JP2006048826A - 出力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 編集した画像データを保存し直すことなく、編集された画像データを表示手段に表示させることができ、編集された画像データを異なる場所でも容易に再生することができる出力装置を提供すること。
【解決手段】 前記リモート操作装置15は、前記編集の履歴情報を前記表示対象記録媒体固有の識別情報に対応付けて保存する編集履歴情報保存手段と、前記表示対象記憶媒体に記録されている画像データの表示時に前期編集履歴情報保存手段から編集履歴履歴情報を読み出す読み出し手段と、当該読み出した履歴情報を前記本体装置2に送信する送信手段と、を有し、前記本体装置の制御手段は、前記表示対象記録媒体に記録されている画像データの表示出力に際し、前記送信された編集履歴情報に基づいて画像データを前記表示手段に表示させることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、リモコン機能を有するDVDプレイヤなどの出力装置に係り、特に記録媒体に記録された画像データ及び/又は音データを出力する出力装置に関する。
近年、デジタルカメラの普及に伴い、デジタルカメラで撮影した画像データを取り扱う機会が増えてきている。撮影した画像データを再生する際に、画像データの鑑賞のみならず、画像データとともに表示画面上に再生される画像の内容に適した音楽や音声などの音データを編集して鑑賞したいと要望がある。このため、画像データと音データとを編集し、光化学的記録媒体などのコンパクトディスク(以下、CDという)に記録し、再生する際に記録された画像データを出力装置に表示させ、音データをBGMとして出力させる画像再生システムが提案されている(例えば、特開平6−311481号公報参照)。
また、デジタルデータについて停止、再生、スロー再生、未再生、倍速再生などの単純な操作をユーザがする際に、この操作を再生履歴として出力装置に記録し、再度操作する際に、この再生履歴に基づいてデジタルデータを再生することができるシステムが提案されている(例えば、特開2002−314917号公報参照)。
特開平6−311481号公報 特開2002−314917号公報
しかし、特に編集操作に不慣れなユーザや複雑な操作を嫌うユーザは、画像データの回転、音データの変更などの編集した画像データ及び音データをCDに保存せずに、不用意に編集の操作を終了してしまう場合がある。この場合は、再び同様の編集をしなおす必要がある。また、編集したデジタルデータ自体をCDに保存するので書き込み時間が長いという煩わしさがある。また、前回の編集したデジタルデータを記録媒体に記録しなかったものの、改めて確認したい場合にデータを一から再生しなければならないという不都合が生じる。
また、再生、編集などの操作をしたデジタルデータが出力装置に保存されている場合には、異なる出力装置で再生しようとした場合にその出力装置に保存し直すという煩わしさがある。さらに、ユーザ間同士が編集したデジタルデータをやり取りする場合に、送受信時に送信するデータ容量が大きすぎると受信に時間がかかるという煩わしさも生じる。
本発明の課題は、編集した画像データを保存し直すことなく、編集された画像データを表示手段に表示させることができ、編集された画像データを異なる場所でも容易に再生することができる出力装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、 リモート操作装置と、
表示対象記録媒体に記録されている画像データを前記リモート操作装置から送信される編集命令信号に基づいて編集し、当該編集した画像データを表示手段に表示させる制御手段を有する本体装置と、を備えた出力装置において、
前記リモート操作装置は、前記編集の履歴情報を前記表示対象記録媒体固有の識別情報に対応付けて保存する編集履歴情報保存手段と、前記表示対象記憶媒体に記録されている画像データの表示時に前期編集履歴情報保存手段から編集履歴履歴情報を読み出す読み出し手段と、当該読み出した履歴情報を前記本体装置に送信する送信手段と、を有し、
前記本体装置の制御手段は、前記表示対象記録媒体に記録されている画像データの表示出力に際し、前記送信された編集履歴情報に基づいて画像データを前記表示手段に表示させることを特徴とする。
ここで、デジタルデータには、画像データ及び/又は音データを含む。画像データには、静止画の画像データ又は動画の画像データを含む。また、音データには、音楽データ及び/又は音声データなどを含む。音とは、音楽及び音声を含む意味である。
記録媒体とは、CD−R、CD−R/W、DVD−R、DVD−R/W、DVD+R/W、DVD−RAM、ブルーレイディスク、MOディスク、PCカード、SDカード、メモリースティック、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、xD−Pictureカード、HDD及び不揮発性メモリなどをいう。
光化学的記録媒体とは、例えば、CD、CD−R、CD−R/W、DVD−R、DVD−R/W、DVD+R/W、DVD−RAM及びブルーレイディスクなどをいう。
不揮発性記録媒体とは、不揮発性メモリ、メモリカード、HDD及びMOディスクをいう。メモリカードとは、例えば、PCカード、SDカード、メモリースティック、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)及びxD−Pictureカードなどをいう。
出力装置は、パーソナルコンピュータ(Personal Computer)、DVDレコーダ、HDD(Hard Disk Drive)レコーダ、ホームサーバ、webサーバ、ゲーム機、ポータブルCD−Rライター、ポータブルHDD、HDDナビゲーションシステムなどをいい、画像データを表示できる機器を備えるものを含む。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の出力装置において、前記制御手段は、さらに前記記録媒体に記録された画像データをそのまま前記表示手段に表示させる第1の表示制御モードと、前記読み出された履歴情報に基づいて画像データを表示させる第2の表示制御モードとを、前記リモート操作装置から受信した編集命令信号に基づいて選択的に行うことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の出力装置において、前記履歴情報保存手段は、さらに過去の編集内容のそれぞれを各編集時毎に当該編集に係る記録媒体固有の識別情報に対応付けて保存することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の出力装置において、前記編集履歴情報は、画像データの表示画面上のおける画像の回転を示す情報であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の出力装置において、前記編集履歴情報は、画像データの表示画面上における色調整を示す情報であることを特徴とする特徴とする。
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の出力装置において、
前記編集履歴情報は、個々の画像データを表示画面上に表示したか否かを示す情報であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に請求項の出力装置において、前記編集記録情報は、画像データを表示画面上にスライド表示した場合の表示順序を示す情報であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の出力装置において、前記編集履歴情報は、画像データを表示画面上にスライド表示した場合の表示開始時間及び/又は表示終了時の表示態様を示す情報であることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の出力装置において、前記編集履歴情報は、画像データを表示画面上に表示した場合に同時に再生した音楽情報を示す情報であることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の出力装置において、前記編集履歴情報は、画像データを表示画面上にスライド表示した場合の拡大又は縮小を示す情報であることを特徴とする。
コンピュータとは、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びI/Oを基本構成とする装置であって、マイクロコンピュータ、マイクロプロセッサなどを含む、その組み込み先装置のいかんを問わない。例えば、パソコン、DVD(Digital Versatile Disk)レコーダ、HDD(Hard Disk Drive)レコーダ、ホームサーバ、webサーバ、ゲーム機、ポータブルCD−R(Compact Disk-Recordable)ライター、HDDナビゲーションシステムなどである。従って、本発明に係るプログラムは、上記コンピュータのROMに格納され、CPUの統括的制御下においてRAMに展開され、実行に供されるものであるから、本発明のコンピュータプログラムの技術的範囲は、当該プログラムが搭載されたコンピュータが搭載されたコンピュータの格納先の装置に及ぶものである。
請求項1に記載の発明によれば、編集の履歴情報がリモート操作装置に設けられた編集履歴情報保存手段に保存されるので、その記録媒体の表示に際して編集履歴情報が自動的に読み出され、過去の編集状態で画像を表示することができる。従って、表示の際に、その都度新たに編集する手間を省くことができ、ユーザにとって好適な鑑賞環境を自動的に作ることが可能となるという効果を奏する。また、編集履歴情報をリモート操作装置側に保存しておくことができるので、異なる本体装置で記録媒体の再生を行う場合に編集履歴情報をその本体装置に記録させる必要がないという効果を奏する。
請求項2に記載の発明は、編集の履歴情報が履歴情報保存手段に保存しているリモート操作装置の操作によりCDの画像データをそのままにするか、履歴情報に基づいて画像データを表示させるかを選択することができるので、円滑に編集作業を続けて行うことができるという効果を奏する。
請求項3に記載の発明は、各編集時毎に履歴情報を保存するため、表示の際に、その都度新たに編集する手間を省くことができ、ユーザにとって好適な鑑賞環境を自動的に作ることが可能となるという効果を奏する。
請求項4に記載の発明は、前記履歴情報を各々設定することによって、各々設定された履歴情報に基づいて画像データを前記表示手段に表示させることができるので、表示の際に、その都度新たに編集する手間を省くことができ、ユーザにとって好適な鑑賞環境を自動的に作ることが可能となるという効果を奏する。
請求項5に記載の発明は、前記履歴情報を各々設定することによって、各々設定された履歴情報に基づいて画像データを前記表示手段に表示させることができるので、表示の際に、その都度新たに編集する手間を省くことができ、ユーザにとって好適な鑑賞環境を自動的に作ることが可能となるという効果を奏する。
請求項6に記載の発明は、前記履歴情報を各々設定することによって、各々設定された履歴情報に基づいて画像データを前記表示手段に表示させることができるので、表示の際に、その都度新たに編集する手間を省くことができ、ユーザにとって好適な鑑賞環境を自動的に作ることが可能となるという効果を奏する。
請求項7に記載の発明は、前記履歴情報を各々設定することによって、各々設定された履歴情報に基づいて画像データを前記表示手段に表示させることができるので、表示の際に、その都度新たに編集する手間を省くことができ、ユーザにとって好適な鑑賞環境を自動的に作ることが可能となるという効果を奏する。
