JP2006040453A - 記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 動画データにおいて代表情報(サムネイル)に関連する所望の位置に速やかにアクセスする。
【解決手段】 代表情報生成部112は、動画データ保持部191に保持された動画データの代表情報を生成して代表情報保持部192に記録するとともに、その代表情報の管理情報を管理情報保持部193に記録する。その際、対応アドレス生成部113は、その代表情報に相当する動画データの対応アドレスを対応アドレス保持部194に記録する。その後、代表情報が選択されると、選択された代表情報に相当する動画データの対応アドレスおよびオフセットがそれぞれ対応アドレス取得部127およびオフセット算出部126によって得られる。これら対応アドレスおよびオフセットによって動画データアクセス部128は、動画データ保持部191に保持された動画データにアクセスする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録再生装置に関し、特に動画データの所望の位置に速やかにアクセスするための記録再生装置、および、その処理方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
情報処理システムにおいては、メモリ階層構造の下、比較的小容量のデータは半導体メモリ等のメモリアドレス空間におけるデータ領域に保持され、大容量のデータはファイルという形式により磁気ディスク装置や半導体ディスク装置等の記録媒体のファイル領域に保持される。情報処理システムでは、ファイルを管理するために、記録媒体上にファイルシステムが構築される。ファイルシステムは、データをファイルとして管理するためのファイル管理情報を保持する領域と各ファイルの内容を保持する領域とを備え、ファイル管理情報を用いて各ファイルを管理する。
このようなファイルシステムを実現するために、例えばファイルアロケーションテーブル(FAT:File Allocation Table)では各データをクラスタと呼ばれる単位で管理し、クラスタ間を連鎖させることにより各ファイルを構成している。従って、ファイル内の任意の位置からアクセスしようとする場合には、ファイルアロケーションテーブルにおけるクラスタ間の連鎖を先頭から順次辿る必要がある。そのため、ファイルアロケーションテーブルへのアクセスが多発し、所望のデータにアクセスできるまでに多くの時間を要するおそれがある。
そのため、従来の情報処理システムにおいては、ファイルに関する情報テーブル内にそのファイルを構成するクラスタアドレスが全て連続しているか否かを保持しておき、連続しているファイルについてはファイルアロケーションテーブルにアクセスしないことによりファイルデータの読出し時間を短縮する手法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−140945号公報(図4))
しかしながら、論理フォーマットが行われた直後の状態でファイルが作成される場合であればクラスタを連続して配置することも可能であるが、実際には各ファイル中のデータの一部が削除され、または、修正されることによりクラスタ配置が非連続になる可能性があり、各クラスタの連続性を常に保証することはできない。
そこで、本発明は、ファイル構造にかかわらず動画データの所望の位置に速やかにアクセスすることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その第1の側面は、複数の要素画像から構成される動画データにおいて所定の要素画像に関する代表情報を生成する代表情報生成手段と、上記代表情報生成手段により生成された代表情報を保持する代表情報保持手段と、上記代表情報生成手段により生成された代表情報に対応する要素画像の上記動画データにおけるアドレスを生成する対応アドレス生成手段と、上記対応アドレス生成手段により生成されたアドレスを保持する対応アドレス保持手段とを具備することを特徴とする記録装置である。代表情報に対応する要素画像の動画データにおけるアドレスを記録しておくことにより、その代表情報に対応する動画データに速やかにアクセスさせるものである。
また、本発明の第2の側面は、複数の要素画像から構成される動画データにおける所定の要素画像に関する代表情報を保持する代表情報保持手段と、上記代表情報に対応する要素画像の上記動画データにおけるアドレスを保持する対応アドレス保持手段と、上記代表情報保持手段に保持された代表情報を表示して代表情報の選択を促す代表情報表示手段と、上記代表情報の選択を受け付ける代表情報選択受付手段と、上記選択された代表情報に対応するアドレスを上記対応アドレス保持手段から取得する対応アドレス取得手段と、上記取得されたアドレスから上記動画データを再生する動画データ再生手段とを具備することを特徴とする再生装置である。選択された代表情報に対応するアドレスを対応アドレス保持手段から取得することにより、その代表情報に対応する動画データに速やかにアクセスさせるものである。
また、本発明の第3の側面は、複数の要素画像から構成される動画データにおいて所定の要素画像に関する代表情報を生成する代表情報生成手段と、上記代表情報生成手段により生成された代表情報を保持する代表情報保持手段と、上記代表情報生成手段により生成された代表情報に対応する要素画像の上記動画データにおけるアドレスを生成する対応アドレス生成手段と、上記対応アドレス生成手段により生成されたアドレスを保持する対応アドレス保持手段と、上記代表情報保持手段に保持された代表情報を表示して代表情報の選択を促す代表情報表示手段と、上記代表情報の選択を受け付ける代表情報選択受付手段と、上記選択された代表情報に対応するアドレスを上記対応アドレス保持手段から取得する対応アドレス取得手段と、上記取得されたアドレスから上記動画データを再生する動画データ再生手段とを具備することを特徴とする記録再生装置である。代表情報に対応する要素画像の動画データにおけるアドレスを対応アドレス保持手段に記録しておいて、選択された代表情報に対応するアドレスを対応アドレス保持手段から取得することにより、その代表情報に対応する動画データに速やかにアクセスさせるものである。
本発明の第1乃至3の側面において、上記動画データはクラスタ毎に管理される動画ファイルであって、上記動画データにおけるアドレスはクラスタアドレスとして表すことができる。すなわち、本発明はクラスタを単位として管理するファイルシステムにおいて適用することができる。
また、本発明の第1または3の側面において、上記代表情報保持手段はクラスタ毎に管理される代表情報ファイルであって、上記代表情報ファイルは複数の代表情報をそれぞれ異なるクラスタに保持することができる。これにより、代表情報をクラスタ単位で管理することができ、管理の容易化に貢献する。
また、本発明の第1または3の側面において、上記対応アドレス保持手段は上記代表情報ファイルの管理領域においてクラスタ毎に設けることができる。これにより、代表情報ファイルへのアクセスの際に対応アドレスを取得することができる。
また、本発明の第1または3の側面において、上記対応アドレス保持手段は上記代表情報を識別する代表情報識別子と上記代表情報に対応する要素画像の上記動画データにおけるクラスタアドレスとを関連付ける管理情報テーブルとして実現できる。これにより、代表情報の管理とその代表情報に対応する要素画像の動画データにおけるクラスタアドレスの管理とを共通化することができる。
本発明の第1乃至3の側面において、上記代表情報として上記動画データにおける所定の要素画像を示すサムネイル画像を利用することができる。サムネイル画像を利用することにより、代表情報の選択をユーザに促すことが容易になる。
また、本発明の第2の側面において、上記代表情報に対応する要素画像の上記動画データにおけるオフセットを保持するオフセット保持手段と、上記動画データにおけるオフセットから上記クラスタアドレスにおけるオフセットを算出するオフセット算出手段とをさらに具備することができ、この場合、動画データ再生手段は上記取得されたクラスタアドレスおよび上記算出されたオフセットから上記動画データを再生することができる。
