JP2006046562A - 薬液弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】液溜まり部及び漏れ箇所を削減できる薬液弁を提供すること。
【解決手段】ボディ2Aに第1ポート4と、第2ポート5と、共通ポート3とが設けられ、ボディ2Aに取り付けられた第1ダイアフラム弁6Aが第1ポート4と共通ポート3とに連通する一方、ボディ2Aに取り付けられた第2ダイアフラム弁6Bが第2ポート5と共通ポート3に連通する薬液弁1Aにおいて、第1ダイアフラム弁6Aの第1弁室25と第2ダイアフラム弁6Bの第2弁室26とをV字流路33で連通させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、共通ポートに連通する複数のダイアフラム弁をそれぞれ個別の出力ポートに連通させる薬液弁に関する。
半導体製造装置や液晶製造装置などでは、例えば、水や薬液等の複数の流体を所定流量で混合して供給したり、1つの流体に複数種の他の流体を適宜切り替えて混入して供給したり、さらには、1つの流体を複数の場所へ分配して供給したりするために、複数のポートを有する薬液弁が用いられている。図17は、従来の薬液弁100の平面図である。図18は、図17のG−G断面図である。
薬液弁100は、ボディ101に設けられた共通ポート102、第1ポート103、第2ポート104を備え、第1ダイアフラム弁105と第2ダイアフラム弁106によってポートの連通状態を切り替える3ポート弁である。ボディ101は、樹脂を直方体のブロック状に成形したものであり、横穴107が側面から長手方向に水平に穿設されている。ボディ101は、上側面に開設された取付開口部に第1,第2ダイアフラム弁105,106を取り付けることにより、ダイアフラム108,109で区画された弁室110,111が形成され、弁室110,111と同軸上に弁孔112,113が上側面から横穴107に対して垂直に連通するように穿設されている。弁孔112,113の開口部には、弁座114,115が設けられ、ダイアフラム108,109が当接又は離間するようになっている。また、ボディ101には、弁室110と第1ポート103、及び、弁室111と第2ポート104とを連通させる流路116,117が形成されるとともに、共通ポート102と横穴107とを連通させる流路118が形成され、横穴107の開口部が封止部材119で密封されている。
従って、薬液弁100は、共通ポート102が、流路118、横穴107,弁孔112、弁座114、弁室110、流路116を介して第2ポート103に連通する一方、横穴107,弁孔113、弁座115、弁室111、流路117を介して第3ポート104にそれぞれ連通し、第1,第2ダイアフラム弁105,106の開閉弁動作を制御すれば、共通ポート102を第1ポート103又は第2ポート104に連通させることができる。
なお、本明細書では、薬液弁100が公然実施されるものであり、また、近似する先行技術文献を発見できなかったため、先行技術文献情報を開示していない。
しかしながら、従来の薬液弁100は、共通ポート102が横穴107の途中に接続するため、その接続部分を挟んで第1,第2ダイアフラム弁105,106の反対側に空間Xが形成され、液溜まりを発生させていた。
すなわち、例えば、共通ポート102から第1,第2ポート103,104に流体を供給するときに、流体の大部分は流路118から横穴107の第1,第2ダイアフラム弁105,106側に流れて第1,第2ポート103,104から出力されるものの、流体の一部は空間Xに流れ込む。流体は、流れやすい方向に流れを形成するため、空間Xに流れ込んだ流体は淀みやすい。しかも、薬液弁100は、第1,第2ダイアフラム弁105,106が空間Xの下流側に配設されているため、第1,第2ダイアフラム弁105,106の開閉動作を切り替えても、空間X付近の流体を押し出すことができない。
また、例えば、第1,第2ポート103,104に供給する第1,第2流体を切り替えて共通ポート102から出力するときには、例えば、第2ダイアフラム弁106を閉弁した状態で第1ダイアフラム弁105を開弁し、第1ポート103に供給した第1流体を横穴107を介して共通ポート102から出力する。第1流体は、大部分が共通ポート102へと流れて流れを形成するため、空間Xに流れ込んだ第1流体が淀みやすい。その後、第1ダイアフラム弁105を閉弁して第2ダイアフラム弁106を開弁すると、第2ポート104に供給した第2流体が横穴107を介して共通ポート102から出力される。このとき、第2流体も、大部分が共通ポート102に流れて流れを形成するため、空間Xに滞留する流体を押し出しにくい。
