JP2006036691A - 腎炎の治療または予防剤 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、腎炎、特に慢性腎炎の治療または予防剤に関する。
腎疾患(腎炎)による透析患者は毎年増加しているにも関わらず、糖尿病性腎症や慢性腎炎の根本的な治療法は未だ確立していない。現時点での治療は対症療法が主であるが、これらは多くの問題を抱えている。例えば、腎炎の多くが免疫学的機序によって惹起されると考えられているため腎炎患者に免疫抑制剤が使用されるが、長期投与により腎毒性が生じる。また、ステロイド剤も使用されるが、薬剤に抵抗性を示す腎炎が存在し、副作用面でも改良すべき点が多い。最近、アンギオテンシン変換酵素阻害剤や受容体拮抗薬(降圧剤)が腎炎に有効であることが報告され、注目されているが、本剤の有効率も決して高いとはいえず、血圧を低下させることなく直接腎臓に作用する薬剤開発が求められている。
腎糸球体は糸球体上皮細胞、メサンギウム細胞、内皮細胞、およびボウマン嚢上皮細胞より構成され、血液を濾過して原尿を生成している。通常の濾過過程においては、血液中の必要な物質、特に血清蛋白は尿中に漏出しないように制御されている。何らかの炎症に起因して、糸球体に障害が生じると、このような濾過制御が損なわれ尿中蛋白の排泄量が増加する。このような病態を糸球体腎炎、あるいは腎炎と呼ぶ。
ヒトの腎疾患の場合、修復可能な(可逆性の)病態と修復不可能な進行性の(不可逆性の)病態に分類される。修復可能な病態としては急性腎炎が挙げられ、修復不可能な進行性の病態の場合として、慢性腎炎が挙げられる。
このうち、急性腎炎に関しては、抗Thy-1腎炎などが病態解析に適していると考えられており、該腎炎を発症させた動物モデルを用いた研究が幅広く行なわれている。この急性腎炎モデルはメサンギウム細胞表面抗原を認識する抗Thy-1抗体をラットに投与することにより病態惹起が可能な比較的簡便な動物モデルであり、メサンギウム細胞の一過性の過剰増殖や細胞外マトリックスの蓄積を特徴とする病理像が観察される。
しかし、この急性腎炎モデルは、これらの病変が時間経過とともに自然に治癒する可逆性のモデルであるため、慢性腎炎治療薬を評価するための動物モデルとしては不適切である。すなわち、急性腎炎モデルで有効性を発揮した化合物が、慢性腎炎のような進行性の腎疾患に有効性を発揮するとは言えない。
近年、マトリックスメタロプロテア−ゼ(MMP)阻害薬の急性腎炎モデルにおける有効性が報告されている。たとえば、腎炎の治療剤としては、マトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤である特許文献1、2、3記載のスルホンアミド誘導体が知られている。上記以外に、特許文献4記載の化合物も挙げられる。これらの化合物が、急性腎炎のモデルに有効である旨の記載はあるが、慢性腎炎に有効であるとの記載は全くない。
そこで、本発明者は、抗Thy-1抗体を利用した慢性腎炎モデルを作製し、該モデルにおいてマトリックス蓄積を軽減する方向へ作用する化合物群を初めて見出し、さらに、安全性や体内動態などの化合物の物性評価を行なった結果、以下に示す化合物 (A) が慢性腎疾患治療薬として優れた特性をもつ化合物である事を見出した。
国際公開第WO97/27174号パンフレット
国際公開第WO99/04780号パンフレット
国際公開第WO01/83464号パンフレット
特開平9−87176号公報
腎糸球体は糸球体上皮細胞、メサンギウム細胞、内皮細胞、およびボウマン嚢上皮細胞より構成され、血液を濾過して原尿を生成している。通常の濾過過程においては、血液中の必要な物質、特に血清蛋白は尿中に漏出しないように制御されている。何らかの炎症に起因して、糸球体に障害が生じると、このような濾過制御が損なわれ尿中蛋白の排泄量が増加する。このような病態を糸球体腎炎、あるいは腎炎と呼ぶ。
ヒトの腎疾患の場合、修復可能な(可逆性の)病態と修復不可能な進行性の(不可逆性の)病態に分類される。修復可能な病態としては急性腎炎が挙げられ、修復不可能な進行性の病態の場合として、慢性腎炎が挙げられる。
このうち、急性腎炎に関しては、抗Thy-1腎炎などが病態解析に適していると考えられており、該腎炎を発症させた動物モデルを用いた研究が幅広く行なわれている。この急性腎炎モデルはメサンギウム細胞表面抗原を認識する抗Thy-1抗体をラットに投与することにより病態惹起が可能な比較的簡便な動物モデルであり、メサンギウム細胞の一過性の過剰増殖や細胞外マトリックスの蓄積を特徴とする病理像が観察される。
