JP2006043325A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体部に取り付けられた補助吸収具を確実に保持する。
【解決手段】吸収性物品は、略シート状の本体部2、および、本体部2の両側に設けられた一対の側壁部3を備える。本体部2は、着用者の腹側および背側の肌に接する前方部および後方部23、並びに、前方部および後方部23の間の吸収部を備える。側壁部3は、吸収部の側方に設けられた立体ギャザー部、および、立体ギャザー部と連続する折り返し部31を備える。吸収性物品では、折り返し部31において、側壁部3が本体部2の側方エッジ24から側方に離間した折り返し位置311にて上面側(着用者側)に折り返され、本体部の前端部および後端部において固定される。その結果、本体部2に取り付けられた補助吸収具の側方への動きを一対の側壁部3により規制し、吸収性物品の着用時における補助吸収具の巻き上がりやズレを防止して補助吸収具を確実に保持することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、着用者からの排泄物を受ける吸収性物品に関する。
従来より、使い捨ておむつ等に利用される吸収性物品として、トップシートとバックシートとの間に粉砕パルプ等により形成された吸収コアを設けた本体部、および、本体部の両側に取り付けられて尿等の漏出を防止する立体ギャザーを備えるものが使用されている。このような使い捨ておむつでは、通常、少量の排尿時であってもおむつ全体を交換する必要があるため、使用者にとって経済的な負担が大きくなる。
そこで、使い捨ておむつの本体部上に安価な補助吸収具(いわゆる、尿パッド等)を載置して着用し、少量の排尿時には補助吸収具のみを交換することが行われている。このような使い捨ておむつに関して、立体ギャザーに挟まれた本体部上に補助吸収具を容易に載置し、また、使用済みの補助吸収具を容易に交換する技術が提案されている。例えば、特許文献1では、使い捨ておむつカバーの本体部の両側に1対の立ち上がりフラップ(立体ギャザー)を本体部から両側に離して設け、立ち上がりフラップのエッジ間の距離を補助吸収具の横幅よりも大きくすることにより、補助吸収具の本体部上への載置および交換を容易にする技術が開示されている。
特開2002−272787号公報
ところで、このような使い捨ておむつカバーでは、本体部上に載置された補助吸収具と立ち上がりフラップとの間に隙間ができるため、着用時に補助吸収具がずれたり、補助吸収具の端部が丸まってしまうことがあった。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、本体部に取り付けられた補助吸収具を確実に保持することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、着用者からの排泄物を受ける吸収性物品であって、着用者の腹側および背側の肌に接する前方部および後方部、並びに、前記前方部および前記後方部の間の吸収部を有する略シート状の本体部と、前記前方部、前記吸収部および前記後方部が並ぶ長手方向のほぼ全長に亘って前記本体部の両側に設けられた一対の側壁部とを備え、前記一対の側壁部のそれぞれが、前記吸収部の側方において前記着用者側に向かって立ち上がる立体ギャザー部と、前記前方部および前記後方部の側方エッジから側方に離間した位置において、前記立体ギャザー部から連続する部位が前記着用者に接する上面側で前記本体部の中心線側に折り返され、前記本体部の前記長手方向の両端部において折り返しが接合により固定される折り返し部とを備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の吸収性物品であって、前記本体部が、吸収コアと、前記吸収コアの前記着用者側の主面を覆うトップシートと、前記吸収コアのもう一方の主面を覆うバックシートとを備え、前記一対の側壁部のそれぞれが、前記吸収部の側方において前記バックシートに接合された部材であり、前記立体ギャザー部の収縮により前記バックシートの一部が前記立体ギャザー部と共に前記着用者側に向かって立ち上がる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の吸収性物品であって、前記折り返し部の折り返し位置から側壁部のエッジまでの距離が20mm以上35mm以下である。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記折り返し部の前記折り返し位置から前記本体部の前記側方エッジまでの距離が5mm以上15mm以下である。
