JP2006042568A - 路上設置形変圧器装置 - Google Patents

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明宏 中尾
Kenichi Matsuba
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Abstract

【課題】路上設置形変圧器装置の外箱に設ける通気口を簡素化して、変圧器容量の増大化に対応させる。
【解決手段】外箱2と変圧器タンク3の側板5a,5b,5cとで形成される3つの空間のそれぞれの上方に位置させた状態で、外箱の天井板6の上面6aに、コの字状の第1の通気口91を形成する。天井板の周縁に下向きに設けられた鍔6bに、コの字状の第1の通気口91に沿って第2の通気口92を形成する。第1の通気口91及び第2の通気口92を、貫通した多数の小穴93により形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、変圧器容量の増大化に対応させるようにした路上設置形変圧器装置に関するものである。
従来の路上設置形変圧器装置では、例えば、図3及び図4に示すように、変圧器1が図示しない開閉器等と共に外箱2内に配置されている。変圧器1は、図示しない変圧器本体が絶縁油と共に変圧器タンク3内に収容されて構成されている。変圧器タンク3の側面には、放熱器4が取り付けられている。外箱2は、向かい合う広面5a,5bと向かい合う狭面5c,5dとで四角筒状をなす側壁筒5と、この側壁筒5の上部の開口を塞ぐように取り付けられた天井板6とで構成されている。広面5a,5bと狭面5cとには、変圧器1からの熱を逃がすための通気口7が複数設けられており、通気口7は斜め下向きとなるように配置されている。天井板6の周縁には下向きに鍔6aが設けられ、側壁筒5の上端部に嵌めてネジ等により固定されている。なお、天井板6には吊り上げ用ボルト穴8が複数設けられている。
放熱器4(4a,4b,4c)は、図5に示すように、変圧器タンク3の1つの側板3d以外の他の3つの側板3a,3b及び3cにそれぞれ取り付けられる。例えば、変圧器タンク3の側板3a、側板3b及び側板3cをそれぞれ構成する鋼板のほぼ全体に亘って波付け加工が施されて、側板3a、側板3b及び側板3cにそれぞれ多数の放熱フィン4a1,4b1及び4c1が形成され、これらの放熱フィンによりそれぞれ放熱器4a,4b,4cが構成されている。なお、側板3dに放熱器がないのは、ここに開閉器等が取り付けられているためである。
このような路上設置形変圧器装置においては、変圧器1からの熱気を外箱の側壁筒5に設けられた通気口7から外部に放出していた。
ところで近年、都市部の電力需要の増大に伴って、また、設備の低コスト化のニーズに応えるために、路上設置形変圧器装置の変圧器容量の増大を図ることが求められている。
変圧器容量の増大を図った従来の路上設置形変圧器装置では、変圧器1からの発生熱量の増加に伴い、外箱2の通気口7から放出されないで上昇した熱気により、天井板6の温度が上昇し、人が直接触れても火傷等の危害を与えない温度の上昇限度(例えば、JEAC 7001-1999 125-9(2)項により、人が接触する虞れがある部分の外箱2の表面温度の限度は所定値(80℃)以下と規定されている。また、電力会社から、外箱2の通気口7より排気される排気温度についても、それに準じるとされている。)を超えてしまう問題があった。
そこで、この問題を回避するために、図6に示すように、外箱2の天井板6には、通気口9が設けられている。この通気口9は、図5に示す外箱2の広面5aと変圧器タンク3の側板3aとで形成される空間、外箱2の広面5bと変圧器タンク3の側板3bとで形成される空間、及び外箱2の狭面5cと変圧器タンク3の側板3cとで形成される空間のそれぞれの上方に位置させた状態で、上から見てコの字形を呈する形で3つ設けられている(特許文献1参照)。
特開2004−80836号公報(第6−8頁、図6)
上記の路上設置形変圧器装置の通気口9は、例えば、図7に示すように、外箱2の天井板6の上面6bに設けられた長方形状の取付け穴9aと、この取付け穴9aに取り付けられる通気穴形成体9bとから構成されている。通気穴形成体9bは例えば、1つの長方形状の枠体9b1、5つの桟9b2、4つの棒9b3、1つの網9b4等から構成されており、これらが複雑に組み合わされているために、組立及び取付作業が繁雑となり、製作時間も多くなり、また、部品点数が多く、コストアップするという問題がある。
本発明の目的は、外箱に設ける通気口を簡素化して、変圧器容量の増大化に対応させるようにした路上設置形変圧器装置を提供することにある。
