JP2006050762A - 整流回路及びこれを備えた視覚再生補助装置 - Google Patents

整流回路及びこれを備えた視覚再生補助装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 少ない設置スペースで済むとともに効率よく整流を行うことが可能な整流回路、及びこれを備える視覚再生補助装置を提供する。
【解決手段】 ソースを一方の交流電源入力ラインに接続しドレインを出力ラインに接続する第1MOSトランジスタと、入力ラインと出力ラインとの間に形成される第1寄生ダイオードと、出力ラインとグランドとの間に接続されたコンデンサと、入力ラインと出力ラインとの電位差を検出する第1検出回路と、ソースを他方の交流入力ラインに接続しドレインをグランドに接続する第2MOSトランジスタと、他方の入力ラインとグランドとの間に形成される第2寄生ダイオードと、他方の入力ラインとグランドとの電位差を検出する第2検出回路と、を有し、第1検出回路及び第2検出回路は検出される電位差に応じて第1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタをゲートにより各々オン/オフする。
【選択図】 図1

Description

本発明は交流電圧を直流電圧に変換する整流回路、及びこれを備えた視覚再生補助装置に関する。
近年、失明治療方法の一つとして、電極を有する装置を眼内等に埋植し、網膜を構成する細胞に対して電極から刺激パルス信号を出力して刺激することにより、失われた視覚機能の一部を代行させる視覚再生補助装置の研究がされている。視覚再生補助装置には、体外にて撮像された外界情報を処理し、光信号や電気信号に変換した後、体内に設置された体内装置に送信して網膜を構成する細胞を刺激する方法(以下、体外撮像型と記す)や、網膜に光電素子からなる体内装置を設置し、外界の光情報を体内装置の光電素子に結像させて生成された電気信号によって網膜を構成する細胞を刺激する方法(以下、体内撮像型と記す)等が考えられている。
このような視覚再生補助装置では、装置を駆動させるための電力や電極から出力される刺激パルス信号用の電力供給を外部から行うことが要求される。この電力供給は、感染症等の問題や患者への負担を鑑みると、非接触式にて電力供給を行うことが好ましい。そのような条件に適合する一つの手段が、眼外に一次コイルを、眼内に二次コイルをおき、電磁誘導により眼内に設置される装置へ電力供給を行う方法が考えられている(特許文献1 参照)。
特開2004−089399号公報
電磁誘導により体内装置に供給される電力は交流となるが、このような装置は直流駆動であるため、交流電圧を直流電圧に変換する整流回路が必要となる。視覚再生補助装置のように、体内(眼内)に装置を設置する必要がある場合、これらの装置は極力小さくさせておく必要がある。また、整流を効率よく行う必要がある。
上記従来技術の問題点に鑑み、少ない設置スペースで済むとともに効率よく整流を行うことが可能な整流回路、及びこれを備える視覚再生補助装置を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 交流電圧を直流電圧に変換する整流回路において、ソースを一方の交流電源入力ラインに接続しドレインを出力ラインに接続する第1MOSトランジスタと、前記入力ラインと出力ラインとの間に形成される第1寄生ダイオードと、前記出力ラインとグランドとの間に接続されたコンデンサと、前記入力ラインと出力ラインに接続され,前記入力ラインと出力ラインとの電位差を検出する第1検出回路と、ソースを他方の交流入力ラインに接続しドレインをグランドに接続する第1MOSトランジスタと逆極性の第2MOSトランジスタと、前記他方の入力ラインとグランドとの間に形成される第2寄生ダイオードと、前記他方の入力ラインとグランドに接続され,前記他方の入力ラインとグランドとの電位差を検出する第2検出回路と、を有し、前記第1検出回路及び第2検出回路は前記検出される電位差に応じて前記第1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタをゲートにより各々オン/オフすることを特徴とする。
(2) (1)の整流回路において、前記第1検出回路及び第2検出回路は、MOSトランジスタからなることを特徴とする。
