JP2006030010A - 光学式測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被測定物の有する多様な形状の穴を測定できるようにすること。
【解決手段】 光学式測定装置101の光送受信部106、107から出力された測定用光は、各々、反射部108、109で反射され、被測定物103の穴111〜113で反射された後、光送受信部106で検出され、被測定物103の穴形状などの測定が行われる。このとき、反射部108、109は、各穴111〜113に入射する測定用光が、測定する穴111〜113の入り口の形状に応じて各穴111〜113の底部まで到達しやすくなるように、測定用光の伝搬する面を変更して反射を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光源からの測定用光を被測定物に照射し、前記被測定物で反射した前記測定用光を検出し、前記検出した信号に基づいて前記被測定物の形状等を測定するようにした光学式測定装置に関する。
従来から、レーザ光源等の光源から発生したレーザ光線等の測定用光を被測定物に照射し、被測定物で反射した前記測定用光を検出することによって、前記被測定物の形状や所定位置からの前記被測定物の距離等を測定するようにした光学式測定装置が開発されている(例えば、非特許文献1参照)。
図8は、非特許文献1に記載された光学式測定装置の測定原理を示す原理図であり、三角測距方式の測定原理を示している。
図8において、801は所定位置から被測定物mまでの距離や被測定物mの形状等を測定するための測定用光を出力する光源としての発光素子(例えば、半導体レーザや赤外線発光ダイオード)、802は投光レンズ、803は受光レンズ、804は光検出部としてのPSD(Position Sensitive Detector)、805は投光レンズ802の光学軸(レンズの中心を通りレンズ面に直角な軸)、806は受光レンズ803の光学軸、mは被測定物である。尚、光検出部としては、PSD804の代わりにCCD(Charge Coupled Device)等も使用可能であるが、以下の説明ではPSD804を用いた例で説明する。
発光素子801から出力された測定用光は、投光レンズ802によって所定の指向性が付与され、被測定物mに照射される。被測定物mに到達した測定用光は、被測定物mによって乱反射され、該反射光の一部が受光レンズ803によってPSD804上にスポット(点)として集光される。
これにより、被測定物mで反射された測定用光はPSD804によって検出される。このとき、PSD804上の受光スポットは、受光レンズ803と被測定物mとの距離に応じて、その位置が変化する。したがって、PSD804上の受光スポット位置を電気的に検出することにより、予め定めた所定位置から被測定物mまでの距離を測定することが可能になる。
これを図8を用いて説明すると、投光レンズ802と受光レンズ803の中心間距離(基線長)をA、受光レンズ803の焦点距離をfとし、投光レンズ802から出力される測定用光の広がりやレンズ802、803の厚み・収差は無視し、受光レンズ803から距離fの位置にPSD804の受光面があるものとする。この場合、所定位置である投光レンズ802から被測定物mまでの距離dは、中心間距離A、焦点距離f及び受光スポットの位置Xを用いて、幾何学的に次式で求められる。
d=A・f/X
中心間距離A及び受光レンズ803の焦点距離fは既知の値であるため、PSD804における受光スポットの位置Xを検出することにより、所定位置から被測定物mまでの距離、被測定物mの形状、被測定物mの移動量等を光学的に測定することができる。
ところで、自動車に使用されているトランスミッションには、複数の貫通穴や有底穴によって油圧回路が形成されたブロックが設けられている。前記穴は、入り口が長細い穴が多く用いられており又、前記入り口の長細穴の向きが相互に直交するように配設されているものが多い。
図8の被測定物mが前記トランスミッションの場合、発光素子801から被測定物mに入射する測定用光と被測定物mで反射してPSD804に戻る測定用光とは、ある範囲の角度θを有しているため、被測定物mの穴の入り口の形状が長細穴形状の穴の場合には、前記穴の底部の形状測定や前記穴の深さ測定が不可能になるという問題がある。
即ち、被測定物mが一定長以上の深さの穴を有している場合、前記穴に入射した測定用光は前記穴の壁面に当たって前記穴内で反射するため、前記穴からPSD804側へは出力されず、底部の形状等が測定不能になるという問題がある。
情報調査会より出版された「センサ技術」(1992年10月号(Vol.12.No.11))
