JP2006033678A - 増幅器内蔵スピーカシステム - Google Patents

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Koyo Ando
公洋 安藤
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Abstract

【課題】本発明は増幅器内蔵スピーカシステムに関するものであり、スピーカに過大入力が加わった場合や長時間の動作や高温環境下でも、安定してスピーカの振動系部品の過大振幅を抑え、他の部品との接触を防ぐことを可能にするものである。
【解決手段】本発明の増幅器内蔵スピーカシステムは、密閉型エンクロージャ内のマイクロホン6にてスピーカからの音を受けて前記マイクロホン6から発生する信号レベルが所定のレベル以上にあるとき、電気的に増幅器への信号入力を制限する信号制限回路2を設けたので、過大入力時や、長時間の動作、高温環境下でも、スピーカの振動系部品が過大振幅により、他の部品と接触し、異常音を発生したり、また破壊に至ることを防ぐことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は増幅器内蔵スピーカシステムに関するものである。
従来の増幅器内蔵スピーカシステムは、図5に示すように密閉型エンクロージャ5内にスピーカ4を取付け、その密閉型エンクロージャ5内にマイクロホン6を取付けたものであり、外部からの音声信号を演算増幅器7で増幅すると共に電力増幅器3で電力増幅し、スピーカ4を駆動し、音を発生する。更にエンクロージャ内の音をマイクロホン6で電気信号に変換し、フィルタ8を介して演算増幅器7へMFB方式の負帰還をかけることで、特性改善を図っていた。
尚、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば特許文献1が知られている。
特開昭60−87598号公報
しかしながら、上述のスピーカシステムは、マイクロホン6を使いスピーカの低音域の特性を主に改善することを行っていたが、スピーカに過大入力が加わった場合に、その過大入力に対してスピーカを保護する機能はなく、スピーカの振動系部品が過大振幅し、他の部品と接触し、異常音を発生したり、また破壊に至る可能性もある。また、長時間の動作や高温環境下での信頼性を考えると、スピーカのエッジやダンパーといった支持部材は疲労や軟化によりコンプライアンスが増大し、更に振幅が増加という課題を有していた。
上記課題を解決するために本発明の増幅器内蔵スピーカシステムは、密閉型エンクロージャに取付けられたスピーカと前記密閉型エンクロージャ内にマイクロホンと増幅器とを備えたスピーカシステムにおいて、前記スピーカからの音を受けて前記マイクロホンから発生する信号レベルが所定のレベル以上にあるとき電気的に増幅器への信号入力を制限する信号制限手段を設けたことにより、過大入力時や、長時間の動作、高温環境下でも、スピーカの振動系部品が過大振幅により、他の部品と接触し、異常音を発生したり、また破壊に至ることを防ぐものである。
以上のように本発明の増幅器内蔵スピーカシステムは、スピーカからの音を受けてマイクロホンから発生する信号レベルが所定のレベル以上にあるとき、電気的に増幅器への信号入力を制限するので、過大入力時や、長時間の動作、高温環境下でも、スピーカの振動系部品が過大振幅により、他の部品と接触し、異常音を発生したり、また破壊に至ることを防ぐことができるものである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の一実施の形態の増幅器内蔵スピーカシステムのブロック図である。
同図によると、音声入力端子1から音声信号を入力し、信号制限回路2を通って、電力増幅器3により電力増幅し、密閉型エンクロージャ5に取付けられたスピーカ4を駆動し、密閉型エンクロージャ5の外に音波が発せられる。密閉型エンクロージャ5内にも音圧が発生するが、この音圧は密閉型エンクロージャ5外への音圧とは周波数特性が異なり、スピーカの振動系部品の振幅に比例した周波数特性を得ることとなる。
この密閉型エンクロージャ5内の音圧をマイクロホン6で電気信号に変換することで、スピーカの振幅に比例した電気信号となる。この電気信号があらかじめ所定の信号レベルを超えると動作するように設定された信号制限回路2に加えることで、スピーカの振動系部品の振幅が所定の振幅を超えた場合に、音声信号入力を電気的にコントロールし、スピーカの振動系部品の振幅を低減することになる。よって、過大振幅を防ぐことを可能にするものである。
(実施の形態2)
本発明の他の実施の形態を図2により説明する。なお、実施の形態1と同一部分は同一番号を付与し、説明を省略して説明する。
図2によると、実施の形態1との相違点は、信号制限回路2に代え、入力される信号レベルにより、音声信号を制限する利得を変化するコンプレッサ回路22としたものである。同図ではコンプレッサ動作により音声信号を制限するため、音声信号の歪を極力抑えた形でスピーカの振動系部品の振幅を低減することを可能にし、過大振幅を防ぐことを可能にするものである。
(実施の形態3)
本発明の他の実施の形態を図3により説明する。なお、実施の形態1と同一部分は同一番号を付与し、説明を省略して説明する。
図3によると、実施の形態1との相違点は、信号制限回路2に代え、リミッタ回路32としたものである。同図では所定の信号レベルを超えると、リミッタ回路32により超えた部分の信号を排除するものであり、安価でスピーカの振動系部品の振幅を低減することを可能にし、過大振幅を防ぐことを可能にするものである。
(実施の形態4)
本発明の他の実施の形態を図4により説明する。なお、実施の形態1と同一部分は同一番号を付与し、説明を省略して説明する。
図4において、スピーカの振動系部品の振幅が所定の振幅以上でない場合、音声入力端子1から入力された音声信号は、負帰還用演算増幅器7、信号制限回路2を通って増幅器3にて電力増幅されてスピーカ4を駆動し、密閉型エンクロージャ5の外に音波を発する。また、密閉型エンクロージャ5内にも音圧が発生し、この音圧をマイクロホン6で電気信号に変換し、この信号はハイパスフィルタ8で周波数制限と位相調整を行い、負帰還用演算増幅器7で入力された音声信号に負帰還されることで、スピーカの最低共振周波数付近の低音域特性を改善する。
一方、スピーカの振動系部品が所定の振幅以上になると、実施の形態1から3同様に信号制限回路2にて信号入力の制限を行いスピーカの振動系部品の振幅を低減することを可能にする。この場合、信号制限回路2を負帰還用演算増幅器7と電力増幅器3の間に設置することで、安定的に負帰還によるスピーカの低音域での特性改善と、過大振幅を防ぐことの両立を可能にするものである。
以上のように本発明の増幅器内蔵スピーカシステムは、スピーカに印加される信号増幅系に信号入力を制限する信号制限手段を設けてスピーカの振動系部品の過大振幅を防ぐことができるため、過大入力に対してスピーカを保護可能なスピーカシステムを実現することができる。
本発明の増幅器内蔵スピーカシステムの実施の形態1のブロック図 本発明の増幅器内蔵スピーカシステムの実施の形態2のブロック図 本発明の増幅器内蔵スピーカシステムの実施の形態3のブロック図 本発明の増幅器内蔵スピーカシステムの実施の形態4のブロック図 従来の増幅器内蔵スピーカシステムのブロック図
符号の説明
1 音声入力端子
2 信号制限回路
3 電力増幅器
4 スピーカ
5 密閉型エンクロージャ
6 マイクロホン
7 負帰還用演算増幅器
22 コンプレッサ回路
32 リミッタ回路