(3) (2)の整流回路において、前記第1MOSトランジスタ及び第1検出回路におけるMOSトランジスタはP型のMOSトランジスタであり、前記第2MOSトランジスタ及び第2検出回路におけるMOSトランジスタはN型のMOSトランジスタであることを特徴とする。
(4) (3)の整流回路において、全ての構成部品はモノリシック構造の中に一体的に作りこまれていることを特徴とする。
(5) 必要とされる電力を電磁誘導を用いて受信する電力取得手段と、該電力取得手段にて得られた交流電圧を直流電圧に変換する整流回路とを有し、該整流回路にて変換された直流電圧を用いて患者眼の網膜を構成する細胞に対して視覚の再生を促すための刺激パルス信号を出力する視覚再生補助装置において、前記整流回路はソースを一方の交流電源入力ラインに接続しドレインを出力ラインに接続する第1MOSトランジスタと、前記入力ラインと出力ラインとの間に形成される第1寄生ダイオードと、前記出力ラインとグランドとの間に接続されたコンデンサと、前記入力ラインと出力ラインに接続され,前記入力ラインと出力ラインとの電位差を検出する第1検出回路と、ソースを他方の交流入力ラインに接続しドレインをグランドに接続する第1MOSトランジスタと逆極性の第2MOSトランジスタと、前記他方の入力ラインとグランドとの間に形成される第2寄生ダイオードと、前記他方の入力ラインとグランドに接続され,前記他方の入力ラインとグランドとの電位差を検出する第2検出回路と、を有し、前記第1検出回路及び第2検出回路は前記検出される電位差に応じて前記第1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタをゲートにより各々オン/オフすることを特徴とする。
本発明によれば、整流回路に必要な全ての構成部品をモノリシック構造の中に一体的に作りこむことができるため設置スペースを抑えることができるとともに、寄生ダイオードが形成されるにも関わらず、効率よく整流を行うことができる。
本実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態の視覚再生補助装置に用いる整流回路の一部で、正極側の半波整流回路図である。
図1に示すように、pチャンネルMOSトランジスタI1のソースは、交流入力電源V0の片方の端子が入力端子in1の入力ラインに接続され、ドレインは出力ライン(out)に接続されている。pチャンネルのMOSトランジスタI2のソースは出力ラインに接続され、ドレインは抵抗(または定電流回路)R1を介してグランド(gnd)に接続されている。また、MOSトランジスタI2のドレインは、MOSトランジスタI1のゲートに接続されている。pチャンネルMOSトランジスタI3のソースは、入力端子in1の入力ラインに接続され、ドレインとゲートは抵抗(または定電流回路)R0を介してグランドに接続されている。また、MOSトランジスタI3のドレイン及びゲートは、MOSトランジスタI2のゲートに接続されている。ダイオードD0は、MOSトランジスタI1に寄生的に付随されるものであり、アノード側が入力端子in1の入力ラインに接続され、カソード側が出力ラインに接続されている。MOSトランジスタI1〜I3のバックゲートは出力ライン(out)に接続されている。
なお、MOSトランジスタI2とMOSトランジスタI3と抵抗R0と抵抗R1により、入力ライン(in1)と出力ラインとの電位差を検出し、MOSトランジスタI1をゲートによりオン/オフする検出回路の役目を果たす。
一方、nチャンネルMOSトランジスタI4(トランジスタI1と逆極性となるトランジスタ)のソースは、交流入力電源V0の他方の端子に接続される入力端子in2の入力ラインに接続され、ドレインはグランドに接続されている。nチャンネルのMOSトランジスタI5のソースは、グランド(gnd)に接続され、ドレインは抵抗(または定電流回路)R4を介して出力ラインに接続されている。また、MOSトランジスタI5のドレインは、MOSトランジスタI4のゲートに接続されている。nチャンネルMOSトランジスタI6のソースは、入力端子in2の入力ラインに接続され、ドレインとゲートは抵抗(または定電流回路)R3を介して出力ラインに接続されている。また、MOSトランジスタI6のドレイン及びゲートは、MOSトランジスタI5のゲートに接続されている。ダイオードD1は、MOSトランジスタI4に寄生的に付随されるものであり、アノード側がグランドに接続され、カソード側が入力端子in2の入力ラインに接続されている。MOSトランジスタI4〜I6のバックゲートはグランド(gnd)に接続される。
