JP2006048922A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2006048922A
JP2006048922A JP2005274273A JP2005274273A JP2006048922A JP 2006048922 A JP2006048922 A JP 2006048922A JP 2005274273 A JP2005274273 A JP 2005274273A JP 2005274273 A JP2005274273 A JP 2005274273A JP 2006048922 A JP2006048922 A JP 2006048922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
width
optical recording
groove
land
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005274273A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Hosokawa
哲夫 細川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2005274273A priority Critical patent/JP2006048922A/ja
Publication of JP2006048922A publication Critical patent/JP2006048922A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

【課題】 C/Nの低下を防止することが可能なランド及びグルーブからなる記録トラックを有する光記録媒体を提供することである。
【解決手段】 ランド及びグルーブからなる記録トラックを有する光記録媒体であって、交互に形成されたランド及びグルーブを有する透明基板と;該透明基板上にスパッタリングにより形成された光記録層とを具備し;前記光記録層は前記ランド上に記録された第1の幅の第1マークと前記グルーブ上に形成された第1の幅より小さい第2の幅の第2マークとを有していることを特徴とする。
【選択図】図16

Description

本発明は情報の高密度記録及び再生が可能な光記録媒体、特に光磁気記録媒体に関する。
光磁気ディスクは高密度記録媒体として知られているが、情報量の増大に伴い更なる高密度化が要望されている。高密度化は記録マークの間隔を詰めることによって実現できるが、その再生は、媒体上の光ビームの大きさ(ビームスポット)によって制限される。
ビームスポット内に1つの記録マークしか存在しないように設定した場合、記録マークがあるかないかによって、‘1’,‘0’に対応する出力波形が再生信号として観測できる。
しかし、記録マークの間隔を詰めてビームスポット内に複数個存在するようにすると、媒体上のビームスポットが移動しても再生出力に変化が生じないため、出力波形は直線となって記録マークの有り無しを識別できなくなる。
このようなビームスポット以下の周期を持つ小さな記録マークを再生するためには、ビームスポットを小さく絞れば良いが、ビームスポットの大きさは光源の波長λと対物レンズの開口数NAとで制約され、充分に小さく絞ることはできない。
最近、現行の光学系をそのまま利用してビームスポット以下の記録マークを再生する磁気誘導超解像(マグネティカリイ・インデュースト・スーパー・リゾリューション:MSR)技術を利用した再生方法を採用した光磁気ディスク装置が市販されている。MSRは、ビームスポット内の1つのマークを再生するとき他のマークをマスクすることで再生分解能を上げた再生方法である。
このため、超解像ディスク媒体には、マークを記録するための記録層以外に信号再生時に1つのマークのみが再生されるように他のマークを隠しておくためのマスク層又は再生層が最低必要となる。
再生層に垂直磁化膜を用いた光磁気記録媒体が、例えば特開平3−88156号で提案されている。しかし、この公開公報に記載された従来技術では、再生層を初期化するために数キロエルステッド程度の初期化磁界が必要であるため、装置を小型化できないという問題がある。
一方、再生層に室温で面内方向に磁化容易軸を有し所定温度以上では垂直方向の磁化容易軸を有する磁性膜を用いた光磁気記録媒体が、例えば特開平5−81717号で提案されている。
更に、米国特許第6,020,079号には、再生層及び記録層に加え、再生層と記録層の間の中間層を有するMSR媒体が記載されている。この米国特許に記載されたMSR媒体では、再生レーザビームの照射によりビームスポット内に低温領域と、中間温度領域と、高温領域とからなる温度分布を形成し、低温領域及び高温領域でマスクを形成して中間温度領域のみから記録されたマークを読み出す。
このように低温側及び高温側でダブルマスクが形成されるため、マークを読み出す中間温度領域を非常に小さく絞ることが可能であり、高密度記録及び再生が可能である。このような光磁気記録媒体は、ダブル−マスク・リア・アパチャー・ディテクション(DRAD)タイプの光磁気記録媒体と呼ばれる。
従来販売されているMSR光磁気記録媒体は、ランドのみにデータを記録するランド記録方式であるか、或いはグルーブのみにデータを記録するグルーブ記録方式のいずれかである。
