6301-1975に基づく。)
試験片:卓球ラケット用ラバーのスポンジ部分を適当な大きさに切断し、積み重ねて厚さ約10mmになるように数枚用意した。
試験方法:作製した試験片を、植物油及び鉱物油それぞれに重ならないように浸漬させ、浸漬前後の試験片を厚さ約10mmになるように積み重ね、スプリング式片さ試験機C形を用いて測定した。比較例としては、有機溶剤であるトルエンを使用した。
(3)揮発性試験
上記(1)及び(2)の試験において使用した試験片を、室内において暴露して、常温放置による植物油、鉱物油及び有機溶剤の揮発による膨潤度及び硬度の径時変化を測定した。試験を行った室内は、温度25°C、湿度50%に設定した。
以下、これらの試験結果を表1乃至表4に示す。
Figure 2006051328
これらの試験結果を見ると、
(1)の膨潤度試験では、表1に示すように、植物油、鉱物油ともに優れた膨潤効果が認められ、植物油に比して鉱物油の方がより高い膨潤効果を得ることができた。すなわち、鉱物油では、浸漬前直径30mmに比べると、浸漬6時間でおよそ6.6%増の32mm、浸漬24時間でおよそ13%増の34mmとなった。
Figure 2006051328
次に、(2)のJIS K6301-1975に基づく硬度試験においては、表2に示すように、植物油、鉱物油ともに硬度を下げる優れた効果が認められ、植物油に比して鉱物油の方がより効果を得ることができた。すなわち、鉱物油では、浸漬前硬度74度に比べると、浸漬6時間で68度、浸漬24時間で65度となった。これらの数値は、打球時に十分なスピン及びスピードを可能とするレベルである。
Figure 2006051328
続いて、(3)の膨潤度変化を評価するための揮発性試験においては、植物油、鉱物油ともに1時間後、3時間後、24時間後、1週間後においても膨潤度が変化することなく、有機溶剤の場合に比べて、極めて優れた膨潤効果の維持が確認できた。すなわち、表3からも明らかなように、有機溶剤の場合、一時的な膨潤効果は高いが、1時間後には揮発によりその効果は大幅に下降し、3時間後には(1)、(2)の試験における浸漬前の状態である30mmにもどってしまう。そのため、有機溶剤を用いた従来の方法では、膨潤効果を維持するためには試合のたびに、特に、1日何試合もする場合では、一ゲームごとの張替えを行う必要があったが、表3に示す試験結果より、接着補助剤として植物油、鉱物油を用いた方法では、揮発性が極めて少ないため、一度得た膨潤効果が24時間持続することが明らかとなった。また、この効果は、少なくとも1週間ほど持続し、1ヶ月〜2ヶ月程度ほぼ一定の状態が持続する。そのため、長期間張替えを行えない場合にも使用できる。
Figure 2006051328
続いて、(4)の硬度変化を評価するための揮発性試験においては、植物油、鉱物油ともに1時間後、3時間後、24時間後、1週間後においても硬度が変化することなく、有機溶剤の場合に比べて、極めて優れた軟化効果の維持が確認できた。すなわち、表4からも明らかなように、有機溶剤の場合、一時的に硬度を低くする効果は高いが、1時間後には揮発によりその効果は大幅に下降し、3時間後には(1)、(2)の試験における浸漬前の状態である74度にもどってしまう。そのため、有機溶剤を用いた従来の方法では、軟化効果を維持するためには試合のたびに、特に、1日何試合もする場合では、一ゲームごとの張替えを行う必要があったが、表3に示す試験結果より、接着補助剤として植物油、鉱物油を用いた方法では、揮発性が極めて少ないため、ほぼ一定の硬度を24時間持続することが明らかとなった。また、この効果は、少なくとも1週間ほど持続し、1ヶ月〜2ヶ月程度ほぼ一定の状態が持続する。そのため、長期間張替えを行えない場合にも使用できる。
尚、有機溶剤を使用すると、スポンジに配合されているゴム薬が有機溶剤により抽出され、スポンジの劣化、ラバーの寿命が縮む等の影響があるが、本発明の実施例では、そのような問題点がない。
以下、変形例について述べる。接着補助剤はオリーブ油等の植物油100%でなくとも構わない。膨潤効果が衰えない範囲で、安定剤、芳香剤その他を添加して構わない。複数の植物油を混合しても構わない。
接着手段は水溶性接着剤又は水性接着剤に限らない。例えば、両面粘着テープ或いは両面粘着シートで卓球用ラバーを卓球ラケットに接着しても良い。
植物油或いは鉱物油に、水溶性接着剤又は水性接着剤を混合したものを卓球ラケット用ラバー接着剤として使用することも考えられる。こうすれば、従来の接着剤と同様に、1回の塗布で膨潤と接着の両目的が達せられる。植物油或いは鉱物油と水溶性接着剤(または水性接着剤)とが分離してしまう場合は、使用時に容器を振って両者を混合させても良い。植物油或いは鉱物油、水溶性接着剤(又は水性接着剤)、乳化剤の混合物にしても良い。こうすると静置しておいても分離しなくなる。
以上の説明は、開示された実施の形態のすべての点で例示であり制限的なものではない。従って、本発明の範囲は、上記の説明に限定されたものではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内のすべての変更が含まれることが意図されている。
本発明は、卓球ラケット用接着補助剤として必要なラバーの膨潤効果や軟化効果等を備えながら、安全性に優れた接着補助剤であり、国際的な競技上の安全基準等ができた場合には、もれなく基準を満たすものとなると考えられる。更に、前記安全性の見地から、学校における体育授業での使用から国際大会における使用まで、また、初心者からプロの競技者まで安心して使用可能な卓球ラケット用ラバー接着補助剤等を提供することができる。

Claims (6)

  1. 植物油を主成分とする卓球ラケット用ラバー接着補助剤。
  2. 植物油を主成分とする接着補助剤を卓球ラケット用ラバーの接着面に塗布し、適宜時間経過後、必要があれば前記接着面に残存した前記接着補助剤を除去し、該卓球ラケット用ラバーを卓球ラケットに接着する
    ことを特徴とする卓球ラケット用ラバーの接着方法。
  3. 植物油と、水溶性又は水性の接着剤とを主成分とする卓球ラケット用ラバー接着剤。
  4. 鉱物油を主成分とする卓球ラケット用ラバー接着補助剤。
  5. 鉱物油を主成分とする接着補助剤を卓球ラケット用ラバーの接着面に塗布し、適宜時間経過後、必要があれば前記接着面に残存した前記接着補助剤を除去し、該卓球ラケット用ラバーを卓球ラケットに接着する
    ことを特徴とする卓球ラケット用ラバーの接着方法。
  6. 鉱物油と、水溶性又は水性の接着剤とを主成分とする卓球ラケット用ラバー接着剤。
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