JP2006033020A - 信号多重方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トランスペアレンシーを確保すると共に、ITU-T G.709に対応したデバイスを使用可能な信号多重方法及び装置を提供する。
【解決手段】 低次群信号のデータが格納されたペイロード、伝送路中で発生したデータ誤りを訂正するための誤り訂正用の冗長符号が格納された冗長バイト、及び所定の制御情報が格納されたオーバーヘッドを備えた誤り訂正用フレームを、共通のクロックを用いて複数の低次群信号毎にそれぞれ生成し、それらを時分割多重する。その際、低次群信号と誤り訂正用フレームとの速度差によって生じる、低次群信号が一時的に格納されるメモリに蓄積可能なデータ量に対する低次群信号の過不足に応じて、誤り訂正用フレーム内に設けた位相差吸収用バイトに所定のダミーデータまたは低次群信号のデータを格納する。
【選択図】 図1

Description

本発明は複数の非同期信号を多重するための信号多重方法及び装置に関する。
光海底ケーブル等を利用する長距離系の光通信システムでは、複数の陸上側回線の信号(低次群信号)が海底区間を接続する海底端局装置に収容される。一般に、陸上側回線では2.4Gb/sの伝送速度を有する通信方式(SDH:Synchronous Digital Hierarchy)が多く採用されるため、海底端局装置間では回線容量を大きくするために10Gb/sの伝送速度で信号(ライン信号)を伝送することが多い。その場合、2.4Gb/sの陸上側回線を4本収容することになる。
また、海底端局装置では、海底区間における伝送品質を確保するため、ITU-T G.709で規定されたFEC(Forward Error Correction:順方向誤り訂正)にしたがって伝送するデータを符号化する。
FECは、送信対象となるデータを、それに同期したクロックを用いてメモリへ一旦格納し、それよりも速いクロックに同期してメモリからデータを読み出すことで速度を変換すると共に、伝送路中で発生したデータの誤りを訂正するための誤り訂正用の冗長符号を生成して付加する方式である(非特許文献1参照)。例えば(255,239)リードソロモン(RS)方式により伝送するデータを符号化する場合、符号化によって生成されるフレームは、16×239=3824バイトのデータに対して16×16=256バイトの割合で冗長符号が付加された構成となる。また、このときのフレームの伝送速度は、送信対象となるデータの伝送速度の255/239倍となる。なお、ITU-T G.709では、伝送するデータ及び冗長符号に、フレーム構成やフレームの先頭を示す情報または各種制御情報を含むオーバーヘッドを付加した誤り訂正用フレーム(以下、FECフレームと称す)が規定されている。
上述したように、海底端局装置では、例えば伝送速度が2.4Gb/sの信号を複数本(海底区間の伝送速度が10Gb/sの場合は4本)収容するため、各信号を時分割多重するための信号多重装置が必要になる。
この信号多重装置には、上記SDHの規定にしたがって各信号を多重化するSDH多重分離装置を用いることが考えられる。しかしながら、SDH多重分離装置を用いると、海底端局装置で陸上側回線の信号(SDHフレーム)を終端し、そのOH(オーバーヘッド)を書き換えることになるため、トランスペアレンシーを確保できない問題がある。
海底伝送システムの場合、海底区間と陸上区間とは、通常別々に監視される。陸上区間の監視は、通常オーバーヘッドに含まれる情報で処理するため、海底区間において陸上側回線で送受信されるデータの書き換えを行わないこと、すなわちトランスペアレンシーの確保が必須となる。海底端局装置に上記SDH多重分離装置を用いると、この点で不都合がある。さらに、海底端局装置が収容する複数の陸上側回線で送受信される信号は、その同期が保障されているわけではないため(非同期)、この点でもSDH多重分離装置を用いると不都合が生じる。