本発明では、本体部に取り付けられた補助吸収具を確実に保持することができる。請求項2の発明では、吸収部の側方において側壁部を容易に大きく立ち上げることができる。
図1は、本発明の一の実施の形態に係る吸収性物品1を示す平面図である。吸収性物品1は、略シート状の本体部2、並びに、本体部2の長手方向(すなわち、図1中のY方向)のほぼ全長に亘って本体部2の(+X)側および(−X)側に設けられた一対の側壁部3を備え、着用者からの排泄物を受ける使い捨ておむつ等に利用される。図1では、本体部2の(+Z)側の主面が、着用者に接する面(以下、「上面」という。)となる。
図1に示すように、本体部2は、着用者の腹側および背側の肌に接する前方部21および後方部23、並びに、前方部21および後方部23の間の吸収部22を備え、前方部21、吸収部22および後方部23はY方向に沿って並ぶ。
側壁部3は、Y方向に長い帯状の部材であり、本体部2の両側に接合される。側壁部3では、Y方向に伸びる複数の弾性部材33が、吸収部22の側方(すなわち、(+X)側および(−X)側)の部位に接合されている。図1に示すように吸収性物品1を広げた状態では、弾性部材33は伸張状態となっている。図2は、吸収性物品1を示す斜視図である。図2に示すように、吸収性物品1では、弾性部材33が収縮することにより、吸収部22の側方において側壁部3が着用者側に向かって(すなわち、上面側で)立ち上がり、着用時に着用者の足の付け根近傍に当接する立体ギャザー(いわゆる、レッグギャザー)が形成される。以下、側壁部3の立体ギャザーを形成する部位を、「立体ギャザー部32」という。
また、側壁部3では、前方部21および後方部23の側方において、立体ギャザー部32から連続する部位が、本体部2のY方向に沿う中心線(図1中の符号2J参照)側に向かって折り返され、本体部2の長手方向の前端部および後端部(すなわち、前方部21の(+Y)側の端部、および、後方部23の(−Y)側の端部)において折り返しが接合により上面側に固定される。以下、側壁部3の折り返される部位を、「折り返し部31」という。
図3ないし図5は、吸収性物品1の(+X)側の一部を図1中に示すA−A、B−BおよびC−Cの位置でY方向に垂直な面で切断した部分断面図である。図3は、本体部2の吸収部22および側壁部3の立体ギャザー部32を示す。図4および図5は、本体部2の後方部23および側壁部3の折り返し部31を示し、図4は後端部と立体ギャザー部32との間における部分断面図、図5は後端部における部分断面図である。なお、本体部2の前方部21(図1参照)、および、前方部21の側方に設けられる側壁部3の折り返し部31の構造は図4および図5とほぼ同様であり、また、吸収性物品1の(−X)側の構造は図3ないし図5に示す(+X)側の構造と対称である。
図3に示すように、本体部2は、吸液性の吸収コア2b、吸収コア2bの着用者側(すなわち、(+Z)側)の主面を覆うトップシート2a、および、吸収コア2bのもう一方の主面を覆うバックシート2cを備える。トップシート2aとバックシート2cとは、ホットメルト等の接着剤により、吸収コア2bの周囲にて接合される。本体部2では、図1に太い破線にて示すように、吸収部22における吸収コア2bのX方向の幅が、前方部21および後方部23における幅よりも小さくされ、かつ厚くされる。
図3に示すトップシート2aは透液性の材料、例えば、親水性繊維により形成された不織布であり、着用者からの排泄物の水分を捕捉して吸収コア2bへと移動させる。トップシート2aとして利用される不織布は、例えば、ポイントボンド不織布やエアスルー不織布、スパンレース不織布であり、これらの不織布を形成する親水性繊維としては通常、セルロースやレーヨン、コットン等が用いられる。なお、トップシート2aとして、表面を活性剤により親水処理した疎水性繊維(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ナイロン)により形成された透液性の不織布が利用されてもよく、また、開孔を有するプラスチックフィルムが利用されてもよい。
吸収コア2bは、親水性繊維(例えば、粉砕したパルプ繊維やセルロース繊維)に粒状の吸水性ポリマー(例えば、SAP(Super Absorbent Polymer))を混合したものをティッシュペーパーや透液性シートにより包み込んで形成され、トップシート2aを透過した水分を吸収して迅速に固定する。親水性繊維を包むティッシュペーパー等は、親水性繊維の型崩れ、および、吸水性ポリマーの脱落を防止する。
