JP2006042301A - 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 サイズの異なる複数の原稿を余白を付した一枚の出力用紙に適正な大きさに変倍して集約印刷することができる画像形成装置、画像形成方法及びプログラムを提供すること。
【解決手段】 複数の原稿61〜65から得た画像データを一枚の出力用紙5に印刷する集約印刷のための画像形成装置において、出力用紙5に余白領域51を形成する余白生成部313と、出力用紙5上の余白領域51を除いた原稿描写領域52に原稿描写領域52の一隅を基準に空白53を最小限にして複数の原稿61〜65を配置する原稿配置部314と、複数の原稿61〜65を原稿描写領域52内に全て収まるように大きさを変倍する変倍処理部315と、を備えてなる。なお、余白領域51の生成は任意である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の原稿から得た画像データを一枚の出力用紙に印刷する集約印刷のための画像形成装置、画像形成方法及びプログラムに関し、特に、互いにサイズの異なる複数の原稿を集約印刷する場合に好適な画像形成装置、画像形成方法及びプログラムに関するものである。
従来、例えば、複数枚の原稿から画像を同一の用紙上に合成して形成する画像形成装置に関する技術が、下記の特許文献1(特開平2002−335388号公報)に開示されている。この画像形成装置は、用紙サイズを検出する用紙サイズ検出手段、原稿サイズを検出する原稿サイズ検出手段、原稿枚数をカウントするカウンタ、複数枚の原稿画像を同一用紙上に重なることなく作像する際に画像間の余白間隔を設定する余白間隔設定手段を有する。そして、原稿枚数と原稿サイズから算出した載置原稿合計サイズと、画像間の余白間隔と、用紙サイズとから縮小倍率を決定し、1枚の用紙に複数枚の原稿画像を縮小して重なることなく作像させる。余白間隔は予め設定されたものである。また、合成画像の見栄えを良くするために、選択された用紙サイズに基づいて、自動的に画像の余白間隔を設定したものである。
この場合、予め所定のテーブルを用意し用紙サイズに関連づけて画像の余白間隔を設定しておくようにする。さらに、搬送された原稿のサイズによっても原稿の見栄えが変わるため、原稿サイズに基づいて自動的に画像の余白間隔を設定する。一方、例えば原稿搬送装置に載置された原稿のうち1枚の文字原稿を等倍率とし、2枚の図形原稿を縮小して合成コピーできるように、原稿の内容によって倍率を異ならしめて合成コピーを行なう。このように、上記特許文献1においては、同一サイズの原稿を同一用紙上に、余白間隔を設けると共に、縮小して重なることなく作像させた技術が開示されている。
また、読み込んだ原稿に余白を設定して画像を形成する画像形成装置としては、例えば、下記の特許文献2(特開2002−86832号公報)に開示された技術が提案されている。この技術は、読み込んだ原稿に余白を設定して画像形成する場合、原稿と余白を含む画像が、指定された転写紙サイズに収まるように画像を変倍処理して画像形成する画像処理部を備えたものである。このように上記特許文献2に示す画像形成装置は、定型用紙に対して余白設定ができず、例え余白設定を行なっても用紙が定形外のサイズになってしまう等の不都合を解決したものである。
特開平2002−335388号公報(段落〔解決手段〕、段落〔0036〕〜段落〔0044〕、段落〔0047〕〜段落〔0050〕) 特開2002−86832号公報(段落〔0006〕、段落〔0008〕、段落〔0043〕〜段落〔0052〕)
しかしながら、前記特許文献1に開示された従来技術にあっては、原稿は同一サイズのものについてその余白間隙を設けて一枚の用紙に縮小して画像を形成するものであって、原稿サイズが互いに異なる場合に同一用紙に縮小して画像を形成することは考慮されていない。また、前記特許文献1の従来技術は、印刷後に利用するステープル、メモ及び挿入画像等の余白を予め設定することも考慮されていない。一方、特許文献2に開示された従来技術にあっては、一枚の原稿に対して余白を付して一枚の用紙に変倍して画像形成を行なうものであり、複数の原稿について同一用紙に画像形成することは考慮されていない。そのため、これらの従来技術ではサイズの異なる複数の原稿に対して余白を付して一枚の出力用紙に印刷することが不可能であるという問題点があった。
そこで、本発明は、従来の問題点を排除し、原稿が異なるサイズのものであっても適正な大きさで集約して印刷することができる画像形成装置、画像形成方法及びプログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本願の請求項1に記載の画像形成装置は、複数の原稿から得た画像データを一枚の出力用紙に印刷する集約印刷のための画像形成装置において、
前記出力用紙上の原稿描写領域に、該原稿描写領域の一隅を基準に余白を最小限にして前記複数の原稿を配置する原稿配置手段と、
前記複数の原稿を前記原稿描写領域内に全て収まるように大きさを変倍する変倍処理手段と、を備えてなることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置に係り、前記画像形成装置は、出力用紙に余白領域を生成する余白生成手段を有し、前記余白生成手段は、印刷後に利用するステープル、メモ及び挿入画像等のための余白を予め確保する設定データを生成することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置に係り、前記原稿配置手段は、前記出力用紙上の原稿描写領域に、前記複数の原稿の総面積が該原稿描写領域に収まる大きさに、該複数の原稿を同じ倍率で変更した後に、該原稿描写領域の一隅を基点に最も大きな原稿から順に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置に係り、前記変倍処理手段は、前記複数の原稿の画像データが前記原稿描写領域に、該原稿描写領域からはみ出すことなく収まるように同一倍率で変倍される第1の変倍処理と、該第1の変倍処理がなされた後に前記原稿描写領域に空白がなくなるまで前記複数の原稿を夫々独立に変倍する第2の変倍処理を選択できるようになしたことを特徴とする。
本願の請求項5に記載の画像形成装置は、複数の原稿から得た画像データを一枚の出力用紙に印刷する集約印刷のための画像形成装置において、
前記複数の原稿内の原稿余白領域を認識し、前記原稿余白領域を除去して前記複数の原稿のサイズを小さくする原稿余白除去手段と、
前記出力用紙上の原稿描写領域に、該原稿描写領域の一隅を基準に余白を最小限にして前記複数の原稿を配置する原稿配置手段と、
