JP2006030064A - レベルセンサ - Google Patents

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美樹 荒松
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Abstract

【課題】 簡易な構成のレベルセンサを提供する。
【手段】 発振回路20の出力は、導電性容器2に接続されている。導電性容器2には、測定電極(導電性第2部材)6a、6b、6cが設けられている。また、測定電極6a、6b、6cと導電性容器2とは、絶縁されている。測定対象物4によって測定電極が覆われると、当該測定電極と導電性容器2との間のインピーダンスは小さくなる。検出回路12a、12b、12cは、このインピーダンスの変化を検出して、出力を出す。これによって、レベル14を計測することができる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、複数のレベルを計測することのできるセンサに関し、特にその構成の簡素化に関するものである。
図1に、複数レベルを計測する従来のセンサの構成を示す。導電性容器2の中に、検出対象物4(液体・粉体など)が収納されている。導電性容器2には、測定したいレベルの位置に測定電極6a、6b、6cが設けられている。これら測定電極6a、6b、6cは、絶縁スペーサ6a、6b、6cによって、導電性容器2から絶縁して取り付けられている。なお、導電性容器2は接地されている。
測定電極6aには、発振回路10aが接続されている。この発振回路10aは、測定電極6aと導電性容器2との間の静電容量を回路要素としている。測定電極6bに接続された発振回路10b、測定電極6cに接続された発振回路10cも同様である。
図に示すように、検出対象物4がレベル14の位置まで満たされているとする。この場合、測定電極6bと導電性容器2との間、測定電極6cと導電性容器2との間には、検出対象物4が存在する。一方、測定電極6aと導電性容器2との間は、空気が存在する。このため、検出対象物4によって満たされている測定電極6b、6cと導電性容器2との間の静電容量Cfは、測定電極6aと導電性容器2との間の静電容量Cvよりも大きくなる。
発振回路10a、10b、10cは、検出対象物4が存在する場合の静電容量Cfの時に発振するように構成されている。したがって、図1の場合であれば、発振回路10b、10cから発振出力が得られ、発振回路10aからは得られない。検出回路12a、12b、12cは、発振出力があれば出力を出し、無ければ出力を出さない。図1の場合であれば、検出回路12b、12cから発振出力が得られ、検出回路12aからは得られない。このようにして、検出対象物4のレベルを知ることができる。
図2に、従来のレベルセンサの他の例を示す。この例では、切り替えスイッチ18を設けることにより、発振回路10、検出回路12を1つにしている。制御回路16によって切り替えスイッチ18を切り替え、発振回路10を、測定電極6a、6b、6cに、順次接続するようにしている。このような原理を用いたセンサが、特許文献1に開示されている。
特開2000−97751
しかし、上記のような従来の技術には以下のような問題点があった。
図1に示すレベルセンサでは、発振回路と検出回路を、測定電極の数だけ設けなければならず、構成が複雑になっていた。特に、調整の困難な発振回路が複数あるため、実装が困難であるという問題があった。
図2に示すレベルセンサでは、測定電極の数が多くなっても、発振回路と検出回路は一つでよいという利点がある。しかしその反面、切り替えスイッチ18を切り替えるとともに、当該切り替えのタイミングに合わせて検出回路12の出力を取り出すための制御回路16が必要である。やはり、回路構成が複雑化してしまうという問題がある。さらに、スイッチ18の浮遊容量があるため、測定感度が低下したり、発振回路10の調整が困難になったりするという問題もあった。
この発明は上記のような問題点を解決して、簡易な構成のレベルセンサを提供することを目的とする。
(1)この発明に係るレベルセンサは、導電性容器に収納された検出対象物のレベルを計測するレベルセンサであって、その発振出力が前記導電性容器に接続された発振回路と、前記導電性容器内に、前記導電性容器と絶縁して、前記検出対象物のレベル変化方向に複数個設けられた測定電極と、前記複数の測定電極のそれぞれに接続され、測定電極の電位を検出する検出回路とを備えている。
発振回路の出力を、導電性容器、検出対象物、測定電極を介して検出回路に伝えるようにしている。したがって、発振回路を複数設ける必要が無く、切り替えのための制御回路も不要であり、構成を簡素化することができる。
(2)この発明に係るレベルセンサは、導電性容器は接地されており、発振回路および検出回路の接地と、導電性容器の接地とを、異なるものとしたことを特徴としている。