請求項8に記載の発明は、前記履歴情報を各々設定することによって、各々設定された履歴情報に基づいて画像データを前記表示手段に表示させることができるので、表示の際に、その都度新たに編集する手間を省くことができ、ユーザにとって好適な鑑賞環境を自動的に作ることが可能となるという効果を奏する。
請求項9に記載の発明は、前記履歴情報を各々設定することによって、各々設定された履歴情報に基づいて画像データを前記表示手段に表示させることができるので、表示の際に、その都度新たに編集する手間を省くことができ、ユーザにとって好適な鑑賞環境を自動的に作ることが可能となるという効果を奏する。
請求項10に記載の発明は、前記履歴情報を各々設定することによって、各々設定された履歴情報に基づいて画像データを前記表示手段に表示させることができるので、表示の際に、その都度新たに編集する手間を省くことができ、ユーザにとって好適な鑑賞環境を自動的に作ることが可能となるという効果を奏する。
〈第一の実施形態〉
以下、図1から図7を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。ただし、図示例に限定されるものではない。
ここで、出力装置1の例を図1に示す。出力装置1は、記録媒体に記録された画像データを画像音響装置30における表示手段に表示する。
図1に示すように、出力装置1は、本体装置10とリモート操作装置15とを備えている。操作部4として、リモート操作装置15と本体装置10の機器接続部16とが接続して構成する。
本体装置10は、CD27を差し込むディスクドライブ7と、不揮発性記録媒体であるメモリカード28などを差し込むメディア装填部6と、本体装置10に内蔵される記憶部3の不揮発性記録媒体であるHDD29と、リモート操作装置15と接続する機器接続部16とから構成する操作部4と、通信ネットワーク24を介してホームサーバ25または/及びwebサーバ26に接続するネットワーク接続部9とを備える。
例えば、出力装置1は、パーソナルコンピュータ(Personal Computer)、DVDレコーダ、HDD(Hard Disk Drive)レコーダ、ホームサーバ、webサーバ、ゲーム機、ポータブルCD−Rライター、ポータブルHDD、HDDナビゲーションシステムなどが挙げられる。
画像音響装置30は、出力装置1の画像データ及び音データを出力するデジタルデータ出力部5に接続する。この画像音響装置30は、画像データを表示するディスプレイ31及び音データを出力するスピーカー32を備える。
ディスプレイ31は、LCD、CRT(Cathode Ray Tube)、有機EL、プラズマディスプレイなどにより構成される。このディスプレイ31は、出力装置1のデジタルデータ出力部5の画像データ処理部から入力される画像データに基づいて画像表示を行い、再生する。スピーカー32は、デジタルデータ出力部5の音データ処理部であるD/A変換器から入力されてアンプにより増幅された音データを出力する。また、出力装置1と画像音響装置30とが一体化された装置でもよい。
図2に示すように、出力装置1は、制御部2、記憶部3、操作部4、デジタルデータ出力部5、メディア装填部6、ディスクドライブ7、デジタルデータ生成・再生部8、ネットワーク接続部9などを備えて構成され、各部はバス20により接続されている。
制御部2は、出力装置1の各部を統括する。制御部2は、CPU11(Central Processing Unit)、ROM12(Read Only Memory)、RAM13(Random Access Memory)、不揮発性メモリ14を備える。
ここで、CD27に記録されている表示対象記録媒体固有の識別情報(以下、ディスクIDという)をディスクID1とし、CD27から編集に係るCDのディスクIDに対応付けて不揮発性記録媒体に保存されたデジタルデータの表示に際に生成された編集の履歴情報を含むディスクIDをディスクID2とする。
CPU11は、操作部4から入力される各指示に従って、ROM12に記録されている各種プログラムの中から指定したプログラムをRAM13のワークエリアに展開し、下記プログラムとの協働によって各種処理を実行し、その処理結果などをRAM13の所定の領域に格納するとともに、デジタルデータ出力部5からデジタルデータが送信され、画像音響装置30のディスプレイ31に表示またはスピーカー32に出力させる。
ROM12は、不揮発性の半導体メモリで構成される。ROM12は、CPU11により実行される装置用の各種プログラムなどを記憶する。
RAM13は、DRAMなどの書き換え可能な半導体素子で構成される。RAM13は、データが一時的に保存される記録媒体であり、CPU11が実行するためのプログラムを展開するためのプログラムエリア、操作部4から入力されるデータやCPU11による各種処理結果を保存するためのデータエリアなどを有している。
また、不揮発性メモリ14は、フラッシュメモリ(E2PROM)などの書き換え可能であって不揮発的にデータを記録できる半導体素子である。不揮発メモリ14は、デジタルデータを編集した際の履歴情報が不揮発的に記憶されており、CPU11の制御に従って、デジタルデータを編集した際のディスク固有の識別情報で各ディスクに異なる情報(以下、ディスクIDという。)及びそのディスクIDに対応付けされている履歴情報を読み出され、CPU11に出力される。
記憶部3は、不揮発性記録媒体であるHDD29を備えて構成され、各処理により生成されたデータを記憶し、例えば、デジタルデータを再生するためのデジタルデータ再生プログラムやディスクIDに対応する履歴情報をデジタルデータに生成するための履歴情報生成プログラムなどが記憶されている。このデジタルデータ再生プログラムには、静止画の画像データを表示したり、動画の画像データを再生したり、これらの画像データを連続して順次表示してスライドショーとして再生したり、このときにこれらの画像データに対応して音データを再生する機能が含まれる。
また、HDD29は、デジタルデータを編集した際のディスクID及びこのディスクIDに対応付けて生成された履歴情報を不揮発的に記憶されることができる。そして、CPU11の制御に従って、デジタルデータを編集した際のディスクID及び履歴情報を読み出され、CPU11に出力されることが可能である。また、この履歴情報生成プログラムには、履歴情報の階層構造に従ってデジタルデータから履歴情報及び履歴情報からデジタルデータに生成・再生する機能が含まれる。
デジタルデータ生成・再生部8は、履歴情報生成部C1、デジタルデータ再生部、送受信履歴情報保存部から構成されている。この履歴情報生成部C1に履歴情報生成C1プログラム、デジタルデータ再生部にデジタルデータ再生プログラム及び送受信履歴情報保存部に履歴情報保存プログラムを格納する。デジタルデータ生成・再生部8は、これらのプログラムを格納し、主としてCPU11を含む制御部2と協働しながら、以下のようにCD27からのデジタルデータ及び編集したデジタルデータの再生を行うプログラムである履歴情報生成C1プログラム及びデジタルデータ再生プログラムと生成される履歴情報を連続的に保存するプログラムである履歴情報保存プログラムとを稼動させる。
履歴情報生成部C1は、編集された記録媒体の表示動作に際して、ディスクID1の読み出しを不揮発性メモリ14などから行う。または、リモート操作装置15のディスクID読み出しキーなどの操作キーによる送信によって、履歴情報生成部C1は、ディスクID1の読み出しを不揮発性メモリ14などから行う。ディスクID1の読み出しを行った後、読み出しを行ったディスクID1を機器接続部16からリモート操作装置15に送信する。また、履歴情報生成部C1は、CUP11を備える制御部2と協働して下記の履歴情報に従ってデジタルデータから履歴情報及び履歴情報からデジタルデータに生成・再生する機能が含まれる。
デジタルデータ再生部は、CUP11を備える制御部2と協働してCD27から読み出されたデジタルデータまたは履歴情報生成部C1によって再生されたデジタルデータの画像データを表示または音データを出力する機能が含まれる。
送受信履歴情報保存部は、ディスクID1に対応して生成された履歴情報を連続的に保存しながら、一定時間前の履歴情報を消去させる。または、履歴情報を消去せずに、過去の編集内容のそれぞれを編集した編集時毎に生成される履歴情報をディスクIDに対応付けて保存する。
また、送受信履歴情報保存部は、操作部4からその他の不揮発性記録媒体、例えば、メモリカード28、HDD29、ホームサーバ25のHDD、webサーバ26のHDDなどを選択した場合には、選択したその他の不揮発性記録媒体に一定容量の履歴情報の書き込みを行う。出力装置1の外部装置であるホームサーバ25などについては、有線または無線、赤外線などによって機器接続部16またはネットワーク接続部9と接続されている。
履歴情報生成・再生指示が送信されるとともにディスクID1と一致するディスクID2を含む履歴情報が送信された場合には、履歴情報生成・再生指示によりデジタルデータ生成・再生部8に基づいてCUP11を備える制御部2と協働して、編集した際のデジタルデータの再生を行い、外部装置である画像音響装置30に画像データを表示または音データを出力する。
CDをそのまま表示またはディスクID1と一致せず、通常の再生指示が送信された場合には、通常の再生指示によりCD27のデジタルデータに基づいてCUP11を備える制御部2と協働して、CD27のデジタルデータを外部装置である画像音響装置30に画像データを表示または音データを出力する。また、リモート操作装置15のCDそのまま表示などの操作キーが操作され、通常の再生指示が送信された場合でも同様にCD27のデジタルデータを再生する。
操作部4は、本体装置10に備える機器接続部16と本体装置10を離れて操作できるリモート操作装置15とを備えて構成される。
機器接続部16は、リモート操作装置15と有線又は無線、赤外線などによって接続される。このときの有線又は無線、赤外線は、例えば、Blue Tooth、USBケーブル、無線LAN、Ir−DAなどである。機器接続部16は、リモート操作装置15からの送信された信号を受信し、受信した信号をCPU11へ出力する。また、機器接続部16は、リモート操作装置15へCPU11から出力された信号を送信する。
なお、本体装置10には、下記のリモート操作装置15と同様の機能を有する入力操作部を備える。
リモート操作装置15としては、例えば、リモートコントローラ22の他に、携帯電話23、無線キーボードなどが挙げられる。リモート操作装置15は、本体装置10の機器接続部16に送信できるとともに、異なる本体装置10や異なるリモート操作装置15に送信することができる。
なお、リモート操作装置15及び機器接続部16は、本体装置10とリモート操作装置15との間、さらにリモート操作装置15同士間で双方向にデータを送受信することができるものが好ましい。
デジタルデータ出力部5は、音データ処理部及び画像データ処理部を備えており、記憶部3のHDD29、メモリカード28、CD27などから読み取られたデジタルデータまたは制御部2によって編集されたデジタルデータを、それ以降のデジタルデータ出力処理に適した画像データ及び音データに変換して出力する。
音データ処理部は、D/A変換器を有している。D/A変換機は、音データ処理部から入力されるデジタルデータをアナログ信号に変換する。音声アナログ信号は、図示しない増幅器を介して増幅され、スピーカー32から出力される。
画像データ処理部は、例えば、入力された画像データに基づいて各画像を所定時間ごとに切換えて表示するスライドショー表示、複数のサムネイル画像を表示する一覧表示、電子アルバムとしてレイアウトされた画像を、ページめくっていくように表示するページめくり表示などを行うことのできる画像データをディスプレイ31に表示する。
メディア装填部6は、本体装置10に設けられたカードリーダを有しており、メディア装填部6にカードリーダに対応する不揮発性記録媒体のカード型28(メモリカード)が差し込み可能になっている。また、メモリカード28は、デジタルデータを編集した際の履歴情報を不揮発的に記憶することもできる。