このように、薬液弁100は、共通ポート102、第1ポート103、第2ポート104の何れを加圧しても、空間Xが淀みやすく、液溜まりを発生しやすい。液溜まりは、流体の性質等を変え、製品品質に悪影響を及ぼすため、問題である。
また、薬液弁100は、横穴107の開口部を封止部材119で密封するため、ボディ101と封止部材119との間から漏れを発生するおそれがある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、液溜まり部及び漏れ箇所を削減できる薬液弁を提供することを目的とする。
本発明に係る薬液弁は、次のような構成を有している。
(1)ボディに第1ポートと、第2ポートと、第3ポートとが設けられ、ボディに取り付けられた第1ダイアフラム弁が第1ポートと第3ポートとに連通する一方、ボディに取り付けられた第2ダイアフラム弁が第2ポートと第3ポートに連通する薬液弁において、第1ダイアフラム弁の第1弁室と第2ダイアフラム弁の第2弁室とが斜めに形成された連通流路で連通していることを特徴とする。
(2)(1)に記載の発明において、連通流路が開口する第1弁室又は第2弁室の側壁が、連通流路に対して垂直であることを特徴とする。
(3)(1)又は(2)に記載の発明において、連通流路がV字流路であることを特徴とする。
上記構成を有する薬液弁は、第1ダイアフラム弁の第1弁室と第2ダイアフラム弁の第2弁室とが、斜めに形成された連通流路を介して連通しているため、例えば、第3ポートから第1,第2ポートに供給した流体が連通流路内を一定方向に流れ、連通流路内に液溜まりを発生させにくい。また、ボディに連通流路を形成するため、ボディを封止部材などで密封する必要がなく、従来の薬液弁と比べて漏洩箇所が削減される。
よって、本発明の薬液弁によれば、液溜まり部及び漏れ箇所を削減することができる。
また、本発明の薬液弁では、連通流路が開口する第1,第2弁室の連側壁が、連通流路に対して垂直であるため、連通流路をドリルなどで形成しやすく、しかも、流体が第1,第2弁座の側壁に沿って流れを形成するため、第1,第2弁室と連通流路との間で流体を入出力しやすく、滞留部を発生させにくい。
また、本発明の薬液弁では、第1,第2弁室をV字流路で連通するため、漏れ箇所を増やすことなく連通流路を簡単に設けることができる。
(第1実施の形態)
次に、本発明に係る薬液弁の一実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、薬液弁1Aの外観斜視図である。図2は、薬液弁1Aの平面図である。
薬液弁1Aは、従来の薬液弁100(図17、図18参照)と同様、半導体製造装置や液晶製造装置に組み込まれ、1種類の流体を分配して供給したり、2種類の流体を切り替えて供給するために用いられる。薬液弁1Aは、1個のボディ2Aに第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bを搭載され、ボディ2Aに設けられた共通ポート(特許請求の範囲の「第3ポート」に相当するもの。)3、第1ポート4、第2ポート5の連通状態を第1ダイアフラム弁6Aと第2ダイアフラム弁6Bにより切り替えるものである。薬液弁1Aは、第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bをボディ2Aの上側面に載置し、ネジN…を第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bからボディ2Aのネジ孔7…(図7参照)へと貫き通して締結することにより、第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bをボディ2Aに固定している。
図3は、図2のA−A断面図である。図4は、図3のB−B断面図である。図5は、図3のC−C断面図である。