しかし、この急性腎炎モデルは、これらの病変が時間経過とともに自然に治癒する可逆性のモデルであるため、慢性腎炎治療薬を評価するための動物モデルとしては不適切である。すなわち、急性腎炎モデルで有効性を発揮した化合物が、慢性腎炎のような進行性の腎疾患に有効性を発揮するとは言えない。
近年、マトリックスメタロプロテア−ゼ(MMP)阻害薬の急性腎炎モデルにおける有効性が報告されている。たとえば、腎炎の治療剤としては、マトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤である特許文献1、2、3記載のスルホンアミド誘導体が知られている。上記以外に、特許文献4記載の化合物も挙げられる。これらの化合物が、急性腎炎のモデルに有効である旨の記載はあるが、慢性腎炎に有効であるとの記載は全くない。
そこで、本発明者は、抗Thy-1抗体を利用した慢性腎炎モデルを作製し、該モデルにおいてマトリックス蓄積を軽減する方向へ作用する化合物群を初めて見出し、さらに、安全性や体内動態などの化合物の物性評価を行なった結果、以下に示す化合物 (A) が慢性腎疾患治療薬として優れた特性をもつ化合物である事を見出した。
腎炎、特に慢性腎炎の治療または予防剤の開発が望まれている。
本発明者らは以上の点に鑑み、鋭意検討を重ねた結果、ある種のスルホンアミド誘導体が、腎炎、特に慢性腎炎の治療または予防剤として優れていることを見出した。
腎炎、特に慢性腎炎の治療または予防剤を提供できる。
本発明化合物(A)は、特許文献1に記載されている方法(A法〜B法)や特許文献2等に記載の方法を用いて合成することができる。
また、本発明化合物は特定の異性体に限定するものではなく、全ての可能な異性体やラセミ体を含むものである。
本明細書中、「溶媒和物」とは、例えば有機溶媒との溶媒和物、水和物等を包含する。水和物を形成する時は、任意の数の水分子と配位していてもよい。
本明細書で使用する化合物の製薬上許容される塩としては、アルカリ金属(リチウム、ナトリウム、カリウム等)、アルカリ土類金属(マグネシウム、カルシウム等)、アンモニウム、有機塩基およびアミノ酸との塩、または無機酸(塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫酸等)、および有機酸(酢酸、クエン酸、マレイン酸、フマル酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等)との塩が挙げられる。これらの塩は、通常行われる方法によって形成させることができる。
本明細書中、「腎炎」とは、可逆性の急性腎炎および不可逆性の進行性の慢性腎炎を含み、糸球体あるいは尿細管間質あるいはその両方に炎症部があるものを含む。特に、「慢性腎炎」とは、上記腎炎の内、不可逆性の進行性の腎炎をさす。
式(A)で表わされる化合物のMMP阻害活性は、特許文献2、3の記載の方法で測定できる。
また、本発明化合物は特定の異性体に限定するものではなく、全ての可能な異性体やラセミ体を含むものである。
本明細書中、「溶媒和物」とは、例えば有機溶媒との溶媒和物、水和物等を包含する。水和物を形成する時は、任意の数の水分子と配位していてもよい。
本明細書で使用する化合物の製薬上許容される塩としては、アルカリ金属(リチウム、ナトリウム、カリウム等)、アルカリ土類金属(マグネシウム、カルシウム等)、アンモニウム、有機塩基およびアミノ酸との塩、または無機酸(塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫酸等)、および有機酸(酢酸、クエン酸、マレイン酸、フマル酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等)との塩が挙げられる。これらの塩は、通常行われる方法によって形成させることができる。
本明細書中、「腎炎」とは、可逆性の急性腎炎および不可逆性の進行性の慢性腎炎を含み、糸球体あるいは尿細管間質あるいはその両方に炎症部があるものを含む。特に、「慢性腎炎」とは、上記腎炎の内、不可逆性の進行性の腎炎をさす。
式(A)で表わされる化合物のMMP阻害活性は、特許文献2、3の記載の方法で測定できる。
本発明化合物を、上記の疾患の治療を目的としてヒトに投与する場合は、散剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤、丸剤、液剤等として経口的に、または注射剤(関節内、静注)、坐剤、経皮吸収剤、吸入剤、点眼剤、外用剤等として非経口的に投与することができる。経口剤が好ましい。また、本化合物の有効量にその剤型に適した賦形剤、結合剤、湿潤剤、崩壊剤、滑沢剤等の医薬用添加剤を必要に応じて混合し、医薬製剤とすることができる。注射剤の場合には、適当な担体と共に滅菌処理を行って製剤とする。特に、経口剤、注射剤(関節内、静注)が好ましい。
