JP2006042245A - 映像通信装置、映像通信方法、および映像通信システム - Google Patents

映像通信装置、映像通信方法、および映像通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】映像通信経路を備えた映像通信システムに於いて、映像送信器側で複数の映像の切り替えを余儀なくされた場合、その映像が切り替えられた瞬間、異常な映像が一瞬見えたり、一部が破壊されていたりして映像が乱れてしまうという課題を解決し高品質な映像通信を可能とすることを目的とする。
【解決手段】本発明の特徴は、映像送信機側には、フレーム先頭検知器、画像乱れ符号付加器を、映像受信機側には、映像乱れ符号検出器と映像メモリをと実装することにより映像乱れを発生させずに、映像の切り替えを可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、何らかの通信経路を介しての、映像通信機と映像受信機間の通信に対して、通信映像切り替え時の画像処理に関するものである。
近年、映像通信が頻繁に行われているが、映像通信中に映像源を切り替えることが、よく行われている。
以下に、従来の映像通信について説明する。
従来の映像通信装置の構成は図4のようになっており、1は映像送信機、2は映像受信機を示している。映像送信機1は、映像を送信するものであれば、ビデオカメラ等磁気記録再生装置やデジタルスチルカメラ等でも構わない。また、映像受信機2は、テレビジョン受像機や液晶テレビ等のように映像を表示できるもの、またはVTRやデジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラやパーソナルコンピュータなどに備えられた記録装置等のように映像を記録できるものであれば構わない。
3は第1の映像情報発生器、4は第2の映像情報発生器で、たとえば、CCDカメラ等映像信号を発生する装置、または、映像信号の再生装置などで構成される。映像送信機1を例えばビデオカメラとすると、第1の映像情報発生器3はレンズや撮像素子などからなる撮像手段に相当し、第2の映像情報発生器4は装填された記録媒体(例えばテープカセットやメモリカードなど)に記録された少なくとも映像信号を再生する再生手段に相当する。なお、これら第1の映像情報発生器3と第2の映像情報発生器4は他の組み合わせであっても構わない。
5は切替器で、複数の第1の映像情報発生器3と第2の映像情報発生器4から来た信号を、映像乱れ符号付加器8の指示のタイミングに従って切り替えて次段の映像乱れ符号付加器8に映像を渡す役目を備えている。
6は映像表示器または映像記録器であり、いずれか一方を想定しているが、両方備えていてもよい。映像表示器の例としては、テレビジョン受像機や液晶モニタであれば、ブラウン管や液晶表示デバイスをはじめとする映像表示に必要な構成を示している。映像受信器2がパーソナルコンピュータの場合は、モニタ画面に相当する。また映像記録器の例としては、テープ状媒体に映像信号を記録するヘッドやメカニズムや各種回路構成や、半導体メモリに映像信号を記録するための回路構成などに相当する。なお、記録する媒体やテープ状や半導体に限るものではなく、ディスクなどの他の記録媒体であっても構わない。
7は映像送信機1と映像受信機2との間の映像通信路で、例えば映像送信機1と映像受信機2とがUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)による通信を行う場合は、USBケーブルに相当する。映像通信路7は各種ケーブルなどによる有線接続でもよいし、無線接続であっても構わない。また、通信規格はUSBに限らずIEEE1394などのように他の通信規格に基づくもので構わない。
以上のように構成された従来の映像通信システムについて、以下その動作について説明する。
この従来の記録再生装置の動作は、切替器5で切り替えられた第1の映像情報発生器3、第2の映像情報発生器4からの映像がそのまま、映像表示器又は映像記録器6により表示及び記録されるものである。
特開平10−66022号公報
しかしながら、上記のような従来構成では、図2に示すように、映像が切り替えられた瞬間の映像が、前の映像の一部のデータが残っているため異常な映像が一瞬見えたり、切り替えた新しい映像の一部が破壊されていたりして映像が乱れてしまうという課題があった。