第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bは、エアオペレイト式開閉弁であり、同一構造をなす。よって、ここでは、第1ダイアフラム弁6Aの構成について説明し、第2ダイアフラム弁6Bの構成については、図面に同一符号を付して説明を省略する。
第1ダイアフラム弁6Aは、図3及び図4に示すように、一方に開口するシリンダ11にカバー12を取り付けられ、ピストン室13を形成している。ピストン室13は、ピストン14が摺動可能に装填され、一次室13aと二次室13bに気密に区画されている。一次室13aには、スプリング15が縮設され、ピストン14に図中下向きの力を常時作用させている。ピストン室13は、カバー12に開設された呼吸孔16が一次室13aに連通する一方、シリンダ11に開設された操作ポート17が二次室13bに連通しており、操作ポート17に操作エアを供給して二次室13bを加圧すれば、ピストン14に図中上向きの力を作用させ、操作エアの供給を停止すれば、図中上向きの力を解除することができる。
かかる第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bは、ピストン14の脚部18がシリンダ11の隔壁を貫いて二次室13bからボディ2A側に突き出し、第1,第2ダイアフラム19,20にそれぞれ螺合する。
なお、第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bは、耐腐食性等の観点より、シリンダ11、カバー12などがPPS(ポリフェニレンサルファイド)などの樹脂で形成されている。
一方、ボディ2Aは、図3〜図5に示すように、耐腐食性等の観点より、PFA(パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)やPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)などの樹脂を射出成形や切削加工により略直方体形状に形成したものであり、共通ポート3が第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bを介して第1,第2ポート4,5に個別に連通している。第1,第2ポート4,5は、共通ポート3が開口する側面と対向する側面に開口し、共通ポート3と180度反対方向に設けられている。ボディ2Aの上側面には、図3及び図4に示すように、第1,第2有底孔21,22が開口し、第1,第2有底孔21,22の開口部に形成された凹部23,24に第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bがきっちり嵌め合わされて連結されている。第1,第2ダイアフラム19,20は、周縁部がボディ2Aの凹部23,24と第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bとの間で狭持され、ボディ2Aと第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bとの間に形成される空間を気密に区画して第1,第2弁室25,26を形成している。第1,第2ダイアフラム19,20は、接液面を構成するため、PTFEなどの耐腐食性を有する樹脂を所定形状に削り出して形成されている。
ボディ2Aは、第1,第2弁室25,26と同軸上に第1,第2弁孔27,28を形成され、第1,第2弁室25,26と第1,第2弁孔27,28との間に形成される段差を第1,第2ダイアフラム19,20が当接又は離間する第1,第2弁座29,30にしている。ボディ2Aには、第1,第2ポート4,5を第1,第2弁孔27,28に連通させるように第1,第2流路31,32が形成されている。また、ボディ2Aは、第1弁室25と第2弁室26を連通させるV字流路(特許請求の範囲の「連通流路」に相当するもの。)33を形成され、図5に示すように、共通ポート3が共通流路34がV字流路33に連通している。
従って、薬液弁1Aは、共通ポート3が、共通流路34、V字流路33、第1弁室25、第1弁座29、第1弁孔27、第1流路31を介して第1ポート4と連通する一方、共通流路34、V字流路33、第2弁室26、第2弁座30、第2弁孔28、第2流路32を介して第2ポート5と連通して、流路を形成されている。