このため、従来の海底端局装置では、速度の異なる信号の多重にスタッフ同期多重が一般的に用いられていた。スタッフ同期多重は、受信データを一旦メモリへ蓄積し、共通のクロックを用いて該メモリからデータを読み出すことで多重化する各信号を同期させ、同期後の各信号を多重する方式である(例えば、非特許文献2参照)。その際、メモリへのデータの書き込みと読み出しによる差分は、ダミーデータ及び受信データの書き込みが可能な共通の領域(スタッフバイト)を利用することで埋め合わせる。
このスタッフ同期多重と上記FECによる誤り訂正方式とを実現する従来の信号多重装置について以下に説明する。
図6は従来の信号多重装置の構成を示すブロック図であり、図7は従来の信号多重方法の手順を示すフローチャートである。
図6に示すように、従来の信号多重装置は、上記スタッフ同期多重を行うスタッフMUX100と上記FECにより符号化処理を行う誤り訂正符号化部200とを有する構成である。
スタッフMUX100は、陸上側回線から受信した信号(低次群信号)を蓄積するための不図示のメモリを備え、メモリから読み出したデータ及びスタッフバイトを含む多重用フレームを生成する複数のスタッフ処理回路101k(k=1〜n:k、nは正の整数)と、各スタッフ処理回路101kで共通に用いる、低次群信号よりも速い多重用クロックを生成するためのクロック生成部103と、各スタッフ処理回路101kで生成された多重用フレームを時分割多重し、多重化信号として出力するマルチプレクサ部(MUX)102とを有する構成である。なお、クロック生成部103は、低次群信号以外のクロックソース(例えば、発振器等)を用いて多重用クロックを生成する。
誤り訂正符号化部200は、スタッフMUX100で生成された多重化信号を蓄積するためのメモリ201と、多重化信号に同期したクロック(H−CLK)の周波数を所定の比率でてい倍し、FECフレームを生成するためのクロックを生成するクロックてい倍部204と、誤り訂正用の冗長符号やオーバーヘッドに格納する各種制御情報、及びスタッフバイトに挿入するダミーデータを生成する符号生成部202と、クロックてい倍部204で生成されたクロックを用いて、メモリ201からのデータの読み出しに用いる読み出しクロック及び符号生成部202で生成された冗長符号や各種制御情報を格納するためのクロックをそれぞれ生成するタイミング生成部203と、符号生成部202で生成された冗長符号や各種制御情報、及びメモリから読み出したデータをそれぞれ所定の位置に格納し、FECフレームを出力する加算部205とを有する構成である。
図7に示すように、従来の信号多重装置では、陸上側回線から低次群信号及びそれに同期するクロックL−CLKを受信すると、まずスタッフ処理回路101kにより、クロックL−CLKのタイミングで受信した低次群信号のデータを自身が備える不図示のメモリに順次格納する(ステップS11)。
次に、スタッフ処理回路101kは、クロック生成部103で生成された多重用クロックH−CLKを基に多重用フレームM−FLMを生成する(ステップS12)。このとき、多重用フレームM−FLMには、低次群信号のデータを格納するためのペイロード以外に、少なくとも多重用フレームM−FLMの先頭を示す同期情報を格納するフレーム同期用バイト及びスタッフバイトの使用状態を示す情報を格納するスタッフ制御バイトを含むオーバーヘッド、並びに上記メモリへのデータの書き込みと読み出しによる差分を埋め合わせるためのスタッフバイトを付加する。なお、上記H−CLKのHは高速側(High Speed)の先頭文字を示し、上記L−CLKのLは低速側(Low Speed)の先頭文字を示している。また、上記M−FLMのMは多重用(Multiplex)の先頭文字を示している。