メモリカードは、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ、スマートメディア(登録商標)、SDメモリカード(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、マルチメディアカードなどが挙げられる。
ディスクドライブ7は、CD27がディスクドライブ7に装填されているか否かと検出するピックアップを備えている。CD27に対して照射された光線の反射光を検出することにより、CD27に記録されているデジタルデータを読み取りを行う。
CD27は、ディスクドライブ7に差し込み可能となっている。ディスクドライブ7は、CPU11の制御に従って、CD27からディスクID1及びデジタルデータを読み込む。
例えば、CD27は、CDの他、CD−R、CD−R/W、DVD−R、DVD−R/W、DVD+R/W、DVD−RAM、ブルーレイディスクなどが挙げられる。
図3に示すように、表示対象記録媒体であるCD27は、ディスクID1と画像データ及び音データのデジタルデータとが記録されている領域30と、デジタルデータ再生プログラムが記録されている領域31とに分かれていることが好ましい。
ネットワーク接続部9は、LAN、WAN、VAN、インタ−ネットなどの通信ネットワーク24を解してホームサーバ25やwebサーバ26などの通信手段と接続する。これらホームサーバやwebサーバは、記憶部としてHDDを備えることができ、メモリカード28も装填することができる。また、ネットワーク接続部9が出力装置1にないまたは外部記憶手段と接続されていなくともよい。また、リモート操作装置15は、異なる出力装置との間で履歴情報などを送受信することができる。さらにリモート操作装置15は、異なるリモート操作装置15間でも履歴情報などを送受信することができる。
ここで、履歴情報の階層構造の例を図4に示す。図4に示すように、<HEADER>として、Disk ID(ディスクID2)、Histry(履歴)、BGMがある。ディスクID2は、目的のディスクのディスクID1と一致するかどうかの識別をするディスクの識別番号である。履歴は、スライド表示した場合の表示順序を示す情報であって、例えば、編集したデジタルデータは6番目であることを指す履歴である。BGMは、読み出す音データの識別番号である。年月日時分として20**/**/** **;**を加えてもよい。
さらに、<PHOTE>として、JOB、PATH、ROTATE,SLIDE SEQ、SLIDE EFFECT、CROP、CMS_B、CMS_G、CMS_R、CMS_S、CMS_Cなどがある。
JOBは、<Photo>データの一つの塊と順番を表し、JOB=001、002、…と順次、記録して、個々の画像データを表示画面に表示したか否かを示す。これによって、特定のスライドについて、スキップ、表示しない、スライドの順番などを履歴情報とすることができる。PATHは、編集した画像データの記録場所を示す識別番号である。ROTATEは、画像データの回転を表し、例えば、右90°旋回は+90、左90°旋回は−90である。SLIDE EFFECTは、スライド表示した場合の表示開始時間及び/又は表示終了時の表示態様を示す情報であって、例えば、静止画像データを右から中央へ移動させたり、中央から画面全体に拡大させたりする効果である。また、SLIDE EFFECTには、表示した場合に同時に再生した音楽情報を示す情報であって、例えば、音データを挿入したりする効果もある。CROPは左上を(0,0)として原点からの長さ(X,Y)である。CMS_B、CMS_G、CMS_Rは編集した画像データの色調整で、青、緑、赤の色の階調である。CMS_Sは画像データの鮮明度である。CMS_Cは明暗の際立ち具合度である。この他に、一般的に画像データ処理に用いられているものを履歴情報の<Photo>として、例えば、ぼやかしはCMS_N、モザイクはCMS_M、フィルタ処理はCMS_F、画像の縮小はRED、拡大はEXPなどを用いる。この他に、変形、エッジ抽出フィルタ、メディアンフィルタなどの画像の特殊効果を履歴情報として作成することができる。これによって、特定のスライドについてのデジタルデータ処理を履歴情報とすることができる。
ここで、図5を用いてリモート操作装置15について詳細に説明する。
リモート操作装置15は、制御部42、記憶部43、操作部44、表示部45、送受信メディア装填部46、送受信部47、送受信履歴情報部48などを備えて構成され、各部はバス50により接続されている。また、スキャナ部が備えられていてもよい。
制御部42は、リモート操作装置15の各部を統括する。制御部42は、CUP53、ROM54、RAM55、不揮発性メモリ56を備える。
CUP53は、操作部44から入力されるまたは本体装置10の機器接続部16から送信される各指示に従って、ROM54に記録されている各種プログラムの中から指定したプログラムをRAM55のワークエリアに展開し、下記プログラムの協働によって各種処理を実行し、その処理結果などをRAM55の所定の領域に格納する。格納するとともに、CUP53は、送受信部47から履歴情報、ディスクID、またはデジタルデータなどを本体装置10の機器接続部16に送信させる。さらに、CUP53は、表示部45に履歴情報、ディスクID、またはデジタルデータなどを出力させることができる。
ROM54は、不揮発性の半導体メモリで構成される。ROM54は、CUP53により実行される各種プログラムなどを記憶する。
RAM55は、DRAMなどの書き換え可能な半導体素子で構成される。RAM55は、データが一時的に保存される記録媒体であり、CUP53が実行するためのプログラムを展開するためのプログラムエリア、送受信部または送受信操作部から入力されるデータやCUP53による各種処理結果を保存するためのデータエリアなどを有している。
また、送受信不揮発性メモリは、E2PROMなどの半導体素子である。この送受信不揮発性メモリによってデジタルデータを編集した際に入力された履歴情報が不揮発的に記憶されている。そして、CUP53の制御に従って、ディスクID及び履歴情報を読み出し、CUP53に出力させる。
記憶部43は、不揮発性記録媒体である送受信HDD(図示せず)を備えて構成され、各処理装置により生成されたデータを送受信HDDなどに記憶させる。例えば、デジタルデータを編集する際に操作部44により入力された履歴情報を出力装置などの間で送受信するための履歴情報送受信プログラムや送受信の際に送受信機億部43に編集した履歴情報を保存するための履歴情報保存プログラムなどである。これらプログラムは下記のとおりの機能である。また、編集したデジタルデータを再生するためなどに上記のデジタルデータ再生プログラムや履歴情報生成C1プログラムなどが含まれていてもよい。
また、送受信HDDによって、ディスクID及び履歴情報を不揮発的に記憶させることができる。送受信HDDは、CUP53の制御に従って、デジタルデータを編集した際のディスクID及び履歴情報を読み出させることができる。
メディア装填部46は、本体装置10に設けられているカードリーダと同様のカードリーダを有しており、送受信メディア装填部46にカードリーダに対応するメモリカード28が差し込み可能となっている。また、メモリカード28の機能及び種類は、上記と同様である。
操作部44は、英カナ数字キー、選択キー、各種機能キー、ボタン、十字キー、読み取りスキャナなどを備えている。キー及びボタンはユーザの押下などの操作によって入力可能である。また、画像読み取りできるスキャナ部を備える場合には、予めROM54に一定の取り決めによって形成されている画像または磁気をユーザがスキャナ部で取り込まさせて入力することによって、入力された画像または磁気から信号に変換し、変換された信号をCUP53に出力するプログラムが格納されている。例えば、フェリカ(登録商標)、バーコード、磁気テープ、ICチップ、ICタグなどである。なお、リモート操作装置15は、外部接続部(図示せず)を介して外部接続キーボードまたは外部接続マウスなどと接続することができる。
リモート操作装置15の操作部44のキーなどを操作することによって送受信部47から送信された信号を本体装置10に備える機器接続部16で受信し、受信した信号をCPU11へ出力する。送受信部47は、上記のとおり、有線または無線、赤外線などによって信号を本体装置10との間で送受信する。また本体装置10の機器接続部16からの信号を送受信部47によって受信し、受信した編集命令信号などをCUP53へ出力する。または、送受信部47は、CUP53から出力された履歴情報保存命令信号などを機器接続部16へ信号を送信する。
送受信履歴情報部48は、履歴情報送受信部C1及び送受信履歴情報保存部から構成されている。この履歴情報送受信部C1に履歴情報送受信プログラム及び送受信履歴情報保存部に送受信履歴情報保存プログラムを格納する。送受信履歴情報部48は、これらのプログラムを格納し、主としてCUP53を含む制御部42と協働しながら、以下のように履歴情報の送受信及び保存を行うプログラムである履歴情報送受信プログラム及び履歴情報保存プログラムを稼動させる。
なお、表示部45を備える場合には、送受信履歴情報部48に、履歴情報をデジタルデータに再生・生成するため上記のデジタルデータ生成・再生部と同様の送受信デジタルデータ生成・再生部を構成として追加してもよい。この送受信デジタルデータ生成・再生部に上記と同様にデジタルデータから履歴情報及び履歴情報からデジタルデータに生成し、再生するプログラム及びデジタルデータ再生プログラムを格納する。主としてCUP53を含む制御部42と協働しながら、ジタルデータに生成し、再生するプログラム及びデジタルデータ再生プログラムを稼動させる。表示部45は、上記の通りLCDや有機ELなどが備えられており、上記の通りデジタルデータを処理するによって画像表示を行う。
履歴情報送受信部C1は、本体装置10の編集された記録媒体の表示動作に際してCD27のディスクID1を読み出して送信されたディスクID1を送受信部47で受信する。または、リモート操作装置15の操作部44のディスクID読み出しキーなどを操作して送信することによって、本体装置10にディスクID1の読み出し及び送信を行わせ、送信されたディスクID1を送受信部47で受信することもできる。
編集された記録媒体の表示動作に際してとは、例えば、出力装置1の編集操作の中断、出力装置1の停止して編集操作の再開、出力装置1の起動または再起動の場合など一定時間をおいて再び編集前または編集後のデジタルデータを編集する場合をいう。
履歴情報送受信部C1は、再び編集を開始後一定時間経過した場合に、履歴情報に基づいて表示を行う指示、またはそのまま表示を行う指示のうち、履歴情報に基づいて表示を行う指示が自動的に選択される。
ここで、履歴情報に基づいて表示を行う指示とは、送信されたディスクID1に対応する履歴情報に基づいて表示を行う指示をいう。また、そのまま表示を行う指示とは、履歴情報に基づかずにCD27のデジタルデータに基いて通常の再生指示であるそのまま表示の指示を行う指示をいう。
このとき、一定時間経過の時間設定、いずれか一方の自動選択を予めユーザによって操作部4より記憶部3に記憶させておくことができる。また、いずれか一方を操作部4の操作キーによる外部操作入力信号によってユーザが選択することもできる。
制御部42は、一定時間経過や外部操作入力によって選択された操作入力信号を操作部44と機器接続部14とを介して制御部2に送信する。送信された操作入力信号に基づき、制御部2は、第1の表示制御モードまたは第2の表示制御モードを選択する。
履歴情報送受信部C1は、履歴情報に基づいて表示を行う際には、受信したディスクID1に一致するディスクID2を含む履歴情報が保存されている不揮発性メモリ56から検索し、読み出しを行う。
