JP2006041791A - 携帯通信端末および携帯通信端末を制御するためのプログラム - Google Patents
携帯通信端末および携帯通信端末を制御するためのプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 バッテリの消耗を抑制する携帯通信端末を提供する。
【解決手段】 携帯通信端末の一態様である携帯電話が実行する処理は、CMの開始時刻になると(ステップS608にてYES)、基地局からパケットデータを受信するステップ(S610)と、チューナの電源OFFの指令を出力するステップ(S612)と、NTSCデコーダの電源OFFの指令を出力するステップ(S614)と、パケットデータに基づく映像データを出力するステップ(S616)と、CMの終了時刻になると(ステップS618にてYES)、チューナの電源ONの指令を出力するステップ(S620)と、NTSCデコーダの電源ONの指令を出力するステップ(S622)と、チューナからの映像データを出力するステップ(S624)とを含む。
【選択図】 図6
【解決手段】 携帯通信端末の一態様である携帯電話が実行する処理は、CMの開始時刻になると(ステップS608にてYES)、基地局からパケットデータを受信するステップ(S610)と、チューナの電源OFFの指令を出力するステップ(S612)と、NTSCデコーダの電源OFFの指令を出力するステップ(S614)と、パケットデータに基づく映像データを出力するステップ(S616)と、CMの終了時刻になると(ステップS618にてYES)、チューナの電源ONの指令を出力するステップ(S620)と、NTSCデコーダの電源ONの指令を出力するステップ(S622)と、チューナからの映像データを出力するステップ(S624)とを含む。
【選択図】 図6
Description
本発明は携帯通信端末の制御に関し、より特定的には、携帯通信端末の電源の制御に関する。
テレビ放送を受信可能な情報通信装置において、テレビ放送の受信中にコマーシャルが開始すると、映像の表示信号の入力源をインターネット回線に切り替える技術がある。たとえば特開平11−146296号公報(特許文献1)は、使用者が視聴を希望しないコマーシャル放送の受信時にインターネットからの情報に基づいて表示可能な情報出力装置を開示している。
他の局面では、従来の通信機能に加えて、テレビ放送の受信機能を有する携帯電話が普及しつつある。たとえば特開2003−339040号公報(特許文献2)は、視聴者に適したコマーシャル情報を受信可能な携帯端末を開示している。
特開平11−146296号公報
特開2003−339040号公報
ところで、携帯電話その他の携帯通信端末は、その携帯性の確保のために容量に制限のあるバッテリを搭載している。そのため、携帯通信端末が、上記のように、視聴者に適したコマーシャル情報やインターネット回線からの情報を表示している場合には、消費電力量は、単なる通話時よりも大きくなる。そこで、使用者がテレビ放送を視聴している場合においても、係る消費を抑制したいという要請がある。
しかしながら、特許文献2に開示された携帯端末においては、当該コマーシャル情報の表示中でも電力の消費量は変わらないため、通常よりもバッテリが消耗する場合があり得る。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、放送電波の受信機能を有する携帯通信端末において、バッテリの消耗を抑制することができる携帯通信端末を提供することである。
本発明の他の目的は、バッテリの消費を抑制しつつ視聴者に適した情報を表示できる携帯通信端末を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、バッテリの消耗を抑制するように、放送電波の受信機能を有する携帯通信端末を制御するためのプログラムを提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明のある局面に従うと、携帯通信端末は、バッテリと、外部から、情報の入力を受けて映像信号を出力する情報受信手段と、映像信号に基づいて映像を表示する表示手段と、情報から、映像信号の属性を表わす属性情報を取得する取得手段とを備える。情報受信手段は、バッテリから電力の供給を受けるチューナを含む。携帯通信端末は、さらに、属性情報に基づいて、バッテリからチューナへの電力の供給を制限する電源制御手段とを備える。
好ましくは、電源制御手段は、バッテリからチューナへの電力の供給を停止する。
好ましくは、チューナは、属性情報と映像信号とが多重化された多重放送電波を受信する。取得手段は、多重放送電波から属性情報を取得する。
好ましくは、チューナは、コマーシャル情報が放送される時間を特定するための通知情報が属性情報として含まれる多重放送電波を受信する。取得手段は、多重放送電波から通知情報を取得する。電源制御手段は、通知情報に基づいて、コマーシャル情報が放送される間バッテリからチューナへの電力の供給を停止する。
好ましくは、チューナは、コマーシャル情報を放送する放送局から、多重放送電波を受信する。
好ましくは、情報受信手段は、パケットデータを受信するパケット受信手段を含む。取得手段は、パケットデータから、属性情報を取得する。
好ましくは、パケット受信手段は、コマーシャル情報が放送される時間を特定するための通知情報が属性情報として含まれるパケットデータを受信する。取得手段は、パケットデータから通知情報を取得する。電源制御手段は、通知情報に基づいて、コマーシャル情報が放送される間バッテリからチューナへの電力の供給を停止する。
好ましくは、パケット受信手段は、携帯通信端末によるアクセスに応じて情報を提供する配信装置から、パケットデータを受信する。