(3)この発明に係るレベルセンサは、容器に収納された検出対象物のレベルを計測するレベルセンサであって、前記容器に固定される導電性本体と、その発振出力が前記導電性本体に接続された発振回路と、前記導電性本体に、当該導電性本体と絶縁して、前記検出対象物のレベル変化方向に複数個設けられた測定電極と、前記複数の測定電極のそれぞれに接続され、測定電極の電位を検出する検出回路とを備えている。
発振回路の出力を、導電性本体、検出対象物、測定電極を介して検出回路に伝えるようにしている。したがって、発振回路を複数設ける必要が無く、切り替えのための制御回路も不要であり、構成を簡素化することができる。
(4)この発明に係るレベルセンサは、導電性本体は接地されており、発振回路および検出回路の接地と、導電性本体の接地とを、異なるものとしたことを特徴としている。
(5)この発明に係るレベル計測方法は、検出対象物のレベルを計測するレベル計測方法であって、検出対象物のレベル変化方向に伸びるように配置されている導電性第1部材のレベル変化方向において、当該導電性第1部材と絶縁して複数の導電性第2部材を設け、発振回路の出力を導電性第1部材に接続し、導電性第2部材と導電性第1部材との間に検出対象物が存在することによる両者間のインピーダンス変化に基づき、導電性第1部材に与えられた発振出力が、導電性第2部材に伝達されるようにし、いずれの導電性第2部材まで発振出力が伝達されたかによってレベルを判定することを特徴としている。
したがって、発振回路を複数設ける必要が無く、切り替えのための制御回路も不要であり、構成を簡素化することができる。
(6)この発明に係るレベル計測方法は、導電性第1部材を接地し、発振回路の接地と、前記導電性第1部材の接地とを、異なるものとしたことを特徴としている。
発明を実施するための形態
図3に、この発明の一実施形態によるレベルセンサのブロック図を示す。導電性容器2(導電性第1部材)の中には、検出対象物4(粉体、液体など)が収納されている。この検出対象物4は、弁(図示せず)などを介して導電性容器2から取り出される。これにより、検出対象物4のレベル14が低下する。この実施形態によるレベルセンサは、この検出対象物14のレベル14を計測しようとするものである。
発振回路20の出力は、導電性容器2に接続されている。導電性容器2には、測定したいレベルの位置に測定電極(導電性第2部材)6a、6b、6cが設けられている。すなわち、検出対象物14のレベル変動方向Aに沿って、測定電極6a、6b、6cが設けられている。これら測定電極6a、6b、6cは、絶縁スペーサ6a、6b、6cによって、導電性容器2から絶縁して取り付けられている。なお、導電性容器2は接地されている。
測定電極6aには、検出回路12aが接続されている。検出回路12aは、測定電極6aに発振出力が現れたかどうかを検出して出力するものである。測定電極6b、6cには、それぞれ、検出回路12b、12cが接続されている。検出回路12b、12cは、検出回路12aと同じように、測定電極6aに発振出力が現れたかどうかを検出して出力する。
なお、発振回路20、検出回路12a、12b、12cのアースは共通であるが、導電性容器2とはアースを共通にしていない。
測定電極6cのところまで検出対象物4のレベル14が達していない場合には、測定電極6cと導電性容器2との間には、静電容量も抵抗も存在しない。存在しても浮遊容量程度である。しかし、検出対象物4のレベル14が測定電極6cのところまで達すると、測定電極6cと導電性容器2との間には、静電容量Cと抵抗Rが生じる。検出対象物4は、通常、空気よりも誘電率は高く、抵抗値が小さいからである。
たとえば、図3に示すような位置にレベル14がある場合には、図4に示すように、導電性容器2と測定電極6b、6cとの間に、抵抗とコンデンサが生じる。一方、導電性容器2と測定電極6aとの間に、抵抗とコンデンサは生じない。したがって、発振回路20の出力は、検出回路12b、12cに与えられ、出力b、出力cが得られる。つまり、出力aが「0」、出力bが「1」、出力cが「1」の状態を得ることができ、検出対象4のレベル14が、検出電極6aと6bの間にあることを知ることができる。
図5は、図3のレベルセンサに用いた電源回路の詳細である。交流電源をトランス22によって所望の電圧にし、ダイオードブリッジ24によって整流している。レギュレータ26によって電源を安定化させ、+V、+1/2V、0V(アース電位)を得ている。これらは、発振回路20、検出回路12a、12b、12c等に供給される。
図6は、発振回路20の詳細である。この実施形態では、発振用IC(タイマーIC555)を用いて、方形波による発振出力を得ている。なお、正弦派等の他の発振波形を用いてもよい。
図7は、検出回路12a(12b、12cも同様)の詳細を示す図である。検出回路12aに対応するのは、増幅部30、検波部32、比較部34である。