バックシート2cは撥水性または不透液性の不織布であり、トップシート2aを透過した水分、および、吸収コア2bに一旦吸収された水分が、本体部2の外側(すなわち、(−Z)側)にしみ出すのを防止する。バックシート2cとして利用される不織布は、例えば、スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、SMS(スパンボンド・メルトブロー・スパンボンド)不織布であり、必要に応じて撥水処理が施されてもよい。なお、撥水性または不透液性のプラスチックフィルムや、上記不織布とプラスチックフィルムとの複合材料等がバックシート2cとして利用されてもよい。この場合、着用者の快適性の観点からは、通気性を有するプラスチックフィルムが利用されることが好ましい。
側壁部3は、バックシート2cと同様に、撥水性または不透液性の不織布(例えば、スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、SMS不織布)やプラスチックフィルム、あるいは、これらの複合材料により形成される。
図3ないし図5に示すように、側壁部3は、本体部2の上面とは反対側の面(以下、「背面」という。)であるバックシート2cの外側の面に接合される。吸収部22の側方では、図3に示すように、弾性部材33の収縮による立体ギャザー部32の収縮により、トップシート2aおよびバックシート2cの一部が立体ギャザー部32と共に着用者側に向かって立ち上がる。吸収性物品1が使用される際には、吸収コア2bより幅が広く吸液性に優れた補助吸収具(いわゆる、尿パッド等)が併用される場合がある。この場合、図3中に二点鎖線にて示すように、補助吸収具9は吸収部22上に載置され、両側から側壁部3の立体ギャザー部32に挟まれることにより吸収性物品1の本体部2に取り付けられる。
また、本体部2の前方部21および後方部23では、図4に示すように、側壁部3がトップシート2aおよびバックシート2cの一部と共に略Z字状に2度折り畳まれて本体部2の背面側に接合され、本体部2の側方エッジ24から側方に離間した位置にて上面側で本体部2の中心線側に折り返され、本体部2を背面側から包み込むように巻き上げられた折り返し部31が形成される。
さらに、本体部2の後端部では、図5に示すように、側壁部3の折り返された部位が、本体部2の上面(すなわち、トップシート2a)、および、本体部2の側方エッジ24から折り返し位置311までの間の部位との接合により固定され、側壁部3の着用者側への起立が阻害される(本体部2の前端部においても同様。)。側壁部3では、図5に示す状態において、折り返し部31の折り返し位置311から本体部2の側方エッジ24までの距離が5mm以上15mm以下(好ましくは、約7mm)とされ、折り返し位置311から内側に向かう側壁部3のエッジ312までの距離が20mm以上35mm以下(好ましくは、約25mm)とされる。
図6は、吸収性物品1の製造工程の流れを示す図である。図7ないし図9は、製造途上の吸収性物品1のB−B断面(図1参照)、すなわち、後方部23における部分断面図であり、前方部21の対応する部位の形状もほぼ同様である。吸収性物品1が製造される際には、まず、粉砕したパルプ繊維等に吸水性ポリマーが混合されたものがティッシュペーパー等により包まれて吸収コア2bが形成される(ステップS11)。続いて、トップシート2aおよびバックシート2cにより、吸収コア2bが(+Z)側および(−Z)側から挟み込まれ、吸収コア2bの周囲にてトップシート2aおよびバックシート2cがホットメルト等によって接着されることにより本体部2が形成される(ステップS12)。
本体部2が形成されると、図7に示すように、略矩形の帯状の部材が側壁部3として本体部2のバックシート2c側に接着剤等により接合される(ステップS13)。そして、図8に示すように、本体部2の前方部21および後方部23の側方において、側壁部3が、本体部2の背面側でトップシート2aおよびバックシート2cの一部と共に一旦内側(すなわち、本体部2の中心線側)に折り曲げられる(ステップS14)。折り曲げられた側壁部3の一部は、バックシート2cおよび側壁部3のバックシート2c上に接合された部位と接合される。本体部2の前方部21および後方部23ではさらに、図9に示すように、側壁部3が外側(すなわち、図9中の(+X)側)に折り曲げられて本体部2の側方エッジ24より(+X)側に広がり、本体部2上では対向するトップシート2a同士が接着剤等により接合される(ステップS15)。