ボディ2Aの流路構造についてより詳細に説明する。図6は、ボディ2Aの斜視図である。図7は、ボディ2Aの平面図である。図8は、図7のD−D断面図である。
ボディ2Aは、共通ポート3を挟んで共通流路34、V字流路33、第1,第2有底孔21,22、第1,第2弁孔27,28、第1,第2流路31,32、第1,第2ポート4,5がそれぞれ左右対称位置に設けられている。
第1,第2有底孔21,22は、第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bを並設するために必要な間隔を空けて、ボディ2Aの上側面から垂直方向に開設されている。第1,第2有底孔21,22の側壁には、V字流路33が開口している。
V字流路33は、図8に示すように、第1,第2有底孔21,22の中心を通るように縦方向に切断した断面上に形成され、第1弁室25の側壁に対して斜めに連通する第1連通流路331と、第2弁室26の側壁に対して斜めに連通する第2連通流路332とから構成される。第1連通流路331は、第1有底孔21の軸線L1に対して第2有底孔22側に所定の角度P1だけ傾斜する一方、第2連通流路332は、第2有底孔22の軸線L2に対して第1有底孔21側に所定の角度P2だけ傾斜している。ここで、所定の角度P1,P2は、第1,第2連通流路331,332と第1,第2有底孔21,22との間で流体をなだらかに入出力するために必要な角度をいい、45〜75度に設定することが望ましい。また、所定の角度P1,P2は、第1,第2連通流路331,332を第1,第2有底孔21,22の中間で連通させるために同一角度に設定することが望ましい。本実施の形態では、所定の角度P1,P2を60度に設定している。
第1,第2連通流路331,332は、ボディ2Aにドリルで断面を円形するように穿設してもよいし、流量を確保するために、エンドミルで断面を楕円形やU字形など非円形にするように穿設してもよい。この場合、ドリルやエンドミルなどが第1,第2有底孔21,22の側壁に当たり、側壁の一部を第1,第2連通流路331,332に対して垂直に傾斜させることがある。第1,第2有底孔21,22の側壁に凸凹ができると、流体が滞留する要因となり、好ましくない。そのため、第1,第2有底孔21,22は、第1,第2連通流路331,332に対して垂直になる角度のテーパが側壁に設けられ、下方から上方に向かって拡径する円錐台状に形成されている。なお、第1,第2有底孔21,22は、滞留部が第1,第2弁室25,26の隅に発生することを抑制するために、第1,第2連通流路331,332の流路径に合わせて側壁の幅を設定することが望ましい。
共通ポート3は、図6及び図7に示すように、第1,第2有底孔21,22の中間に配設され、共通流路34を介して第1,第2連通流路331,332の連通部分に対して垂直に連通している。つまり、共通ポート3は、V字流路33の中間に連通している。
また、ボディ2Aは、図8に示すように、第1,第2有底孔21,22と同軸上に第1,第2弁孔27,28が形成され、図6及び図7に示すように、共通流路34と平行に形成される第1,第2流路31,32が第1,第2弁孔27,28に対して垂直に連通している。第1,第2流路31,32の開口部には、第1,第2ポート4,5が開設されている。
なお、共通ポート3、共通流路34、第1,第2流路31,32、第1,第2ポート4,5は、加工や配管を容易にするため、ボディ2Aに対して同一断面上に形成されている。
このような薬液弁1Aは、図2に示すように、共通ポート3、第1,第2ポート4,5に樹脂製の継手35,36,37を装着されるとともに、図3に示すように、SUSなどの金属若しくはPPSなどの樹脂からなる取付板38をボディ2Aの下側面に固設される。薬液弁1Aは、取付板38を介して半導体製造装置や液晶製造装置などに固定され、共通ポート3、第1,第2ポート4,5が継手35,36,37を介して配管に接続され、さらに、第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bの操作ポート17に図示しない操作エア供給装置を接続される。