このとき、検出する不揮発性記録媒体は、本体装置10のHDD29または異なる出力装置のHDD、リモート操作装置15または異なるリモート操作装置の送受信HDD、メモリカード28などの不揮発性記録媒体でもよく、通信ネットワーク24上のホームサーバ25またはwebサーバ26のHDDなどであってもよい。また、不揮発性メモリ56に目的とするディスクIDが検索できないときには、例えば、送受信HDD、リモート操作装置15に装填されているメモリカード28、異なるリモート操作装置などの順に検索を行うことができる。
履歴情報送受信部C1は、ディスクID1に一致するディスクID2を不揮発性メモリ56などから検索の結果、一致するディスクID2がある場合には、ディスクID1に対応するディスクID2を含む履歴情報を生成・再生指示とともに送信する。このとき、複数の一致するディスクID2がある場合には、最新に更新された履歴情報を送信する。なお、ユーザが操作部44から入力することによってユーザが選択した履歴情報を本体装置10に送信することもできる。これによって、本体装置10は、送信された履歴情報生成・再生指示により、リモート操作装置15から送信された履歴情報に基づいてデジタルデータの生成・再生を行う。
履歴情報送受信部C1は、一致するディスクID2がない場合には、通常の再生指示を送信する。これによって、出力装置1は、送信された通常の再生指示により、本体装置10のCD27に記録されているデジタルデータに基づいて再生を行う。
履歴情報送受信部C1は、別のCDに差し替える場合には、操作部44のCD差し替えなどの操作キーを操作することによって、CD差し替え指示を機器接続部16に送信する。このとき、別のCDを差し替えた場合には、履歴情報送受信部C1は、上記と同様に新たに差し替えたCDのディスクID1の読み出しから行う。
送受信履歴情報保存部は、履歴情報送受信部C1がディスクID1に対応するディスクID2を含む履歴情報を検索した結果、ディスクID1に対応する履歴情報が一つのみ読み出された場合には、その読み出した履歴情報をディスクID1に対応付けて別に新たな履歴情報として不揮発性メモリ56に保存する。履歴情報送受信部C1が複数の履歴情報を読み出した場合には、最新の履歴情報を選択して上記と同様に別に新たな履歴情報として不揮発性メモリ56に保存する。なお、複数の履歴情報が存在する場合には、本体装置10に送信された履歴情報をディスクID1に対応付けて別に新たな履歴情報として不揮発性メモリ56に保存する。
送受信履歴情報保存部は、ディスクID1に対応する履歴情報がない場合には、本体装置10に差し込まれているCD27の読み出されたディスクID1に対応付けて別に新たな履歴情報として記録し、保存する。
操作部44の操作キーを編集のためユーザが入力操作を行った場合には、入力操作毎にディスクID1に対応付けて履歴情報を不揮発性メモリ56に連続的に保存する。このとき、履歴情報を保存しながら、操作部44の操作した操作キーを信号として出力装置1の機器接続部16に送信することもできる。
また、不揮発性メモリ56の他に、リモート操作装置15のHDD及び装填したメモリカード28などに連続的に保存することができる。他の記憶媒体として、編集操作中に履歴情報を受信できる本体装置10のHDD29または異なる本体装置10のHDD、リモート操作装置15または異なるリモート操作装置の送受信HDDでもよい。また、他の送受信機の不揮発性メモリ、充填されたメモリカード28などでもよく、さらに通信ネットワーク24を介してホームサーバ25またはwebサーバ26のHDDなどであってもよい。
また、送受信履歴情報保存部は、操作した操作キーをディスクID1に対応付けるディスクID2を含む履歴情報としてリモート操作装置15の記憶媒体に連続的に保存するとともに、送受信部47から異なるリモート操作装置、通信ネットワーク24上のホームサーバ25またはwebサーバ26、異なる出力装置に連続して保存している履歴情報を送受信できる。また、履歴情報をリモート操作装置15の記憶媒体に直接記憶せずに、リモート操作装置の他の記憶媒体に連続的に保存することとしてもよい。
送受信履歴情報保存部は、リモート操作装置15の操作部44によってデジタルデータの編集操作を行っている場合には、リモート操作装置15の不揮発性メモリ56などにディスクID1に対応する履歴情報の保存を行いながら、一定時間前の履歴情報を消去させる。または、過去の履歴情報を消去せずに、各ディスクID1に対応付けて履歴情報毎に保存する。
なお、送受信履歴情報保存部は、操作部44の操作キーを操作する毎には送信せず、編集した履歴情報を一括または部分ごとに本体装置10または異なるリモート操作装置などに送信することができる。
また、リモート操作装置15は、デジタルデータ生成・再生部(図示せず)を備えていてもよい。この場合、デジタルデータ生成・再生部は、下記と同様にデジタルデータ再生プログラム及び編集履歴生成プログラムを格納し、主としてCUP53を含む制御部42と協働しながら、下記の履歴情報からデジタルデータの生成を行うプログラムである履歴情報生成部C1またはデジタルデータの再生を行うプログラムであるデジタルデータ再生プログラムを稼動させる。
このとき、画像データは表示部45によって表示され、操作部44を操作することによって表示された画像データ及び音データを編集することができる。表示部45で画像データ及び音データを編集している際に、上記の送受信履歴情報保存部によって履歴情報を不揮発性メモリ56などに連続的に保存する。デジタルデータを編集した後、編集したデジタルデータを、操作部44の送信キーなどによって本体装置10に送信するまたはリモート操作装置15から受信することができる。
なお、出力装置1の不揮発性記録媒体として、不揮発性メモリ、HDD、メモリカード、ホームサーバやwebサーバに備えられているHDDなどを挙げているが、これら全てを備えている必要は無く、その中の一つ以上の記憶部を備えていればよく、上記以外の他の記憶媒体を備えていてもよい。また、リモート操作装置15の送受信記憶部も、上記と同様に、不揮発性メモリ、HDD、メモリカード、ホームサーバやwebサーバのHDDなどを挙げているが、これら全てを備えている必要は無く、その中の一つ以上の記憶媒体を備えていればよく、上記以外の他の記憶媒体を備えていてもよい。
以下に、本実施形態における出力装置1の動作を説明する。
なお、動作説明の前提として、以下のフローチャートに記載されている処理を実現するための本体装置10におけるプログラムは、本体装置10のCPU11が読取可能なプログラムコードの形態でROM12に格納されており、CPU11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。さらに、リモート操作装置15におけるプログラムは、リモート操作装置15のCUP53が読取可能なプログラムコードの形態でROM54に格納されており、送受信CPU53は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
このとき、本体装置10における制御手段として、制御部2、記憶部3、デジタルデータ生成・再生部8及びデジタルデータ出力部5が主に機能する。
送受信手段は送信手段と受信手段とから構成され、特に送信手段としてリモート操作装置15が主に機能する。
リモート操作装置15における制御手段として、制御部42、記憶部43、送受信履歴情報部48及び送受信部47が主に機能する。リモート操作装置15における履歴情報保存手段として、制御部42、記憶部43、及び送受信履歴情報部48が主に機能する。さらに、履歴情報保存手段として、制御部2、記憶部3、デジタルデータ生成・再生部8も機能する場合がある。表示手段として、デジタルデータ出力部5や表示部45が主に機能する。履歴情報保存手段には不揮発性メモリなどから編集履歴情報を読み出す読み出し手段と不揮発性メモリなどに編集履歴情報を書き込み保存する保存手段とから構成されている。
図6及び図7は、本体装置10とリモート操作装置15との間の送受信において実行されるディスクID1とに対応する履歴情報の送受信、履歴情報などに基づくデジタルデータの再生などを示すフローチャートである。デジタルデータの生成・再生は、CPU11と記憶部3に格納されている履歴情報生成プログラムまたは/及びデジタルデータ再生プログラムとの協働により実行される。また、履歴情報の保存、送受信は送受信CPU53と記憶部43に格納されている履歴情報送受信プログラム及び履歴情報保存プログラムとの協働により実行される。
まず、図6を参照して履歴情報の送受信及びデジタルデータの再生について説明する。
制御部2によって、編集された記録媒体の表示動作に際して、本体装置10に装填されているCD27からディスクID1が読み出される(S1)。
制御部2によって、読み出されたディスクID1は機器接続部16からリモート操作装置15に送信され、受信される(S2、S3)。
制御部42によって、一定時間経過後、履歴情報に基づいて表示を行うに判断される(S4)。このとき、ユーザによって予め操作部44より一定時間経過後、CDのデジタルデータに基づいて表示を行うように制御部42に判断することも可能である。
また、一定時間経過前にユーザによって操作部44よりそのまま表示を行う指示が選択された場合には、制御部42によって、通常の再生指示が送信される(S4、S8)。
履歴情報に基づいて表示を行う場合には、制御部42によって、ディスクID1と一致するディスクID2を含む履歴情報が不揮発性メモリから検索される(S5)。
一致するディスクID2が不揮発性メモリにない場合には、制御部42によって、記憶部43のHDD、送受信メディア装填部46に装填されているメモリカード28の順で一致するディスクID2が検索される。複数一致する場合には、制御部42によって、最新の履歴情報が選択されるように判断される。
制御部42によって、上記の履歴情報に基づいての表示の有無または検索したディスクID2とディスクID1との一致の有無によりそのまま表示の通常の再生指示である第1の表示制御モードまたは履歴情報生成・再生指示である第2の表示制御モードのいずれかが選択され、判断される(S6、S7、S8)。
ディスクID1と検索したディスクID2とが一致した場合は、制御部42及び記憶部43によって、出力措置1の機器接続部16を介して制御部2に履歴情報生成・再生指示が送信される(S7)。
また、ディスクID1と検索したディスクID2とが一致しない場合には、制御部42及び記憶部43によって、上記と同様に出力措置1に通常の再生指示が送信される(S8)。
制御部42によって送信された第1の表示制御モードまたは第2の表示制御モードの信号は、機器接続部16を介して制御部2に入力される。制御部2によって、入力された第1の表示制御モードまたは第2の表示制御モードが逐次実行される(S9)。
第2の表示制御モードが判断された場合には、制御部2によって、CD27に記録されているデジタルデータがRAM13に読み出される。デジタルデータ生成・再生部8と制御部2とが協働して、読み出されたデジタルデータ及び履歴情報に基づいて選択した画像データ表示の際に生成された編集のデジタルデータが生成される(S10)。生成されたデジタルデータはROM12に格納されているデジタルデータ再生プログラムによりデジタルデータ出力部5から画像音響装置30に送信される。送信されたデジタルデータによって、静止画の画像データまたは動画の画像データが表示される。また、静止画の画像データが連続して順次表示威してスライドショーとして表示される、または、これらの画像データに対応して音データが再生される(S10)。
