JP2006038397A - 冷却庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】 信頼性の高い冷却庫を提供する。
【解決手段】 この冷却庫1では、1つの放熱ファン装置が故障した場合は、まず故障を報知するとともに他の放熱ファン装置の風量を上げ、次いで庫内基準温度を上げ、さらにスターリング冷凍機10の駆動電力を下げ、それでもウォームヘッド11の温度Tが基準温度TR2を超えた場合に、スターリング冷凍機10を停止させる。したがって、放熱ファン装置36,37が故障した場合にスターリング冷凍機10を直ぐ停止させる場合に比べ、冷却庫1の信頼性の向上を図ることができる。
【選択図】 図6

Description

この発明は冷却庫に関し、特に、スターリング冷凍機を備えた冷却庫に関する。
近年、フロンガスの地球環境への悪影響が指摘されており、フロンガスを使用しない冷却庫としてスターリング冷凍機を搭載したものが注目されている。この冷却庫では、スターリング冷凍機のコールドヘッドの冷熱によって庫内空間が冷却されるとともに、スターリング冷凍機のウォームヘッドの温熱が放熱器によって庫外環境に放熱される。放熱器の放熱は、放熱ファン装置の風によって促進される(たとえば特許文献1参照)。
特開2002−221384号公報
このような冷却庫において放熱ファン装置が故障すると放熱器の放熱効率が低下し、ウォームヘッドの温度が上昇してスターリング冷凍機が故障する可能性があるので、放熱ファン装置が故障した場合は直ぐにスターリング冷凍機が停止するように制御することが考えられる。しかし、この制御方法では、突然冷却庫の運転が停止することになり、冷却庫の信頼性が損なわれる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、信頼性の高い冷却庫を提供することである。
この発明に係る冷却庫は、スターリング冷凍機を備えた冷却庫であって、スターリング冷凍機のウォームヘッドから2次冷媒を介して温熱を受け、庫外環境に放熱を行なう放熱器と、放熱器の放熱を促進する放熱ファン装置と、放熱ファン装置の故障を検出する故障検出手段と、故障検出手段によって放熱ファン装置の故障が検出されたことに応じて、スターリング冷凍機を停止させる前に、ウォームヘッドの温度上昇が抑制されるようにを制御する制御手段とを備えたものである。
好ましくは、さらに、庫内温度を検出する温度検出手段を備え、制御手段は、温度検出手段によって検出された庫内温度が予め定められた庫内基準温度に一致するようにスターリング冷凍機を制御し、故障検出手段によって放熱ファン装置の故障が検出されたことに応じて庫内基準温度を上昇させる。
また好ましくは、さらに、ウォームヘッドの温度を検出する温度検出手段を備え、制御手段は、温度検出手段の検出温度が予め定められた基準温度を超えたことに応じて、スターリング冷凍機の駆動電力を低下させる。
また好ましくは、さらに、庫内温度を検出する第1の温度検出手段と、ウォームヘッドの温度を検出する第2の温度検出手段とを備え、制御手段は、第1の温度検出手段によって検出された庫内温度が予め定められた庫内基準温度に一致するようにスターリング冷凍機を制御し、第2の温度検出手段の検出温度が予め定められた第1の基準温度を超えたことに応じて庫内基準温度を上昇させ、その後、予め定められた時間が経過しても第2の温度検出手段の検出温度が第1の基準温度よりも低くならない場合はスターリング冷凍機の駆動電力を低下させ、第2の温度検出手段の検出温度が第1の基準温度よりも高い予め定められた第2の基準温度を超えたことに応じてスターリング冷凍機を停止させる。
また好ましくは、故障検出手段は、放熱ファン装置の駆動電流を検出する電流検出手段と、電流検出手段の検出値が予め定められた上限値よりも高いか予め定められた下限値よりも低い場合に放熱ファン装置は故障していると判定する判定手段とを含む。
また好ましくは、放熱ファン装置の風量を検出する風量検出手段と、風量検出手段の検出値が予め定められた値よりも低い場合に放熱ファン装置は故障していると判定する判定手段とを含む。
また好ましくは、さらに、故障検出手段によって放熱ファン装置の故障が検出されたことに応じて、放熱ファン装置が故障していることをユーザに報知する報知手段を備える。
また好ましくは、複数の放熱ファン装置を備え、故障検出手段は、複数の放熱ファン装置の各々について故障しているか否かを検出し、制御手段は、故障検出手段によって少なくとも1つの放熱ファン装置の故障が検出された場合は、故障した放熱ファン装置を停止させ、故障していない放熱ファン装置の送風能力を上昇させる。