なお、MOSトランジスタI5とMOSトランジスタI6と抵抗R3と抵抗R4により、入力ライン(in2)とグランドとの電位差を検出し、MOSトランジスタI4をゲートによりオン/オフする検出回路の役目を果たす。
また、C0はコンデンサであり、出力ラインとグランドとの間にて接続されている。R2は負荷回路である。なお、図1に示した整流回路はコンデンサC0を除き、モノリシック構造の中に作りこむことが可能である。
図2及び図3は、図1に示したコンデンサC0を除く整流回路をモノリシック構造の中に作りこむ場合の構造図を示している。なお、図2は入力端子in1側における構造図を、図3は入力端子in2側における構造図を各々示している。
図2に示すように、P型サブストレート100上に、Nウェル110を形成し、このNウェル110上にP+拡散層111〜116、N+拡散層117が形成されている。P+拡散層111は、MOSトランジスタI3のドレインとなり、P+拡散層112は、MOSトランジスタI3のソースとなる。P+拡散層113は、MOSトランジスタI2のドレインとなり、P+拡散層114は、MOSトランジスタI2のソースとなる。P+拡散層115は、MOSトランジスタI1のソースとなり、P+拡散層116は、MOSトランジスタI1のドレインとなる。なお、Nウェル110とP+拡散層115間のPN接合は、MOSトランジスタI1に寄生するダイオードD0を形成することとなる。
また、P型サブストレート100上にはSiO2からなる絶縁層120が形成され、この絶縁層120上には、抵抗R0及び抵抗R1が形成されている。抵抗R0の一端は、グランド(gnd)に接続され、もう一端は、P+拡散層111及びMOSトランジスタI2,I3のゲートに接続される。抵抗R1の一端は、グランド(gnd)に接続され、もう一端は、P+拡散層113及びMOSトランジスタI1のゲートに接続される。入力端子in1の入力ラインには、P+拡散層112及びP+拡散層115が接続され、出力端子(out)の出力ラインには、P+拡散層114,116及びN+拡散層117が接続される。
また、図3に示すように、入力端子in2側では、P型サブストレート100上に、N+拡散層121〜126、P+拡散層127が形成されている。N+拡散層121は、MOSトランジスタI6のドレインとなり、N+拡散層122は、MOSトランジスタI6のソースとなる。N+拡散層123は、MOSトランジスタI5のドレインとなり、N+拡散層124は、MOSトランジスタI5のソースとなる。N+拡散層125は、MOSトランジスタI4のソースとなり、N+拡散層126は、MOSトランジスタI4のドレインとなる。なお、P型サブストレート110とN+拡散層125間のPN接合は、MOSトランジスタI4に寄生するダイオードD1を形成することとなる。
また、P型サブストレート100上には、図2同様にSiO2からなる絶縁層120が形成され、この絶縁層120上には、抵抗R3及び抵抗R4が形成されている。抵抗R3の一端は、出力端子(out)の出力ラインに接続され、もう一端は、N+拡散層121及びMOSトランジスタI5,I6のゲートに接続される。抵抗R4の一端は、出力端子(out)の出力ラインに接続され、もう一端は、N+拡散層123及びMOSトランジスタI4のゲートに接続される。入力端子in2の入力ラインには、N+拡散層122及びN+拡散層125が接続され、グランド(gnd)には、N+拡散層124,126及びP+拡散層127が接続される。
本実施形態における整流回路は、図2及び図3に示すような構造を有することにより、寄生ダイオードによる電力ロスを極力抑えるとともに、同一基板上にすべて形成することができることとなる。
以上のような、構成を備える整流回路についてその動作を以下に説明する。始めに、入力端子in1に正の電圧、入力端子in2に負の電圧が印加される場合について、説明する。
入力端子in1、in2間に交流電圧が印加されると、入力端子in1、in2間の電圧が上昇して、寄生ダイオードD0、D1がそれぞれ約0.7Vで順バイアスされ、入力端子in1→ダイオードD0→出力端子(out)→コンデンサC0→グランド(gnd)→ダイオードD1→入力端子in2と電流が流れる。コンデンサC0が充電されると、出力ラインの電圧が上昇する。