投与量は疾患の状態、投与ルート、患者の年齢、または体重によっても異なるが、成人に経口で投与する場合、通常0.1〜100mg/kg/日であり、好ましくは1〜20mg/kg/日である。
また、本発明に使用する化合物は、経口吸収性が良い、体内動態がよい、代謝酵素阻害が弱い、染色体異常がない、毒性が弱い、臓器(肝臓、胆管等)に障害がみられない等の特徴を有し、総合的に判断して、医薬として好ましい。
投与量は疾患の状態、投与ルート、患者の年齢、または体重によっても異なるが、成人に経口で投与する場合、通常0.1〜100mg/kg/日であり、好ましくは1〜20mg/kg/日である。
また、本発明に使用する化合物は、経口吸収性が良い、体内動態がよい、代謝酵素阻害が弱い、染色体異常がない、毒性が弱い、臓器(肝臓、胆管等)に障害がみられない等の特徴を有し、総合的に判断して、医薬として好ましい。
以下に実施例および試験例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。
実施例中、以下の略号を使用する。
Me:メチル
化合物(A)を以下に示す方法で合成した。
実施例中、以下の略号を使用する。
Me:メチル
化合物(A)を以下に示す方法で合成した。
第1工程
D-バリンメチルエステル塩酸塩 (1) (30g,179mmol) の乾燥テトラヒドロフラン(300mL)懸濁液に、N-メチルモルホリン (49.1mL,448mmol)、次いで4-ブロモベンゼンスルホニルクロライド (43.4g,170mmol) を氷冷、撹拌下に加えた。室温にて16時間撹拌した後、反応液を水に注ぎ込み酢酸エチルにて抽出した。有機層を1 mol/L-塩酸、5%-NaHCO3溶液、水にて順次洗浄した後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した.濾過した後有機層を減圧濃縮し、得られた結晶性残渣を酢酸エチル/n-ヘキサンより再結晶して化合物 (3) を39.6g得た。(収率4-ブロモベンゼンスルホニルクロライドより66.5%)
1H NMR (CDCl3, δ ppm):0.87 (d, J=6.9Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.9Hz, 3H), 2.21 (m, 1H), 3.48 (s, 3H), 3.74 (dd, J=10.2, 5.1Hz, 1H), 5.19 (br, 1H), 7.63 (d, J=9.0Hz, 2H), 7.69 (d, J=9.0Hz, 2H)
D-バリンメチルエステル塩酸塩 (1) (30g,179mmol) の乾燥テトラヒドロフラン(300mL)懸濁液に、N-メチルモルホリン (49.1mL,448mmol)、次いで4-ブロモベンゼンスルホニルクロライド (43.4g,170mmol) を氷冷、撹拌下に加えた。室温にて16時間撹拌した後、反応液を水に注ぎ込み酢酸エチルにて抽出した。有機層を1 mol/L-塩酸、5%-NaHCO3溶液、水にて順次洗浄した後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した.濾過した後有機層を減圧濃縮し、得られた結晶性残渣を酢酸エチル/n-ヘキサンより再結晶して化合物 (3) を39.6g得た。(収率4-ブロモベンゼンスルホニルクロライドより66.5%)
1H NMR (CDCl3, δ ppm):0.87 (d, J=6.9Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.9Hz, 3H), 2.21 (m, 1H), 3.48 (s, 3H), 3.74 (dd, J=10.2, 5.1Hz, 1H), 5.19 (br, 1H), 7.63 (d, J=9.0Hz, 2H), 7.69 (d, J=9.0Hz, 2H)
第2工程
化合物(3)(25.6g, 73.1 mmol)と2-エチニル-5-メチルチオフェン(4)(9.45g, 77.3 mmol)のジメチルホルムアミド(260 mL)溶液に、室温でジクロロビストリフェニルホスフィンパラジウム(1.13g, 1.61 mmol)とヨウ化銅(614mg, 3.22 mmol)を加え、よく脱気してアルゴンガス置換した。次いでトリエチルアミン(23ml, 161 mmol)を加え、50 ℃で3時間攪拌した。反応液を室温まで冷却した後氷−2 mol/L塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル/n-ヘキサン=1/3にて溶出する部分を集めた。続いて酢酸エチル/n-ヘキサンにて再結晶を行い、化合物(5)を19.5g 得た。 (収率77%)