第1の表示制御モードが決定された場合には、制御部2によって、CD27に記録されているデジタルデータがRAM13に読み出される。読み出されたデジタルデータはROM12に格納されているデジタルデータ再生プログラムによりデジタルデータ出力部5から画像音響装置30に送信される。送信されたデジタルデータによって、静止画の画像データまたは動画の画像データが表示される。また、静止画の画像データが連続して順次表示威してスライドショーとして表示される、または、これらの画像データに対応して音データが再生される(S11)。
出力装置1のデジタルデータの編集を再開または出力装置1を起動または再起動させた場合には、制御部2によって、上記のディスクID1を読み出しから開始される。
次に、図7を参照してディスクID1に対応付けて履歴情報の保存について説明する。
上記のそのまま表示が判断された場合またはディスクID1に対応する履歴情報がない場合(S21)には、制御部42によって、ディスクID1と履歴情報とを対応付けて履歴情報として不揮発性メモリに記憶させ、保存させる(S26)。
このとき、不揮発性メモリの記憶容量を超えているなど履歴情報を保存することができない場合には、制御部42によって、記憶部43のHDD、送受信メディア装填部46に装填されているメモリカード28のいずれかに記憶させ、保存させる。なお、操作部44によるユーザ入力などによって、予め制御部42にいずれの記録媒体に記憶させるかを決定することができる。また、上記の記録媒体であってもよい。
上記のディスクID1に一致するディスクID2が検索され、ディスクID1に対応する履歴情報がある場合には(S21)、制御部42によって、ディスクID1に対応する履歴情報が不揮発性メモリ56から読み出される(S22)。その他の不揮発性記録媒体からの読み出しが制御部42に予め決定されている場合には、制御部42によって、決定されている不揮発性記録媒体からもディスクID1に対応する履歴情報が読み出される。
読み出された履歴情報が一つの場合には、制御部42によって、その読み出された履歴情報に基づいてディスクID1に対応付けて別に新たに履歴情報として保存させる(S25)。読み出された履歴情報が複数の場合には(S23)、制御部42によって、最新の履歴情報を選択するように判断し(S24)、その最新の履歴情報に基づいてディスクID1に対応付けて別に新たに履歴情報として連続的に記憶させ、保存させる(S25)。このとき、ユーザが操作部44によって選択した場合には、制御部42によって優先的にユーザによって履歴情報を選択する。その後、選択した履歴情報が読み出され、その読み出された履歴情報に基づいてディスクID1に対応付けて別に新たに履歴情報として連続的に記憶させ、保存させる。
なお、制御部42によって、別に新たな履歴情報として保存させることなく、読み出された履歴情報を引き続き連続して記憶させ、保存させることもできる。
不揮発性メモリ56に履歴情報を保存させた後、編集のためにリモート操作装置15の操作部44の操作キーをユーザが入力する場合、制御部42によって、保存された履歴情報は入力された操作キーに基づいて不揮発性メモリ56に連続的に記憶させ、保存させる(S27、S29)。また、操作キーを入力した場合、制御部42によって、入力した操作キーに基づいて送受信部47から本体装置10に編集命令信号が送信される(S27、S28)。
制御部42によって、不揮発性メモリ56の他に、編集操作中に履歴情報を受信できる本体装置10のHDD29または異なる出力装置のHDD、リモート操作装置15または異なるリモート操作装置の送受信HDDでもよい。また、他の送受信機の不揮発性メモリ、充填されたメモリカード28などでもよく、通信ネットワーク21上のホームサーバ25のHDDまたはwebサーバ26のHDDなどに保存させることができる。
出力装置1のデジタルデータの編集を再開または出力装置1を起動または再起動させた場合の編集された記録媒体の表示動作に際して、送受信制御56によって、上記と同様にディスクID1に対応する履歴情報が不揮発性メモリ56に保存される。
この時、不揮発性メモリ56などの不揮発性記録媒体は、送受信制御部2によって、自動的に過去の編集内容のそれぞれを編集した編集時毎に生成した履歴情報のディスクID1に対応付けて連続的に別に新たに履歴情報を、記憶させ、保存させることができる。
なお、履歴情報は、送受信制御部2によって、一定時間ごとに自動的に、または、転送などの操作キーによって他の不揮発性記録媒体に記録させることもできる。
以上のことより、編集に不慣れなユーザなどが常に編集したデジタルデータを保存しなくとも、保存データ容量を少なくして送受信手段に保存することができる。この送受信手段に保存したディスクIDを含む履歴情報と出力装置の挿入されているCDのディスクIDとによって、画像データの編集の際に行われた画像データを表示手段に表示させることができる。このことによって、ユーザの編集のやり直しの不都合、デジタルデータのCD保存の煩わしさを低減することができる。
また、履歴情報を保存したリモート操作装置15を用いることによって、編集した際の本体装置のみならず、異なる本体装置でも画像データの編集の際に行われた画像データを表示手段に表示させることができる。さらに、リモート操作装置に保存したデジタルデータを無線又は有線、赤外線などで他の送受信手段に送信するまたはメモリカードに保存して他の送受信手段に装填することができる。このことによって、異なるリモート操作装置を用いても画像データの編集の際に行われた画像データを表示手段に表示させることができる。
また、CDを通信手段であるホームサーバ25やwebサーバ26などに備えられているディスクドライブに装填し、双方向性の送受信手段を複数のユーザが用いることによって、複数のユーザが離れた場所であってもほぼ同時に複数のユーザが編集した際の共通したデジタルデータを各ユーザのリモート操作装置に保存することができる。このことによって、複数のユーザによって編集した際の共通のデジタルデータを画像データの編集の際に行われた画像データを表示手段に表示させることができる。
〈第二の実施形態〉
本発明に係る第二の実施形態について図8を参照して第一の実施形態と異なる構成、作用、効果について説明する。なお、本発明の第二の実施形態は、前記第一の実施形態にデジタルデータ生成・再生部8及び送受信履歴情報部48を変更したものである。
出力装置100は、本体装置110とリモート操作装置115とを備えている。操作部4として、リモート操作装置15と本体装置110の機器接続部16とが接続して構成する。
本体装置110は、制御部2、記憶部3、操作部4、デジタルデータ出力部5、メディア装填部6、ディスクドライブ7、デジタルデータ生成・再生部108、ネットワーク接続部9などを備えて構成され、各部はバス20により構成されている。
デジタルデータ生成・再生部108は、履歴情報生成部C2及びデジタルデータ再生部から構成されている。デジタルデータ再生部は第一の実施例と同様である。この履歴情報生成部C2に履歴情報生成C2プログラムを格納する。デジタルデータ生成・再生部108は、主としてCPU11を含む制御部5と協働しながら、履歴情報生成C2プログラム及びデジタルデータ再生プログラムを稼動させる。
履歴情報生成部C2は、編集された記録媒体の表示動作に際して、ディスクドライブ7に差し込まれているCD27のディスクID1及びディスクIDに対応する履歴情報の不揮発性メモリ14から読み出しを行う。履歴情報生成部C2は、ディスクID1及びディスクID1に対応する履歴情報の読み出しを行った後、これらを機器接続部16からリモート操作装置115に送信する。また、リモート操作装置115の操作キーによってディスクID1及びディスクID1に対応する履歴情報の読み出しを行うことができる。このとき、不揮発性メモリ14の他、HDD29、メモリカード28などの不揮発性記録媒体であってもよい。履歴情報生成部C2は、履歴情報の階層構造に従ってデジタルデータから履歴情報及び履歴情報からデジタルデータに生成する機構が含まれている。
リモート操作装置115から履歴情報生成・再生指示及び通常の再生指示が送信された場合には、上記と同様に機器接続部16に受信後、上記と同様に通常のデジタルデータの再生または履歴情報に基づいてデジタルデータを生成・再生する。
ここで、リモート操作装置115について詳細に説明する。
制御部42は、リモート操作装置115の各部を統括する。制御部42は、CUP53、送受信メディア装填部46、送受信部47、送受信履歴情報部148などを備えて構成され、各部はバス50により接続される。
送受信履歴情報148は、履歴情報送受信部C2及び送受信履歴情報保存部から構成されている。送受信履歴情報保存部は上記の第一の実施形態と同様である。この履歴情報送受信部C2に履歴情報受信C2プログラムを格納する。送受信履歴情報部148は、これらのプログラムを格納し、主としてCUP53を含む制御部42と協働しながら、以下のようにリモート操作装置で生成される履歴情報の送受信及び保存を行うプログラムである履歴情報送受信C2プログラム及び履歴情報保存プログラムを稼動させる。
履歴情報送受信部C2は、出力装置100で編集された記録媒体の表示動作に際してCD27のディスクID1を読み出し、不揮発性記録媒体からそれに対応する履歴情報を読み出して送信されたディスクID1及びそれに対応する履歴情報を送受信部47で受信する。
履歴情報送受信部C2は、再び編集を開始後一定時間経過した場合に、履歴情報に基づいて表示を行う指示、またはそのまま表示を行う指示のうち、履歴情報に基づいて表示を行う指示が自動的に選択される。このとき、一定時間経過の時間設定、いずれか一方の自動選択を予めユーザによって操作部44より記憶部43に記憶させておくことができる。また、一定時間前にいずれか一方を操作部4の操作キーによってユーザが選択することもできる。
以下に、本実施形態における出力装置100の動作を説明する。
なお、動作説明の前提として、以下のフローチャートに記載されている処理を実現するための本体装置110におけるプログラムは、本体装置110のCPU11が読取可能なプログラムコードの形態でROM12に格納されており、CPU11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。さらに、リモート操作装置15におけるプログラムは、リモート操作装置115のCUP53が読取可能なプログラムコードの形態でROM54に格納されており、送受信CPU53は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
このとき、本体装置110における制御手段として、制御部2、記憶部3、デジタルデータ生成・再生部108及びデジタルデータ出力部5が主に機能する。
送受信手段として、リモート操作装置115が主に機能する。リモート操作装置115における制御手段として、制御部42、記憶部43、送受信履歴情報部48及び送受信部47が主に機能する。リモート操作装置115における履歴情報保存手段として、制御部42、記憶部43、及び送受信履歴情報部148が主に機能する。さらに、履歴情報保存手段として、制御部2、記憶部3、デジタルデータ生成・再生部8も機能する場合がある。表示手段として、デジタルデータ出力部5や表示部45が主に機能する。
図8は、本体装置110とリモート操作装置115との間の送受信において実行されるディスクID1とに対応する履歴情報の送受信、履歴情報などに基づくデジタルデータの再生などを示すフローチャートである。デジタルデータの生成・再生は、CPU11と記憶部3に格納されている履歴情報生成C2プログラムまたは/及びデジタルデータ再生プログラムとの協働により実行される。また、履歴情報の保存、送受信は送受信CPU53と記憶部43に格納されている履歴情報送受信C2プログラム及び履歴情報保存プログラムとの協働により実行される。
まず、履歴情報の送受信及びデジタルデータの再生について説明する。