本発明は、被測定物の有する多様な形状の穴を測定することができるようにすることを課題としている。
本発明によれば、測定用光を出力する光源と、光検出部と、第1面内において、前記光源からの測定用光を被測定物側に反射すると共に前記被測定物で反射した前記測定用光を前記光検出部側に反射する第1光反射部と、第2面内において、前記光源からの測定用光を被測定物側に反射すると共に前記被測定物で反射した前記測定用光を前記光検出部側に反射する第2光反射部と、前記光源からの測定用光の進行方向を設定する光進行方向設定部と、前記光進行方向設定部の設定に応じて、前記光源からの測定用光を前記第1光反射部と第2光反射部のいずれかに選択的に導く導光部とを備えて成ることを特徴とする光学式測定装置が提供される。導光部は、光進行方向設定部の設定に応じて、光源からの測定用光を第1光反射部と第2光反射部のいずれかに選択的に導く。第1光反射部に導かれた測定用光は、第1面内において、前記光源からの測定用光を被測定物側に反射すると共に前記被測定物で反射した前記測定用光を前記光検出部側に反射する。第2光反射部に導かれた測定用光は、第2面内において、前記光源からの測定用光を被測定物側に反射すると共に前記被測定物で反射した前記測定用光を前記光検出部側に反射する。これにより、被測定物の形状等が測定される。
前記導光部は、前記光源からの測定用光を前記第1光反射部側に導く第1位置と、前記光源からの測定用光を前記第2光反射部側に導く第2位置をとる光反射部材であるように構成してもよい。
また、前記第1面と第2面は相互に直交する面であるように構成してもよい。
本発明の光学式測定装置によれば、被測定物の有する多様な形状の穴の深さ等を測定することが可能になる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る光学式測定装置について説明する。尚、本発明の実施の形態に係る光学式測定装置は、光源からの測定用光を被測定物に照射し、前記被測定物で反射した前記測定用光を光検出部で検出し、前記光検出部で検出した信号に基づいて算出手段により前記被測定物の形状や所定位置から前記被測定物までの距離等を測定するようにした光学式測定装置である。以下の各図において、同一部分には同一符号を付している。
図1は本発明の実施の形態に係る三角測距方式の光学式測定装置の外観斜視図、図2は図1に示した光学式測定装置の内部を示す正面図、図3は図1に示した光学式測定装置の内部を示す平面図、図4は図1に示した光学式測定装置の内部を示す左側面図で、各々、測定用光が第1面(X−Z面)内を進む第1測定モードでの配置状態を示す図である。
また、図5〜図7は、測定用光が第2面(X−Y面)内を進む第2測定モードでの配置を示す図で、図5は図1に示した光学式測定装置の内部を示す正面図、図6は図1に示した光学式測定装置の内部を示す平面図、図7は図1に示した光学式測定装置の内部を示す左側面図である。
図1〜図7において、光学式測定装置101は、本体部102、複数の光送受信部106、107、複数の反射部108、109を備えている。
本体部102は、コ字型に形成されており、その両側には複数の脚部104、105が設けられている。本体部102の上部には、複数の光送受信部106、107が所定位置に固定的に取り付けられている。また、脚部104、105には、複数の反射部108、109が上下方向(Z方向)に移動可能な状態で配設されている。光送受信部106、107は、各々、反射部108、109に対応付けられている。脚部104、105間には、被測定物(例えば、油圧回路が形成されたトランスミッションのブロック)103がY方向に移動可能なように配設される。
被測定物103は、入り口の長さ方向が相互に異なる複数の有底穴110、111、112、113を有している。穴111、112は入り口がZ方向に長くY方向に短い直方体状の穴であり、穴110、113は穴111、112とは入り口が直交するような形状(入り口がY方向に長くZ方向に短い形状)の直方体状の穴であり、各々、深さがX方向の穴である。尚、被測定物103は、図示しない制御部及び駆動部により、所定速度でY方向に移動可能に保持されている。これにより、被測定物103のY方向への移動にともなって、被測定物103の長さ方向(Y方向)の形状等を測定できるように構成されている。
光送受信部106、107は、各々、半導体レーザあるいはLED等の光源としての発光素子201、203及び光検出部としての光センサ(例えば、PSD(Position Sensitive Detector)あるいはCCD(Charge Coupled Device)等)202、204を有している。発光素子201、203は各々、測定用光を出力する。また、光センサ202、204は、被測定物103で反射して戻ってきた測定用光を検出する。光センサ202、204で検出した信号に基づいて、算出手段(図示せず)によって所定の算出処理(例えば、三角測距方式の測定原理を用いた算出処理)を行い、穴110、111、112、113の形状、被測定物103の形状等を算出して、被測定物103の光学的な測定を行う。
