JP2006042917A - 折りたたみナイフ - Google Patents

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Kazuhiro Fukuda
一浩 福田
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Abstract

【課題】 ベルトループ等に対する脱着が容易な折りたたみナイフを提供すること。
【解決手段】 ハンドル21の側板22には、刀身24と背金29とが回動可能に支持されている。側板22間の基端部の固定部材35の掛止部37と、背金29の操作部31とにより、ループ40が構成されている。このループ40によりナイフをズボンのベルトループ等に掛けることができる。ナイフをベルトループ等に掛けた状態で、ナイフのハンドル21を握って、背金29及び刀身24の少なくとも一方を内方に回動させれば、ループ40の一部を開放して、ナイフをベルトループ等から外すことができる。従って、片手操作でナイフをベルトループ等から外すことができる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、例えば狩猟用ナイフとして具体化される折りたたみナイフに関するものである。
この種の折りたたみナイフは、一対の側板間に刀身やきり等の機能部品を開閉可能に支持して構成されている。この場合、この折りたたみナイフのうち、大型で、重いものは、ポケットに入れて携行しづらい。このため、特許文献1に示すようなフックを側板に支持して、そのフックによりズボンのベルトループ等に吊下されるようにしていることが多い。
特開平11−47459号
この場合、前記フックはベルトループ等から脱落しないように閉じている必要があるが、フックをベルトループ等に対して脱着する際には、逆にフックを開放する必要がある。この場合、例えば、前記特許文献1においては、フックが背金の強いバネ力を直接受けているため、フックの開閉に大きな力を要し、片手操作等で簡単にフックを開閉するということが難しかった。
この発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであって、フックの開閉を簡単に行うことができ、ベルトループ等に対する脱着が容易な折りたたみナイフを提供することにある。
以上の目的を達成するための、請求項1に記載の発明においては、一対の側板間に、収納位置と使用位置とに開閉可能な刀身と、その刀身の基端部に係合するとともに、使用位置の刀身を一端において解除可能にロックするためのロック機能を有する背金と、背金をロック方向に付勢するためのバネとを備えた折りたたみナイフにおいて、前記側板間に第1の片を固定するとともに、前記背金の他端に第2の片を形成し、前記刀身の収納状態において第1,第2の片により閉じた状態のループが形成され、背金をロック解除方向に回動させることにより、前記ループが開放されるように構成したことを特徴とする。
なお、ここで、前記刀身の代わりに、ドライバ、きり、栓抜き等の機能部品を一対の側板間に開閉可能に配置したものも、この発明の折りたたみナイフとして扱うものとする。
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の発明において、前記背金に作用する前記バネのバネ力により、刀身が収納位置で弾性保持されるとともに、同刀身の開閉に対して弾性的な抵抗が付与されるようにしたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明においては、請求項1または2に記載の発明において、背金は、その中間部において回動可能に支持され、回動支点の前方側が刀身に係合するようになっており、後方側が第2の片を形成していることを特徴とする。
従って、この発明によれば、バネにより背金を刀身のロック方向に付勢した構成において、背金をロック解除方向に回動させれば、簡単にループを開放できる。
従って、この発明によれば、例えば、片手操作で、あるいは、ナイフのループをベルトループ等に当てることにより、ナイフのループを開放でき、ベルトループ等に対するナイフの吊下等をワンタッチで行うことができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図5の図面に基づいて説明する。
ハンドル21の両側を形成する側板22の前端部間には、第1支軸23により刀身24がその基端において開閉回動可能に支持され、図2及び図4に示すように側板22間に収納される収納位置と、図1及び図3に示すように側板22間から突出する使用位置とに配置される。刀身24の基端には、ロック用凹部25と、周回部26と、保持部27とが形成され、保持部27は、第1の保持部分27aと第2の保持部分27bとが並設されて構成されている。これらのロック用凹部25、周回部26、保持部27の機能については後述する。
側板22間の背部にはロック機能を有する背金29が第2支軸28によりその中間部において回動可能に支持され、その一端(前方側)にロック部30が、他端(後方側)に第2の片としての操作部31がそれぞれ形成されている。背金29の中間部の装着溝32には棒バネよりなるバネ33の一端部が固定支持されている。
側板22間の基端部には一対のピン34により固定部材35が固定され、その側板22間の部分には、前記バネ33の他端部を受ける受け部36が形成されている。そして、このバネ33バネ力により、前記背金29がそのロック部30において前記刀身24の基端部に圧接される方向(ロック方向)に付勢されている。固定部材35の側板22から突出した部分には第1の片としての掛止部37が形成され、背金29の前記操作部31と近接対向している。そして、この操作部31と掛止部37とにより、ループ40が構成されている。なお、ループ40が閉じた状態(図1〜図4の状態)において、操作部31の先端が掛止部37の先端よりもわずかに落ち込んでいる。