好ましくは、属性情報は、コマーシャル情報の放送が開始される開始時刻と、コマーシャル情報の放送時間とを含む。電源制御手段は、開始時刻から放送時間、バッテリからチューナへの電力の供給を停止する。
好ましくは、携帯通信端末は、映像データを格納する記憶手段と、バッテリからチューナへの電力の供給の停止に応答して、映像データに基づいて表示手段に映像を表示させる表示制御手段とをさらに備える。
好ましくは、携帯通信端末は、外部から指示の入力を受ける入力手段と、指示に基づいて、要求に応じて映像データを配信する配信装置に、映像データの配信要求を送信する送信手段とをさらに備える。情報受信手段は、配信装置から映像データを受信する。
好ましくは、送信手段は、指示に基づいて、配信装置に、携帯通信端末と通信する基地局が配置されているエリアに応じて予め準備された映像を表示するためのエリア別映像データの配信要求を送信する。情報受信手段は、配信装置から、配信要求に応じて提供されたエリア別映像データを受信する。
好ましくは、送信手段は、バッテリからチューナへの電力が供給されている間に、基地局に対して、配信要求を送信する。
好ましくは、携帯通信端末は、バッテリから電力の供給を受けて、表示手段に光を供給する発光手段と、属性情報に基づいて、バッテリから発光手段への電力の供給を制御する発光制御手段とをさらに備える。
好ましくは、発光制御手段は、属性情報に基づいて、バッテリから発光手段への電力の供給を予め定められた供給量に抑制する。
好ましくは、発光制御手段は、バッテリから発光手段への電力の供給を停止する。
好ましくは、チューナは、コマーシャル情報が放送される時間を特定するための通知情報が属性情報として含まれる多重放送電波を受信する。取得手段は、多重放送電波から通知情報を取得する。発光制御手段は、通知情報に基づいて、コマーシャル情報が放送されている間、バッテリから発光手段への電力の供給を停止する。
好ましくは、情報受信手段は、パケットデータを受信するパケット受信手段を含む。パケット受信手段は、コマーシャル情報が放送される時間を特定するための通知情報が属性情報として含まれるパケットデータを受信する。取得手段は、パケットデータから、通知情報を取得する。発光制御手段は、通知情報に基づいて、コマーシャル情報が放送されている間、バッテリから発光手段への電力の供給を停止する。
好ましくは、通知情報は、コマーシャル情報の放送が開始される開始時刻と、コマーシャル情報の放送時間とを含む。発光制御手段は、開始時刻から放送時間、バッテリから発光手段への電力の供給を停止する。
好ましくは、コマーシャル情報は、コマーシャル情報の種類を表わすための属性データを含む。携帯通信端末は、外部から入力された設定データを記憶する設定データ記憶手段と、設定データに関連付けられる属性データを有するコマーシャル情報の受信に応答して、予め定められた供給量に基づいて、バッテリから発光手段に電力を供給させる供給制御手段とをさらに備える。
好ましくは、供給制御手段は、設定データと一致する属性データを有するコマーシャル情報を受信すると、バッテリから発光手段に対する電力の供給を増加する。
この発明の他の局面に従うと、プログラムは、バッテリとバッテリから電力の供給を受けて作動するチューナとを備える携帯通信端末を制御するためのプログラムである。このプログラムは、携帯通信端末に、外部から情報の入力を受けて映像信号を出力するステップと、映像信号に基づいて映像を表示するステップと、情報から映像信号の属性を表わす属性情報を取得するステップと、属性情報に基づいて、バッテリからチューナへの電力の供給を制限するステップとを実行させる。
本発明に係る携帯通信端末によると、受信電波に含まれる信号に応じてチューナの動作が制御されるため、電力の消費を抑制することができる。
また、本発明に係る携帯通信端末によると、電力の消費を抑制しつつ使用者に適した情報を受信することができる。
さらに、本発明に係るプログラムによると、バッテリからチューナへの電力の供給を制限するように、携帯通信端末を制御することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1および図2を参照して、本発明の実施の形態に係る携帯電話100について説明する。図1は、携帯電話100による電波の受信を説明するための図である。なお、携帯電話は、本発明に係る携帯通信端末の一態様であり、携帯電話に限られるものではない。
図1に示されるように、携帯電話100は、テレビ放送局180からの電波を中継局182を介して受信する。一方で携帯電話100は、基地局192を介して、携帯電話網190から送信された基地局別CM(Commercial Message)電波を受信する。基地局別CMとは、基地局が配置されているエリアに応じて予め準備されたコマーシャル情報である。この情報は、たとえば当該エリアにおいて活動する企業に関する情報、あるいは、当該エリアの自治体からの連絡などを含む。携帯電話網190は、当該電話網を構成する複数の基地局の各々に応じてCMを配信するためのサーバ300をそれぞれ含む。
携帯電話100は、テレビ放送電波を受信するためのテレビチューナ140と、パケットデータを受信するためのパケット受信部130と、外部から入力されるデータと内部に予め格納されているデータとに基づいて所定の処理を実行するための制御部110とを含む。
携帯電話網190は、たとえば携帯電話事業を提供する事業者により構成されるデータ通信網である。サーバ300は、携帯電話網190に接続されている場合もあれば、インターネット回線(図示しない)を介して接続されている場合もある。すなわち、サーバ300は、当該事業者によって運営されてもよいし、テレビ放送局その他の第三者により、運営されてもよい。