そして、薬液弁1Aは、例えば、薬液を分配して供給する場合には、第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bに操作エアを供給せずに閉弁した状態で共通ポート3に薬液を供給する。薬液は、共通ポート3から共通流路34、V字流路33の第1,第2連通流路331,332を介して第1,第2弁室25,26まで流れる。その後、例えば、第1ポート4から薬液を出力したければ、第1ダイアフラム弁4の操作ポート17に操作エアを供給してピストン14を上昇させ、第1ダイアフラム19を第1弁座29から離間させる。すると、薬液が第1弁室25から第1弁座29、第1弁孔27、第1流路31を介して第1ポート4へと流れ、第1ポート4から出力される。このとき、第2ダイアフラム弁6Bは、操作エアを供給されないため、第2ダイアフラム20がスプリング15の弾圧力で第2弁座30をシールし、薬液を第2弁座30より下流に流さない。従って、薬液は、第1ポート4のみから出力される。
その後、第2ポート5から薬液を出力したい場合には、第1ダイアフラム弁6Aへの操作エアの供給を停止して閉弁した後に第2ダイアフラム弁6Bに操作エアを供給して開弁すれば、上記と同様の作用によって薬液を第3ポート5のみから出力することができる。このとき、第2弁室26には、第1ダイアフラム弁6Aを開弁した際の薬液が残留しているが、第2ダイアフラム弁6Bを開弁したときに、第2連通流路332から第2弁室26に噴出する薬液が第2弁室26に残留する薬液を押し出すため、古い薬液が滞留しない。特に、第2連通流路332から第2弁室26に噴出する薬液が第2ダイアフラム20にぶつかった後、第2ダイアフラム20の薄膜部に沿って向きを変え、その後さらに第2弁室26の側壁に沿って流れてから第2弁孔13に流入するため、第2ダイアフラム20の薄膜部付近や第2弁室26の隅などに滞留部を発生しにくい。
しかも、薬液弁1Aは、第1ポート4と第2ポート5が共通ポート3を挟んで左右対称位置に設けられ、ボディ2Aの流路構造が共通ポート3を挟んで左右対称であるため、共通ポート3に供給した薬液がV字流路33の側壁にぶつかった後に第1,第2連通流路331,332を介して第1,第2弁室25,26に略均一に分配され、第1ポート4と第2ポート5から薬液を略同一の流量で出力することが可能である。
次に、例えば、薬液弁1Aが第1薬液と第2薬液を切り替えて出力する場合には、第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bを閉弁させた状態で第1ポート4に第1薬液を供給し、第2ポート5に第2薬液を供給する。第1薬液は、第1ポート4から第1流路31、第1弁孔27を通って第1弁座29まで流れる一方、第2薬液は、第2ポート5から第2流路32、第2弁孔28を通って第2弁座30まで流れる。その後、第1薬液を出力したい場合には、第1ダイアフラム弁6Aに操作エアを供給してピストン14を上昇させ、第1ダイアフラム19を第1弁座29から離間させる。すると、第1薬液が、第1弁座29から第1弁室25に流入し、V字流路33の第1連通流路331、共通流路34を介して共通ポート3へと流れ、共通ポート3から出力される。このとき、第1薬液は、V字流路33の第2連通流路332を介して第2弁室26にも流入するが、第2ダイアフラム20がスプリング15の弾圧力で第2弁座30をシールするため、第1薬液と第2薬液とが混合しない。
その後、第2薬液を共通ポート3から出力したい場合には、第1ダイアフラム弁6Aを閉弁した後に第2ダイアフラム弁6Bを開弁すれば、上記と同様の作用によって第2薬液を共通ポート3から出力することができる。第1薬液を第2薬液に切り替える際には、第2弁室26に第1薬液が残留しているが、第2薬液を供給する際に、第1薬液が第2薬液によって第2弁室26からV字流路33、共通流路34、共通ポート3へと押し出されて置換されるため、滞留しない。特に、第2連通流路332が第2弁室26の側壁に開口しているため、第2薬液が第2弁座30から噴出されて第2ダイアフラム20の薄膜部にぶつかった後、第2弁室26の側壁に沿って流れて第2連通流路332へと流れ込みやすい。
