JP2006038936A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2006038936A JP2004214455A JP2004214455A JP2006038936A JP 2006038936 A JP2006038936 A JP 2006038936A JP 2004214455 A JP2004214455 A JP 2004214455A JP 2004214455 A JP2004214455 A JP 2004214455A JP 2006038936 A JP2006038936 A JP 2006038936A
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Takahiko Ryuzaki
貴彦 龍崎
Itaru Sato
格 佐藤
Masayuki Okada
正幸 岡田
Akira Harada
明 原田
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Abstract

【課題】 画像品質を向上させる工夫が図られた画像形成装置を提供する。
【解決手段】 表面に静電潜像を担持し軸心を回転中心にして回転する感光体、および感光体の軸心に平行な軸心を有し、該軸心を回転中心にして回転することで静電潜像を担持する感光体表面にトナーを供給するトナー供給体を有するトナー像形成部と、感光体の軸心につながる第1回転軸が位置規制された状態で回転自在に挿通された第1挿通孔、およびトナー供給体の軸心につながる第2回転軸が位置規制された状態で回転自在に挿通された第2挿通孔を有するプレートとを備えた。
【選択図】 図5

Description

本発明は、筐体内で、静電潜像をトナーにより現像することでトナー像を形成し該トナー像を最終的に記録媒体上に転写および定着することにより該記録媒体上に定着されたトナー像からなる画像を形成する画像形成装置に関する。
従来より、表面に静電潜像を担持し軸心を回転中心にして回転する感光体、および該感光体の軸心に平行な軸心を有し、該軸心を回転中心にして回転することで静電潜像を担持する感光体表面にトナーを供給するトナー供給体を有するトナー像形成部において感光体上に形成されたトナー像を最終的に記録媒体上に転写および定着させることで記録媒体上に画像を形成する画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置には、C(シアン)色、M(マゼンタ)色、Y(イエロ)色、および、K(黒)色の各色用の感光体を備えたフルカラーの画像を形成するタイプのものがあり、このようなタイプの画像形成装置では、画像品質の確保のためにこれら4つの感光体の位置関係の正確さが要求される。
そこで、これら4つの感光体それぞれの軸心が挿通され、この挿通された軸心を支持する支持部材を1ユニット化することで4つの感光体の位置関係の正確さを確保する提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−281824号公報
しかし、このように感光体どうしの位置関係についての精度を上げても、バンディング等の、画像品質の低下を引き起こす現象の発生が報告されている。
尚、上記問題は、フルカラー対応の画像形成装置に限る問題ではなく、単色用の画像形成装置においても同様に発生する問題である。
本発明は、上記事情に鑑み、画像品質を向上させる工夫が図られた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の画像形成装置は、
筐体内で、静電潜像をトナーにより現像することでトナー像を形成しこのトナー像を最終的に記録媒体上に転写および定着することによりこの記録媒体上に定着されたトナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
表面に静電潜像を担持し軸心を回転中心にして回転する感光体、およびこの感光体の軸心に平行な軸心を有し、この軸心を回転中心にして回転することで静電潜像を担持する感光体表面にトナーを供給するトナー供給体を有するトナー像形成部と、
上記感光体の軸心につながる第1回転軸が位置規制された状態で回転自在に挿通された第1挿通孔、および上記トナー供給体の軸心につながる第2回転軸が位置規制された状態で回転自在に挿通された第2挿通孔を有するプレートとを備えたことを特徴とする。
本発明の画像形成装置では、感光体の軸心につながる第1回転軸を位置規制する第1挿通孔およびトナー供給体の軸心につながる第2回転軸を位置規制する第2挿通孔がプレートに設けられている。このため、本発明の画像形成装置によれば、第1挿通孔に挿通される第1回転軸につながる感光体と第2挿通孔に挿通される第2回転軸につながるトナー供給体とを従来よりも高精度に配置することができ、これにより、感光体とトナー供給体との間の配置誤差に起因する、例えばバンディング等を抑制して画像品質の向上を図ることができる。
