JP2006041805A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のタイムコード記録モードを選択可能な記録装置において、ユーザーが選択中のタイムコード記録モードを容易に確認できるようにする。
【解決手段】 設定画面を用いてタイムコードカウントアップ方式を選択する操作部と、選択されたタイムコードカウントアップ方式に応じてタイムコードの記録を行う記録再生部と、前記タイムコードに係る時間情報を含んで表示画像を生成する表示画像生成部と、選択されたタイムコードカウントアップ方式に応じて生成する表示画像の形態を変更するよう制御する表示画像制御部とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像データと共にタイムコードを記録する記録装置に関する。
従来のカメラ一体型デジタルVTR(以下、デジタルビデオカメラと称す)において、タイムコードはテープの現在位置を知るために必要な情報として、撮影・記録動作と連動してテープ上に連続的に記録されている。
タイムコードの記録に関し、主に民生用のデジタルビデオカメラでは、“レックランモード”というタイムコードのカウントアップ方式のみを用いているが、放送用のビデオカメラ等ではレックランモード以外に、“フリーランモード”というタイムコードのカウントアップ方式を用いているものがある。このような複数のタイムコードの記録モードに関しては、例えば特許文献1に開示されている。
ここで、特許文献1に記されたタイムコードの記録モードについて説明する。タイムコードは、時間、分、秒、および60分の1秒を単位として構成される。すなわち、タイムコードが「01:02:03:04」である場合、1番左側の「01」の単位は時間であり、左側から2番目の「02」の単位は分であり、左側から3番目の「03」の単位は秒であり、1番右側の「04」の単位は60分の1秒である。
レックランモードとは、記録開始を指示する操作が入力されたタイミングで、タイムコードを「00:00:00:00」に設定するモードである。従って、記録されるタイムコードは、記録開始点に記録されたAVデータのタイムコードが「00:00:00:00」となり、そこからの経過時間が記録される。
一方、フリーランモードとは、カメラスタンバイモードが選択されたタイミングで、タイムコードを「00:00:00:00」に設定するモードである。従って、記録されるタイムコードは、カメラスタンバイモードが選択されてからの経過時間に相当する。
特開2004−111026号公報
ここで、民生用のデジタルビデオカメラの機能拡張として、上記したレックランモードやフリーランモード、更にユーザーが記録開始時のタイムコードを任意に設定できるタイムコードのカウントアップ方式である“レックランプリセットモード”等、複数のタイムコード記録モードを採用した製品を考えた場合、以下の問題が存在する。
例えば、デジタルビデオカメラに複数のタイムコード記録モードを選択可能に実装した場合、民生用のコンパクト化されたデジタルビデオカメラにあっては設定画面(メニュー)を用いて各モードの選択を行うことになるが、ユーザーは選択したタイムコード記録モードを確認する為には、設定画面を抜けた後の表示画面ではその内容を確認することができないので、今一度設定画面まで戻る操作を行い確認する必要がある。
また、レックランプリセットモード、フリーランモードのタイムコードスタート値設定においても、機器の動作状態によっては設定できないタイムコード値が存在するにも関わらず、設定画面内では設定出来ないスタート値が表示されてしまう可能性がある。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、複数のタイムコード記録モードを選択可能なデジタルビデオカメラ等の記録装置において、ユーザーが選択中のタイムコード記録モードを容易に確認できるようにすることを目的とする。
また、本発明の他の目的は、タイムコード記録モードの設定を、設定画面を用いて簡便に行えるようにし、その際タイムコードスタート値設定において機器の動作状態により設定できないタイムコードがある場合は、設定禁止のタイムコードを除外して適切な設定を行えるようにすることである。
