JP2006032953A - リソグラフィ装置およびデバイス製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】投影光学系の汚染を回避することの可能なリソグラフィシステムおよびリソグラフィ製造方法を提供する。
【解決手段】リソグラフィ装置は放射線ビームのその断面にパターンを与えてパターン化放射線ビームを形成することの可能なパターニングデバイスを支持するように構成された支持を備える。投影システムは基板の目標部分にパターン化放射線ビームを投影するように構成されている。第一真空環境には該投影システムを、第二真空環境には該パターニングデバイス支持を含み、セパレータが第一真空環境と第二真空環境とを分ける。該セパレータは第一真空環境からパターニングデバイスに、かつ/またはこれと逆に投影ビームを通過させる開口を有する。パターニングデバイスはセパレータの開口をほぼシールするシールの少なくとも部分を形成する。
【選択図】図3

Description

本発明はリソグラフィ装置、デバイス製造方法、およびそれにより製造されたデバイスに関する。
リソグラフィ装置は基板に、通常は基板の目標部分に、所望のパターンを与えるマシンである。リソグラフィ投影装置は例えば、集積回路(IC)の製造において使用可能である。この例において、マスクあるいはレチクルにも相当するパターニングデバイスは、ICの個々の層に形成される回路パターンを生成するために使用される。そして、基板(例えばシリコンウェハ)上の目標部分(例えば1つまたは複数のダイの部分から成る)にこのパターンを転写することが可能である。パターン転写は一般的に基板上に設けられた放射線感光材料(レジスト)の層に結像することでなされる。一般的に、シングル基板は、順次パターン化される近接目標部分のネットワークを含む。既知のリソグラフィ装置には、全体パターンを目標部分に1回の作動にて露光することにより各目標部分が照射される、いわゆるステッパと、所定の方向(「スキャニング」方向)にパターンを投影ビーム下で徐々にスキャニングし、これと同時に基板をこの方向と平行に、あるいは反平行にスキャニングすることにより各目標部分が照射される、いわゆるスキャナーとが含まれる。パターンを基板上にインプリントすることによって、パターニングデバイスから基板への転写もまた可能である。
米国特許番号第6,333,775号において、レチクルの粒子汚染、および光学表面の炭素汚染をコントロールする複数の圧力ゾーンを有するリソグラフィ装置についての記載がなされており、詳細は当該文献を参照されたい。既知のシステムにおいては異なる圧力に維持される様々なコンパートメントを含む真空装置を備える。コンパートメントの1つにレチクルステージが入ったレチクルゾーンがある。レチクルゾーンの下に投影光学装置の入った光学系ゾーンが配備される。そしてレチクル計測トレイがレチクルゾーンと光学系ゾーンとを分けている。レチクルゾーンは約100mTorr未満の真空圧力、好ましくは約30mTorrの真空圧力に維持される。光学系ゾーンは約5mTorr未満の真空圧力に維持される。シールアセンブリはレチクル計測トレイの外周におけるガス制限シールを可能にする。レチクル計測トレイの中心には開口が設けられており、それを通って光ビームが出入射する。使用中、この開口を通り約200L/s(毎秒当たりのリットル)のガスがレチクルゾーンから光学系ゾーンに流れる。
既知の装置において、レチクルステージはレチクルゾーンに保持され、部分的に投影光学系から離される。ゆえに、同一真空環境にレチクルステージおよび投影光学系が配置された装置と比較し、比較的少数の構成要素を含む光学系ゾーンの容積は比較的小さい。従って光学系ゾーンを比較的早く所望の真空レベルにポンプダウンすることが可能である。
既知のリソグラフィ装置の欠点は、比較的多量の汚染が依然該開口を通りレチクルゾーンから光学系ゾーンに達し得ることである。例えば、微粒子、炭化水素および/または水といったような汚染は光学系のオペレーションを妨げ、それ自体光学系を悪化させる。それによりそれぞれのデバイス製造方法を妨害し、その製造方法によって製造されるデバイスを比較的高価なものにし、かつ/もしくはその品質を低下させる。
本発明の態様において、投影光学系の汚染を回避し得るリソグラフィシステムを提供する。
本発明の態様において、投影光学系の汚染を回避し得るリソグラフィ製造方法を提供する。
本発明の態様において、リソグラフィ装置によって、および/あるいはリソグラフィ製造方法によって製造される、比較的安価かつ/あるいは高品質なデバイスを提供する。
本発明の態様に基づき、リソグラフィ装置はパターニングデバイスを支持するように構成された支持を配備する。該パターニングデバイスは、放射線ビームのその断面にパターンを与え、パターン化放射線ビームを形成する。該装置はまた、基板の目標部分にパターン化放射線ビームを投影するように構成された投影システムと、投影システムを含んだ第一真空環境と、パターニングデバイス支持を含んだ第二真空環境と、そして、第一真空環境と第二真空環境とを分けるセパレータを含む。セパレータは、第一真空環境からパターニングデバイスに、そして/またはこれとは逆に、投影ビームを通過させる開口を有する。パターニングデバイスは、セパレータの開口をほぼシールするシールの少なくとも部分を形成する。
ゆえに投影システムの汚染は比較的良好に回避され、システムのダウンタイムの低減、光学系のライフタイムの向上、装置性能の向上、および上に記載の装置により製造されるデバイスの改善を可能にする。少なくとも、レチクルはセパレータの投影ビーム開口のシーリングに使用され、それによって第一真空環境の汚染を著しく減じる。特に、このようにして第一真空環境における水および炭化水素のレベルを比較的低くすることができ、それによって投影システムの汚染を回避する。
本発明の態様に基づき、第一真空チャンバと、第一真空チャンバとは分離した第二真空チャンバとを配備するリソグラフィ装置を提供する。第一真空チャンバは、基板の目標部分にパターン化されたビームを投影する投影システムを含む。第二真空チャンバは投影システムの視野内でパターニングデバイスを支持および移動する支持を含む。
本発明の態様に基づき、デバイスの製造における上に記載の装置の使用法を提供する。
本発明の態様に基づき、デバイスの製造における上に記載の装置の使用法を提供し、ここでパターニングデバイスは少なくとも第一位置と第二位置間を走査され、放射線ビームにパターンを与える。