図2は、携帯電話100のハードウェア構成を表わすブロック図である。携帯電話100は、アンテナ113とアンテナ113を介した情報の通信を制御するための通信制御部114と、テレビチューナ140と、NTSC(National Television System Standard Committee)デコーダ116と、外部から指示の入力を受付けるための入力部120と、電池150と、ビデオメモリ117と、映像を表示するためのディスプレイ170と、ディスプレイ170に所定の光量を供給するためのバックライト160と、スピーカ118と、フラッシュメモリ119と、クロック121と、携帯電話100の使用者が通話するためのマイク122とを含む。
携帯電話100は、さらに、外部から入力される指示およびデータと、フラッシュメモリ119その他の記憶装置に格納されているデータとに基づいて、予め定められた処理を実行するための制御部110を含む。この処理は、たとえばソフトウェアにより実現される。この処理の詳細は、後述する。
通信制御部114は、アンテナ113を介してパケットデータを受信するためのパケット受信部130と、入力された指示に応じてパケットデータを送信するためのパケット送信部132とを含む。入力部120は、たとえばテンキーあるいは所定の操作ボタンである。
制御部110は、予め定められた処理の実行結果に応じて携帯電話100の各部に対する電力の供給を制御する電源制御部111と、予め定められた処理の実行結果に応じてバックライト160に対する電力の供給を制御する表示制御部112とを含む。
電源制御部111は、たとえば制御部110において生成される数値データに応じて、バッテリからテレビチューナ140に供給される電力を調整する。この調整は、たとえば、予め準備された、数値データと供給電力との対応関係を表わすマップデータに基づいて行なわれる。このマップデータは、フラッシュメモリ119に格納可能である。あるいは、テレビチューナ140への電力の供給を遮断する場合には、テレビチューナ140と電池150との間にスイッチを配置し、そのスイッチを開閉することにより、電力の供給と停止とを切り替えてもよい。
表示制御部112も、電源制御部111による電力の供給の制御と同様に、バックライト160に対する電力の供給を制御する。
ディスプレイ170は、たとえば液晶ディスプレイである。バックライト160は、ディスプレイ170に光を供給する。これにより、ディスプレイ170の表示画面は、使用者に視認可能になる。また、バックライト160は、制御部110による制御に応じて、供給する光量を変更する。たとえば一時的に光量を「0」にして、ディスプレイ170の表示を一時的に中止することができる。
携帯電話100は、たとえばPDC(Personal Digital Cellular)方式、あるいはGSM(Global System for Mobile Communication)方式で通話機能が実現されるものである。なお、当該電話機能を実現するための技術は周知である。したがって、ここでは詳細な説明は、繰り返さない。
図3を参照して、図1に示されるサーバ300について説明する。図3は、サーバ300を実現するコンピュータシステムのハードウェア構成を表わすブロック図である。
サーバ300は、相互にデータバスで接続された他のハードウェアの動作を制御するためのCPU(Central Processing Unit)310と、マウス320と、キーボード330と、演算あるいは制御用のデータを一時的に格納するためのメモリ340と、ハードディスク350と、モニタ380と、通信回線(図示しない)を介して他の通信装置と接続され所定のプロトコルに基づいて情報通信を行なうための通信IF(Interface)390とを含む。
サーバ300は、受信した配信要求に応じて、あるいはCPU310による所定の処理の結果が予め定められた条件を満足している場合に、情報の配信を要求している端末に対して、ハードディスク350に格納されている基地局別CM情報を送信する。
なお、当該コンピュータシステムのハードウェア構成および各機能は周知であるため、詳細な説明は、繰り返さない。
図4を参照して、本実施の形態に係る携帯電話100が受信するデータ構造について説明する。図4は、携帯電話100がCM情報を配信する配信装置から受信するデータの内容を説明するための図である。この配信装置は、たとえば通信事業者により運営されているものもあれば、テレビ放送局その他の事業者により運営されている場合もある。
図4に示されるように、ヘッダ情報は、領域D410に格納されている。ヘッダ情報は、たとえば当該データの属性を表わす情報、当該データの送信元を特定するための送信者情報等を含む。放送電波のチャンネルを識別するための情報は、領域D420に格納される。放送が実際に行なわれている日付情報は、領域D430に格納される。その番組の放送中に開始するCMの開始時刻は、領域D440に格納される。同様にして、そのCMの終了時刻は、領域D450に格納されている。
なお、当該通信データに含まれるデータ項目は、図4に示される項目に限られない。また、CMの放送時間を通知するための通知情報として、CMの開始時刻と終了時刻の組み合わせが示されているが、これに限られない。たとえば、開始時刻と放送時間の組み合わせを有するデータが送信されてもよい。
図5を参照して、サーバ300におけるデータ構造について説明する。図5は、ハードディスク350に格納されているデータを説明するための図である。このデータは、たとえば本実施の形態に係る携帯電話100に通信事業を提供する事業者の基地局が配置されているエリアに応じて作成されたデータである。