第1の発明は、変圧器を収容した変圧器タンクが外箱内に配置され、変圧器からの熱を逃がすための通気口が外箱に設けられている路上設置形変圧器装置を対象とし、通気口を、外箱と変圧器タンクの側板とで形成される3つの空間のそれぞれの上方に位置させた状態で、外箱の天井板の上面にコの字状に形成され、天井板の周縁に下向きに設けられた鍔にコの字状に沿って形成されると共に、貫通した多数の小穴(パンチング穴)により形成したものである。
第2の発明は、多数の小穴(パンチング穴)を、千鳥配置したものである。
以上のように、第1の発明によれば、外箱の天井板の上面及び天井板の周縁に下向きに設けられた鍔に、貫通した多数の小穴(パンチング穴)からなる通気口を形成したことにより、組立及び取付作業が不要となるので、生産台数を大幅に向上させることができると共に、製作時間、部品点数による大幅なコストアップを解消することができる。
第2の発明によれば、多数の小穴(パンチング穴)を千鳥配置したことにより、穴あけ加工時の歪みの発生の防止及び穴面積率(通気口の単位面積当りの小穴の占める面積比率)を大きくとることができる。
図1は、本発明に係わる路上設置形変圧器装置の実施形態を示す概略図であり、(A)は概略上面図、(B)は要部を示す概略側面図である。図示するように、外箱2の天井板6には、その上面6bに第1の通気口91が設けられている。この通気口91は、図5に示す外箱2の広面5aと変圧器タンク3の側板3aとで形成される空間、外箱2の広面5bと変圧器タンク3の側板3bとで形成される空間、及び外箱2の狭面5cと変圧器タンク3の側板3cとで形成される空間のそれぞれの上方に位置させた状態で、コの字状に連続して形成されている。また、外箱2の天井板6の周縁に下向きに設けられた鍔6aには、第2の通気口92が設けられている。この通気口92は、コの字状の第1の通気口91に沿って形成されている。
第1の通気口91及び第2の通気口92は、貫通した多数の小穴(パンチング穴)により形成されており、図2に示すように、例えば、小穴93は千鳥配置され、例えば、小穴93の直径aを8mmとし、正方形に配置されている穴同士の中心間の長さbを14mmとしている。これらの値は、イジェクター効果が最大に働くように設定されている。また、人の指が入ったり大きな異物が侵入しないように、かつ、穴あけ加工時の歪みの発生の防止及び穴面積率(通気口の単位面積当りの小穴の占める面積比率)を大きくとれるように考慮されている。なお、小穴93は、外箱2の板厚は3mm程度であるから、NC制御のパレットパンチを用いて所定位置に所定数を容易にあけることができる。
このような構成において、外箱2と変圧器タンク3とで形成される空間を上昇する空気が、天井板6の上面6bに形成された小穴93から排出されることにより、天井板6の周縁に下向きに設けられた鍔6aに形成される小穴93から外部の空気が流入して外箱2内部の空気と混合するので、外箱2の表面温度上昇が引き下げられると共に、外箱2より排気される排気温度上昇が低減され、外箱2の表面温度及び外箱2より排気される排気温度が所定値(80℃)以下になる。
上記の実施形態では、第1の通気口91と第2の通気口92とを分断させているが、連続していてもよい。また、第1の通気口91は、コの字状に連続して形成されているが、従来のように外箱2と変圧器タンク3の側板とで形成されるそれぞれの空間に対応するように分断させてもよい。
(A)は本発明に係わる路上設置形変圧器装置の実施形態を示す概略上面図、(B)は本発明に係わる路上設置形変圧器装置の実施形態の要部を示す概略側面図である。 多数の小穴(パンチング穴)により形成される通気口の部分拡大図である。 従来の路上設置形変圧器装置の斜視図である。 図3の一部縦断面図である。 図3に示される外箱の天井板を外してその内部の構造を示す概略上面図である。 外箱の天井板に通気口を設けた従来の路上設置形変圧器装置の概略上面図である。 図6に示す通気口の拡大図である。
符号の説明
1 変圧器
2 外箱
3 変圧器タンク
4 放熱器
5a,5b,5c 変圧器タンクの側板
6 天井板
6a 天井板の上面
6b 鍔
91 第1の通気口
92 第2の通気口
93 小穴

Claims (2)

  1. 変圧器を収容した変圧器タンクが外箱内に配置され、前記変圧器からの熱を逃がすための通気口が前記外箱に設けられている路上設置形変圧器装置において、
    前記通気口は、前記外箱と前記変圧器タンクの側板とで形成される3つの空間のそれぞれの上方に位置させた状態で、前記外箱の天井板の上面にコの字状に形成され、前記天井板の周縁に下向きに設けられた鍔に前記コの字状に沿って形成されると共に、貫通した多数の小穴により形成されている路上設置形変圧器装置。
  2. 前記多数の小穴は、千鳥配置されている請求項1に記載の路上設置形変圧器装置。
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