Claims (4)

  1. 密閉型エンクロージャに取付けられたスピーカと、前記密閉型エンクロージャ内に配設され、前記スピーカからの放音を収音するマイクロホンと、前記密閉型エンクロージャ内に配設され、前記スピーカに供給される音声信号を増幅する増幅器と、前記密閉型エンクロージャ内に配設され、前記マイクロホンから発生する信号レベルが所定レベル以上である時に前記増幅器への音声信号を制限する信号制限手段とを備えた増幅器内蔵スピーカシステム。
  2. 信号制限手段は、コンプレッサ回路である請求項1記載の増幅器内蔵スピーカシステム。
  3. 信号制限手段はリミッタ回路である請求項1記載の増幅器内蔵スピーカシステム。
  4. 密閉型エンクロージャに取付けられたスピーカと、前記密閉型エンクロージャ内に配設され、前記スピーカからの放音を収音するマイクロホンと、前記密閉型エンクロージャ内に配設され、前記スピーカに供給される音声信号を増幅する電力増幅器と、前記密閉型エンクロージャ内に配設され、前記マイクロホンから発生する電気信号が負帰還され、前記電気信号のレベルに応じて前記電力増幅器へ加えられる音声信号を制御する負帰還用増幅器と、前記電力増幅器と前記負帰還用増幅器の間に設けられ、前記マイクロホンから発生する電気信号のレベルが所定レベル以上である時に前記電力増幅器への音声信号を制限する信号制限手段とを備えた増幅器内蔵スピーカシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012227857A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Yamaha Corp スピーカの自己診断装置

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