上記課題を解決するために、本発明の記録装置は、複数のタイムコードカウントアップ方式に対応してタイムコードを記録可能な記録装置において、タイムコードカウントアップ方式を選択する選択手段と、前記選択手段で選択されたタイムコードカウントアップ方式に応じてタイムコードの記録を行う記録手段と、前記タイムコードに係る時間情報を含んで表示画像を生成する表示画像生成手段と、前記選択手段で選択されたタイムコードカウントアップ方式に応じて前記表示画像生成手段で生成する表示画像の形態を変更するよう制御する表示画像制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の記録装置は、複数のタイムコードカウントアップ方式に対応してタイムコードを記録可能な記録装置において、タイムコードカウントアップ方式を選択する選択手段と、前記選択手段で選択されたタイムコードカウントアップ方式に応じてタイムコードの記録を行う記録手段と、前記選択手段によって所定のタイムコードカウントアップ方式が選択されたときは、設定画面を用いて前記タイムコードに係る時間情報の初期設定を行う設定手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の記録装置は、複数のタイムコードカウントアップ方式に対応してタイムコードを記録可能な記録装置において、タイムコードカウントアップ方式を選択する選択手段と、前記選択手段で選択されたタイムコードカウントアップ方式に応じてタイムコードの記録を行う記録手段と、前記タイムコードに係る時間情報の初期設定を行う設定手段と、前記選択手段で選択されたタイムコードカウントアップ方式と、前記記録装置の動作モードとが所定の関係にあるとき、前記設定手段で設定する初期設定のうち一部の設定を禁止する設定制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、複数のタイムコード記録モードのうち選択されているモードを煩わしい操作をすることなくディスプレイ上で容易に確認することができ、ユーザーの操作性の向上に貢献できる。
また、設定画面を用いて容易にタイムコード記録モードを設定できると共に、タイムコードスタート値設定において本体の動作状態により設定できないタイムコードがある場合は、そのようなタイムコードを設定禁止とし、設定時に除外することにより、誤動作を未然に防止できる。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明における記録装置の一例であって、デジタルビデオカメラ100の構成ブロック図である。デジタルビデオカメラ100は、タイムコードのカウントアップ方式が異なる複数のタイムコード記録モードを選択的に実行可能であり、実行可能な複数のタイムコード記録モードとして、
1)レックランモード
2)フリーランモード
3)レックランプリセットモード
を備えている。以下に、本実施形態におけるタイムコード記録モードについて説明する。なお、デジタルビデオカメラ100におけるタイムコードは、「時:分:秒:フレーム数」にてカウントする形態である。
1)レックランモードは、磁気テープに記録開始した時間を「00:00:00:00」とし、そこからカウントアップするタイムコードを連続的に記録するモードである。記録開始の際、直前のトラックに既にタイムコードが記録されているときは、その記録済のタイムコードを参照して、新たに記録するタイムコードを記録済タイムコードに連続する値で記録開始する。
2)フリーランモードは、カウントアップのスタート値を設定して、カウント開始した後は、本体の動作モードに関係なくカウントアップさせておき、記録動作中はその間のタイムコードを記録するモードである。
3)レックランプリセットモードは、ユーザーが任意にタイムコードのスタート値を設定でき、記録開始と共に設定されたスタート値からカウントアップするタイムコードを連続的に記録するモードである。
続いて、デジタルビデオカメラ100の構成について説明する。図1において、1はレンズ、2はアイリス(絞り)、3は撮像素子であるCCD、4は撮像信号を画像データとしてデジタル化して処理するカメラ信号処理回路、5はカメラ信号処理回路からの画像データを受けてテープ10に記録するために画像データの圧縮符号化等を行って記録画像データを生成し、並びにテープ10から再生された再生画像データを受けてモニター出力及びディスプレイ表示するために再生画像データの復号化等を行って再生画像データを生成するVTR信号処理回路である。
6は各信号処理で利用されるメモリ部(SDRAM)であり、VTR信号処理回路5で処理される記録画像データ或いは記録再生回路9で処理される再生画像データを一時保存するための記録再生画像データ保存領域7と、モニター出力やディスプレイ15に出力する画像データを一時保存するための表示画像保存領域8を含む。
9は記録再生画像データ保存領域7から読み出された記録画像データに記録のための処理を行いテープ10へ記録し、並びにテープ10から再生した再生画像データに再生のための処理を行い記録再生画像データ保存領域7へ出力する記録再生回路、10は主たる記録媒体であるテープ(磁気テープ)、11はテープ10を動作させる、データを記録再生するために必要なメカデッキである。