図5に示されるように、予め準備されたCM配信のためのデータは、領域F510に格納されている。各CMの配信のために使用されるデータファイルの名称は、領域F520に格納されている。そのCMが配信される時間帯は、領域F530に格納されている。そのCMの配信のために使用されるファイルが格納されている場所を示すためのアドレスは、領域F540に格納されている。
たとえば第1のCM配信データは、「CM001.MPG」というデータファイルを使用する。このファイルは、「19時」から1時間、配信のために使用される。ファイル「CM001.MPG」は、アドレス「a001」に格納されている。第2および第3のCM配信データの格納の態様も同様である。
なお、CMの配信のためのデータの格納の態様は、図5に示される態様に限られない。各配信データ毎にファイル名、配信時間帯、当該ファイルの格納先アドレスがそれぞれ関連付けられていればよい。
図6を参照して、本実施の形態に係る携帯電話100の制御構造について説明する。図6は、制御部110が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。
ステップS602にて、携帯電話100の制御部110は、テレビチューナ140を介してテレビ放送電波を受信する。ステップS604にて、制御部110は、通信制御部114を介してCM期間通知情報が含まれる電子メールを受信する。ステップS606にて、制御部110は、フラッシュメモリ119に、CMの開始時刻と終了時刻とを格納する。
ステップS608にて、制御部110は、クロック121から入力される時刻データに基づいて、携帯電話100の時刻がCMの開始時刻であるか否かを判断する。その時刻がCMの開始時刻である場合には(ステップS608にてYES)、処理はステップS610に移される。そうでない場合には(ステップS608にてNO)、処理はステップS608に戻される。
ステップS610にて、制御部110は、パケット受信部130を介して基地局から送信されたパケットデータを受信する。ステップS612にて、制御部110は、電源制御部111を介してテレビチューナ140の電源OFFの指令を出力する。その結果、テレビチューナ140は作動しなくなるため、電力の消費が抑制される。
ステップS614にて、制御部110は、電源制御部111を介してNTSCデコーダ116の電源OFFの指令を出力する。この出力に応じて、NTSCデコーダ116は、所定の動作を終了する。したがって、電池150の消耗がさらに抑制される。
ステップS616にて、制御部110は、表示制御部112を介してビデオメモリ117の所定の領域にパケットデータに基づく映像データを出力する。ディスプレイ170は、この出力に応じて、その映像を表示する。
ステップS618にて、制御部110は、クロック121から入力される時刻データに基づいて、携帯電話100の時刻がCMの終了時刻であるか否かを判断する。その時刻がCMの終了時刻である場合には(ステップS618にてYES)、処理はステップS620に移される。そうでない場合には(ステップS618にてNO)、処理はステップS616に戻される。
ステップS620にて、制御部110は、電源制御部111を介してテレビチューナ140の電源ONの指令を出力する。その結果、テレビチューナ140は、設定されているチャンネルに基づいてアンテナ113を介して受信される放送電波から所定の電波を選局する。ステップS622にて、制御部110は、NTSCデコーダ116の電源ONの指令を出力する。その結果、NTSCデコーダ116は、所定の動作を再び開始する。
ステップS624にて、制御部110は、表示制御部112を介してビデオメモリ117の所定の領域にテレビチューナ140により選局された映像データを出力する。その結果、ディスプレイ170は、受信中のテレビ放送電波に応じた映像を表示する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る携帯電話100の動作について説明する。
ユーザが携帯電話100のテレビチューナ140を介してテレビ放送を視聴中に(ステップS602)、携帯電話100がCM期間通知情報を含む電子メールを受信すると(ステップS604)、CMの開始時刻と終了時刻とがフラッシュメモリ119に書込まれる(ステップS606)。携帯電話100の時刻がCMの開始時刻になると(ステップS608にてYES)、携帯電話100は、パケット受信部130を介してパケットデータを受信し(ステップS610)、そのデータをフラッシュメモリ119に書込む。その後テレビチューナ140の動作が終了し(ステップS612)、ディスプレイ170は、パケットデータに応じた映像を表示する(ステップS616)。
その後、携帯電話100の時刻がCMの終了時刻になると(ステップS618にてYES)、テレビチューナ140の電源が再び入り(ステップS620)、ディスプレイ170は、テレビチューナ140により受信された番組の映像を表示する(ステップS624)。
以上のようにして、本実施の形態に係る携帯電話100は、テレビ放送電波の受信中に、CMの期間通知情報が含まれる電子メールを受信すると所定の情報をフラッシュメモリ119に格納する。CMの開始時刻になると、携帯電話100は、テレビチューナ140の作動を終了させ、ディスプレイ170は、テレビ放送とは異なる映像、すなわちCMの放送前に受信した映像データに基づく映像を表示する。CMの時間が経過すると、携帯電話100は、テレビチューナ140の電源をONに設定し、ディスプレイ170は番組を表示する。このようにすると、電力の消費量が他のハードウェアよりも多いテレビチューナ140の動作が中断するため、携帯電話100は、CMの放送中における電池150の電力の消費を抑制することができる。
<第1の変形例>