制御部2によって、編集された記録媒体の表示動作に際して、本体装置110に装填されているCD27のディスクID1及び不揮発性メモリ14に記憶されているディスクID1に対応する履歴情報が読み出される(S101)。このとき、複数の履歴情報がある場合には、最新の履歴情報が選択される。また、不揮発性メモリ14の他に上記の不揮発性記録媒体でもできる。
読み出されたディスクID1及びディスクID1に対応する履歴情報は、機器接続部16から送信され、リモート操作装置115に受信される(S102、S103)。
制御部42によって、一定時間経過後、履歴情報に基づいて表示を行う指示に判断される(S104、S105)。このとき、ユーザによって予め操作部44より一定時間経過後、そのまま表示を行う指示を制御部42に判断することもできる。
また、一定時間経過前にユーザによって操作部44よりそのまま表示を行う指示が選択された場合には、制御部42によって、通常の再生指示が送信される(S104、S106)。
制御部42によって送信された第1の表示制御モードまたは第2の表示制御モードの信号は、機器接続部16を介して制御部2に入力される。制御部2によって、入力された第1の表示制御モードまたは第2の表示制御モードが逐次実行される(S107)。
第2の表示制御モードが判断された場合には(S107)、制御部2によって、CD27に記録されているデジタルデータがRAM13に読み出される。デジタルデータ生成・再生部8と制御部2とが協働して、読み出されたデジタルデータ及び履歴情報に基づいて選択した画像データ表示の際に生成された編集のデジタルデータが生成される(S108)。生成されたデジタルデータはROM12に格納されているデジタルデータ再生プログラムによりデジタルデータ出力部5から画像音響装置30に送信される。送信されたデジタルデータによって、静止画の画像データまたは動画の画像データが表示される。また、静止画の画像データが連続して順次表示威してスライドショーとして表示される、または、これらの画像データに対応して音データが再生される(S108)。
第1の表示制御モードが判断された場合には(S107)、制御部2によって、CD27に記録されているデジタルデータがRAM13に読み出される。読み出されたデジタルデータはROM12に格納されているデジタルデータ再生プログラムによりデジタルデータ出力部5から画像音響装置30に送信される。送信されたデジタルデータによって、静止画の画像データまたは動画の画像データが表示される。また、静止画の画像データが連続して順次表示威してスライドショーとして表示される、または、これらの画像データに対応して音データが再生される(S109)。
履歴情報の保存については第一の実施例と同様であって、例えば、ディスクID1に対応して履歴情報として不揮発性メモリ14などに保存される。
また、本体装置110は、制御部2によって、本体装置110で編集しているデジタルデータを履歴情報の階層構造に基づいて履歴情報に生成し、生成された履歴情報がリモート操作装置115内の不揮発性メモリ56やメモリカード28などとは別に不揮発性メモリ14に連続的に保存される。
出力装置1のデジタルデータの編集を再開または出力装置1を起動または再起動させた場合の編集された記録媒体の表示動作に際して、制御部56及び制御部2によって、不揮発性メモリ14及び不揮発性メモリ56に保存されたディスクID1に対応する履歴情報が読み出される。
以上のことより、リモート操作装置にディスクIDに対応する履歴情報が存在しない場合には、簡単にディスクIDに対応する履歴情報を得ることができる。
〈第三の実施形態〉
本発明に係る第三の実施形態について図9を参照して第一の実施形態と異なる構成、作用、効果について説明する。なお、本発明の第三の実施形態は、前記第一の実施形態にデジタルデータ生成・再生部8及び送受信履歴情報部48を変更したものである。
出力装置200は、本体装置210とリモート操作装置215とを備えている。出力装置200には、制御部2、記憶部3、操作部4、デジタルデータ出力部5、メディア装填部6、ディスクドライブ7、デジタルデータ生成・再生部208、ネットワーク接続部9などを備えて構成され、各部はバス10により構成されている。操作部4として、リモート操作装置215と本体装置210の機器接続部216とが接続して構成する。
デジタルデータ生成・再生部208は、履歴情報生成部C3及びデジタルデータ再生部C1から構成されている。デジタルデータ再生部は第一の実施例と同様である。この履歴情報生成部C3に履歴情報生成C3プログラムを格納する。デジタルデータ生成・再生部208は、主としてCPU11を含む制御部5と協働しながら、履歴情報生成C3プログラム及びデジタルデータ再生プログラムを稼動させる。
履歴情報生成部C3は、編集された記録媒体の表示動作に際して、ディスクドライブ7に差し込まれているCD27のディスクID1の読み出しを不揮発性メモリ14から読み出しを行う。このとき、編集された記録媒体の表示動作に際してには、ユーザによってリモート操作装置215の操作部44の操作キーにより入力されたディスクID1が送信された場合も含まれる。履歴情報生成部C3は、ディスクID1を読み出し後、リモート操作装置215にディスクID1を送信する。
ここで、リモート操作装置215について詳細に説明する。
送受信履歴情報部248は、履歴情報送受信部C3及び送受信履歴情報保存部から構成されている。この履歴情報送受信部C3に履歴情報送受信C3プログラム及び送受信履歴情報保存部に履歴情報保存プログラムを格納する。送受信履歴情報保存部は上記の第一の実施形態と同様である。送受信履歴情報部248は、これらのプログラムを格納し、主としてCUP53を含む制御部42と協働しながら、以下のようにリモート操作装置で生成される履歴情報の送受信及び保存を行うプログラムである履歴情報送受信C3プログラム及び履歴情報保存プログラムを稼動させる。
履歴情報送受信部C3は、ユーザが操作部44により入力したディスクID1を出力装置200に送信する。履歴情報送受信部C3は、出力装置1の編集された記録媒体の表示動作に際して読み出されたCD27のディスクID1を受信し、送信したディスクIDと受信したディスクIDとが一致するかを判断する。
送信したディスクIDと受信したディスクIDとが一致する場合には、履歴情報送受信部C3は、一定時間経過後、履歴情報に基づいて表示を行う指示を自動的に判断する。このとき、一定時間経過の時間設定、履歴情報に基づいて表示を行うまたはそのまま表示を行うのいずれかを予めユーザによって操作部4より記憶部4に記憶させることができる。また、いずれかを操作部4の操作キーによってユーザが選択することもできる。
送信したディスクIDと受信したディスクIDとが一致しない場合には、履歴情報送受信部C3は、ユーザにディスクIDの再入力を指示する。再入力した場合には、再度、上記と同様にディスクID1の送受信による送信したディスクIDと受信したディスクIDとの一致の判断を行う。履歴情報送受信部C3は、一定回数以上入力したディスクID1が受信するディスクID2と一致しない、または一定時間経過した場合には、そのままの表示を選択するように判断する。
履歴情報送受信部C3は、再び編集を開始後一定時間経過した場合に、履歴情報に基づいて表示を行う指示、またはそのまま表示を行うの指示のうち、履歴情報に基づいて表示を行う指示を自動的に判断する。このとき、一定時間経過の時間設定、いずれか一方の自動選択を予めユーザによって操作部44より記憶部43に記憶させておくことができる。また、一定時間前にいずれか一方を操作部4の操作キーによってユーザが選択することもできる。
履歴情報送受信部C3は、履歴情報に基づいて表示を行う際には、受信したディスクID1に一致する履歴情報のディスクID2を履歴情報が保存されている不揮発性メモリ56などから検索する。このとき、不揮発性メモリ56他の不揮発性記憶媒体でもよい。
履歴情報送受信部C3は、ディスクID1に一致するディスクID2を不揮発性メモリ56などから検索の結果、一致するディスクID2がある場合には、ディスクID1に対応するディスクID2を含む履歴情報を生成・再生指示とともに送信する。このとき、複数の一致するディスクID2がある場合には、履歴情報が最新に更新された履歴情報を送信する。なお、ユーザが操作部44から入力することによってユーザが選択した履歴情報を送信することもできる。
これによって、出力装置200は、送信された履歴情報生成・再生指示により、リモート操作装置215から送信された履歴情報に基づいてデジタルデータの生成・再生を行う。
履歴情報送受信部C3は、一致するディスクID1がない場合には、通常の再生指示を送信する。これによって、出力装置200は、送信された通常の再生指示により、本体装置210のCD27に記録されているデジタルデータに基づいて再生を行う。
履歴情報送受信部C3は、別のCDに差し替える場合には、操作部44のCD差し替えなどの機能キーを操作することによって、機器接続部16にCD差し替え指示を送信する。このとき、別のCDを差し替えた場合には、履歴情報送受信部C3は、上記と同様に新たに差し替えたCDのディスクID1の読み出しから行う。
以下に、本実施形態における出力装置200の動作を説明する。
なお、動作説明の前提として、以下のフローチャートに記載されている処理を実現するための出力装置200におけるプログラムは、出力装置200のCPU11が読取可能なプログラムコードの形態でROM12に格納されており、CPU11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。さらに、リモート操作装置215におけるプログラムは、リモート操作装置215のCUP53が読取可能なプログラムコードの形態でROM54に格納されており、送受信CPU53は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
このとき、制御手段として、出力装置における制御部2、記憶部3、デジタルデータ生成・再生部208及びデジタルデータ出力部5が主に機能する。
送受信手段として、リモート操作装置215が主に機能する。
送受信制御手段として、リモート操作装置15における制御部42、送受信機億部43、送受信履歴情報部48及び送受信部47が主に機能する。履歴情報保存手段として、リモート操作装置215における送受信制御部、送受信記憶部、及び送受信履歴情報部248が主に機能する。
図9は、本体装置210とリモート操作装置215との間の送受信において実行されるディスクID1とに対応する履歴情報の送受信、履歴情報などに基づくデジタルデータの再生などを示すフローチャートである。デジタルデータの生成・再生は、CPU11と記憶部3に格納されている履歴情報生成C3プログラムまたは/及びデジタルデータ再生プログラムとの協働により実行される。また、履歴情報の保存、送受信は送受信CPU53と記憶部43に格納されている履歴情報送受信C3プログラム及び履歴情報保存プログラムとの協働により実行される。
以下に、本実施形態における出力装置200の動作を説明する。
なお、動作説明の前提として、以下のフローチャートに記載されている処理を実現するための本体装置210におけるプログラムは、本体装置210のCPU11が読取可能なプログラムコードの形態でROM12に格納されており、CPU11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。さらに、リモート操作装置215におけるプログラムは、リモート操作装置215のCUP53が読取可能なプログラムコードの形態でROM54に格納されており、送受信CPU53は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
