JP2006034890A - 机上用書棚 - Google Patents
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Abstract
【目的】 本発明は、机の天板後部に着脱自在に取付けられる机上用書棚にするものであり、書籍の出し入れによってもブックエンド(仕切板)が不測に脱落せず、又、本立てを移動させても、書籍等が転倒せず、又、照明装置に邪魔される事なく本立てを移動することができる机上用書棚を提供することを目的とする。
【構成】 本立て用左右側板間に配設された本立て用棚板の後方に形成されたスライド案内孔に挿通する連結板の上部に、本立て用棚板の上面に載置される仕切板の後端部を連結し、仕切板の浮き上がりを防止する上がり止め部材を、本立て用棚板の後端部下面で連結板の下部と連結する事により仕切板を左右にスライド自在に保持したものである。
【選択図】 図4
【構成】 本立て用左右側板間に配設された本立て用棚板の後方に形成されたスライド案内孔に挿通する連結板の上部に、本立て用棚板の上面に載置される仕切板の後端部を連結し、仕切板の浮き上がりを防止する上がり止め部材を、本立て用棚板の後端部下面で連結板の下部と連結する事により仕切板を左右にスライド自在に保持したものである。
【選択図】 図4
Description
本発明は、机の天板後部に着脱自在に取付けられる机上用書棚に関するものである。
この種の机上用書棚として、書棚の左右側板の後端間に、上下に隙間をあけて少なくとも2枚の後面板を掛け渡し、これらの後面板間に沿って形成された隙間を本立て移動用間隙とし、本立ての後面より突設した本立て移動用間隙材を、この本立て移動用間隙にガイドさせ、本立てを書棚に沿ってスライド自在としたものがあった。(例えば、特許文献1参照。)
このような本立てに市販のブックエンドを使用すると、本立てを左右にスライドさせたとき、ブックエンド、あるいは、ブックエンド間に収納された書籍が不測に移動、転倒することがあり、使い勝手が非常に悪かった。
又、書籍等を出し入れする時に、書籍とぶつかるなどしてブックエンドが本立てより机上面に脱落し、机上面を傷付けることもあった。
又、机上面を照らす照明装置を机上用書棚を避けて置くと机上面が狭くなるので、照明装置は書棚に取付けざるをえないが、書棚の後面板にブラケットを介して取付けると、ブラケットがスライドする本立てと干渉してしまい、本立てを左右にスライドさせることができなかった。
このような本立てに市販のブックエンドを使用すると、本立てを左右にスライドさせたとき、ブックエンド、あるいは、ブックエンド間に収納された書籍が不測に移動、転倒することがあり、使い勝手が非常に悪かった。
又、書籍等を出し入れする時に、書籍とぶつかるなどしてブックエンドが本立てより机上面に脱落し、机上面を傷付けることもあった。
又、机上面を照らす照明装置を机上用書棚を避けて置くと机上面が狭くなるので、照明装置は書棚に取付けざるをえないが、書棚の後面板にブラケットを介して取付けると、ブラケットがスライドする本立てと干渉してしまい、本立てを左右にスライドさせることができなかった。
本発明は、上記問題点を解決する事を課題とし、本立てをスライドさせても書籍等が不測に移動、転倒せず、又、書籍の出し入れによってブックエンド(仕切板)が不測に脱落することがなく、又、照明装置と干渉する事なく本立てをスライドさせることができる机上用書棚を提供することを課題とする。
そこで、上記課題を解決する為、本発明が第1の手段として構成したところは、本立て用左右側板間に配設された本立て用棚板の後方に形成されたスライド案内孔に挿通する連結板の上部に、本立て用棚板の上面に載置される仕切板の後端部を連結し、仕切板の浮き上がりを防止する上がり止め部材を、本立て用棚板の後端部下面で連結板の下部と連結する事により仕切板を左右にスライド自在に保持したものである。
次に、本発明が第2の手段として構成したところは、上記構成に加え、上がり止め部材が、本立て用棚板の下面に配設された小引出しにて隠蔽されているものである。
次に、本発明が第3の手段として構成したところは、机上用書棚の左右側板間を左右方向に移動可能な本立てと、書棚の上後板の前面に支柱が連結される照明装置を有する机上用書棚において、本立ては、本立て用左右側板間に配設された本立て用棚板上に左右にスライド自在とした仕切板を有し、本立て用左右側板と、仕切板の上部後端部に支柱を通過可能な支柱用切り欠き部と支柱用仕切り切り欠き部が形成されているものである。