さて、図2及び図4は、刀身24が側板22間に収納された状態を示している。この状態においては、バネ33のバネ力により、背金29のロック部30が刀身24の保持部27の第1,第2の保持部分27a,27bの双方に弾性係合しており、このため、刀身24が収納状態に安定保持される。この状態から、刀身24をその背部を持って開放方向に回動させれば、背金29のロック部30が刀身24の周回部26上を相対的に周回して、刀身24に対してある程度の弾性的な抵抗を付与する。そして、刀身24が使用状態に配置されたとき、ロック部30が刀身24のロック用凹部25内に係合して、刀身24が図1及び図3に示す使用状態でロックされる。このため、刀身24により安定して切断等の作業を行うことができる。
この状態から、刀身24を再び収納状態にするには、背金29の操作部31を押圧操作して、バネ33のバネ力に抗して、背金29を図1及び図3の時計方向に回動させれば、刀身に対するロックが解除されて、刀身24を図2及び図4に示す側板22間の位置に収納することができる。
一方、図2及び図4に示す収納状態では、背金29の操作部31が固定部材の掛止部37に近接して、両者31,37により閉じた状態のループ40が形成される。このとき、背金29の操作部31を操作して背金29を図面の時計方向に回動させれば、ループ40の一部が開放され、掛止部37にズボンのベルトループ等(図示しない)に掛けることができる。例えばズボンのベルトループに操作部31を当てれば、操作部31がバネ33のバネ力に抗してわずかに開き、ループ40をベルトループ等に掛けることができ、このナイフをベルトループ等に吊下して、便利に携行できる。ここで、ループ40が閉じた状態において、操作部31の先端が掛止部37の先端よりもわずかに落ち込んでいるため、操作部31をベルトループ等の上をおいて滑らせることにより、ループ40をベルトループ等に対して簡単かつ確実に掛けることができる。
さらに、ナイフをベルトループ等に掛けた状態で、ナイフのハンドル21を握って、背金29及び刀身24の少なくとも一方を内方に回動させれば、ループ40の一部を開放して、ナイフをベルトループ等から外すことができる。すなわち、前述のように、背金29を内方へ回動させれば、ループ40の一部が開放される。また、図5から明らかなように、ハンドル21を握って刀身24を内方へ回動させれば、保持部27の第2の保持部分27bが背金29の先端側を時計方向に回動させるため、ループ40の一部が開放される。従って、片手操作で簡単にループを開放させて、ナイフをベルトループ等から外すことができる。しかも、そのためのループ40の構成は、背金29が兼用しているため、部品点数が増えることはなく、構成が簡単である。
以上のように、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
・ ループ40を片手操作で開放できるため、折りたたみナイフをベルトループ等に簡単に掛けることができる。
・ 刀身24が閉じた状態のナイフのハンドル21を握れば、ループ40を開放させることができ、ナイフをベルトループ等から簡単に外すことができる。
・ ループ40を構成する背金29の操作部31が同じくループ40を構成する掛止部37に対してわずかに落ち込んでいるため、ループ40をベルトループ等に対して簡単に掛けることができる。
・ 部品点数が増えないため、構成が簡単である。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、以下に追記する。
(a) ループは、側板間において、刀身の支持部とは反対側の端部に配置されている請求項1〜請求項3のうちのいずれか一項に記載の折りたたみナイフ。
(b) ループの一部を構成する固定部材が側板間に固定され、背金を刀身と係合する方向に付勢する弾性部材を固定部材と背金との間に配置した請求項1〜請求項3,前記技術思想(a)項のうちのいずれか一項に記載の折りたたみナイフ。
(c) ループを構成する背金の端部が、同じくループを構成するように側板に固定した掛止部の端部よりも落ち込んでいる請求項1〜請求項3,前記技術思想(a)項,技術思想(b)項のうちのいずれか一項に記載の折りたたみナイフ。
この発明を具体化した折りたたみナイフの使用状態を示す正面図。 同じく収納状態を示す正面図。 折りたたみナイフの使用状態を示す断面図。 同じく収納状態を示す断面図。 ループの開放状態を示す断面図。
符号の説明
21…ハンドル、22…側板、24…刀身、25…ロック用凹部、29…背金、30…ロック部、31…第2の片としての操作部、33…バネ、35…固定部材、37…第1の片としての掛止部、40…ループ。

Claims (3)

  1. 一対の側板間に、
    収納位置と使用位置とに開閉可能な刀身と、
    その刀身の基端部に係合するとともに、使用位置の刀身を一端において解除可能にロックするためのロック機能を有する背金と、
    背金をロック方向に付勢するためのバネと
    を備えた折りたたみナイフにおいて、
    前記側板間に第1の片を固定するとともに、前記背金の他端に第2の片を形成し、
    前記刀身の収納状態において第1,第2の片により閉じた状態のループが形成され、背金をロック解除方向に回動させることにより、前記ループが開放されるように構成したことを特徴とする折りたたみナイフ。
  2. 前記背金に作用する前記バネのバネ力により、刀身が収納位置で弾性保持されるとともに、同刀身の開閉に対して弾性的な抵抗が付与されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の折りたたみナイフ。
  3. 背金は、その中間部において回動可能に支持され、回動支点の前方側が刀身に係合するようになっており、後方側が第2の片を形成していることを特徴とする請求項1または2に記載の折りたたみナイフ。
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