JP2006037970A - 電磁弁駆動制御装置およびエアー式マッサージ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電磁弁への電力供給による該電磁弁の温度上昇を抑制し得る電磁弁駆動制御装置およびこの電磁弁駆動制御装置を組み込んだエアー式マッサージ装置を提供する。
【解決手段】 電磁弁16の開放状態および閉鎖状態を切換えるための電磁弁制御装置17。電磁弁16の開閉状態を切り換えるために、電磁弁16に所定の電圧で電力を供給した後、その切り換え状態を保持すべく電磁弁16に所定の電圧よりも低い電圧で電力を供給し続ける。
【選択図】 図3

Description

本発明は、圧縮空気の加圧力を利用したエアー式マッサージ装置およびこのエアー式マッサージ装置に組み込むのに好適な電磁弁駆動制御装置に関する。
エアー式マッサージ機では施療部に空気袋が用いられており、この空気袋の膨張および収縮の反復によってマッサージが行われる(例えば、特許文献1参照。)。この空気袋の膨張および収縮のために、エアーポンプのような加圧空気源からの圧縮空気が電磁弁を経て供給される。
電磁弁は、その電磁コイルへの通電により、空気袋への加圧空気の供給を許す開放位置に保持される。電磁弁の開放位置では、空気袋が加圧空気源に接続されることから、該空気源からの加圧空気が空気袋に供給され、これにより空気袋が膨張する。また、電磁コイルへの通電が遮断されると、電磁弁は空気袋を大気へのリーク口に接続することから、空気袋の加圧空気はリーク口を経て大気に放出され、これにより空気袋は収縮する。このように、電磁弁の作動を制御することにより、空気袋の膨張、収縮行程を反復させることができる。
特開2002−315798号公報(第2−3頁、図1)
しかしながら、電磁弁の作動を制御する従来の電磁弁駆動制御装置は、電磁弁を開放位置に切り換え、その開放位置に保持するために、電磁弁の電磁コイルへの供給電力は、電磁弁によって決められた定格電圧が電磁弁の電磁コイルに印加されるように、ほぼ一定の電圧で供給されている。そのため、エアー式マッサージ装置の長時間の使用では、電磁弁の電磁コイルの温度上昇によって電磁弁の温度が上昇する。
本発明の目的は、電磁弁への電力供給による該電磁弁の温度上昇を抑制し得る電磁弁駆動制御装置およびこの電磁弁駆動制御装置を組み込んだエアー式マッサージ装置を提供することにある。
本発明は、電磁弁の開放状態および閉鎖状態を切換えるための電磁弁制御装置であって、前記電磁弁の開閉状態を切り換えるために前記電磁弁に所定の電圧で電力を供給した後、その切り換え状態を保持すべく前記電磁弁に前記所定の電圧よりも低い電圧で電力を供給し続けることを特徴とする。
本発明に係る電磁弁制御装置では、電磁弁の開閉状態の切り換えを確実に行うために、該電磁弁に例えば定格の比較的高いある値の電圧で電力が供給されるが、電磁弁がその開閉状態を切り換えた後、この切り換え状態を保持するに必要な低い電圧値に低減される。
そのため、電磁弁の切り換え動作後、その切り換え状態は切り換え当初の電圧値より低い電圧値で保持されることから、電磁弁の消費電力の低減が図られ、この電力消費に伴う温度上昇の抑制が可能となる。
本発明に係る電磁弁制御装置によれば、前記したように、電磁弁の電力消費に伴う温度上昇が抑制されることから、長時間の作動によっても電磁弁は従来のような高い温度になることはない。また、本発明に係る電磁弁制御装置をエアー式マッサージ装置に組み込むことにより、エアー式マッサージ装置の消費電力の削減および長時間の使用時における温度上昇を防止することができる。
以下、本発明の特徴を図示の実施例に沿って詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電磁弁制御装置をエアー式マッサージ装置10に組み込んだ例を示す。図1に示すエアー式マッサージ装置10は、座部11aおよび背もたれ11bを有する椅子型であり、その背もたれ11bに、施療子として、複数の空気袋12が埋め込まれている。これら空気袋12を作動させる駆動部13が座部11aの下方に収納されている。
