JP2006037722A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

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JP2006037722A
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cylinder
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hermetic compressor
hermetic
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JP2004214052A
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Tetsushi Yonekawa
哲史 米川
Yasushi Aeba
靖 饗場
Hidenobu Shintaku
秀信 新宅
Toshihiro Nishioka
敏浩 西岡
Kenji Shimada
賢志 嶋田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】従来の密閉型圧縮機ではケースの板厚が大きい場合、溶接が小孔を通して突部に到達出来ず、溶接不良が発生するという課題を有していた。本発明は、前記従来の課題を解決するもので、密閉型圧縮機に関し、特に、圧縮要素やその駆動モータのケーシング内への固定に対する信頼性を向上させる溶接不良を解決するもので、密閉型圧縮機に関し、特に、圧縮要素やその駆動モータのケーシング内への固定に対する信頼性を向上させる対策に係るものである。
【解決手段】溶接孔20の形状を円錐型にすることによって、溶接が突部17にまで確実に到達し、溶接がケース表面で留まる等の不良発生を防止するので、圧縮要素やその駆動モータのケーシング内への固定に対する信頼性を向上させることが出来る。
【選択図】図1

Description

本発明は、密閉型圧縮機に関し、特に、圧縮要素やその駆動モータのケーシング内への固定に対する信頼性を向上させる対策に係るものである。
一般にロータリーコンプレッサーはシリンダー内部に偏心して回動するローラーを設け、シリンダーに設けたブレード溝にはそのローラーに外周に当接し、シリンダーを圧縮室と吸入室に仕切るブレードを滑動的に設けている。
そして、シリンダーをケース内に固定するにあたっては、シリンダーをケース内に軽圧入し、ケース側壁の適宜箇所に設けた小孔を通してケースと前記シリンダーとを溶接する。
しかしながら、この溶接時の熱によって前記ケースが歪み、その歪み応力がシリンダーに作用し、前記ブレード溝を変形させて、ブレードが正常に滑動できず正規の圧縮作用がなされていない欠点があった。
本願発明は上記欠点を除去することを目的とし、シリンダーの外周に、ケース内周に接触して沿いケースの変形に伴って変形する溶接用突部を設けてその突部とケースとを溶接して、溶接熱によるケースの歪み応力をその突部で緩衝し、前記溝の変形を防止し得るようにしたものである。
従来の密閉型圧縮機(例えば、特許文献1参照)について実施例を図2、図3を用いて説明する。図2および図3において1は密閉ケースであり、このケース1内にシリンダー2を設ける。このシリンダー2内部には駆動軸3の下方に設けた偏心軸4にローラー5を嵌合して回動自在に設ける。シリンダー2に設けたブレード溝6には、そのブレード溝6内で往復運動するブレード7をスプリング8でもって前記ローラー5外周に当接させて滑動的に設け、そのブレード7でシリンダー2を吸入室9と圧縮室10に仕切る。
又、前記吸入室9に連通した吸入孔11に吸入管12を、前記圧縮室10に連通して吐出弁装置13を設ける。前記駆動軸3には電動機ローター14を圧入し、ケース1には電動機ステーター15を圧入し、前記ローター14を包囲して、所謂周知のロータリーコンプレッサーを構成する。なお、図中16は吐出管である。
さらに、前記シリンダー2の外周でブレード溝6の洛両側及び適宜箇所に、ケース1内周に接触して沿いケースの変形に伴って変形する溶接用突部17を設ける。そして前記シリンダー2をケース1内に固定するにあたっては、シリンダー2をケース1内に軽圧し、前記シリンダー2の突部17に対応させてケース1側壁にφ5乃至φ7の小孔18と前記突部17を溶接19でもって固定する。
なお、この溶接にあたっては、ケース1内外を密閉させることは勿論である。
しかし、ケース1の小孔18とシリンダー2の突部17の溶接によって、ケース1に熱応力が働き、ケース1が変形するとその変形をシリンダー2では突部17でもって受けるから突部17が変形し、ブレード溝6の変形を防止出来る。
以上のようにシリンダーの外周にケース内周に接触して沿いケースの変形に伴って変形
する突部を設けたのでケースとシリンダーのとの溶接時のケースの熱変形を前記シリンダーの突部で受け、シリンダーに設けたブレード溝の変形を防止してブレードを円滑に摺動させ、高性能且つ組立容易なロータリーコンプレッサーを提供できる。
実公昭50−015609号公報
しかしながら、ケース1の板厚が大きい場合、溶接19が小孔18を通して突部17に到達出来ず、溶接不良が発生するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、密閉型圧縮機に関し、特に、圧縮要素やその駆動モータのケーシング内への固定に対する信頼性を向上させる対策に係るものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の溶接孔は形状を円錐型にすることとしたものである。
これによって、溶接が突部にまで確実に到達し、溶接がケース表面で留まる等の不良発生を防止することが出来るとしたものである。
本発明の溶接孔は溶接不良を低減することが出来る。
第1の発明は溶接孔を円錐形状にすることにより、溶接が突部にまで確実に到達し、溶接がケース表面で留まる等の不良発生を防止することが出来る。
第2の発明は、特に第1の発明の溶接孔を冷媒R744を使用した圧縮機に適用することにより効果を発揮出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の一実施の形態における溶接孔の断面図を示すものである。
図1において、円錐状小孔20は従来の小孔18の形状を変えたものであり、ケース1と有機的に関連して理想的な溶接の形態を構成している。
以上のように構成された溶接孔について、以下その動作、作用を説明する。
ケース1に明けられる溶接孔の形状を円錐形状にすることにより、溶接19が突部17にまで容易に到達し、確実な溶接を実施することが出来る。
本発明一実施の形態における溶接部拡大断面図 従来の密閉型圧縮機の縦断面図 図1におけるA−A断面図
符号の説明
1 密閉ケース
2 シリンダー
3 駆動軸
4 偏心軸
5 ローラー
6 ブレード溝
7 ブレード
8 スプリング
9 吸入室
10 圧縮室
11 吸入孔
12 吸入管
13 吐出弁装置
14 電動機ローター
15 電動機ステーター
16 吐出管
17 溶接用突部
18 小孔
19 溶接
20 円錐状小孔

Claims (3)

  1. 密閉ケースと、この密閉ケース内に設けられた駆動部を回動する電動機と、前記密閉ケース内周部に接触して沿う突部を外周部に有し、その突部でもって前記密閉ケース内に軽圧入されたシリンダーと、このシリンダー内に設けられ、かつ駆動軸の偏心軸に嵌合されて前記シリンダー内を偏心して回動するローラーと、前記シリンダーに設けたブレード溝内に滑動的に設けられ前記ローラー外周部に当接してシリンダーを圧縮室と吸入室に仕切るブレードとからなり、前記シリンダーの突部に対応する円錐状小孔を密閉ケースに持ち、前記突部と密閉ケースとを溶接でもって固定することを特徴とした密閉型圧縮機。
  2. 圧縮される冷媒としてR744を使用したことを特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機。
  3. 円錐状小孔がシリンダーの突部の大きさより小さく明けられたことを特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015218703A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 三菱電機株式会社 圧縮機の製造方法
US10261077B2 (en) 2011-02-07 2019-04-16 Lumiradx Uk Ltd Microfluidics based assay device

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