また、映像の一部が破壊されて乱れてしまうことを解決するための先行文献として、特開平10−66022号公報があり、これにはデジタル記録再生装置側で映像が乱れているフレームを隠す装置ならびに方法が開示されている。しかし、この構成は、撮像手段で撮像した映像を記録媒体に記録するまでの間で信号処理している構成であり、モード切り替え時に映像が乱れることに対する対策にはなっていない。
本発明は上記の従来の問題点を解決するもので、映像送信機側には、フレーム先頭検知器、画像乱れ符号付加器を、映像受信機側には、映像乱れ符号検出器と映像メモリを実装することにより映像乱れを発生させずに、映像の切り替えを可能とすることを目的とする。
この目的を達成するために、映像送信機側には、フレーム先頭検知器、映像乱れ符号付加器を、映像受信機側には、映像乱れ符号検出器と映像メモリ器を備えたものである。
これによって、映像の乱れを発生させずに、映像の切り替えを可能とする。
以上のように本発明は、映像が切り替えられた瞬間、異常な映像が一瞬見えたり、一部が破壊されていたりして映像が乱れてしまうという課題を映像送信機側には、フレーム先頭検知器、画像乱れ符号付加器を、映像受信機側には、映像乱れ符号検出器と映像メモリ器を実装することにより解決し、映像の乱れを発生させずに、映像の切り替えを可能とした。これにより、映像品質の向上を図ることができる。
本発明の請求項1に記載の発明は、映像送信機と映像受信機との間で映像通信する映像通信装置であって、前記映像送信機は、映像信号を発生させる複数の映像情報発生手段と、前記複数の映像情報発生手段のうち一方を選択して映像情報を出力する第1の切替手段と、前記複数の映像情報発生手段それぞれの映像情報のフレームの先頭検知が可能なフレーム先頭検知手段と、前記第1の切替手段からの映像信号に映像乱れ符号を付加する符号付加手段とを備え、前記映像受信機は、前記符号付加手段で付加された映像乱れ符号を検出する符号検出手段と、前記映像送信機からの映像信号を記憶する映像メモリと、前記符号検出手段の制御により前記映像送信機からの映像信号か前記映像メモリからの映像信号のいずれか一方を選択する第2の切替手段とを備えたものである。
請求項2に記載の発明は、映像送信装置と映像受信装置との間で映像通信する映像通信システムであって、前記映像送信装置は、映像信号を発生させる複数の映像情報発生手段と、前記複数の映像情報発生手段のうち一方を選択して映像情報を出力する第1の切替手段と、前記複数の映像情報発生手段それぞれの映像情報のフレームの先頭検知が可能なフレーム先頭検知手段と、前記第1の切替手段からの映像信号に映像乱れ符号を付加する符号付加手段とを備え、前記映像受信装置は、前記符号付加手段で付加された映像乱れ符号を検出する符号検出手段と、前記映像送信装置からの映像信号を記憶する映像メモリと、前記符号検出手段の制御により前記映像送信装置からの映像信号か前記映像メモリからの映像信号のいずれか一方を選択する第2の切替手段とを備えたものである。
請求項3に記載の発明は、符号付加手段は、第1の切替器の切替タイミングにおける映像信号フレームに同期した映像乱れ符号を付加するものである。
請求項4に記載の発明は、映像送信機と映像受信機との間で映像通信する映像通信方法であって、前記映像送信機は、映像信号を発生させる複数の映像情報発生手段と、前記複数の映像情報発生手段のうち一方を選択して映像情報を出力する第1の切替手段と、前記複数の映像情報発生手段それぞれの映像情報のフレームの先頭検知が可能なフレーム先頭検知手段と、前記第1の切替手段からの映像信号に映像乱れ符号を付加する符号付加手段とを備え、前記映像受信機は、前記符号付加手段で付加された映像乱れ符号を検出する符号検出手段と、前記映像送信機からの映像信号を記憶する映像メモリと、前記符号検出手段の制御により前記映像送信機からの映像信号か前記映像メモリからの映像信号のいずれか一方を選択する第2の切替手段とを備え、前記符号付加手段は、前記複数の映像情報発生手段を切り換えるよう操作したタイミングにおける映像信号フレームの、次のフレームに同期したタイミングで映像乱れ符号を付加し、前記符号検出手段では、映像乱れ符号が付加された映像信号フレームのタイミングで前記第2の切替手段を前記映像メモリ側へ切り替えて前記映像メモリからの映像信号を出力するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における記録再生装置の構成を示すブロック図である。