IR(KBr, ν max cm-1) 3329, 2971, 1718, 1709, 1347, 1330
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 0.87 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 0.96 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 2.04 (m, 1H), 2.50 (s, 3H), 3.56 (s, 3H), 4.01 (m, 1H), 5.21 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 6.69 (dd, J = 0.9, 3.6 Hz, 1H), 7.14 (d, J = 3.6 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 7.80 (d, J = 8.7 Hz, 2H)
化合物(3)(25.6g, 73.1 mmol)と2-エチニル-5-メチルチオフェン(4)(9.45g, 77.3 mmol)のジメチルホルムアミド(260 mL)溶液に、室温でジクロロビストリフェニルホスフィンパラジウム(1.13g, 1.61 mmol)とヨウ化銅(614mg, 3.22 mmol)を加え、よく脱気してアルゴンガス置換した。次いでトリエチルアミン(23ml, 161 mmol)を加え、50 ℃で3時間攪拌した。反応液を室温まで冷却した後氷−2 mol/L塩酸に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル/n-ヘキサン=1/3にて溶出する部分を集めた。続いて酢酸エチル/n-ヘキサンにて再結晶を行い、化合物(5)を19.5g 得た。 (収率77%)
IR(KBr, ν max cm-1) 3329, 2971, 1718, 1709, 1347, 1330
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 0.87 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 0.96 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 2.04 (m, 1H), 2.50 (s, 3H), 3.56 (s, 3H), 4.01 (m, 1H), 5.21 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 6.69 (dd, J = 0.9, 3.6 Hz, 1H), 7.14 (d, J = 3.6 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 7.80 (d, J = 8.7 Hz, 2H)
第3工程
化合物(5)(17.7g, 45.2 mmol)のジメチルスルホキシド(340 ml)溶液に,室温で1 mol/L 水酸化ナトリウム水溶液(113ml)を加え、50℃で3時間攪拌した。反応液を氷−2 mol/L 塩酸に注ぎ酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧濃縮した。残渣を酢酸エチル/ヘキサンで結晶化することにより、融点 167-170 ℃の目的物 (A) を11g得た. (収率 64%)を得た。
IR(KBr, ν max cm-1) 3299, 2967, 1743, 1708, 1465, 1346, 1328, 1166, 1143, 1130, 1091, 1051, 836, 754, 609
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 0.79 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 0.83 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 1.94 (m, 1H), 3.53 (m, 1H),, 6.86 (dd, J = 0.9, 3.6 Hz, 1H), 7.30 (d, J = 3.6 Hz, 1H), 7.65-7.72 (m, 2H), 7.76-7.82 (m, 2H), 8.27 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 12.63 (br s, 1H)