この発明に係る冷却庫では、放熱ファン装置が故障した場合は、スターリング冷凍機を停止させる前に、ウォームヘッドの温度上昇が抑制されるように冷却庫を制御する。したがって、放熱ファン装置の故障によってスターリング冷凍機が突然停止することを防止することができ、冷却庫の信頼性の向上を図ることができる。
好ましくは、放熱ファン装置が故障した場合は、庫内基準温度を上昇させる。この場合は、スターリング冷凍機の負荷が小さくなり、ウォームヘッドの温度上昇が抑制される。
また好ましくは、さらに、ウォームヘッドの温度が基準温度を超えたことに応じて、スターリング冷凍機の駆動電力を低下させる。この場合は、スターリング冷凍機の冷却能力が低下し、ウォームヘッドの温度上昇が抑制される。
また好ましくは、さらに、ウォームヘッドの温度が第1の基準温度を超えたことに応じて庫内基準温度を上昇させ、その後、予め定められた時間が経過してもウォームヘッドの温度が第1の基準温度よりも低くならない場合はスターリング冷凍機の駆動電力を低下させ、ウォームヘッドの温度が第1の基準温度よりも高い第2の基準温度を超えたことに応じてスターリング冷凍機を停止させる。この場合は、2重に温度チェックを行なうので、スターリング冷凍機の故障をより確実に防止することができ、より長期の信頼性を確保することができる。
また好ましくは、放熱ファン装置の駆動電流が上限値よりも高いか下限値よりも低い場合に放熱ファン装置は故障していると判定する。この場合は、放熱ファン装置が故障しているか否かを容易かつ低コストで検出することができる。
また好ましくは、放熱ファン装置の風量が予め定められた値よりも低い場合に放熱ファン装置は故障していると判定する。この場合は、放熱ファン装置が故障しているか否かを容易かつ確実に検出することができる。
また好ましくは、さらに、放熱ファン装置が故障している場合は、それをユーザに報知する。この場合は、どのような異常が発生しているかをユーザに明示し、サービスマンに修理を依頼し易くすることができる。
また好ましくは、複数の放熱ファン装置のうちの少なくとも1つの放熱ファン装置が故障した場合は、故障した放熱ファン装置を停止させ、故障していない放熱ファン装置の送風能力を上昇させる。この場合は、正常な放熱ファン装置によって故障した放熱ファン装置の風量を補償することができ、より長期に亘る運転が可能となる。
図1は、この発明の一実施の形態による冷却庫1の構成を示す部分垂直断面図であり、図2は冷却庫1のうちの熱交換に関連する部分を示す図であり、図3は冷却庫1のうちの放熱に関連する部分を示す図である。
図1において、冷却庫1は食品保存用であり、断熱構造の筐体2を備える。筐体2の正面(図1において左側)は全面的に開口部となっており、この開口部には断熱構造の扉3が開閉自在に設けられている。冷却庫1の庫内空間4は複数の棚板5により上下複数段に区画されている。
筐体2の上面と背面のなす角部に冷凍機収納凹部6が形設され、その中にスターリング冷凍機10が設置されている。スターリング冷凍機10は、ウォームヘッド11、コールドヘッド12および圧力容器13を有する。ウォームヘッド11には蒸発器14が取り付けられ、蒸発器14には2次冷媒回路15が結合されている。
2次冷媒回路15は、銅や銅合金、アルミなどの熱伝導の良い金属からなるパイプを閉ループ状にしたものであり、一部は蒸発器14に結合され、他の一部はスターリング冷凍機10の圧力容器13の上に延び出す。圧力容器13の上に延び出した部分に、多数の放熱フィン17を並べた放熱器16が取り付けられている。放熱フィン17も熱伝導の良い金属からなる。2次冷媒回路15のうちの放熱器16を構成する部分は、放熱特性を高めるために、複数に分岐され、複数回折り曲げられている。2次冷媒回路15の内部には水などの2次冷媒が密封されている。
また、スターリング冷凍機10のコールドヘッド12には、凝縮器18が取り付けられ、凝縮器18には2次冷媒回路20が結合されている。
2次冷媒回路20も銅や銅合金、アルミなど熱伝導の良い金属からなるパイプを閉ループ状にしたものであり、一部は凝縮器18に結合され、他の一部は筐体2の内部に入り込む。筐体2の内部に入り込んだ部分に、多数の冷却フィン22を並べた蒸発器21を取り付ける。冷却フィン22も熱伝導の良い金属からなる。2次冷媒回路20の内部にはCOなどの2次冷媒が密封されている。