更なる高密度記録及び再生を達成するために、ランド及びグルーブの双方を記録トラックとしてデータを記録するランド・グルーブ記録方式が最近になり注目を浴びている。このランド・グルーブ記録方式の光磁気記録媒体では、交互に形成された複数のランド及び複数のグルーブを有する透明基板を使用する。
ランド・グルーブ基板上にMSR再生可能な光磁気記録媒体を成膜すると、記録マークをMSR再生するのに必要な再生磁界が大きくなるという問題がある。これは、ランド・グルーブ基板では隣接したランドとグルーブの中心間隔即ちトラックピッチが小さいので、トラックピッチの極小化がその原因の1つではないかと考えられる。
また、トラックピッチの極小化によって基板上に形成される磁性膜の積層状態に影響することも考えられる。特にグルーブは、グルーブの壁(ランド平面とグルーブ平面との間の部分)の影響を受けやすく、その部分の磁性膜にも原因があると考えられる。
この問題は高密度化のためにトラックピッチを狭くするほど顕著である。特に、0.7μm以下のトラックピッチでの再生磁界の上昇が大きな問題である。この傾向は特にグルーブ部の再生で顕著である。
再生磁界を大きくするためには、光磁気ディスク装置内に組み込む磁石を大きくしなければならず、光磁気ディスク装置の小型化が困難になるという問題がある。また、光磁気ディスク装置の消費電力も大きくなることも問題であった。
従来のランド・グルーブ記録方式の光ディスクでは、ランドの幅とグルーブの幅は一般的に概略等しくなっている。しかし、ランドの幅とグルーブの幅を異ならせた光ディスクも幾つか提案されている。
例えば、特開平8−273202号は、クロストークの低減を図りながらクロストラック信号の振幅を増大させるために、グルーブの幅をランドの幅よりも広くするか又は狭くするようにした光ディスクを開示している。
また、特開平9−231615号には、隣接トラック間の熱クロストークを低減するために、ランドとグルーブの段差が100nm以上であって、ランド幅よりもグルーブ幅が広い光ディスクが開示されている。
上述した2つの公開公報では、グルーブの幅をランドの幅よりも広くした光ディスクを開示しているが、ランド・グルーブ記録方式でトラックピッチが狭くなると、再生磁界が上昇するという本発明の解決すべき課題は何ら認識されていない。
よって本発明の目的は、再生磁界を低減することが可能なランド及びグルーブからなる記録トラックを有する光磁気記録媒体を提供することである。
本発明によると、ランド及びグルーブからなる記録トラックを有する光記録媒体であって、交互に形成されたランド及びグルーブを有する透明基板と;該透明基板上にスパッタリングにより形成された光記録層とを具備し;前記光記録層は前記ランド上に形成された第1の幅の第1マークと前記グルーブ上に形成された第1の幅より小さい第2の幅の第2マークとを有していることを特徴とする光記録媒体が提供される。
好ましくは、ランドは第3の幅を有しており、グルーブは第3の幅より大きな第4の幅を有している。更に、基板のグルーブの深さは20〜60nmの範囲内であり、トラックピッチは0.2〜0.7μmの範囲内である。より好ましくは、グルーブの深さは30〜50nmの範囲内であり、トラックピッチは0.3〜0.5μmの範囲内である。
好ましくは、第4の幅は第3の幅より大きく、第3の幅の1.28倍より小さい。更に好ましくは、第4の幅は第3の幅の1.08〜1.17倍である。
例えば、光記録層は磁性再生層と磁性記録層を含んでおり、光記録媒体は磁気誘導超解像光磁気記録媒体である。好ましくは、光記録層は磁性再生層と磁性記録層の間に介装された中間層を更に含んでおり、光記録媒体はDRADタイプの磁気誘導超解像光磁気記録媒体である。
本発明によると、ランド部に記録されたマークの幅をグルーブ部に記録されたマークの幅より広くなるように記録することにより、C/Nの低下を防止することができる。媒体が光磁気記録媒体の場合には、再生に必要な磁場の増加を抑制することができる。
図1を参照すると、本発明実施形態の光磁気記録媒体12の構成図が示されている。光磁気記録媒体12は通常はディスク形状をしている。ガラス等の透明基板14は、実際は図2に示されるように交互に形成されたランド30及びグルーブ32を有している。
具体的には、ポジ型レジスト膜を有するスタンパを用い、グルーブ及びID信号用のピットに相当する部分を除いた部分にレーザビームを露光する。次いで、現像、エッチングによりグルーブ及びピットに相当する凸状の部分を形成する。そして、このようにして形成されたスタンパを射出成形機の金型に取りつけて、ポリカーボネート等の樹脂を供給して光記録媒体の透明基板を製造する。
次いで、透明基板の転写面(グルーブやピットが形成された面)上に記録層、保護層及び反射層等を形成して光記録媒体を製造する。このような基板の製造方法は、例えば特開平11−232707号の従来技術の欄等に記載されていて既に公知の技術である。
尚、本願発明では、グルーブをランドの幅より大きい所定の幅や深さに形成する必要があるので、スタンパを作成するときにランド及びグルーブに相当する部分の幅や深さを所定の幅や深さに制御しておく必要がある。
つまり、ランドに相当する部分は第1の幅を有し、グルーブに相当する部分は第1の幅より大きな第2の幅を有しており、グルーブに相当する部分の深さが60nm以下のスタンパを作成すれば、本願発明の基板を作成することができる。