[α]D-8.5±1.0 (c = 0.506, DMSO, 25 ℃)
元素分析(C16H15NO4S2)として
計算値:C;55.00, H;4.33, N;4.01, S;18.35
実験値:C;54.74, H;4.17, N;4.08, S;18.54
化合物(5)(17.7g, 45.2 mmol)のジメチルスルホキシド(340 ml)溶液に,室温で1 mol/L 水酸化ナトリウム水溶液(113ml)を加え、50℃で3時間攪拌した。反応液を氷−2 mol/L 塩酸に注ぎ酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧濃縮した。残渣を酢酸エチル/ヘキサンで結晶化することにより、融点 167-170 ℃の目的物 (A) を11g得た. (収率 64%)を得た。
IR(KBr, ν max cm-1) 3299, 2967, 1743, 1708, 1465, 1346, 1328, 1166, 1143, 1130, 1091, 1051, 836, 754, 609
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 0.79 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 0.83 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 1.94 (m, 1H), 3.53 (m, 1H),, 6.86 (dd, J = 0.9, 3.6 Hz, 1H), 7.30 (d, J = 3.6 Hz, 1H), 7.65-7.72 (m, 2H), 7.76-7.82 (m, 2H), 8.27 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 12.63 (br s, 1H)
[α]D-8.5±1.0 (c = 0.506, DMSO, 25 ℃)
元素分析(C16H15NO4S2)として
計算値:C;55.00, H;4.33, N;4.01, S;18.35
実験値:C;54.74, H;4.17, N;4.08, S;18.54
実施例2
5週齢のSlc-Wistar系雄性ラットを室温25 ℃、湿度 40〜60% 、明暗サイクル 12 時間の条件下で固形飼料(CA-1、日本クレア製)と水道水を自由に摂取させ、1 週間の予備飼育を行った。その後、ラットをステンレス製代謝ケージに個別に収容し、7 週齢(体重150〜180 g)で実験に使用した。E-30 モノクローナル抗体(日本腎臓学会誌 36巻,1994 年,p-106)を100 μg/0.4mL/ラットとなるように生理的食塩水で希釈し、ラット尾静脈より投与した。化合物 (A) を5%アラビアゴム溶液に懸濁し、E-30 投与 1.5 時間前に30 mg経口投与し、以後 1 日に 1 回 30 mg を連続投与した。被験化合物投与後直ちにラットをステンレス製代謝ケージに個別に収容し、24時間尿を採取した。採取した尿は、尿量測定後、室温で3000 rpm、 10 分間遠心分離し、上清を尿中蛋白排泄量の測定に用いた。尿中蛋白はピロガロールレッド法(マイクロTP−テストワコー,和光純薬製)を用いて測定した。実験開始 5 日後の尿中蛋白排泄量を薬剤無処置群に対して比較し、阻害率を算定した。蛋白抑制率を表1に示した。
実験最終日(5 日後)に血液を採取し、血中尿素窒素(BUN)濃度を測定した。血中尿素窒素濃度については、尿素窒素B−テストワコー(和光純薬製)を用いて測定し、薬物非処置群との比較により血中尿素窒素上昇抑制率を算出した。BUN抑制率を表1に示した。
