JP2006046267A - 圧縮機 - Google Patents

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秀紀 細井
Takashi Fukumuro
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Abstract

【課題】 圧縮機の生産性を低下させない冷媒ガス漏洩防止策が施された圧縮機を提供する。
【解決手段】 冷媒の圧縮機構と、圧縮機構を収容するハウジングとを備え、ハウジングは互いに接合された複数の部分ハウジングにより構成され、部分ハウジングの接合部にシール部材が配設され、部分ハウジングの接合部を覆う冷媒捕集空間を有する冷媒捕集部材がハウジングの外面に取り付けられ、捕集空間内に冷媒吸着剤が配設されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、冷媒の圧縮機構と、圧縮機構を収容するハウジングとを備え、ハウジングは互いに接合された複数の部分ハウジングにより構成され、部分ハウジングの接合部にシール部材が配設された圧縮機に関するものである。
冷媒の圧縮機構と、圧縮機構を収容するハウジングとを備え、ハウジングは互いに接合された複数の部分ハウジングにより構成され、部分ハウジングの接合部にシール部材が配設された圧縮機であって、前記接合部の外面に樹脂が塗布された圧縮機が特許文献1に開示されている。
特開2001−349432
特許文献1の圧縮機には、冷媒ガスの外部環境への漏洩を効果的に防止できるという利点があるが、ハウジング外面に塗布した樹脂を乾燥させるための養生時間が必要なので、圧縮機の生産性を低下させるという欠点がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、圧縮機の生産性を低下させない冷媒ガス漏洩防止策が施された圧縮機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、冷媒の圧縮機構と、圧縮機構を収容するハウジングとを備え、ハウジングは互いに接合された複数の部分ハウジングにより構成され、部分ハウジングの接合部にシール部材が配設され、部分ハウジングの接合部を覆う冷媒捕集空間を有する冷媒捕集部材がハウジングの外面に取り付けられ、捕集空間内に冷媒吸着剤が配設されていることを特徴とする圧縮機を提供する。
本発明に係る圧縮機においては、部分ハウジングの接合部の隙間からハウジング外へ漏洩し、或いはシール部材を透過してハウジング外へ漏洩した冷媒ガスは、部分ハウジングの接合部を覆う冷媒捕集空間へ流入し、捕集空間内に配設された冷媒吸着剤に吸着される。この結果、外部環境への冷媒の漏洩が効果的に防止される。冷媒捕集部材をハウジングの外面に取り付ける作業に要する時間は、ハウジング外面に塗布した樹脂の養生時間に比べて短いので、本発明に係る冷媒漏洩防止策は、圧縮機の生産性を低下させない。
本発明の好ましい態様においては、冷媒吸着剤は活性炭である。
本発明の好ましい態様においては、冷媒吸着剤はゼオライトである。
活性炭、ゼオライトは、入手と取扱が容易であり、好適な冷媒吸着剤である。
本発明の好ましい態様においては、前記冷媒吸着剤は冷媒捕集空間の囲壁内面に担持される。
冷媒吸着剤粒子を冷媒捕集空間の囲壁内面に担持させることにより、冷媒捕集空間への冷媒吸着剤の配設作業が容易化される。
本発明の好ましい態様においては、冷媒捕集部材はハウジングに螺子止め固定される。
本発明の好ましい態様においては、冷媒捕集部材はハウジングに接着固定される。
冷媒捕集部材は、ハウジングに螺子止め固定されても良く、或いはハウジングに接着固定されても良い。
本発明の好ましい態様においては、冷媒捕集部材は互いに接合される2つ以上の部分から成る。
互いに接合される2つ以上の部分で冷媒捕集部材を構成することにより、冷媒捕集部材のハウジングへの取り付け作業が容易化される。