スタッフ処理回路101kは、多重用クロックH−CLKのタイミングでメモリ201から順次データを読み出し、それらを多重用フレームM−FLMのペイロードに格納する(ステップS13)。また、メモリ201に対する読み出しアドレスと書き込みアドレスの差からメモリ201内のデータ量を確認し、メモリ201内のデータ量が不足している場合はスタッフバイトにダミーデータ(例えば、全て“1”または“0”)を格納し、スタッフ制御バイトに「スタッフ挿入」を示す情報を書き込む。一方、メモリ201内のデータ量が余剰の場合は、スタッフバイトにも低次群信号のデータを格納し、スタッフ制御バイトに「スタッフ挿入無し」を示す情報を書き込む。このようにスタッフバイトを利用することで、メモリに蓄積可能なデータ量に対する低次群信号のデータ量の過不足を埋め合わせる。
各スタッフ処理回路101kは、他の低次群信号についてもそれぞれ上記と同様の処理を行う。この結果、複数の非同期の低次群信号から速度及び位相が揃った複数の多重用フレームM−FLMが生成される。
スタッフMUX100のマルチプレクサ部102は、各スタッフ処理回路101kで生成された複数の多重用フレームM−FLMをビット多重(時分割多重)し、多重化信号として出力する(ステップS14)。
誤り訂正符号化部200は、スタッフMUX100で生成された多重化信号を、多重用クロックH−CLKのタイミングでメモリ201へ順次格納する(ステップS15)。また、クロックてい倍部204を用いて多重用クロックH−CLKからFECフレームを生成するためのFECフレーム用クロック(F−CLK)を生成し、FECフレーム用クロックF−CLKを基にFECフレームF−FLMを生成する(ステップS16)。FECフレームF−FLMには、多重化信号のデータを格納するためのインフォメーションバイト(ペイロード)以外に、少なくともFECフレームF−FLMの先頭を示す同期情報を格納するフレーム同期用バイトを含むオーバーヘッド、及び誤り訂正用の冗長符号を格納する誤り訂正用冗長バイトを付加する。
続いて、誤り訂正符号化部200は、タイミング生成部203で生成した読み出しクロックを用いてメモリ201から順次データを読み出し、それらを加算部205によりFECフレームF−FLMのインフォメーションバイトに格納する(ステップS17)。また、符号生成部202により誤り訂正用の冗長符号及び同期情報をそれぞれ生成し、冗長符号を誤り訂正用冗長バイトに格納し、同期情報をフレーム同期用バイトに格納する(ステップS18)。
以上の手順により多重化された複数の非同期の低次群信号が収容されたFECフレームF−FLMがライン信号として出力される。
ITU-T G.975, "Forward error correction for submarine systems", 10/2000 山下 孚編著、「やさしいディジタル伝送」、電気通信協会、オーム社、p.75−79
しかしながら、上記したようなスタッフMUXと誤り訂正符号化部とを有する従来の信号多重装置では、スタッフ多重時に、オーバーヘッドやスタッフバイトを挿入するため、これらの情報の分だけFECフレームの伝送速度が上昇し、海底区間における伝送速度がITU-T G.709で規定される伝送速度と異なってしまう問題がある。そのため、ITU-T G.709に対応した各種デバイス(LSI等)を使用することができず、専用の回路を作製しなければならいため、コストが上昇する問題があった。
本発明は上記したような従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、トランスペアレンシーを確保すると共に、ITU-T G.709に対応したデバイスを使用可能な信号多重方法及び装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の信号多重方法は、非同期信号である複数の低次群信号を多重するための信号多重方法であって、
前記低次群信号のデータが格納されたペイロード、伝送路中で発生したデータの誤りを訂正するための誤り訂正用の冗長符号が格納された冗長バイト、及び所定の制御情報が格納されたオーバーヘッドを備えた誤り訂正用フレームを、共通のクロックを用いて前記複数の低次群信号毎にそれぞれ生成し、
前記複数の低次群信号毎に生成した前記誤り訂正用フレームを時分割多重する方法である。