前記複数の原稿を前記原稿描写領域内に全て収まるように大きさを変倍する変倍処理手段と、を備えてなることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置に係り、前記原稿余白除去手段は、原稿を規定の用紙サイズのうち前記原稿の描画領域が全て収まる最小の用紙サイズに変更するように余白領域を除去することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の画像形成装置に係り、さらに、前記原稿配置手段により出力用紙上に配置された複数の原稿の境目に境界を形成する境界作成手段を備えることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置に係り、前記画像形成装置は、出力用紙に余白領域を生成する余白生成手段を有し、前記余白生成手段は、印刷後に利用するステープル、メモ及び挿入画像等のための余白を予め確保する設定データを生成することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置に係り、前記原稿配置手段は、前記出力用紙上の原稿描写領域に、前記複数の原稿の総面積が該原稿描写領域に収まる大きさに、該複数の原稿を同じ倍率で変更した後に、該原稿描写領域の一隅を基点に最も大きな原稿から順に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置することを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置に係り、前記変倍処理手段は、前記複数の原稿の画像データが前記原稿描写領域に、該原稿描写領域からはみ出すことなく収まるように同一倍率で変倍される第1の変倍処理と、該第1の変倍処理がなされた後に前記原稿描写領域に空白がなくなるまで前記複数の原稿を夫々独立に変倍する第2の変倍処理を選択できるようになしたことを特徴とする。
本願の請求項11に記載の画像形成方法は、複数の原稿から得た画像データを一枚の出力用紙に印刷する集約印刷のための画像形成方法において、
前記出力用紙上の原稿描写領域に、該原稿描写領域の一隅を基準に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置するステップと、
前記複数の原稿を前記原稿描写領域内に全て収まるように大きさを変倍して処理するステップと、からなることを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の画像形成方法に係り、前記画像形成方法は、更に、前記出力用紙に余白領域を生成するステップを有し、
前記余白領域を生成するステップは、印刷後に利用するステープル、メモ及び挿入画像等のための余白を予め確保する設定データを生成することを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項11に記載の画像形成方法に係り、前記複数の原稿を配置するステップは、前記出力用紙上の原稿描写領域に、前記複数の原稿の総面積が該原稿描写領域に収まる大きさに該複数の原稿を同じ倍率で変更した後に、該原稿描写領域の一隅を基点に最も大きな原稿から順に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置することを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項11に記載の画像形成方法に係り、前記複数の原稿を変倍して処理するステップは、該複数の原稿の画像データが前記原稿描写領域に該原稿描写領域からはみ出すことなく収まるように同一倍率で変倍される第1の変倍処理のステップと、該第1の変倍処理がなされた後に画像に余白がなくなるまで前記複数の原稿を夫々独立に変倍する第2の変倍処理のステップからなり、前記第1の変倍処理のステップと第2の変倍処理のステップとを選択できることを特徴とする。
本願の請求項15に記載の画像形成方法は、複数の原稿から得た画像データを一枚の出力用紙に印刷する集約印刷のための画像形成方法において、
前記複数の原稿内の原稿余白領域を認識し、前記原稿余白領域を除去して前記複数の原稿のサイズを小さくするステップと、
前記出力用紙上の原稿描写領域に、該原稿描写領域の一隅を基準に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置するステップと、
前記複数の原稿を前記原稿描写領域内に全て収まるように大きさを変倍して処理するステップと、からなることを特徴とする。
また、請求項16に記載の発明は、請求項15に記載の画像形成方法に係り、前記原稿のサイズを小さくするステップは、原稿を規定の用紙サイズのうち前記原稿の描画領域が全て収まる最小の用紙サイズに変更するように余白領域を除去することを特徴とする。
また、請求項17に記載の発明は、請求項15又は16に記載の画像形成方法に係り、さらに、前記複数の原稿を配置するステップにより出力用紙上に配置された複数の原稿の境目に境界を形成するステップを備えることを特徴とする。
また、請求項18に記載の発明は、請求項15に記載の画像形成方法に係り、前記画像形成方法は、更に、前記出力用紙に余白領域を生成するステップを有し、
前記余白領域を生成するステップは、印刷後に利用するステープル、メモ及び挿入画像等のための余白を予め確保する設定データを生成することを特徴とする。
また、請求項19に記載の発明は、請求項15に記載の画像形成方法に係り、前記複数の原稿を配置するステップは、前記出力用紙上の原稿描写領域に、前記複数の原稿の総面積が該原稿描写領域に収まる大きさに該複数の原稿を同じ倍率で変更した後に、該原稿描写領域の一隅を基点に最も大きな原稿から順に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置することを特徴とする。
また、請求項20に記載の発明は、請求項15に記載の画像形成方法に係り、前記複数の原稿を変倍して処理するステップは、該複数の原稿の画像データが前記原稿描写領域に該原稿描写領域からはみ出すことなく収まるように同一倍率で変倍される第1の変倍処理のステップと、該第1の変倍処理がなされた後に画像に余白がなくなるまで前記複数の原稿を夫々独立に変倍する第2の変倍処理のステップからなり、前記第1の変倍処理のステップと第2の変倍処理のステップとを選択できることを特徴とする。
本願の請求項21に記載のプログラムは、複数の原稿から得た画像データを一枚の出力用紙に印刷する集約印刷のための画像形成装置を構成するコンピュータに、
前記出力用紙上の原稿描写領域に当該原稿描写領域の一隅を基準に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置する処理と、
前記複数の原稿を前記原稿描写領域内に全て収まるように大きさを変倍する処理と、を実行させることを特徴とする。
また、請求項22に記載の発明は、請求項21に記載のプログラムに係り、印刷後に利用するステープル、メモ及び挿入画像等のための余白を予め確保する設定データを生成する処理と、
前記設定データに基づいて出力用紙に余白領域を生成する処理と、を実行させることを特徴とする。
また、請求項23に記載の発明は、請求項21に記載のプログラムに係り、前記複数の原稿を配置する処理においては、前記出力用紙上の原稿描写領域に該複数の原稿の総面積が該原稿描写領域に収まる大きさに該複数の原稿を同じ倍率で変更した後に、該原稿描写領域の一隅を基点に最も大きな原稿から順に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置する処理を実行させることを特徴とする。
