JP2006033710A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザに指定された設定値を記憶するための記憶領域に記憶されている設定値が所定値でないことを理由に、所定のプロトコルを用いて取得された設定値がネットワーク通信に反映されないという制約がある場合でも、所定のプロトコルを用いて取得された設定値が結果的にネットワーク通信に反映されるようにする。
【解決手段】 所定のプロトコルを用いた設定値の取得を使用する場合には、所定のプロトコルを用いてサーバから取得した設定値を、ユーザによって指定された設定値を記憶するための記憶領域に記憶させる。
【選択図】 図14

Description

ネットワーク通信に用いられる設定値を所定のプロトコルを用いて取得する情報処理装置に関するものである。
代表的なネットワークプロトコルとしてTCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)がある。
TCP/IPは階層化されたネットワークプロトコル群で、ネットワーク層にIP(Internet Protocol)やICMP(Internet Control Message Protocol)、ARP(Address Resolusion Protocol)など、トランスポート層にTCP(Transmission Control Protocol)、UDP(User Datagram Protocol)といった、標準化されたプロトコル群から成り立っている。
TCP/IPプロトコルでネットワーク通信を行う場合、IPアドレスといわれるネットワーク上の論理アドレスを一意に決める必要がある。IPアドレスは32ビット(4バイト)で構成されており、一般的に8ビットずつに区切って「150.61.146.100」(0x963d9264)のように表記される。
情報処理装置は、IPアドレスを自身に設定するため、例えばキーボードや操作パネルからの入力に従ってIPアドレスを自身に設定することが可能である(例えば、特許文献1)。
情報処理装置がキーボード等を持たない場合、またはユーザが複数の情報処理装置のIPアドレスを一括で管理したい場合には、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)やBOOTP、RARPといわれるプロトコルを用いて、情報処理装置がネットワーク上のサーバからIPアドレスを獲得し、自身に設定する方法がある(例えば、特許文献2)。
DHCPとはRFC2131で定義されているプロトコルで、BOOTPプロトコルを拡張したプロトコルである。
DHCPクライアントとなる情報処理装置は、電源投入後、DHCPのDiscoverパケットを送出し、ネットワークにDHCPサーバが存在する場合には、そのDHCPサーバがDiscoverパケットに対する応答パケットを返送する。
情報処理装置は、応答パケットを返送してきたDHCPサーバに対し、IPアドレスを要求するRequestパケットを送出する。DHCPサーバはその要求に対して、DHCPサーバが管理しているIPアドレス群の中から、他の情報処理装置が使用していないIPアドレスを情報処理装置に使用期限付きで貸し出す。情報処理装置は、使用期限(リースタイム)付きのIPアドレスを使用して、ネットワーク通信を行うことになる。
情報処理装置は、使用期限が迫ってきた場合には、DHCPサーバに対して、IPアドレスの仕様延長を要求するRequestパケットを送出する。DHCPサーバは、問題がなければ、新たな期限付きでそのIPアドレスを貸し出す。
また、クライアントである情報処理装置は、電源投入後に、DHCPサーバにIPアドレスの問い合わせを行い、上記の手続きを行ってIPアドレスを獲得することにより、IPアドレスを用いたネットワーク通信を行うことができる。
特開2001−306474号公報 特開2001−268095号公報
例えばWindows(登録商標)などのOS(オペレーションシステム)では、ネットワークに係る動作設定情報はレジストリと呼ばれるシステムデータベースに記憶される。
図15は動作設定情報を記憶するレジストリの一例を示す図である。列1501には構成情報キーの名前が登録されており、列1502には構成情報キーに対応する値(以下、キー値)が登録されている。EnableDhcpレジストリのキー値が1に設定されると、OSに同梱のDHCPクライアントサービスが有効になり、0に設定されると、DHCPクライアントサービスが無効になる。
DHCPクライアントサービスが無効になっている場合には、ユーザによって手動設定されたIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイアドレスがIPAdressレジストリ、SubnetMaskレジストリ、DefaultGatewayレジストリのそれぞれに対応するキー値として記憶される。
DHCPクライアントサービスが有効になっている場合には、DHCPクライアントサービスがDHCPサーバから自動取得したIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイアドレスが、DhcpIPAdressレジストリ、DhcpSubnetMaskレジストリ、DhcpDefaultGatewayレジストリのそれぞれに対応するキー値として保存される。
情報処理装置は、DHCPクライアントサービスが有効になっている場合には、DhcpIPAdressレジストリ、DhcpSubnetMaskレジストリ、DhcpDefaultGatewayレジストリそれぞれのキー値に従ってネットワーク通信を行い、DHCPクライアントサービスが無効になっている場合には、IPAdressレジストリ、SubnetMaskレジストリ、DefaultGatewayレジストリそれぞれのキー値に従ってネットワーク通信を行う。