5週齢のSlc-Wistar系雄性ラットを室温25 ℃、湿度 40〜60% 、明暗サイクル 12 時間の条件下で固形飼料(CA-1、日本クレア製)と水道水を自由に摂取させ、1 週間の予備飼育を行った。その後、ラットをステンレス製代謝ケージに個別に収容し、7 週齢(体重150〜180 g)で実験に使用した。E-30 モノクローナル抗体(日本腎臓学会誌 36巻,1994 年,p-106)を100 μg/0.4mL/ラットとなるように生理的食塩水で希釈し、ラット尾静脈より投与した。化合物 (A) を5%アラビアゴム溶液に懸濁し、E-30 投与 1.5 時間前に30 mg経口投与し、以後 1 日に 1 回 30 mg を連続投与した。被験化合物投与後直ちにラットをステンレス製代謝ケージに個別に収容し、24時間尿を採取した。採取した尿は、尿量測定後、室温で3000 rpm、 10 分間遠心分離し、上清を尿中蛋白排泄量の測定に用いた。尿中蛋白はピロガロールレッド法(マイクロTP−テストワコー,和光純薬製)を用いて測定した。実験開始 5 日後の尿中蛋白排泄量を薬剤無処置群に対して比較し、阻害率を算定した。蛋白抑制率を表1に示した。
実験最終日(5 日後)に血液を採取し、血中尿素窒素(BUN)濃度を測定した。血中尿素窒素濃度については、尿素窒素B−テストワコー(和光純薬製)を用いて測定し、薬物非処置群との比較により血中尿素窒素上昇抑制率を算出した。BUN抑制率を表1に示した。
実施例3
化合物 (A) について慢性腎炎モデルを用いて腎機能に対する改善作用を検討した。
5週齢のSlc - Wistar/ST系雄性ラットを室温25℃、湿度40〜60%、明暗サイクル12時間の条件下で固形飼料と水道水を自由に摂取させ、1週間の予備飼育を行った。6週齢の時点でペントバルビタール麻酔下にラット左腹部を開腹し左腎を速やかに摘出した(UNX, Unilaterally Nephrectomized rats)。回復期間の後、ラットをステンレス製代謝ケージに個別に収容し、8週齢で実験に使用した。抗Thy-1.1(クローンE30)抗体を 70μg/0.4ml/ラットとなるように生理食塩水で希釈し、エーテル麻酔下でラット尾静脈より投与した。実験開始日より化合物 (A) を0.5%メチルセルロース溶液に懸濁して3 mg/kgを経口投与し、以後同量を1日に1回連続投与した。実験最終日(23週後)まで定期的に代謝ケージを用いて採尿を繰り返し、尿中への蛋白排泄量を測定した。また、腎炎惹起7、13、16及び23週時にはエーテル麻酔下に尾静脈より採血を行ない、血中尿素窒素値(BUN)を定量した。尿中蛋白排泄量およびBUN値は化合物非処置群と比較し、薬物の有効性を検討した。
図1に示したように、化合物 (A) を慢性腎炎モデルのラットに経口投与 (3 mg/kg/day)したことにより、尿中蛋白排泄量は有意な低値を示し、本化合物の抗蛋白尿作用が確認された。
また、図2に示したように、化合物 (A) 投与群では、病態群で認められる経時的なBUN値の上昇が有意に抑制されており、本化合物が糸球体機能の悪化に対し保護作用を発揮する事が確認された。
以上の結果は、化合物(A)が慢性腎炎治療薬として有用である事を示している。
化合物 (A) について慢性腎炎モデルを用いて腎機能に対する改善作用を検討した。
5週齢のSlc - Wistar/ST系雄性ラットを室温25℃、湿度40〜60%、明暗サイクル12時間の条件下で固形飼料と水道水を自由に摂取させ、1週間の予備飼育を行った。6週齢の時点でペントバルビタール麻酔下にラット左腹部を開腹し左腎を速やかに摘出した(UNX, Unilaterally Nephrectomized rats)。回復期間の後、ラットをステンレス製代謝ケージに個別に収容し、8週齢で実験に使用した。抗Thy-1.1(クローンE30)抗体を 70μg/0.4ml/ラットとなるように生理食塩水で希釈し、エーテル麻酔下でラット尾静脈より投与した。実験開始日より化合物 (A) を0.5%メチルセルロース溶液に懸濁して3 mg/kgを経口投与し、以後同量を1日に1回連続投与した。実験最終日(23週後)まで定期的に代謝ケージを用いて採尿を繰り返し、尿中への蛋白排泄量を測定した。また、腎炎惹起7、13、16及び23週時にはエーテル麻酔下に尾静脈より採血を行ない、血中尿素窒素値(BUN)を定量した。尿中蛋白排泄量およびBUN値は化合物非処置群と比較し、薬物の有効性を検討した。
図1に示したように、化合物 (A) を慢性腎炎モデルのラットに経口投与 (3 mg/kg/day)したことにより、尿中蛋白排泄量は有意な低値を示し、本化合物の抗蛋白尿作用が確認された。
また、図2に示したように、化合物 (A) 投与群では、病態群で認められる経時的なBUN値の上昇が有意に抑制されており、本化合物が糸球体機能の悪化に対し保護作用を発揮する事が確認された。
以上の結果は、化合物(A)が慢性腎炎治療薬として有用である事を示している。
製剤例
製剤例1
以下の成分を含有する顆粒剤を製造する。
成分 活性成分 10 mg
乳糖 700 mg
コーンスターチ 274 mg
HPC-L 26 mg
1000 mg