また、請求項24に記載の発明は、請求項21に記載のプログラムに係り、前記複数の原稿を変倍する処理においては、前記複数の原稿の画像データが前記原稿描写領域に該原稿描写領域からはみ出すことなく収まるように同一倍率で変倍される第1の変倍処理と、該第1の変倍処理がなされた後に前記原稿描写領域に空白がなくなるまで前記複数の原稿を夫々独立に変倍する第2の変倍処理と、を実行させ、前記第1の変倍処理と前記第2の変倍処理とを選択できるようになしたことを特徴とする。
本願の請求項25に記載のプログラムは、複数の原稿から得た画像データを一枚の出力用紙に印刷する集約印刷のための画像形成装置を構成するコンピュータに、
前記複数の原稿内の原稿余白領域を認識し、前記原稿余白領域を除去して前記複数の原稿のサイズを小さくする処理と、
前記出力用紙上の原稿描写領域に当該原稿描写領域の一隅を基準に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置する処理と、
前記複数の原稿を前記原稿描写領域内に全て収まるように大きさを変倍する処理と、を実行させることを特徴とする。
また、請求項26に記載の発明は、請求項25に記載のプログラムに係り、前記原稿のサイズを小さくする処理は、原稿を規定の用紙サイズのうち前記原稿の描画領域が全て収まる最小の用紙サイズに変更するように余白領域を除去することを特徴とする。
また、請求項27に記載の発明は、請求項25又は26に記載のプログラムに係り、さらに、前記複数の原稿を配置する処理により出力用紙上に配置された複数の原稿の境目に境界を形成する処理を実行させることを特徴とする。
また、請求項28に記載の発明は、請求項25に記載のプログラムに係り、印刷後に利用するステープル、メモ及び挿入画像等のための余白を予め確保する設定データを生成する処理と、
前記設定データに基づいて出力用紙に余白領域を生成する処理と、を実行させることを特徴とする。
また、請求項29に記載の発明は、請求項25に記載のプログラムに係り、前記複数の原稿を配置する処理においては、前記出力用紙上の原稿描写領域に該複数の原稿の総面積が該原稿描写領域に収まる大きさに該複数の原稿を同じ倍率で変更した後に、該原稿描写領域の一隅を基点に最も大きな原稿から順に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置する処理を実行させることを特徴とする。
また、請求項30に記載の発明は、請求項25に記載のプログラムに係り、前記複数の原稿を変倍する処理においては、前記複数の原稿の画像データが前記原稿描写領域に該原稿描写領域からはみ出すことなく収まるように同一倍率で変倍される第1の変倍処理と、該第1の変倍処理がなされた後に前記原稿描写領域に空白がなくなるまで前記複数の原稿を夫々独立に変倍する第2の変倍処理と、を実行させ、前記第1の変倍処理と前記第2の変倍処理とを選択できるようになしたことを特徴とする。
本願発明は、上記の構成を備えることにより以下のような優れた効果を奏する。すなわち本願の請求項1に係る発明の画像形成装置においては、前記原稿配置手段により原稿描写領域に空白を最小限にして複数の原稿を配置し、前記変倍処理手段により前記複数の原稿を前記原稿描画領域内に全て収まるように変倍するので、複数の原稿が前記出力用紙からはみ出すことなく空白を最小限にして印刷される。そのため、異なるサイズの複数の原稿が出力用紙上において最も使用効率のよい状態で印刷され、その設定操作も容易である効果を有する。
また、本願の請求項2及び8に係る発明においては、請求項1あるいは5における画像形成装置は、前記余白生成手段により、ユーザが印刷後に利用するステープル、メモ及び挿入画像等のための余白領域をその用途に応じて出力用紙上に予め生成できる効果を有する。従って、前記出力用紙に後に利用する前記余白領域を確保した状態で複数の原稿が前記出力用紙からはみ出すことなく空白を最小限にして印刷される。そのため、本願の請求項1に係る画像形成装置は、前記余白領域を確保した状態で異なるサイズの複数の原稿が出力用紙上において最も使用効率のよい状態で印刷され、その設定操作も容易である効果を有する。
また、本願の請求項3及び9に係る発明においては、前記原稿配置手段により、複数の原稿が出力用紙上の原稿描写領域に収まる大きさに変更され、原稿描写領域の基点に基づいて複数の原稿を順に配置する。そのため、異なるサイズの複数の原稿が効率よく一枚の出力用紙に配置できる効果を有する。
また、本願の請求項4及び10に係る発明においては、前記変倍処理手段により第1の変倍処理のみを選択して前記複数の原稿を同一倍率で変倍することと、第1の変倍処理の後に第2の変倍処理を行なうことを選択して空白がなくなるまで前記複数の原稿を夫々独立に変倍することとが可能になる。そのため、若干の空白を生じたとしても複数の原稿を全て同一倍率で変倍された見易い集約印刷が達成されることと、複数の原稿を夫々独立して変倍し空白をなくした紙面の使用効率のよい集約印刷が達成されることとが任意に選択できる効果を有する。
本願の請求項5に係る発明の画像形成装置においては、原稿余白除去手段により複数の原稿の原稿余白領域を認識し、この原稿余白領域を除去することにより前記複数の原稿自体を縮小し、原稿配置手段により原稿描写領域に空白を最小限にして前記縮小された複数の原稿を配置し、変倍処理手段により前記複数の原稿を前記原稿描画領域内に全て収まるように変倍するので、複数の原稿が前記出力用紙からはみ出すことなく空白を最小限にして印刷される。そのため、異なるサイズの複数の原稿が出力用紙上において最も使用効率のよい状態で印刷され、その設定操作も容易となる効果を有する。
また、本願の請求項6に係る発明においては、前記原稿余白除去手段は、原稿を規定の用紙サイズのうち原稿内の描画領域が全て収まる最小の原稿用紙サイズに変更することにより原稿の縮小を実現するために、縮小された原稿も定型用紙サイズとなることから前記原稿配置手段による原稿配置を容易に行うことができると共に、前記変倍処理手段により変倍された後も原稿が見難くならないという効果を有する。
また、本願の請求項7に係る発明においては、境界生成手段により複数の原稿の外縁部分に境界を設けることにより、前記原稿余白除去手段により縮小された原稿を前記原稿配置手段により出力用紙に配置する際に前記複数の原稿同士の境界部分が分かりにくくならず、見やすい集約印刷を行うことができるようになる効果を有する。
本願の請求項11に係る発明の画像形成方法においては、出力用紙上の原稿描写領域に、該原稿描写領域の一隅を基準に空白を最小限にして複数の原稿を配置するステップによって原稿の配置を行い、前記複数の原稿を前記原稿描写領域内に全て収まるように大きさを変倍して処理するステップにより原稿を変倍処理するので、複数の原稿が前記出力用紙からはみ出すことなく空白を最小限にして印刷される。そのため、異なるサイズの複数の原稿が出力用紙上において最も使用効率のよい状態で印刷され、その設定操作も容易である効果を有する。
また、本願の請求項12及び18に係る発明においては、更に、出力用紙に余白領域を生成するステップを有し、該余白領域を生成するステップにより、ユーザが印刷後に利用するステープル、メモ及び挿入画像等のための余白領域を、その用途に応じて出力用紙上に予め生成できる効果を有する。
また、本願の請求項13及び19に係る発明においては、複数の原稿を配置するステップにより、複数の原稿が出力用紙上の原稿描写領域に収まる大きさに変更され、原稿描写領域の基点に基づいて複数の原稿を順に配置する。そのため、異なるサイズの複数の原稿が効率よく一枚の出力用紙に配置できる効果を有する。