次に、本発明が第4の手段として構成したところは、上記第3の手段の構成に加え、仕切板は、本立て用左右側板間に配設された本立て用棚板の後方に形成されたスライド案内孔に挿通する連結板の上部に、後端部が連結され、本立て用棚板の後端部下面で連結板の下部と仕切板の浮き上がりを防止する上がり止め部材が連結される事により仕切板を左右にスライド自在としたものである。
請求項1に記載の発明によると、書籍の出し入れによって仕切板が浮き上がることがなく、又、左右に移動自在に支持されているので、使い勝手が非常に良い。
請求項2に記載の発明によると、前記効果に加え、浮き上がり防止部材が小引出しによって、隠蔽されるので美観的に優れている。
請求項3に記載の発明によると、書棚に照明装置を取付けても本立てを左右に移動できるので、パソコン等を好みの位置に置いて使用する事ができる。
請求項4に記載の発明によると、請求項3の発明の効果に加え、本立てを左右に移動させても書籍等が転倒することがなく、又、書籍の出し入れによって仕切板が脱落することがない。
本発明は、机上用書棚の左右側板間を、左右方向にスライド可能な本立てと、書棚の上後板の前面に支柱が連結される照明装置を有する机上用書棚において、本立ては、本立て用左右側板間に配設された本立て用棚板上に左右にスライド自在とした仕切板を有し、本立て用左右側板と、仕切板の上部後端部に支柱を通過可能な支柱用切り欠き部と支柱用仕切り切り欠き部が形成され、仕切板は、本立て用左右側板間に配設された本立て用棚板の後方に形成されたスライド案内孔に挿通する連結板の上部に、後端部が連結され、本立て用棚板の後端部下面で連結板の下部と仕切板の浮き上がりを防止する上がり止め部材が連結されるものである。
図1において、符号1は書棚を示し、符号2、2は書棚1に具備された本立てを示し、符号3、3は、本立て2、2に設けられた仕切板を示し、符号5は照明装置を示している。
書棚1は、左右に所定間隔を有して立設された左右側板11、11と、左右側板11、11の後端間に、上下に所定間隔を有して配設された2枚の上下後板12、13と、左右側板11、11の後部下端部間と、下後板13の下部前面間に配設された補強用継ぎ板14と、本立て2、2と、本立て2、2間に着脱自在に配設された自在棚板4より構成されている。
照明装置5は、支柱51と灯具52より構成され、支柱51は、連結ネジ53、53にて上後板12の中央部前面に連結されている。
符号50は、上下後板12、13の中央部裏面と上下端部が連結された後板補強材を示し、実施例では本立て2、2の移動を妨げないよう、上下後板12、13で形成される本立て移動用間隙30の上下寸法より大きめの切り欠き301が設けられて、本立て2、2のスライドを妨げない構成となっている。
後板補強材50は、照明装置5を書棚1から取外して机上面で単独で使用する際には、支柱51の下端に連結させて照明装置5を机上面に立設させる連結用支柱として転用可能であるが、転用するには、上端には支柱51を連結させる連結座(図示せず)を、下端には机上面の適宜箇所での固定用ブラケット(図示せず)を取り付けるだけでよい。
書棚1は、左右に所定間隔を有して立設された左右側板11、11と、左右側板11、11の後端間に、上下に所定間隔を有して配設された2枚の上下後板12、13と、左右側板11、11の後部下端部間と、下後板13の下部前面間に配設された補強用継ぎ板14と、本立て2、2と、本立て2、2間に着脱自在に配設された自在棚板4より構成されている。
照明装置5は、支柱51と灯具52より構成され、支柱51は、連結ネジ53、53にて上後板12の中央部前面に連結されている。
符号50は、上下後板12、13の中央部裏面と上下端部が連結された後板補強材を示し、実施例では本立て2、2の移動を妨げないよう、上下後板12、13で形成される本立て移動用間隙30の上下寸法より大きめの切り欠き301が設けられて、本立て2、2のスライドを妨げない構成となっている。
後板補強材50は、照明装置5を書棚1から取外して机上面で単独で使用する際には、支柱51の下端に連結させて照明装置5を机上面に立設させる連結用支柱として転用可能であるが、転用するには、上端には支柱51を連結させる連結座(図示せず)を、下端には机上面の適宜箇所での固定用ブラケット(図示せず)を取り付けるだけでよい。
本立て2、2は同じ構成であるので一方側についてのみ説明する。