図1は映像通信システム全体を表すもので、1は映像送信機、2は映像受信機を示している。映像送信機1は、映像を送信するものであれば、ビデオカメラ等磁気記録再生装置やデジタルスチルカメラ等でも構わない。また、映像受信機2は、テレビジョン受像機や液晶テレビ等のように映像を表示できるもの、またはVTRやデジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラやパーソナルコンピュータなどに備えられた記録装置等のように映像を記録できるものであれば構わない。なお、本実施の形態では映像送信機1と映像受信機2のように一対一の組み合わせとしたが、少なくとも複数の機器の組み合わせであればよい。
7は映像送信機1と映像受信機2との間の映像通信路で、例えば映像送信機1と映像受信機2とがUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)による通信を行う場合は、USBケーブルに相当する。映像通信路7は各種ケーブルなどによる有線接続でもよいし、無線接続であっても構わない。また、通信規格はUSBに限らずIEEE1394などのように他の通信規格に基づくもので構わない。
3は第1の映像情報発生手段である第1の映像情報発生器、4は第2の映像情報発生手段である第2の映像情報発生器で、たとえば、CCDカメラ等映像信号を発生する装置、または、映像信号の再生装置などで構成される。映像送信機1を例えばビデオカメラとすると、第1の映像情報発生器3はレンズや撮像素子などからなる撮像手段に相当し、第2の映像情報発生器4は装填された記録媒体(例えばテープカセットやメモリカードなど)に記録された少なくとも映像信号を再生する再生手段に相当する。なお、これら第1の映像情報発生器3と第2の映像情報発生器4は他の組み合わせであっても構わない。また、本実施の形態では第1と第2の映像情報発生器のように2種類の映像信号発生器としたが、個数はこれに限定されるものではなく、少なくとも複数であればよい。
5は第1の切替手段である切替器で、複数の第1の映像情報発生器3と第2の映像情報発生器4から来た信号を、映像乱れ符号付加器8の指示のタイミングに従って切り替えて次段の映像乱れ符号付加器8に映像を渡す役目を備えている。
8は符号付加手段である映像乱れ符号付加器で、別途入力される切換命令に基づき、第1のフレーム先頭検知器9と第2のフレーム先頭検知器10から出力されるフレーム先頭信号のタイミングによって切替器5より出力された映像信号に乱れ符号付加を行い、切替器5の切り替えタイミングを出力する機能を備える。なお、切換命令は、一般にビデオカメラなどに搭載された、撮影モードと再生モードとを切り換えるモード切換スイッチからの切換信号に相当する。映像乱れ符号は、図3(e)に示し、切換命令は図3(a)に示した。
9は第1のフレーム先頭検出手段である第1のフレーム先頭検知器、10は第2のフレーム先頭検出手段である第2のフレーム先頭検知器で、それぞれ第1の映像情報発生器3、第2の映像情報発生器4から来た映像信号の映像フレームの先頭を検知して、映像乱れ符号付加器8にタイミングを知らせる機能を備えている。第1のフレーム先頭検知器9からの出力信号は、図3(c)に示し、第2のフレーム先頭検知器10からの出力信号は、図3(d)に示した。
11は第2の切替手段である切替器で、映像送信機1と映像メモリ12から来た信号を、映像乱れ符号検出器13の指示のタイミングに従って切り替えて、次段の映像表示器又は映像記録器6に映像を渡す役目を備えている。
12は映像メモリで、映像送信機1から送信されてくる1フレーム分の映像を記憶しておく能力を備えている。なお、本実施の形態では1フレーム分の映像を記録する構成としたが、フレーム数はこれに限定されるものではない。またフィールドメモリであっても構わない。
13は映像送信機1から映像通信路7を介して受信した信号から映像乱れ符号を検出し、画像切り替えのタイミングを切替器11に送る符号検出手段である映像乱れ符号検出器である。