駆動部13は、図2に示すように、空気袋12への加圧空気を生成する例えばダイヤフラムポンプのような空気ポンプを備える加圧空気源14と、加圧空気源14と空気袋12(図2には、その簡素化のために単一の空気袋12が示されている。)とを接続する接続管15と、加圧空気源14と空気袋12との連通を断続するための電磁弁16と、電磁弁16の作動を制御する電磁弁制御装置17とを備える。
接続管15には大気に開放するリーク口15aが設けられ、電磁弁16は、リーク口15aを開閉すべく接続管15に設けられている。電磁弁16は、リーク口15aを開閉することにより、空気袋12を加圧空気源14および大気に選択的に連通させるように、開閉動作する。すなわち、図示の例では、電磁弁16は、その閉鎖位置で、空気袋12を加圧空気源14に連通させることにより、加圧空気源14から空気袋12への加圧空気の供給を許す。また、電磁弁16は、その開放位置で、リーク口15aを開放することにより空気袋12を大気に連通させ、これにより空気袋12の収縮動作を許す。
電磁弁制御装置17は、電磁弁16への電力の供給を制御することにより、電磁弁16の作動を制御する。また、図示の例では、電磁弁制御装置17は、加圧空気源14の作動をも制御する。
電磁弁制御装置17は、図3に示すように、制御部18と、該制御部からの作動制御信号P1、P2を受け、これら作動制御信号P1、P2に応じた電力を電磁弁16の巻き線である電磁ソレノイド16aに供給するための電磁弁駆動回路19とを有し、さらに図示の例では、制御部18からの作動制御信号P0を受け、この作動制御信号P0に応じた電力を加圧空気源14の駆動部14aに供給するためのポンプ駆動回路20を有する。
電磁弁駆動回路19は、図3に示す例では、電磁弁16の定格電圧である例えば12Vの電圧を電磁ソレノイド16aに印加するための第1のスイッチングトランジスタTr1およびこの定格電圧よりも低い例えば8Vの電圧を電磁ソレノイド16aに印加するための第2のスイッチングトランジスタTr2とを有する。
両スイッチングトランジスタTr1およびTr2のコレクタCは、図示しない電源回路の12V電圧端子および8V電圧端子にそれぞれ接続されている。また、両スイッチングトランジスタTr1およびTr2のベースBには、制御部18から出力される作動制御信号P1、P2がそれぞれベース抵抗R1を経て入力する。両スイッチングトランジスタTr1およびTr2のエミッタEは、相互に並列的に電磁ソレノイド16aに接続されている。各スイッチングトランジスタTr1、Tr2のベースBおよびエミッタE間には、従来よく知られたブリーダ抵抗R2が接続されている。
両スイッチングトランジスタTr1およびTr2がそれぞれのベースBに制御部18からの作動制御信号P1、P2を受けていない状態では、各スイッチングトランジスタTr1およびTr2のコレクタCおよびエミッタE間の導通が遮断される。そのため、電磁ソレノイド16aに電圧が印加されることはなく、電磁弁16は非作動状態におかれる。
他方、各スイッチングトランジスタTr1およびTr2は、それぞれのベースBに制御部18からの作動制御信号P1、P2を受けると、この作動制御信号P1、P2を受けている限り、それぞれのエミッタEとコレクタCとを導通させる。このスイッチングトランジスタTr1およびTr2の導通動作により、それぞれのコレクタCに受ける8Vまたは12Vの電圧が電磁ソレノイド16aに印加される。
したがって、いずれか一方のスイッチングトランジスタTr1またはTr2のベースBにそれぞれに対応した作動制御信号P1またはP2が入力すると、この作動制御信号P1またはP2の入力を受けるスイッチングトランジスタTr1またはTr2が導通することにより、この導通するスイッチングトランジスタTr1またはTr2に対応して8Vまたは12Vの電圧が選択的に電磁ソレノイド16aに印加され、その電圧8Vまたは12Vで電磁弁16が作動状態におかれる。
各スイッチングトランジスタTr1およびTr2のベースBに挿入されたベース抵抗R1は、過大なエミッタ電流を防止する。またブリーダ抵抗R2は、コレクタ・エミッタ間の遮断電流のバイパス路として作用することにより、各スイッチングトランジスタTr1およびTr2の遮断状態でのコレクタ・エミッタ間の遮断電流の影響を確実に排除し、このスイッチングトランジスタTr1およびTr2の非導通動作におけるコレクタ・エミッタ間の漏洩電流を確実に遮断する作用をなす。