また、本願の請求項14及び20に係る発明においては、複数の原稿を変倍して処理するステップが、該複数の原稿の画像データが原稿描写領域に該原稿描写領域からはみ出すことなく収まるように同一倍率で変倍される第1の変倍処理のステップと、該第1の変倍処理がなされた後に画像に余白がなくなるまで前記複数の原稿を夫々独立に変倍する第2の変倍処理のステップからなり、第1の変倍処理のみを実行することと第1の変倍処理の後に、第2の変倍処理を実行することを選択できる。そのため、若干の空白を生じたとしても複数の原稿を全て同一倍率で変倍された見易い集約印刷が達成されることと、複数の原稿を夫々独立して変倍し空白をなくした紙面の使用効率のよい集約印刷が達成されることとが任意に選択できる効果を有する。
本願の請求項15に係る発明の画像形成方法においては、複数の原稿の原稿余白領域を認識し、この原稿余白領域を除去するステップによって前記複数の原稿自体を縮小し、出力用紙上の原稿描写領域に、該原稿描写領域の一隅を基準に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置するステップによって原稿の配置を行い、前記複数の原稿を前記原稿描写領域内に全て収まるように大きさを変倍して処理するステップにより原稿を変倍処理するので、複数の原稿が前記出力用紙からはみ出すことなく空白を最小限にして印刷される。そのため、異なるサイズの複数の原稿が出力用紙上において最も使用効率のよい状態で印刷され、その設定操作も容易である効果を有する。
また、本願の請求項16に係る発明においては、前記原稿余白領域を除去するステップは、原稿を規定の用紙サイズのうち原稿内の描画領域が全て収まる最小の原稿用紙サイズに変更することにより原稿の縮小を実現するために、縮小された原稿も定型用紙サイズとなることから以降の原稿配置を容易に行うことができると共に、原稿が変倍された後も原稿が見難くならないという効果を奏する。
また、本願の請求項17に係る発明においては、複数の原稿の外縁部分に境界を設けることにより、前記縮小された原稿を出力用紙に配置する際に前記複数の原稿同士の境界部分が分かりにくくならず、見やすい集約印刷を行うことができるようになるという効果を有する。
本願の請求項21に係る発明のプログラムにおいては、複数の原稿から得た画像データを一枚の出力用紙に印刷する集約複写のための画像形成装置を構成するコンピュータに供給されるプログラムであって、このプログラムは、画像形成装置を構成するコンピュータに、前記出力用紙上の原稿描写領域に、当該原稿描写領域の一隅を基準に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置する処理と、前記複数の原稿を前記原稿描写領域内に全て収まるように大きさを変倍する処理とを実行させるプログラムである。そのため、このプログラムを用いた画像形成装置は複数の原稿が前記出力用紙からはみ出すことなく空白を最小限にして印刷されるので、異なるサイズの複数の原稿が出力用紙上において最も使用効率のよい状態で印刷され、その設定操作も容易である効果を有する。
また、本願の請求項22及び28に係る発明においては、画像形成装置を構成するコンピュータに、印刷後に利用するステープル、メモ及び挿入画像等のための余白を予め確保する設定データを生成する処理と、前記設定データに基づいて出力用紙に余白領域を生成する処理とを実行させるものである。従って、このプログラムを用いた画像形成装置は、ユーザが印刷後に利用するステープル、メモ及び挿入画像等のための余白領域をその用途に応じて出力用紙上に予め生成できる効果を有する。
また、本願の請求項23及び29に係る発明においては、画像形成装置に複数の原稿を配置する処理を実行させる際、複数の原稿が出力用紙上の原稿描写領域に収まる大きさに変更され、原稿描写領域の基点に基づいて複数の原稿を順に配置する処理を実行させるものである。そのため、このプログラムを用いた画像形成装置は、異なるサイズの複数の原稿が効率よく一枚の出力用紙に配置できる効果を有する。
また、本願の請求項24及び30に係る発明においては、複数の原稿を変倍する処理を実行させる際、前記複数の原稿の画像データが原稿描写領域に該原稿描写領域からはみ出すことなく収まるように同一倍率で変倍される第1の変倍処理と、該第1の変倍処理がなされた後に前記原稿描写領域に空白がなくなるまで前記複数の原稿を夫々独立に変倍する第2の変倍処理との2ステップからなり、第1の変倍処理のみを実行し、あるいは、第1の変倍処理の後に第2の変倍処理を実行することを選択できるようになした。そのため、このプログラムを用いた画像形成装置は、若干の空白を生じたとしても複数の原稿を全て同一倍率で変倍された見易い集約印刷、あるいは、複数の原稿を夫々独立して変倍し空白をなくした紙面の使用効率のよい集約印刷の何れをも任意に選択することができるようになる。
本願の請求項25に係る発明のプログラムにおいては、複数の原稿から得た画像データを一枚の出力用紙に印刷する集約複写のための画像形成装置を構成するコンピュータに供給されるプログラムであって、このプログラムは、画像形成装置を構成するコンピュータに、前記出力用紙上の原稿描写領域に、当該原稿描写領域の一隅を基準に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置する処理と、前記複数の原稿を前記原稿描写領域内に全て収まるように大きさを変倍する処理とを実行させるプログラムである。そのため、このプログラムを用いた画像形成装置は複数の原稿が前記出力用紙からはみ出すことなく空白を最小限にして印刷されるので、異なるサイズの複数の原稿が出力用紙上において最も使用効率のよい状態で印刷され、その設定操作も容易である効果を有する。
また、本願の請求項26に係るプログラムにおいては、前記原稿余白領域を除去する処理は、原稿を規定の用紙サイズのうち原稿内の描画領域が全て収まる最小の原稿用紙サイズに変更することにより原稿の縮小を実現するために、このプログラムを用いた画像形成装置は、縮小された原稿も定型用紙サイズとなることから以降の原稿配置を容易に行うことができると共に、原稿が変倍された後も原稿が見難くならないという効果を奏する。
また、本願の請求項27に係るプログラムにおいては、複数の原稿の外縁部分に境界を設ける処理を実行することにより、このプログラムを用いた画像形成装置は、前記縮小された原稿を出力用紙に配置する際に前記複数の原稿同士の境界部分が分かりにくくならず、見やすい集約印刷を行うことができるようになるという効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための画像形成装置、画像形成方法及びプログラムを例示するものであって、本発明をこれらに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものも等しく適応し得るものである。
図1は本発明の実施例1における画像形成装置を適用した印刷システムを示すブロック図、図2は本発明の実施例1における出力用紙の設定状態を示す説明図、図3は図1の印刷システムにおける動作を示すフローチャート、図4は本発明の実施例1において原稿から集約印刷のための画像データを生成するまでの過程を示す説明図であり、図4(A)〜図4(E)は各段階の処理の手順を説明する図、図5は図3における変倍処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