入力端子in1が正の電圧である間は、MOSトランジスタI3は入力端子in1がグランド(gnd)電位よりもMOSトランジスタのスレッショルド電圧Vth以上になるとゲート・ドレインがショートされたダイオード接続によりオンし続けている。出力ライン(out)の電圧に対して入力端子in1の電圧が上昇することにより、MOSトランジスタI3のドレイン側電圧は上昇するため、MOSトランジスタI2はゲートによりオフされることとなる。MOSトランジスタI2がゲートによりオフされることにより、MOSトランジスタI1のゲート電圧は、グランドの電圧レベルまで下がることとなる。その結果、MOSトランジスタI1はゲートによりオンされるとともに、MOSトランジスタI1のドレインが接続される出力ラインの電圧は、急激に入力端子in1の入力ラインの電圧近くまで上昇する。これにより、MOSトランジスタI1のソース・ドレイン間に電流が流れ、寄生ダイオードD0は順バイアスされなくなり、オフする。
言い換えると、MOSトランジスタI1のゲートが抵抗R1を介してグランドに接続されているので、入力ラインの電圧が上昇してMOSトランジスタI1のゲート・ソース間電圧がMOSトランジスタのスレッショルド電圧Vthを超えると、MOSトランジスタI1がオンし、MOSトランジスタI1のドレインが接続される出力ラインの電圧は、急激に入力端子in1の入力ラインの電圧近くまで上昇する。これにより、MOSトランジスタI1のソース・ドレイン間に電流が流れ、寄生ダイオードD0は順バイアスされなくなり、オフすることとなる。入力端子in1の電圧がMOSトランジスタのスレッショルド電圧Vth以上であれば、入力端子in1の電圧が出力端子(out)の電圧よりも高い時にMOSトランジスタI1はオンする。
一方、MOSトランジスタI4のゲートは、抵抗R4を介して出力ラインに接続されているので、同様に入力ラインの電圧が降下してMOSトランジスタI4のゲートソース間電圧がMOSトランジスタのスレッショルド電圧を超えると、MOSトランジスタI4がオンし、MOSトランジスタI4のドレインソース間電圧は、急激に減少し、ダイオードD1が順バイアスされなくなり、オフすることとなる。
その後、電源V0の電圧が最大となるときまで、入力端子in1側の入力ラインは、MOSトランジスタI1を介して出力ラインに電流を供給し続け、入力端子in2側の入力ラインは、MOSトランジスタI4を介してグランドから電流を引き続ける。
電源V0の電圧が減少すると、入力端子in1側の入力ライン→MOSトランジスタI1→コンデンサC0→MOSトランジスタI4→入力端子in2側の入力ライン、と流れる電流が減少し、入力端子in2の電圧がグランド(gnd)電位よりも上がり、入力端子in1側の入力ラインの電圧が出力ラインの電圧よりも下がることにより、MOSトランジスタI1及びMOSトランジスタI4がオフする。
MOSトランジスタI1がオフするのは、入力端子in1側の入力ラインの電圧が出力ラインの電圧よりも下がることにより、コンデンサC0の電荷によって抵抗R0を介してバイアスされているMOSトランジスタI3のゲート・ソース間電圧によって、MOSトランジスタI3のドレイン側電圧が下がり、MOSトランジスタI2をオンさせることにより、MOSトランジスタI1のゲート電圧が出力ラインの電圧まで引き上げられるからである。
また、MOSトランジスタI4がオフするのは、入力端子in2側の入力ラインの電圧がグランド(gnd)電位よりも上がることにより、コンデンサC0の電荷によって抵抗R3を介してバイアスされているMOSトランジスタI6のゲート・ソース間電圧によって、MOSトランジスタI6のドレイン電圧が上がり、MOSトランジスタI5をオンさせることにより、MOSトランジスタI4のゲート電圧が、グランド(gnd)の電圧レベルまで引き下げられるからである。なお、入力端子in1に負の電圧、入力端子in2に正の電圧が印加される場合は、当然MOSトランジスタI1及びMOSトランジスタI4がオフすることとなる。MOSトランジスタI1及びMOSトランジスタI4が共にオフしており、整流が行われない間は、負荷回路R2に流れる電流はコンデンサC0から供給されることとなる。