ここで、上記第1回転軸を基準に位置決めされた、上記感光体の表面に露光光を照射しこの表面に静電潜像を形成する露光器を備えたことが好ましい。
このように、感光体の軸心とつながる第1回転軸を基準として露光器を配置することで感光体およびトナー供給体と、露光器との間の配置精度を上げることができ、これにより画像品質をより一層向上させることができる。
また、上記筐体に対して挿抜自在に配備され、上記感光体が収容された感光体ドロワを備え、
上記感光体は、上記感光体ドロワが上記筐体に挿入される際にこの感光体の軸心が上記第1回転軸に接続されるものであり、
上記プレートが、上記感光体ドロワが上記筐体に挿入される際にこの感光体ドロワをこの筐体内の所定位置に案内する案内部を有するものであることも好ましい態様である。
このようにすると、第1回転軸への感光体の軸心の接続を第1回転軸に無理をかけずにおこなうことができ、これにより、第1回転軸の変形や摩耗が抑えられ、筐体に対する感光体の挿抜の繰り返しによる感光体とトナー供給体との間の配置精度の低下を抑制することができる。
ここで、上記感光体表面に形成されたトナー像の転写を一旦受けこのトナー像を上記記録媒体に転写する中間転写体と、
上記筐体に対して挿抜自在に配備され、上記中間転写体が収容された中間転写体ドロワとを備え、
上記プレートが、上記中間転写体ドロワが上記筐体に挿入される際にこの中間転写体ドロワをこの筐体内の所定位置に案内する案内部を有するものであることが好ましい。
このように、感光体およびトナー供給体と、中間転写体との間の配置精度を上げることで画像品質をより向上させることができる。
また、上記トナー供給体は、このトナー供給体の軸心が、このトナー供給体を回転駆動する駆動源の駆動軸と略一直線上にあるものであることも好ましい態様である。
このようにすると、駆動源からの駆動力をギアを介してトナー供給体に伝達する場合と比べ、バンディングの原因となる高周波振動を低周波化することができ、これにより、バンディングの発生を抑制し画像品質をより一層向上させることができる。
ここで、K色によるトナー像の形成を分担する、上記感光体および上記トナー像供給体を有するK色トナー像形成部と、
C色によるトナー像の形成を分担する、上記K色トナー像形成部が有する感光体の軸心に平行な軸心を有する感光体および上記トナー像供給体を有するC色トナー像形成部と、
M色によるトナー像の形成を分担する、上記K色トナー像形成部が有する感光体の軸心に平行な軸心を有する感光体および上記トナー像供給体を有するM色トナー像形成部と、
Y色によるトナー像の形成を分担する、上記K色トナー像形成部が有する感光体の軸心に平行な軸心を有する感光体および上記トナー像供給体を有するY色トナー像形成部と、
上記プレートが取り付けられたものであって、上記K色トナー像形成部が有する感光体の軸心につながる第1回転軸が位置規制された状態で回転自在に挿通された挿通孔、ならびに上記C色トナー像形成部、上記M色トナー像形成部、および上記Y色トナー像形成部それぞれが有する感光体の軸心それぞれにつながる第1回転軸が遊挿された状態で回転自在に挿通された3つの挿通孔を有するフレームとを備えたものであることも好ましい態様である。
このようにすることで、K(黒)色用の感光体の第1回転軸が位置規制された状態で挿通される挿通孔と、その他の色用の感光体の第1回転軸が遊嵌された状態で挿通される挿通孔とを備えたフレームに対して、感光体およびトナー供給体の間のプレート上における位置関係を優先しながら、K(黒)色用の感光体の第1回転軸に基づきプレートを正確に取り付けることが可能となる。したがって、フレームに取り付けられた部材と、感光体およびトナー供給体とを高精度に配置することが可能となり、さらには、一番使用頻度の高いK色用の感光体が最も高精度に配置されることから画像品質のより一層の向上を図ることが可能となる。
本発明の画像形成装置によれば、画像品質を向上させることができる。
以下、本発明の画像形成装置について説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態の概略構成図である。
図1に示す本実施形態のプリンタ1は、画像形成部11、定着部12、用紙搬送部13,および、用紙トレイ部14で構成されている。