本発明の実施例1にかかる画像形成装置を適用した印刷システム1は、図1に示すように、ホスト機器2、印刷用画像データ形成部3及びエンジン部4からなる。ホスト機器2で生成された画像データは、印刷用画像データ形成部3に送出され、この印刷用画像データ形成部3において所定の印刷用画像データに変換されてエンジン部4に印刷のための画像データとして送出されるようになっている。
印刷用画像データ形成部3は、演算処理回路31とホストバッファ32とからなる。演算処理回路31は、インターフェース部311、印刷制御部312、余白生成部313、原稿配置部314、変倍処理部315、画像データ形成部316及び出力制御部317から構成されている。ホスト機器2から送出された画像データはインターフェース部311で受信され、ホストバッファ32に保存されるようになっている。そして、印刷制御部312は、操作パネル(図示せず)からの入力操作により印刷枚数、用紙サイズ、フォントサイズ等の印刷条件を設定することができるように構成されている。
また、余白生成部313は、操作パネルからの入力操作により余白の設定データが生成される。更に、原稿配置部314と変倍処理部315においては、印刷制御部312と余白生成部313の設定データによって画像データの印刷条件が加工されるようになっている。加工された画像データは画像データ形成部316において印刷用の画像データとして形成され、出力制御部317からエンジン部4に送出されるようになっている。なお、余白生成部313による余白領域の生成は必ずしも必須ではなく、ステープルなどのための領域を設定したい時にのみ利用されるものである。従って、余白領域を生成しない場合は、出力用紙の全体が原稿描写領域として使用されることになる。
余白生成部313は、図2で示すように、例えば縦型のA4サイズの出力用紙5に印刷後に利用するステープル、メモ及び挿入画像等のために余白領域51を形成するためのものである。即ち、余白生成部313は、余白領域51に関する設定データを生成するものである。原稿配置部314と変倍処理部315は、出力用紙5の余白領域51を除いた部分を原稿描写領域52とし、この原稿描写領域52に複数の原稿が収まるように自動的に原稿を縮小して配置するものである。原稿配置部314は用いられる用紙が定形サイズであるため、原稿描写領域52の面積と原稿のサイズとの関係により適正な配置関係を設定する制御を行うプログラムが用意されている。また、原稿配置に関しては、原稿サイズは所定の用紙定型サイズ(例えばA4、B5など)からなることから、これらの組み合わせにより予め配置関係を設定しておいても良い。
次に、上述した構成による画像形成装置を適用した印刷システム1の動作を、図3に示すフローチャートによって説明する。まず、ステップS1において、ホスト機器2で生成された画像データがインターフェース部311で受信されたか否かが判別される。受信された場合には、その画像データはホストバッファ32に保持される。次に、ユーザは操作パネル上での入力操作により印刷用紙の設定を行なう。そして、ステップS2で示すようにユーザが操作パネル上での余白設定の操作を行ったか否かの判別がなされる。ユーザが操作パネル上での操作により余白の設定を行うと、次のステップS3において、余白生成部313が所定の余白の設定データを生成する。そして、ステップS4において、ユーザが集約印刷の指定を行ったか否かが判別される。この判別結果が集約印刷の指定有りと判別されると、ステップS5において原稿配置部314による原稿の自動配置にかかる画像データ加工の処理と、ステップS6において変倍処理部315による変倍処理にかかる画像データの加工処理とがなされる。
余白生成から変倍処理までの動作の詳細は、例えば図4(A)で示すようにサイズの異なる5枚の原稿61、62、63、64、65を、図2で示すA4サイズの出力用紙5に集約印刷する場合について説明する。ここで、原稿61はフォリオ(Folio)サイズ、原稿62はA4サイズ、原稿63はB5サイズ、原稿64は封筒(Envelope DL)サイズ、原稿65はB6サイズとするものである。
まず、ステップS3の余白設定において、出力用紙5は、図2で示すように余白生成部313によって余白領域51を余白としそれ以外を原稿描写領域52として設定される。ステップS5における原稿配置部314による自動的な原稿配置は、まず、図4(B)で示すように5枚の原稿61〜65の総面積が原稿描写領域52に収まるまで同一倍率で縮小し、画像71、72、73、74、75を得る。そして、図4(C)で示すように、これら縮小された画像71〜75は面積の大きい順から配置していくが、最も大きい面積の画像データ71を原稿描写領域52の左上の隅を基準にして配置する。そして、この画像71の右方及び下方に他の画像72〜75を大きい方から順に配置していく。
また、原稿配置部314は他の画像72〜75の配置に際し、余白の大きさとの兼ね合いを取りながら縦長サイズのものは右方に、横長サイズは下方に位置させる。この原稿配置部314の処理が完了した後は、まだ出力用紙5からはみ出す画像74、75があるので、この処理のために、ステップS6における変倍処理部315により変倍処理がなされる。
この変倍処理は、図5のフローチャートで詳しく説明する。まず、ステップS21の第1の変倍処理において、図4(D)で示すように画像71〜75が出力用紙5、即ち原稿描写領域52からはみ出すことなく収まるように同一倍率で縮小し、原稿81、82、83、84、85を得る。この縮小倍率は僅かである。そして、この配置の結果は原稿描写領域52に若干の空白53を生じる。次のステップS22において、ユーザによる変倍処理終了の指示の有無が判別される。この判別結果において判別処理終了の指示がないと判別された場合は、ステップS23において、図4(E)で示すように空白53がなくなるまで夫々の画像81〜85の縦、横の倍率を独立に変更し画像91、92、93、94、95を得る第2の変倍処理を実行する。この第2の変倍処理の完了でもって、ステップS6の変倍処理が完了する。
ここで、ユーザは、第1の変倍処理で変倍処理を終了して直ちに印刷の実行に移したい場合には、その旨の操作がステップS22において判別されて変倍処理が終了される。この第1の変倍処理では、図4(D)で示す空白53を残した状態でステップS21の変倍処理が終了された状態になる。
このようにして、変倍処理部315は若干の空白53を生じたとしても、図4(D)で示すように複数の原稿61〜65を全て同一倍率で変倍された画像81〜85として見易い状態に変倍されることと、図4(E)で示すように複数の原稿61〜65を夫々独立して変倍して画像91〜95を得て空白をなくした出力用紙5の使用効率のよいような変倍とを選択できる。即ち、ユーザは図4(D)で示す集約印刷と図4(E)で示す集約印刷とが任意に選択できる。