ここで、OSが同梱するDHCPクライアントサービスには、DHCPクライアントサービスを有効にするには、IPAdressレジストリ、SubnetMaskレジスト、DefaultGatewayレジストリのキー値が「0.0.0.0」でなければならないという制約を持つものがある。
つまり、IPAdressレジストリ、SubnetMaskレジスト、DefaultGatewayレジストリのキー値が「0.0.0.0」以外の場合には、たとえDHCPクライアントサービスが有効であっても、DHCPサーバからのDHCPパラメータはDhcpIPAdressレジストリ、DhcpSubnetMaskレジストリ、DhcpDefaultGatewayレジストリのそれぞれに反映されず、DhcpIPAdressレジストリ、DhcpSubnetMaskレジストリ、DhcpDefaultGatewayレジストリそれぞれのキー値は、IPAdressレジストリ、SubnetMaskレジスト、DefaultGatewayレジストリそれぞれのキー値で上書きされてしまう。
このため、ユーザが一旦、DHCPクライアントサービスを無効にして、手動設定でIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイアドレスを設定してしまうと、その後に、DHCPクライアントサービスが有効にされただけでは、DHCPサーバからのDHCPパラメータは無視されてしまう。
DHCPサーバからのDHCPパラメータが無視されないようにするためには、ユーザ自らが、手動設定でIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイアドレスのそれぞれを「0.0.0.0」に設定しなければならない。
或いは、OSが提供するDHCPクライアントサービス以外に、上記のようなDHCPクライアントサービスを新たに作成しなければならない。
そこで、本発明は、OSが提供するDHCPクライアントサービスに上記のような制約がある場合でも、上記のような制約をもつDHCPクライアントサービスを利用しつつ、DHCPサーバからのDHCPパラメータに基づく設定が行われるようにする。
上記課題を解決するために、本発明に係る情報処理装置は、ユーザによって指定された設定値を記憶する第1の記憶手段と、所定のプロトコルを用いて外部装置から取得した設定値を記憶する第2の記憶手段と、前記所定のプロトコルを用いて前記外部装置から設定値を取得し、当該設定値を前記第2の記憶手段に記憶させる第1の設定手段と、前記第1の設定手段による設定値の取得を使用しない場合、前記第1の記憶手段に記憶されている設定値に従ってネットワーク通信を行い、前記第1の設定手段による設定値の取得を使用する場合、前記第2の記憶手段に記憶されている設定値に従ってネットワーク通信を行うネットワーク通信手段と、前記第1の設定手段による設定値の取得を使用する場合、前記外部装置からの設定値を前記第1の記憶手段に記憶させる第2の設定手段とを有することを特徴とする。
または、本発明に係る情報処理装置は、ユーザによって指定された設定値を記憶する記憶手段と、所定のプロトコルを用いて外部装置から設定値を取得する取得手段と、前記取得手段による設定値の取得を使用しない場合、前記第1の記憶手段に記憶されている設定値に従ってネットワーク通信を行い、前記第1の設定手段による設定値の取得を使用する場合、前記取得手段によって取得された設定値に従ってネットワーク通信を行うネットワーク通信手段と、前記取得手段による設定値の取得を使用する場合、前記外部装置からの設定値を前記記憶手段に記憶させる設定手段とを有することを特徴とする。
または、本発明に係る情報処理方法は、第1の記憶領域に記憶されている、ユーザによって指定された設定値に従ってネットワーク通信を行う、または第2の記憶領域に記憶されている、所定のプロトコルを用いてサーバから取得した設定値に従ってネットワーク通信を行う情報処理装置における情報処理方法であって、前記所定のプロトコルを用いてサーバから設定値を取得して当該設定値を前記第2の記憶領域に登録するクライアントによって発行された要求を前記サーバに送信する送信ステップと、前記要求に対する応答を前記サーバから受信する受信ステップと、前記所定のプロトコルを使用する場合、前記応答を前記クライアントが受け取る前に、当該応答に含まれている設定値を取得する取得ステップと、前記取ステップで受信された設定値を前記第1の記憶領域に登録する登録ステップとを有することを特徴とする。
または、本発明に係る情報処理方法は、記憶領域に記憶されている、ユーザによって指定された設定値に従ってネットワーク通信を行う、または所定のプロトコルを用いてサーバから取得した設定値に従ってネットワーク通信を行う情報処理装置における情報処理方法であって、前記所定のプロトコルを用いてサーバから設定値を取得するクライアントによって発行された要求を前記サーバに送信する送信ステップと、前記要求に対する応答を前記サーバから受信する受信ステップと、前記所定のプロトコルを使用する場合、前記応答を前記クライアントが受け取る前に、当該応答に含まれている設定値を取得する取得ステップと、前記取ステップで受信された設定値を前記記憶領域に登録する登録ステップとを有することを特徴とする。