このとき、本体装置210における制御手段として、制御部2、記憶部3、デジタルデータ生成・再生部208及びデジタルデータ出力部5が主に機能する。送受信手段として、リモート操作装置215が主に機能する。リモート操作装置215における制御手段として、制御部42、記憶部43、送受信履歴情報部48及び送受信部47が主に機能する。リモート操作装置215における履歴情報保存手段として、制御部、記憶部、及び送受信履歴情報部248が主に機能する。さらに、履歴情報保存手段として、制御部2、記憶部3、デジタルデータ生成・再生部8も機能する場合がある。表示手段として、デジタルデータ出力部5や表示部45が主に機能する。
制御部2によって、編集された記録媒体の表示動作に際して、本体装置210に装填されているCD27のディスクID1及び不揮発性メモリ14に記憶されているディスクID1に対応する履歴情報が読み出される。
制御部42によって、ユーザによって入力されたディスクID1が本体装置210に送信される(S201、S202)。
制御部2によって、リモート操作装置215から送信されたディスクID1を受信後(S203)、ディスクID1の読み出しが不揮発性メモリ14から行われる(S204)。ディスクID1を読み出し後、制御部2によってディスクID1がリモート操作装置215に送信される(S205)。
制御部42によって、読み出されたディスクID1が受信された後(S206)、送信したディスクID1と送信されたディスクID1とが一致するかどうかが判断される(S207)。
一致しない場合には、送受信制御42によって、再度ディスクID1の入力をユーザにさせる。一定回数以上送受信のディスクID1が一致しない、または一定時間経過した場合には、制御部42によって、本体装置210にそのままの表示の通常の再生指示の送信される(S208、S213)。
一致する場合には、一定時間経過後、履歴情報に基づいて表示を行うが判断される(S209)。このとき、ユーザによって予め操作部44より一定時間経過後、CDのデジタルデータに基づいて表示を行うように制御部42に判断することも可能である。
また、一定時間経過前にユーザによって操作部44よりいずれか一方が選択された場合には、制御部42によって、選択された指示に従っていずれか一方を行うように判断される。
第2の表示制御モードが選択された場合(S209)は、制御部42によって、ディスクID1と一致するディスクID2を含む履歴情報が不揮発性メモリから検索される(S210)。
一致するディスクID2が不揮発性メモリにない場合には、制御部42によって、記憶部43のHDD、送受信メディア装填部46に装填されているメモリカード28の順で一致するディスクID2が検索される。複数一致する場合には、制御部42によって、最新の履歴情報が選択されるように判断される。
第二の表示制御モードが選択され、ディスクID1と検索したディスクID2とが一致した場合(S211)には、制御部42によって、出力措置200の機器接続部16を介して制御部2に履歴情報生成・再生指示が送信される(S212)。
また、第1の表示制御モードが選択された場合(S209)またはディスクID1と検索したディスクID2とが一致しない場合(S210)には、制御部42によって、上記と同様に出力措置1に通常の再生指示が送信される(S213)。
制御部42によって送信された第1の表示制御モードまたは第2の表示制御モードの信号は、機器接続部16を介して制御部2に入力される。制御部2によって、入力された第1の表示制御モードまたは第2の表示制御モードが逐次実行される(S213)。
第2の表示制御モードが決定された場合(S214)には、制御部2によって、CD27に記録されているデジタルデータがRAM13に読み出される。デジタルデータ生成・再生部8と制御部2とが協働して、読み出されたデジタルデータ及び履歴情報に基づいて選択した画像データ表示の際に生成された編集のデジタルデータが生成される(S215)。生成されたデジタルデータはROM12に格納されているデジタルデータ再生プログラムによりデジタルデータ出力部5から画像音響装置30に送信される。送信されたデジタルデータによって、静止画の画像データまたは動画の画像データが表示される。また、静止画の画像データが連続して順次表示威してスライドショーとして表示される、または、これらの画像データに対応して音データが再生される(S215)。
第1の表示制御モードが決定された場合(S214)には、制御部2によって、CD27に記録されているデジタルデータがRAM13に読み出される。読み出されたデジタルデータはROM12に格納されているデジタルデータ再生プログラムによりデジタルデータ出力部5から画像音響装置30に送信される。送信されたデジタルデータによって、静止画の画像データまたは動画の画像データが表示される。また、静止画の画像データが連続して順次表示威してスライドショーとして表示される、または、これらの画像データに対応して音データが再生される(S216)。
履歴情報の保存については第一の実施例と同様であって、例えば、ディスクID1に対応して履歴情報として不揮発性メモリ14などに保存される。
出力装置200のデジタルデータの編集を再開または出力装置200を起動または再起動させた場合の編集された記録媒体の表示動作に際して、送受信制御56及び制御部2によって、不揮発性メモリ14及び不揮発性メモリ56に保存されたディスクID1に対応する履歴情報が読み出される。
〈第四の実施形態〉
本発明に係る第四の実施形態について図10を参照して第一の実施形態と異なる構成、作用、効果について説明する。なお、本発明の第四の実施形態は、前記第一の実施形態にデジタルデータ生成・再生部8及び送受信履歴情報部48を変更したものである。
出力装置300は、本体装置310とリモート操作装置315とを備えている。出力装置300は、御部2、記憶部3、操作部4、デジタルデータ出力部5、メディア装填部6、ディスクドライブ7、デジタルデータ生成・再生部308、ネットワーク接続部9などを備えて構成され、各部はバス20により構成されている。操作部4として、リモート操作装置315と本体装置310の機器接続部316とが接続して構成する。
デジタルデータ生成・再生部308は、履歴情報生成部C4及びデジタルデータ再生部から構成されている。デジタルデータ再生部は第一の実施例と同様である。この履歴情報生成部C4に履歴情報生成プログラムを格納する。デジタルデータ生成・再生部308は、主としてCPU11を含む制御部5と協働しながら、履歴情報生成C4プログラム及びデジタルデータ再生プログラムを稼動させる。
履歴情報生成部C4は、編集された記録媒体の表示動作に際して、ディスクドライブ7に差し込まれているCD27のディスクID1の読み出しを不揮発性メモリ14から行う。このとき、編集された記録媒体の表示動作に際してに、ユーザによってリモート操作装置315の操作部44の操作キーにより入力されたディスクID1が送信された場合も含まれる。制御部2は、ディスクID1を読み出し後、リモート操作装置315にディスクID1を送信する。
履歴情報生成部C4は、リモート操作装置315から送信される履歴情報の取得指示を受信し、受信したディスクID1に対応する履歴情報の読み出しを不揮発性メモリから行う。読み出し後、リモート操作装置315に読み出された履歴情報を送信する。
操作部304は、出力装置300に備える機器接続部16と出力装置300を離れて操作できるリモート操作装置315とを備えて構成される。
ここで、リモート操作装置315について詳細に説明する。
送受信履歴情報部348は、履歴情報送受信部C4及び送受信履歴情報保存部から構成されている。この履歴情報送受信部C4に履歴情報送受信C4プログラム及び送受信履歴情報保存部に履歴情報保存プログラムを格納する。送受信履歴情報保存部は上記の第一の実施形態と同様である。送受信履歴情報部348は、これらのプログラムを格納し、主としてCUP53を含む制御部42と協働しながら、以下のようにリモート操作装置で生成される履歴情報の送受信及び保存を行うプログラムである履歴情報送受信C4プログラム及び履歴情報保存プログラムを稼動させる。
履歴情報送受信部C4は、ユーザが操作部44により入力したディスクID1を本体装置310に送信する。履歴情報送受信部C3は、送信後、出力装置1の編集された記録媒体の表示動作に際して読み出されたCD27のディスクID1を受信し、が送信される。履歴情報送受信部C2は、送信されたディスクID1を送受信部47で受信し、送信したディスクIDと受信したディスクIDと送受信したディスクID1が一致するかを判断する。
送信したディスクIDと受信したディスクIDとが一致する場合には、履歴情報送受信部C4は、一定時間経過後、履歴情報に基づいて表示を行う指示を自動的に判断する。このとき、一定時間経過の時間設定、履歴情報に基づいて表示を行うまたはそのまま表示を行うのいずれかを予めユーザによって操作部4より記憶部4に記憶させることができる。また、いずれかを操作部4の操作キーによってユーザが選択することもできる。
送信したディスクIDと受信したディスクIDとが一致しない場合には、履歴情報送受信部C4は、ユーザにディスクIDの再入力を指示する。再入力した場合には、再度、上記と同様にディスクID1の送受信による送信したディスクIDと受信したディスクIDとの一致の判断を行う。履歴情報送受信部C4は、一定回数以上入力したディスクID1が受信するディスクID2と一致しない、または一定時間経過した場合には、そのままの表示を選択するように判断する。
履歴情報送受信部C4は、再び編集を開始後一定時間経過した場合に、履歴情報に基づいて表示を行う指示、またはそのまま表示を行うの指示のうち、履歴情報に基づいて表示を行う指示を自動的に判断する。このとき、一定時間経過の時間設定、いずれか一方の自動選択を予めユーザによって操作部44より記憶部43に記憶させておくことができる。また、一定時間前にいずれか一方を操作部4の操作キーによってユーザが選択することもできる。
履歴情報送受信部C4は、履歴情報に基づいて表示を行う際には、ディスクID1に対応する履歴情報を本体装置310から取得するための履歴情報の取得指示を送信する。本体装置310から読み出されたディスクID1に対応する履歴情報を受信する。
履歴情報送受信部C4は、ディスクID1に対応する履歴情報を受信した場合には、ディスクID1に対応するディスクID2を含む履歴情報を生成・再生指示とともに送信する。
これによって、出力装置300は、送信された履歴情報生成・再生指示により、リモート操作装置215から送信された履歴情報に基づいてデジタルデータの生成・再生を行う。
履歴情報送受信部C4は、そのまま表示にした場合には、通常の再生指示を送信する。これによって、出力装置300は、送信された通常の再生指示により、本体装置310のCD27に記録されているデジタルデータに基づいて再生を行う。
履歴情報送受信部C4は、別のCDに差し替える場合には、操作部44のCD差し替えなどの機能キーを操作することによって、機器接続部16にCD差し替え指示を送信する。このとき、別のCDを差し替えた場合には、履歴情報送受信部C4は、上記と同様に新たに差し替えたCDのディスクID1の読み出しから行う。
以下に、本実施形態における出力装置300の動作を説明する。
なお、動作説明の前提として、以下のフローチャートに記載されている処理を実現するための本体装置310におけるプログラムは、本体装置310のCPU11が読取可能なプログラムコードの形態でROM12に格納されており、CPU11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。さらに、リモート操作装置315におけるプログラムは、リモート操作装置315のCUP53が読取可能なプログラムコードの形態でROM54に格納されており、送受信CPU53は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