変換処理部315による変換処理が終了したデータは、画像データ形成部316において印刷用画像データとして記憶される。そして、ステップS7において、画像データ形成部316の画像データが出力制御部317によりエンジン部4に送出される。次のステップS8において、印刷のジョブの終了が判別され集約印刷が終了する。集約印刷を行なわないで印刷を行なう場合には、ステップS4においてユーザが集約印刷の指示がないことが判別される。この判別結果により、印刷システム1はステップS7において印刷の実行を指示することにより通常の印刷が実行なされる。
従って、本発明の実施例の印刷システム1は、ホスト機器2から送出された画像データがホストバッファ32に保存され、集約印刷をする前に余白生成部313により出力用紙5に余白領域51を形成する。そして、印刷システム1は、原稿配置部314により複数の原稿61〜65を出力用紙5上の余白領域51を除いた原稿描写領域52に収まる大きさに変倍し、変倍された複数の原稿71〜75を原稿描写領域52上の基点に基づいて順に配置する。その後、印刷システム1は、変倍処理部315において第1の変倍処理S21により複数の原稿71〜75を原稿描画領域52内に全て収まるように変倍するので、出力用紙5に後で利用する余白領域51を確保した状態で複数の原稿81〜85が出力用紙5からはみ出すことなく空白53を最小限にして印刷される。
そのため、集約して印刷された結果は余白領域51を確保した状態で複数の原稿61〜65を出力用紙5上において見易く使用効率のよい状態となる。また、印刷システム1は、複数の原稿61〜65に異なる大きさの原稿が混在しても使用効率よく一枚の出力用紙5に配置し、その設定操作も容易である。
また、変倍処理部315は、第1の変倍処理S21の後に第2の変倍処理S23の実行を選択できるので、空白がなくなるまで複数の原稿81〜85を夫々独立に変倍するので利用効率のよい集約印刷が達成される。一方、変倍処理部315は、第1の変倍処理S21までの実行を選択すれば、若干の空白を生じたとしても複数の原稿を全て同一倍率で変倍された見易い集約印刷の方法が実現できる。
次に本発明の実施例2に係る画像形成装置を適用した印刷システム1Aについて以下に説明を行う。図6は本発明の実施例2における画像形成装置を適用した印刷システムを示すブロック図、図7は図6の印刷システムにおける動作を示すフローチャート、図8は図7の原稿余白除去処理のサブルーチンを示すフローチャート、図9は原稿余白除去処理により原稿の定型用紙サイズが変更された状態を示す説明図である。
実施例2の印刷システム1Aは、図6に示すように、印刷用画像データ形成部3Aの演算処理回路31内に原稿余白除去部318及び境界生成部319を設けた点のみが上記実施例1と異なり、他の構成については同様であるため、以下には説明の重複を避けるために異なる点についてのみ説明を行い、上記実施例1の印刷システム1と同様の構成からなるものに関しては同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
原稿余白除去部318は、ホスト機器2からインターフェース部311を介して受信した複数の原稿の余白領域を除去するものであり、その方法は、先ずホスト機器2から送信される画像データを印刷データとしてイメージデータに変換し、そのイメージデータから、文字あるいは画像が描画された描画領域を認識することによって、画像の描画が行われていない原稿余白領域を除去し原稿のサイズを縮小するものである。また、境界生成部319は、前記原稿余白除去部318により原稿サイズの縮小された画像データをそのまま出力用紙に配置し、変倍すると、複数の原稿同士の境界が認識し難くなり、出力用紙が見難くなることを防ぐために、前記縮小された画像データの外縁部にそれぞれの原稿の境界部分を示すための境界を設けるものであり、この境界としては境界線あるいは所定の大きさの余白領域を形成するものである。
次に、図7を参照して、本発明の実施例2に係る画像形成装置のメインルーチンを説明する。
まず、ステップS31において、ホスト機器2で生成された画像データがインターフェース部311で受信されたか否かが判別される。受信された場合には、その画像データはホストバッファ32に保持される。次に、ユーザは操作パネル上での入力操作により印刷用紙の設定を行なう。そして、ステップS32で示すようにユーザが操作パネル上での余白設定の操作を行ったか否かの判別がなされる。ユーザが操作パネル上での操作により余白の設定を行うと、次のステップS33において、余白生成部313が所定の余白の設定データを生成し、ステップS34に移行し、前記ステップS32で余白設定の操作が行われない場合はステップS34に移行する。
次にステップS34において、ユーザが集約印刷の指定を行ったか否かが判別される。この判別結果が集約印刷の指定有りと判別されると、ステップS35において原稿余白除去設定が行われているか否かを判別する。このステップS35において原稿余白除去設定が行われていないと判断されるとステップS38に移行して原稿配置処理を行い、原稿余白除去設定が行われている場合は、ステップS36に移行して原稿余白除去部318で原稿余白の除去が行われる。この原稿余白除去方法については後に詳細に説明する。
前記ステップS36において原稿余白の除去が行われた画像データは、後の原稿配置処理の前に、その外縁部に境界生成部319により境界線が設けられる。そして、前記境界線が設けられた複数の画像データは、ステップS38の原稿配置処理等に移行するがこの原稿配置処理及び以降の変倍処理に関しては、上記実施例1に記載の方法と同様であるためその説明はここでは省略する。
上記画像形成装置の画像形成工程におけるステップS36に示す原稿余白除去処理について、図8、図9を参照して以下にその具体例を説明する。
前記ステップS36において、原稿余白除去処理が実行されると、図8に示すように、先ず、ステップS51においてイメージデータに変換された原稿のデータ10を走査することにより、文字あるいは写真等が描画された描画領域101を検出する。前記検出された描画領域101以外は全て原稿の余白領域102であるので、本発明のように1枚の出力用紙に複数の原稿を集約して印刷する場合には不必要な領域である。よって、次にステップS52において、この原稿余白領域102を除去する。この原稿余白領域102の除去は、図9に示すように、例えばA4サイズの用紙に描画された原稿10においては、矩形状に認識された描画領域101の縦横の寸法を認識し、所定の定型用紙サイズのうちこの描画領域101を描画可能で、且つそのうち最も小さい定型用紙サイズを選出する。図9に示す原稿データ10の場合、描画領域101を描画可能な最小の定型用紙サイズはB5であったので、ステップS53において、この原稿に予め設定されていた定型用紙サイズ(図9ではA4)を、前記ステップS52において選出された定型用紙サイズ(図9ではB5)に変更し、新しい原稿データ11を作成して、ステップS37以降の処理に戻る。
このような原稿余白除去処理においては、原稿データが予め設定された定型用紙サイズよりも小さな所定の定型用紙サイズに縮小することにより原稿余白を除去するようになっているため、厳密には新しい原稿データにも若干の余白領域が残るが、このように原稿余白を除去すれば新しい原稿データが必ず所定の定型用紙サイズになるので、前記ステップS38の原稿配置処理の際の原稿の配置を容易に決定することができ、後の変倍処理等により原稿の文字が潰れてしまったりすることを抑制できるようになる。ただし、本実施例の画像形成装置においては上述の原稿余白除去処理に限らず、例えば描画領域以外の領域を単純に除去することにより原稿サイズを縮小するようにしてももちろん良い。