また、本発明の第4の側面は、複数の要素画像から構成される動画データを生成する手順と、上記動画データにおける要素画像を記録する手順と、上記要素画像の記録されたアドレスを取得する手順と、上記記録された要素画像が所定の要素画像であればその要素画像に関する代表情報を生成して記録する手順と、上記取得された要素画像の記録されたアドレスをその要素画像に関する代表情報の管理領域に記録する手順とを具備することを特徴とする動画データの記録方法である。代表情報に対応する要素画像の動画データにおけるアドレスをその要素画像に関する代表情報の管理領域に記録しておくことにより、その代表情報に対応する動画データに速やかにアクセスさせるものである。
また、本発明の第5の側面は、複数の要素画像から構成される動画データを生成する手順と、上記動画データにおける要素画像を記録する手順と、上記要素画像の記録されたアドレスを取得する手順と、上記記録された要素画像が所定の要素画像であればその要素画像に関する代表情報を生成して記録する手順と、上記取得された要素画像の記録されたアドレスをその要素画像に関する代表情報の識別子と関連付けて記録する手順とを具備することを特徴とする動画データの記録方法である。代表情報に対応する要素画像の動画データにおけるアドレスをその要素画像に関する代表情報の識別子と関連付けて記録しておくことにより、その代表情報に対応する動画データに速やかにアクセスさせるものである。
また、本発明の第6の側面は、複数の要素画像から構成される動画データにおける所定の要素画像に関する代表情報を保持する代表情報保持手段と、上記代表情報に対応する要素画像の上記動画データにおけるアドレスを上記代表情報保持手段の管理領域において保持する対応アドレス保持手段とを備える再生装置において、上記代表情報保持手段に保持された代表情報を表示して代表情報の選択を促す手順と、上記代表情報保持手段に保持された代表情報に対応するアドレスを上記対応アドレス保持手段から取得する手順と、上記代表情報の選択を受け付ける手順と、上記取得されたアドレスの中から上記選択された代表情報に対応するアドレスを確定する手順と、上記確定されたアドレスから上記動画データを再生する手順とを具備することを特徴とする動画データの再生方法である。選択された代表情報に対応するアドレスを上記代表情報保持手段の管理領域において保持する対応アドレス保持手段から取得することにより、その代表情報に対応する動画データに速やかにアクセスさせるものである。
また、本発明の第7の側面は、複数の要素画像から構成される動画データにおける所定の要素画像に関する代表情報を保持する代表情報保持手段と、上記代表情報に対応する要素画像の上記動画データにおけるアドレスをその要素画像に関する代表情報の識別子と関連付けて保持する対応アドレス保持手段とを備える再生装置において、上記代表情報保持手段に保持された代表情報を表示して代表情報の選択を促す手順と、上記代表情報の選択を受け付ける手順と、上記代表情報保持手段に保持された代表情報に対応するアドレスを上記対応アドレス保持手段から取得する手順と、上記取得されたアドレスから上記動画データを再生する手順とを具備することを特徴とする動画データの再生方法である。選択された代表情報に対応するアドレスをその要素画像に関する代表情報の識別子と関連付けて保持する対応アドレス保持手段から取得することにより、その代表情報に対応する動画データに速やかにアクセスさせるものである。
また、本発明の第8の側面は、複数の要素画像から構成される動画データを生成する手順と、上記動画データにおける要素画像を記録する手順と、上記要素画像の記録されたアドレスを取得する手順と、上記記録された要素画像が所定の要素画像であればその要素画像に関する代表情報を生成して記録する手順と、上記取得された要素画像の記録されたアドレスをその要素画像に関する代表情報の管理領域に記録する手順とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。代表情報に対応する要素画像の動画データにおけるアドレスをその要素画像に関する代表情報の管理領域に記録しておくことにより、その代表情報に対応する動画データに速やかにアクセスさせるものである。
また、本発明の第9の側面は、複数の要素画像から構成される動画データを生成する手順と、上記動画データにおける要素画像を記録する手順と、上記要素画像の記録されたアドレスを取得する手順と、上記記録された要素画像が所定の要素画像であればその要素画像に関する代表情報を生成して記録する手順と、上記取得された要素画像の記録されたアドレスをその要素画像に関する代表情報の識別子と関連付けて記録する手順とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。代表情報に対応する要素画像の動画データにおけるアドレスをその要素画像に関する代表情報の識別子と関連付けて記録しておくことにより、その代表情報に対応する動画データに速やかにアクセスさせるものである。
また、本発明の第10の側面は、複数の要素画像から構成される動画データにおける所定の要素画像に関する代表情報を保持する代表情報保持手段と、上記代表情報に対応する要素画像の上記動画データにおけるアドレスを上記代表情報保持手段の管理領域において保持する対応アドレス保持手段とを備える再生装置において、上記代表情報保持手段に保持された代表情報を表示して代表情報の選択を促す手順と、上記代表情報保持手段に保持された代表情報に対応するアドレスを上記対応アドレス保持手段から取得する手順と、上記代表情報の選択を受け付ける手順と、上記取得されたアドレスの中から上記選択された代表情報に対応するアドレスを確定する手順と、上記確定されたアドレスから上記動画データを再生する手順とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。選択された代表情報に対応するアドレスを上記代表情報保持手段の管理領域において保持する対応アドレス保持手段から取得することにより、その代表情報に対応する動画データに速やかにアクセスさせるものである。
また、本発明の第11の側面は、複数の要素画像から構成される動画データにおける所定の要素画像に関する代表情報を保持する代表情報保持手段と、上記代表情報に対応する要素画像の上記動画データにおけるアドレスをその要素画像に関する代表情報の識別子と関連付けて保持する対応アドレス保持手段とを備える再生装置において、上記代表情報保持手段に保持された代表情報を表示して代表情報の選択を促す手順と、上記代表情報の選択を受け付ける手順と、上記代表情報保持手段に保持された代表情報に対応するアドレスを上記対応アドレス保持手段から取得する手順と、上記取得されたアドレスから上記動画データを再生する手順とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。選択された代表情報に対応するアドレスをその要素画像に関する代表情報の識別子と関連付けて保持する対応アドレス保持手段から取得することにより、その代表情報に対応する動画データに速やかにアクセスさせるものである。
本発明によれば、動画データにおいて代表情報に関連する所望の位置に速やかにアクセスするという優れた効果を奏し得る。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における記録再生装置100の機能構成例を示す図である。この記録再生装置100は、動画記録部110および動画再生部120を備え、両者間に、動画データ保持部191と、代表情報保持部192と、管理情報保持部193と、対応アドレス保持部194とを備える。
動画データ保持部191は、動画データを保持するものであり、例えばMPEG(Moving Picture Expert Group)方式により圧縮された動画データを保持する動画ファイルが想定され得る。代表情報保持部192は、動画データにおける代表情報を保持するものであり、例えば代表情報としてサムネイルを記憶するサムネイルファイルが想定され得る。管理情報保持部193は、代表情報と動画データ内のオフセットとを関連付けるものであり、例えばサムネイルと動画データにおけるオフセットとを関連付けて管理する管理情報テーブルが想定され得る。対応アドレス保持部194は、代表情報と動画データの対応アドレスとを関連付けるものであり、例えばサムネイルと動画データのクラスタアドレスとを関連付けて管理するテーブルが想定され得る。
動画記録部110は、動画生成部111と、代表情報生成部112と、対応アドレス生成部113とを備える。動画生成部111は、入力された動画信号から動画データを生成する。ここで生成された動画データは動画データ保持部191に保持される。代表情報生成部112は、動画生成部111で生成された動画データにおける何れかの位置を示す代表情報を生成する。ここで生成された代表情報は代表情報保持部192に保持される。対応アドレス生成部113は、代表情報生成部112で生成された代表情報に対応する動画データの動画データ保持部191における対応アドレスを生成して対応アドレス保持部194に記録する。