12は表示画像保存領域8に保存された画像データをデジタル/アナログ変換して不図示の外部モニター等にアナログ出力するためのD/A変換部(アナログ出力部)、13はディスプレイ15に表示させるために画像データをRGB変換するRGB変換回路、14はRGB変換回路13で変換された画像データをデジタル/アナログ変換してディスプレイ15にアナログ出力するためのD/A変換部、15は液晶パネル等のディスプレイである。
16はデジタルビデオカメラ100の各部の動作を制御するマイクロコンピュータ(マイコン)である。更に、マイコン16は各カウントアップ方式に対応するタイムコードを生成し、生成したタイムコードを制御バス24を介してVTR信号処理回路5へと出力し、VTR信号処理回路5内で画像データにタイムコードを重畳させてテープ10に記録させることができる。
また、マイコン16内の処理において、キー入力部23からのユーザー命令に基づいて、レックランモード/レックランプリセットモード/フリーランモードといったタイムコード記録モードのうち、選択されたタイムコード記録モード/タイムコードカウントアップ方式を検出するタイムコードカウントアップ方式検出部17と、検出されたタイムコードカウントアップ方式の情報に従って、各タイムコードカウントアップ方式に応じたタイムコード表示画面を設定する選択タイムコードカウントアップ方式表示制御部18と、検出されたタイムコードカウントアップ方式の情報とデジタルビデオカメラ100の動作モードとに応じて、レックランプリセットモードやフリーランモードのスタート値の生成を行う場合に設定禁止となるタイムコード値を検出する設定禁止タイムコード検出部19と、検出された設定禁止タイムコード値に基づいて、不必要な表示情報を除外しつつユーザーに設定させるスタート値を生成するタイムコードスタート値生成部20を含む。
21は、スタート値を設定する際には、タイムコードスタート値生成部20からの情報に応じてスタート値を設定するための設定画面を生成し、また、タイムコード記録モードを選択する際には、まずレックランモード/レックランプリセットモード/フリーランモードを選択するための設定画面を生成し、さらに選択タイムコードカウントアップ方式表示部18からの情報に応じて選択されたタイムコード記録モードを確認するための画面を生成する表示画面生成回路である。表示画面生成回路21で生成された設定画面或いは確認用画面は、ビットマップ形式の画像データとなり、VTR信号処理回路5から出力された記録画像データ(非圧縮状態の画像データで良い)或いは再生画像データとミックス回路22によって合成された後、表示画像保存領域8で一時保存されてから、最終的に不図示の外部モニターおよびディスプレイ15で表示される。
23はユーザーがタイムコード記録モードの選択、すなわちタイムコードカウントアップ方式を指定したり、タイムコードのスタート値を指定したりするためのキー入力部、24はマイコン16と各部とを接続し、制御信号を伝達するための制御バスである。
続いて、上記したデジタルビデオカメラ100における動作形態について説明する。
先述したレックランモード/レックランプリセットモード/フリーランモードは図で表わすと、図2のとおりである。レックランモードとは、撮影時にテープ上のタイムコード情報を基に撮影シーンのタイムコードを生成し、テープ上のタイムコードに連続させてタイムコードを記録する方式であり、図2の201で表わされた例のようになる。
また、レックランプリセットモードとは、撮影時にユーザーが記録開始点のタイムコードのスタート値を任意に設定し、設定されたスタート値からタイムコードのカウントアップを開始してテープに記録する方式である。よって上記したレックランモードとは異なり、記録されたテープ上のタイムコードの連続性は失われる。これは図2の202で表わされた例のようになる。
また、フリーランモードは、ゼロまたはユーザーが設定した任意のスタート値からタイムコード用のカウントアップを開始し、開始した後は動作モードに関係なくこれを歩進させ、記録動作時にのみタイムコードとして記録する方式である。これは図2の203で表わされた例のようになる。