尚、上述した本発明の実施例にあっては、原稿を縮小して集約する場合について説明したが、本発明は、サイズの小さな原稿を拡大して大きなサイズの出力用紙に集約して印刷する場合にも適用できることは勿論である。また、余白生成部313による余白領域の生成は必ずしも必須ではなく、ステープルなどのための領域を設定したい時にのみ利用されるものである。従って、余白領域を生成しない場合は、出力用紙の全体が原稿描写領域として使用されることになる。
尚また、上述した本発明の実施例にあっては、原稿配置部314は原稿71〜75の大きさと原稿描写領域52の形状、面積とから演算処理により自動的に最も収まりのよい状態に配置するものであるが、このように自動的に行なうことなくユーザの手動による所望の配置を行なうようにしてもよい。
尚また、上述した本発明の実施例にあっては、原稿配置部314は原稿描写領域52の左上の隅を基準としたが、例えば原稿描写領域52の右上の隅を基準にしてもよい等他の位置を基準にしてもよい。
本発明の実施例1における画像形成装置を適用した印刷システムを示すブロック図である。 本発明の実施例1における出力用紙の設定状態を示す説明図である。 図1の印刷システムにおける動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1において原稿から集約印刷のための画像データを生成するまでの過程を示す説明図であり、図4(A)〜図4(E)は各段階の処理の手順を説明する図である。 図3の変倍処理のサブルーチンを示すフローチャート、 本発明の実施例2における画像形成装置を適用した印刷システムを示すブロック図、 図6の印刷システムにおける動作を示すフローチャート、 図7の原稿余白除去処理のサブルーチンを示すフローチャート、 原稿余白除去処理により原稿の定型用紙サイズが変更された状態を示す説明図である。
符号の説明
1、1A 印刷システム
2 ホスト機器
3、3A 印刷用画像データ形成部
4 エンジン部
5 出力用紙
10 原稿データ(変更前)
11 原稿データ(変更後)
31 演算処理回路
32 ホストバッファ
51 余白領域
52 原稿描写領域
53 空白
61〜65 原稿
71〜75 原稿
81〜85 原稿
91〜95 原稿
101 描画領域
102 原稿余白領域
311 インターフェース部
312 印刷制御部
313 余白生成部
314 原稿配置部
315 変倍処理部
316 画像データ形成部
317 出力制御部
318 原稿余白除去部
319 境界生成部

Claims (30)

  1. 複数の原稿から得た画像データを一枚の出力用紙に印刷する集約印刷のための画像形成装置において、
    前記出力用紙上の原稿描写領域に、該原稿描写領域の一隅を基準に余白を最小限にして前記複数の原稿を配置する原稿配置手段と、
    前記複数の原稿を前記原稿描写領域内に全て収まるように大きさを変倍する変倍処理手段と、を備えてなることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置は、出力用紙に余白領域を生成する余白生成手段を有し、前記余白生成手段は、印刷後に利用するステープル、メモ及び挿入画像等のための余白を予め確保する設定データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記原稿配置手段は、前記出力用紙上の原稿描写領域に、前記複数の原稿の総面積が該原稿描写領域に収まる大きさに、該複数の原稿を同じ倍率で変更した後に、該原稿描写領域の一隅を基点に最も大きな原稿から順に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記変倍処理手段は、前記複数の原稿の画像データが前記原稿描写領域に、該原稿描写領域からはみ出すことなく収まるように同一倍率で変倍される第1の変倍処理と、該第1の変倍処理がなされた後に前記原稿描写領域に空白がなくなるまで前記複数の原稿を夫々独立に変倍する第2の変倍処理を選択できるようになしたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 複数の原稿から得た画像データを一枚の出力用紙に印刷する集約印刷のための画像形成装置において、
    前記複数の原稿内の原稿余白領域を認識し、前記原稿余白領域を除去して前記複数の原稿のサイズを小さくする原稿余白除去手段と、
    前記出力用紙上の原稿描写領域に、該原稿描写領域の一隅を基準に余白を最小限にして前記複数の原稿を配置する原稿配置手段と、
    前記複数の原稿を前記原稿描写領域内に全て収まるように大きさを変倍する変倍処理手段と、を備えてなることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記原稿余白除去手段は、原稿を規定の用紙サイズのうち前記原稿の描画領域が全て収まる最小の用紙サイズに変更するように余白領域を除去することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. さらに、前記原稿配置手段により出力用紙上に配置された複数の原稿の境目に境界を形成する境界作成手段を備えることを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成装置は、出力用紙に余白領域を生成する余白生成手段を有し、前記余白生成手段は、印刷後に利用するステープル、メモ及び挿入画像等のための余白を予め確保する設定データを生成することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  9. 前記原稿配置手段は、前記出力用紙上の原稿描写領域に、前記複数の原稿の総面積が該原稿描写領域に収まる大きさに、該複数の原稿を同じ倍率で変更した後に、該原稿描写領域の一隅を基点に最も大きな原稿から順に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  10. 前記変倍処理手段は、前記複数の原稿の画像データが前記原稿描写領域に、該原稿描写領域からはみ出すことなく収まるように同一倍率で変倍される第1の変倍処理と、該第1の変倍処理がなされた後に前記原稿描写領域に空白がなくなるまで前記複数の原稿を夫々独立に変倍する第2の変倍処理を選択できるようになしたことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  11. 複数の原稿から得た画像データを一枚の出力用紙に印刷する集約印刷のための画像形成方法において、
    前記出力用紙上の原稿描写領域に、該原稿描写領域の一隅を基準に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置するステップと、
    前記複数の原稿を前記原稿描写領域内に全て収まるように大きさを変倍して処理するステップと、からなることを特徴とする画像形成方法。
  12. 前記画像形成方法は、更に、前記出力用紙に余白領域を生成するステップを有し、
    前記余白領域を生成するステップは、印刷後に利用するステープル、メモ及び挿入画像等のための余白を予め確保する設定データを生成することを特徴とする請求項11に記載の画像形成方法。