動画再生部120は、代表情報表示部124と、代表情報選択受付部125と、オフセット算出部126と、対応アドレス取得部127と、動画データアクセス部128とを備える。代表情報表示部124は、代表情報保持部192に保持された代表情報を表示する。これに対して代表情報の選択が行われると、代表情報選択受付部125はその代表情報の選択を受け付ける。対応アドレス取得部127は、選択された代表情報の動画データ保持部191における対応アドレスを対応アドレス保持部194から取得する。オフセット算出部126は、選択された代表情報の対応アドレスにおけるオフセットを算出する。動画データアクセス部128は、対応アドレス取得部127により取得された対応アドレスと、オフセット算出部126によって算出されたオフセットとを用いて、動画データ保持部191に保持された動画データにアクセスする。
ここで説明した記録再生装置100は、以下のようなビデオカメラなどによって実現される。
図2は、本発明の実施の形態が具現化される記録再生装置の一例としてのビデオカメラ200の構成例を示す図である。このビデオカメラ200は、カメラ部210と、制御部220と、補助記憶装置300とを備えている。カメラ部210は、動画像を撮像して動画データ等を生成する。制御部220は、カメラ部210を制御して、カメラ部210において生成された動画データ等を補助記憶装置300に記録させる。補助記憶装置300は、動画データ等をファイルとして記録する。
カメラ部210は、光学ブロック211と、カメラ制御部212と、光電変換器213と、画像信号処理部214と、画像出力部215と、音声入力部216と、音声信号処理部217と、音声出力部218とを備える。光学ブロック211は、内部に、被写体を撮像するためのレンズ群、絞り調整機構、フォーカス調整機構、ズーム機構、シャッター機構、フラッシュ機構、および、手ぶれ補正機構などを備える。カメラ制御部212は、制御部220から制御信号を受けて、光学ブロック211に供給する制御信号を生成する。そして、生成した制御信号を光学ブロック211に供給して、ズーム制御、シャッター制御、および、露出制御などの制御を行なう。
光電変換器213は、例えばCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子により構成され、その結像面に、光学ブロック211を通じた像が結像される。この光電変換器213は、シャッター操作に応じて制御部220から供給される画像取り込みタイミング信号を受けて、結像面に結像されている被写体像を画像信号に変換し、画像信号処理部214に供給する。
画像信号処理部214は、制御部220からの制御信号に基づいて、画像信号についてのガンマ補正やAGC(Auto Gain Control)などの処理を行なうとともに、画像信号をデジタル信号としての画像信号に変換する処理も行なう。また、さらに必要に応じてMPEG等の圧縮方式を用いて画像圧縮処理も行う。画像出力部215は、このようにして処理された画像信号を画像として、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などに出力する。
音声入力部216は、撮影時の被写体周辺の音声を収集する。この音声入力部216からの音声信号は音声信号処理部217に供給される。音声信号処理部217は、制御部220からの制御信号に基づいて、音声信号についての補正やAGCなどの処理を行なうとともに、音声信号をデジタル信号に変換する処理も行なう。音声出力部218は、音声信号処理部217において処理された音声信号を音声として、例えばスピーカなどに出力する。
制御部220は、処理装置221と、ROM(Read Only Memory)222と、RAM(Random Access Memory)223と、操作入力部224と、補助記憶装置300を接続するためのインターフェース225と、通信部226と、バッファ227とがシステムバス229を介して接続されることにより構成される。
処理装置221は制御部220全体の処理を司るものであり、作業領域としてRAM223を使用する。ROM222には、カメラ部210を制御するためのプログラムや、画像信号や音声信号の記録制御および再生制御などを実行するためのプログラムが書き込まれている。
操作入力部224には、撮影モードと再生モードなどの他のモードとを切り換えるモード切り換えキー、ズーム調整キー、露出調整のためのキー、シャッターキー、動画撮影用キーなどの複数のキーが設けられている。処理装置221は、操作入力部224においていずれのキーが操作されたかを判別し、その判別結果に応じた制御処理を行なう。
また、通信部226は、他の装置と通信を行い、動画データを含むデータの送受信を行う。この通信部226は、(図示しない)高周波(RF:Radio Frequency)部、中間周波数(IF:Intermediate Frequency)部、および、A/D(Analog-Digital)変換部などを含んで構成される。また、バッファ227は、画像処理に必要な一時的バッファ領域として用いられる。
このビデオカメラ200において、図1の動画生成部111および代表情報生成部112は、例えば画像信号処理部214などにより実現される。また、図1の対応アドレス生成部113、代表情報表示部124、代表情報選択受付部125、オフセット算出部126、対応アドレス取得部127および動画データアクセス部128は、例えば処理装置221などにより実現される。また、図1の動画データ保持部191、代表情報保持部192、管理情報保持部193および対応アドレス保持部194は、補助記憶装置300や場合によってはRAM223などに保持される。
なお、ここでは、情報処理システムの一例としてビデオカメラ200の構成例について説明したが、このビデオカメラ200以外にもパーソナルコンピュータやハードディスクレコーダ等の種々の情報処理システムに適用可能であることはいうまでもない。
図3は、補助記憶装置300の内部構成例を示す図である。この内部構成例では、補助記憶装置300は、予約領域310と、管理情報320と、ファイル管理テーブル360と、データ領域390とを備える。予約領域310は、補助記憶装置300を認識する際に用いられる領域である。管理情報320は、補助記憶装置300の記憶容量、クラスタとよばれる割当単位の容量、ファイルシステムの種別などに関する管理情報を保持する領域であり、ブートセクタなどとよばれる。
ファイル管理テーブル360は、データ領域390に記憶されるファイルを管理するファイル管理情報を保持する。このファイル管理テーブル360は、さらにファイルアロケーションテーブル(FAT:File Allocation Table)330とディレクトリエントリ340とに分類される。ファイルアロケーションテーブル330は、各ファイルの内容をデータ領域390に割り当てるための情報を記憶するものである。ディレクトリエントリ340は、データ領域390に記憶されるファイルのファイル名等の属性情報を記憶するものである。
データ領域390は、ファイルの内容であるファイルデータを記憶する領域である。各ファイルが実際に配置される位置は、ファイル管理テーブル360に含まれるファイル管理情報により認識できる。
この補助記憶装置300では、各記憶領域は物理的な記憶域の最小単位としてセクタ302とよばれる領域に分割される。ファイル管理テーブル360およびデータ領域390については、1乃至連続するいくつかのセクタをまとめたクラスタ301が割当単位として用いられる。多くの場合、1つのセクタの大きさは512バイトである。ここで、一例として64セクタにより1クラスタを構成するとした場合、1つのクラスタの大きさは32キロバイトになる。
図4は、ディレクトリエントリ340の1エントリ分の構成を示す図である。ディレクトリエントリ340は、ファイル名341と、拡張子342と、属性343と、作成時刻345と、作成日346と、アクセス日347と、先頭クラスタ(上位)351と、更新日時348と、先頭クラスタ(下位)352と、サイズ349とを備えている。また、一部の領域344は未使用領域としてリザーブされている。このディレクトリエントリ340は1エントリ当り32バイトを占有している。