6は映像表示器または映像記録器であり、いずれか一方を想定しているが、両方備えていてもよい。映像表示器の例としては、テレビジョン受像機や液晶モニタであれば、ブラウン管や液晶表示デバイスをはじめとする映像表示に必要な構成を示している。映像受信器2がパーソナルコンピュータの場合は、モニタ画面に相当する。また映像記録器の例としては、テープ状媒体に映像信号を記録するヘッドやメカニズムや各種回路構成や、半導体メモリに映像信号を記録するための回路構成などに相当する。なお、記録する媒体やテープ状や半導体に限るものではなく、ディスクなどの他の記録媒体であっても構わない。
以上のように構成された本実施の形態の映像通信装置について、以下その動作について説明する。
まず、通常動作についてビデオカメラを一例に説明する。
ビデオカメラの場合、まず本体電源を投入し装置のモードを選択する。このモードとは、装置本体に設けられたモード切換スイッチを使用者が操作して、撮像手段により被写体映像を撮像する「撮影モード」と、装置内部に装填された記録媒体(テープや半導体メモリやディスクなど)に記録された映像信号を再生する「再生モード」に相当する。なお、本実施の形態では、本体電源投入後にモード選択をするという説明をしているが、一般的にビデオカメラの場合は本体電源投入後は、自動的に撮影モードとなっているケースが多いので、この操作は省略しても構わない。
モード切換スイッチにおいて撮影モードが選択されている場合は、モード切換スイッチからの切換命令が映像乱れ符号付加器8に入力され、映像乱れ符号付加器8は切替器5をa側へ切り換える。すると、第1の映像情報発生部3から出力される映像信号(本実施の形態では撮像手段にて撮像されている映像)が、切替器5及び映像乱れ符号付加器6を介して映像送信機1から出力される。なおこの時、映像信号には映像乱れ符号は付与されてない。映像送信機1から出力される映像信号は、映像送信機1と映像受信機2とを接続している映像通信路7を介して、映像受信機2に入力される。本実施の形態では、映像通信路7としてUSBケーブルを用い、USBで通信が可能なように映像送信機1にはUSB端子が装備されUSBプロトコルに対応したドライバが備えられている。また、映像受信機2においても、USBケーブルを接続可能なUSB端子が装備され、USBプロトコルに対応したドライバが備えられている。
映像受信機2では、映像通信路7を介して入力される映像信号が、映像乱れ符号検出部13と切替器11と映像メモリ12に入力される。映像乱れ符号検出器13は入力される映像信号に映像乱れ符号が付与されていないかどうかを検出するが、現説明の通常動作時は映像乱れ符号は付与されていないので、映像乱れ符号検出器13は切替器11をa側に接続する。すると、入力される映像信号は、切替器11を介して映像表示部及び映像記録部6へ入力される。映像表示部及び映像記録部6では、入力される映像信号を、液晶モニタなどの表示デバイスに表示を行ったり、テープやディスクやメモリカードなどの記録媒体に映像信号を記録することができる。本説明では、映像受信機2をパーソナルコンピュータを例つぃて説明しているので、映像表示部はモニタ(CRT)や液晶モニタに相当し、映像記録部はハードディスクや光ディスクやメモリカードに相当する。
また、映像送信機1は「再生モード」でも動作することができる。再生モードに以降するには、モード切り換えスイッチを操作することで、映像乱れ符号付加器8は切替器5を端子b側に接続する。そして、再生手段を備えた第2の映像情報発生器4から出力される映像信号が、切替器5及び映像乱れ符号付加器8を介して映像送信機1から出力される。なおこの時、映像信号には映像乱れ符号は付与されてない。映像送信機1から出力される映像信号は、映像送信機1と映像受信機2とを接続している映像通信路7を介して、映像受信機2に入力される。本実施の形態では、映像通信路7としてUSBケーブルを用い、USBで通信が可能なように映像送信機1にはUSB端子が装備されUSBプロトコルに対応したドライバが備えられている。また、映像受信機2においても、USBケーブルを接続可能なUSB端子が装備され、USBプロトコルに対応したドライバが備えられている。
映像受信機2では、映像通信路7を介して入力される映像信号が、映像乱れ符号検出部13と切替器11と映像メモリ12に入力される。映像乱れ符号検出器13は入力される映像信号に映像乱れ符号が付与されていないかどうかを検出するが、現説明の通常動作時は映像乱れ符号は付与されていないので、映像乱れ符号検出器13は切替器11をa側に接続する。すると、入力される映像信号は、切替器11を介して映像表示部及び映像記録部6へ入力される。映像表示部及び映像記録部6では、入力される映像信号を、液晶モニタなどの表示デバイスに表示を行ったり、テープやディスクやメモリカードなどの記録媒体に映像信号を記録することができる。本説明では、映像受信機2をパーソナルコンピュータを例つぃて説明しているので、映像表示部はモニタ(CRT)や液晶モニタに相当し、映像記録部はハードディスクや光ディスクやメモリカードに相当する。