本発明の態様に基づき、基板に放射線のパターン化ビームを投影することを含むデバイス製造方法が提供される。投影システムを含んだ第一真空環境は特定の第一圧力に保たれる。パターニングデバイスの支持を行う支持を含んだ第二真空環境は特定の第二圧力に保たれる。パターニングデバイスは、第一真空環境と第二真空環境に伸長する開口の近くで少なくとも部分的に保持され、その開口をシールする。これもまた上述の長所を導くものである。
本発明の態様に基づき、デバイス製造方法が提供される。該方法は、パターニングデバイスにより放射線のビームをパターン化し、そして、放射線のパターン化されたビームを投影システムにより基板に投影することを含む。投影システムを含んだ第一真空チャンバは、パターニングデバイスの支持を含んだ第二真空チャンバと離される。放射線ビームは少なくとも1つの開口を通って第一真空チャンバからパターニングデバイスに、そしてパターニングデバイスから第一真空チャンバに送られる。そして少なくとも1つの開口がシールによってほぼシールされる。
本発明の態様に基づき、デバイス製造方法において、投影システムを含んだ第一真空チャンバは、パターニングデバイスの支持を含んだ第二真空チャンバと離される。投影ビームは少なくとも1つの開口を通り、第一真空チャンバからパターニングデバイスに、そしてパターニングデバイスから第一真空チャンバに送られて、投影システムにより基板に投影される。
本発明の態様に基づき、リソグラフィ装置を用いるデバイス製造方法は、パターニングデバイスにより放射線ビームをパターン化し、そして投影システムにより基板の目標部分に放射線のパターン化ビームを投影することを含む。少なくとも投影システムの部分を含む該装置の第一部分は第一真空環境に配置される。装置の第二部分は第二真空環境に配置され、パターニングデバイス表面の少なくとも部分は第一真空環境と第二真空環境に伸長する開口をシールするのに用いられる。
本発明の態様に基づき、デバイス製造方法には、基板を提供し、照明システムを用いて放射線の投影ビームを供給し、パターニングデバイスを用いて投影ビームのその断面にパターンを与え、基板の目標部分に放射線のパターン化ビームを投影することを含む。投影システムの部分を含んだ該装置の少なくとも第一部分は第一真空環境に配置される。該装置の少なくとも第二部分は第二真空環境に配置される。パターニングデバイス表面の少なくとも部分は、第一真空環境と第二真空環境に伸長する開口をシールするのに用いられる。
本発明の態様に基づき、上記の装置および/または上記の方法を用いて製造されたデバイスを提供する。
本発明の態様に基づき、デバイス製造方法の実行のためにリソグラフィ装置を制御するように配置された、コンピュータ、コンピュータプログラム、および/またはコンピュータプログラム製品が提供される。
本発明の態様に基づき、コンピュータ読取り可能媒体が提供される。該媒体は、プロセッサによる実行時に、パターニングデバイスによる放射線ビームのパターン形成と、投影システムによる基板の目標部分へのパターン化ビームの投影とをリソグラフィ装置にさせることの可能な、プログラムインストラクションのシーケンスにより符号化される。投影システムの少なくとも部分を含む該装置の第一部分は第一真空環境に配置される。装置の第二部分は第二真空環境に配置され、パターニングデバイス表面の少なくとも部分は第一真空環境と第二真空環境に伸長する開口をシールするのに用いられる。
図1は、本発明の独自の実施形態に基づくリソグラフィ投影装置を示したものである。本装置は、放射線ビームB(例えばUV放射線あるいはDUV放射線)を調整するように構成された照明システム(照明装置)ILと、パターニングデバイス(例えばマスク)MAを支持するように構成され、かつ、特定のパラメータに基づいて正確にパターニングデバイスの位置決めを行うように構成された第一ポジショナPMに連結を行った支持構造(例えばマスクテーブル)MTと、基板(例えばレジスト塗布ウェハ)を保持するように構成され、かつ、特定のパラメータに基づいて正確に基板の位置決めを行うように構成された第二ポジショナPWに連結を行った基板テーブル(例えばウェハテーブル)WTと、パターニングデバイスMAにより投影ビームBに与えられたパターンを基板Wの目標部分C(例えば、1つあるいはそれ以上のダイから成る)に投影するように構成された投影システム(例えば屈折投影レンズ)PSとにより構成される。
照明システムには、放射線の誘導、成形、あるいは調整を行う、屈折、反射、磁気、電磁、静電、また他のタイプの光学部品、もしくはこれらの組み合わせといったような様々なタイプの光学部品が含まれる。
支持構造はパターニングデバイスを支持する(すなわちパターニングデバイスの重量を支える)。支持構造は、パターニングデバイスの位置、リソグラフィ装置の設計、かつ、例えば、パターニングデバイスが真空環境に保持されているか否かといったような他の条件に基づく方法でパターニングデバイスを保持する。支持構造には、パターニングデバイスを保持する目的に、機械、真空、静電、または他のクランプ技術が使用され得る。支持構造は、例えば、その要求に応じて、固定されるか、あるいは可動式であるフレームもしくはテーブルであろう。支持構造はパターニングデバイスを例えば投影システムに対して所望の位置に配置可能にする。本明細書において使用する「レチクル」あるいは「マスク」なる用語は、より一般的な用語である「パターニングデバイス」と同義とみなされる。
本文において使用する「パターニングデバイス」なる用語は、基板の目標部分にパターンを作り出すべく、投影ビームの断面にパターンを与えるために使用可能なデバイスに相当するものとして広義に解釈されるべきである。投影ビームに与えられたパターンは、例えばパターンが位相シフトフィーチャあるいは所謂アシストフィーチャを含む場合、基板の目標部分における所望のパターンとは必ずしも完全には一致しないことを注記する。一般に、投影ビームに与えられるパターンは、集積回路といったような、目標部分に作り出されるデバイスの特別な機能層に相当する。
パターニングデバイスは透過型か反射型である。パターニングデバイスの例には、マスク、プログラム可能ミラーアレイ、およびプログラム可能LCDパネルが含まれる。マスクはリソグラフィにおいて周知のものであり、これには、様々なハイブリッドマスクタイプのみならず、バイナリマスク、レベンソンマスク、減衰位相シフトマスクといったようなマスクタイプも含まれる。プログラム可能ミラーアレイの例では、入射の放射線ビームを異なる方向に反射させるよう、小さなミラーのマトリクス配列を用い、その各々は個々に傾けられている。傾向ミラーは、ミラーマトリクスによって反射される放射線ビームにパターンを与える。