ファイル名341および拡張子342は、データ領域390に記憶されるファイルを識別するファイル識別子を示すフィールドである。この例では、ファイル名341として8バイト、拡張子342として3バイトを指定することができるようになっている。一般に、ファイル名341としては任意の名称が採用されるが、拡張子342はファイルの種別を示すために予め定められた名称が用いられる。例えば、テキストファイルであれば"TXT"、MPEG形式のファイルであれば"MPG"といった拡張子が用いられる。
属性343は、ファイルの属性として、システム用ファイルであるか、読出し専用ファイルであるか、隠しファイルであるか、といった情報を保持するフィールドである。また、ディレクトリ階層構造におけるディレクトリファイルである場合にもその旨が示される。
作成時刻345および作成日346は、ファイルが作成された時刻および日を保持するフィールドである。また、アクセス日347は、ファイルが最後にアクセスされた日を保持するフィールドである。また、更新日時348は、ファイルが最後に更新された日時を保持するフィールドである。
先頭クラスタ(上位)351はファイルの先頭クラスタの上位部分を保持するフィールドであり、先頭クラスタ(下位)352はファイルの先頭クラスタの下位部分を保持するフィールドである。両者を合わせて、先頭クラスタ350と表記する。この先頭クラスタ350により、データ領域390におけるファイルの先頭の割当位置を認識することができる。
サイズ349は、ファイルの大きさをバイト単位で表わすフィールドである。
図5は、ファイル管理テーブル360とデータ領域390との関係を示す図である。上述のとおり、データ領域390はクラスタを割当単位として分割されており、このクラスタのそれぞれについてファイルを構成する次のクラスタ番号をファイルアロケーションテーブル330が示すように構成されている。
例えば、ディレクトリエントリ340におけるファイル識別子(ファイル名341および拡張子342)が「FileA.txt」であるファイルの先頭クラスタ350は「#11」であるため、ファイル「FileA.txt」の先頭のファイルデータはデータ領域390のクラスタ「#11」に保持されていることになる。そして、このクラスタ「#11」に対応するファイルアロケーションテーブル330には次のクラスタ番号として「#9」が示されているため、次のファイルデータはデータ領域390のクラスタ「#9」に保持されていることがわかる。以降、このファイルアロケーションテーブル330を辿ることにより、このファイルは「#11」、「#9」、「#10」、「#13」の各クラスタに順番に保持されていることがわかる。最終クラスタである「#13」に対応するファイルアロケーションテーブル330には、そのクラスタがファイルの最終クラスタであることを示すデータが保持される。
このように、ファイル管理テーブル360においてディレクトリエントリ340がファイルの先頭クラスタを特定し、それ以降のクラスタをファイルアロケーションテーブル330が順次特定するように構成されている。
図6は、本発明の実施の形態における動画ファイル391とサムネイルファイル392との関係を示す図である。動画データ101の各フレームについて例えばMPEG圧縮を施すことにより、動画ファイル391が生成される。MPEG方式により圧縮された動画ファイル391内の動画データは、動画像データの単位画像である画像フレームの情報の相関を利用した予測符号化およびDCT(離散コサイン変換)を用いたデータ圧縮が行われる。その際、各フレームの画像は動画データの要素画像として、Iピクチャ(Intra-Picture)、Pピクチャ(Predictive-Picture)、および、Bピクチャ(Bidirectionally Predictive-Picture)の3種類の何れかに分類される。
Iピクチャは画面内符号化によって得られる画面であり、他のPピクチャやBピクチャとは独立して符号化される完結画像である。一方、Pピクチャは画面間順方向予測符号化によって得られる画面であり、時間的に先行するIピクチャまたはPピクチャとの差分を利用して符号化される。また、Bピクチャは双方向予測符号化によって得られる画面であり、時間的に前後両方向のIピクチャまたはPピクチャとの差分を利用して符号化される。
一方、サムネイルファイル392は、動画ファイル391におけるピクチャのうち任意のピクチャ画像についてJPEG(Joint Photographic Experts Group)圧縮を施したサムネイルを保持する。ここでは、各Iピクチャに相当する画像をサムネイルとして保持しているが、全てのIピクチャに相当する画像ではなく所望の画像を取捨選択して保持するようにしてもよい。また、Iピクチャ以外のPピクチャやBピクチャに相当する画像をサムネイルとして保持してもよい。
なお、ここで、動画ファイル391は図1の動画データ保持部191に相当し、サムネイルファイル392は図1の代表情報保持部192に相当する。
図7は、本発明の実施の形態における管理情報テーブル410の構成の一例を示す図である。管理情報テーブル410は、サムネイル番号411および動画ファイル内オフセット412を組にしてサムネイル毎に保持する。
サムネイル番号411は、サムネイルファイル392におけるサムネイルを識別する識別子である。ここでは、サムネイルファイル392における各サムネイルの容量をクラスタサイズ(例えば、32キロバイト)以下とした上で、各サムネイルがそれぞれ異なるクラスタに保持されるように、各サムネイルの開始アドレスをクラスタの先頭に位置付けるよう調整が行われ(アラインメント)、サムネイルを記録した後のクラスタ内の空き領域は例えばヌル値("0")で埋められる(パディング)。これにより、サムネイル番号からサムネイルファイル392におけるサムネイルの格納位置を容易に求めることができる。また、サムネイルとクラスタを1対1に対応させることにより、サムネイルの管理単位とファイルアロケーションテーブル330における管理単位とを一致させることができる。
動画ファイル内オフセット412は、対応するサムネイルに相当するピクチャの位置を動画ファイル391の先頭からのオフセットにより表すものである。ここでは、サムネイルに相当するピクチャをIピクチャとし、そのIピクチャのオフセットをキロバイト単位で表している。もっとも、これは一例に過ぎず、他の種類のピクチャであってもよく、また、オフセットの単位もバイト単位などであっても構わない。
サムネイルファイル392においては各サムネイルがそれぞれ異なるクラスタに保持されるように調整されるが、動画ファイル391においてはそのような調整は一般に行われないことが多い。従って、動画ファイル391におけるIピクチャの先頭アドレスはクラスタの先頭アドレスと必ずしも一致しない。そのため、Iピクチャの記録位置を示す際には、クラスタアドレスとそのクラスタの先頭からのオフセット(クラスタ内オフセット)とが使用される。このクラスタ内オフセットは、図1のオフセット算出部126において管理情報テーブル410(図1の管理情報保持部193に相当)の動画ファイル内オフセット412から算出される。すなわち、動画ファイル内オフセット412の値をクラスタサイズ(例えば32キロバイト)で割った際の剰余として算出できる。
図8は、本発明の実施の形態における動画ファイル391およびサムネイルファイル392のデータ領域390内のイメージとファイルアロケーションテーブル330との関係を示す図である。ファイルアロケーションテーブル330およびデータ領域390は、図5により説明したとおり、クラスタ毎に対応関係を有している。
この例では、クラスタアドレス「10h」(hは16進数を表す。以下同様。)から「13h」までの4個のクラスタにサムネイルファイル392が記録され、クラスタアドレス「20h」から「2Fh」までの16個のクラスタに動画ファイル391が記録されているものと仮定している。また、動画ファイル391において、サムネイルファイル392中の各サムネイルに相当するIピクチャは「20h」、「24h」、「28h」、「2Ch」の各クラスタに存在するものと仮定している。
一般に、ファイルアロケーションテーブル330は、バックアップを目的として同一内容のものが2つ存在し、通常は一方のみが参照される。そこで、本発明の実施の形態では、対応アドレス保持部194の第1の例として、ファイルアロケーションテーブル330の一部の領域を利用することを想定する。
