JP2006050214A - テレビジョン受信機 - Google Patents
テレビジョン受信機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006050214A JP2006050214A JP2004227972A JP2004227972A JP2006050214A JP 2006050214 A JP2006050214 A JP 2006050214A JP 2004227972 A JP2004227972 A JP 2004227972A JP 2004227972 A JP2004227972 A JP 2004227972A JP 2006050214 A JP2006050214 A JP 2006050214A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel
- control unit
- broadcast reception
- memory
- tuner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Noise Elimination (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
【課題】アナログ放送、デジタル放送を受信可能なテレビジョン受信機において、妨害波による映像の妨害を改善することを目的とする。
【解決手段】選局情報を受け取る制御部2と、この制御部2から指定されたチャンネルを選局するデジタル放送受信用チューナー3およびアナログ放送受信用チューナー4と、これらのデジタル放送受信用チューナー3およびアナログ放送受信用チューナー4からの映像信号を表示部7に映し出すための信号処理を行う映像処理回路6とを有し、かつ前記アナログ放送受信用チューナー4側の接地点9とデジタル放送受信用チューナー3側の接地点10の接続を開閉するFET8と、チャンネル毎に前記FETの開閉を制御する情報を格納したメモリ11とを設け、選局情報を受けて前記メモリ11から必要な情報を呼び出して前記FET8を制御するように構成した。
【選択図】図1
【解決手段】選局情報を受け取る制御部2と、この制御部2から指定されたチャンネルを選局するデジタル放送受信用チューナー3およびアナログ放送受信用チューナー4と、これらのデジタル放送受信用チューナー3およびアナログ放送受信用チューナー4からの映像信号を表示部7に映し出すための信号処理を行う映像処理回路6とを有し、かつ前記アナログ放送受信用チューナー4側の接地点9とデジタル放送受信用チューナー3側の接地点10の接続を開閉するFET8と、チャンネル毎に前記FETの開閉を制御する情報を格納したメモリ11とを設け、選局情報を受けて前記メモリ11から必要な情報を呼び出して前記FET8を制御するように構成した。
【選択図】図1
Description
本発明は地上波アナログ放送とBS/CS/地上波デジタル放送を受信するテレビジョン受信機に関するものである。
具体的な先行技術文献はないが、アナログ放送受信機では、アナログ放送受信用チューナーに飛び込む妨害波による映像の妨害が従来からよく知られた課題となっている。この妨害波は受信機内部で使用されているクロックなどの高調波成分が原因であり、放送局からの搬送波を妨害し表示部に映し出される映像に斜めビートなどの妨害を発生させる。
近年のBS/CSデジタル放送、地上波デジタル放送の開始によってテレビジョン受信機はアナログ放送とデジタル放送両方の対応が要求されているが、デジタル放送受信部は当然のことながらデジタル回路が中心であり、妨害波の発生源となっていることが多い。
前述したようにデジタル放送、アナログ放送をともに受信可能な受信機においては、従来以上にアナログ放送受信用チューナーに飛び込む妨害波の除去が課題であり、一般的には電源、接地点(以下GNDという)クロック、バスラインの高調波を除去する対策が有効である。しかしGNDについてはその引き回し方によって信号のリターン電流の流れ方が変わり、地上波アナログテレビジョンの場合該当する周波数、つまりチャンネルが変わるだけでそのチャンネルでは妨害を対策できていても別のチャンネルに妨害を及ぼしていることがある。
本発明はこのような現状に鑑みなされたもので、アナログ放送、デジタル放送を受信可能なテレビジョン受信機において、妨害波による映像の妨害を改善することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明のテレビジョン受信機は、選局情報を受け取る制御部と、この制御部から指定されたチャンネルを選局するデジタル放送受信用チューナーおよびアナログ放送受信用チューナーと、これらのデジタル放送受信用チューナーおよびアナログ放送受信用チューナーからの映像信号を表示部に映し出すための信号処理を行う映像処理回路とを有し、かつ前記アナログ放送受信用チューナー側の接地点とデジタル放送受信用チューナー側の接地点の接続を開閉するスイッチと、チャンネル毎に前記スイッチの開閉を制御する情報を格納したメモリとを設け、選局情報を受けて前記メモリから必要な情報を呼び出して前記スイッチを制御するように構成したものである。
また、アナログ放送受信用チューナー側の接地点とデジタル放送受信用チューナー側の接地点の接続を開閉するスイッチを機器外部から制御するための外部制御部を設け、メモリからの情報による制御と外部制御部からの制御を切り替え可能に構成したものである。
本発明によるテレビジョン受信機は、地上波アナログ放送のRF妨害対策方法の1つであるGND強化や接続先変更を各チャンネルに応じて設定できるため、GND変更による他チャンネルへの影響を考慮せずに該当チャンネルの妨害の対策を行うことができる。また、チャンネル毎にRF妨害に対して最も効果的なGNDパターンにすることができるため、妨害レベルも低減させることができる。