このとき、前記低次群信号と前記誤り訂正用フレームとの速度差によって生じる、前記低次群信号が一時的に格納されるメモリに蓄積可能なデータ量に対する前記低次群信号の過不足に応じて、前記誤り訂正用フレーム内に設けた位相差吸収用バイトに所定のダミーデータまたは前記低次群信号のデータを格納してもよい。
上記のような信号多重方法では、低次群信号毎の誤り訂正用フレームを共通のクロックを用いて生成するため、各誤り訂正用フレームの速度及び位相を揃えることができる。
また、誤り訂正用フレーム内に設けた位相差吸収用バイトに、メモリに蓄積可能なデータ量に対する低次群信号の過不足に応じて所定のダミーデータまたは低次群信号のデータを格納することで、低次群信号の多重時にスタッフバイトを挿入する必要がなくなる。
一方、本発明の信号多重装置は、非同期信号である複数の低次群信号を多重するための信号多重装置であって、
前記低次群信号のデータが格納されたペイロード、伝送路中で発生したデータ誤りを訂正するための誤り訂正用の冗長符号が格納された冗長バイト、及び所定の制御情報が格納されたオーバーヘッドを備えた誤り訂正用フレームを、共通のクロックを用いて前記複数の低次群信号毎にそれぞれ生成する複数の誤り訂正符号化部と、
前記誤り訂正符号化部で生成された前記低次群信号毎の前記誤り訂正用フレームを時分割多重する多重化部と、
を有する構成である。
このとき、前記誤り訂正符号化部は、
前記低次群信号と前記誤り訂正用フレームとの速度差によって生じる、前記低次群信号が一時的に格納されるメモリに蓄積可能なデータ量に対する前記低次群信号の過不足に応じて、前記誤り訂正用フレーム内に備える位相差吸収用バイトに所定のダミーデータまたは前記低次群信号のデータを格納してもよい。
上記のように構成された信号多重装置では、複数の誤り訂正符号化部により、共通のクロックを用いて低次群信号毎の誤り訂正用フレームをそれぞれ生成するため、各誤り訂正用フレームの速度及び位相を揃えることができる。
また、誤り訂正用フレーム内に設けた位相差吸収用バイトに、メモリに蓄積可能なデータ量に対する低次群信号の過不足に応じて所定のダミーデータまたは低次群信号のデータを格納することで、低次群信号の多重時にスタッフバイトを挿入する必要がなくなる。
上記のような信号多重方法及び装置では、低次群信号毎の誤り訂正用フレームを共通のクロックを用いて生成するため、各誤り訂正用フレームの速度及び位相を揃えることができる。したがって、これら速度及び位相が揃った誤り訂正用フレームを多重化すれば、多重化に簡易なパラレル−シリアル変換器を用いることができるため、信号多重装置のコストが低減する。また、オーバーヘッドを書き換えることなく各低次群信号を多重できるため、伝送する信号のトランスペアレンシーを確保できる。
さらに、低次群信号の多重時にスタッフバイトを挿入する必要がないため、多重後の多重化信号もITU-T G.709で規定された伝送速度を維持できる。したがって、ITU-T G.709に対応したデバイスを使用できるため、信号多重装置のコストを低減できる。
次に本発明について図面を参照して説明する。
本発明の信号多重装置は、非同期信号である複数の低次群信号に誤り訂正用の冗長符号及びオーバーヘッドをそれぞれ付加し、かつ共通のクロックを用いて各FECフレームを生成することで各々を同期させる。その際、ITU-T G.709で規定されたFECフレームのオーバーヘッド及びインフォメーションバイト(ペイロード)に備える位相差吸収用バイトを利用して低次群信号とFECフレームの速度差によるメモリ内のデータ量の過不足を埋め合わせる。その後、同期させた各FECフレームを多重することで複数の低次群信号から多重化信号を生成する。
図1は本発明の信号多重装置の一構成例を示すブロック図であり、図2は図1に示した誤り訂正符号化部の構成を示すブロック図である。また、図3は図1に示した誤り訂正符号化部から出力されるFECフレームのフォーマットを示す模式図である。