再度、入力端子in1に正の電圧、入力端子in2に負の電圧が印加され、入力端子in1−入力端子in2間の電位差が、出力ライン(out)−グランド(gnd)間の電位差を超えると、MOSトランジスタI2のオンを持続できなくなり、MOSトランジスタI1のゲート電圧がグランドレベルまで引き下げられる。その結果、MOSトランジスタI1が再びオンする。また、入力端子in1に正の電圧、入力端子in2に負の電圧が印加され、入力端子in1−入力端子in2間の電位差が、出力ライン(out)−グランド(gnd)間の電位差を超えると、MOSトランジスタI5のオンが持続できなくなるため、MOSトランジスタI4のゲート電圧が出力ラインの電圧レベルまで引き上げられることとなる。その結果、MOSトランジスタI4が再びオンすることとなる。
これにより、再度整流が始まり、入力端子in1→MOSトランジスタI1→コンデンサC0→MOSトランジスタI4→入力端子in2と電流が流れることで、コンデンサC0を充電し、出力ラインの電圧を上昇させる。
以上の説明では、整流回路を正極側の半波整流回路のみとして説明したが、これに限るものではなく、図4に示すように、整流効率を向上させるために、図1に示した半波整流回路の入力端子in1及びin2の極性を逆にして、並列接続させた全波整流回路を用いることもできる。図4では図1に示した正極側の半波整流回路に加えて、MOSトランジスタI7〜I12、抵抗R5〜R8、寄生ダイオードD2,D3からなる負極側の半波整流回路を設けている。なお、図4におけるMOSトランジスタI7〜I9及び寄生ダイオードD2は、入力端子in1に負の電圧、入力端子in2に正の電圧が印加される場合において、図1で示したMOSトランジスタI1〜I3及び寄生ダイオードD0と同様の役目を果たす。また、MOSトランジスタI10〜I12及び寄生ダイオードD3は、入力端子in1に負の電圧、入力端子in2に正の電圧が印加される場合において、図1で示したMOSトランジスタI4〜I6及び寄生ダイオードD1と同様の役目を果たすものとしている。図4に示す全波整流回路においても、コンデンサC0を除く全ての構成部品をモノリシック構造の中に一体的に作りこむことが可能である。
次に、本実施形態の整流回路を用いた視覚再生補助装置を以下に説明する。
図5は、視覚再生補助装置を患者に装着した状態を示す概略図、図6は視覚再生補助装置の制御系を示したブロック図である。
本実施形態における視覚再生補助装置200は、外界を撮影するための体外装置と網膜を構成する細胞に電気刺激を与え、視覚の再生を促す体内装置とからなる。図5に示すように、体外装置は眼鏡形状を有し、患者頭部(顔)に装着するバイザー210と、バイザー210に取り付けられるCCDカメラからなる撮影装置211と、外部デバイス212、1次コイル等からなる電力送信部213、及び撮影装置にて撮影された画像情報を体内装置側に光通信にて送信するための画像情報送信部214にて構成されている。
図6に示すように、外部デバイス212には、撮影装置211からの撮影データを電気刺激パルス用データ(情報)に変換するためのCPU(Central Processing Unit 中央演算処理装置)等の演算処理手段を有するパルス信号変換手段212aと、視覚再生補助装置1(体外装置及び体内装置)の電力供給を行うためのバッテリー212bからなる。撮影装置211及び画像情報送信部214は、パルス信号変換手段212aに電気的に接続され、電力送信部213はバッテリー212bに電気的に接続されている。
電力送信部213は、フェライトやパーマロイ等の磁性体を磁芯とし、その周囲を銅線、金線等に絶縁被膜を施したコイル線にて巻くことにより1次コイルを形成している。この電力送信部213は、体内装置を駆動させるための電力を交番磁界として体内装置側に伝送(無線送信)することができる。また、画像情報送信部214は、赤外光を発するLED等からなり、パルス信号変換手段212aにて変換された電気刺激パルス信号用データを眼内に埋植される体内装置側に向けて赤外光にて光通信を行うことができるようになっている。なお、電力送信部213及び画像情報送信部214は、バイザー210を患者に装着した際に患者眼の眼前に位置するように、バイザー210に取り付けられている
一方、体内装置は、基板220、網膜を構成する細胞を電気刺激するための刺激電極221aが多数配列されている視覚再生部221、体外装置からの交番磁界を受信し電力を取得するための2次コイルからなり交流電源となる電力取得部222、画像情報送信部214からの赤外光を受光するための受光素子からなる受光部223、内部デバイス224から構成されている。