冷凍機収納凹部6の背面と左右側面はカバー30により、上面は天板31により、それぞれ覆われる。天板31は筐体2の上面と所定間隔を隔てて対峙する。この間隔が通風経路32となる。カバー30には排気口33が形設される。排気口33にはパンチングメタル、金網、格子などからなる侵入防止手段が取り付けられる。
通風経路32と排気口33を連結するダクト34が設けられ、その中に放熱器16が収容される。放熱器16の前面側には送風機35が設置される。送風機35は、それぞれが放熱器16の前面に対向して配置された複数(たとえば2つ)の放熱ファン装置36,37を含む。放熱ファン装置36,37の送風能力は、個別に制御可能になっている。
冷却庫1の庫内空間4には、背面側の内壁に沿って垂直方向に延びるダクト40,41が設けられる。ダクト40は奥側に位置し、ダクト41はその手前側に位置する。ダクト40は庫内空間4の途中までの高さで終わるが、ダクト41は天井部まで続く。
ダクト40の下端には庫内空間4から庫内空気を吸い込む吸気口42が設けられ、上端にはダクト41に空気を吹き出す送風機43が設けられる。送風機43は送風機35と同様の構造である。吸気口42と送風機43の間に蒸発器21が設置される。送風機43の運転により吸気口42から吸い込まれた空気は、蒸発器21を通過する際に温度を奪われ、冷気となる。送風機43によりダクト41に吹き出された冷気はダクト41の中を上下に分かれて進み、区画毎に設けられた吹出口44から庫内空間4に吹き出される。
次に、この冷却庫1の動作について説明する。スターリング冷凍機10が駆動されると、ウォームヘッド11の温度が上昇し、コールドヘッド12の温度が低下する。
蒸発器14内の2次冷媒はウォームヘッド11の熱により気化し、2次冷媒回路15を介して放熱器16に熱を伝達する。スターリング冷凍機10とともに送風機35が駆動され、通風経路32から放熱器16を通り、排気口33から排出される強制空冷気流が形成される。強制空冷気流により、放熱器16の熱は速やかに大気中に放散される。2次冷媒は放熱器16で熱を奪われて凝縮し、重力によって蒸発器14のレベルまで流下する。このように2次冷媒回路15内の2次冷媒は気化と凝縮を繰り返して循環し、ウォームヘッド11の熱を放熱器16に伝達する。
一方、凝縮器18内の2次冷媒はコールドヘッド12の冷熱により凝縮し、2次冷媒回路20を介して蒸発器21に流下する。スターリング冷凍機10とともに送風機43が駆動され、吸気口42から蒸発器21を経てダクト41内に排出される空気流が形成される。蒸発器21を通過するとき、空気は熱を奪われて冷気となる。逆に2次冷媒回路20内の2次冷媒は蒸発器21から熱を与えられて気化し、凝縮器18のレベルまで上昇する。このように2次冷媒回路20内の2次冷媒は凝縮と気化を繰り返して循環し、コールドヘッド12の冷熱を蒸発器21に伝達する。
ダクト41内に送り込まれた冷気は各所の吹出口44から吹き出し、庫内空間4の各区画を冷却する。冷気は棚板5と扉3との隙間を通って吸気口42に戻る。このようにして、庫内空間4に冷気の循環が形成される。
図4は、冷却庫1のうちの運転制御に関連する部分を示すブロック図である。図4において、この冷却庫1は、庫内温度センサ50、コールドヘッド温度センサ51、ウォームヘッド温度センサ52、電流センサ53,54、基準値記憶部55、報知ランプ56および制御部57を備える。
庫内温度センサ50は、たとえばダクト41の庫内空間4側の表面に設けられ、庫内空間4の温度を検出し、検出値を示す信号を制御部57に与える。コールドヘッド温度センサ51は、スターリング冷凍機10のコールドヘッド12に設けられてコールドヘッド12の温度を検出し、検出値を示す信号を制御部57に与える。ウォームヘッド温度センサ52は、スターリング冷凍機10のウォームヘッド11に設けられてウォームヘッド11の温度Tを検出し、検出値を示す信号を制御部57に与える。
電流センサ53,54は、それぞれ放熱ファン装置36,37の駆動電流を検出し、検出値を示す信号を制御部57に与える。基準値記憶部55は、ROM等の読み出し専用メモリからなり、庫内空間4の基準温度と、コールドヘッド12の基準温度と、ウォームヘッド11の基準温度TR1,TR2と、放熱ファン装置36,37の電流値の上限値および下限値とを記憶している。
報知ランプ56は、たとえば冷却庫1の扉3の外部表面に設けられ、放熱ファン装置36,37の故障時に点灯し、放熱ファン装置36,37の故障をユーザに報知する。制御部57は、温度センサ50〜52、電流センサ53,54および基準値記憶部55からの各種情報に基づいて、スターリング冷凍機10、放熱ファン装置36,37および報知ランプ56を制御する。