図3は、レックランモード/レックランプリセットモード/フリーランモードを選択する際に用いる設定画面の例である。このような設定画面は上記したように表示画面生成回路21で生成され、ディスプレイ15等に表示される。図3において、301はレックランモード/レックランプリセットモード/フリーランモードを選択する際に表示される設定画面の例であり、ユーザーはこれを見てキー入力部23の操作により所望のモードを選択できる。選択が終えたならば設定画面301は消去されるが、ユーザーがレックランプリセットモード或いはフリーランモードを選択していて、スタート値の入力が必要なときは、設定画面301の後、スタート値設定画面302の表示に移行されて、ユーザーはキー入力部23の操作により所望のスタート値の設定を行うことができる。このとき、ユーザーに対して、レックランプリセットモードであれば記録開始時のタイムコードスタート値を設定させ、フリーランモードであればカウントアップのスタート値を設定させる。
図4は、図3で説明したUIを用いて、ユーザーが所望のタイムコード記録モード(タイムコードカウントアップ方式)を選択した後に、選択されたタイムコード記録モード(タイムコードカウントアップ方式)を確認するための確認用画面の例である。このような確認用画面は、上記したように表示画面生成回路21で生成され、ミックス回路22で例えばカメラ画像と合成されて表示画面とされた後、ディスプレイ15等に表示される。
図4において、401は選択されたタイムコード記録モード(タイムコードカウントアップ方式)に応じて表示されるタイムコードの表示色を変えた例であり、色の違いによってユーザーに選択中のカウントアップ方式を識別させることができる。なお、401の例では一般的なレックランモードと、その他のモードとで白・青の2色に分類したが、もちろん3色に分類することもできる。
また、402は選択されたタイムコード記録モード(タイムコードカウントアップ方式)に応じて異なるアイコン(402a、402b、402c)を表示する例であり、アイコンの種類によってユーザーに選択中のカウントアップ方式を識別させることができる。
続いて、図5はデジタルビデオカメラ100のマイコン16によって動作制御されるタイムコード記録モード選択に係る動作のフローチャートである。
図5において、ユーザー指示に基づいてタイムコード記録モード(タイムコードカウントアップ方式)が選択されたならば(ステップS501)、選択されたモードがレックランモードであるかを判別し(ステップS502)、レックランモードであるときはタイムコード表示色を白色に設定して(ステップS503)、確認用画面となる表示画面を生成する(ステップS504)。
ステップS502でレックランモードでないときは、選択されたモードがレックランプリセットモードであるかを判別し(ステップS505)、レックランプリセットモードであるときは、続けてレックランプリセットタイムコード設定(スタート値の設定)を行って(ステップS506)、更にタイムコード表示色を青色に設定して(ステップS507)、確認用画面となる表示画面を生成する(ステップS504)。
ステップS505でレックランプリセットモードでないときは、すなわちフリーランモードと判断されるので、続けてフリーランタイムコード設定(カウントアップのスタート値の設定)を行って(ステップS508)、更にタイムコード表示色を青色に設定して(ステップS509)、確認用画面となる表示画面を生成する(ステップS504)。
こうして、レックランモードのときは白のタイムコード表示、レックランプリセットモード及びフリーランモードのときは青のタイムコード表示からなる表示画面が形成され、この表示画面と撮影画像或いは再生画像とをミックスして(ステップS510)、ディスプレイ15等に表示出力する。以上で図5のフローは終了する。
なお、図5では選択されたタイムコード記録モードに応じて、図4の401の如きタイムコードの表示色を変える例を用いて説明したが、図4の402の如きアイコンを変える例の場合も図5のフローチャートを若干変形すれば同様に実現できる。
また、タイムコード記録モードとして、レックランプリセットモードおよびフリーランモードが選択され、表示画面上のレックランプリセット値およびフリーランカウンター値といったタイムコードが青色で表示されている状態であっても、所定のモードに変移した際はタイムコード表示色を白色に戻す例を図6に挙げておく。
図6に示したとおり、VTR(再生)モードにおける通常テープ再生時、各種特殊再生時及び各種サーチ時、並びにカメラ(撮影・記録)モードにおける各種サーチ時には、ユーザーに対してテープ上のタイムコードを表示することが必要になるため、タイムコード表示色も青色から白色に変えるものとする。
このように本実施形態のデジタルビデオカメラ100によれば、設定画面(メニュー)を用いて容易に複数のタイムコード記録モードを選択可能とした上、複数のタイムコード記録モードのうち選択されているモードを煩わしい操作をすることなくディスプレイ上で容易に確認することができるようになり、ユーザーの操作性の向上に貢献できる。
(第2の実施形態)