本文に使用する「投影システム」なる用語は、使用される露光放射線に適した、もしくは浸液の使用または真空の使用といったような他のファクタに適した、屈折光学システム、反射光学システム、反射屈折光学システム、磁気光学システム、電磁光学システム、および静電光学システム、あるいはこれらの組み合わせを含めた様々なタイプの投影システムを網羅するものとして広義に解釈されるべきである。本文において「投影レンズ」なる用語がどのように使用されていても、より一般的な用語である「投影システム」と同義とみなされる。
ここで示しているように、この装置は反射タイプ(例えば反射マスクを使用する)である。あるいは、該装置は透過タイプの(例えば透過マスクを使用する)ものも可能である。
リソグラフィ装置は、2つ(デュアルステージ)の基板テーブル、あるいはこれ以上の基板テーブル(および/または2つ以上のマスクテーブル)を有するタイプのものである。このような「多段」マシンにおいて追加のテーブルが並行して使用され得る。もしくは、1つ以上のテーブルが露光に使用されている間、予備工程が他の1つ以上のテーブルで実行され得る。
リソグラフィ装置もまた、投影システムと基板間のスペースを充填するよう、例えば水といったような比較的高い屈折率を有する液体によって基板の少なくとも部分が覆われるタイプのものである。浸液は、例えばマスクと投影システム間といった、リソグラフィ装置の他のスペースにも用いられる。液浸技術は投影システムの開口数を増す目的に従来技術において周知のものである。本文において使用する「液浸」なる用語は、基板のような構造を液体に沈下させねばならないことを意味するのでなく、露光中、投影システムと基板間に液体が配置されていることのみを意味する。
図1を参照に説明すると、照明装置ILは放射線源SOから放射線のビームを受け取る。この放射線源とリソグラフィ装置は、例えばソースがエキシマレーザである場合、別々の構成要素である。こうしたケースでは、放射線源がリソグラフィ装置の一部を構成するとはみなされず、放射線ビームは、例えば適した誘導ミラーかつ/またはビームエキスパンダを備えるビーム配給システムBDにより、放射線源SOから照明装置ILに進む。別のケースにおいては、例えば放射線源が水銀ランプである場合、放射線源はリソグラフィ装置に統合された部分である。放射線源SOおよび照明装置ILは、必要に応じてビーム配給システムBDと共に、放射線システムとみなされる。
照明装置ILは、放射線ビームの角強度分布を調整する調整装置ADを備える。一般的に、照明装置の瞳面における強度分布の少なくとも外部かつ/あるいは内部放射範囲(一般的にそれぞれ、σ−outerおよびσ−innerに相当する)が調整可能である。さらに、照明装置ILは一般的に積分器INおよびコンデンサCOといったような、他のさまざまな構成要素を備える。照明装置は、その断面に亘り所望する均一性と強度分布とを有するよう、投影ビームを調整するために使用可能である。
投影ビームBは支持構造(例えばマスクテーブルMT)に保持されたパターニングデバイス(例えばマスクMA)に入射し、パターニングデバイスによってパターン形成される。放射線ビームBはマスクMAを横断して基板Wの目標部分C上にビームPBの焦点を合わせる投影システムPSを通過する。第二位置決め手段PWおよび位置センサIF2(例えば干渉計、リニアエンコーダ、あるいは容量センサ)により、基板テーブルWTは、例えば放射線ビームBの経路における異なる目標部分Cに位置を合わせるために正確に運動可能である。同様に、第一ポジショナPMおよび他の位置センサIF1は、例えばマスクライブラリからマスクMAを機械的に検索した後に、あるいは走査運動の間に放射線ビームBの経路に対してマスクMAを正確に位置決めするために使用され得る。一般的に、マスクテーブルMTの運動は、位置決め手段PMの部分を形成する、ロングストロークモジュール(粗動位置決め)およびショートストロークモジュール(微動位置決め)にて行われる。同様に、基板テーブルWTの運動は第二ポジショナPWの部分を形成するロングストロークモジュールおよびショートストロークモジュールにて行われる。しかし、ステッパの場合(スキャナとは対照的に)、マスクテーブルMTはショートストロークアクチュエータのみに連結されるか、あるいは固定される。マスクMAおよび基板Wは、マスクアライメントマークM1、M2、および基板アライメントマークP1、P2を使用して位置合わせされる。図示のような基板アライメントマークが専用目標部分を占めるが、これらは目標部分間のスペースに配置されても良い(これらはスクライブレーンアライメントマークとして知られている)。同様に、1つ以上のダイがマスクMAに配備される状況において、マスクアライメントマークはダイ間に配置される。
本記載の装置は次のモードにおける少なくとも1つのモードにおいて使用され得る。
1.ステップモードにおいて、マスクテーブルMTおよび基板テーブルWTは基本的に静止状態に維持されており、投影ビームに与えられた全体パターンが1回の作動(すなわちシングル静的露光)で目標部分Cに投影される。次に基板テーブルWTがx方向および/あるいはy方向にシフトされ、異なる目標部分Cが露光可能となる。ステップモードにおいては、露光フィールドの最大サイズにより、シングル静的露光にて結像される目標部分Cのサイズが制限される。
2.スキャンモードにおいて、投影ビームに与えられたパターンが目標部分Cに投影されている間、マスクテーブルMTおよび基板テーブルWTは同時走査される(すなわちシングル動的露光)。マスクテーブルMTに対する基板テーブルWTの速度および方向は、投影システムPSの拡大(縮小)および像反転特性により判断される。スキャンモードにおいては、露光フィールドの最大サイズにより、シングル動的露光における目標部分の幅(非走査方向における)が制限される。一方、走査動作長が目標部分の高さ(走査方向における)を決定する。
3.他のモードにおいて、マスクテーブルMTは、プログラム可能パターニング手段を保持し、基本的に静止状態が維持される。そして、基板テーブルWTは、放射線ビームに与えられたパターンが目標部分Cに投影されている間、移動あるいは走査される。このモードにおいては、一般にパルス放射線ソースが用いられ、プログラム可能パターニングデバイスは、基板テーブルWTの各運動後、もしくは走査中の連続的放射線パルスの間に、要求に応じて更新される。この稼動モードは、上述のようなタイプのプログラム可能ミラーアレイといった、プログラム可能パターニング手段を使用するマスクレスリソグラフィに容易に適用可能である。
上に述べた使用モードを組み合わせたもの、かつ/または変更を加えたもの、あるいはそれとは全く異なる使用モードもまた使用可能である。
図2は、レチクルゾーン102、投影光学系ゾーン101、およびウェハゾーン199を含むリソグラフィ装置を図示したものである。