画像形成部11は、図1の右側から順にY(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の矢印A方向に回転する各色用感光体ロール111Y、111M、111C、111K、各色用の露光光が出射される露光器であるLED112Y、112M、112C、112K、感光体ロール表面にLEDによって形成された静電潜像を各色トナー像で現像する現像ロール113Y、113M、113C、113K、各色用感光体ロール上に形成されたトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト114、中間転写ベルト114が所定のルートを循環移動(矢印B方向)するように配置されたローラ114a、および、中間転写ベルト114上に一次転写されたトナー像を用紙搬送経路131に沿って搬送されてきた記録用紙上に二次転写する二次転写ローラ115で構成されている。
定着部12は、互いに対向して配備された、加圧ロール122および加熱ロール121で構成されている。
用紙トレイ部14は、用紙トレイ141、用紙トレイ141から記録用紙を引き出すピックアップローラ142、および、ピックアップローラ142により引き出された記録用紙を用紙搬送経路131に導くフィードローラ143で構成されている。
用紙搬送部13は、用紙搬送経路131、用紙搬送経路131に沿って配備されて記録用紙を搬送する搬送ローラ132、および、画像形成が行なわれた後の記録用紙を筐体11の上面に排出する排出ローラ133で構成されている。
このプリンタ1におけるフルカラー画像の形成は、まず、感光体ロール111Yが図示しない帯電器によって帯電され、画像信号に応じた露光がイエロ用のLED112Yによって行なわれて潜像が形成される。その潜像は現像ロール113Yによりイエロのトナーで現像されて感光体ロール111Y上にイエロのトナー像が形成される。そのトナー像は図示しない転写器により中間転写ベルト114に一次転写される。
中間転写ベルト114は矢印B方向に循環移動しており、中間転写ベルト114上に転写されたイエロのトナー像が次の色のマゼンタ用に備えられた転写器配置位置に到達するタイミングに合わせてマゼンタのトナー像が転写器配置位置に到達するように、感光体ロール111M上ではマゼンタのトナー像形成が行なわれる。こうして形成されたマゼンタのトナー像は、転写器によって中間転写ベルト114上のイエロのトナー像の上に重ねて転写される。
続いて、シアンおよび黒のトナー像形成が上記と同様のタイミングで行われ、中間転写ベルト114のイエロおよびマゼンタのトナー像の上に順次重ねて転写される。
こうして、中間転写ベルト114上に転写された多色トナー像は、タイミングを合わせて用紙トレイ141から引き出された記録用紙に二次転写ローラ115によって二次転写される。
多色トナー像が転写された記録用紙は、用紙搬送経路131に沿って定着部12に運ばれて加熱されると共に加圧される。これにより、多色トナー像は、記録用紙に定着される。
図2は、図1に示すプリンタを右側から見た場合の図である。
図2には、左側に示すフロント側フレーム101、右側に示すリア側フレーム102、リア側フレーム102の右側に取り付けられたプレート100、プレート100よりも右側に取り付けられた駆動部カバー10dが示されている。
また、図2には、フロント側フレーム101とリア側フレーム102との間に、中間転写ベルト114、および、感光体ロール111Yが示されており、これら中間転写ベルト114および感光体ロール111Yは、これらをプリンタ1に対して挿抜するための中間転写ドロワ116および感光体ドロワ117にそれぞれ保持されている。尚、図1に示す感光体ロール111Y、111M、111C、111Kに対応して配備されている現像ロール113Y、113M、113C、113Kも、実際にはこの感光体ドロワ117に感光体ロール111Y、111M、111C、111Kと共に保持されているが、感光体ロール111Y、111M、111C、111Kを保持する構造と同じ構造のため図示は省略されている。また、本来であれば感光体の下方に位置するLED112Yの図示は省略されている。
中間転写体ドロワ116には、フロント側フレーム101に設けられた中間転写体フロントマーキング孔1011と嵌合する中間転写体フロントピン1161がリア側(図2における右側)に向けて立設されている。尚、中間転写体フロントピン1161は、中間転写体ドロワ116のフロント側の両端2箇所(図2における手前側と奥側)に立設されている。
中間転写体ドロワ116のリア側には、リア側フレーム102に設けられた中間転写体貫通孔1021を貫通した後、プレート100に設けられた中間転写体フロントマーキング孔1011に挿通される中間転写体リアピン1163が駆動部カバー10d側に向けて立設されている。尚、この中間転写体リアピン1163は、中間転写体ドロワ116のリア側の両端2箇所に立設されている。