以下、本発明の実施の形態の第1の変形例について説明する。本変形例に係る携帯電話100は、CMの開始時刻になるとバックライト160の電源をOFFにする機能を有する点で、前述の実施の形態と異なる。なお、本変形例に係る携帯電話100は、前述の実施の形態と同じハードウェア構成を有する。それらの機能も同じである。したがって、ここではそれらについての説明は繰り返さない。
以下、本発明の実施の形態の第1の変形例について説明する。本変形例に係る携帯電話100は、CMの開始時刻になるとバックライト160の電源をOFFにする機能を有する点で、前述の実施の形態と異なる。なお、本変形例に係る携帯電話100は、前述の実施の形態と同じハードウェア構成を有する。それらの機能も同じである。したがって、ここではそれらについての説明は繰り返さない。
図7を参照して、本変形例に係る携帯電話100の制御構造について説明する。図7は、制御部110が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。この処理は、たとえばフラッシュメモリ119に予め格納されているソフトウェアを実行することにより実現される。なお、同一の処理には同一のステップ番号を付してある。したがって、それらについての説明は繰り返さない。
ステップS712にて、制御部110は、電源制御部111を介してバックライト160の電源OFFの指令を出力する。その結果、ディスプレイ170はバックライト160から光の供給を受けなくなるため、CMの期間中は輝度が少なくなる。また、この期間中電池150による電力の消費はその分抑制される。
ステップS618にて、制御部110は、クロック121から入力される時刻データに基づいて、携帯電話100の時刻がCMの終了時刻であるか否かを判断する。その時刻がCMの終了時刻である場合には(ステップS618にてYES)、処理はステップS720に移される。そうでない場合には(ステップS618にてNO)、処理はステップS616に戻される。
ステップS720にて、制御部110は、バックライト160の電源をONにする指令を出力する。これにより、ディスプレイ170の明るさが通常時の水準に復帰する。
以上のようにして、本変形例に係る携帯電話100によると、CMの放送中はバックライト160に対する電力の供給が制御されるため、電池150の消耗が抑制される。
<第2の変形例>
以下、本実施の形態の第2の変形例について説明する。前述の実施の形態においては、CMの開始を表わす情報は、電子メール形式により予め携帯電話100に送信されたが、その他の態様によりCMの開始を通知してもよい。たとえば、テレビ放送が多重化放送である場合には、CMの開始を表わす情報を放送番組に合わせて送信し、携帯電話100がその情報を取得した場合に所定の処理を実行するようにしてもよい。すなわち、本変形例に係る携帯電話100は、テレビ放送の受信中に検出するCMの開始あるいは終了を表わす情報に基づいて電力の供給を制御する機能を有する点で、前述の実施の形態と異なる。
以下、本実施の形態の第2の変形例について説明する。前述の実施の形態においては、CMの開始を表わす情報は、電子メール形式により予め携帯電話100に送信されたが、その他の態様によりCMの開始を通知してもよい。たとえば、テレビ放送が多重化放送である場合には、CMの開始を表わす情報を放送番組に合わせて送信し、携帯電話100がその情報を取得した場合に所定の処理を実行するようにしてもよい。すなわち、本変形例に係る携帯電話100は、テレビ放送の受信中に検出するCMの開始あるいは終了を表わす情報に基づいて電力の供給を制御する機能を有する点で、前述の実施の形態と異なる。
なお、本変形例に係る携帯電話100は、前述の実施の形態と同一のハードウェア構成を有する。それらの機能も同じである。したがって、ここではそれらについての説明は繰返さない。
図8を参照して、本変形例に係る携帯電話100が受信するデータの構造について説明する。図8は、多重化放送される電波におけるデータ構造を概念的に表わす図である。
図8に示されるように、映像信号の属性を表わすための情報は、チャンネルC810の各領域に格納されている。すなわち、放送される番組の内容等を説明するための番組情報は、領域D820に格納されている。上記番組に続けて放送されるCMが放送される時間を表わすCM期間通知情報は、領域D830に格納されている。そのCMの後に放送される番組の内容等を説明するための番組情報は、領域D840に格納されている。その番組に続けて放送されるCMが放送される時間を表わすCM期間通知情報は、領域D850に格納されている。
また、実際にチューナにより受信された場合に表示されるデータは、チャンネルC800の各領域に格納されている。すなわち、上記の属性情報に対応した、いわゆるコンテンツデータがチャンネルC800の領域D820〜D850に格納されている。なお、多重化放送されるデータ構造は、図8に示される態様に限られない。
図9を参照して、本変形例に係る携帯電話100の制御構造について説明する。図9は、制御部110が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。なお、前述の実施の形態における処理と同一の処理には同一のステップ番号を付し、それらについての説明はここでは繰返さない。
ステップS910にて、制御部110は、テレビチューナ140を介して多重化されたテレビ放送を受信する。ステップS920にて、制御部110は、放送電波から番組データを取得する。ステップS930にて、制御部110は、放送電波のチャンネルC810から、CM開始を表わす情報とCM時間とを取得する。
ステップS940にて、制御部110は、取得した番組データの属性情報がCMの開始を表わす情報であるか否かを判断する。その属性情報がCMの開始を表わす情報である場合には(S940にてYES)、処理はステップS612に移される。そうでない場合には(ステップS940にてNO)、処理は再びステップS940に戻される。