光学系ゾーン101は照明装置ILとさらに投影光学システムPSを含む。ウェハゾーン199はウェハステージWSと、ウェハWを搬送するウェハハンドラWHを含む。
レチクルゾーン102は、レチクルハンドラRH、レチクル支持構造MT、レチクルステージアクチュエータモジュールMT−ACT、REMAブレードREB、およびレチクルステージ測定フレームRS−MFを含む。レチクルステージショートストロークモジュールおよびロングストロークモジュールの両方を備えた第一位置決め装置PMは、例えば、レチクル支持構造MTとレチクルアクチュエータモジュールMT−ACTとの統合部分である。レチクルハンドラRHは装置に、かつ装置よりレチクルMAを搬送する役割を有する。また、レチクルステージ計測システムの位置決めセンサIF1がレチクルゾーン102に配設されている。
レチクル支持構造は、光学系ゾーン101に配置された光学系に対し、Y方向に少なくとも所望する距離だけレチクルMAを走査するように配置されている。ここでマスクテーブルMTの動作は第一位置決め装置PMのロングストロークモジュール(粗動位置決め)およびショートストロークモジュール(微動位置決め)により成される。ロングストロークモジュールはY方向のみの動作が可能であるに対し、ショートストロークモジュールは6自由度の位置決めが可能である。
REMAブレードであるREBは露光寸法のサイズの幅を制限する役割を有する。このようなブレードREBの構成および機能は一般的にリソグラフィの分野において公知である。
所望の場合、追加および/または他の光学機能をレチクルMAおよび投影光学系PS間に配備することが可能である。
レチクルゾーン102内にREMAブレードアクチュエーションモジュールRE−ACTが配備される。このアクチュエーションモジュールはREMAブレードREBの位置を調節する役割を有し、露光フィールドの所望の走査スリットを可能にする。
レチクルステージ計測フレームRS−MFもまたレチクルゾーン102内に配置される。図2に示すように、この計測フレームRS−MFは、照明装置ILからレチクルMAに、また、レチクルMAから投影システムPSに投影ビームPBを通過させるように配置される。
図2において薄い影で示しているように、レチクルゾーン102と光学系ゾーン101は同一真空環境にあって、使用中は比較的低圧力にある。またレチクルゾーン102と光学系ゾーン101の両方はほぼ同一の水蒸気および炭化水素の部分圧を有する。1つ以上の真空ポンプV1、V2が配設されて、光学系ゾーン101およびレチクルゾーン102を特定の真空レベルに低圧化させ、この中で真空を維持する。
ウェハゾーン199は(ソースとして)、水および炭化水素について照明装置/光学系よりもより高い部分真空環境を有し、これを濃い影で示している。
図2の装置の機能は、図1の装置に関して上記において述べた機能とほぼ同様である。図2の装置の欠点は、レチクルゾーン102および光学系ゾーン101を含む低圧領域が比較的大きく、そのためこの領域を所望の真空レベルに低圧化するのが比較的困難であり、かつ時間のかかるものとなることである。特に、光学系ゾーン101から水および/または炭化水素を取り除くのに比較的大きな努力を要し、また、ポンプ容量が大きいことでレチクルゾーンコンパートメント102からの多量のガス放出が必要となる。
図3は、本発明の実施形態に従った装置を図示したものである。図4および図5はこの実施形態の部分をより詳細に示したものである。図3−図5の装置には、使用中、第一真空環境1に第一圧力を提供する第一真空チャンバ11が設けられている。第一チャンバ11には投影システムとさらに照明システムILを含む。照明システムILは放射線ビームをコンディショニングするように構成されており、投影システムはパターン化された放射線ビームを基板Wの目標部分に投影するように構成されている。使用中に第二圧力の第二真空環境2を有する第二真空チャンバ12も設けられている。第二チャンバ12は、放射線ビームのその断面にパターンを与え、パターン化放射線ビームを形成することの可能なレチクルMAを支持するように構成されたレチクル支持と、第一真空環境1と第二真空環境2とを分離するセパレータ構成(すなわちセパレータ)3を含む。セパレータ構成3は、第一真空環境1からパターニングデバイスMAに、またこれとは逆に投影ビームPBを通過させる投影ビーム開口4を有する。
図3において、参照符号PSは投影システムの位置を示している。セパレータ構成3はさまざまな方法により配置かつ形成され得る。本実施形態において、レチクル計測フレームRS−MFはセパレータ構成3の少なくとも部分を提供するように配置されている。
図1の装置と同様に、図3−図5の本実施形態はさらに基板ホルダWHと、基板Wを保持するように構成された、ウェハステージWSにおける基板テーブルを配備する。該装置は、リソグラフィ装置を制御するように配置された、コンピュータ、コンピュータプログラム、あるいはコンピュータプログラム製品もまた配備する。このようなコントローラを図において参照符号CONを箱で囲んで示している。
図4および図5に示すように、第一真空環境1の第一圧力を実現するため、1つ以上の第一真空ポンプV1が配設されている。また、第二真空環境2の第二圧力を実現するため、1つ以上の第二真空ポンプV2が配設されている。こうした真空ポンプV1、V2は当業者において周知であり、様々な方法にて装置に連結が可能である。プロセッサによる実行時、真空ポンプV1を有する第一真空環境1、および真空ポンプV2を有する第二真空環境2の真空をコントロールすることの可能なプログラムインストラクションのシーケンスにより符号化されたコンピュータ読取り可能媒体がコントローラCONに配備される。
図4および図5はレチクルMAの2つの異なる位置をそれぞれ示したものである。レチクル支持MTは、Y方向に少なくとも特定の距離だけパターニングデバイスMAを移動させるように配置されている。この目的に、レチクル支持MTは第一位置決め装置PMによりある距離を移動可能である。この距離は、特にレチクルMAのサイズによって、例えば0.0−0.4mの範囲である。図3−図7から分かるように、レチクル支持MTは、使用中、レチクルMAが投影システムPSの投影システム視野内で走査されるようにレチクルMAを支持および移動するように配置される。
セパレータ構成3を様々な方法にて配置することが可能であり、また、例えば、真空チャンバ間に伸長する適切な隔壁等も含み得る。また、投影ビーム開口4が、セパレータ構成3を通ってレチクルMAの近くに伸長している。本実施形態において、この開口4は先細りの断面を有する。あるいは、装置は1つ以上の投影ビーム開口4を有する。