活性成分と乳糖を60メッシュのふるいに通す。コーンスターチを120メッシュのふるいに通す。これらをV型混合機にて混合する。混合末にHPC−L(低粘度ヒドロキシプロピルセルロース)水溶液を添加し、練合、造粒(押し出し造粒 孔径0.5〜1mm)したのち、乾燥する。得られた乾燥顆粒を振動ふるい(12/60メッシュ)で櫛過し顆粒剤を得る。
製剤例1
以下の成分を含有する顆粒剤を製造する。
成分 活性成分 10 mg
乳糖 700 mg
コーンスターチ 274 mg
HPC-L 26 mg
1000 mg
活性成分と乳糖を60メッシュのふるいに通す。コーンスターチを120メッシュのふるいに通す。これらをV型混合機にて混合する。混合末にHPC−L(低粘度ヒドロキシプロピルセルロース)水溶液を添加し、練合、造粒(押し出し造粒 孔径0.5〜1mm)したのち、乾燥する。得られた乾燥顆粒を振動ふるい(12/60メッシュ)で櫛過し顆粒剤を得る。
製剤例2
以下の成分を含有するカプセル充填用散剤を製造する。
成分 活性成分 10 mg
乳糖 79 mg
コーンスターチ 10 mg
ステアリン酸マグネシウム 1 mg
100 mg
活性成分、乳糖を60メッシュのふるいに通す。コーンスターチは120メッシュのふるいに通す。これらとステアリン酸マグネシウムをV型混合機にて混合する。10倍散100mgを5号硬ゼラチンカプセルに充填する。
以下の成分を含有するカプセル充填用散剤を製造する。
成分 活性成分 10 mg
乳糖 79 mg
コーンスターチ 10 mg
ステアリン酸マグネシウム 1 mg
100 mg
活性成分、乳糖を60メッシュのふるいに通す。コーンスターチは120メッシュのふるいに通す。これらとステアリン酸マグネシウムをV型混合機にて混合する。10倍散100mgを5号硬ゼラチンカプセルに充填する。
製剤例3
以下の成分を含有する錠剤を製造する。
成分 活性成分 10 mg
乳糖 90 mg
微結晶セルロース 30 mg
CMC-Na 15 mg
ステアリン酸マグネシウム 5 mg
150 mg
活性成分、乳糖、微結晶セルロース、CMC−Na(カルボキシメチルセルロース ナトリウム塩)を60メッシュのふるいに通し、混合する。混合末にステアリン酸マグネシウム混合し、製錠用混合末を得る。本混合末を直打し、150mgの錠剤を得る。
以下の成分を含有する錠剤を製造する。
成分 活性成分 10 mg
乳糖 90 mg
微結晶セルロース 30 mg
CMC-Na 15 mg
ステアリン酸マグネシウム 5 mg
150 mg
活性成分、乳糖、微結晶セルロース、CMC−Na(カルボキシメチルセルロース ナトリウム塩)を60メッシュのふるいに通し、混合する。混合末にステアリン酸マグネシウム混合し、製錠用混合末を得る。本混合末を直打し、150mgの錠剤を得る。
製剤例4
以下の成分を含有するエアロゾル溶液を製造する:
重量
活性成分 0.25
エタノール 25.75
プロペラント22(クロロジフルオロメタン) 74.00
合計 100.00
活性成分とエタノールを混合し、この混合物をプロペラント22の一部に加え、−30℃に冷却し、充填装置に移す。ついで必要量をステンレススチール容器へ供給し、残りのプロペラントで希釈する。バブルユニットを容器に取り付ける。
以下の成分を含有するエアロゾル溶液を製造する:
重量
活性成分 0.25
エタノール 25.75
プロペラント22(クロロジフルオロメタン) 74.00
合計 100.00
活性成分とエタノールを混合し、この混合物をプロペラント22の一部に加え、−30℃に冷却し、充填装置に移す。ついで必要量をステンレススチール容器へ供給し、残りのプロペラントで希釈する。バブルユニットを容器に取り付ける。
製剤例5
活性成分225mgを含む坐剤は次のように製造する:
活性成分 225mg
飽和脂肪酸グリセリド 2000mg
合計 2225mg
活性成分をNo.60メッシュU.S.のふるいに通し、あらかじめ必要最小限に加熱して融解させた飽和脂肪酸グリセリドに懸濁する。ついでこの混合物を、みかけ2gの型に入れて冷却する。
活性成分225mgを含む坐剤は次のように製造する:
活性成分 225mg
飽和脂肪酸グリセリド 2000mg
合計 2225mg
活性成分をNo.60メッシュU.S.のふるいに通し、あらかじめ必要最小限に加熱して融解させた飽和脂肪酸グリセリドに懸濁する。ついでこの混合物を、みかけ2gの型に入れて冷却する。
製剤例6
活性成分50mgを含む懸濁剤は次のように製造する:
活性成分 50mg
ナトリウムカルボキシメチルセルロース 50mg
シロップ 1.25ml
安息香酸溶液 0.10ml
香料 q.v.