具体的には、例えばランド幅を0.61μm、グルーブ幅を0.69μm、グルーブ深さを35nmとして、スタンパを形成すれば、所望の幅の基板を作成することができる。
透明基板をガラスで形成する場合は、透明基板上に前述したスタンパによって転写させるための転写層を設けて、転写層にグルーブやピットを転写して凹凸を形成すれば良い。
透明基板14上には、例えばスパッタリングによりSiN等からなる誘電体層16が積層されている。誘電体層16はその上に積層される磁性層の酸化及び腐食を防止する。
透明基板14としては、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、アモルファスポリオレフィン等の樹脂が採用可能である。また、誘電体層16としては、SiN,AlN等の金属窒化物、SiO2,Al23等の金属酸化物及びZnS等の金属硫化物が採用可能である。
誘電体層16上にはGdFeCoから形成された磁性再生層18が積層されている。磁性再生層18は膜面に対して垂直方向の磁化容易性を有している。
磁性再生層18は、遷移金属の磁気モーメントが希土類の磁気モーメントより優勢な金属ドミナント、又は金属リッチである。磁性再生層18のキュリー温度は約250℃〜約300℃である。
磁性再生層18上にはGdFeCoSiから形成された磁性中間層20が積層されている。磁性中間層20は室温では面内方向の磁化容易性を有している。
磁性中間層20の磁化容易方向は、再生ビームパワーで昇温される所定温度以上では面内方向から垂直方向に変化する。後で詳細に説明するように、この温度は約130℃以上であるのが好ましい。磁性中間層20のキュリー温度は約200℃以下である。
磁性中間層20上にはTbFeCoから形成された磁性記録層22が積層されている。磁性記録層22は膜面に対して垂直方向の磁化容易性を有している。磁性記録層22のキュリー温度は約250℃〜約270℃である。
磁性記録層22上にはSiNから形成された保護層24が積層されている。この保護層24は、空気中からの水や酸素或いはハロゲン元素のような物質の進入を防止し、磁性記録層22を保護する目的で設けられる。
保護層24としては、SiN,AlN等の金属窒化物、SiO2,Al23等の金属酸化物及びZnS等の金属硫化物も採用可能である。保護層24上にはアルミニウム(Al)から形成された記録感度調整層(反射層)26及び樹脂コート層が積層されて光磁気記録媒体12が完成する。
以上詳細に説明したように、光磁気記録媒体12は、透明基板14上に誘電体層16,磁性再生層18,磁性中間層20,磁性記録層22,保護層24,記録感度調整層26を含んだ多層膜28を積層して構成されている。
図2を再び参照すると、基板14の隣接したランド30とグルーブ32の中心間隔(トラックピッチ)は0.65μmであり、基板14上には多層膜28が積層されている。基板14のランド30とグルーブ32の段差は、例えば35nmである。
好ましくは、トラックピッチは0.2〜0.7μmの範囲内である。トラックピッチが0.2μm未満ではトラッキングは困難となるからであり、0.7μmより大きいと高密度記録のランド・グルーブ記録方式に適さなくなるからである。更に好ましくは、トラックピッチは0.3〜0.5μmの範囲内である。
この光磁気記録媒体12はランド及びグルーブの双方を記録トラックとする光磁気記録媒体であるため、ランド30及びグルーブ32の双方にマーク34が記録される。本発明はこのようにトラックピッチ間隔が小さい、ランド・グルーブ記録用光磁気記録媒体の再生磁界の上昇を抑制せんとするものである。
本発明のデータの消去方法、書きこみ方法及び再生方法は上述した米国特許第6,020,079号と同様であるが、図3乃至図5を参照してその概要を説明する。まず、図3を参照して本発明のデータの消去方法を説明する。
バイアス磁界Hbを下向きに印加しながらレーザビームを記録媒体に照射し、記録層22のキュリー温度以上に昇温することによって記録層22の磁化方向を下向きにする。
レーザビームから遠ざかると記録媒体は室温まで降温される。室温では再生層18と記録層22の磁気的結合が弱い状態になる。従って、消去後にバイアス磁界Hbを上向きに印加することで再生層18の磁化は中間層20中のFeCoの磁化との交換結合力により下向きに揃う。すなわち、中間層20の磁化方向は全体的には上方向であるが、FeCoの磁化方向は下方向である。
次に図4を参照して、本発明のデータの書きこみ方法について説明する。データ書きこみ時には、バイアス磁界Hbを消去方向とは逆向き、即ち上向きに印加しながら、記録部分にのみ強いレーザビームを照射すると、データが記録された部分の磁化のみ上向きになる。
レーザビームから遠ざかると、記録媒体は室温まで降温される。室温では、再生層18と記録層22は磁気的に結合力が弱い状態になる。従って、再生層18の磁化は中間層20中のFeCoとの交換結合力により下向きに揃う。
次に図5を参照して、本発明におけるデータのダブルマスク再生方法について説明する。充分強い再生レーザビームを記録媒体に照射すると、図5に示したようにビームスポット38内に再生層18の磁化が中間層20中のFeCoとの交換結合力により下方向を向く低温領域と、記録層22の磁化が交換結合によって中間層20及び再生層18に転写される中間温度領域と、中間層20のキュリー温度Tc以上の高温領域が形成される。