図1に示すように、本発明の信号多重装置は、FECにより低次群信号の符号化処理を行う複数の誤り訂正符号化部1k(k=1〜n:k,nは正の整数)と、各誤り訂正符号化部1kから出力される複数のFECフレームを時分割多重する多重化部2とを有する構成である。
誤り訂正符号化部1kは、陸上側回線から受信した低次群信号にオーバーヘッド及び誤り訂正用の冗長符号をそれぞれ付加し、ライン信号に同期した共通のクロックを用いてそれぞれFECフレームを生成する。
多重化部2は、誤り訂正符号化部1kで生成された複数のFECフレームをパラレル/シリアル変換することでビット多重(時分割多重)し、多重化信号として出力する。
図2に示すように、誤り訂正符号化部1kは、低次群信号のデータが一時的に格納されるメモリ11と、メモリ11へのデータの書き込みに用いる書き込みクロックとメモリ11からの読み出しに用いる読み出しクロックの速度差による、メモリ11に蓄積可能なデータ量に対する低次群信号のデータ量の過不足を検出する速度差検出部14と、誤り訂正用の冗長符号やオーバーヘッドに格納する各種制御情報を生成する符号生成部12と、ライン信号に同期したクロックを用いて、FECフレームを生成するための共通クロック、メモリからのデータの読み出しに用いる読み出しクロック、及び符号生成部で生成した冗長符号や各種制御情報を格納するためのクロックをそれぞれ生成するタイミング生成部13と、符号生成部で生成された冗長符号や各種制御情報、及びメモリから読み出したデータをそれぞれ所定の位置に格納したFECフレームを出力する加算部15とを有する構成である。
メモリ11には、該低次群信号に同期した書き込みクロックのタイミングで受信した低次群信号のデータが順次格納される。また、メモリ11からは、タイミング生成部13で生成されたライン信号に同期した読み出しクロックのタイミングでデータが読み出される。なお、メモリ11からのデータの読み出しに用いる読み出しクロックは、FECフレームに対するオーバーヘッドや冗長符号の格納タイミングのクロック出力を停止した歯抜け状のクロックとなる。同様に、符号生成部12で生成される冗長符号や各種制御情報を格納するためのクロックもFECフレームに対するメモリ11から読み出したデータの格納タイミングのクロック出力を停止した歯抜け状のクロックとなる。
タイミング生成部13は、ライン信号に同期したクロックから、FECフレームを生成するための共通クロック、上記読み出しクロック、及び符号生成部12で生成された冗長符号や各種制御情報を格納するためのクロックをそれぞれ生成することで、メモリ11からのデータの読み出しタイミング、及び誤り訂正用の冗長符号やオーバーヘッドへ格納される各種制御情報の書き込みタイミングを制御する。
速度差検出部14は、メモリ11に対する読み出しアドレスと書き込みアドレスの差からメモリ11に蓄積可能なデータ量に対する低次群信号の過不足を検出し、該過不足量が所定のしきい値を越えたとき、メモリ11内のデータ量の過不足を示す速度調整信号をタイミング生成部13へ送出する。
符号生成部12は、メモリ11から読み出したデータを基に各種制御信号及び誤り訂正用の冗長符号をそれぞれ生成する。また、タイミング生成部13を介して受け取った速度調整信号に応じて後述する位相差吸収用バイトに格納するダミーデータを生成し、速度差検出部14で検出されたメモリ11に蓄積可能なデータ量に対する低次群信号の過不足に応じて位相差吸収用バイトにダミーデータまたは低次群信号のデータを格納する。
ITU-T G.709の規定によれば、FECフレームは、図3に示すように定義され、未使用バイトRES(Reserved)、制御バイトJC(Justification Control)、及び位相差吸収用バイトNJO(Negative Justification Opportunity)を含むオーバーヘッドOHと、低次群信号のデータが格納されるインフォメーションバイト(ペイロード)と、誤り訂正用の冗長符号が格納される冗長バイトとによって構成される。なお、インフォメーションバイトには、位相差吸収用バイトPJO(Positive Justification Opportunity)が含まれている。