図10は、ステップS15の完了後の吸収性物品1を示す平面図である。吸収性物品1では、上述のように、本体部2の前方部21および後方部23において側壁部3の一部が本体部2の背面側に折り返されることにより、本体部2の長手方向の前端部および後端部における側方エッジ24から側壁部3のエッジ312までの側壁部3の幅W1が、本体部2の吸収部22の側方における側方エッジ24(側方エッジ24が明瞭でない場合は、前方部21および後方部23の側方エッジ24を結んだ仮想的な直線に対応するものとし、図10中では二点鎖線にて示している。)から側壁部3のエッジ312までの側壁部3の幅W2よりも小さくなる。
側壁部3が外側に折り曲げられると、図4に示すように、本体部2の前方部21および後方部23の側方において、本体部2の側方エッジ24から側方に離間した折り返し位置311にて側壁部3が上面側で中心線側に折り返されて折り返し部31が形成され(ステップS16)、さらに、図5に示すように、本体部2の前端部および後端部において、側壁部3の折り返された部位がトップシート2a、および、側壁部3の側方エッジ24から折り返し位置311までの間の部位との接合により固定される(ステップS17)。そして、図2に示すように、側壁部3の立体ギャザー部32に予め伸張状態で接合されている弾性部材33が収縮することにより、側壁部3が着用者側に向かって立ち上がって立体ギャザーが形成される。
以上に説明したように、吸収性物品1では、本体部2の吸収部22の側方において立体ギャザー部32が立ち上がり、前方部21および後方部23において立体ギャザー部32と連続する側壁部3の部位が、本体部2の側方エッジ24から側方に離間した折り返し位置311にて上面側で本体部2の中心線側に折り返され、さらに、本体部2の前端部および後端部において固定されて折り返し部31が形成される。このため、吸収性物品1では、吸収部22近傍において補助吸収具9を収容する空間が大きくなり、本体部2への補助吸収具9の取り付けおよび取り外しが容易とされるだけでなく、本体部2に取り付けられた補助吸収具9が、両側から当接する一対の立体ギャザー部32により両側から押圧され、側方(すなわち、図3中のX方向)への動きが規制される。さらに、前方部21や後方部23においても、図4に示すように折り返し位置311を本体部2の側方エッジ24から側方に離間させることにより形成される空間に補助吸収具9の隅が容易に安定して保持される。その結果、吸収性物品1では、吸収性物品1の着用時における補助吸収具9の巻き上がりやズレを防止して補助吸収具9を確実に保持することができる。
また、立体ギャザー部32において側壁部3がトップシート2aおよびバックシート2cの一部と共に立ち上がることにより、吸収部22の側方において側壁部3を容易に大きく立ち上げることができる。その結果、補助吸収具9をより確実に保持することができる。
吸収性物品1では、本体部2の前端部および後端部における側方エッジ24から側壁部3のエッジ312までの側壁部3の幅W1が、本体部2の吸収部22の側方における側方エッジ24から側壁部3のエッジ312までの側壁部3の幅W2よりも小さくされるため、吸収性物品1の着用時において、前方部21および後方部23における側壁部3の高さを立体ギャザー部32の高さよりも低くすることができる。その結果、着用者が側臥位にある場合であっても、前方部21および後方部23において本体部2と肌との密着性を向上することができる。また、側壁部3が本体部2の上面側で中心線側に折り返され、本体部2の前端部および後端部において固定されて形成される折り返し部31が、側壁部3を伝わる排泄物に対する流れ止めの役割を果たす。その結果、肌や側壁部3を伝わる少量の液体(例えば、尿等の排泄物)の前後方向への拡散をも抑制し、吸収性物品1の前後部(すなわち、着用者の腹側および背側)からの排泄物の漏出を防止することができる。