セパレータ構成3の外周は、シールアセンブリ6により装置の囲み7に対してシールされる。例えば、それぞれの箇所で第一真空環境1と第二真空環境2間のガス制限シールを可能にする、米国特許番号第6,333,775号に記載されているようなシールアセンブリと同様の、もしくは類似する様々な方法によりこれらのシールアセンブリ6を構成することが可能である。
本実施形態において、レチクルMAはシーリング構成(すなわちシール)の少なくとも部分を形成し、セパレータ構成3の投影ビーム開口4をほぼシールする。図4および図5から分かるように、各走査位置においてレチクルMAはシーリング構成の一部分を形成し、セパレータ構成3の投影ビーム開口4をほぼシールする。より詳細に述べると、レチクルMAおよびセパレータ構成3は、開口4を適切にシールするよう、特に、水および/または炭化水素汚染が第一真空環境1に伝わるのを回避するよう、もしくはこれを減じるよう、協働するように配置されている。ゆえに、レチクルMAは開口4をほぼシールするのに好都合に使用され、それにより第二真空環境およびレチクルMAの汚染を回避する。従い、比較的容易に、かつ比較的短時間に、特に水および/または炭化水素濃度に関して、第一真空環境は比較的低圧力に減圧され得る。
図4および図5において明確であるように、本実施形態において、レチクル支持MTは、セパレータ構成3から特定の少しの距離をあけてレチクルMAを保持するように配置されて、セパレータ構成3の開口4をシールする。この少しの距離は、その開口をシールするため例えば約1mmにすぎない。好ましくは、この距離は約0.3mm程度である。
さらに、レチクル支持MTおよびセパレータ構成3は開口4をシールするため協働するようにも配置されている。従い、本実施形態において、レチクルMAの支持は、セパレータ構成3の開口4をほぼシールするシーリング構成の部分をも形成する。特に、レチクル支持構造MTはセパレータ構成3のシーリング部分9の向かい側に特定の少しの距離をおいて配置されたシーリング部分8を有する。例えば、レチクル支持構造MTのシーリング部分8は、横断Z方向に計測して、セパレータ構成3のシーリング部分9からわずか約1mmの距離をおき、セパレータ構成3の開口をシールする。シーリング部分8、9間の最少横断距離は好ましくはわずか約1mmである。レチクルMAはレチクル支持構造MTのシーリング部分8の囲いの中に保持されている。セパレータ構成3のシーリング部分9は、横断Z方向に垂直であって、かつ、レチクルMAに平行な面である仮想X−Y面において投影ビーム開口4を囲む。
一方側のレチクル支持構造MTおよびもう一方側のレチクルMAと、もう一方のセパレータ構成3との間に少しの距離があるため、セパレータ構成3の投影ビーム開口4の上端部から見ると、比較的小さなスリット5が第一真空環境と第二真空環境2とを切り離している。これらの小さなスリット5はガス伝搬制限シールでもある。これらは、レチクルMAがレチクルステージ計測フレームRS−MFからの振動隔離にて保持され、それにより、第二真空環境2から第一真空環境のシーリングをレチクルMAがやはり補助するといった長所をもたらす。
実施形態において、装置はまた、投影ビームPBの寸法をコントロールするブレードREBを備える。図6および図7に示すように、そのようなブレードREBが、使用中、パターニングデバイスMAとセパレータ構成3の開口4との間に少なくとも部分的に伸長している。好ましくは、ブレードREBもまた、セパレータ構成3の開口4のシーリングの少なくとも部分を提供にすることで、これらのブレードREBも同様にシーリング部材として使用される。
図6および図7は、X方向およびY方向における投影ビームの形状をそれぞれコントロールするためにレチクルMAの近くに配置されたX−REMAブレードであるREB−Xと、Y−REMAブレードであるREB−Yを図示したものである。本実施形態において、Z方向に見て、X−REMAブレードのREB−Xよりも、Y−REMAブレードのREB−Yの方がレチクルMAの近く配置されている。
シーリング構成を提供するため、X−REMAブレードのREB−Xは、Z方向に測って、セパレータ構成3のシーリング部分9から少しの距離10aをあけて配置されている。今述べた距離は、好ましくは約1mm未満であり、より好ましくは約0.3mm未満である。
また、Y−ブレードREB−Yが、レチクルMAおよびレチクル支持構造MTのシーリング部分8から少しの距離10bをあけて配置され、それぞれの箇所において、セパレータ構成3の開口4を少なくとも部分的にシールする。この今述べた距離もまた、Z方向で測って、好ましくは約1mm程度であり、より好ましくはわずか約0.3mmである。
XブレードとYブレード間の最少距離10cは、Z方向で測って、好ましくは約1mm未満であり、より好ましくは約0.3mm未満である。
同一レベルにある複数のREMAブレードは、1つの面に複数のブレードを有し、水平X−Yギャップを導く。
上記から分かるように、図3−図7に図示の実施形態の各々は、レチクルMAとセパレータ構成3間にまたがる1つ以上の小さなギャップ5、10を有する。本実施形態において、レチクルMAの表面と、反対側のセパレータ構成と、任意のREMAブレードREBとの間に1つ以上の小さなギャップがレチクルMAとほぼ平行に広がっている。好ましくは、ギャップ各々のサイズは、ギャップの外側からの水および/または炭化水素の流れを制限し得るほど小さい。セパレータ構成3の開口4につながるギャップの内側に対し、ギャップ外側は第二真空環境2につながる。このようなギャップによりレチクルステージの良好な振動分離が可能となり、かつ、特に水および/または炭化水素汚染に関し、第一真空チャンバ11と第二真空チャンバ12間の良好なシールも可能にする。
本実施形態において、レチクル支持構造MTはほぼ第二真空環境2に配置される。ゆえに、レチクル支持構造MTは光学系ゾーン1の外側に配置され、それにより、レチクル支持構造MTから生じる汚染が投影システムPSに達するのを比較的良好に回避する。また、本実施形態において、レチクルステージアクチュエーションモジュールMT−ACTを備えたレチクル位置決め装置PMはほぼ第二真空環境2に配置される。図3に示すように、レチクルMAを処理するレチクル処理システムRHも同様に第二真空環境2に配置されることが望ましい。これは、低圧力である第一圧力に減圧させる量をさらに減じて、第一真空チャンバ11からの、水および/または炭化水素の除去に関するポンピング時間を短縮させ、かつ/または真空レベルをより低減する。この目的において、参照符号IF1にて示されるレチクルステージ計測システムの位置決めセンサが第二真空環境2に配設される。