図5(A)に示すように、トラック44内には破線で示した複数のマーク46が形成されている。高温領域では、再生層18の磁化方向がバイアス磁界Hrに揃うアップスピンマスク48が形成され、2つのマスク40,48の間の中間温度領域に開口部42が形成される。
アップスピンマスク部48では、記録媒体が中間層20のキュリー温度Tc以上に加熱されているため、中間層20の磁化がなくなり、再生層18と記録層22は磁気的に結合していない状態である。
従って、再生層18は室温で保磁力が小さいことからその磁化方向は再生用バイアス磁界Hrの方向に向くことになる。即ち、中間層20のキュリー温度Tc以上の温度では、再生層18の磁化は常に上向きとなり、光磁気信号は出力されず一種のマスクとして機能する。
従って、記録層22に記録されたデータを読み出す非常に小さな開口部42を形成することができる。更に、ビームスポットの端に比べて相対的にレーザ強度が強いビームスポット中心部に開口部42が形成されるので、大きな光磁気信号を得ることができる。
上述したように、例えばランド・グルーブ記録用光磁気記録媒体のようにトラックピッチ間隔が小さくなると、媒体に記録されたマークを超解像再生するのに必要な再生磁界が大きくなるという問題がある。以下、再生磁界を低減することが可能な本発明について詳細に説明する。
図6を参照すると、ランド・グルーブ光磁気記録媒体12の拡大断面図が示されている。交互に形成されたランド30及びグルーブ32を有する透明基板14上に多層膜28が積層されている。
グルーブ32部分では、グルーブ膜幅WGmがグルーブ基板幅WGsより狭くなっている。一方、ランド30部分では、ランド膜幅WLmがランド基板幅WLsより広くなっているのが観測される。
このようにグルーブ部32では、基板14上に積層された多層膜28のグルーブ膜幅が狭くなる傾向にあるため、トラックピッチの狭いランド・グルーブ光磁気記録媒体では、ランドとグルーブを同一の幅で形成した場合、グルーブ部に記録されたマークを超解像再生するのに必要な再生磁界がランド部に記録されたマークを再生するのに必要な再生磁界に比べて大きくなるのではないかと推察される。
以下の実験では、ランド・グルーブ光磁気記録媒体について、再生磁界の上昇を抑制することが可能なランド幅に対するグルーブ幅、グルーブの深さについて検討を行った。
隣接したランドとグルーブの中心間隔(トラックピッチ)が0.65μmのランド・グルーブ基板を用意した。この基板のランドとグルーブの段差は35nmである。真空到達度が5×10−5Pa以下の複数の成膜チャンバ(スパッタチャンバ)を有する静止対向型のスパッタ装置を準備した。
まず、Siターゲットを装着した第1のチャンバに上記基板を搬送し、ArガスとN2ガスを導入し、反応性スパッタリングにより90nmのSiN層を基板上に成膜した。
次に基板をGdFeCo合金ターゲットを装着した第2のチャンバに移動し、Arガスを導入してDCスパッタリングにより厚さ50nmの再生層を成膜した。ここでの成膜条件はAr圧力5.0Pa、スパッタレート5.5nm/秒である。
次に、GdFeCoSiからなる合金ターゲットを装着した第3のチャンバに基板を移動し、チャンバ内にArガスを導入して膜厚40nmの中間層を成膜した。ここでの成膜条件はAr圧力4Pa、スパッタレート8nm/秒である。
次に、TbFeCoからなる合金ターゲットを装着した第4のチャンバに基板を移動し、チャンバ内にArガスを導入して7nm/秒のスパッタレート、Ar圧力7Paの条件下で膜厚50nmの記録層を成膜した。
次に、Siターゲットを装着した第5のチャンバに基板を移動し、第1のチャンバでの成膜と同じ条件で膜厚25nmのSiN層を記録層の上に成膜した。更に、基板をAlターゲットを装着した第6のチャンバに移動し、膜厚20nmのAl層を成膜した。最後に、基板上に成膜した多層膜の上に有機保護層をスピンコートし、光磁気ディスクを作成した。
一方、光磁気ディスクの評価測定用に使用したディスクテスターの光ピックアップは波長650nmのレーザ光源と開口数NAが0.55の対物レンズを有している。
作成した光磁気ディスクをディスクテスターに装着し、線速7.5m/秒で回転させて0.3μmの繰り返し信号をランドとグルーブの双方に記録した。ここで記録パワーは再生信号の振幅がランドとグルーブで同程度となるように設定した。
記録した信号を再生パワーPr=4.8mWで再生磁界Hrを変化させながら再生した結果を図7乃至図9に示す。図7に示すように、ランドとグルーブの幅の比が0.61/0.69でランド幅がグルーブ幅に比べて狭い基板を使用した光磁気ディスクでは、ランド部及びグルーブ部ともに再生磁界Hrが300エルステッド(Oe)程度で充分なC/Nが得られている。
しかし、逆にランドの幅がグルーブよりも広い基板を使用した光磁気ディスクでは、図9に示すようにグルーブ部で充分なC/Nを得るために必要な再生磁界が急激に大きくなり、500エルステッド(Oe)以上の再生磁界が必要となる。ランド幅とグルーブ幅が等しい条件でも、図8に示すようにグルーブ部の再生磁界がランド部に比べて大きくなっている。
この結果より、ランド・グルーブ基板のグルーブ幅をランド幅より広くすることにより、グルーブ部での再生磁界の上昇を抑制可能であることが分かる。図7に示すように、ランドを狭くした条件でもランド部でのC/Nの低下はなく、ランド部及びグルーブ部ともにほぼ同レベルのC/Nが得られる。