図5は、制御部57の動作を示すフローチャートである。制御部57は、温度センサ50〜52の検出値が基準値記憶部55に記憶されている基準値になるように、スターリング冷凍機10および放熱ファン装置36,37を制御する。
また、制御部57は、ステップS1においてスターリング冷凍機10が駆動中か否かを判別し、駆動中でない場合はステップS1に戻り、駆動中の場合はステップS2において放熱ファン装置36,37の故障検知処理を行なう。
具体的には、制御部57は、電流センサ53,54の各々の検出値と基準値記憶部55に記憶された上限値および下限値とを比較し、検出値が上限値よりも高いか下限値よりも低い電流センサに対応する放熱ファン装置を故障していると判定し、検出値が上限値と下限値の間にある電流センサに対応する放熱ファン装置を正常であると判定する。
次いで、ステップS3において制御部57は、故障した放熱ファン装置があるか否かを判別し、故障ファンがない場合はステップS1に戻り、故障ファンがある場合はステップS4において故障時の異常処置を行なってステップS1に戻る。
図6は、図5に示した故障時の異常処置(ステップS4)を示すフローチャートである。ステップS11において制御部57は、報知ランプ56を点灯して冷却庫1が故障したことをユーザに報知する。点灯した報知ランプ56を見たユーザは、放熱ファン装置が故障したことをサービスマンに伝える。サービスマンが修理に来るまでの間は、まずステップS1において故障した放熱ファン装置を停止させ、正常な放熱ファン装置の風量を上げる。これにより、故障した放熱ファン装置の風量を正常な放熱ファン装置で補償する。
次にステップS12において、制御部57は、ウォームヘッド11の温度Tが基準値記憶部55に記憶された基準温度TR1よりも高いか否かを判別し、T>TR1でない場合は異常処置を終了し、T>TR1の場合はステップS13に進む。ステップS13において制御部57は、たとえば基準値記憶部55に記憶された複数の庫内基準温度のうちのより高い庫内基準温度を選択することにより、庫内基準温度を上げる。これにより、スターリング冷凍機10の負荷を下げる。
ステップS14において所定時間経過するのを待機した後、ステップS15において制御部57は、再度、ウォームヘッド11の温度Tが基準値記憶部55に記憶された基準温度TR1よりも高いか否かを判別し、T>TR1でない場合は異常処置を終了し、T>TR1の場合はステップS16においてスターリング冷凍機10の駆動電力を下げる。
次に、ステップS17において制御部57は、ウォームヘッド11の温度Tが基準値記憶部55に記憶された基準温度TR2(TR2>TR1)よりも高いか否かを判別し、T>TR2でない場合は異常処置を終了し、T>TR2の場合はステップS18においてスターリング冷凍機10を停止させる。
この実施の形態では、1つの放熱ファン装置が故障した場合は、まず故障を報知するとともに他の放熱ファン装置の風量を上げ、次いで庫内基準温度を上げ、さらにスターリング冷凍機10の駆動電力を下げ、それでもウォームヘッド11の温度Tが基準温度TR2を超えた場合に、スターリング冷凍機10を停止させる。したがって、放熱ファン装置36,37が故障した場合にスターリング冷凍機10を直ぐに停止させる場合に比べ、冷却庫1の信頼性の向上を図ることができる。
図7は、この実施の形態の変更例を示すブロック図であって、図4と対比される図である。図7を参照して、この冷却庫が図4の冷却庫と異なる点は、電流センサ53,54がそれぞれ風量センサ60,61で置換されている点である。
風量センサ60,61は、それぞれ放熱ファン装置36,37の送風吐き出し口に設けられて放熱ファン装置36,37の風量を検出し、検出値を示す信号を制御部57に与える。基準値記憶部55は、放熱ファン装置36,37の電流値の上限値および下限値の代わりに、放熱ファン装置36,37の風量の下限値を記憶している。
制御部57は、図5のステップS2において、風量センサ60,61の各々の検出値と基準値記憶部55に記憶された下限値とを比較し、検出値が下限値よりも低い風量センサに対応する放熱ファン装置を故障していると判定し、検出値が下限値よりも高い風量センサに対応する放熱ファン装置を正常であると判定する。この変更例でも、実施の形態と同じ効果が得られる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の一実施の形態による冷却庫の構成を示す部分垂直断面図である。 図1に示した冷却庫の熱交換に関連する部分の構成を示す図である。 図1に示した冷却庫の放熱に関連する部分の構成を示す図である。 図1に示した冷却庫の運転制御に関連する部分の構成を示すブロック図である。 図4に示した制御部の動作を示すフローチャートである。 図5に示した故障時の異常処置を示すフローチャートである。 この実施の形態の変更例を示すブロック図である。