本発明に係る圧縮機においては、部分ハウジングの接合部の隙間からハウジング外へ漏洩し、或いはシール部材を透過してハウジング外へ漏洩した冷媒ガスは、部分ハウジングの接合部を覆う冷媒捕集空間へ流入し、捕集空間内に配設された冷媒吸着剤に吸着される。この結果、外部環境への冷媒の漏洩が効果的に防止される。冷媒捕集部材をハウジングの外面に取り付ける作業に要する時間は、ハウジング外面に塗布した樹脂の養生時間に比べて短いので、本発明に係る冷媒漏洩防止策は、圧縮機の生産性を低下させない。
本発明の実施例に係る圧縮機を説明する。
図1に示すように、可変容量型斜板式圧縮機Aは、回転軸10と、回転軸10に固定されたローター11と、傾角可変に回転軸10に支持された斜板12とを備えている。斜板12は、斜板12の傾角変動を許容するリンク機構13を介してローター11に連結され、ローター11ひいては回転軸10に同期して回転する。
斜板12の周縁部に摺接する一対のシュー14を介してピストン15が斜板12に係留されている。
ピストン15は、シリンダブロック16に形成されたボア16aに挿入されている。
回転軸10、ローター11、斜板12を収容するクランク室17を形成する有底円筒状のフロントハウジング18が配設されている。回転軸10は、フロントハウジング18を貫通して外部へ延びている。回転軸10のフロントハウジング貫通部に軸封部材19が配設されている。
回転軸10はフロントハウジング18、シリンダブロック16により回転可能に支持されている。
フロントハウジング18に取り付けられた電磁クラッチ20を介して図示しない外部駆動源から回転軸10の先端部に回転動力が伝達される。
吸入室21aと吐出室21bとを形成するシリンダヘッド21が配設されている。
シリンダブロック16とシリンダヘッド21との間にボア16aに連通する吸入口と吐出口とが形成された弁板22が配設されている。弁板22に吸入弁と吐出弁とが装着されている。
ローター11、斜板12、リンク機構13、シュー14、ピストン15、シリンダボア16a等により圧縮機構が形成されている。
フロントハウジング18、シリンダブロック16、シリンダヘッド21は、上記圧縮機構を収容するハウジングを形成している。
フロントハウジング18、シリンダブロック16、弁板22、シリンダヘッド21は、ボルト23により一体に接合されている。
フロントハウジング18とシリンダブロック16との接合部、弁板22とシリンダブロック16との接合部、弁板22とシリンダヘッド21との接合部に、当該接合部をシールするガスケット24、25、26が配設されている。シリンダブロック16とシリンダヘッド21は、ガスケット25、弁板22、ガスケット26を間に挟んで互いに接合されていることになる。
溝型断面の環状部材から成る冷媒捕集部材27が、内部空間である冷媒捕集空間27aがフロントハウジング18とシリンダブロック16との接合部を覆った状態で、ハウジングの外面に取り付けられている。
溝型断面の環状部材から成る冷媒捕集部材28が、内部空間である冷媒捕集空間28aがシリンダブロック16とシリンダヘッド21との接合部を覆った状態で、ハウジングの外面に取り付けられている。
冷媒捕集部材27、28は、図2に示す半円状の一対の半部分を、それぞれハウジングに係合させ、長手方向両端部に形成したフランジ27b、28bを互いに当接させボルト締めして環状に組み付け、各半部分の長手方向中央部に形成したリブ27c、28cの小穴に挿通したボルト27d、28dをハウジングに螺着させることにより、ハウジングに固定されている。
冷媒捕集空間27a、27bの囲壁内面、すなわち溝型断面の両側壁内面と底壁内面とに、活性炭粒子、ゼオライト粒子等の吸着剤粒子が、適当な接着剤を用いて担持されている。
可変容量型斜板式圧縮機Aにおいては、図示しない外部駆動源の回転動力が電磁クラッチ20を介して回転軸10に伝達され、回転軸10の回転がローター11、リンク機構13を介して斜板12に伝達される。斜板12の回転に伴う斜板12周縁部の回転軸10延在方向の往復動が、シュー14を介してピストン15に伝達され、ピストン15がボア16a内で往復動する。外部冷凍回路から還流した冷媒が、シリンダヘッド21に形成された吸入ポートと吸入室21aと吸入口と吸入弁とを介してボア16aへ吸入され、ボア16a内で圧縮され、吐出口と吐出弁と吐出室21bとシリンダヘッド21に形成された吐出ポートとを介して外部冷凍回路へ流出する。