内部デバイス224は、電力取得部222からの交流電圧を直流電圧に変換する整流回路224a、及び整流回路224aによって変換された直流電圧を用いて体内装置の駆動や図6に示す電極221aから出力する電気刺激パルス信号を形成する制御回路224bにて構成されている。整流回路224aは、図4にて示した全波整流回路を用いており、電力取得部222及び制御回路224bは、各々図4にて示した交流入力電源V0、負荷回路R2に相当する。また、整流回路224a及び制御回路224bは、モノリシック構造の中に一体的に作りこまれているため、体内装置における基板220上における内部デバイス224の設置面積を極力抑えることができる。
図5に示す基板220は、生体適合性の良い材料を使用しており、本実施の形態ではポリイミドを用いている。基板220の一端には電力取得部222、受光部223が取り付けられている。また、他端には視覚再生部221、内部デバイス224が取り付けられている。なお、電力取得部222、受光部223及び視覚再生部221(電極221a)の各々は、内部デバイス224と電気的に接続されている。
また、このような構成を備える体内装置は、電極221a以外はポリイミド等の生体適合性の良い材料にてその全体が被覆されており、生体組織と構成部品との直接の接触や、体液等の装置内への浸潤を防ぐようになっている。
以上のような構成を備える視覚再生補助装置において、その動作について図5及び図6を用いて説明する。
初めに患者眼E(使用者の眼)の水晶体を既知の白内障手術装置等によって乳化吸引し、取り除いておく。次に、患者眼Eの角膜耳側輪部から所定距離(例えば1.5mm程度)離れた部位の強膜を所定量程度切開することにより、挿入口を作成し、ここから体内装置222を眼内に挿入する。また、基板220は図5に示すように、網膜に沿って這わせて行き、黄斑部周辺の網膜上に視覚再生部224を設置させる。眼内における視覚再生部224の固定は、基板220から網膜に向けて図示するタック30を突き刺すことにより行う。タック30にて網膜を突き刺すと、タック30は網膜を貫いて、その先端は脈絡膜又は強膜に達し、視覚再生部221は網膜上に固定保持される。これにより電極221aは網膜に常時当接している状態となる。
一方、前眼部側は、図5に示すように受光部223が前側、電力取得部222が後側になるようにして基板先端部分を前眼部の虹彩裏側に置くとともに、受光部223を瞳孔に位置させる。受光部223を瞳孔に位置させた後、縫合糸を用いて、虹彩と基板220とを縫合することにより、電力取得部222及び受光部223を前眼部にて固定保持させる。
また、体外装置においては、バイザー210を装着して図5に示すように電力送信部213及び画像情報送信部214を眼前に位置させておく。撮影装置211により撮影された被写体の撮影データは、図6に示すパルス信号変換手段212aによって所定の帯域内の信号(電気刺激パルス用データ)に変換され、画像情報送信部214より赤外光として体内装置側に送信される。体内装置の受光部223によって受光された電気刺激パルス用データは、電気信号にて内部デバイス224の制御回路224bに送られる。制御回路224bでは、受け取った電気刺激パルス用データを基に、各刺激電極221aから出力するための電気刺激パルス信号を生成し、この電気刺激パルス信号を刺激電極22aから出力させ、網膜を構成する細胞を刺激し、視覚の再生を促す。
一方、体外装置の電力送信部213は、バッテリー212bから供給されている電力によって磁界を形成し、電磁誘導により2次コイルからなる電力取得部222に対して電力の供給を行う。電力取得部222にて発生した交流電圧は、整流回路224aにより、効率よく直流電圧に変換される。制御回路224bは整流回路224aにて変換された直流電圧を用いて体内装置の駆動や刺激電極221aから出力される電気刺激パルス信号を形成する。なお、本実施形態では光通信を用いて被写体の撮影データ(画像情報)を体内装置側に送信するものとしているが、これに限るものではなく、一次コイル及び二次コイルを用いて画像情報の送受信を行うこともできる。この場合には、電力送信とは異なる帯域の信号を用いるか、電力用の信号と画像情報の信号とを時分割にて交互に送信する等、の方法を用いればよい。