このようにして、映像送信機1の一例であるビデオカメラで撮影した映像信号や記録媒体から再生した映像信号を、USBケーブルなどの映像通信路7を介して映像受信機2の一例であるパーソナルコンピュータで表示部に表示したり記録部にて記録媒体に記録したりすることができる。
次に、モード切り替え時の動作について図3も用いて説明する。
図3において、(a)はモード切り換えスイッチの動作タイミングを示すもの、(b)は第1及び第2の映像情報発生器3及び4からの映像信号を示すものであり、A1〜An(n=整数)が第1の映像情報発生器3からの映像信号、B1〜Bn(n=整数)が第2の映像情報発生器4からの映像信号である。(c)は第1のフレーム先頭検知器9の検出信号、(d)は第2のフレーム先頭検知器10の検出信号、(e)は映像乱れ符号付加器8で付与される映像乱れ符号、(f)は映像送信機1から出力される映像信号、(g)は映像表示器または映像記録器6への入力信号である。
まず、第1の映像情報発生器3から映像信号が出力されている間は、第1のフレーム先頭検出器9から図3(c)に示すような信号が出力されている。この信号は映像信号の各フレームの先頭に同期して出力される。そして、使用者がモード切り換えスイッチを操作すると、図3(a)に示すような信号が映像乱れ符号付加器8に入力される。
映像乱れ符号付加器8は切替器5に対して切り換え制御信号を出力するとともに、第1の映像情報発生器3から切替器5を介して入力される映像信号に、図3(e)に示すような映像乱れ符号を付与するよう制御する。この映像乱れ符号は、図3(a)に示す切り換え信号を検出したタイミングでのフレーム(図3の例ではA2フレーム)の、次のフレームに同期して付与される。これは、モード切り換えスイッチが操作されてから、実際に装置内部で切替器5が切り替わるタイミング(T2)まで僅かな時間を要するためであり、このように制御することで、映像乱れ符号を、モード切り替え時の映像が乱れるタイミングに同期させることができる。
そして、第1のフレーム先頭検知器9が切替器5の切り替え前の最後のフレーム(A2フレーム)を転送した後、フレーム先頭検知を行ったタイミング(T1)で映像通信経路に映像乱れ符号付加器8が映像乱れ符号を付加させる。
その後、タイミングT2で切替器5をb側に切り替えて、第2の映像情報発生器4の信号を映像乱れ符号を付けたままの状態で映像通信路7に出力を行う。そして、先頭検知器Bが次の第2の映像情報発生器から出力された信号のフレーム先頭を検知した時点で、映像乱れ符号の付加を終了する。その後は、映像乱れ符号の付加されていない第2の映像情報発生器から出力される正しい映像が映像通信路7を通り、映像受信機2に伝えられる。
次に、映像受信機2側では、映像乱れ符号が検出されていないデータは、切替器11をa側にして、そのままの映像信号を出力を行う。このとき、映像乱れが検出されていない正しい映像信号を映像メモリ12に蓄えておき、新しいフレーム映像が来るたびに新しい映像データに更新を行っておく。
映像乱れ符号検出器13において、映像乱れ信号が付加されている映像信号を検知すると、切替器11をbに切り替え、映像メモリ12に蓄えていた正しい映像信号を映像表示器又は映像記録器6に出力する。つまり、映像乱れ符号が付与されているフレームのタイミングのみ、切替器11をb側へ切り換え、映像メモリ12から1フレーム分の映像信号を読み出して出力している。この動作は、図3(f)に示すように、A2フレームの次フレームのタイミングで、再度A2フレームを出力するようにしている。そのことによって、映像表示器又は映像記録器6にフレーム映像の完結しないデータが入力される事が無く、常に正しい映像データが映像表示器又は映像記録器6に注がれる。
以上のように本実施の形態によれば、映像の乱れを発生させずに、映像の切り替えを行うことが出来、また、これにより映像品質の向上を図ることができる。