中間転写体ドロワ116では、中間転写ベルト114がローラ114a(図1参照)に懸架されており、図2には、そのローラ114aの回転軸1162が、中間転写ブロワ116に軸支されている様子が示されている。
図2に示す感光体ドロワ117には、フロント側フレーム101に設けられた感光体フロントマーキング孔1012と嵌合する感光体フロントピン1171がリア側に向けて立設されている。尚、感光体フロントピン1171は、感光体ドロワ117のフロント側の両端2箇所に立設されている。
感光体ドロワ117のリア側には、リア側フレーム102に設けられた感光体ドロワ貫通孔1022を貫通した後、プレート100に設けられた感光体嵌入孔1002に挿通される感光体リアピン1174が駆動部カバー10dに向けて立設されている。尚、この感光体リアピン1174は、感光体ドロワ117のリア側の両端2箇所に立設されている。
また、図2には、駆動部カバー10d、プレート100、およびリア側フレーム102を貫き、端部に感光体111Yと係合するカップリング1113Yが固定された感光体駆動軸1111Yが不図示のスリットを経由して感光体ドロワ117に入り込んでいる様子が示されている。尚、以下では、Y色用の部材を代表的に取りあげて説明するが、これは他の色用においても同様である。
カップリング1113Yは、感光体ブロワ117が所定位置まで押し込まれると感光体111Yと係合するようになっており、感光体駆動軸1111Yは、ベアリング1112Yを介して、プレート100に設けられている感光体駆動軸孔1003Yによって支持されている。また、プレート100と駆動部カバー10dとの間には、駆動部カバー10dの外側に配備されたモータ130の回転を減速してK色用の感光体駆動軸1111Yに伝達する遊星減速ギア(不図示)が内蔵されている。一方、Y色用の現像ロール駆動軸は、駆動部カバー10dの外部に配備された不図示のモータの回転駆動軸とカップリングによって連結されている。このプリンタ1では、現像ロールへの回転駆動力の伝達が、ギア系列を介してではなく現像ロールの現像ロール駆動軸と、この現像ロール駆動軸と略一直線上にあるモータの回転駆動軸とをカップリングで連結することで行なわれており、これにより、ギア系列が噛合することにより発生する振動の周波数を低周波数に抑え、バンディングの発生を抑制することができる。
さらに、図2に示す感光体ドロワ117には、感光体111Yをフロント側で支持する感光体支持軸1173Yがフロント側フレーム101に設けられた支持孔1175Yにベアリング1172Yを介して挿通されている様子が示されている。
図3は、フロント側フレームをフロント側から見た場合の図である。
図3には、中間転写体ドロワ116(図2参照)が装填されるエリア110が斜線で示され、装填される際に中間転写体フロントピン1161(図2参照)が嵌め込まれる中間転写体フロントマーキング孔1011がフロント側フレーム101に設けられている様子が示されている。
また、図3には、中間転写体ドロワ116が装填されるエリア110の下方に感光体ドロワ117が装填されている様子が示されており、装填される際に感光体フロントピン1171(図2参照)が嵌め込まれた感光体フロントマーキング孔1012がフロント側フレーム101に設けられている様子が点線で示されている。
図4も、図1に示すプリンタを右側から見た場合の図である。
図4には、感光体111Y、および、図2において省略したLED112Yが示されており、LED112Yの位置決めは、感光体駆動軸1111Yおよび感光体支持軸1173Yをそれぞれ支持するベアリング1112Yおよび1172Yにそれぞれ当接されたフロント側L部材1121Yおよびリア側L部材1123Yを介して行なわれている。LED112Yのフロント側およびリア側には、L部材に当接するピン1122Y、1124Yがそれぞれ図4における上向きに立設されており、LED112Yは、感光体ドロワ117が装填された後、感光体側に押し付けられるようになっている。リア側L部材1123Yは、リア側フレーム102のフロント側に取り付けられ、フロント側L部材1121Yは、感光体支持軸1173Yを支持するベアリング1172Yに当接された状態で感光体ドロワ117の内側に取り付けられている。LED112Yは、フロント側において、感光体ドロワ117の底部に設けられた、LED112Yからの照射光を通過させるためのスリットを通してピン1122Yがフロント側L部材1121Yに当接されることで位置決めがなされている。したがって、このプリンタ1では、感光体とLEDとを高精度に配置することができる。
図5は、図2に示す、プレートおよびリア側フレームをフロント側から見た場合の図である。
図5(a)に示す4隅の孔のうち、上側の2つは、中間転写体ドロワ116の中間転写体リアピン1163が嵌入される中間転写体嵌入孔1001であり、下側の2つは、感光体ドロワ117の感光体リアピン1174が嵌入される感光体嵌入孔1002である。