本立て2は左右に所定間隔を有して立設された本立て用左右側板21、21と、本立て用左右側板21、21の上下方向略中間部間に配設された本立て用棚板22と、本立て用棚板22の下面に配設された小引出し23と、本立て用棚板22の上面に設けられた仕切板3より構成されている。
そして、本立て2の左右幅は、本棚1の左右幅の3分の1程度の大きさで、図1に示すように、左右端部側にそれぞれ本立て2、2をよせた状態で、本立て2、2間に自在棚板4が取付けられて使用される場合や、本立て2、2を左右何れか一方側によせて、書棚1の側板11と本立て用側板21間に自在棚板4が取付けられて使用される等、パソコン等の使用位置によって本立て2、2の位置は適宜選択される。
本立て2は左右に所定間隔を有して立設された本立て用左右側板21、21と、本立て用左右側板21、21の上下方向略中間部間に配設された本立て用棚板22と、本立て用棚板22の下面に配設された小引出し23と、本立て用棚板22の上面に設けられた仕切板3より構成されている。
そして、本立て2の左右幅は、本棚1の左右幅の3分の1程度の大きさで、図1に示すように、左右端部側にそれぞれ本立て2、2をよせた状態で、本立て2、2間に自在棚板4が取付けられて使用される場合や、本立て2、2を左右何れか一方側によせて、書棚1の側板11と本立て用側板21間に自在棚板4が取付けられて使用される等、パソコン等の使用位置によって本立て2、2の位置は適宜選択される。
本立て用左右側板21、21の後端中央部が上下後板12、13間で形成される本立て移動用間隙30内に突出し、この突出した部分間に補強用後板24が設けられ、補強用後板24の左右端部下面に、下後板13の上面に係合する下向きL字形の下部保持片241、241が取付けられ、補強用後板24の上端部には上後板12の下端部後面に係止する上部支持片242が取付けられ、下部支持片241、241の内面には、下後板13上端面との接触状態を緩和する緩衝材300が貼付けられている。
又、本立て用左右側板21、21の上部後端部には、本立て2が左右にスライドする時、本立て用左右側板21、21の上部後端が照明装置5の支柱51に当接しないよう、支柱用切り欠き部200が形成されている。
又、本立て用左右側板21、21の上部後端部には、本立て2が左右にスライドする時、本立て用左右側板21、21の上部後端が照明装置5の支柱51に当接しないよう、支柱用切り欠き部200が形成されている。
そして、本立て用左右側板21、21の下端面に、補強用継ぎ板14の前端上角部に接触するスライド用滑子211が取付けられ、本立て2の重量の一部を支持している。
そして、本立て用棚板22は、前端部がほぼ本立て用側板21、21の前端部まで達し、後端部は、補強用後板24の前面間にスライド案内孔25を形成する前後巾に構成され、本立て2は、下部保持片241、241、上部支持片242、スライド用滑子211、211と、本立て移動用間隙30、補強用継ぎ板14にて、書棚1に対し、左右にスライド自在に保持されている。
そして、本立て用棚板22は、前端部がほぼ本立て用側板21、21の前端部まで達し、後端部は、補強用後板24の前面間にスライド案内孔25を形成する前後巾に構成され、本立て2は、下部保持片241、241、上部支持片242、スライド用滑子211、211と、本立て移動用間隙30、補強用継ぎ板14にて、書棚1に対し、左右にスライド自在に保持されている。
仕切板3は、上部後端部に支柱用切り欠き部200と同様の支柱用仕切り切り欠き部400が形成され、後端部に仕切板3より左右方向に巾広の仕切板保持板31を介して、スライド案内孔25を挿通する連結板32の上部とネジ止め連結されている。
そして、本立て用棚板22の後端部下面で、仕切板3の浮き上がりを防止する上がり止め部材33が連結板32の下端部前面にネジ止め連結されている。
すなわち、仕切り板3に、仕切板保持板31、連結板32を連結した状態で、連結板32をスライド案内孔25の上方より挿通させ、小引出し23を抜出した状態で連結板32の下端部に上がり止め部材33をネジ止め連結する。そして、小引出し23を取付けて上がり止め部座33を隠蔽する。
そして、本立て用棚板22の後端部下面で、仕切板3の浮き上がりを防止する上がり止め部材33が連結板32の下端部前面にネジ止め連結されている。