または、本発明に係るプログラムは、所定のプロトコルを使用してサーバから設定値を取得するクライアントプログラムを有し、ユーザによって指定された設定値を記憶する第1の記憶領域と前記クライアントプログラムによって取得された設定値を記憶する第2の記憶領域とを有するコンピュータを制御するためのプログラムであって、前記クライアントプログラムによって発行された要求に対する応答を、前記クライアントプログラムが受け取る前に、取得する取得ステップと、前記応答に含まれている設定値を前記第1の記憶領域に記憶させる記憶ステップとを前記コンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明は、ユーザに指定された設定値を記憶するための記憶領域に記憶されている設定値が所定値でないことを理由に、所定のプロトコルを用いて取得された設定値がネットワーク通信に反映されないという制約がある場合でも、所定のプロトコルを用いた設定値の取得を使用する場合には、所定のプロトコルを用いてサーバから取得した設定値を前記記憶領域に記憶させることにより、所定のプロトコルを用いて取得された設定値が結果的にネットワーク通信に反映されるようにすることができる。
(実施例1)
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、ネットワークデバイスとPC(パーソナルコンピュータ)とを含むネットワークシステムを示す図である。
100は、LAN(ローカルエリアネットワーク)である。LAN100などのLAN網は、一つの建物内の一つの階、または、連続した複数の階でのユーザグループといった、幾分ローカルなグループに対してサービスを提供する。例えば、ユーザが他の建物にいる場合などでは、ユーザ間の距離に応じて、ワイドエリアネットワーク(WAN)を用いてもよい。WANは基本的には、いくつかのLANを高速度サービス総合デジタルネットワーク(ISDN)電話などの高速度デジタルラインで接続して形成された集合体である。
101は、ネットワークデバイスである。ネットワークデバイス101は、ローカルエリアネットワーク(LAN)100に接続されている情報処理装置の一例である。LANへの接続はRF−45を持つ10Base−Tなどのインターフェースを介して接続されている。
102は、パーソナルコンピュータ(PC)である。PC102は、LAN100に接続されており、LAN100を介してネットワークデバイス101と通信することが可能である。PC102ではDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバプログラムが動作しており、LAN100に接続されている1又は複数のネットワークデバイスに割り当て可能なIPアドレスを管理している。
ネットワークデバイス101が、DHCP要求パケットをLAN100上に送信すると、PC102は、このDHCP要求パケットに応じてDHCP応答パケットを送信する。ネットワークデバイス101は、このDHCP応答パケットに含まれている情報に基づく設定を行う。
図2は、ネットワークデバイス101の内部構成を示すブロック図である。ここでは、ネットワークデバイスの一例として、ネットワークプリンタを説明する。なお、ネットワークデバイス101は、ネットワークプリンタのほか、パーソナルコンピュータ、ホストコンピュータ、ワークステーション、コピー機、複合機などであってもよい。
CPU201は、ネットワークデバイス101に係るソフトウェアプログラムに従って、装置全体の制御を行う。ROM202は、リードオンリーメモリであり、装置のブートプログラムや固定パラメータ等を格納している。RAM203は、ランダムアクセスメモリであり、CPU101が装置を制御する上で一時的に使用するデータを格納する。
拡張I/F制御部104は、プリンタエンジン210との間のI/Fを制御するものである。なお、拡張I/F制御部204が制御可能であるデバイスであれば、プリンタエンジンのみならず、ファクシミリ、スキャナ、コピー機、複合機などにも接続が可能である。
NVRAM205は、不揮発性のメモリであり、ネットワークデバイス101の各種設定値を保存する。図15が示すレジストリはNVRAM205に確保される。なお、ネットワークデバイス101がパーソナルコンピュータやホストコンピュータである場合には、レジストリはハードディスクに確保される場合がある。ネットワークI/F制御部206は、LAN100とのデータの送受信を制御する。タイマ207は、時間または時刻を計時する。
バス208は、CPU201、ROM202、RAM203、拡張I/F制御部204、NVRAM205、ネットワークI/F制御部206及びタイマ207を接続し、CPU201からの制御信号や各部間のデータ信号を転送するためのシステムバスである。
操作パネル209は、各種情報を表示するとともに、ユーザからの操作指示を入力する。ネットワークデバイス101がパーソナルコンピュータやホストコンピュータである場合には、操作パネル209はディスプレイ及びキーボードに置き換わる。プリンタエンジン210は、拡張I/F制御部204から送られてきた印刷データに基いて印刷を行う。
図3はネットワークデバイス101のプログラム構成を示すブロック図である。図3の各モジュールは、ネットワークデバイス101の1又は複数のCPU(例えば、CPU201)によって実行される。
301は、プリンタI/Fドライバモジュールであって、拡張I/F制御部204を制御して、プリンタエンジン210との間でデータの送受信を行うモジュールである。302は印刷プロトコルモジュールであって、ネットワーク上の汎用印刷プロトコルをサポートするモジュールである。
303は、オペレーティングシステム(OS)が提供するDHCPクライアントモジュールである。このDHCPクライアントモジュールは、OSが提供するDHCPクライアントサービスに対応するモジュールである。304は、ネットワークプロトコル通信モジュールであって、ネットワークの通信制御を行うモジュールである。
305は、パケットキャプチャモジュールであって、ネットワークドライバモジュール306とネットワークプロトコル通信モジュール304との間でパケットをキャプチャするモジュールである。306は、ネットワークドライバモジュールであって、ネットワークI/F制御部206を制御し、実際にLAN100上にパケットを送出したり或いはLAN100からパケットを受信したりするルーチンである。