投影ビーム開口4を介した第二真空環境2から第一真空環境1へのガスコンダクタンスが約100L/sよりも低くなるようにシーリング構成の配置がなされることが望ましい。例えば、投影ビーム開口4を介する上述のガスコンダクタンスが約20L/sよりも低くなるように単純にシーリング構成の配置が可能である。ゆえに、第一真空環境1を所望の低圧力に維持することが可能であり、比較的汚染のない状態にすることができる。例えば、限定されない例として、シーリングギャップが高さ約1mm、長さ約23mm、そして幅約416mmであるとき、22℃の水のコンダクタンスをわずか約9.3L/sにすることができる。
第一真空環境および/または第二真空環境は、第一真空環境および/第二真空環境の全圧力の主因である、例えばヘリウム、アルゴン、および/または同様のものといったような少なくとも1つの活性ガスを含む。水蒸気および炭化水素の部分圧は第一真空環境1の汚染を回避するため、総圧力よりもかなり低いことが望ましい。
上記から分かるように、シーリング構成により好ましくは第一真空チャンバ12における炭化水素および水の部分圧を比較的低くする。好ましくは、第一真空環境1における水および/または炭化水素の部分圧は、第二真空環境2における水および/または炭化水素の部分圧よりも少なくとも約100倍低い。
例えば、第二真空環境2における水の部分圧は、使用中において約10−5mbar、あるいはこれ以下である。例えば第二真空環境2における水の部分圧は約10−5mbarから約10−7mbarの範囲である。また、第二真空環境2における炭化水素の部分圧は約10−7mbar、あるいはこれ以下である。例えば第二真空環境2における炭化水素の部分圧は約10−7marから約10−9mbarの範囲である。従い、第一真空環境1における水の部分圧が約10−7mbar、もしくはこれ以下であり、第一真空環境1における炭化水素の部分圧が約10−9mbar、もしくはこれ以下になるようにシーリング構成の配置がなされる。
一実施形態において、第一真空環境1の総圧力は第二真空環境2の総圧力とほぼ同じである。従って第二真空チャンバから第一真空チャンバへの比較的高いガス流の発生を簡単な方法で回避することが可能である。例えば、第二真空環境2の総圧力は第一真空環境1の圧力の

の範囲である。この範囲はもっと小さい場合もあり、例えば第一真空環境1の圧力の約プラスマイナス10%である。
実施形態において、第一真空環境1の総圧力は第二真空環境2の総圧力よりも低い。例えば、第一真空環境1は、第二真空環境2の総圧力よりも少なくとも1.5倍低い総圧力を有し、好ましくは最少で10倍低い総圧力を有する。このような圧力差を与えることで、第一真空チャンバ11内の光学系の汚染はかなり回避される。このようにして第二真空チャンバ12の真空要求およびそれぞれの真空構成はそれほど厳しいものとならない。
第二真空チャンバ12におけるガスの総圧力は例えば約10−2mbar、あるいはこれ以下である。さらに、第一真空チャンバ12におけるガスの総圧力は例えば約10−5mbar、あるいはこれ以下である。
上述の装置の構成により、該装置は投影ビーム開口4をほぼシールする可動シールを備える。ここでパターニングデバイスMAは単に可動シールの部分である。パターニングデバイスの支持を行う支持もまた可動シールの部分である。可動シールはセパレータ構成3に対して例えば0−40cmの範囲の距離を移動可能である。投影ビームPBの寸法をコントロールするコントロールブレードREBもまた投影ビーム開口4のシールの部分を形成する。
本発明に基づく装置の使用中、レチクルMAは少なくとも第一位置と第二位置間を走査され、放射線ビームPBにパターンを与える。特に、使用中、レチクルMAはセパレータ構成3の開口4に対して少なくとも第一位置と第二位置間を移動されて、レチクルMA上で投影ビームを走査する。この使用法は、基板に放射線のパターン化ビームPBを投影することを含むデバイス製造作業も含み、よって第一真空環境1および第二真空環境2はそれぞれの圧力に保たれる。この方法において、パターニングデバイスMAは単純に開口4をシールするため投影ビーム開口4の近くに少しの距離をおいて保持される。好ましくは、レチクルMAは開口4の上端部に沿って走査されることで、走査工程の間、レチクルMAは開口4を常にカバーする。ここでまたレチクルMAはセパレータ構成3から少しの距離をおいて保持される。上述のレチクル支持により、かつ、投影ビームPBの寸法をコントロールする任意のコントロール部材REBにより、使用中、投影ビーム開口4のシーリングも達せられる。特に、使用中、開口4は、レチクルMAと反対側のセパレータ構成と中間のコントロール部材REB間延在する1つ以上の小さな振動分離ギャップによりシールされる。
上に述べたように、第一真空チャンバおよび第二真空チャンバに多様な圧力が用いられる。投影ビーム開口4のシーリングにより、第二真空環境2からほんのわずかの(仮にあったとしても)ガス流しかこの開口に達しない。そのようなガスの流れを図4および図5において矢印fで示している。また、矢印gで示すように、振動分離シーリングアセンブリ6を通って少量のガスが流れる。このような振動分離アセンブル6を、例えばフォイル、小さなギャップおよび同等のものによりシールすることが可能である。従い、第一真空環境1および第二真空環境2は互いに比較的良好に分離される。好ましくは、この分離は、第一真空環境1における水の部分圧が約10−7mbar、もしくはこれ以下で、第一真空環境1における炭化水素の部分圧が約10−9mbar、もしくはこれ以下である、といったことである。第二チャンバ2におけるこれらのガスの部分圧を、第一チャンバ1における部分圧よりも例えば少なくとも約10倍高くできることが望ましい。
使用中、該装置の上述の操作は、コンピュータ、コンピュータプログラム、またはコンピュータプログラム製品によって少なくとも部分的に制御される。このようなコントローラCONは、例えば、投影ビーム開口4をほぼシールするために、該開口4に対するレチクルMAの位置決めをコントロールするように配置される等である。
本発明の装置の上述の構成により、投影システムの汚染は比較的良好に回避され、それにより、システムのダウンタイムの低減、光学系のライフタイムの向上、装置性能の向上、および、それにより製造されるデバイスの改善をもたらす。例えばEUV光学機能といったような光学的機能を有しない装置部分は好ましくは投影システムの光学系から離し、第一真空環境1の外側に配置される。ゆえに、そうした装置の放出ガスが、装置の光学系に影響を与えることがなくなるか、もしくは微々たる影響を与えるのみである。また、光学系ゾーン1は、比較的早く所望の真空レベルに、かつ/またはより低い真空圧レベルに減圧され得る。