メモリ11に蓄積可能なデータ量に対する低次群信号の過不足が無い場合、位相差吸収用バイトNJOにはダミーデータ(例えば、全て“1”または“0”)が格納され、位相差吸収用バイトPJOには低次群信号のデータが格納される。一方、メモリ内のデータ量が不足している場合は位相差吸収用バイトPJOにダミーデータが格納され、メモリ内のデータ量が余剰の場合は位相差吸収用バイトNJOに低次群信号のデータが格納される。また、制御バイトJCは、位相差吸収用バイトNJO、PJOの使用状態を示す情報が格納され、例えばメモリ内のデータ量が余剰のために位相差吸収バイトNJOに低次群信号のデータが格納された場合は「NJOへのデータ挿入」を示す情報が書き込まれ、メモリ内のデータ量が不足するために位相差吸収用バイトPJOにダミーデータが格納される場合は「PJOへのスタッフ挿入」を示す情報が書き込まれる。
加算部15は、タイミング生成部13で生成された各クロックにしたがって、符号生成部12で生成された冗長符号及び各種制御情報をオーバーヘッドへ格納し、メモリ11から読み出したデータをインフォメーションバイト(ペイロード)に格納し、誤り訂正用フレームを出力する。
次に、本発明の信号多重方法の処理手順について図面を用いて説明する。
図4は本発明の信号多重方法の処理手順を示すフローチャートである。
図4に示すように、本発明の信号多重装置では、陸上側回線から低次群信号及びそれに同期したクロックL−CLKを受信すると、まず誤り訂正符号化部1kにより、クロックL−CLKのタイミングで受信した低次群信号のデータをメモリ11に順次格納する(ステップS1)。
次に、誤り訂正符号化部1kは、ライン信号用に供給されたクロックからFECフレームを生成するためのFECフレーム用クロック(共通クロック)F−CLKを生成する。FECフレームF−FLMは該FECフレーム用クロックF−CLKのタイミングで生成される(ステップS2)。FECフレームF−FLMには、低次群信号のデータを格納するためのインフォメーションバイト(位相差吸収用バイトPJOを含む)以外に、FECフレームF−FLMの先頭を示す同期情報を格納するフレーム同期用バイト、上記未使用バイトRES、制御バイトJC、及び位相差吸収用バイトNJOを含むオーバーヘッド、並びに誤り訂正用の冗長バイトがそれぞれ付加される。
続いて、誤り訂正符号化部1kは、FECフレーム用クロックF−CLKのタイミングでメモリ11から順次データを読み出し、加算部15によりFECフレームF−FLMのインフォメーションバイト(ペイロード)にそれらを格納する(ステップS3)。
また、速度差検出部14を用いてメモリ11内のデータ量を確認し、メモリ11内のデータ量が不足している場合は、符号生成部12により位相差吸収用バイトNJO及びPJOにそれぞれ生成したダミーデータを格納し、速度制御バイトに「PJOへのスタッフ挿入」を示す情報を書き込む。一方、メモリ11内のデータ量が余剰の場合は、符号生成部12により位相差吸収用バイトNJO及びPJOにそれぞれ低次群信号のデータを格納し、速度制御バイトに「NJOへのデータ挿入」を示す情報を書き込む。このように2つの位相差吸収用バイトNJO、PJOを利用することで、メモリ11に蓄積可能なデータ量に対する低次群信号のデータ量の過不足を埋め合わせる(ステップS4)。
さらに、符号生成部12により誤り訂正用の冗長符号及び同期情報をそれぞれ生成し、加算部15により冗長符号を誤り訂正用冗長バイトに格納し、同期情報をオーバーヘッドのフレーム同期用バイトに格納する(ステップS5)。
誤り訂正符号化部1kは、他の低次群信号についてもそれぞれ上記と同様の処理を行う。この結果、複数の非同期の低次群信号から速度及び位相が揃った複数のFECフレームF−FLMが生成される。以上の手順により多重化された複数の非同期の低次群信号がFECフレームに収容される。これらのFECフレームF−FLMは、共通のFECフレーム用クロックF−CLKを用いて生成されているため、速度及び位相が揃っている。