印刷プロトコルモジュール302は、プロトコルで決められた印刷通信手順に従って、ネットワークプロトコル通信モジュール304を用いて、ネットワークから印刷データを受信する。受信した印刷データは、プリンタI/Fドライバモジュール301を介してプリンタエンジン210に送出される。
パケットキャプチャモジュール305は、ネットワークドライバモジュール306で受信されたパケットをキャプチャして、そのキャプチャしたパケットを元に種々の処理を実行してから、パケットをネットワークプロトコル通信モジュール304に渡す。
図4は、ネットワークプロトコル通信モジュール304におけるプログラム構成を示すブロック図である。
401は、ソケットインターフェース管理モジュールであって、印刷プロトコルモジュール302やDHCPクライアントモジュール303にソケットといわれるインターフェースを提供している。ソケットと言うインターフェースを用いることによって、印刷プロトコルモジュール302やDHCPクライアントモジュール303は、TCP/IPプロトコルで外部と容易に通信することが可能となる。
402は、TCP管理モジュールである。また、403は、UDP管理モジュールである。TCP管理モジュール402ではTCP(Transmission Control Protocol)プロトコルを処理し、UDP管理モジュール403ではUDP(User Datagram Protocol)プロトコルを処理する。TCP管理モジュールやUDP管理モジュールはIPモジュール406を使って、外部と通信を行う。
404は、ICMP管理モジュールであって、ICMP(Internet Control Message Protocol)プロトコルを処理する。406は、IPモジュールであって、IP(Internet Protocol)プロトコルを処理する。407は、ARPモジュールであって、ARP(Address Resolution Protocol)プロトコルを処理する。
図5は、DHCPパケットのフレーム構成を示す図である。DHCPパケットは、Ethernet(登録商標)ヘッダ501、IPヘッダ502、UDPヘッダ503、BOOTP/DHCPメッセージ504とから構成され、さらに、フレームの終端にはCRC505が付加される。
図6は、Ethernet(登録商標)ヘッダ501の構成を示す図である。図6では、パケットをEthernet(登録商標)IIフォーマットで送受信している。601が宛先アドレス、602が発信元アドレス、603がフレームタイプを示している。
宛先アドレス601、発信元アドレス602には機器固有のMAC(Media Access Control)アドレスが格納される。ここで言うMACアドレスとは、機器固有の物理アドレスである。Ethernet(登録商標)の場合、6バイト長で先頭の3バイトはベンダーコードとしてIEEE(Institute of Electrical and Electronic Enginerrs、米国電気電子学会)が管理/割り当てを行っている。残りの3バイトは各ベンダが独自に(重複しないように)管理しているコードである。その結果、世界中で同じ物理アドレスを持つネットワーク機器は存在せず、全て異なるアドレスが割り当てられることになる。
フレームタイプ603は、IPの場合には0x0800、ARPの場合には0x0806と決められている。
図7はIPヘッダ502の構成を示す図である。701はIPのバージョン、702はIPヘッダのレングス、703はサービスタイプ(Type Of Service:TOS)、704は全データ長、705は識別子、706はフラグフィールド、707は生存時間フィールド、708はプロトコル識別、709はIPヘッダのチェックサム、710は発信元のIPアドレス、711は宛先のIPアドレスを示している。
図8はUDPヘッダ503の構成を示す図である。801は発信元のポート番号、802は宛先ポート番号、803はUDPデータ長であり、804はUDPチェックサムを示している。
図9は、DHCP(BOOTP)メッセージ504の構成を示す図である。901はオプコード、902はハードウェアタイプ、903はハードウェアアドレス長、904はホップカウント、905は秒数、906はクライアントIPアドレス、907はユーザIPアドレス、908はサーバIPアドレス、909はゲートウェイIPアドレス、910はクライアントハードウェアアドレス、911はサーバホスト名、912は起動ファイル名、913はベンダ仕様情報、914はトランザクションIDを示している。
オプコード901は、要求であるか応答であるかを識別する識別子である。ハードウエアタイプ902は、ここでは1が使われている。ハードウェアアドレス長903はハードウエアレングス長であって、ここでは6になっている。ホップカウント904、トランザクションID914、秒数905、クライアントIPアドレス906、ユーザIPアドレス907は、DHCPサーバによって与えられる。
図10はベンダー仕様情報913の詳細を示す図である。このベンダー仕様情報には、様々な情報を格納することができる。
DHCPの場合には、まず最初の4バイトに、Magic Cookie(1001)とよばれる4バイトのデータ(99.130.83.99)が格納される。それ以降のデータにはそれぞれコード(Code)、レングス(Len)、タイプ(Type)の順で、次々と格納されていく。
DHCP Message Type(1002)はDHCPパケットの要求や応答を示すもので、そのコードは53byte、レングスとして1byte、タイプには以下のいずれかが格納される。
(1)DHCP DISCOVER
(2)DHCP OFFER
(3)DHCP REQUEST
(4)DECP DECLINE
(5)DHCP ACK
(6)DHCP NACK
(7)DHCP RELEASE