リソグラフィ装置の使用法に関して、本文ではICの製造において詳細なる参照説明を行うものであるが、本文に記載を行うリソグラフィ装置は、集積光学装置、磁気ドメインメモリ用ガイダンスおよび検出パターン、フラットパネルディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)、薄膜磁気ヘッド等の製造といった、他の用途においても使用可能であることは理解されるべきである。こうした代替的な用途において、本文に使用する「ウェハ」、「ダイ」なる用語は、それぞれ「基板」、「目標部分」といった、より一般的な用語と同義とみなされることは当該技術分野の専門家にとって明らかである。本文に記載の基板は、露光の前あるいは後に、例えばトラック(一般に基板にレジストの層を塗布し、露光されたレジストを現像するツール)、あるいは、測定および/または検査ツールにて処理される。適用可能である場合、本開示はこうした基板処理ツールもしくは他の基板処理ツールに適用されうる。さらに、例えば多層ICを作り出すために基板は2回以上処理される。ゆえに、本文に使用される基板なる用語はすでに複数の処理層を含んだ基板にも当てはまる。
上記において、光学リソグラフィの状況における本発明の実施形態の使用について詳細なる参照説明を行ったが、本発明は、例えばインプリントリソグラフィといったような他の用途においても使用可能であり、可能とされる状況は光リソグラフィに限定されるものではない。インプリントリソグラフィにおいて、パターニングデバイスにおけるトポグラフィは基板に作り出されるパターンを形成する。パターニングデバイスのトポグラフィは、基板に供給されるレジストの層にプレスされる。それからレジストは電磁放射線、熱、圧力、もしくはこれの組み合わせを与えることでキュアされる。レジストがキュアされた後、パターニングデバイスはレジストにパターンを残してレジストから移動される。
本文において使用する「放射線」および「ビーム」なる用語は、イオンビームあるいは電子ビームといったような粒子ビームのみならず、紫外線(UV)(例えば、365nm、248nm、193nm、157nm、あるいは126nm前後の波長を有する)、および極紫外線(EUV)(例えば5nm−20nmの範囲の波長を有する)を含む、あらゆるタイプの電磁放射線を網羅するものである。
本状況における「レンズ」なる用語は、屈折、反射、磁気、電磁および静電光学部品を含む様々なタイプの光学部品のいずれか、またはこれらの組み合わせに相当する。
以上、本発明の実施形態を詳細に説明したが、本発明を他の方法においても具体化できることは理解されよう。例えば、本発明は、上に記載の方法を記述する機械読取り可能インストラクションの1つ以上のシーケンスを含むコンピュータプログラム、もしくは、そのようなコンピュータプログラムを格納したデータ格納媒体(例えば半導体メモリ、磁気ディスク、あるいは光ディスク)の形態をとり得る。
上述の詳細説明は一例であって制限を行う意図ではない。従い、本提示の請求項の範囲を逸脱することなく、本記載の発明に修正を加えることも可能であることは当業者において明らかである。
本発明の実施例についての詳細説明を、添付の図面を参照に、例示の方法においてのみ行うものとする。ここで、一致する参照符合はその対応一致する部分を示すものとする。
本発明の実施形態に従うリソグラフィ装置を図示したものである。 リソグラフィ装置の圧力ゾーンの略図である。 図1のリソグラフィ装置の圧力ゾーンの略図である。 レチクルが第一走査位置にある場合の、第一真空環境の第二真空環境からのシーリングを示した、図3の実施形態に従った装置の断面図である。 レチクルが第二走査位置にある場合の、第一真空環境の第二真空環境からのシーリングを示した、図3の実施形態に従った装置の断面図である。 さらにREMAブレードを配備したリソグラフィ装置のさらなる実施形態詳細の断面図である。 図6におけるQの部分の詳細である。 図6におけるREMAブレード部分の底面図である。

Claims (27)

  1. 放射線ビームのその断面にパターンを与えてパターン化放射線ビームを形成することの可能なパターニングデバイスを支持するように構成された支持と、基板の目標部分にパターン化放射線ビームを投影するように構成された投影システムと、該投影システムを含んだ第一真空環境と、該パターニングデバイス支持を含んだ第二真空環境と、第一真空環境と第二真空環境とを分けるセパレータとから成るリソグラフィ装置であって、該セパレータは第一真空環境からパターニングデバイスに、かつ/またはこれと逆に投影ビームを通過させる開口を有しており、ここで該パターニングデバイスはセパレータの開口をほぼシールするシールの少なくとも部分を形成することを特徴とするリソグラフィ装置。
  2. 支持はセパレータから特定の少しの距離をあけてパターニングデバイスを支持し、セパレータの上記の開口をシールするように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 支持はシールの少なくとも部分を形成し、セパレータの開口をシールすることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 支持は、セパレータのシーリング部分から特定の少しの距離をあけて配置されるシーリング部分を有することを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 上記の投影ビームの寸法をコントロールするブレードが、上記のパターニングデバイスとセパレータの開口間に少なくとも部分的に伸長しており、該ブレードは、シーリングの少なくとも部分を提供して、セパレータの開口をほぼシールすることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 上記の少なくとも1つのブレードは、セパレータのシーリング部分から少しの距離をあけて配置され、セパレータの開口を少なくとも部分的にシールすることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 少なくとも1つの上記のブレードは、パターニングデバイスおよび/または支持から少しの距離をあけて配置されて、セパレータの開口を少なくとも部分的にシールすることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 少なくとも1つの小さなギャップが上記のパターニングデバイスと上記のセパレータ間にまたがり、該ギャップのサイズはギャップの外側からの水および/または炭化水素のガスコンダクタンスを制限し得るほど小さいものであり、また、セパレータの開口につながるギャップ内側方向に、該ギャップの該外側は第二真空環境につながることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  9. 