多重化部2は、誤り訂正符号化部1kで生成された複数のFECフレームF−FLMをビット多重(時分割多重)する(ステップS6)。本発明の信号多重装置では、速度及び位相の揃った複数のFECフレームを多重するため、多重化に簡易なパラレル/シリアル変換回路(P/S変換)を用いることができる。
なお、図3に示したFECフレームのフォーマットのうち、カラム(Column)15、ロウ(Row)1〜3で示される未使用バイトRESには、各低次群信号の伝送チャネルを示すチャネル情報を格納してもよい。この処理は、誤り訂正符号化部またはP/S変換部20のいずれで実行してもよい、
以上の手順により複数の非同期の低次群信号が収容されたFECフレームを多重した多重化信号がライン信号として出力される。
本発明の信号多重装置によれば、低次群信号毎の誤り訂正用フレームを、ライン信号に同期した共通のクロックを用いて生成するため、各誤り訂正用フレームの速度及び位相を揃えることができる。したがって、これら速度及び位相が揃った誤り訂正用フレームを多重することで、多重化に簡易なパラレル−シリアル変換器を用いることができるため、信号多重装置のコストが低減する。また、陸上側回線から受信した低次群信号のオーバーヘッドを書き換えることなく多重できるため、伝送する信号のトランスペアレンシーを確保できる。
さらに、低次群信号の多重時にスタッフバイトを挿入する必要がないため、多重後の多重化信号もITU-T G.709で規定された伝送速度を維持できる。したがって、ITU-T G.709に対応したデバイスを使用できるため、信号多重装置のコストが低減できる。
次に、本発明の通信システムについて図面を用いて説明する。
図5は本発明の通信システムの一構成例を示すブロック図である。
図5に示すように、本発明の通信システムは、図1に示した本発明の信号多重装置10を備えた、例えば海底区間に設けられた伝送路50を介してライン信号を送信する第1の通信装置20と、第1の通信装置20から送信されたライン信号を受信する第2の通信装置30とを有する構成である。
第2の通信装置30は、ライン信号から伝送チャネル毎のFECフレームを分離し、各FECフレーム内の冗長符号をそれぞれ復号することで低次群信号を復元する信号分離装置40を備えた構成である。
本発明の通信システムによれば、第1の通信装置20が備える信号多重装置10のコストを低減できるため、それを含む第1の通信装置20及び通信システム全体のコストが低減される。
本発明の信号多重装置の一構成例を示すブロック図である。 図1に示した誤り訂正符号化部の構成を示すブロック図である。 図1に示した誤り訂正符号化部から出力されるFECフレームのフォーマットを示す模式図である。 本発明の信号多重方法の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の通信システムの一構成例を示すブロック図である。 従来の信号多重装置の構成を示すブロック図である。 従来の信号多重方法の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1−1n 誤り訂正符号化部
2 多重化部
10 信号多重装置
11 メモリ
12 符号生成部
13 タイミング生成部
14 速度差検出部
15 加算部
20 第1の通信装置
30 第2の通信装置
40 信号分離装置
50 伝送路

Claims (11)

  1. 非同期信号である複数の低次群信号を多重するための信号多重方法であって、
    前記低次群信号のデータが格納されたペイロード、伝送路中で発生したデータの誤りを訂正するための誤り訂正用の冗長符号が格納された冗長バイト、及び所定の制御情報が格納されたオーバーヘッドを備えた誤り訂正用フレームを、共通のクロックを用いて前記複数の低次群信号毎にそれぞれ生成し、
    前記複数の低次群信号毎に生成した前記誤り訂正用フレームを時分割多重する信号多重方法。