従って、本実施の形態の薬液弁1Aでは、第1ダイアフラム弁6Aの第1弁室25と第2ダイアフラム弁6Bの第2弁室26とが、斜めに形成された第1連通流路331と斜めに形成された第2連通流路332とからなるV字流路33を介して連通しているため、共通ポート3から第1ポート4又は第2ポート5に薬液を供給する場合や、第1ポート4又は第2ポート5から共通ポート3に薬液などの薬液を供給する場合に、薬液がV字流路33を一定方向に流れ、V字流路33内に液溜まりを発生させにくい。また、ボディ2AにV字流路33を形成するため、ボディ2Aを封止部材などで密封する必要がなく、従来の薬液弁100(図18参照)と比べて漏洩箇所が削減される。
よって、本実施の形態の薬液弁1Aによれば、液溜まり部及び漏れ箇所を削減することができる。
また、本実施の形態の薬液弁1Aでは、V字流路33が開口する第1,第2弁室25,26の側壁が、第1,第2連通流路331,332に対して垂直であるため、V字流路33の第1,第2連通流路331,332をドリルなどで形成しやすい。しかも、第1,第2弁室25,26が、第1,第2弁座29,30に向かって小径になるため、共通ポート3から第1,第2ポート3,4に薬液を流す場合に、薬液が第1弁座29,35に流れ込みやすく、また逆に、第1,第2ポート4,5から共通ポート3に薬液を流す場合にも、第1,第2弁座29,30から第1,第2室23,24に噴出された薬液が第1,第2ダイアフラム19,20にぶつかった後に第1,第2弁室25,26の側壁に沿って集められて第1,第2連通流路331,332へと流れ込みやすい。このように、薬液弁1Aは、薬液が第1,第2弁室25,26に沿って流れを形成するため、V字流路33と第1,第2弁室25,26との間で薬液を入出力しやすく、第1,第2室23,24内に滞留部を発生させにくい。
さらに、本実施の形態の薬液弁1Aでは、第1,第2弁室25,26をV字流路33で連通するため、漏れ箇所を増やすことなく連通流路を簡単に設けることができる。
(第2実施の形態)
続いて、本発明の薬液弁に係る第2実施の形態について図面を参照して説明する。図9は、薬液弁1Bの平面図である。図10は、図9に示す薬液弁1Bの中央縦断面図である。図11は、薬液弁1Cの平面図である。図12は、図11に示す薬液弁1Cの中央縦断面図である。
本実施の形態の薬液弁1B,1Cは、1つの共通ポート3に対して3個以上のポートを設けている点で、第1,第2ポート4,5のみを備える第1実施の形態の薬液弁1Aと相違し、その他の点は共通している。よって、ここでは、第1実施の形態と相違する構成を中心に説明し、共通する構成は図面に同一符号を付して説明を適宜省略する。
薬液弁1Bは、ボディ2Bに共通ポート3と180度反対方向に第1〜第3ポート4,5,41が設けられ、同一構造をなす第1〜第3ダイアフラム弁6A,6B,6Cを介して共通ポート3を第1〜第3ポート4,5,41に個別に連通させる。薬液弁1Bは、第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bと同様に、ボディ2Bと第3ダイアフラム弁6Cとの間に第3ダイアフラム42で区画された第3弁室43を備え、第3弁室43が第1,第2弁孔27,28及び第1,第2流路31,32と同様に形成された第3弁孔44、第3流路45を介して第3ポート41に連通している。第3弁室43と第3弁孔44との段差は、第3ダイアフラム42が当接又は離間する第3弁座46になっている。ボディ2Bは、第2弁室26に共通ポート3が共通流路47を介して連通している。第2弁室26は、V字流路33Aを介して第1弁室25に連通する一方、V字流路33Bを介して第3弁室43に連通しており、共通ポート3を共通流路47やV字流路33A,33B等を介して第1〜第3ポート4,5,41に連通させて流路を形成している。なお、ボディ2Bの流路構造は、共通ポート3を挟んで対称になっている。
一方、薬液弁1Cは、ボディ2Bに共通ポート3と180度反対方向に第1〜第4ポート4,5,41,51が設けられ、同一構造をなす第1〜第4ダイアフラム弁6A,6B,6C,6Dを介して共通ポート3を第1〜第4ポート4,5,41,51に個別に連通させる。薬液弁1Cは、第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bと同様に、ボディ2Cと第3,第4ダイアフラム弁6C,6Dとの間に第3,第4ダイアフラム42,52で区画された第3,第4弁室43,53を備え、第3,第4弁室43,53が、第1,第2弁孔27,28及び第1,第2流路31,32と同様に形成された第3,第4弁孔44,54、第3,第4流路45,55を介して第3,第4ポート41,51に連通している。