Client ID(1003)はDHCPクライアントを識別するためのIDを示し、コードを61byte、レングスを2byte、タイプを0001としている。Server ID(1004)はDHCPサーバが一意に決めるDHCPサーバのIDを示し、そのコードは54byte、レングスを4byte、タイプには4バイト分のIDが格納されている。
Request List(1005)はDHCPクライアントサービスが必要とする情報のリストを示し、そのコードは55byte、レングスは3byte、タイプには必要とする情報のコードが格納される。ここでは、DHCPクライアントサービスが必要とするデータはSubnetMask(1006),Gateway(1007),Vender Specification(1008)である。
SubnetMask(1006)は、ネットワークデバイス101の設定パラメータの一つであるサブネットマスク値を示し、そのコードは1byte、レングスは4byte、タイプにはサブネットマスク値が格納される。
Gateway(1007)はネットワークデバイス101の設定パラメータの一つであるゲートウエイアドレスを示し、そのコードは3byte、レングスは4byte、タイプにはゲートウエイアドレスが格納される。
Vender Specification(1008)はベンダ固有情報を示し、そのコードは43byte、レングスは1byte、タイプには設定値が格納される。ネットワークデバイス101は、この設定値に従って、電源が投入される毎にDHCPプロトコルを用いてIPアドレスを解決するかどうかを判断することになる。
LeaseTimeはIPアドレスの使用期限を示し、そのコードは51byte、レングスは4byte、タイプにはその使用期限が格納される。
以下、DHCPパケットの処理の流れを説明する。図11は、DCHPパケットの送信処理を示すフローチャート図である。この処理は、図3及び図4のモジュールによって実行される。
DHCPクライアントモジュール303によって作成されたDHCPメッセージは、ネットワークプロトコル通信モジュール304のソケットインターフェース管理モジュール401を介して、UDP管理モジュール403に送られる(ステップS1101)。なお、DHCPクライアントモジュール303は、EnableDhcpレジストリのキー値が1に設定されているときに、DHCPメッセージを送る。ここで、DHCPパラメータをDHCPサーバから取得する場合には、DHCP Message Type(1002)に「DHCP REQUEST」が指定されたDHCPメッセージを送る。
UDP管理モジュール403は、発信元ポート番号801にDHCPクライアントに対応するポート番号「68」を、宛先ポート番号802に、DHCPサーバに対応するポート番号「67」を格納したUDPヘッダを構築する(ステップS1102)。さらに、UDP管理モジュール403は、UDPレングス長803に値をセットして、チェックサムを計算した後、UDPチェックサム804に計算後のデータを格納する。
最後に、UDP管理モジュール403は、作成したUDPヘッダとDHCPメッセージとから構成されるパケットをIPモジュール406に送る(ステップS1103)。
IPモジュール406では、図7が示すIPヘッダのパラメータをそれぞれセットして、IPヘッダを構築する(ステップS1104)。DHCPプロトコルにおいては、DHCPクライアント側がパケットを送信する場合には、発信元IPアドレス710に「0.0.0.0」をセットし、宛先IPアドレス711に「255.255.255.255」をセットする。
最後に、IPモジュール406は、作成したIPヘッダ、UDPヘッダ及びDHCPメッセージとから構成されるパケットをネットワークドライバモジュール306に送る(ステップS1105)。
ネットワークドライバモジュール306は、図6が示すEthernet(登録商標)ヘッダのパラメータをそれぞれセットして、Ethernet(登録商標)ヘッダを構築する(ステップS1106)。プロトコルタイプにはIPであることを示す「0x0800」をセットする。IPモジュール406からの送信要求だからである。また、発信元アドレス602にネットワークデバイス101のMACアドレスをセットし、宛先アドレス601に「0xffffffffffff」をセットする。
最後に、ネットワークドライバモジュール306は、作成したEthernet(登録商標)ヘッダ、IPヘッダ、UDPヘッダ及びDHCPメッセージとから構成されるDHCPパケットをネットワークI/F制御部(206)を介してLAN100上に送信する(ステップS1107)。このとき、CRCコード(505)がパケットの最後に付加される。
図12は、DHCPパケットの受信処理を示すフローチャート図である。この処理は、図3の各モジュールによって実行される。
まず、ネットワークドライバモジュール306は、図5に示すEathernet(登録商標)フレームとしてのDHCPパケットをネットワークI/F制御部206を介して受信する(ステップS1201)。
ネットワークドライバモジュール306は、フレームのEthernet(登録商標)ヘッダを解析し、宛先アドレス601が、ネットワークデバイス101のMACアドレス、ブロードキャストアドレス、ネットワークデバイス101に登録されているマルチキャストアドレスのうちの少なくとも1つを示すかを判断する(ステップS1202)。いずれにも該当しない場合、ネットワークドライバモジュール306はフレームを破棄する(ステップS1203)。また、ネットワークドライバモジュール306は、CRCがエラーを起こしたフレームであるかも判断し(ステップS1204)、CRCがエラーを起こしたフレームである場合も、フレームを破棄する(ステップS1203)。