図10を参照すると、再生磁界Hrのグルーブ幅依存性が示されている。図10から明らかなようにグルーブ幅を広げることによって再生に必要な磁界が低減される。
図11は再生磁界Hrのランド幅依存性を示している。図11から明らかなように、ランド幅を変化させても再生磁界はほぼ一定である。図10及び図11の結果から、グルーブ幅をランド幅より広くすることにより、グルーブ及びランド両方の再生磁界を低減できることが理解される。
図12を参照すると、C/Nのランド幅依存性が示されている。図13はC/Nのグルーブ幅依存性を示している。図12及び図13の測定とも、トラックピッチは0.65μmであり、グルーブの溝深さは45nmである。
一般的にC/Nは45dB以上必要であるため、図12よりランド幅は0.56μm以上必要である。このときグルーブ幅は、1.3−0.56=0.74μmとなる。
また、図13よりグルーブ幅が0.66μm以上では、C/Nは46dB以上となり、充分なC/Nを得ることができる。しかし、図8に示したようにランド幅及びグルーブ幅がともに0.65μmの光磁気ディスクでは、グルーブ部での再生必要磁場が非常に大きくなる。
よって、グルーブ幅をGW、ランド幅をLWとすると、グルーブ部での再生必要磁場の上昇を抑制するためには、1<GW/LW<0.74/0.56=1.28となる。更に好ましくは、1.08<GW/LW<1.17である。
図14を参照すると、C/Nのグルーブ深さ依存性が示されている。トラックピッチは0.65μmであり、グルーブ幅はランド幅の1.1倍の場合の測定結果である。
図14より、グルーブ深さが60nmより深くなると、満足するC/Nが得られない。よって、グルーブ深さは60nm以下が好ましい。更に好ましくは、グルーブ深さは50nm以下である。
また、グルーブ深さが20nmより浅くなると、トラッキングが困難となるため、グルーブ深さは20〜60nmの範囲内が望ましい。より好ましくは、30〜50nmの範囲内である。
図15乃至図17を参照すると、C/Nの記録パワー依存性が示されている。図15はランド幅0.61μm、グルーブ幅0.69μmの場合であり、図16はランド幅及びグルーブ幅とも0.65μmの場合であり、図17はランド幅0.68μm、グルーブ幅0.62μmの場合である。
図15乃至図17では、ランド部とグルーブ部に記録パワーPwを変えて0.3μmの繰り返し信号の記録及び再生を行った結果が示されている。再生パワーPrは4.3mWであり、再生磁界Hrは350エステッド(Oe)で測定した。
図15乃至図17を観察すると明らかなように、グルーブでの記録パワーマージンが小さいことが分かる。即ち、高パワーで記録すると再生磁界が不足し、C/Nが低下する。
図15に示すように、グルーブ幅をランド幅より広くすると、C/Nの低下を防ぐことが可能である。又は、図15乃至図17を観察すると、グルーブ部の記録パワーを小さくすることでC/Nの低下を防ぐことが可能であることは分かる。
図15乃至図17を観察すると明らかなように、ランド部では記録パワーを上げてもC/Nの急激な低下は余り見られない。しかし、グルーブ部では記録パワーを上げるとC/Nが急激に低下する。
即ち、図17の場合には記録パワー7.4mwでC/Nが急激に低下し、図16の場合には記録パワー7.8mWでC/Nが急激に低下し、図15の場合には記録パワー8.2mWでC/Nが急激に低下している。
この急激なC/Nの低下は、MSR再生に必要な再生磁界が急激に大きくなったためである。即ち、高パワーで記録するとマークの幅が広くなる。記録されたマーク幅が広くなることが再生に必要な磁界が上昇する原因である。恐らく、挟トラックピッチ化による成膜の影響が原因と考えられる。
この結果から、グルーブ部での記録パワーをランド部に比べて低くすることにより、再生磁界の急激な上昇を抑えることが可能になることが分かる。
上述したように、高パワーで記録すると、記録されたマークの幅が広くなる。よって、ランド部に記録されたマークの幅をグルーブ部に記録されたマークの幅より広くするのが好ましい。この場合、ランド/グルーブの幅を変えないで同じ幅でマークサイズだけを変えるようにしても良い。
図15に示したグルーブの幅がランドの幅より広い光磁気ディスクでは、グルーブの記録マークの幅はランドの記録マークの幅の0.95以上1未満であることが好ましい。
ランド部の記録マークの幅をグルーブ部の記録マークの幅よりも広くなるように記録することは、光磁気記録媒体に限られるものではなく、スパッタリングにより形成された光記録層を有する相変化タイプの光記録媒体にも同様に適用可能である。
特に、磁気誘導超解像の光磁気記録媒体では、再生磁界の上昇を抑制する意味で有効である。尚、本実施例で開示したものだけでなく他の膜構成のダブルマスク・リア・アパチャー・ディテクション(D−RAD)方式のMSR媒体やセンタ・アパチャー・ディテクション(CAD)方式のMSR媒体にも応用可能である。また、磁気誘導超解像に限られず、再生磁界を利用する磁気拡大再生技術においても有効であると考えられる。
次に、図18を参照して本発明の光磁気記録媒体に情報を記録/再生するのに適した光磁気ディスク装置について説明する。光磁気ディスク装置50がホストコンピュータ52に接続されている。コントローラ54は図示しないインタフェース、MPU56、メモリ58及びオプティカル・ディスク・コントローラ(ODC)60を有する。