電磁ソレノイド16aに並列的に接続されたキャパシタCa1は、これに蓄積された電荷を各スイッチングトランジスタTr1およびTr2の切り換え動作時に電磁ソレノイド16aに放出することより、各スイッチングトランジスタTr1およびTr2の切り換え動作時における電磁ソレノイド16aへの給電を円滑に行う作用を担う。また、各スイッチングトランジスタTr1およびTr2のエミッタ・コレクタ間に挿入されたダイオードD1、D2は、電磁ソレノイド16aへの給電停止時に、この電磁ソレノイド16aに生じる逆起電圧が各スイッチングトランジスタTr1およびTr2に印加されることを防止することにより、各スイッチングトランジスタTr1およびTr2をこの逆起電圧から保護する。
本発明に係る電磁弁制御装置17の作動を図4のタイミングチャートに沿って説明する。
空気袋12への空気の供給のために、ポンプ駆動回路20への作動制御信号P0が図4(a)に示す時刻t0〜t1で制御部18から出力される。この作動制御信号P0によってポンプ駆動回路20は加圧空気源14の駆動部14aを作動させ、これにより加圧空気源14で加圧空気が生成される。また、制御部18は、作動制御信号P0の立ち上がりと同時に電磁弁駆動回路19の第1のスイッチングトランジスタTr1への作動制御信号P1を立ち上げる。
電磁弁駆動回路19は、作動制御信号P1を受けると、電磁弁16を作動させるべくその電磁ソレノイド16aに定格の12Vを印加する。この定格電圧の印加により、電磁弁16は、リーク口15aの開放位置から該リーク口を閉鎖する動作位置へ確実に動作し、この動作により空気袋12を加圧空気源14に連通させる。
電磁弁16の前記動作位置への動作によって、加圧空気源14からの加圧空気は空気袋12に案内され、該空気袋が膨張する。
第1のスイッチングトランジスタTr1を作動させる作動制御信号P1は、作動制御信号P0の立ち下がり前の時刻t2で立ち下がるが、この作動制御信号P1の立ち下がりと同時に、時刻t2で第2のスイッチングトランジスタTr2を作動させる作動制御信号P2が立ち上がる。この作動制御信号P2は、時刻t3迄保持されることにより、この時刻t3迄、電磁弁駆動回路19の第2のスイッチングトランジスタTr2を作動させ続ける。この第1のスイッチングトランジスタTr1から第2のスイッチングトランジスタTr2へ作動の切り換えにより、電磁ソレノイド16aには、定格電圧である12Vに代えて、それよりも小さな値を示す8Vの電圧が印加される。
空気袋12の膨張は、作動制御信号P0の立ち下がりによって停止し、この立ち下がり前に電磁ソレノイド16aへの印加電圧は、定格電圧よりも小さな印加電圧に切り換えられる。しかしながら、電磁弁16は、その電磁ソレノイド16aに定格駆動電圧で動作中に、一般的に定格の60%程度の電圧に切り換えてもその動作を維持することができる。
従って、電磁ソレノイド16aに印加される電圧が作動制御信号P2によって8Vに切り換えられても、作動制御信号P1に引き続く作動制御信号P2により電磁弁16の作動状態が維持し続けられ、この間、リーク口15aの閉鎖を維持することができる。これにより時刻t1での加圧空気源14の作動停止から時刻t3迄、空気袋12の加圧状態が保持される。時刻t3で作動制御信号P2が立ち下がると、電磁弁16はリーク口15aを開放し、これにより時刻t3から時刻t4の排気行程で空気袋12が収縮する。
前記したタイミングチャートの反復により、施療子である各空気袋12が膨張および収縮行程を反復させる。なお、電磁弁16への印加電圧の切り換えタイミングすなわちスイッチングトランジスタTr1からスイッチングトランジスタTr2への切り換えタイミングt2は、例えば時刻t0から所定時間の経過後とすることができる。
本発明に係るエアー式マッサージ装置10によれば、前記したように、空気袋12を膨らませるための加圧空気の供給行程後、電磁弁16の電磁ソレノイド16aに定格電圧(12V)を印加させ続けることなく、この定格電圧よりも低い動作電圧(8V)を印加することができ、これにより、加圧空気の供給行程に引き続く保持行程を維持することができる。