すなわち、仕切り板3に、仕切板保持板31、連結板32を連結した状態で、連結板32をスライド案内孔25の上方より挿通させ、小引出し23を抜出した状態で連結板32の下端部に上がり止め部材33をネジ止め連結する。そして、小引出し23を取付けて上がり止め部座33を隠蔽する。
1 書棚
11 側板
12 上後板
13 下後板
2 本立て
20 本立て移動用間隙
21 本立て用側板
22 本立て用棚板
23 小引出し
25 スライド案内孔
200 支柱用切り欠き部
3 仕切板
32 連結板
33 止め部座
300 支柱用仕切り切り欠き部
4 自在棚板
5 照明器具
51 支柱
11 側板
12 上後板
13 下後板
2 本立て
20 本立て移動用間隙
21 本立て用側板
22 本立て用棚板
23 小引出し
25 スライド案内孔
200 支柱用切り欠き部
3 仕切板
32 連結板
33 止め部座
300 支柱用仕切り切り欠き部
4 自在棚板
5 照明器具
51 支柱
Claims (4)
- 本立て用左右側板間に配設された本立て用棚板の後方に形成されたスライド案内孔に挿通する連結板の上部に、本立て用棚板の上面に載置される仕切板の後端部を連結し、仕切板の浮き上がりを防止する上がり止め部材を、本立て用棚板の後端部下面で連結板の下部と連結する事により仕切板を左右にスライド自在に保持した事を特徴とする机上用書棚。
- 上がり止め部材が、本立て用棚板の下面に配設された小引出しにて隠蔽されていることを特徴とする請求項1に記載の机上用書棚。
- 机上用書棚の左右側板間を左右方向に移動可能な本立てと、上後板の前面に支柱が連結される照明装置を有する机上用書棚において、本立ては、本立て用左右側板間に配設された本立て用棚板上に左右にスライド自在とした仕切板を有し、本立て用左右側板と、仕切板の上部後端部に支柱を通過可能な支柱用切り欠き部と支柱用仕切り切り欠き部が形成されていることを特徴とする机上用書棚。
- 仕切板は、本立て用左右側板間に配設された本立て用棚板の後方に形成されたスライド案内孔に挿通する連結板の上部に、後端部が連結され、本立て用棚板の後端部下面で連結板の下部と仕切板の浮き上がりを防止する上がり止め部材が連結される事により仕切板を左右にスライド自在とした事を特徴とする請求項3に記載の机上用書棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004223417A JP2006034890A (ja) | 2004-07-30 | 2004-07-30 | 机上用書棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004223417A JP2006034890A (ja) | 2004-07-30 | 2004-07-30 | 机上用書棚 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006034890A true JP2006034890A (ja) | 2006-02-09 |
Family
ID=35900489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004223417A Pending JP2006034890A (ja) | 2004-07-30 | 2004-07-30 | 机上用書棚 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006034890A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10105139B2 (en) | 2015-09-23 | 2018-10-23 | Ethicon Llc | Surgical stapler having downstream current-based motor control |
-
2004
- 2004-07-30 JP JP2004223417A patent/JP2006034890A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10105139B2 (en) | 2015-09-23 | 2018-10-23 | Ethicon Llc | Surgical stapler having downstream current-based motor control |
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