続いて本発明の第2の実施形態として、図1のデジタルビデオカメラ100の異なる動作形態について説明する。以下に、図1の構成を参照しながら、図7〜図9を用いてタイムコードスタート値設定時に本体の動作状況により設定できないタイムコード値を検出しタイムコード設定画面上に表示させない方法について説明する。
まず、タイムコード設定に制限がかかる記録仕様である“ドロップフレームモード”について、図7を用いて説明する。NTSC方式の画像は1秒が29.97フレームで構成されている為、タイムコードの時間は実時間に対して1時間で3.8秒の誤差を生じる。この実時間とタイムコードの誤差を無くすため、タイムコードの歩進を00分/10分/20分/30分/40分/50分を除く分の切り変わり目で00フレームと01フレームの計2フレーム抜かす処理を行う必要がある。そのため、上述したレックランプリセットモードおよびフリーランモードでのタイムコードスタート値設定においては、ドロップフレームモードの記録仕様が選択された場合は00分/10分/20分/30分/40分/50分を除く分の切り変わり目が設定される場合、00フレームと01フレームは設定できない仕様となる。なお、“ノンドロップフレームモード”とは、上記の如きタイムコードを抜かす処理を行わず常にタイムコードを連続する記録仕様である。
従って、図1のデジタルビデオカメラ100において、ドロップフレームモードといった記録設定情報を用いて、設定禁止タイムコード検出部19によりドロップフレームに係る設定禁止タイムコードを検出し、検出された設定禁止タイムコード情報を基に、レックランプリセットモードおよびフリーランモードでユーザーに設定されるタイムコードスタート値をタイムコードスタート値生成部20で生成し、表示画面生成回路21を介してディスプレイ15等に出力する。
図8のフローチャートを用いて、ドロップフレーム仕様におけるタイムコードスタート値の設定画面でのタイムコードスタート値の表示方法について説明する。まずユーザーがタイムコードスタート値の設定画面において、タイムコードを設定する場合、記録仕様がドロップフレームモードかノンドロップフレームモードであるかを判断し(ステップS801)、ドロップフレームモードである場合、設定される分の情報を見て00分/10分/20分/30分/40分/50分以外であるか否かを判断する(ステップS802)。ステップS802で00分/10分/20分/30分/40分/50分以外である場合、設定される秒の情報を判断し(ステップS803)、00秒である場合はフレームとして00フレームと01フレームを設定禁止とし(ステップS804)、00/01フレームを除外したタイムコード値をタイムコードスタート値生成部20で生成して、表示画面生成回路21によって設定画面を生成して、ディスプレイ15等に設定画面を表示する(ステップS805)。
また、S801でドロップフレームモードでない場合(すなわちノンドロップモードのとき)と、ステップS802で00分/10分/20分/30分/40分/50分の場合と、ステップS803で00秒でない場合はフレームとして00フレームと01フレームを設定許可とし(ステップS806)、00/01フレームを除外することなくタイムコード値をタイムコードスタート値生成部20で生成して、表示画面生成回路21によって設定画面を生成して、ディスプレイ15等に設定画面を表示する(ステップS805)。以上で図8のフローは終了する。
図9はレックランプリセットモード或いはフリーランモードが選択されるときに、ドロップフレームモードが選択され、タイムコードのスタート値を設定する場合のスタート値設定画面のUI表示例である。
901はユーザーがドロップフレームモードを設定する設定画面の例である。この後、スタート値設定を行う場合、スタート値の設定画面において、「00:01:00:29」の状態(902)から、ユーザーが+1フレーム分カウントアップすると設定不許可である00/01フレームを飛ばし、自動的に「00:01:00:02」が表示される状態(903)となる。
次に、図1の構成を参照しながら、図10〜図12を用いて、その他のモードにおいてタイムコードスタート値設定時に機器の動作状況により設定できないタイムコード値を検出しタイムコード設定画面上に表示させない方法について説明する。なお、図10〜図12は撮影モードが24フレームレート記録時にタイムコード設定に制約がかかる例を示したものである。
まず、24フレームレート(24P)の画像記録とタイムコード記録の関係について図10を用いて説明する。24フレームレート記録は通常のNTSC30フレーム記録の5フレーム期間で1フレーム削除する方式であり、5フレーム単位の先頭フレームにタイムコードの00または05フレームの値を割り当てている。即ち、図示されているAo/Ae画像のタイムコードは必ず5の倍数を取らなければならない。前述される24フレームレート記録時のタイムコードスタート値設定においては、記録開始画像のAo/Aeからタイムコード記録を開始する為、設定時のフレーム値は5の倍数にしなければならない。