ステップS950にて、制御部110は、テレビチューナ140の電源がOFFである時間の計測を開始する。この計測は、クロック121から制御部110に入力される時刻データに基づいて行なわれる。
ステップS970にて、制御部110は、計測された時間がCMの時間に到達したか否かを判断する。計測された時間がその時間に到達している場合には(S970にてYES)、処理はステップ620に移される。そうでない場合には(ステップS970にてNO)、処理はステップS616に戻される。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本変形例に係る携帯電話100の動作について説明する。なお、前述の動作と同じ動作の説明はここでは繰返さない。
ユーザがテレビの多重放送を視聴中に(ステップS910)、放送電波から番組データが取得され(ステップS920)、携帯電話100はさらにサブチャンネルからCM開始を表わす情報とCM時間とを取得する(ステップS930)。携帯電話100がCMの開始を表わす情報を取得すると(ステップS940にてYES)、ディスプレイ170は、テレビ放送の表示を終了する(S612)。ディスプレイ170がテレビ放送を表示しない間、ディスプレイ170は予め受信したパケットデータに応じた映像を表示する(ステップS616)。その後CMの時間が終了すると(ステップS970にてYES)、ディスプレイ170は、テレビ放送を再び表示する(ステップS620)。
以上のようにして、本変形例に係る携帯電話100は、多重化されたテレビ放送の受信中にサブチャンネル(たとえばチャンネルC810)に含まれている属性情報から、CMの放送および終了に関する情報を取得する。携帯電話100は、その情報に応じてテレビチューナ140の電源のONとOFFとを切換えることができる。その結果、たとえば携帯電話100が電子メールを予め受信していない場合であっても、受信中のテレビ放送に応じて、テレビチューナ140の電力の消費を制御することができる。
<第3の変形例>
以下、本発明の実施の形態の第3の変形例について説明する。本変形例に係る携帯電話は、ユーザが予め登録しておいたデータに応じたCM情報を受信してディスプレイ170に表示させる機能を有する点で、前述の各実施の形態における携帯電話と異なる。
以下、本発明の実施の形態の第3の変形例について説明する。本変形例に係る携帯電話は、ユーザが予め登録しておいたデータに応じたCM情報を受信してディスプレイ170に表示させる機能を有する点で、前述の各実施の形態における携帯電話と異なる。
図10を参照して、本変形例に係るサーバ300におけるデータ構造について説明する。図10は、ハードディスク350が格納するデータの一態様を表わす図である。
本変形例に係るサーバ300は、CM配信データに対してCMの種類を表わすデータをさらに関連付けて格納している点で、たとえば図5に示したサーバのデータ構造と異なる。
すなわち、図10に示されるように、第1のCM配信データは、領域F1050に格納されているCMの種類を表わすデータに、さらに関連付けられている。この領域F1050に格納されるデータは、たとえば予め定められた基準に基づいて各業界毎に割り当てられた業種コードである。
図11を参照して、本変形例に係る携帯電話100のデータ構造について説明する。図11は、フラッシュメモリ119におけるデータの格納の一態様を表わす図である。
フラッシュメモリ119において、「食品」を表わすデータは、領域D1110に格納されている。同様に「健康」を表わすデータは、領域D1120に格納されている。これらのデータは、たとえばユーザが入力部120を介して所定の文字あるいはデータを入力することにより各領域に逐次格納される。これらのデータは、あるいは、図10に示されるデータ構造を有するサーバ300から予め業種情報として受信することにより、取得されてもよい。
図12を参照して、本変形例に係る携帯電話100が受信する電子メールのデータ構造について説明する。図12は、携帯電話網190から携帯電話100に送信される電子メールに含まれるデータを概念的に表わす図である。
図12に示されるように、この電子メールは、CMの種類を表わすためのデータをさらに含む。たとえば「食品」を表わすデータは、領域D1200に格納されている。この場合、領域D440に格納されている時刻から始まるCMは、「食品」に関するコマーシャル情報であることを表わす。
図13を参照して、本変形例に係る携帯電話100の制御構造について説明する。図13は、制御部110が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。なお、前述の実施の形態と同じ処理には同一のステップ番号を付し、それらについての説明はここでは繰返さない。
ステップS1310にて、制御部110は、パケット受信部130を介して基地局から送信されたパケットデータを受信する。ステップS1320にて、制御部110は、フラッシュメモリ119の所定の領域に、CMの種類とその開始時刻と終了時刻とを格納する。これらの情報は、ステップS1310にて受信されたデータに含まれるものである。
ステップS1330にて、制御部110は、クロック121から入力される時刻データに基づいて、携帯電話100の時刻が予め登録された種類のCMの開始時刻であるか否かを判断する。その時刻は開始時刻である場合には(ステップS1330にてYES)、処理はステップS620に移される。そうでない場合には(ステップS1330にてNO)、処理はステップS612に移される。