測定電極6aの出力は、増幅部30に与えられている。増幅部30の出力は、検波部32によって検波される。検波部32の出力は、比較部34によって、所定の基準電圧と比較される。この基準電圧は、発振回路20の発振出力が測定電極に伝わった場合(検出対象物4のレベル14が測定電極よりも上にある場合)の電圧よりも低く、発振回路20の発振出力が測定電極に伝わらない場合(検出対象物4のレベル14が測定電極よりも下にある場合)の電圧よりも高く設定する。
比較部34の出力aは、リレー駆動回路36に与えられる。つまり、比較部34の出力があった場合には、リレー38が駆動される。このようにして、検出したレベル14に応じて、制御を行うことができる。
また、比較器34の出力によって、LED等をドライブすれば、レベルメータを得ることができる。
図8に、他の実施形態によるレベルセンサを示す。図3の実施形態では、導電性容器2で無ければ実現できなかったが、この実施形態のレベルセンサでは、容器が導電性であると非導電性であるとにかかわらず実現できるようにしている。
容器3には、導電性の筒体5(導電性第1部材)が、検出対象物4のレベル14の移動方向Aに伸びる方向に固定されている。この筒体5には、移動方向Aに複数個の測定電極6a、6b、6c、6dが設けられている。これら測定電極6a、6b、6c、6dは、筒体5に対して絶縁して取り付けられている。なお、筒体5は接地されている。
筒体5には、発振回路20の出力が与えられ、各測定電極6a、6b、6c、6dは、それぞれ、検出回路12a、12b、12c、12dに接続されている。したがって、図3のレベルセンサと同じように、検出対象物4のレベル14を計測することができる。
この実施形態では、発振回路20の出力を容器3に与える必要がないので、容器3が非導電性であっても、検出を行うことができる。
なお、この実施形態では、筒体5を用いているので、その内部に配線を収納することができる。しかし、筒体5ではなく、板状の導電部材を用いてもよい。
なお、上記各実施形態では、各測定電極8a、8b、8cごとに、検出回路12a、12b、12cを設けている。しかし、検出回路を一つにし、切り替えスイッチによって切り替えて用いるようにしてもよい。
従来のレベルセンサを示す図である。 従来のレベルセンサを示す図である。 本発明の一実施形態によるレベルセンサを示す図である。 図3のレベルセンサの等価回路である。 図3のレベルセンサの電源部の回路である。 図3のレベルセンサの発振部の回路である。 図3のレベルセンサの検出回路である。 他の実施形態によるレベルセンサを示す図である。
符号の説明
2・・・導電性容器
4・・・検出対象物
6a、6b、6c・・・測定電極
12a、12b、12c・・・検出回路
14・・・レベル
20・・・発振回路

Claims (6)

  1. 導電性容器に収納された検出対象物のレベルを計測するレベルセンサであって、
    その発振出力が前記導電性容器に接続された発振回路と、
    前記導電性容器内に、前記導電性容器と絶縁して、前記検出対象物のレベル変化方向に複数個設けられた測定電極と、
    前記複数の測定電極のそれぞれに接続され、測定電極の電位を検出する検出回路と、
    を備えたレベルセンサ。
  2. 請求項1のレベルセンサにおいて、
    前記導電性容器は接地されており、
    前記発振回路および検出回路の接地と、導電性容器の接地とを、異なるものとしたことを特徴とするもの。
  3. 容器に収納された検出対象物のレベルを計測するレベルセンサであって、
    前記容器に固定される導電性本体と、
    その発振出力が前記導電性本体に接続された発振回路と、
    前記導電性本体に、当該導電性本体と絶縁して、前記検出対象物のレベル変化方向に複数個設けられた測定電極と、
    前記複数の測定電極のそれぞれに接続され、測定電極の電位を検出する検出回路と、
    を備えたレベルセンサ。
  4. 請求項3のレベルセンサにおいて、
    前記導電性本体は接地されており、
    前記発振回路および検出回路の接地と、導電性本体の接地とを、異なるものとしたことを特徴とするもの。
  5. 検出対象物のレベルを計測するレベル計測方法であって、
    検出対象物のレベル変化方向に伸びるように配置されている導電性第1部材のレベル変化方向において、当該導電性第1部材と絶縁して複数の導電性第2部材を設け、
    発振回路の出力を導電性第1部材に接続し、
    導電性第2部材と導電性第1部材との間に検出対象物が存在することによる両者間のインピーダンス変化に基づき、導電性第1部材に与えられた発振出力が、導電性第2部材に伝達されるようにし、
    いずれの導電性第2部材まで発振出力が伝達されたかによってレベルを判定すること
    を特徴とするレベル計測方法。
  6. 請求項5のレベル計測方法において、
    前記導電性第1部材を接地し、
    前記発振回路の接地と、前記導電性第1部材の接地とを、異なるものとしたことを特徴とするもの。
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