次に、図11のフローチャートを用いて、24フレームレート記録におけるタイムコードスタート値の設定画面でのタイムコードスタート値表示方法について説明する。まずユーザーがタイムコードスタート値の設定画面においてタイムコードを設定する場合、フレームレートが24フレームレート(24P撮影モード)であるか否かを判断し(ステップS1101)、24フレームレートである場合には、設定値のフレーム値が5の倍数以外かを判断する(ステップS1102)。ステップS1102で5の倍数以外であるならば、ユーザーによって設定されるフレーム値の歩進を設定禁止タイムコード検出部19において5の倍数で行うよう変換し(ステップS1103)、タイムコード値をタイムコードスタート値生成部20で生成して、表示画面生成回路21によって設定画面を生成して、ディスプレイ15等に設定画面を表示する(ステップS1104)。また、ステップS1101で24フレームレートでないとき、或いはステップS1102で5の倍数であるときは、ユーザーによって設定されるフレーム値の歩進を変換せず、タイムコード値をタイムコードスタート値生成部20で生成して、表示画面生成回路21によって設定画面を生成して、ディスプレイ15等に設定画面を表示する(ステップS1104)。以上で図11のフローは終了する。
図12は24フレームレート記録モードで、レックランプリセットモード或いはフリーランモード時にタイムコードのスタート値を設定する場合のスタート値設定画面のUI表示である。図12において、スタート値設定を行う場合、「00:01:00:00」の状態(1201)からユーザーが1フレーム分カウントアップすると、設定禁止タイムコード検出手段において5の倍数単位にフレーム値を歩進させるので、自動的に「00:01:00:05」のフレームが表示される(1202)。
このように本実施形態のデジタルビデオカメラ100によれば、設定画面を用いて容易にタイムコード記録モードを設定できると共に、タイムコードスタート値設定において機器の動作状態により設定できないタイムコードがある場合は、そのようなタイムコードを設定禁止とし、設定時に除外することにより、誤動作を未然に防止できる。
(その他の実施形態)
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。ここでプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、CD−ROM、CD−R、DVD、ブルーレイディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MOなどが考えられる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャート図に対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明におけるデジタルビデオカメラのブロック図である。 タイムコードカウントアップ方式の説明図である。 タイムコード記録モードを選択するための設定画面の例である。 選択されたタイムコード記録モードを確認するための表示例である。 タイムコード記録モードを選択する際の動作を説明するフローチャートである。 レックランプリセット/フリーランモードでも白色表示を行う特殊なモードの例である。 ドロップフレームモードの説明図である。 ドロップフレームモード時のスタート値設定に関するフローチャートである。 ドロップフレームモードの選択とスタート値設定の設定画面の例である。 24フレームレート(24P)モードの説明図である。 24Pモード時のスタート値設定に関するフローチャートである。 24Pモードにおけるスタート値設定の設定画面の例である。
符号の説明
1 レンズ
2 アイリス(絞り)
3 CCD
4 カメラ信号処理回路
5 VTR信号処理回路
6 SDRAM
7 記録再生画像データ保存領域
8 表示画像保存領域
9 記録再生回路
10 磁気テープ
11 メカデッキ
12 D/A変換部
13 RGB変換回路
14 D/A変換部
15 ディスプレイ
16 マイクロコンピュータ
17 タイムコードカウントアップ方式検出部
18 選択タイムコードカウントアップ方式表示制御部
19 設定禁止タイムコード検出部
20 タイムコードスタート値生成部
21 表示画面生成回路
22 ミックス回路
23 キー入力部
24 制御バス