符号の説明
1 冷却庫、2 筐体、3 扉、4 庫内空間、5 棚板、6 冷凍機収納凹部、10 スターリング冷凍機、11 ウォームヘッド、12 コールドヘッド、13 圧力容器、14,21 蒸発器、15,20 2次冷媒回路、16 放熱器、17 放熱フィン、18 凝縮器、22 冷却フィン、30 カバー、31 天板、32 通風経路、33 排気口、34,40,41 ダクト、35,43 送風機、36,37 放熱ファン装置、42 吸気口、44 吹出口、50〜52 温度センサ、53,54 電流センサ、55 基準値記憶部、56 報知ランプ、60,61 風量センサ。

Claims (6)

  1. スターリング冷凍機を備えた冷却庫であって、
    前記スターリング冷凍機のウォームヘッドから2次冷媒を介して温熱を受け、庫外環境に放熱を行なう放熱器、
    前記放熱器の放熱を促進する放熱ファン装置、
    前記放熱ファン装置の故障を検出する故障検出手段、および
    前記故障検出手段によって前記放熱ファン装置の故障が検出されたことに応じて、前記スターリング冷凍機を停止させる前に、前記前記ウォームヘッドの温度上昇が抑制されるように制御する制御手段を備える、冷却庫。
  2. さらに、庫内温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記温度検出手段によって検出された庫内温度が予め定められた庫内基準温度に一致するように前記スターリング冷凍機を制御し、
    前記故障検出手段によって前記放熱ファン装置の故障が検出されたことに応じて前記庫内基準温度を上昇させる、請求項1に記載の冷却庫。
  3. さらに、前記ウォームヘッドの温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記温度検出手段の検出温度が予め定められた基準温度を超えたことに応じて、前記スターリング冷凍機の駆動電力を低下させる、請求項1に記載の冷却庫。
  4. さらに、庫内温度を検出する第1の温度検出手段、および
    前記ウォームヘッドの温度を検出する第2の温度検出手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記第1の温度検出手段によって検出された庫内温度が予め定められた庫内基準温度に一致するように前記スターリング冷凍機を制御し、
    前記第2の温度検出手段の検出温度が予め定められた第1の基準温度を超えたことに応じて前記庫内基準温度を上昇させ、
    その後、予め定められた時間が経過しても前記第2の温度検出手段の検出温度が前記第1の基準温度よりも低くならない場合は前記スターリング冷凍機の駆動電力を低下させ、
    前記第2の温度検出手段の検出温度が前記第1の基準温度よりも高い予め定められた第2の基準温度を超えたことに応じて前記スターリング冷凍機を停止させる、請求項1に記載の冷却庫。
  5. 前記故障検出手段は、
    前記放熱ファン装置の駆動電流を検出する電流検出手段、および
    前記電流検出手段の検出値が予め定められた上限値よりも高いか予め定められた下限値よりも低い場合に前記放熱ファン装置は故障していると判定する判定手段を含む、請求項1から請求項4のいずれかに記載の冷却庫。
  6. 複数の放熱ファン装置を備え、
    前記故障検出手段は、前記複数の放熱ファン装置の各々について故障しているか否かを検出し、
    前記制御手段は、前記故障検出手段によって少なくとも1つの放熱ファン装置の故障が検出された場合は、故障した放熱ファン装置を停止させ、故障していない放熱ファン装置の送風能力を上昇させる、請求項1から請求項5のいずれかに記載の冷却庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103960744A (zh) * 2014-04-04 2014-08-06 吴士专 一种活海鲜微冻机

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