従って、保持行程中に電磁弁16に定格電圧を印加し続ける必要はなく、印加電圧の低減によって電磁弁16の電磁ソレノイド16aでの発熱を抑制することができることから、エアー式マッサージ装置10の温度上昇を抑制し、長時間での連続使用が可能となる。また、エアー式マッサージ装置10の消費電力の低減を図ることが可能となる。
図4(a)に示した例では、加圧空気源14の作動中に電磁弁16への印加電圧を定格電圧(12V)から低電圧(8V)に切り換えるために、作動制御信号P0の立ち下がり前に電磁弁16のための作動制御信号P1を立ち下げ、この作動制御信号P1の立ち下げと同時的に電磁弁16のための作動制御信号P2を立ち上げた例を示した。これに代えて、図4(b)に示すように、作動制御信号P0の立ち下がり後に作動制御信号P1を立ち下げ、この作動制御信号P1の立ち下げと同時に作動制御信号P2を立ち上げ、これにより加圧空気源14の作動停止後に電磁弁16への印加電圧を定格電圧(12V)から低電圧(8V)に切り換えることができる。
図5に示す電磁弁駆動回路19は、電磁弁16の電磁ソレノイド16aへの給電をPWM制御により行う例を示す。電磁弁駆動回路19は、電磁ソレノイド16aへの給電を制御するスイッチングトランジスタTrを有する。スイッチングトランジスタTrのコレクタCは、電磁ソレノイド16aを経て図示しない電源回路の12V電圧端子に接続されている。また、スイッチングトランジスタTrのコレクタCには、キャパシタCa2およびダイオードD3が、電磁ソレノイド16aに並列的にそれぞれ接続されている。スイッチングトランジスタTrのベースBには、制御部18から出力される作動制御信号P3がベース抵抗R1を経て入力する。スイッチングトランジスタTrのベースBおよびエミッタE間には、前記したと同様なブリーダ抵抗R2が接続されている。
スイッチングトランジスタTrがそのベースBに制御部18からの作動制御信号P3を受けていない状態では、スイッチングトランジスタTrのコレクタCおよびエミッタE間の導通が遮断される。そのため、電磁ソレノイド16aに電圧が印加されることはなく、電磁弁16は非作動状態におかれる。
他方、スイッチングトランジスタTrは、そのベースBに制御部18からの作動制御信号P3を受けると、そのエミッタEとコレクタCとを導通させる。このスイッチングトランジスタTrの導通動作により、そのエミッタEに印加される12Vの電圧が電磁ソレノイド16aに印加されるが、図5に示す電磁弁制御装置17では、制御部18からの作動制御信号P3のデューティ比の変化に応じて、電磁ソレノイド16aに印加される平均電圧値が変化する。
この電磁ソレノイド16aに印加される電圧値の変化を図5と同様な図6に沿って説明する。空気袋12への空気の供給のために、ポンプ駆動回路20への作動制御信号P0が図4(a)に示す時刻t0〜t1で制御部18から出力され、これにより加圧空気源14で加圧空気が生成される。また、制御部18は、作動制御信号P0の立ち上がりと同時にスイッチングトランジスタTrへの作動制御信号P3を立ち上げる。この作動制御信号P3は、時刻t0〜t1の間、定格電圧の12Vを電磁ソレノイド16aに印加すべく一定レベルに保持される。しかしながら、作動制御信号P0の立ち下がり時刻t1前の時刻t2に達すると、オン・オフを繰り返すパルス状信号に変化する。そのため、このパルス状の作動制御信号P3に応じて、電磁ソレノイド16aに印加される電圧がオン・オフを繰り返すことから、電磁ソレノイド16aに印加される電圧の平均値は12Vよりも低下する。この低下の度合いは、パルス状の作動制御信号P3のデューティ比に比例することから、作動制御信号P3のデューティ比の設定により、電磁ソレノイド16aに印加される平均電圧値を約8Vに低減することができる。
電磁ソレノイド16aに並列的に接続されたキャパシタCa2は、これに蓄積された電荷で以て、スイッチングトランジスタTrへのパルス状作動制御信号の立ち下がりおよび立ち上がり毎の電磁弁16の微小周期でのオンオフ動作を防止し、スイッチングトランジスタTrがパルス状の作動制御信号を受ける間、電磁弁16の作動を円滑に保持する作用を担う。また、電磁ソレノイド16aに並列的に接続されたダイオードD3は、電磁ソレノイド16aへの給電停止時に、この電磁ソレノイド16aに生じる逆起電圧からスイッチングトランジスタTrを保護する。