インタフェースはホストコンピュータ52との間でコマンド及びデータのやり取りを行う。MPU56は、光磁気ディスク装置の全体的制御を行う。ODC60は、ホストコンピュータ52との間でデータの送受信を行うためのCRCやECC等の制御を行う。
バイアス磁石62は光磁気ディスク64にバイアス磁界を印加する。光磁気ディスク64は磁気誘導超解像(MSR)光磁気ディスクである。バイアス磁石制御回路66は、MPU56の指示に応じてバイアス磁石62の磁界を制御する。
ライトLSI回路68は、レーザダイオード制御回路70とライト変調部72を有している。ライト変調部72は、光磁気ディスクの種類に応じて、ODC60からのライトデータをピット・ポジション・モジュレーション(PPM)記録又はパルス・ウイドス・モジュレーション(PWM)記録のデータ形式のデータに変調する。レーザダイオード制御回路70は、この変調されたデータにより光学ヘッド74のレーザビームの強度を制御する。
リードLSI回路76は、自動ゲイン制御(AGC)回路、フィルタ、セクターマーク検出回路、アナログ/デジタル変換回路(ADC)78、周波数シンセサイザー80、リード復調部82を有している。
周波数シンセサイザー80は、セクターのVFO信号に同期したリードクロックを発生する。リード復調部82は、光学ヘッド74から入力されたピット信号又はMO信号からセクターマークを検出し、検出信号をODC60に出力する。リード復調部82は更に、光学ヘッド74から入力されたMO信号をデジタル値に変換してODC60に出力する。
光学ヘッド74は光磁気ディスク64からの戻り光を検出し、ID信号/MO信号をリード回路76に入力する。光磁気ディスクの種類を検出することにより、セクターアドレスをピットで検出するか、MO信号で検出するかコントローラ54で制御される。
スピンドルモータ84は光磁気ディスク64を回転する。スピンドルモータ制御回路86は、MPU56の指示に応じてスピンドルモータ84を制御する。
サーボ制御回路88は、光学ヘッド74の戻り光からTES信号を作成するTES検出回路、光学ヘッド74の戻り光からFES信号を作成するFES検出回路を有している。
サーボ制御回路88は更に、TES信号からトラックサーボループにより光学ヘッド74のトラックアクチュエータを駆動し、且つFES信号からフォーカスサーボループにより、光学ヘッド74のフォーカスアクチュエータを駆動するデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)を有している。
このDSPは更に、光学ヘッド74を光磁気ディスク64のトラック横断方向に移動するボイスコイルモータ(VCM)を駆動制御する。
光学ヘッド74から光磁気ディスク64上にフォーカスされるレーザビームのパワー制御について以下に説明する。
記録/消去/再生パワーは、工場出荷時に測定した初期値(デフォルト値)としてコントローラ54内のメモリ58に予め登録されているが、パワー制御を高精度に行うために所定のタイミングでMPU56の制御のもとで試し記録が行われる。この試し記録によって、最適な記録パワー、最適な消去パワー、最適な再生パワーが決定されメモリ58に登録される。
即ち、前述したランドとグルーブでマーク幅を異ならせて記録又は再生する記録媒体のために、ランド・グルーブそれぞれのマーク幅に応じて各パワーがメモリ58に登録されることになる。
マーク幅を細く記録するためには、グルーブでの最適パワーをランドの最適パワーと比較して落とせば良いが、単純にパワーを落とすと信号品質が低下し、ジッタ、エラーが増加する。そこで、信号品質を考慮して、グルーブの最適パワーをランドの最適パワーから大体3〜7%差し引いた程度にすれば良い。
更に、ランド部では高パワー記録しても再生磁界の急激な上昇がないので、試し書きをランドで行うことで、正確な最適記録パワーPLbestを求める。
グルーブの最適パワーは、ランドの最適記録パワーPLbestの5%を差し引いた量としたり、試し書きの中心値をPLbestの5%差し引いた量として前後にパワーを振って測定することで求めて制御することができる。これにより、ランド/グルーブの双方とも正確な最適記録パワーで記録することができる。
また光記録の場合、レーザビームによる熱を利用して記録しているためにパワーを制御する換わりにレーザダイオード制御回路70をレーザのパルス幅や照射時間を変えられるように構成したり、MPU56の制御でスピンドルモータ制御回路86を制御して光磁気ディスク64の回転数を変えられるようにしても同様にマークの幅が異なる記録を行うことができる。
磁気誘導超解像方式や磁気拡大再生方式では、熱と再生磁界の関係で再生を行うため、ランド/グルーブの最適記録パワー同様にランド/グルーブの最適再生パワーを求めて制御したり、ランドとグルーブとで、パワーの換わりにレーザダイオード制御回路70をレーザのパルス幅や照射時間を変えられるように構成したり、MPU56の制御でスピンドルモータ制御回路86を制御して光磁気ディスク64の回転数を変えられるようにしても、同様にマークの幅が異なるランド/グルーブのそれぞれのマークを再生することができる。
また、2つの光源や2つの光学ヘッドを設けてランド用及びグルーブ用にそれぞれのビーム径を制御して、ランド/グルーブの幅が異なるマークの記録/再生を行うことができる。