第3,第4弁室43,53と第1,第2弁孔44,54との間の段差は、第3,第4ダイアフラム42,52が当接又は離間する第3,第4弁座46,56になっている。ボディ2Cは、隣り合う弁室同士を連通させるV字流路33A,33B,33Cが形成され、V字流路33Bに共通ポート3が共通流路57を介して連通しており、共通ポート3を共通流路57やV字流路33A,33B,33C等を介して第1〜第3ポート4,5,41に連通させて流路を形成している。なお、ボディ2Cの流路構造は、共通ポート3を挟んで対称になっている。
従って、本実施の形態の薬液弁1B,1Cは、3個以上のポートを設けた場合でも、隣り合う弁室をV字流路33で連通させれば、1個の共通ポート3に対して3個以上のポートにダイアフラム弁を介して個別に連通させることができるので、ボディ2B,2Cに流路を簡単に形成してポートを増設することができる。また、V字流路33で弁室同士を連通させるので、ポートの増設に伴って、液溜まり部や漏れ箇所が増えることもない。
(第3実施の形態)
続いて、本発明の薬液弁に係る第3実施の形態について図面を参照して説明する。図13は、薬液弁1Dの外観斜視図である。図14は、薬液弁1Dの平面図である。図15は、図14のE−E断面図である。図16は、図14のF−F断面図である。
本実施の形態の薬液弁1Dは、流路構造が第1実施の形態の薬液弁1Aと相違し、その他の点は共通している。よって、ここでは、第1実施の形態と相違する構成を中心に説明し、共通する構成は図面に同一符号を付して説明を適宜省略する。
薬液弁1Dのボディ2Dには、共通ポート60と90度方向を変えて第1ポート61が設けられ、180度反対側に第3ポート62が設けられており、共通ポート60が第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bを介して第1,第2ポート61,62に個別に連通している。ボディ2Dと第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bとの間には、第1,第2弁室25,26が形成され、V字流路33を介して連通している。第1弁室25は、第1弁孔27及び第1流路31を介して第1ポート61と連通する一方、第2弁室25は、第2弁孔28と第2流路63を介して第2ポート62と連通している。ボディ2Dは、共通流路64が第1弁室25のV字流路33と反対側に開口し、共通ポート60と第1弁室25とを連通させている。
かかる薬液弁1Dでは、薬液を第1,第2ポート61,62から分配して出力する場合には、第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bを閉弁した状態で共通ポート60に薬液を供給する。薬液は、共通流路64から第1弁室25、V字流路33、第2弁室26へと流れて充填される。そして、例えば、第1ポート61から薬液を出力する場合には、第1ダイアフラム弁6Aを開弁すると、薬液が弁室25から第1弁座29、第1弁孔27、第1流路31を介して第1ポート61まで流れ、第1ポート61から出力される。その後、第2ポート62から薬液を出力する場合には、第1ダイアフラム弁6Aを閉弁した後に、第2ダイアフラム弁6Bを開弁すると、薬液が第2弁室26から第2弁座30、第2弁孔28、第2流路63を介して第2ポート62まで流れ、第2ポート62から出力される。このとき、薬液は、第1,第2弁室25,26がV字流路33で連通しているため、V字流路33を一方向に流れ、滞留部や漏れを発生しない。
また、薬液弁1Dは、薬液を切り替えて出力する場合には、第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bを閉弁した状態で、第1ポート61に第1薬液を、第2ポート62に第2薬液をそれぞれ供給する。第1薬液は、第1ポート61から第1流路31、第1弁孔27を介して第1弁座29まで流れ、第2薬液は、第2ポート62から第2流路63、第2弁孔28を介して第2弁座30まで流れる。そして、第1薬液を出力する場合には、第1ダイアフラム弁6Aを開弁すれば、第1薬液が第1弁座29から第1弁室25に流入し、共通流路64を介して共通ポート60から出力される。その後、第2薬液を出力する場合には、第1ダイアフラム弁6Aを閉弁した後に第2ダイアフラム弁6Bを開弁すれば、第2薬液が第2弁座30から第2弁室26に流入し、V字流路33、第1弁室25、共通流路64を介して共通ポート60から出力される。このとき、第2薬液が第1薬液を押し出すため、V字流路33などに第1薬液が滞留しない。