上記のパターニングデバイスおよび上記のセパレータは協働して上記セパレータの上記開口をほぼシールするように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  10. 上記の支持と上記のセパレータは協働して上記セパレータの上記開口をほぼシールするように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  11. パターニングデバイスを特定方向に比較的長い距離を移動させるように配置されたレチクルステージアクチュエーションモジュールはほぼ上記の第二真空環境に配置されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  12. 上記のシールは、第二真空環境から第一真空環境へのコンダクタンスが約100L/sよりも低くなるように配置され、ここで該コンダクタンスは水および/または炭化水素のコンダクタンスであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  13. 上記のシールは、第二真空環境から第一真空環境へのコンダクタンスが約20L/sよりも低くなるように配置され、ここで該コンダクタンスは水および/または炭化水素のコンダクタンスであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  14. 使用中、上記シールの少なくとも部分はセパレータに対し移動することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  15. 少しの距離は1mm未満であることを特徴とする請求項2、4、6、または7,に記載の装置。
  16. 第二真空環境における水蒸気の部分圧は約10−5mbar、もしくはこれ以下であり、かつ/または第二真空環境における炭化水素の部分圧が約10−7mbar、もしくはこれ以下であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  17. 第二真空環境の総圧力は約10−2mbar、もしくはこれ以下であることを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 第一真空環境の総圧力は第二真空環境の総圧力とほぼ同じであり、該総圧力は好ましくは約10−2mbar、もしくはこれ以下であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  19. 第一真空環境1における水蒸気の部分圧は約10−7mbar、もしくはこれ以下であって、かつ/または第一真空環境における炭化水素の部分圧は約10−9mbar、もしくはこれ以下であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  20. 第一真空チャンバと、セパレータにより第一真空チャンバと分離した第二真空チャンバとを配備するリソグラフィ装置において、第一真空チャンバは基板の目標部分に放射線のパターン化ビームを投影する投影システムを含み、第二真空チャンバは投影システムの視野内でパターニングデバイスを支持および移動させる支持を含むことを特徴とするリソグラフィ装置。
  21. 第一真空チャンバと第二真空チャンバに伸長した、放射線の投影ビームを伝達するための開口をさらに有し、ここで該開口はパターニングデバイスと平行に伸長した1つ以上の小さなギャップによって第二真空チャンバからシールされることを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. 第一真空チャンバと、第二真空チャンバと、そして、第一真空チャンバと第二真空チャンバ間にてパターニングデバイスの視野内に伸長した開口をほぼシールする移動シールとを備えた、パターニングデバイスからのパターンを基板に投影するように配置されたリソグラフィ投影装置。
  23. 投影システムを含んだ第一真空環境は特定の第一圧力に保持され、パターニングデバイスの支持を行う支持を含んだ第二真空環境は特定の第二圧力に保持され、ここで該パターニングデバイスは第一真空環境と第二真空環境に伸長する開口の近くで少なくとも部分的に保持され、その開口をシールすることを特徴とする、基板に放射線のパターン化ビームを投影することを含むデバイス製造方法。
  24. パターニングデバイスにより放射線のビームをパターン化し、そして、放射線のパターン化されたビームを投影システムにより基板に投影することから成るデバイス製造方法において、投影システムを含んだ第一真空チャンバはパターニングデバイスの支持を含んだ第二真空チャンバとは離されており、また、放射線ビームは少なくとも1つの開口を通って第一真空チャンバからパターニングデバイスに、そしてパターニングデバイスから第一真空チャンバに送られ、また、少なくとも1つの開口がシールによってほぼシールされることを特徴とするデバイス製造方法。
  25. パターニングデバイスにより放射線ビームをパターン化し、そして投影システムにより基板の目標部分に放射線のパターン化ビームを投影することから成る、リソグラフィ装置を用いるデバイス製造方法において、該投影システムの少なくとも部分を含む該装置の第一部分は第一真空環境に配置され、また、該装置の第二部分は第二真空環境に配置され、そしてパターニングデバイス表面の少なくとも部分は、第一真空環境と第二真空環境間に伸長する開口をシールするのに用いられることを特徴とする、リソグラフィ装置を用いるデバイス製造方法。
  26. 請求項27の方法に従って製造されるデバイス。
  27. 上記投影システムの少なくとも部分を含む該装置の第一部分は第一真空環境に配置され、該装置の第二部分は第二真空環境に配置され、また、パターニングデバイス表面の少なくとも部分は、第一真空環境と第二真空環境間に伸長する開口をシールするのに用いられ、この時、プロセッサによる実行時に、パターニングデバイスによる放射線ビームのパターン形成と、投影システムによる基板の目標部分へのパターン化ビームの投影とを可能にするプログラムインストラクションのシーケンスにより符号化されるコンピュータ読取り可能媒体。
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