色素 q.v.
精製水を加え合計 5ml
活性成分をNo.45メッシュU.S.のふるいにかけ、ナトリウムカルボキシメチルセルロースおよびシロップと混合して滑らかなペーストにする。安息香酸溶液、香料および色素を水の一部で希釈して加え、攪拌する。ついで水を十分量加えて必要な体積にする。
活性成分50mgを含む懸濁剤は次のように製造する:
活性成分 50mg
ナトリウムカルボキシメチルセルロース 50mg
シロップ 1.25ml
安息香酸溶液 0.10ml
香料 q.v.
色素 q.v.
精製水を加え合計 5ml
活性成分をNo.45メッシュU.S.のふるいにかけ、ナトリウムカルボキシメチルセルロースおよびシロップと混合して滑らかなペーストにする。安息香酸溶液、香料および色素を水の一部で希釈して加え、攪拌する。ついで水を十分量加えて必要な体積にする。
製剤例7
静脈用製剤は次のように製造する:
活性成分 100mg
生理食塩水 1000ml
上記成分の溶液は通常、1分間に1mlの速度で患者に静脈内投与される。
静脈用製剤は次のように製造する:
活性成分 100mg
生理食塩水 1000ml
上記成分の溶液は通常、1分間に1mlの速度で患者に静脈内投与される。
製剤例8
凍結乾燥製剤(1バイアル)は次のように製造する:
活性成分 127mg
クエン酸ナトリウム2水和物 36mg
マンニトール 180mg
上記成分を活性成分の濃度が10mg/gである注射液となるように水に溶解する。最初の凍結ステップを−40℃で3時間、熱処理ステップを−10℃で10時間、再凍結ステップを−40℃で3時間行う。その後、初回の乾燥ステップを0℃、10Paで60時間、2回目の乾燥ステップを60℃、4Paで5時間行う。このようにして凍結乾燥製剤を得ることができる。
凍結乾燥製剤(1バイアル)は次のように製造する:
活性成分 127mg
クエン酸ナトリウム2水和物 36mg
マンニトール 180mg
上記成分を活性成分の濃度が10mg/gである注射液となるように水に溶解する。最初の凍結ステップを−40℃で3時間、熱処理ステップを−10℃で10時間、再凍結ステップを−40℃で3時間行う。その後、初回の乾燥ステップを0℃、10Paで60時間、2回目の乾燥ステップを60℃、4Paで5時間行う。このようにして凍結乾燥製剤を得ることができる。
本発明に係るスルホンアミド誘導体は、腎炎、特に慢性腎炎の治療または予防剤として有用であることを見出した。
Claims (4)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004218845A JP2006036691A (ja) | 2004-07-27 | 2004-07-27 | 腎炎の治療または予防剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004218845A JP2006036691A (ja) | 2004-07-27 | 2004-07-27 | 腎炎の治療または予防剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006036691A true JP2006036691A (ja) | 2006-02-09 |
Family
ID=35902071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004218845A Pending JP2006036691A (ja) | 2004-07-27 | 2004-07-27 | 腎炎の治療または予防剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006036691A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997027174A1 (fr) * | 1996-01-23 | 1997-07-31 | Shionogi & Co., Ltd. | Derives d'acides amines sulfones et inhibiteurs de metalloproteinases contenant ces derives |
WO1999004780A1 (fr) * | 1997-07-22 | 1999-02-04 | Shionogi & Co., Ltd. | Agent therapeutique ou prophylactique de traitement de la glomerulopathie |
-
2004
- 2004-07-27 JP JP2004218845A patent/JP2006036691A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO1997027174A1 (fr) * | 1996-01-23 | 1997-07-31 | Shionogi & Co., Ltd. | Derives d'acides amines sulfones et inhibiteurs de metalloproteinases contenant ces derives |
WO1999004780A1 (fr) * | 1997-07-22 | 1999-02-04 | Shionogi & Co., Ltd. | Agent therapeutique ou prophylactique de traitement de la glomerulopathie |
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