次に、ネットワークドライバモジュール306は、フレームタイプ603を確認する(ステップS1205)。フレームタイプ603が「0x0800」を示す場合にはそれ以降のバイトストリームをIPパケットと判断し、ネットワークプロトコル通信モジュール304内のIPモジュール406にIPパケットを引き渡す(ステップS1206)。フレームタイプ603が「0x0806」を示す場合には、ARPパケットと判断し、ARPモジュール407にARPパケットを引き渡す(ステップS1207)。
IPモジュール406は、ネットワークドライバモジュール306から受け取ったIPパケットのIPヘッダを解析し、宛先IPアドレス711がネットワークデバイス101のIPアドレス、ブロードキャストアドレス、ネットワークデバイス101に登録されたマルチキャストアドレスの少なくとも1つを示しているかどうかを判断する(ステップS1208)。
いずれでもない場合は、IPモジュール406はIPパケットを破棄する(ステップS1209)。また、IPモジュール406は、チェックサムが正しいかどうかも判断し(ステップS1210)、チェックサムが正しくない場合も、IPパケットを破棄する(ステップS1209)。
次に、IPモジュール406は、プロトコル識別708を確認し(ステップS1211)、プロトコル識別708がTCPを示す場合には、パケットをTCP管理モジュール402に引き渡す(ステップS1212)。プロトコル識別708がUDPを示す場合には、パケットをUDP管理モジュール403へ引渡し(ステップS1213)、プロトコル識別708がICMPを示す場合には、パケットをICMP管理モジュール404に引き渡す(ステップS1214)。
ここでは、DHCPパケットである場合に着目し、ステップS1213以降を説明する。UDP管理モジュール403はIPモジュール406からパケットを受け取ると、図8が示すUDPヘッダの解析を行い、UDPチェックサム804をチェックし(ステップS1215)、これが不正な値の場合にはパケットを破棄する(ステップS1216)。
その後、UDP管理モジュール403はUDPポート番号802を確認し(ステップS1217)、宛先ポート番号802が「68」を示している場合には、DHCPメッセージをソケットインターフェース管理モジュール401を介して、DHCPクライアントモジュール303に引き渡す(ステップS1219)。宛先ポート番号802が「68」以外を示している場合には、その他のモジュールに渡す(ステップS1218)。
DHCPクライアントモジュール303は、図9又は図10が示すDHCPメッセージに基づいて、DHCPパラメータの値をレジストリに登録する(ステップS1220)。DHCPクライアントモジュール303は、図9のユーザIPアドレス908の値をDhcpIPAddressレジストリのキー値として登録する。また、図10のサブネットマスク値をDhcpSubnetMaskレジストリのキー値として登録する。また、図10のゲートウエイアドレスをDhcpDefaultGatewayレジストリのキー値として登録する。
ただし、DHCPクライアントモジュール303は、IPAdressレジストリ、SubnetMaskレジスト、DefaultGatewayレジストリのキー値が「0.0.0.0」以外の場合には、たとえEnableDhcpレジストリのキー値が1であっても、DhcpIPAdressレジストリ、DhcpSubnetMaskレジストリ、DhcpDefaultGatewayレジストリのそれぞれにDHCPパラメータを登録しない。或いは、DHCPクライアントモジュール303が登録しても、DhcpIPAdressレジストリ、DhcpSubnetMaskレジストリ、DhcpDefaultGatewayレジストリそれぞれのキー値は、IPAdressレジストリ、SubnetMaskレジスト、DefaultGatewayレジストリそれぞれのキー値で上書きされてしまう。
図13は、ネットワークデバイス101が操作パネル209に表示するネットワーク設定画面の一例を示す図である。ネットワーク設定画面1301は、ネットワークデバイスのIPアドレスを入力する領域1302、ネットワークデバイス101のサブネットマスクを入力する領域1303、ネットワークデバイス101のゲートウェアアドレスを入力する領域1304、DHCPクライアントサービスの有効及び無効を切り替えるためのDHCPボタン1305、入力を確定するためのOKボタン1306と、入力をキャンセルするためのキャンセルボタン1307とを有している。
図13のようなネットワーク設定画面の場合、IPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイアドレスの設定メニューは一つのため、DHCPボタン1305がオンされているとき(DHCPクライアントサービスが有効になっているとき)には、DhcpIPAdressレジスト、DhcpSubnetMaskレジスト、DhcpDefaultGatewayレジストリのそれぞれに対応するキー値を参照して、DHCPクライアントサービスがDHCPサーバから取得したIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイアドレスをそれぞれ表示する。
また、DHCPボタンがオフされているとき(DHCPクライアントサービスが無効になっているとき)には、ユーザが入力したIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイアドレスの値は、IPAdress、SubnetMask、DefaultGatewayレジストリのそれぞれに保存される。
以下、パケットキャプチャモジュール305が実行する処理について説明する。IPAdressレジストリ、SubnetMaskレジスト、DefaultGatewayレジストリのキー値が「0.0.0.0」以外の場合には、たとえDHCPクライアントサービスが有効であっても、DHCPサーバからのDHCPパラメータは無視されてしまう。そこで、パケットキャプチャモジュール305は、DHCPパラメータが無視されるのを防止するべく、以下の処理を行う。