以上の実施形態では、電極を網膜上に設置する視覚再生補助装置を例に挙げて説明したが、これに限るものではなく、網膜下(網膜と脈絡膜との間)や脈絡膜や強膜側に電極を設置するような視覚再生補助装置にも用いることができる。また、視覚再生補助装置以外にも、人工中耳やその他の生体内に設置(埋設)し、整流回路を必要とする医療装置にも適用できる。さらに、医療装置だけでなく、無線ICタグ等の極力小さくさせることが必要であるとともに、効率のよい整流が望まれる装置にも適用することができる。
半波整流回路図である。 半波整流回路の正極側構造断面図である。 半波整流回路の負極側構造断面図である。 全波整流回路図である。 視覚再生補助装置の概略図である。 視覚再生補助装置のブロック図である。
符号の説明
I1,I2、I3 I7,I8,I9 pチャンネルMOSトランジスタ
I4,I5、I6 I10、I11,I12 nチャンネルMOSトランジスタ
D0,D1,D2,D3 寄生ダイオード
R0,R1,R3,R4,R5、R6,R7,R8 抵抗(または定電流回路)
R2 負荷抵抗
C0 コンデンサ
V0 交流入力電源
in1,in2 入力端子
out 出力端子
gnd グランド
200 視覚再生補助装置
212a パルス信号変換手段
212b バッテリー
213 電力送信部
221 視覚再生部
221a 刺激電極
222 電力取得部
224 内部デバイス
224a 整流回路
224b 制御回路










Claims (5)

  1. 交流電圧を直流電圧に変換する整流回路において、ソースを一方の交流電源入力ラインに接続しドレインを出力ラインに接続する第1MOSトランジスタと、前記入力ラインと出力ラインとの間に形成される第1寄生ダイオードと、前記出力ラインとグランドとの間に接続されたコンデンサと、前記入力ラインと出力ラインに接続され,前記入力ラインと出力ラインとの電位差を検出する第1検出回路と、ソースを他方の交流入力ラインに接続しドレインをグランドに接続する第1MOSトランジスタと逆極性の第2MOSトランジスタと、前記他方の入力ラインとグランドとの間に形成される第2寄生ダイオードと、前記他方の入力ラインとグランドに接続され,前記他方の入力ラインとグランドとの電位差を検出する第2検出回路と、を有し、前記第1検出回路及び第2検出回路は前記検出される電位差に応じて前記第1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタをゲートにより各々オン/オフすることを特徴とする整流回路。
  2. 請求項1の整流回路において、前記第1検出回路及び第2検出回路は、MOSトランジスタからなることを特徴とする整流回路。
  3. 請求項2の整流回路において、前記第1MOSトランジスタ及び第1検出回路におけるMOSトランジスタはP型のMOSトランジスタであり、前記第2MOSトランジスタ及び第2検出回路におけるMOSトランジスタはN型のMOSトランジスタであることを特徴とする整流回路。
  4. 請求項3の整流回路において、全ての構成部品はモノリシック構造の中に一体的に作りこまれていることを特徴とする整流回路。
  5. 必要とされる電力を電磁誘導を用いて受信する電力取得手段と、該電力取得手段にて得られた交流電圧を直流電圧に変換する整流回路とを有し、該整流回路にて変換された直流電圧を用いて患者眼の網膜を構成する細胞に対して視覚の再生を促すための刺激パルス信号を出力する視覚再生補助装置において、前記整流回路はソースを一方の交流電源入力ラインに接続しドレインを出力ラインに接続する第1MOSトランジスタと、前記入力ラインと出力ラインとの間に形成される第1寄生ダイオードと、前記出力ラインとグランドとの間に接続されたコンデンサと、前記入力ラインと出力ラインに接続され,前記入力ラインと出力ラインとの電位差を検出する第1検出回路と、ソースを他方の交流入力ラインに接続しドレインをグランドに接続する第1MOSトランジスタと逆極性の第2MOSトランジスタと、前記他方の入力ラインとグランドとの間に形成される第2寄生ダイオードと、前記他方の入力ラインとグランドに接続され,前記他方の入力ラインとグランドとの電位差を検出する第2検出回路と、を有し、前記第1検出回路及び第2検出回路は前記検出される電位差に応じて前記第1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタをゲートにより各々オン/オフすることを特徴とする視覚再生補助装置。


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