また、あらかじめメモリに設定されたGNDパターンを外部から直接制御するように構成することにより、受信機のばらつきや環境の違いによる妨害状況変化を補正することができる。
以下、本発明の一実施の形態によるテレビジョン受信機について、図1〜図5を用いて説明する。
図1は本発明の一実施の形態によるテレビジョン受信機の全体構成を示す図である。図1において、1は視聴するチャンネルを選局するためのリモートコントロール装置(以下、リモコンと略す)、2は選局情報を受け取るマイクロコンピュータにより構成された制御部、3、4はこの制御部2から指定されたチャンネルを選局するデジタル放送受信用チューナーおよびアナログ放送受信用チューナー、5はデジタル放送受信用チューナー3で受信したデジタル信号を復調するためのデコーダー、6はこれらのデジタル放送受信用チューナー3およびアナログ放送受信用チューナー4からの映像信号を表示部7に映し出すための信号処理を行う映像処理回路、8は前記アナログ放送受信用チューナー4側のGND9とデジタル放送受信用チューナー3側のGND10の接続を開閉するスイッチとしてのFET、11はチャンネル毎に前記FET8の開閉を制御する情報が格納したメモリであり、リモコン1からの選局情報を受けて、制御部2が前記メモリ11から必要な情報を呼び出して前記FET8を制御するように構成している。
すなわち、視聴者によって選局されたチャンネル情報が制御部2に入力されると、制御部2は視聴者によって選局されたチャンネル情報をデジタル放送受信用チューナー3およびアナログ放送受信用チューナー4に渡す。このとき選局されたチャンネルがアナログチャンネルの場合、制御部2はメモリ11から該当チャンネルのGNDパターンを読み出し、アナログ放送受信用チューナー側GND9とデジタル放送受信用チューナー側GND10を接続するFET8を制御する。アナログ放送受信用チューナー4から送られる信号は、映像処理回路6で信号処理され、表示部7に映像が映し出される。視聴者によってデジタルのチャンネルが選局された場合、RF妨害とは無関係であるため、制御部2はFET8を初期値状態に戻す。デジタル放送受信用チューナー3から送られる信号は、デコーダー5で復調され、映像処理回路6で信号処理された後、表示部7に映像が映し出される。
図2は図1の点線部分12を実際の回路基板状態に合わせてGND配置を分かりやすく表した図である。商品開発の段階で、各アナログチャンネルについて、GND接続パターンを最適化し、その内容をメモリ11に記録しておけば、制御部2の制御によって最適化されたGNDパターンを形成することができる。アナログ放送受信用チューナー側GND9とデジタル放送受信用チューナー側GND10はビス13によって接続されている。
図3はメモリ11に格納される内容を示す図である。メモリ11には、メモリ格納内容14のようにチャンネルに対応した形でGNDのパターンを格納しておけばよい。基板に接続用のビス13の数にもよるが、例えば回路基板が図2のような形状でビス13の接続箇所が4箇所の場合、制御部2がメモリ11から読み出すGND接続パターン15は13通り発生する。なお、図3において、「○」はFET8がONを示し、「×」はFET8がOFFを示している。このときFET8の初期状態は一番多くのチャンネルで最適とされるGNDパターンを選択する。図3の場合、パターン1が初期値になる。
次に図4のフローチャートを用いて、さらに動作を詳細に説明する。まず、視聴者がチャンネルを選択すると、選択されたチャンネルがアナログ放送チャンネルかデジタル放送チャンネルを判別し、デジタル放送チャンネルであればRF妨害は関係ないため、スイッチとしてのFET8は初期化され、初期状態のGNDパターンにセットされた状態で映像は画面に表示される。
一方、アナログ放送であれば、制御部2がメモリ11からGND最適パターンを読み出し、アナログ放送受信用チューナー側のGND9とデジタル放送受信用チューナー側のGND10を接続するスイッチであるFET8を制御する。これにより、RF妨害に対して最適化されたGNDパターンが形成され、映像が画面に表示される。
図5に本発明の他の実施の形態によるテレビジョン受信機の全体構成を示している。図5において、図1と同一部分については、同一番号を付している。図5に示すように、本実施の形態においては、アナログ放送受信用チューナー側のGND9とデジタル放送受信用チューナー側のGND10の接続を開閉するスイッチとしてのFET8を、機器外部から制御するための外部制御部16を設け、メモリ11からの情報による制御と外部制御部16からの制御を切替スイッチ17により切り替え可能に構成したものである。
すなわち、切替スイッチ17が外部側に切り替えられると、制御部2は外部制御部16からの指示によりFET8を制御することができるもので、外部からFET8を制御することによって、製品のばらつきや設置環境による微調整をサービスマンなどが受信機に応じて、設定を個別対応することができる。なお、このとき外部制御部16は、メモリ11のデータを書き換えることができるもので、個別に微調整した情報をメモリ11に記憶させることができる。
以上のように本発明によるテレビジョン受信機は、地上波アナログ放送のRF妨害対策方法の1つであるGND強化や接続先変更を各チャンネルに応じて設定できるため、GND変更による他チャンネルへの影響を考慮せずに該当チャンネルの妨害の対策を行うことができ、またチャンネル毎にRF妨害に対して最も効果的なGNDパターンにすることができるため、妨害レベルも低減させることができる。また、あらかじめメモリに設定されたGNDパターンを外部から直接制御するように構成することにより、受信機のばらつきや環境の違いによる妨害状況変化を補正することができる。