図9は、本発明の実施の形態における対応アドレス保持部194の第1の例を示す図である。この例では、図8に示した状態を想定しているが、2つのファイルアロケーションテーブル331および332においてそれぞれ異なる内容を保持している点で構成が異なる。ファイルアロケーションテーブル331は図8におけるファイルアロケーションテーブル330と同様の内容を保持しているが、ファイルアロケーションテーブル332はサムネイルファイル392に相当する領域において「次クラスタのクラスタアドレス」ではなく、対応アドレス保持部194として「サムネイルに相当するピクチャのクラスタアドレス」を保持している。
これにより、サムネイルファイル392にアクセスする際に、ファイルアロケーションテーブル331において「次クラスタのクラスタアドレス」を取得するとともに、ファイルアロケーションテーブル332において「サムネイルに相当するピクチャのクラスタアドレス」を取得しておくことにより、ファイルアロケーションテーブル331を先頭から辿ることなく、そのサムネイルに相当するピクチャに速やかにアクセスすることが可能となる。
図10は、本発明の実施の形態における対応アドレス保持部194の第1の例による記録シーケンスを示す図である。ここでは、アプリケーション810と、ファイルシステム820と、記録媒体830との3レベルによる処理を想定している。まず、アプリケーション810から動画ファイル391に対するPピクチャまたはBピクチャの記録要求(8111)を受けると、ファイルシステム820は記録媒体830に対してそのピクチャの記録(8211)を行う。この記録完了の通知は記録媒体830からファイルシステム820に伝えられ(8312)、さらにアプリケーション810に伝えられる(8212)。次に記録されるピクチャがPピクチャまたはBピクチャであれば、同様の動作を繰り返す(8113、8213、8314、8214)。
そして、アプリケーション810から動画ファイル391に対するIピクチャの記録要求(8115)を受けると、ファイルシステム820は記録媒体830に対してそのIピクチャの記録(8215)を行う。このとき、この記録完了の通知が記録媒体830からファイルシステム820に伝えられ(8316)、さらにアプリケーション810に伝えられる(8216)際に、そのIピクチャが記録されたクラスタアドレスも伝えられる。
このIピクチャの記録に続いて、アプリケーション810はそのIピクチャに相当するサムネイルをサムネイルファイル392に記録するよう要求する(8117)。このとき、そのIピクチャが記録されたクラスタアドレスもファイルシステム820に伝えられる。ファイルシステム820は、サムネイルを記録媒体830に記録すると(8217、8318)、ファイルアロケーションテーブル332のサムネイルファイル392の対応する位置に、動画ファイル391においてIピクチャが記録されたクラスタアドレスを書き込む(8218)。この記録完了の通知は、ファイルシステム820からアプリケーション810に伝えられる(8219)。
図11は、本発明の実施の形態における対応アドレス保持部194の第1の例による再生シーケンスを示す図である。まず、アプリケーション810からサムネイルファイル392に対するサムネイルの読出し要求(8121)を受けると、ファイルシステム820は記録媒体830からサムネイルの読出し(8221)を行う。この読出し完了の通知は記録媒体830からファイルシステム820に伝えられ(8322)、さらにアプリケーション810に伝えられる(8222)。このとき、ファイルアロケーションテーブル331において「次クラスタのクラスタアドレス」が取得されるが、その際、ファイルアロケーションテーブル332において「サムネイルに相当するピクチャのクラスタアドレス」も取得される。
アプリケーション810は、サムネイルファイル392から読み出したサムネイルを表示して(8123)、サムネイルの選択を促す。サムネイルが選択されると、アプリケーション810はその選択を受け付ける(8124)。
また、アプリケーション810から管理情報テーブル410の読出し要求(8125)を受けると、ファイルシステム820は記録媒体830から管理情報テーブル410の読出し(8225)を行う。この読出し完了の通知は記録媒体830からファイルシステム820に伝えられ(8326)、さらにアプリケーション810に伝えられる(8226)。この管理情報テーブル410により、アプリケーション810はサムネイルに相当するピクチャの動画ファイル内オフセットを取得した上で、クラスタ内オフセットを算出する(8127)。
そして、アプリケーション810は、ファイルアロケーションテーブル332において取得した「サムネイルに相当するピクチャのクラスタアドレス」と算出された「クラスタ内オフセット」を用いて動画ファイル391の読出しを要求する(8128)。アプリケーション810から動画ファイル391の読出し要求(8128)を受けると、ファイルシステム820は記録媒体830から動画ファイル391の読出し(8228)を行う。この読出し完了の通知は記録媒体830からファイルシステム820に伝えられ(8329)、さらにアプリケーション810に伝えられる(8229)。
図12は、本発明の実施の形態における対応アドレス保持部194の第1の例による記録手順の流れを示す図である。まず、動画データ101にMPEG圧縮が施され(ステップS911)、圧縮された各ピクチャが動画ファイル391に記録される(ステップS912)。このとき、各ピクチャの記録された動画ファイル391のクラスタアドレスが取得される(ステップS913)。
ここで、記録されたピクチャがIピクチャであれば(ステップS914)、サムネイルファイル392にそのIピクチャに相当するサムネイルが記録され、管理情報テーブル410にサムネイル番号411および動画ファイル内オフセット412の組が記録される(ステップS915)。そして、そのIピクチャの記録された動画ファイル391のクラスタアドレスがファイルアロケーションテーブル332に記録される(ステップS916)。
その後、対象となる全てのピクチャについて同様の処理が繰り返され、全てのピクチャについて処理が終了すると、この記録処理は終了する(ステップS917)。
なお、ここでは、Iピクチャの書込みを並行してサムネイルの記録を行っているが、これは一例に過ぎず、例えば、動画ファイル391の記録を全て終了した後にサムネイルファイル392の記録を行うようにしてもよい。また、既に記録されている動画ファイル391からサムネイルを作成した後でサムネイルファイル392に記録するようにしてもよい。
図13は、本発明の実施の形態における対応アドレス保持部194の第1の例による再生手順の流れを示す図である。まず、サムネイルファイル392からサムネイルが読み出されて画像出力部215に表示される(ステップS921)。このとき、サムネイルファイル392の読出しの際にファイルアロケーションテーブル331における「次クラスタのクラスタアドレス」が参照されるが、その際にファイルアロケーションテーブル332における「サムネイルに相当するピクチャのクラスタアドレス」も取得される(ステップS922)。
表示されたサムネイルについて操作入力部224からサムネイル選択入力があると、そのサムネイル選択が受け付けられる(ステップS923)。これにより、ステップS922で取得された「サムネイルに相当するピクチャのクラスタアドレス」の中から選択されたサムネイルに相当するピクチャのクラスタアドレスが確定する(ステップS924)。
また、選択されたサムネイルのサムネイル番号411に対応する動画ファイル内オフセット412が管理情報テーブル410から取得される(ステップS925)。そして、この動画ファイル内オフセットから「サムネイルに相当するピクチャのクラスタアドレス」の示すクラスタの先頭からのオフセットが算出される(ステップS926)。
これにより、「サムネイルに相当するピクチャのクラスタアドレス」およびそのクラスタの先頭からのオフセットによって動画ファイル391へのアクセスが行われる(ステップS927)。その後、ファイルアロケーションテーブル331から次クラスタのクラスタアドレスが取得されながら(ステップS928)、必要なサイズの動画データが読み出されるまで動画ファイル391へのアクセスが行われ、必要なサイズの動画データが読み出されると、この再生処理は終了する(ステップS929)。
なお、本発明の実施の形態における対応アドレス保持部194の第1の例では、2つのファイルアロケーションテーブル331および332で異なる内容を保持しているため、バックアップとしての役割を果たすことができなくなる。この例においてバックアップを設けるためには、ファイルアロケーションテーブルの数を規定する管理情報中の「BPB_NumFATs」の値を、省略値の「2」から「4」に設定することにより、ファイルアロケーションテーブル331および332のそれぞれのバックアップを設けることができる。