図14は、パケットキャプチャモジュール305が実行する処理を示すフローチャート図である。はじめに、DHCPクライアントサービスが有効になっているか、つまりDHCPボタンが1305がオンされているかを判定する(ステップS1401)。DHCPクライアントサービスが有効になっていなければ、以下の処理は行われない。
DHCPクライアントサービスが有効になっている場合には、DHCPサーバから送信されてくるパケットを監視し、それを捕捉する(ステップS1402)。そして、捕捉したパケットがDHCP ACKパケットであるか否かを判定する(ステップS1403)。
捕捉したパケットがDHCP ACKパケットである場合には、クライアントハードウェアアドレスフィールド910の値がネットワークデバイス101のハードウェアアドレスと一致するか否かを判定する(ステップS1404)。
クライアントハードウェアアドレスフィールド910の値がネットワークデバイス101のハードウェアアドレスと一致する場合には、DHCPメッセージの中からDHCPパラメータを取得する(ステップS1405)。ここでは、まず、図9のユーザIPアドレス908を取得する。
そして、取得した値が、IPAdressレジストリのキー値と異なるかを判断する(ステップS1407)。異なる場合には、取得したユーザIPアドレスを、IPAdressレジストリのキー値として設定する(ステップS1407)。これによって、IPAdressレジストリのキー値が「0.0.0.0」以外の場合であっても、DHCPサーバから取得したIPアドレスがネットワークデバイス101に反映されることになる。
DHCPパラメータ全ての読み出しが終了したか否かを判定する(ステップS1408)。ここでは次に、図10のサブネットマスク値を取得し(ステップS1405)、取得したサブネットマスク値をSubnetMaskレジストリのキー値と比較し(ステップS1406)、一致していなければ、取得したサブネットマスク値でSubnetMaskレジストリのキー値を書き換える(ステップS1407)。また、ゲートウエイアドレスに関しても同様に、図10のゲートウエイアドレスを取得して(ステップS1405)、取得したゲートウエイアドレスとDefaultGatewayレジストリのキー値とを比較し(ステップS1406)、一致していなければ、取得したゲートウエイアドレスをDefaultGatewayレジストリに登録する(ステップS1407)。
DHCPパラメータの必要なもの全てに関しステップS1105〜S1107を実行した後は、処理を終了する。
(実施例2)
本発明に係るプログラムコード及び関連データは、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)やCD−ROM中に記憶され、そこからコンピュータに供給されうる。また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエア(制御プログラム)のプログラムコードを記録した記憶媒体を、コンピュータや画像処理装置に供給し、そのコンピュータや画像処理装置の中央演算ユニット(CPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによって達成される。プログラムやデータをコンピュータに供給する方法として、フロッピー(登録商標)ディスクに記憶させて、例えばコンピュータ本体に(フロッピー(登録商標)ディスクドライブを介して)供給する方法が一般的である。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスクやハードディスク以外にも,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,DVD±R/RW,DVD−RAM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。また、コンピュータや画像処理装置が読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータや画像処理装置上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータや画像処理装置に挿入された機能拡張ボードや、コンピュータや画像処理装置に接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
ネットワークデバイスとPC(パーソナルコンピュータ)とを含むネットワークシステムを示す図である。 ネットワークデバイス101の内部構成を示すブロック図である。 ネットワークデバイス101のプログラム構成を示すブロック図である。 ネットワークプロトコル通信モジュール304におけるプログラム構成を示すブロック図である。 DHCPパケットのフレーム構成を示す図である。 Ethernet(登録商標)ヘッダ501の構成を示す図である。 IPヘッダ502の構成を示す図である。 UDPヘッダ503の構成を示す図である。 DHCP(BOOTP)メッセージ504の構成を示す図である。 ベンダー仕様情報913の詳細を示す図である。 DCHPパケットの送信処理を示すフローチャート図である。 DHCPパケットの受信処理を示すフローチャート図である。 ネットワークデバイス101が操作パネル209に表示するネットワーク設定画面の一例を示す図である。 パケットキャプチャモジュール305が実行する処理を示すフローチャート図である。 動作設定情報を記憶するレジストリの一例を示す図である。
符号の説明
100 LAN
101 ネットワークデバイス
102 パーソナルコンピュータ
301 プリンタI/Fドライバモジュール
302 印刷プロトコルモジュール