光磁気ディスクの種類がランドとグルーブでマークの幅を異ならせて記録又は再生する媒体であると判断した場合、レーザダイオード制御回路70は、ビームスポットの現在位置や目的位置がランド又はグルーブであるかによって、コントローラ54のMPU56の指示により光ビームの強度等を制御する。
尚、ビームスポットの現在位置は媒体上に記録されたID信号に含まれるアドレス情報を読み出すことにより、ランド又はグルーブであるかを認識できるようにしておけば良い。
故に、従来公知の光記憶装置のMPUのプログラムやファームウエア等を変更するだけで、レーザダイオード制御回路70やスピンドルモータ制御回路86等の駆動制御を行うことができるので、ランドとグルーブとでマークの幅が異なるマークを記録/再生可能な光記憶装置を実現できる。
本発明は光磁気ディスク装置に限らず、相変化型の光ディスク装置でも応用可能である。更に、ディスク状の光記録媒体に限定されるものではなく、カードやテープにランド/グルーブのトラックが形成されたものに適用可能である。
本発明実施形態の光磁気記録媒体構成図である。 ランド・グルーブ記録用光磁気記録媒体の概略構成図である。 本発明のデータの消去を説明する図である。 本発明のデータの書きこみを説明する図である。 図5(A)及び図5(B)は本発明のデータの再生方法を説明する図であり、図5(A)が平面図を、図5(B)が記録媒体の縦断面図をそれぞれ示している。 ランド・グルーブ記録媒体の拡大断面図である。 グルーブ幅がランド幅より広い媒体でのC/Nの再生磁界依存性を示す図である。 ランドとグルーブの幅が等しい媒体でのC/Nの再生磁界依存性を示す図である。 グルーブ幅がランド幅より狭い媒体でのC/Nの再生磁界依存性を示す図である。 再生に必要な磁界のグルーブ幅依存性を示す図である。 再生に必要な磁界のランド幅依存性を示す図である。 C/Nのランド幅依存性を示す図である。 C/Nのグルーブ幅依存性を示す図である。 C/Nのグルーブ深さ依存性を示す図である。 グルーブ幅がランド幅より広い媒体でのC/Nの記録パワー依存性を示す図である。 ランド幅及びグルーブ幅が等しい媒体でのC/Nの記録パワー依存性を示す図である。 グルーブ幅がランド幅より狭い媒体でのC/Nの記録パワー依存性を示す図である。 本発明を適用するのに適した光磁気ディスク装置のブロック図である。
符号の説明
12 光磁気記録媒体
14 基板
16 誘電体層
18 磁性再生層
20 磁性中間層
22 磁性記録層
24 保護層
26 記録感度調整層
28 多層膜
30 ランド
32 グルーブ
34,46 記録マーク
38 ビームスポット
40,48 アップスピンマスク
42 開口部
44 記録トラック

Claims (7)

  1. ランド及びグルーブからなる記録トラックを有する光記録媒体であって、
    交互に形成されたランド及びグルーブを有する透明基板と;
    該透明基板上にスパッタリングにより形成された光記録層とを具備し;
    前記光記録層は前記ランド上に記録された第1の幅の第1マークと前記グルーブ上に形成された第1の幅より小さい第2の幅の第2マークとを有していることを特徴とする光記録媒体。
  2. 前記第2マークの第2の幅は第1の幅の0.95倍以上1倍未満である請求項1記載の光記録媒体。
  3. 前記ランドは第3の幅を有し前記グルーブは第3の幅より大きな第4の幅を有しており、前記基板のグルーブの深さは20〜60nmの範囲内であり、トラックピッチは0.2〜0.7μmの範囲内である請求項1記載の光記録媒体。
  4. 前記グルーブの前記第4の幅は前記第3の幅より広くその1.28倍未満である請求項3記載の光記録媒体。
  5. 前記光記録層は前記透明基板上に形成された磁性再生層と、該磁性再生層上に形成された磁性記録層とを含んでおり、
    前記光記録媒体はビームスポットより小さな前記第1及び第2マークを再生可能な磁気誘導超解像光磁気記録媒体である請求項1記載の光記録媒体。
  6. 前記光記録層は前記磁性再生層と前記磁性記録層との間に介装された中間層を更に含み、
    前記光記録媒体はダブル−マスク・リア・アパチャー・ディテクション・タイプの磁気誘導超解像光磁気記録媒体である請求項5記載の光記録媒体。
  7. ランド及びグルーブからなる記録トラックを有する光記録媒体に情報を記録/再生する光記録/再生装置であって、
    前記光記録媒体に光ビームを照射する光学ヘッドと、
    前記ランド上に第1の幅の第1マークを形成し、前記グルーブ上に第1の幅より小さい第2の幅の第2マークを形成するように、前記光学ヘッドから出射される光ビームを制御する制御手段と、
    を具備したことを特徴とする光記録/再生装置。
JP2005274273A 2000-05-25 2005-09-21 光記録媒体 Pending JP2006048922A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005274273A JP2006048922A (ja) 2000-05-25 2005-09-21 光記録媒体

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000154290 2000-05-25
JP2005274273A JP2006048922A (ja) 2000-05-25 2005-09-21 光記録媒体