また、吸収性物品1では、本体部2の前方部21および後方部23の側方において、側壁部3が本体部2の上面側で中心線側に折り返される前に、背面側で一旦中心線側に折り曲げられてから外側に折り曲げられる。このため、立体ギャザー部32の形状安定性を向上することができ、立体ギャザー部32の高さを高くした場合においても、立体ギャザー部32が本体部2の外側に向かって倒れたり捻れたりすることが防止され、また、内側に向かって倒れて吸収部22の一部を覆うことにより排泄物の水分の吸収を阻害することが防止される。その結果、吸収性物品1の側部(すなわち、着用者の足の付け根近傍)からの排泄物の漏出をより確実に防止することができる。吸収性物品1では、側壁部3がトップシート2aおよびバックシート2cの一部と共に折り曲げられているため、立体ギャザーの形状安定性をさらに向上することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、折り返し部31の折り返し位置311から側壁部3のエッジ312までの距離は、本体部2に取り付けられる補助吸収具9の幅や厚さ等に合わせて様々に変更されてよい。また、側壁部3の折り返し位置311からエッジ312までの部位の幅は、側方エッジ24から折り返し位置311までの部位の幅より小さくてもよく、この場合、対向する側壁部3同士のみが接合されることとなる。
側壁部3とバックシート2cとが同一の材質とされる場合には、側壁部3をバックシート2cに接合する必要はなく、側壁部3およびバックシート2cが一体成形された部材が用いられてよい。
吸収性物品1では、スパンレース法やニードルパンチ法、サーマルボンド法、スパンボンド法、ケミカルボンド法、エアスルー法等の様々な製法により製造された不織布を、トップシート2a、バックシート2cおよび側壁部3として使用することができる。
図1および図2に示す吸収性物品1は、カバー部材に取り付けられる使い捨ておむつとして使用されるが、吸収性物品1の構造は、単独で着用される使い捨ておむつ、例えば、腰の位置でバンドを用いて固定されるものや、パンツ型のものに利用することもできる。
一の実施の形態に係る吸収性物品を示す平面図である。 吸収性物品を示す斜視図である。 吸収性物品の部分断面図である。 吸収性物品の部分断面図である。 吸収性物品の部分断面図である。 吸収性物品の製造工程の流れを示す図である。 吸収性物品の部分断面図である。 吸収性物品の部分断面図である。 吸収性物品の部分断面図である。 吸収性物品を示す平面図である。
符号の説明
1 吸収性物品
2 本体部
2a トップシート
2b 吸収コア
2c バックシート
2J 中心線
3 側壁部
21 前方部
22 吸収部
23 後方部
24 側方エッジ
31 折り返し部
32 立体ギャザー部
311 折り返し位置
312 エッジ
S11〜S17 ステップ

Claims (4)

  1. 着用者からの排泄物を受ける吸収性物品であって、
    着用者の腹側および背側の肌に接する前方部および後方部、並びに、前記前方部および前記後方部の間の吸収部を有する略シート状の本体部と、
    前記前方部、前記吸収部および前記後方部が並ぶ長手方向のほぼ全長に亘って前記本体部の両側に設けられた一対の側壁部と、
    を備え、
    前記一対の側壁部のそれぞれが、
    前記吸収部の側方において前記着用者側に向かって立ち上がる立体ギャザー部と、
    前記前方部および前記後方部の側方エッジから側方に離間した位置において、前記立体ギャザー部から連続する部位が前記着用者に接する上面側で前記本体部の中心線側に折り返され、前記本体部の前記長手方向の両端部において折り返しが接合により固定される折り返し部と、
    を備えることを特徴とする吸収性物品。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品であって、
    前記本体部が、
    吸収コアと、
    前記吸収コアの前記着用者側の主面を覆うトップシートと、
    前記吸収コアのもう一方の主面を覆うバックシートと、
    を備え、
    前記一対の側壁部のそれぞれが、前記吸収部の側方において前記バックシートに接合された部材であり、前記立体ギャザー部の収縮により前記バックシートの一部が前記立体ギャザー部と共に前記着用者側に向かって立ち上がることを特徴とする吸収性物品。
  3. 請求項1または2に記載の吸収性物品であって、
    前記折り返し部の折り返し位置から側壁部のエッジまでの距離が20mm以上35mm以下であることを特徴とする吸収性物品。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記折り返し部の前記折り返し位置から前記本体部の前記側方エッジまでの距離が5mm以上15mm以下であることを特徴とする吸収性物品。
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