Claims (9)

  1. 複数のタイムコードカウントアップ方式に対応してタイムコードを記録可能な記録装置において、
    タイムコードカウントアップ方式を選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択されたタイムコードカウントアップ方式に応じてタイムコードの記録を行う記録手段と、
    前記タイムコードに係る時間情報を含んで表示画像を生成する表示画像生成手段と、
    前記選択手段で選択されたタイムコードカウントアップ方式に応じて前記表示画像生成手段で生成する表示画像の形態を変更するよう制御する表示画像制御手段とを備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 前記表示画像制御手段は、前記選択手段で選択されたタイムコードカウントアップ方式に応じて、前記表示画像生成手段で生成する表示画像に含まれる時間情報の表示色を変更するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記表示画像制御手段は、前記選択手段で選択されたタイムコードカウントアップ方式に応じて、前記表示画像生成手段で生成する表示画像に付加するアイコンの種類を変更するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. 前記表示画像生成手段は、前記タイムコードに係る時間情報と、カメラで撮影した撮影画像或いは記録媒体から再生した再生画像とを合成して表示画像を生成することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  5. 複数のタイムコードカウントアップ方式に対応してタイムコードを記録可能な記録装置において、
    タイムコードカウントアップ方式を選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択されたタイムコードカウントアップ方式に応じてタイムコードの記録を行う記録手段と、
    前記選択手段によって所定のタイムコードカウントアップ方式が選択されたときは、設定画面を用いて前記タイムコードに係る時間情報の初期設定を行う設定手段とを備えたことを特徴とする記録装置。
  6. 複数のタイムコードカウントアップ方式に対応してタイムコードを記録可能な記録装置において、
    タイムコードカウントアップ方式を選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択されたタイムコードカウントアップ方式に応じてタイムコードの記録を行う記録手段と、
    前記タイムコードに係る時間情報の初期設定を行う設定手段と、
    前記選択手段で選択されたタイムコードカウントアップ方式と、前記記録装置の動作モードとが所定の関係にあるとき、前記設定手段で設定する初期設定のうち一部の設定を禁止する設定制御手段とを備えたことを特徴とする記録装置。
  7. 前記設定手段は、前記タイムコードに係る時間情報の初期設定として、タイムコードのスタート値を時間、分、秒、フレームの各項目から設定することを特徴とする請求項5または6に記載の記録装置。
  8. 前記設定制御手段は、前記タイムコードカウントアップ方式がスタート値を入力可能な方式であって、前記動作モードがドロップフレームモード或いは24フレームレートモードで記録するモードのときに、一部の設定値の入力を禁止することを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  9. 前記選択手段は、記録媒体に記録されているタイムコードを用いてカウントを開始するタイムコードカウントアップ方式、ユーザーがスタート時のタイムコードを設定できるタイムコードカウントアップ方式、及びカウントを開始した後は動作モードに関係なくタイムコードを歩進させるタイムコードカウントアップ方式のうち、何れか一つを選択することを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の記録装置。
JP2004217366A 2004-07-26 2004-07-26 記録装置 Withdrawn JP2006041805A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022190717A1 (ja) * 2021-03-11 2022-09-15 ヤマハ株式会社 コンテンツデータ処理方法およびコンテンツデータ処理装置

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