このとき、本体装置310における制御手段として、制御部2、記憶部3、デジタルデータ生成・再生部308及びデジタルデータ出力部5が主に機能する。送受信手段として、リモート操作装置315が主に機能する。リモート操作装置315における制御手段として、制御部42、記憶部43、送受信履歴情報部48及び送受信部47が主に機能する。リモート操作装置315における履歴情報保存手段として、制御部42、記憶部43、及び送受信履歴情報部348が主に機能する。さらに、履歴情報保存手段として、制御部2、記憶部3、デジタルデータ生成・再生部8も機能する場合がある。表示手段として、デジタルデータ出力部5や表示部45が主に機能する。
図10は、本体装置310とリモート操作装置315との間の送受信において実行されるディスクID1とに対応する履歴情報の送受信、履歴情報などに基づくデジタルデータの再生などを示すフローチャートである。デジタルデータの生成・再生は、CPU11と記憶部3に格納されている履歴情報生成プログラムC4または/及びデジタルデータ再生プログラムとの協働により実行される。また、履歴情報の保存、送受信は送受信CPU53と記憶部43に格納されている履歴情報送受信プログラムC4及び履歴情報保存プログラムとの協働により実行される。
制御部2によって、編集された記録媒体の表示動作に際して、本体装置310に装填されているCD27のディスクID1及び不揮発性メモリ14に記憶されているディスクID1に対応する履歴情報が読み出される。
制御部42によって、ユーザによって入力されたディスクID1が本体装置310に送信される(S301、S302)。
制御部2によって、リモート操作装置315から送信されたディスクID1を受信後(S303)、ディスクID1の読み出しが不揮発性メモリ14から行われる(S304)。ディスクID1の読み出しを読み出し後、制御部2によってディスクID1がリモート操作装置315に送信される(S305)。
制御部42によって、読み出されたディスクID1が受信された後(S306)、送受信したディスクID1と送信されたディスクID1とが一致するかどうかが判断される(S307)。
一致しない場合には、送受信制御42によって、再度ディスクID1の入力をユーザにさせる(S308、S301)。一定回数以上送受信のディスクID1が一致しない、または一定時間経過した場合には、制御部42によって、本体装置210にそのままの表示の通常の再生指示である第1の表示制御モードが送信される(S308、S316)。
一致する場合には、一定時間経過後、履歴情報に基づいて表示を行うが判断される(S309)。このとき、ユーザによって予め操作部44より一定時間経過後、CDのデジタルデータに基づいて表示を行うように制御部42に判断することも可能である。
また、一定時間経過前にユーザによって操作部44よりいずれか一方が選択された場合には、制御部42によって、選択された指示に従っていずれか一方を行うように判断される。
履歴情報に基づいて表示の第2の表示制御モードが選択された場合は、制御部42によって、出力措置300の機器接続部16を介して制御部2にディスクID1に対応する履歴情報を送信させるための履歴情報の取得指示が送信される(S310)。
制御部2によって、取得指示を受信後、ディスクID1に対応する履歴情報の読み出しを不揮発性メモリ14から行わせる(S311、S312)。複数のディスクID1がある場合には、最新の履歴情報の読み出しを行わせる。
履歴情報を読み出し後、制御部2によってディスクID1に対応する履歴情報をリモート操作装置315に送信させる(S313)。
制御部42によって、送信されたディスクID1に対応する履歴情報を受信させる(S314)。受信後、制御部42によって、履歴情報生成・再生指示である第2の表示制御モードが本体装置310に送信される(S315)。
また、第1の表示制御モードが選択された場合には、制御部42によって、上記と同様に出力措置1に通常の再生指示が送信される(S316)。
制御部42によって送信された第1の表示制御モードまたは第2の表示制御モードの信号は、機器接続部16を介して制御部2に入力される。制御部2によって、入力された第1の表示制御モードまたは第2の表示制御モードが逐次実行される(S317)。
第2の表示制御モードが決定された場合には、制御部2によって、CD27に記録されているデジタルデータがRAM13に読み出される。デジタルデータ生成・再生部8と制御部2とが協働して、読み出されたデジタルデータ及び履歴情報に基づいて選択した画像データ表示の際に生成された編集のデジタルデータが生成される(S318)。生成されたデジタルデータはROM12に格納されているデジタルデータ再生プログラムによりデジタルデータ出力部5から画像音響装置30に送信される。送信されたデジタルデータによって、静止画の画像データまたは動画の画像データが表示される。また、静止画の画像データが連続して順次表示威してスライドショーとして表示される、または、これらの画像データに対応して音データが再生される(S318)。
第1の表示制御モードが決定された場合には、制御部2によって、CD27に記録されているデジタルデータがRAM13に読み出される。読み出されたデジタルデータはROM12に格納されているデジタルデータ再生プログラムによりデジタルデータ出力部5から画像音響装置30に送信される。送信されたデジタルデータによって、静止画の画像データまたは動画の画像データが表示される。また、静止画の画像データが連続して順次表示威してスライドショーとして表示される、または、これらの画像データに対応して音データが再生される(S319)。
出力装置300のデジタルデータの編集を再開または出力装置300を起動または再起動させた場合には、制御部42によって、上記のディスクID1の入力から開始される。
次に、ディスクID1に対応付けて履歴情報の保存については、第一の実施形態と同様である。
履歴情報の保存については第一の実施例と同様であって、例えば、ディスクID1に対応して履歴情報として不揮発性メモリ14などに保存される。
また、本体装置310は、制御部2によって、本体装置310で編集しているデジタルデータを履歴情報の階層構造に基づいて履歴情報に生成し、生成された履歴情報がリモート操作装置115内の不揮発性メモリ56やメモリカード28などとは別に不揮発性メモリ14に連続的に保存される。
出力装置300のデジタルデータの編集を再開または出力装置300を起動または再起動させた場合の編集された記録媒体の表示動作に際して、送受信制御56及び制御部2によって、不揮発性メモリ14及び不揮発性メモリ56に保存されたディスクID1に対応する履歴情報が読み出される。
以上のことより、上記のほかに、リモート操作装置にディスクIDに対応する履歴情報が存在しない場合には、簡単にディスクIDに対応する履歴情報を得ることができる。
本発明の実施の形態における出力装置及び画像音響装置を示す図である。 本発明の実施形態における出力装置の機能的構成を示すブロック図である。 本発明の出力装置における光化学的記録媒体を示す図である。 本発明の履歴情報の例を示す図である。 本発明の実施形態におけるリモート操作装置の機能的構成を示すブロック図である。 本発明の第一の実施形態における出力装置により実行される履歴情報の送受信及びデジタルデータの再生のためのプログラムを示すフローチャート図である。 本発明の第一の実施形態における出力装置により実行される履歴情報の保存のためのプログラムを示すフローチャート図である。 本発明の第二の実施形態における出力装置により実行される履歴情報の送受信及びデジタルデータの再生のためのプログラムを示すフローチャート図である。 本発明の第三の実施形態における出力装置により実行される履歴情報の送受信及びデジタルデータの再生のためのプログラムを示すフローチャート図である。 本発明の第四の実施形態における出力装置により実行される履歴情報の送受信及びデジタルデータの再生のためのプログラムを示すフローチャート図である。
符号の説明
1、100、200、300 出力装置
2 制御部
8 デジタルデータ生成・再生部
14、56、114、156、214、256、314、356 不揮発メモリ
15、115、215、315 リモート操作装置
48、148、248、348 送受信履歴情報部

Claims (10)

  1. リモート操作装置と、
    表示対象記録媒体に記録されている画像データを前記リモート操作装置から送信される編集命令信号に基づいて編集し、当該編集した画像データを表示手段に表示させる制御手段を有する本体装置と、を備えた出力装置において、
    前記リモート操作装置は、
    前記編集の履歴情報を前記表示対象記録媒体固有の識別情報に対応付けて保存する編集履歴情報保存手段と、
    前記表示対象記憶媒体に記録されている画像データの表示時に前期編集履歴情報保存手段から編集履歴履歴情報を読み出す読み出し手段と、
    当該読み出した履歴情報を前記本体装置に送信する送信手段と、を有し、
    前記本体装置の制御手段は、
    前記表示対象記録媒体に記録されている画像データの表示出力に際し、前記送信された編集履歴情報に基づいて画像データを前記表示手段に表示させることを特徴とする出力装置。
  2. 請求項1に記載の出力装置において、
    前記制御手段は、さらに前記記録媒体に記録された画像データをそのまま前記表示手段に表示させる第1の表示制御モードと、前記読み出された履歴情報に基づいて画像データを表示させる第2の表示制御モードとを、前記リモート操作装置から受信した編集命令信号に基づいて選択的に行うことを特徴とする出力装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の出力装置において、
    前記履歴情報保存手段は、さらに過去の編集内容のそれぞれを各編集時毎に当該編集に係る記録媒体固有の識別情報に対応付けて保存することを特徴とする出力装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の出力装置において、
    前記編集履歴情報は、画像データの表示画面上のおける画像の回転を示す情報であることを特徴とする出力装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の出力装置において、
    前記編集履歴情報は、画像データの表示画面上における色調整を示す情報であることを特徴とする出力装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の出力装置において、
    前記編集履歴情報は、個々の画像データを表示画面上に表示したか否かを示す情報であることを特徴とする出力装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に請求項の出力装置において、
    前記編集記録情報は、画像データを表示画面上にスライド表示した場合の表示順序を示す情報であることを特徴とする出力装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の出力装置において、
    前記編集履歴情報は、画像データを表示画面上にスライド表示した場合の表示開始時間及び/又は表示終了時の表示態様を示す情報であることを特徴とする出力装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の出力装置において、
    前記編集履歴情報は、画像データを表示画面上に表示した場合に同時に再生した音楽情報を示す情報であることを特徴とする出力装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の出力装置において、
    前記編集履歴情報は、画像データを表示画面上にスライド表示した場合の拡大又は縮小を示す情報であることを特徴とする出力装置。
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