図14は、本発明の実施の形態における対応アドレス保持部194の第2の例を示す図である。この例では、管理情報テーブル410における各組に動画ファイルクラスタアドレス413を設けることにより、対応アドレス保持部194としての機能を付加するものである。すなわち、第1の例のようにファイルアロケーションテーブル332に「サムネイルに相当するピクチャのクラスタアドレス」を保持するのではなく、この第2の例では「サムネイルに相当するピクチャのクラスタアドレス」を管理情報テーブル410に保持させている。
これにより、この第2の例では、ファイルアロケーションテーブル332にファイルアロケーションテーブル331のバックアップ機能を維持させながら、ファイルアロケーションテーブル331を先頭から辿ることなく動画ファイル391に対するアクセスが可能となる。
図15は、本発明の実施の形態における対応アドレス保持部194の第2の例による記録シーケンスを示す図である。この第2の例は、ピクチャおよびサムネイルの記録を行う点については図10の第1の例の場合と同様である。これに対し、「サムネイルに相当するピクチャのクラスタアドレス」は、第1の例のようにファイルアロケーションテーブル332に記録されるのではなく、この第2の例では管理情報テーブル410に書き込まれる(8139)点で異なる。
なお、この管理情報テーブル410に書き込まれた内容は、ファイルシステム820を介して定期的にまたは終了時に記録媒体830に記録することができる。
図16は、本発明の実施の形態における対応アドレス保持部194の第2の例による再生シーケンスを示す図である。図11の第1の例ではサムネイルファイル読出しの際に「サムネイルに相当するピクチャのクラスタアドレス」をファイルアロケーションテーブル332から読み出していたが(8222)、この第2の例では管理情報テーブル410からこの「サムネイルに相当するピクチャのクラスタアドレス」を取得する(8147)点で異なる。
図17は、本発明の実施の形態における対応アドレス保持部194の第2の例による記録手順の流れを示す図である。図12の第1の例では「サムネイルに相当するピクチャのクラスタアドレス」をファイルアロケーションテーブル332に記録していたが(ステップS916)、この第2の例では管理情報テーブル410の対応する組に「サムネイルに相当するピクチャのクラスタアドレス」を記録する(ステップS936)点で異なる。
図18は、本発明の実施の形態における対応アドレス保持部194の第2の例による再生手順の流れを示す図である。図13の第1の例では「サムネイルに相当するピクチャのクラスタアドレス」をファイルアロケーションテーブル332から取得しておいて(ステップS922)、選択されたサムネイルに応じてクラスタアドレスを確定していたが(ステップS924)、この第2の例では選択されたサムネイルに応じて管理情報テーブル410から「サムネイルに相当するピクチャのクラスタアドレス」を取得する(ステップS944)点で異なる。
なお、本発明の実施の形態では管理情報をテーブルとして保持する例について示したが、サムネイルの番号とそれに相当するIピクチャの記録媒体上でのクラスタアドレスとの対応関係を示す情報であればその形式は問わない。また、管理情報を記録媒体上に保持する例について示したが、管理情報はメモリ上に保持されていてもよい。また、記録媒体上のクラスタアドレスが明らかであれば、ファイル形式に限らず直接データが書き込まれていてもよい。さらに、ネットワーク上に存在していてもよい。要するに、サムネイルの番号とそれに対応するIピクチャの記録媒体上でのクラスタアドレスとの対応関係を示す情報が再生時に参照可能であれば、その情報を保持する場所は問題とならない。
また、本発明の実施の形態においては,圧縮形式にMPEG方式を用いた例を説明したが、圧縮形式はこれに限らない。また、非圧縮であっても構わない。また、MPEGのIピクチャに相当するフレームをサムネイルとして説明しているが、他のBピクチャまたはPピクチャでもよい。要するに、圧縮形式にとらわれず、動画データにおける1つの要素画像を切り出すものであればよい。
また、本発明の実施の形態ではサムネイルファイルを1つのファイルとして扱っているが、サムネイルごとにクラスタアライメントされているという条件が満たされているなら、例えば複数のファイルに分割して、各ファイルに1つずつサムネイルが格納されているような形式でも構わない。
また,本発明の実施の形態では代表情報としてサムネイルを例に挙げ、サムネイルファイルを動画ファイルと関連付けた場合について述べているが、代表情報はサムネイルに限らず、動画ファイルのピクチャに対応する情報であるならば、例えば何枚目のピクチャであるかを示すテキストファイルや時刻情報のメタデータのようなバイナリファイルであってもよい。
このように、本発明の実施の形態によれば、動画データ保持部191に保持された動画データの代表情報を代表情報生成部112により生成する際に、代表情報の管理情報を管理情報保持部193に記録するとともに、その代表情報に相当する動画データの対応アドレスを対応アドレス生成部113によって記録しておくことにより、ファイルアロケーションテーブル330を先頭から辿ることなく、選択された代表情報に相当する動画データに速やかにアクセスすることができる。
すなわち、動画データに対するアクセス速度が向上し、動画が再生されるまでの時間が短縮される。特に、非破壊編集された動画ファイルの再生のような、動画ファイル中でランダム且つ複数の個所から途切れることなく動画を再生する必要がある場合に、スムーズな動画再生が可能となる。
また、記録媒体中のファイルアロケーションテーブル領域へのアクセスを減らすことが出来るため、全体として記録媒体へのアクセスが減少し、消費電力の削減ならびに記録媒体の劣化を抑えることができる。
これら本発明の実施の形態の効果を奏するにあたり、ファイルシステムにおけるファイルアロケーションテーブルは互換性を維持することができる。
なお、本発明の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、以下に示すように特許請求の範囲における発明特定事項とそれぞれ対応関係を有するが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形を施すことができる。
すなわち、請求項1において、代表情報生成手段は例えば代表情報生成部112に対応する。また、代表情報保持手段は例えば代表情報保持部192に対応する。また、対応アドレス生成手段は例えば対応アドレス生成部113に対応する。また、対応アドレス保持手段は例えば対応アドレス保持部194に対応する。
また、請求項2、8または12において、動画ファイルは例えば動画ファイル391に対応する。
また、請求項3または13において、代表情報ファイルは例えばサムネイルファイル392に対応する。
また、請求項4または14において、管理領域は例えばファイルアロケーションテーブル332に対応する。
また、請求項5または15において、管理情報テーブルは例えば管理情報テーブル410に対応する。
また、請求項7において、代表情報保持手段は例えば代表情報保持部192に対応する。また、対応アドレス保持手段は例えば対応アドレス保持部194に対応する。また、代表情報表示手段は例えば代表情報表示部124に対応する。また、代表情報選択受付手段は例えば代表情報選択受付部125に対応する。また、対応アドレス取得手段は例えば対応アドレス取得部127に対応する。また、動画データ再生手段は例えば動画データアクセス部128に対応する。
また、請求項9または16において、オフセット保持手段は例えば管理情報保持部193に対応する。また、オフセット算出手段は例えばオフセット算出部126に対応する。
また、請求項11において、代表情報生成手段は例えば代表情報生成部112に対応する。また、代表情報保持手段は例えば代表情報保持部192に対応する。また、対応アドレス生成手段は例えば対応アドレス生成部113に対応する。また、対応アドレス保持手段は例えば対応アドレス保持部194に対応する。また、代表情報表示手段は例えば代表情報表示部124に対応する。また、代表情報選択受付手段は例えば代表情報選択受付部125に対応する。また、対応アドレス取得手段は例えば対応アドレス取得部127に対応する。また、動画データ再生手段は例えば動画データアクセス部128に対応する。