ステップS1360にて、制御部110は、クロック121からの時刻データに基づいてCM時間が終了したか否かを判断する。CM時間が終了している場合には(ステップS1360にてYES)、処理はステップS1370に移される。そうでない場合には(ステップS1360にてNO)、処理は再びステップS1360に戻され、判断処理が繰り返される。なお、この場合の処理は、たとえば予め定められた時間待機した後に行なわれてもよい。
ステップS1370にて、制御部110は、クロック121からの時刻データに基づいて、携帯電話100の時刻が番組の開始時刻であるか否かを判断する。その時刻が開始時刻である場合には(ステップS1370にてYES)、処理はステップS620に移される。そうでない場合には(ステップS1370にてNO)、処理はステップS1330に戻される。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本変形例に係る携帯電話100の動作について説明する。
ユーザがテレビの視聴中に携帯電話100の時刻がCMの開始時刻になると(ステップS608にてYES)、その時刻がユーザが登録した種類のCMの開始時刻である場合には(ステップS1330にてYES)、携帯電話100は、テレビチューナ140の電源をONに切り替え(ステップS620)、さらに所定のチャンネルに合わせる。これにより、ディスプレイ170は、ユーザの好みに応じたCMを表示し続ける。
その後、CMの放送時間が終了すると(ステップS1360にてYES)、携帯電話100の時刻が番組の開始時刻である場合には(ステップS1370にてYES)、テレビチューナ140の電源は再びONになり、ディスプレイ170は、テレビチューナ140から出力されるテレビ放送される映像を表示する。
以上のようにして、本変形例に係る携帯電話100は、ユーザが予め登録しておいたCMの種類を識別するためのデータに基づいて、選択的にCM映像を表示することができる。これにより、携帯電話100は、ユーザの趣向に応じた映像をたとえCMの放送時間中であっても表示することができる。
なお、各実施の形態および各変形例において、チューナの電源制御とバックアップライトの電源制御とは、個別に含まれていたが、共に含まれるものであってもよい。これにより、より詳細な電源制御を実行することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明はテレビ放送の受信機能を備える携帯通信端末、たとえば携帯電話に適用することができる。
100 携帯電話、110 制御部、111 電源制御部、112 表示制御部、113 アンテナ、114 通信制御部、116 NTSCデコーダ、117 ビデオメモリ、118 スピーカ、119 フラッシュメモリ、120 入力部、121 クロック、130 パケット受信部、132 パケット送信部、140 テレビチューナ、170 ディスプレイ、180 テレビ放送局、182 中継局、190 携帯電話網、300 サーバ、310 CPU、320 マウス、330 キーボード、340 メモリ、350 ハードディスク、380 モニタ、390 通信IF。
Claims (22)
- バッテリと、
外部から、情報の入力を受けて映像信号を出力する情報受信手段と、
映像信号に基づいて映像を表示する表示手段と、
前記情報から、前記映像信号の属性を表わす属性情報を取得する取得手段とを備え、
前記情報受信手段は、前記バッテリから電力の供給を受けるチューナを含み、
さらに、
前記属性情報に基づいて、前記バッテリから前記チューナへの電力の供給を制限する電源制御手段とを備える、携帯通信端末。 - 前記電源制御手段は、前記バッテリから前記チューナへの電力の供給を停止する、請求項1に記載の携帯通信端末。
- 前記チューナは、前記属性情報と前記映像信号とが多重化された多重放送電波を受信し、
前記取得手段は、前記多重放送電波から前記属性情報を取得する、請求項1に記載の携帯通信端末。 - 前記チューナは、コマーシャル情報が放送される時間を特定するための通知情報が前記属性情報として含まれる多重放送電波を受信し、
前記取得手段は、前記多重放送電波から前記通知情報を取得し、
前記電源制御手段は、前記通知情報に基づいて、前記コマーシャル情報が放送される間前記バッテリから前記チューナへの電力の供給を停止する、請求項3に記載の携帯通信端末。 - 前記チューナは、前記コマーシャル情報を放送する放送局から、前記多重放送電波を受信する、請求項4に記載の携帯通信端末。
- 前記情報受信手段は、パケットデータを受信するパケット受信手段を含み、
前記取得手段は、前記パケットデータから、前記属性情報を取得する、請求項1に記載の携帯通信端末。 - 前記パケット受信手段は、コマーシャル情報が放送される時間を特定するための通知情報が前記属性情報として含まれるパケットデータを受信し、
前記取得手段は、前記パケットデータから前記通知情報を取得し、
前記電源制御手段は、前記通知情報に基づいて、前記コマーシャル情報が放送される間前記バッテリから前記チューナへの電力の供給を停止する、請求項6に記載の携帯通信端末。 - 前記パケット受信手段は、前記携帯通信端末によるアクセスに応じて情報を提供する配信装置から、前記パケットデータを受信する、請求項7に記載の携帯通信端末。
- 前記属性情報は、コマーシャル情報の放送が開始される開始時刻と、前記コマーシャル情報の放送時間とを含み、
前記電源制御手段は、前記開始時刻から前記放送時間、前記バッテリから前記チューナへの電力の供給を停止する、請求項1〜8のいずれかに記載の携帯通信端末。 - 前記携帯通信端末は、
映像データを格納する記憶手段と、
前記バッテリから前記チューナへの電力の供給の停止に応答して、前記映像データに基づいて前記表示手段に前記映像を表示させる表示制御手段とをさらに備える、請求項2に記載の携帯通信端末。 - 前記携帯通信端末は、