ハウジング内の冷媒ガスのハウジングからの漏洩は、軸封部材19、ガスケット24〜26により防止される。しかしハウジング内の冷媒ガス圧が高い場合には、ガスケット24〜26と隣接するハウジングとの間の微小隙間を介して、或いはガスケット24〜26を透過して、冷媒ガスがハウジング外へ漏洩する。ガスケット24〜26の部位、すなわちフロントハウジング18とシリンダブロック16との接合部、シリンダブロック16とシリンダヘッド21との接合部から漏洩した冷媒ガスは、冷媒捕集部材27、28の冷媒捕集空間27a、28aへ流入し、冷媒捕集空間27a、28a内に配設された活性炭、ゼオライト等の吸着剤に吸着される。従って、ハウジング内の冷媒ガス圧が高い場合でも、冷媒ガスは外部環境中に漏洩しない。冷媒捕集部材27、28をハウジングの外面に取り付ける作業に要する時間は、ハウジング外面に塗布した樹脂の養生時間に比べて短いので、本実施例に係る冷媒漏洩防止策は、圧縮機Aの生産性を低下させない。
活性炭、ゼオライトは入手と取扱が容易であり、好適な冷媒吸着剤である。
冷媒吸着剤粒子を、冷媒捕集空間27a、28aの囲壁内面に担持させたので、冷媒捕集部材27、28をハウジングに取り付けた後に、適当な開口を介して冷媒捕集空間27a、28aに冷媒吸着剤を充填する場合に比べて、冷媒捕集空間27a、28aへの冷媒吸着剤の配設作業が容易化されている。
冷媒捕集部材27、28は、互いに接合される一対の半部分で構成されているので、ハウジングに容易に取り付けることができる。
冷媒捕集部材27、28をハウジングに接着固定しても良い。
冷媒捕集部材27、28を、互いに接合される3つ以上の円弧状部分で構成しても良い。
冷媒捕集部材27、28をハウジングに取り付けた後に、冷媒捕集部材27、28に形成した開口を介して、冷媒捕集空間27a、28aに冷媒吸着剤を充填し、次いで前記開口を適当な手段で塞いでも良い。
本発明は斜板式圧縮機のみならず、互いに接合される二つ以上の部分ハウジングからなるハウジングを備える、冷媒圧縮用の圧縮機に広く利用可能である。
本発明の実施例に係る可変容量型斜板式圧縮機の断面図である。 本発明の実施例に係る可変容量型斜板式圧縮機が備える冷媒捕集部材の半部分の斜視図である。
符号の説明
A 可変容量型斜板式圧縮機
10 回転軸
11 ローター
12 斜板
13 リンク機構
14 シュー
15 ピストン
18 フロントハウジング
19 軸封装置
21 シリンダヘッド
24、25、26 ガスケット
27、28 冷媒捕集部材

Claims (7)

  1. 冷媒の圧縮機構と、圧縮機構を収容するハウジングとを備え、ハウジングは互いに接合された複数の部分ハウジングにより構成され、部分ハウジングの接合部にシール部材が配設され、部分ハウジングの接合部を覆う冷媒捕集空間を有する冷媒捕集部材がハウジングの外面に取り付けられ、捕集空間内に冷媒吸着剤が配設されていることを特徴とする圧縮機。
  2. 前記冷媒吸着剤は活性炭であることを特徴とする請求項1記載の圧縮機。
  3. 前記冷媒吸着剤はゼオライトであることを特徴とする請求項1記載の圧縮機。
  4. 前記冷媒吸着剤は冷媒捕集空間の囲壁内面に担持されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の圧縮機。
  5. 冷媒捕集部材はハウジングに螺子止め固定されることを特徴とする請求項1乃至4何れか1項に記載の圧縮機。
  6. 冷媒捕集部材はハウジングに接着固定されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の圧縮機。
  7. 冷媒捕集部材は互いに接合される2つ以上の部分から成ることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の圧縮機。
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