また、請求項18または22において、複数の要素画像から構成される動画データを生成する手順は例えばステップS911に対応する。また、動画データにおける要素画像を記録する手順は例えばステップS912に対応する。また、要素画像の記録されたアドレスを取得する手順は例えばステップS913に対応する。また、記録された要素画像が所定の要素画像であればその要素画像に関する代表情報を生成して記録する手順は例えばステップS915に対応する。また、取得された要素画像の記録されたアドレスをその要素画像に関する代表情報の管理領域に記録する手順は例えばステップS916に対応する。
また、請求項19または23において、複数の要素画像から構成される動画データを生成する手順は例えばステップS931に対応する。また、動画データにおける要素画像を記録する手順は例えばステップS932に対応する。また、要素画像の記録されたアドレスを取得する手順は例えばステップS933に対応する。また、記録された要素画像が所定の要素画像であればその要素画像に関する代表情報を生成して記録する手順は例えばステップS935に対応する。また、取得された要素画像の記録されたアドレスをその要素画像に関する代表情報の識別子と関連付けて記録する手順は例えばS936に対応する。
また、請求項20または24において、代表情報保持手段は例えば代表情報保持部192に対応する。また、対応アドレス保持手段は例えば対応アドレス保持部194に対応する。また、代表情報保持手段に保持された代表情報を表示して代表情報の選択を促す手順は例えばステップS921に対応する。また、代表情報保持手段に保持された代表情報に対応するアドレスを対応アドレス保持手段から取得する手順は例えばステップS922に対応する。また、代表情報の選択を受け付ける手順は例えばステップS923に対応する。また、取得されたアドレスの中から選択された代表情報に対応するアドレスを確定する手順は例えばステップS924に対応する。また、確定されたアドレスから動画データを再生する手順は例えばステップS927に対応する。
また、請求項21または25において、代表情報保持手段は例えば代表情報保持部192に対応する。また、対応アドレス保持手段は例えば対応アドレス保持部194に対応する。また、代表情報保持手段に保持された代表情報を表示して代表情報の選択を促す手順は例えばステップS941に対応する。また、代表情報の選択を受け付ける手順は例えばステップS943に対応する。また、代表情報保持手段に保持された代表情報に対応するアドレスを対応アドレス保持手段から取得する手順は例えばステップS944に対応する。また、取得されたアドレスから動画データを再生する手順は例えばステップS947に対応する。
なお、本発明の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。
本発明の活用例として、例えばハードディスクなどの記録媒体に動画ファイルを記録し、再生する際に本発明を適用することができる。
本発明の実施の形態における記録再生装置100の機能構成例を示す図である。 本発明の実施の形態が具現化される記録再生装置の一例としてのビデオカメラ200の構成例を示す図である。 補助記憶装置300の内部構成例を示す図である。 ディレクトリエントリ340の1エントリ分の構成を示す図である。 ファイル管理テーブル360とデータ領域390との関係を示す図である。 本発明の実施の形態における動画ファイル391とサムネイルファイル392との関係を示す図である。 本発明の実施の形態における管理情報テーブル410の構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における動画ファイル391およびサムネイルファイル392のデータ領域390内のイメージとファイルアロケーションテーブル330との関係を示す図である。 本発明の実施の形態における対応アドレス保持部194の第1の例を示す図である。 本発明の実施の形態における対応アドレス保持部194の第1の例による記録シーケンスを示す図である。 本発明の実施の形態における対応アドレス保持部194の第1の例による再生シーケンスを示す図である。 本発明の実施の形態における対応アドレス保持部194の第1の例による記録手順の流れを示す図である。 本発明の実施の形態における対応アドレス保持部194の第1の例による再生手順の流れを示す図である。 本発明の実施の形態における対応アドレス保持部194の第2の例を示す図である。 本発明の実施の形態における対応アドレス保持部194の第2の例による記録シーケンスを示す図である。 本発明の実施の形態における対応アドレス保持部194の第2の例による再生シーケンスを示す図である。 本発明の実施の形態における対応アドレス保持部194の第2の例による記録手順の流れを示す図である。 本発明の実施の形態における対応アドレス保持部194の第2の例による再生手順の流れを示す図である。
符号の説明
100 記録再生装置
101 動画データ
110 動画記録部
111 動画生成部
112 代表情報生成部
113 対応アドレス生成部
120 動画再生部
124 代表情報表示部
125 代表情報選択受付部
126 オフセット算出部
127 対応アドレス取得部
128 動画データアクセス部
191 動画データ保持部
192 代表情報保持部
193 管理情報保持部
194 対応アドレス保持部
200 ビデオカメラ
210 カメラ部
211 光学ブロック
212 カメラ制御部
213 光電変換器
214 画像信号処理部
215 画像出力部
216 音声入力部
217 音声信号処理部
218 音声出力部
220 制御部
221 処理装置
224 操作入力部
225 インターフェース
226 通信部
227 バッファ
229 システムバス
300 補助記憶装置

Claims (25)

  1. 複数の要素画像から構成される動画データにおいて所定の要素画像に関する代表情報を生成する代表情報生成手段と、
    前記代表情報生成手段により生成された代表情報を保持する代表情報保持手段と、
    前記代表情報生成手段により生成された代表情報に対応する要素画像の前記動画データにおけるアドレスを生成する対応アドレス生成手段と、
    前記対応アドレス生成手段により生成されたアドレスを保持する対応アドレス保持手段と
    を具備することを特徴とする記録装置。
  2. 前記動画データはクラスタ毎に管理される動画ファイルであって、
    前記動画データにおけるアドレスはクラスタアドレスであることを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 前記代表情報保持手段はクラスタ毎に管理される代表情報ファイルであって、
    前記代表情報ファイルは複数の代表情報をそれぞれ異なるクラスタに保持することを特徴とする請求項2記載の記録装置。
  4. 前記対応アドレス保持手段は前記代表情報ファイルの管理領域においてクラスタ毎に設けられることを特徴とする請求項3記載の記録装置。
  5. 前記対応アドレス保持手段は前記代表情報を識別する代表情報識別子と前記代表情報に対応する要素画像の前記動画データにおけるクラスタアドレスとを関連付ける管理情報テーブルであることを特徴とする請求項2記載の記録装置。
  6. 前記代表情報は前記動画データにおける所定の要素画像を示すサムネイル画像であることを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  7. 複数の要素画像から構成される動画データにおける所定の要素画像に関する代表情報を保持する代表情報保持手段と、
    前記代表情報に対応する要素画像の前記動画データにおけるアドレスを保持する対応アドレス保持手段と、
    前記代表情報保持手段に保持された代表情報を表示して代表情報の選択を促す代表情報表示手段と、
    前記代表情報の選択を受け付ける代表情報選択受付手段と、
    前記選択された代表情報に対応するアドレスを前記対応アドレス保持手段から取得する対応アドレス取得手段と、
    前記取得されたアドレスから前記動画データを再生する動画データ再生手段と
    を具備することを特徴とする再生装置。
  8. 前記動画データはクラスタ毎に管理される動画ファイルであって、
    前記動画データにおけるアドレスはクラスタアドレスであることを特徴とする請求項7記載の再生装置。
  9. 前記代表情報に対応する要素画像の前記動画データにおけるオフセットを保持するオフセット保持手段と、