本発明によれば、地上波アナログ放送受信時の妨害を選局チャンネルに対応させた形で除去することができるという、有用な発明である。
2 制御部
3 デジタル放送受信用チューナー
4 アナログ放送受信用チューナー
6 映像処理回路
7 表示部
8 FET
9、10 接地点(GND)
11 メモリ
16 外部制御部
17 切替スイッチ
3 デジタル放送受信用チューナー
4 アナログ放送受信用チューナー
6 映像処理回路
7 表示部
8 FET
9、10 接地点(GND)
11 メモリ
16 外部制御部
17 切替スイッチ
Claims (2)
- 選局情報を受け取る制御部と、この制御部から指定されたチャンネルを選局するデジタル放送受信用チューナーおよびアナログ放送受信用チューナーと、これらのデジタル放送受信用チューナーおよびアナログ放送受信用チューナーからの映像信号を表示部に映し出すための信号処理を行う映像処理回路とを有し、かつ前記アナログ放送受信用チューナー側の接地点とデジタル放送受信用チューナー側の接地点の接続を開閉するスイッチと、チャンネル毎に前記スイッチの開閉を制御する情報を格納したメモリとを設け、選局情報を受けて前記メモリから必要な情報を呼び出して前記スイッチを制御するように構成したテレビジョン受信機。
- アナログ放送受信用チューナー側の接地点とデジタル放送受信用チューナー側の接地点の接続を開閉するスイッチを機器外部から制御するための外部制御部を設け、メモリからの情報による制御と外部制御部からの制御を切り替え可能に構成した請求項1に記載のテレビジョン受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004227972A JP2006050214A (ja) | 2004-08-04 | 2004-08-04 | テレビジョン受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004227972A JP2006050214A (ja) | 2004-08-04 | 2004-08-04 | テレビジョン受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006050214A true JP2006050214A (ja) | 2006-02-16 |
Family
ID=36028261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004227972A Pending JP2006050214A (ja) | 2004-08-04 | 2004-08-04 | テレビジョン受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006050214A (ja) |
-
2004
- 2004-08-04 JP JP2004227972A patent/JP2006050214A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100254762B1 (ko) | 텔레비전수신기및영상신호처리장치 | |
EP1023804B1 (en) | Integrated television processor | |
JP2006050214A (ja) | テレビジョン受信機 | |
KR100322755B1 (ko) | 가변형 오에스디 그래픽 데이터를 가진 영상장치 | |
KR100597270B1 (ko) | 케이블카드 펌웨어 업그레이드시 영상재생이 가능한pip 영상재생장치 및 이를 이용한 영생재생 방법 | |
KR100322492B1 (ko) | 영상신호 처리 시스템의 광고표시방법 | |
US8442379B2 (en) | Broadcast reception apparatus | |
JP4068672B2 (ja) | テレビジョン信号受信装置および方法 | |
KR100591808B1 (ko) | 티브이 수신 기능을 가진 카메라 폰 | |
KR100580076B1 (ko) | 티브이 영상을 주화면 및 부화면에 모두 표시 가능한이동통신단말기 | |
KR970009458B1 (ko) | 단일 튜너를 가지는 영상신호 처리장치의 자 화면 표시방법 및 장치 | |
JP2007135064A (ja) | テレビ放送受信機 | |
KR100395566B1 (ko) | 통신선택기능 복조기를 구비한 디지탈 방송 수신기 | |
KR100528872B1 (ko) | 디지털 텔레비젼의 자동 채널 설정 방법 | |
KR100288966B1 (ko) | 크로스토크제거방법 | |
KR20110012546A (ko) | 디스플레이장치 및 그의 제어 방법 | |
KR100709562B1 (ko) | 신호수신장치 및 그 제어방법 | |
KR101102387B1 (ko) | 무신호 채널 스킵 기능을 갖는 텔레비전의 자동 채널 검색방법 | |
JPH10322608A (ja) | テレビジョン受像機 | |
JP4221672B2 (ja) | 情報処理装置および方法 | |
JP2010200189A (ja) | 受信機 | |
CN112292798A (zh) | 电子设备和电源状态设定方法 | |
JPH10210418A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH11313274A (ja) | テレビジョン受像機 | |
KR20090074609A (ko) | 외부 av기기의 전원 상태에 따른 tv의 외부 입력전환방법 |