図5(a)に示す中段の大きいほうの4つの孔は、左から順にK(黒)、C(シアン)、M(マゼンタ)、およびY(イエロ)各色用の、ベアリングに支持された感光体駆動軸が挿通される感光体駆動軸孔1003K、1003C、1003M、1003Yであり、小さい方の4つの孔は、左から順にK(黒)、C(シアン)、M(マゼンタ)、およびY(イエロ)各色用の、ベアリングに支持された現像ロール駆動軸が挿通される現像ロール駆動軸孔1004K、1004C、1004M、1004Yである。図5(a)に示す各孔は、K色用の感光体駆動軸孔1003Kを基準にそれぞれ穿設されている。
図5(b)には、図5(a)に示される孔に応じてリア側フレーム102に設けられた4隅の孔のうち、上側の2つは、プレート100の中間転写体嵌入孔1001に対応した中間転写体貫通孔1021であり、下側の2つは、プレート100の感光体嵌入孔1002に対応した感光体ドロワ貫通孔1022である。また、図5(b)に示す中段の大きい方の4つの孔は、プレート100の4つの感光体駆動軸孔1003K、1003C、1003M、1003Yに対応した4つの感光体貫通孔1023K、1023C、1023M、1023Yであり、小さい方の4つの孔は、4つの現像ロール駆動軸孔1004K、1004C、1004M、1004Yに対応した現像ロール貫通孔1024K、1024C、1024M、1024Yである。図5(b)に示されている孔は、左端のK色用の感光体駆動軸孔1003Kに対応する感光体貫通孔1023K以外は、プレート100をリア側フレーム102に取り付ける際に発生する取り付け誤差によってプレート100における正確な位置関係が乱されないように余裕を持たせた大きさにされている。また、右端のY色用の感光体駆動軸孔1003Yに対応する感光体貫通孔1023Yは、上下方向についてはY色用の感光体駆動軸孔1003Yと同じ寸法で穿設されており、左端のK色用の感光体駆動軸に基づいてリア側プレート102に対しプレート100をより正確に取り付けることができるようになっている。
以上に説明したように、このプリンタ1では、プレート100に、最も使用頻度の高いK(黒)色用の感光体駆動軸孔1003Kに基づいて他の色の感光体駆動軸孔および現像ロール軸孔が穿設されていることから、感光体と現像ロールとを高精度に配置することができ、また、中間転写体ベルトの、筐体内での配置位置がプレートに設けられたマーキング孔を基準にして決定され、LEDの、筐体内での配置位置が感光体駆動軸を支持するベアリングに当接されたL字部材基づいて決定されており、このため、中間転写ベルトおよびLEDを感光体および現像ロールに対して高精度に配置することができる。さらに、プレート100がK色用の感光体駆動軸を基準にリア側フレーム102に対し高精度に取り付けられていることで、リア側フレーム102を基準に取り付けられている部材と、プレートによって高精度に配置されている感光体および現像ロールとを高精度に配置することができる。したがって、本実施形態のプリンタ1では、バンディング等を抑制して画像品質の向上を図ることができる。
尚、上述の実施形態では、4色のトナー像形成を行うことによるフルカラーの画像形成が可能なプリンタを例に挙げたが、これが、白黒の画像形成のみが可能なプリンタ、さらには、適用される画像形成装置がプリンタに限るものでもない。
また、上述の実施形態では、プレート上に、感光体駆動軸孔および現像ロール駆動軸孔に加え、中間転写体ドロワおよび感光体ドロワ用のマーキング孔を穿設した例を挙げて説明したが本発明はこれに限るものではなく、感光体駆動軸孔および現像ロール駆動軸孔が設けられているものであれば、中間転写体ドロワおよび感光体ドロワ用のマーキング孔が設けられていないものであってもよい。
さらに、上述の実施形態では、プレートをフレームに取り付ける例を挙げて説明したが、本発明はこのような態様に限るものではない。
本発明の画像形成装置の一実施形態の概略構成図である。 図1に示すプリンタを右側から見た場合の図である。 フロント側フレームをフロント側から見た場合の図である。 図1に示すプリンタを右側から見た場合の図である。 図2に示す、プレートおよびリア側フレームをフロント側から見た場合の図である。
符号の説明
1 プリンタ
100 プレート
1001 中間転写体嵌入孔
1002 感光体嵌入孔
1003Y、1003M、1003C、1003K 感光体駆動軸孔
1004Y、1004M、1004C、1004K 現像ロール駆動軸孔
101 フロント側フレーム
1011 中間転写体フロントマーキング孔
1012 感光体フロントマーキング孔
102 リア側フレーム
1021 中間転写体貫通孔
1022 感光体ドロワ貫通孔