    前記動画データにおけるオフセットから前記クラスタアドレスにおけるオフセットを算出するオフセット算出手段とをさらに具備し、
    動画データ再生手段は前記取得されたクラスタアドレスおよび前記算出されたオフセットから前記動画データを再生することを特徴とする請求項8記載の再生装置。
  10. 前記代表情報は前記動画データにおける所定の要素画像を示すサムネイル画像であることを特徴とする請求項7記載の再生装置。
  11. 複数の要素画像から構成される動画データにおいて所定の要素画像に関する代表情報を生成する代表情報生成手段と、
    前記代表情報生成手段により生成された代表情報を保持する代表情報保持手段と、
    前記代表情報生成手段により生成された代表情報に対応する要素画像の前記動画データにおけるアドレスを生成する対応アドレス生成手段と、
    前記対応アドレス生成手段により生成されたアドレスを保持する対応アドレス保持手段と、
    前記代表情報保持手段に保持された代表情報を表示して代表情報の選択を促す代表情報表示手段と、
    前記代表情報の選択を受け付ける代表情報選択受付手段と、
    前記選択された代表情報に対応するアドレスを前記対応アドレス保持手段から取得する対応アドレス取得手段と、
    前記取得されたアドレスから前記動画データを再生する動画データ再生手段と
    を具備することを特徴とする記録再生装置。
  12. 前記動画データはクラスタ毎に管理される動画ファイルであって、
    前記動画データにおけるアドレスはクラスタアドレスであることを特徴とする請求項11記載の記録再生装置。
  13. 前記代表情報保持手段はクラスタ毎に管理される代表情報ファイルであって、
    前記代表情報ファイルは複数の代表情報をそれぞれ異なるクラスタに保持することを特徴とする請求項12記載の記録再生装置。
  14. 前記対応アドレス保持手段は前記代表情報ファイルの管理領域においてクラスタ毎に設けられることを特徴とする請求項13記載の記録再生装置。
  15. 前記対応アドレス保持手段は前記代表情報を識別する代表情報識別子と前記代表情報に対応する要素画像の前記動画データにおけるクラスタアドレスとを関連付ける管理情報テーブルであることを特徴とする請求項12記載の記録再生装置。
  16. 前記代表情報に対応する要素画像の前記動画データにおけるオフセットを保持するオフセット保持手段と、
    前記動画データにおけるオフセットから前記クラスタアドレスにおけるオフセットを算出するオフセット算出手段とをさらに具備し、
    動画データ再生手段は前記取得されたクラスタアドレスおよび前記算出されたオフセットから前記動画データを再生することを特徴とする請求項12記載の記録再生装置。
  17. 前記代表情報は前記動画データにおける所定の要素画像を示すサムネイル画像であることを特徴とする請求項11記載の記録再生装置。
  18. 複数の要素画像から構成される動画データを生成する手順と、
    前記動画データにおける要素画像を記録する手順と、
    前記要素画像の記録されたアドレスを取得する手順と、
    前記記録された要素画像が所定の要素画像であればその要素画像に関する代表情報を生成して記録する手順と、
    前記取得された要素画像の記録されたアドレスをその要素画像に関する代表情報の管理領域に記録する手順と
    を具備することを特徴とする動画データの記録方法。
  19. 複数の要素画像から構成される動画データを生成する手順と、
    前記動画データにおける要素画像を記録する手順と、
    前記要素画像の記録されたアドレスを取得する手順と、
    前記記録された要素画像が所定の要素画像であればその要素画像に関する代表情報を生成して記録する手順と、
    前記取得された要素画像の記録されたアドレスをその要素画像に関する代表情報の識別子と関連付けて記録する手順と
    を具備することを特徴とする動画データの記録方法。
  20. 複数の要素画像から構成される動画データにおける所定の要素画像に関する代表情報を保持する代表情報保持手段と、前記代表情報に対応する要素画像の前記動画データにおけるアドレスを前記代表情報保持手段の管理領域において保持する対応アドレス保持手段とを備える再生装置において、
    前記代表情報保持手段に保持された代表情報を表示して代表情報の選択を促す手順と、
    前記代表情報保持手段に保持された代表情報に対応するアドレスを前記対応アドレス保持手段から取得する手順と、
    前記代表情報の選択を受け付ける手順と、
    前記取得されたアドレスの中から前記選択された代表情報に対応するアドレスを確定する手順と、
    前記確定されたアドレスから前記動画データを再生する手順と
    を具備することを特徴とする動画データの再生方法。
  21. 複数の要素画像から構成される動画データにおける所定の要素画像に関する代表情報を保持する代表情報保持手段と、前記代表情報に対応する要素画像の前記動画データにおけるアドレスをその要素画像に関する代表情報の識別子と関連付けて保持する対応アドレス保持手段とを備える再生装置において、
    前記代表情報保持手段に保持された代表情報を表示して代表情報の選択を促す手順と、
    前記代表情報の選択を受け付ける手順と、
    前記代表情報保持手段に保持された代表情報に対応するアドレスを前記対応アドレス保持手段から取得する手順と、
    前記取得されたアドレスから前記動画データを再生する手順と
    を具備することを特徴とする動画データの再生方法。
  22. 複数の要素画像から構成される動画データを生成する手順と、
    前記動画データにおける要素画像を記録する手順と、
    前記要素画像の記録されたアドレスを取得する手順と、
    前記記録された要素画像が所定の要素画像であればその要素画像に関する代表情報を生成して記録する手順と、
    前記取得された要素画像の記録されたアドレスをその要素画像に関する代表情報の管理領域に記録する手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  23. 複数の要素画像から構成される動画データを生成する手順と、
    前記動画データにおける要素画像を記録する手順と、
    前記要素画像の記録されたアドレスを取得する手順と、
    前記記録された要素画像が所定の要素画像であればその要素画像に関する代表情報を生成して記録する手順と、
    前記取得された要素画像の記録されたアドレスをその要素画像に関する代表情報の識別子と関連付けて記録する手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  24. 複数の要素画像から構成される動画データにおける所定の要素画像に関する代表情報を保持する代表情報保持手段と、前記代表情報に対応する要素画像の前記動画データにおけるアドレスを前記代表情報保持手段の管理領域において保持する対応アドレス保持手段とを備える再生装置において、
    前記代表情報保持手段に保持された代表情報を表示して代表情報の選択を促す手順と、
    前記代表情報保持手段に保持された代表情報に対応するアドレスを前記対応アドレス保持手段から取得する手順と、
    前記代表情報の選択を受け付ける手順と、
    前記取得されたアドレスの中から前記選択された代表情報に対応するアドレスを確定する手順と、
    前記確定されたアドレスから前記動画データを再生する手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  25. 複数の要素画像から構成される動画データにおける所定の要素画像に関する代表情報を保持する代表情報保持手段と、前記代表情報に対応する要素画像の前記動画データにおけるアドレスをその要素画像に関する代表情報の識別子と関連付けて保持する対応アドレス保持手段とを備える再生装置において、
    前記代表情報保持手段に保持された代表情報を表示して代表情報の選択を促す手順と、
    前記代表情報の選択を受け付ける手順と、
    前記代表情報保持手段に保持された代表情報に対応するアドレスを前記対応アドレス保持手段から取得する手順と、
    前記取得されたアドレスから前記動画データを再生する手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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