外部から指示の入力を受ける入力手段と、
前記指示に基づいて、要求に応じて映像データを配信する配信装置に、前記映像データの配信要求を送信する送信手段とをさらに備え、
前記情報受信手段は、前記配信装置から前記映像データを受信する、請求項10に記載の携帯通信端末。 - 前記送信手段は、前記指示に基づいて、前記配信装置に、前記携帯通信端末と通信する基地局が配置されているエリアに応じて予め準備された映像を表示するためのエリア別映像データの配信要求を送信し、
前記情報受信手段は、前記配信装置から、前記配信要求に応じて提供された前記エリア別映像データを受信する、請求項11に記載の携帯通信端末。 - 前記送信手段は、前記バッテリから前記チューナへの電力が供給されている間に、前記基地局に対して、前記配信要求を送信する、請求項11に記載の携帯通信端末。
- 前記携帯通信端末は、
前記バッテリから電力の供給を受けて、前記表示手段に光を供給する発光手段と、
前記属性情報に基づいて、前記バッテリから前記発光手段への電力の供給を制御する発光制御手段とをさらに備える、請求項1に記載の携帯通信端末。 - 前記発光制御手段は、前記属性情報に基づいて、前記バッテリから前記発光手段への電力の供給を予め定められた供給量に抑制する、請求項14に記載の携帯通信端末。
- 前記発光制御手段は、前記バッテリから前記発光手段への電力の供給を停止する、請求項15に記載の携帯通信端末。
- 前記チューナは、コマーシャル情報が放送される時間を特定するための通知情報が前記属性情報として含まれる多重放送電波を受信し、
前記取得手段は、前記多重放送電波から前記通知情報を取得し、
前記発光制御手段は、前記通知情報に基づいて、前記コマーシャル情報が放送されている間、前記バッテリから前記発光手段への電力の供給を停止する、請求項15に記載の携帯通信端末。 - 前記情報受信手段は、パケットデータを受信するパケット受信手段を含み、
前記パケット受信手段は、コマーシャル情報が放送される時間を特定するための通知情報が前記属性情報として含まれるパケットデータを受信し、
前記取得手段は、前記パケットデータから、前記通知情報を取得し、
前記発光制御手段は、前記通知情報に基づいて、前記コマーシャル情報が放送されている間、前記バッテリから前記発光手段への電力の供給を停止する、請求項15に記載の携帯通信端末。 - 前記通知情報は、前記コマーシャル情報の放送が開始される開始時刻と、前記コマーシャル情報の放送時間とを含み、
前記発光制御手段は、前記開始時刻から前記放送時間、前記バッテリから前記発光手段への電力の供給を停止する、請求項17または請求項18に記載の携帯通信端末。 - 前記コマーシャル情報は、コマーシャル情報の種類を表わすための属性データを含み、
前記携帯通信端末は、
外部から入力された設定データを記憶する設定データ記憶手段と、
前記設定データに関連付けられる属性データを有するコマーシャル情報の受信に応答して、予め定められた供給量に基づいて、前記バッテリから前記発光手段に電力を供給させる供給制御手段とをさらに備える、請求項17〜19のいずれかに記載の携帯通信端末。 - 前記供給制御手段は、前記設定データと一致する前記属性データを有するコマーシャル情報を受信すると、前記バッテリから前記発光手段に対する電力の供給を増加する、請求項20に記載の携帯通信端末。
- バッテリと前記バッテリから電力の供給を受けて作動するチューナとを備える携帯通信端末を制御するためのプログラムであって、前記プログラムは、前記携帯通信端末に、
外部から、情報の入力を受けて映像信号を出力するステップと、
前記映像信号に基づいて、映像を表示するステップと、
前記情報から、前記映像信号の属性を表わす属性情報を取得するステップと、
前記属性情報に基づいて、前記バッテリから前記チューナへの電力の供給を制限するステップとを実行させる、プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004217136A JP2006041791A (ja) | 2004-07-26 | 2004-07-26 | 携帯通信端末および携帯通信端末を制御するためのプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004217136A JP2006041791A (ja) | 2004-07-26 | 2004-07-26 | 携帯通信端末および携帯通信端末を制御するためのプログラム |
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JP2004217136A Withdrawn JP2006041791A (ja) | 2004-07-26 | 2004-07-26 | 携帯通信端末および携帯通信端末を制御するためのプログラム |
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JP (1) | JP2006041791A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101351022B1 (ko) | 2007-03-05 | 2014-01-13 | 엘지전자 주식회사 | 방송 신호 송수신 방법 및 방송 신호 수신 장치 |
-
2004
- 2004-07-26 JP JP2004217136A patent/JP2006041791A/ja not_active Withdrawn
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