なお、本実施の形態では、ビデオカメラとパーソナルコンピュータとをUSBケーブルで接続するという構成としたが、映像送信機や映像受信機として用いる機器はこれらに限定されるものではない。また、各送受信機間の接続はUSBケーブルに限定されるものではない。
本発明は、少なくとも映像信号を送信可能な送信機と、送信機から送信されてくる少なくとも映像信号を受信可能な受信機とを接続し、送信機においてモード切り換えの際に発生する映像信号の乱れを、受信機側で表示させないように構成したものであり、送信機及び受信機として用いられる機器の応用範囲は様々である。
本発明の実施の形態1における映像送信機と映像受信機の構成を示すブロック図 同実施の形態と従来技術との動作を比較を行うためのタイミングチャート 同実施の形態の動作を説明するためのタイミングチャート 従来の記録再生装置の構成を示すブロック図
符号の説明
1 映像送信機
2 映像受信機
3 第1の映像情報発生器
4 第2の映像情報発生器
5 切替器
6 映像表示器又は映像記録器
7 映像通信路
8 映像乱れ符号付加器
9 第1のフレーム先頭検知器
10 第2のフレーム先頭検知器
11 切替器
12 映像メモリ
13 画像乱れ符号検出器

Claims (4)

  1. 映像送信機と映像受信機との間で映像通信する映像通信装置であって、
    前記映像送信機は、映像信号を発生させる複数の映像情報発生手段と、前記複数の映像情報発生手段のうち一方を選択して映像情報を出力する第1の切替手段と、前記複数の映像情報発生手段それぞれの映像情報のフレームの先頭検知が可能なフレーム先頭検知手段と、前記第1の切替手段からの映像信号に映像乱れ符号を付加する符号付加手段とを備え、
    前記映像受信機は、前記符号付加手段で付加された映像乱れ符号を検出する符号検出手段と、前記映像送信機からの映像信号を記憶する映像メモリと、前記符号検出手段の制御により前記映像送信機からの映像信号か前記映像メモリからの映像信号のいずれか一方を選択する第2の切替手段とを備えたことを特徴とする映像通信装置。
  2. 映像送信装置と映像受信装置との間で映像通信する映像通信システムであって、
    前記映像送信装置は、映像信号を発生させる複数の映像情報発生手段と、前記複数の映像情報発生手段のうち一方を選択して映像情報を出力する第1の切替手段と、前記複数の映像情報発生手段それぞれの映像情報のフレームの先頭検知が可能なフレーム先頭検知手段と、前記第1の切替手段からの映像信号に映像乱れ符号を付加する符号付加手段とを備え、
    前記映像受信装置は、前記符号付加手段で付加された映像乱れ符号を検出する符号検出手段と、前記映像送信装置からの映像信号を記憶する映像メモリと、前記符号検出手段の制御により前記映像送信装置からの映像信号か前記映像メモリからの映像信号のいずれか一方を選択する第2の切替手段とを備えたことを特徴とする映像通信システム。
  3. 符号付加手段は、第1の切替器の切替タイミングにおける映像信号フレームに同期した映像乱れ符号を付加する請求項1及び2記載の映像通信装置および映像通信システム。
  4. 映像送信機と映像受信機との間で映像通信する映像通信方法であって、
    前記映像送信機は、映像信号を発生させる複数の映像情報発生手段と、前記複数の映像情報発生手段のうち一方を選択して映像情報を出力する第1の切替手段と、前記複数の映像情報発生手段それぞれの映像情報のフレームの先頭検知が可能なフレーム先頭検知手段と、前記第1の切替手段からの映像信号に映像乱れ符号を付加する符号付加手段とを備え、
    前記映像受信機は、前記符号付加手段で付加された映像乱れ符号を検出する符号検出手段と、前記映像送信機からの映像信号を記憶する映像メモリと、前記符号検出手段の制御により前記映像送信機からの映像信号か前記映像メモリからの映像信号のいずれか一方を選択する第2の切替手段とを備え、
    前記符号付加手段は、前記複数の映像情報発生手段を切り換えるよう操作したタイミングにおける映像信号フレームの、次のフレームに同期したタイミングで映像乱れ符号を付加し、
    前記符号検出手段では、映像乱れ符号が付加された映像信号フレームのタイミングで前記第2の切替手段を前記映像メモリ側へ切り替えて前記映像メモリからの映像信号を出力することを特徴とする映像通信方法。
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