  13. 前記複数の原稿を配置するステップは、前記出力用紙上の原稿描写領域に、前記複数の原稿の総面積が該原稿描写領域に収まる大きさに該複数の原稿を同じ倍率で変更した後に、該原稿描写領域の一隅を基点に最も大きな原稿から順に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置することを特徴とする請求項11に記載の画像形成方法。
  14. 前記複数の原稿を変倍して処理するステップは、該複数の原稿の画像データが前記原稿描写領域に該原稿描写領域からはみ出すことなく収まるように同一倍率で変倍される第1の変倍処理のステップと、該第1の変倍処理がなされた後に画像に余白がなくなるまで前記複数の原稿を夫々独立に変倍する第2の変倍処理のステップからなり、前記第1の変倍処理のステップと第2の変倍処理のステップとを選択できることを特徴とする請求項11に記載の画像形成方法。
  15. 複数の原稿から得た画像データを一枚の出力用紙に印刷する集約印刷のための画像形成方法において、
    前記複数の原稿内の原稿余白領域を認識し、前記原稿余白領域を除去して前記複数の原稿のサイズを小さくするステップと、
    前記出力用紙上の原稿描写領域に、該原稿描写領域の一隅を基準に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置するステップと、
    前記複数の原稿を前記原稿描写領域内に全て収まるように大きさを変倍して処理するステップと、からなることを特徴とする画像形成方法。
  16. 前記原稿のサイズを小さくするステップは、原稿を規定の用紙サイズのうち前記原稿の描画領域が全て収まる最小の用紙サイズに変更するように余白領域を除去することを特徴とする請求項15に記載の画像形成方法。
  17. さらに、前記複数の原稿を配置するステップにより出力用紙上に配置された複数の原稿の境目に境界を形成するステップを備えることを特徴とする請求項15又は16に記載の画像形成方法。
  18. 前記画像形成方法は、更に、前記出力用紙に余白領域を生成するステップを有し、
    前記余白領域を生成するステップは、印刷後に利用するステープル、メモ及び挿入画像等のための余白を予め確保する設定データを生成することを特徴とする請求項15に記載の画像形成方法。
  19. 前記複数の原稿を配置するステップは、前記出力用紙上の原稿描写領域に、前記複数の原稿の総面積が該原稿描写領域に収まる大きさに該複数の原稿を同じ倍率で変更した後に、該原稿描写領域の一隅を基点に最も大きな原稿から順に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置することを特徴とする請求項15に記載の画像形成方法。
  20. 前記複数の原稿を変倍して処理するステップは、該複数の原稿の画像データが前記原稿描写領域に該原稿描写領域からはみ出すことなく収まるように同一倍率で変倍される第1の変倍処理のステップと、該第1の変倍処理がなされた後に画像に余白がなくなるまで前記複数の原稿を夫々独立に変倍する第2の変倍処理のステップからなり、前記第1の変倍処理のステップと第2の変倍処理のステップとを選択できることを特徴とする請求項15に記載の画像形成方法。
  21. 複数の原稿から得た画像データを一枚の出力用紙に印刷する集約印刷のための画像形成装置を構成するコンピュータに、
    前記出力用紙上の原稿描写領域に当該原稿描写領域の一隅を基準に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置する処理と、
    前記複数の原稿を前記原稿描写領域内に全て収まるように大きさを変倍する処理と、を実行させることを特徴とするプログラム。
  22. 印刷後に利用するステープル、メモ及び挿入画像等のための余白を予め確保する設定データを生成する処理と、
    前記設定データに基づいて出力用紙に余白領域を生成する処理と、を実行させることを特徴とする請求項21に記載のプログラム。
  23. 前記複数の原稿を配置する処理においては、前記出力用紙上の原稿描写領域に該複数の原稿の総面積が該原稿描写領域に収まる大きさに該複数の原稿を同じ倍率で変更した後に、該原稿描写領域の一隅を基点に最も大きな原稿から順に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置する処理を実行させることを特徴とする請求項21に記載のプログラム。
  24. 前記複数の原稿を変倍する処理においては、前記複数の原稿の画像データが前記原稿描写領域に該原稿描写領域からはみ出すことなく収まるように同一倍率で変倍される第1の変倍処理と、該第1の変倍処理がなされた後に前記原稿描写領域に空白がなくなるまで前記複数の原稿を夫々独立に変倍する第2の変倍処理と、を実行させ、前記第1の変倍処理と前記第2の変倍処理とを選択できるようになしたことを特徴とする請求項21に記載のプログラム。
  25. 複数の原稿から得た画像データを一枚の出力用紙に印刷する集約印刷のための画像形成装置を構成するコンピュータに、
    前記複数の原稿内の原稿余白領域を認識し、前記原稿余白領域を除去して前記複数の原稿のサイズを小さくする処理と、
    前記出力用紙上の原稿描写領域に当該原稿描写領域の一隅を基準に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置する処理と、
    前記複数の原稿を前記原稿描写領域内に全て収まるように大きさを変倍する処理と、を実行させることを特徴とするプログラム。
  26. 前記原稿のサイズを小さくする処理は、原稿を規定の用紙サイズのうち前記原稿の描画領域が全て収まる最小の用紙サイズに変更するように余白領域を除去することを特徴とする請求項25に記載のプログラム。
  27. さらに、前記複数の原稿を配置する処理により出力用紙上に配置された複数の原稿の境目に境界を形成する処理を実行させることを特徴とする請求項25又は26に記載のプログラム。
  28. 印刷後に利用するステープル、メモ及び挿入画像等のための余白を予め確保する設定データを生成する処理と、
    前記設定データに基づいて出力用紙に余白領域を生成する処理と、を実行させることを特徴とする請求項25に記載のプログラム。
  29. 前記複数の原稿を配置する処理においては、前記出力用紙上の原稿描写領域に該複数の原稿の総面積が該原稿描写領域に収まる大きさに該複数の原稿を同じ倍率で変更した後に、該原稿描写領域の一隅を基点に最も大きな原稿から順に空白を最小限にして前記複数の原稿を配置する処理を実行させることを特徴とする請求項25に記載のプログラム。
  30. 前記複数の原稿を変倍する処理においては、前記複数の原稿の画像データが前記原稿描写領域に該原稿描写領域からはみ出すことなく収まるように同一倍率で変倍される第1の変倍処理と、該第1の変倍処理がなされた後に前記原稿描写領域に空白がなくなるまで前記複数の原稿を夫々独立に変倍する第2の変倍処理と、を実行させ、前記第1の変倍処理と前記第2の変倍処理とを選択できるようになしたことを特徴とする請求項25に記載のプログラム。
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