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001035424A Division JP2002050090A (ja) 2000-05-25 2001-02-13 光記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006048922A true JP2006048922A (ja) 2006-02-16

Family

ID=36027259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005274273A Pending JP2006048922A (ja) 2000-05-25 2005-09-21 光記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006048922A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009076153A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 超解像再生を行うための光記録媒体及びその光記録再生方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009076153A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 超解像再生を行うための光記録媒体及びその光記録再生方法
JP4621898B2 (ja) * 2007-09-21 2011-01-26 独立行政法人産業技術総合研究所 超解像再生を行うための光記録媒体及びその光記録再生方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7535803B2 (en) Method for recording to and reproducing from a magnetic recording medium, recording and reproduction device for the same, and magnetic recording medium
JPH0689473A (ja) 光磁気記録媒体
US6570826B2 (en) Optical recording medium allowing high-density recording and reproduction of information
EP0549138B1 (en) Magneto-optical disk and the reproducing method thereof
JP3491191B2 (ja) 光磁気記録媒体のチルト補正方法、その実施に使用する装置及び光磁気記録媒体
WO2002086882A1 (fr) Support d'enregistrement magneto-optique
JP2006048922A (ja) 光記録媒体
Birukawa et al. Two-inch-diameter magneto-optical disk system with 3 GB capacity and 24 Mbps data transfer rate using a red laser
JP2006073175A (ja) 磁気記録媒体の記録再生方法、磁気記録媒体の記録再生装置および磁気記録媒体
KR100636726B1 (ko) 광 기록 매체 및 광 기억 장치
Sumi et al. Advanced storage magnetooptical disk (AS-MO) system
US20050152234A1 (en) Magneto-optical recording medium and magneto-optical storage device
JP2001331985A (ja) 光磁気記録媒体及びその製造方法
JP2002319197A (ja) 光磁気記録媒体およびその製造方法
US7376055B2 (en) Method of annealing optical recording medium
EP1524658A1 (en) Magneto-optical recording medium and magneto-optical storage device
JP4471060B2 (ja) 光磁気ディスク
JPH10188378A (ja) 光磁気記録媒体及びその記録再生方法
JPH07161091A (ja) 光磁気記録媒体の再生方法
JP2005100562A (ja) 光磁気記録媒体
JP2002245693A (ja) 光磁気記録媒体及びその製造方法
JPH1083589A (ja) 光磁気記録媒体
JP2005285189A (ja) 光磁気記録媒体の加熱処理方法
JP2002063746A (ja) 情報記録媒体及びその記録再生方法
JP2005293767A (ja) 光磁気記録媒体の加熱処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070904

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080115