1023Y、1023M、1023C、1023K 感光体貫通孔
1024Y、1024M、1024C、1024K 現像ロール貫通孔
111Y、111M、111C、111K 感光体ロール
1111Y、1111M、1111C、1111K 感光体駆動軸
1112Y、1112M、1112C、1112K ベアリング
1121Y、1121M、1121C、1121K フロント側L部材
1122Y、1122M、1122C、1122K ピン
1123Y、1123M、1123C、1123K リア側L部材1123Y
1124Y、1124M、1124C、1124K ピン
116 中間転写体ドロワ
1161 中間転写体フロントピン
1162 回転軸
117 感光体ドロワ
1171 感光体フロントピン
1172Y、1172M、1172C、1172K ベアリング
1173Y、1173M、1173C、1173K 感光体支持軸
1174 感光体リアピン
1175 支持孔

Claims (6)

  1. 筐体内で、静電潜像をトナーにより現像することでトナー像を形成し該トナー像を最終的に記録媒体上に転写および定着することにより該記録媒体上に定着されたトナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
    表面に静電潜像を担持し軸心を回転中心にして回転する感光体、および該感光体の軸心に平行な軸心を有し、該軸心を回転中心にして回転することで静電潜像を担持する感光体表面にトナーを供給するトナー供給体を有するトナー像形成部と、
    前記感光体の軸心につながる第1回転軸が位置規制された状態で回転自在に挿通された第1挿通孔、および前記トナー供給体の軸心につながる第2回転軸が位置規制された状態で回転自在に挿通された第2挿通孔を有するプレートとを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1回転軸を基準に位置決めされた、前記感光体の表面に露光光を照射し該表面に静電潜像を形成する露光器を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記筐体に対して挿抜自在に配備され、前記感光体が収容された感光体ドロワを備え、
    前記感光体は、前記感光体ドロワが前記筐体に挿入される際に該感光体の軸心が前記第1回転軸に接続されるものであり、
    前記プレートが、前記感光体ドロワが前記筐体に挿入される際に該感光体ドロワを該筐体内の所定位置に案内する案内部を有するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記感光体表面に形成されたトナー像の転写を一旦受け該トナー像を前記記録媒体に転写する中間転写体と、
    前記筐体に対して挿抜自在に配備され、前記中間転写体が収容された中間転写体ドロワとを備え、
    前記プレートが、前記中間転写体ドロワが前記筐体に挿入される際に該中間転写体ドロワを該筐体内の所定位置に案内する案内部を有するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記トナー供給体は、該トナー供給体の軸心が、該トナー供給体を回転駆動する駆動源の駆動軸と略一直線上にあるものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. K色によるトナー像の形成を分担する、前記感光体および前記トナー像供給体を有するK色トナー像形成部と、
    C色によるトナー像の形成を分担する、前記K色トナー像形成部が有する感光体の軸心に平行な軸心を有する感光体および前記トナー像供給体を有するC色トナー像形成部と、
    M色によるトナー像の形成を分担する、前記K色トナー像形成部が有する感光体の軸心に平行な軸心を有する感光体および前記トナー像供給体を有するM色トナー像形成部と、
    Y色によるトナー像の形成を分担する、前記K色トナー像形成部が有する感光体の軸心に平行な軸心を有する感光体および前記トナー像供給体を有するY色トナー像形成部と、
    前記プレートが取り付けられたものであって、前記K色トナー像形成部が有する感光体の軸心につながる第1回転軸が位置規制された状態で回転自在に挿通された挿通孔、ならびに前記C色トナー像形成部、前記M色トナー像形成部、および前記Y色トナー像形成部それぞれが有する感光体の軸心それぞれにつながる第1回転軸が遊挿された状態で回転自在に挿通された3つの挿通孔を有するフレームとを備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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