303 DHCPクライアントモジュール
304 ネットワークプロトコルモジュール
305 パケットキャプチャモジュール
306 ネットワークドライバモジュール

Claims (9)

  1. 情報処理装置であって、
    ユーザによって指定された設定値を記憶する第1の記憶手段と、
    所定のプロトコルを用いて外部装置から取得した設定値を記憶する第2の記憶手段と、
    前記所定のプロトコルを用いて前記外部装置から設定値を取得し、当該設定値を前記第2の記憶手段に記憶させる第1の設定手段と、
    前記第1の設定手段による設定値の取得を使用しない場合、前記第1の記憶手段に記憶されている設定値に従ってネットワーク通信を行い、前記第1の設定手段による設定値の取得を使用する場合、前記第2の記憶手段に記憶されている設定値に従ってネットワーク通信を行うネットワーク通信手段と、
    前記第1の設定手段による設定値の取得を使用する場合、前記外部装置からの設定値を前記第1の記憶手段に記憶させる第2の設定手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の設定手段は、前記所定のプロトコルを用いて、設定値を求める要求を前記外部装置に送信し、
    前記第2の設定手段は、前記第1の設定手段が前記要求に対応する応答を受け取る前に当該応答を捕捉し、捕捉した応答に含まれている設定値を前記第1の記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 設定値をユーザに指定させる指定手段と、
    前記第1の設定手段による設定値の取得を使用するか否かをユーザに選択させる選択手段とを有することを特徴とする請求項1或いは2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の記憶手段に記憶されている設定値が所定値でない場合、前記第2の記憶手段に記憶されている設定値は、前記第1の記憶手段に記憶されている設定値になることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 情報処理装置であって、
    ユーザによって指定された設定値を記憶する記憶手段と、
    所定のプロトコルを用いて外部装置から設定値を取得する取得手段と、
    前記取得手段による設定値の取得を使用しない場合、前記第1の記憶手段に記憶されている設定値に従ってネットワーク通信を行い、前記第1の設定手段による設定値の取得を使用する場合、前記取得手段によって取得された設定値に従ってネットワーク通信を行うネットワーク通信手段と、
    前記取得手段による設定値の取得を使用する場合、前記外部装置からの設定値を前記記憶手段に記憶させる設定手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  6. 第1の記憶領域に記憶されている、ユーザによって指定された設定値に従ってネットワーク通信を行う、または第2の記憶領域に記憶されている、所定のプロトコルを用いてサーバから取得した設定値に従ってネットワーク通信を行う情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記所定のプロトコルを用いてサーバから設定値を取得して当該設定値を前記第2の記憶領域に登録するクライアントによって発行された要求を前記サーバに送信する送信ステップと、
    前記要求に対する応答を前記サーバから受信する受信ステップと、
    前記所定のプロトコルを使用する場合、前記応答を前記クライアントが受け取る前に、当該応答に含まれている設定値を取得する取得ステップと、
    前記取ステップで受信された設定値を前記第1の記憶領域に登録する登録ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  7. クライアントはOSに同梱されているものであることを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
  8. 記憶領域に記憶されている、ユーザによって指定された設定値に従ってネットワーク通信を行う、または所定のプロトコルを用いてサーバから取得した設定値に従ってネットワーク通信を行う情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記所定のプロトコルを用いてサーバから設定値を取得するクライアントによって発行された要求を前記サーバに送信する送信ステップと、
    前記要求に対する応答を前記サーバから受信する受信ステップと、
    前記所定のプロトコルを使用する場合、前記応答を前記クライアントが受け取る前に、当該応答に含まれている設定値を取得する取得ステップと、
    前記取ステップで受信された設定値を前記記憶領域に登録する登録ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  9. 所定のプロトコルを使用してサーバから設定値を取得するクライアントプログラムを有し、ユーザによって指定された設定値を記憶する第1の記憶領域と前記クライアントプログラムによって取得された設定値を記憶する第2の記憶領域とを有するコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記クライアントプログラムによって発行された要求に対する応答を、前記クライアントプログラムが受け取る前に、取得する取得ステップと、
    前記応答に含まれている設定値を前記第1の記憶領域に記憶させる記憶ステップとを前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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