図5に示したエアー式マッサージ装置10によれば、スイッチングトランジスタTrの作動制御信号P3を一定レベルからオン・オフの繰り返すパルス状信号に変化させることにより、電磁ソレノイド16aに印加される電圧を定格電圧(12V)からこれよりも低い平均値(8V)を示す電圧値に低下させることができる。
この電圧値の低減により、図3に示した例におけると同様に、電磁ソレノイド16aに定格電圧(12V)を印加させ続けることなく、この定格電圧よりも低い動作電圧(8V)を印加することができ、これにより、加圧空気の供給行程に引き続く保持行程を維持することができることから、エアー式マッサージ装置10の温度上昇を抑制し、長時間での連続使用が可能となる。また、エアー式マッサージ装置10の消費電力の低減を図ることが可能となる。
電磁弁16の電磁ソレノイド16aへの給電をPWM制御により行う場合においても、図6(b)に示すように、作動制御信号P0の立ち下がりによる加圧空気源14の作動停止後に、電磁弁16への印加電圧を定格電圧(12V)から低電圧(8V)に切り換えることができる。
前記したところでは、電磁弁16への印加電圧の切り換えタイミングを作動制御信号P1またはP3の立ち上がりからの経過時間によって決めた例について説明したが、図7に示すように、電磁ソレノイド16aの巻き線温度を検出する温度検出回路21を設け、この温度検出回路21により検出される温度が所定温度を超えたとき電磁弁16への印加電圧を低下させるように制御部18を作動させることができる。この温度検出回路21の温度検出素子として、サーミスタあるいは熱電対を用いることができる。
本発明に係る電磁弁制御装置では、電磁弁16への電力の電圧切り換えのためのスイッチング素子としてバイポーラ型トランジスタを用いた例を示したが、その他の種々のスイッチング素子を用いることができ、また本発明に係る電磁弁制御装置は、前記したエアー式マッサージ装置の他、種々の流体制御に適用することができる。
本発明に係るエアー式マッサージ装置を概略的に示す斜視図である。 図1に示したエアー式マッサージ装置のエアー経路図である。 本発明に係る電磁弁駆動制御装置の電気回路図である。 図4(a)および図4(b)はそれぞれ図3に示した電磁駆動制御装置の異なる作動例を示すタイミングチャートである。 本発明に係る電磁弁駆動制御装置の具体例を示す電気回路図である。 図6(a)および図6(b)はそれぞれ図5に示した電磁駆動制御装置の異なる作動例を示すタイミングチャートである。 本発明に係る電磁弁駆動制御装置の他の具体例の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 エアー式マッサージ装置
16 電磁弁
17 電磁弁制御装置

Claims (4)

  1. 電磁弁の開放状態および閉鎖状態を切換えるための電磁弁制御装置であって、前記電磁弁の開閉状態を切り換えるために前記電磁弁に所定の電圧で電力を供給した後、その切り換え状態を保持すべく前記電磁弁に前記所定の電圧よりも低い電圧で電力を供給し続けることを特徴とする電磁弁駆動制御装置。
  2. 前記電磁弁への電力の電圧切り換えは、前記電磁弁の巻き線温度を検出し、その検出温度が所定値を超えたときに行われることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁駆動制御装置。
  3. 前記電磁弁への電力の供給制御はPWM制御であり、前記電磁弁への電力の電圧切換はデューティ比の変更により行われる請求項1または2に記載の電弁駆動制御装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電磁弁駆動制御装置が組み込まれたことを特徴とするエアー式マッサージ装置。
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