  2. 前記低次群信号と前記誤り訂正用フレームとの速度差によって生じる、前記低次群信号が一時的に格納されるメモリに蓄積可能なデータ量に対する前記低次群信号の過不足に応じて、前記誤り訂正用フレーム内に設けた位相差吸収用バイトに所定のダミーデータまたは前記低次群信号のデータを格納する請求項1記載の信号多重方法。
  3. 前記オーバーヘッドは、
    ITU-T G.709で規定された誤り訂正用フレームのオーバーヘッドである請求項1または2記載の信号多重方法。
  4. 前記低次群信号毎の前記誤り訂正用フレームをパラレル−シリアル変換することで時分割多重する請求項1乃至3のいずれか1項記載の信号多重方法。
  5. 非同期信号である複数の低次群信号を多重するための信号多重装置であって、
    前記低次群信号のデータが格納されたペイロード、伝送路中で発生したデータ誤りを訂正するための誤り訂正用の冗長符号が格納された冗長バイト、及び所定の制御情報が格納されたオーバーヘッドを備えた誤り訂正用フレームを、共通のクロックを用いて前記複数の低次群信号毎にそれぞれ生成する複数の誤り訂正符号化部と、
    前記誤り訂正符号化部で生成された前記低次群信号毎の前記誤り訂正用フレームを時分割多重する多重化部と、
    を有する信号多重装置。
  6. 前記誤り訂正符号化部は、
    前記低次群信号と前記誤り訂正用フレームとの速度差によって生じる、前記低次群信号が一時的に格納されるメモリに蓄積可能なデータ量に対する前記低次群信号の過不足に応じて、前記誤り訂正用フレーム内に備える位相差吸収用バイトに所定のダミーデータまたは前記低次群信号のデータを格納する請求項5記載の信号多重装置。
  7. 前記オーバーヘッドは、
    ITU-T G.709で規定された誤り訂正フレームのオーバーヘッドである請求項5または6記載の信号多重装置。
  8. 前記多重化部は、
    前記低次群信号毎の前記誤り訂正用フレームをパラレル−シリアル変換するパラレル−シリアル変換器である請求項5乃至7のいずれか1項記載の信号多重装置。
  9. 非同期信号である複数の低次群信号を多重した多重化信号を送受信する通信システムであって、
    請求項5乃至8のいずれか1項記載の信号多重装置を備えた、伝送路を介して前記信号多重装置から出力された前記多重化信号を送信する第1の通信装置と、
    前記多重化信号からチャネル毎の誤り訂正用フレームを分離し、前記誤り訂正用フレーム内の冗長符号を復号することで前記低次群信号をそれぞれ復元する信号分離装置を備えた、前記第1の通信装置から送信された前記多重化信号を受信する第2の通信装置と、
    を有する通信システム。
  10. 低次群信号のデータが格納されたペイロード、伝送路中で発生したデータ誤りを訂正するための誤り訂正用の冗長符号が格納された冗長バイト、及び所定の制御情報が格納されたオーバーヘッドを備えた誤り訂正用フレームを生成する、前記低次群信号に同期した書き込みクロックのタイミングで該低次群信号のデータを順次格納し、前記書き込みクロックと速さが異なる読み出しクロックのタイミングで前記ペイロードに格納する該低次群信号のデータを読み出すためのメモリを備えた誤り訂正符号化装置であって、
    前記メモリへの書き込みと読み出しタイミングの位相差による、前記メモリに蓄積可能なデータ量に対する前記低次群信号の過不足を検出する速度差検出部と、
    前記冗長符号及び前記制御情報を生成すると共に、前記誤り訂正用フレーム内に設けられた位相差吸収用バイトに格納するダミーデータを生成し、前記速度差検出部で検出された前記メモリに蓄積可能なデータ量に対する前記低次群信号の過不足に応じて前記位相差吸収用バイトにダミーデータまたは低次群信号のデータを格納する符号生成部と、
    を有する誤り訂正符号化装置。
  11. 前記オーバーヘッドは、
    ITU-T G.709で規定された誤り訂正用フレームのオーバーヘッドである請求項10記載の誤り訂正符号化装置。

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