従って、薬液弁1Dによれば、第1,第2弁室25,26をV字流路33で連通させれば、半導体製造装置や液晶製造装置などの配管レイアウトに合わせて共通ポート60、第1,第2ポート61,62の配置を任意に設計し、液溜まり部や漏れ箇所を削減することができる。
尚、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、色々な応用が可能である。
(1)例えば、上記実施の形態では、ダイアフラム弁としてエアオペレイト式開閉弁を用いたが、流量調整弁であってもよい。この場合には、例えば、薬液弁1Aの第1ポート4に第1薬液を供給し、第2ポート4,5に第2薬液を供給し、第1,第2ダイアフラム弁6A,6Bの弁開度を調整すれば、第1,第2薬液をV字流路33から共通流路34に流入する際に所定割合で混合し、共通ポート3から出力することが可能である。
(2)例えば、上記実施の形態では、薬液弁1A,1B,1C,1Dが薬液を制御する場合について説明したが、制御対象は純水、N2ガス、空気など各種流体でもよい。
(3)例えば、上記実施の形態では、エアオペレイト式のダイアフラム弁6A,6B,6C,6Dを使用したが、駆動方式はこれに限定されず、手動弁等であってもよい。
(4)例えば、上記実施の形態では、第1,第2連通流路331,332が左右対称のV字流路33を連通流路とした。これに対して、第1,第2連通流路331,332が第1,第2有底孔21,22の軸線L1,L2に対して傾斜する角度P1,P2を同一角度とせず、第1,第2連通流路331,332が左右非対称の流路を連通流路としてもよい。また、第1,第2弁室を斜め直線状の連通流路で連通させてもよい。この場合にも、流体が連通流路を一方向に流れて液溜まりを発生せず、流路を任意に設計することができる。
本発明の第1実施の形態に係り、薬液弁の外観斜視図である。 同じく、薬液弁の平面図である。 同じく、図2のA−A断面図である。 同じく、図3のB−B断面図である。 同じく、図3のC−C断面図である。 同じく、ボディの斜視図である。 同じく、ボディの平面図である。 同じく、図7のD−D断面図である。 本発明の第2実施の形態に係り、薬液弁の平面図である。 同じく、図9に示す薬液弁の中央縦断面図である。 同じく、薬液弁の平面図である。 同じく、図11に示す薬液弁の中央縦断面図である。 本発明の第3実施の形態に係り、薬液弁の外観斜視図である。 同じく、薬液弁の平面図である。 同じく、図14のE−E断面図である。 同じく、図14のF−F断面図である。 従来の薬液弁の平面図である。 図17のG−G断面図である。
符号の説明
1A,1B,1C,1D 薬液弁
2A,2B,2C,2D ボディ
3 共通ポート
4 第1ポート
5 第2ポート
6A,6B,6C,6D ダイアフラム弁
33,33A,33B,33C V字流路
331 第1連通流路
332 第2連通流路
25 第1弁室
26 第2弁室

Claims (3)

  1. ボディに第1ポートと、第2ポートと、第3ポートとが設けられ、前記ボディに取り付けられた第1ダイアフラム弁が前記第1ポートと前記第3ポートとに連通する一方、前記ボディに取り付けられた第2ダイアフラム弁が前記第2ポートと前記第3ポートに連通する薬液弁において、
    前記第1ダイアフラム弁の第1弁室と前記第2ダイアフラム弁の第2弁室とが斜めに形成された連通流路で連通していることを特徴とする薬液弁。
  2. 請求項1に記載する薬液弁において、
    前記連通流路が開口する前記第1弁室又は前記第2弁室の側壁が、前記連通流路に対して垂直であることを特徴とする薬液弁。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する薬液弁において、
    前記連通流路がV字流路であることを特徴とする薬液弁。
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