反射部108は、貫通穴213を有する支持部211、光反射面205aを有する第1反射部としての反射ミラー205、光反射面207aを有し測定用光が伝搬する面を変更するための導光部及び光反射部材としての反射ミラー207、光反射面209aを有し第2面内で測定用光を伝搬させるための第2光反射部としての反射ミラー209、反射ミラー207を所定位置に移動させるための光進行方向設定部としての操作部301を備えている。
反射ミラー205、209は支持部211に固定して取り付けられている。反射ミラー207には操作部301が一体的に取り付けられている。反射ミラー207は、操作部301の操作に応じて2つの位置をとるように、支持部211に対してY方向及び反Y方向(矢印K方向)に摺動可能な状態で、支持部211に保持されている。支持部211は、図示しない制御部及び駆動部により、支持部材としての支持板215に沿って光学式測定装置101の高さ方向(Z方)に摺動可能に保持されている。これにより、支持部211のZ方向への移動に伴って反射ミラー205、207、209がZ方向に移動して、被測定物103の高さ方向(Z方向)の形状等を測定できるように構成されている。
また、反射部109は、貫通穴214を有する支持部212、光反射面206aを有する第1反射部としての反射ミラー206、光反射面208aを有し測定用光が伝搬する面を変更するための導光部及び光反射部材としての反射ミラー208、光反射面210aを有し第2面内で測定用光を伝搬させるための第2光反射部としての反射ミラー210、反射ミラー208を所定位置に移動させるための光進行方向設定部としての操作部302を備えている。
反射ミラー206、210は支持部212に固定して取り付けられている。反射ミラー208には操作部302が一体的に取り付けられている。反射ミラー208は、操作部302の操作に応じて2つの位置をとるように、支持部212に対してY方向及び反Y方向(矢印K方向)に摺動可能な状態で、支持部212に保持されている。支持部212は、図示しない制御部及び駆動部により、支持部材としての支持板216に沿って光学式測定装置101の高さ方向(Z方)に摺動可能に保持されている。これにより、支持部212のZ方向への移動に伴って反射ミラー206、208、210がZ方向に移動して、被測定物103の高さ方向(Z方向)の形状等を測定できるように構成されている。
このように図示しない制御部及び駆動部により、被測定物103を所定速度でY方向に移動させると共に、これに連動して支持部211、212をZ方向に移動させながら、複数の方向(本実施の形態では2方向)から、被測定物103の形状等を光学的に測定するように構成されている。尚、必ずしも複数の方向から測定できるように構成する必要はなく、一方向から測定するように構成してもよい。この場合、光送受信部106及び反射部108のみを使用し、光送受信部107及び反射部109を省略するように構成することができる。
以上のように構成された光学式測定装置101の動作を詳細に説明する。
先ず、測定用光が第1面内を伝搬する第1測定モードで、被測定物103の穴111、112の深さや形状を測定する際の動作を、図1〜図4を参照して説明する。
この場合、先ず、反射ミラー207、208は、図2〜図4に示すように、測定用光の光路外の位置である第1位置に位置して、測定用光の進行を反射せずに導くよう配設されている。
この状態で、発光素子201、203が測定用光を発生する。発光素子201から出力された測定用光は、支持部211の貫通穴213を介して反射ミラー205に到達する。前記測定用光は反射ミラー205の光反射面205aで被測定物103側に反射されて、被測定物103の穴111に入射する。穴111に入射した測定用光は穴111で反射された後、反射ミラー205の光反射面205aで再び反射される。
反射ミラー205で反射された前記測定用光は支持部211の穴213を介して、光センサ202で検出される。発光素子201から出力された後に被測定物103で反射されて光センサ202に戻るまでの測定用光の光路は第1面内を通る。したがって、測定用光は、その入り口形状が前記第1面方向に長く且つ前記第1面に直交する第2面方向に短い穴111の深部まで進入した後に、反射して、光センサ202側に戻ってくることが可能である。よって、穴111の深部の形状などの測定が可能になる。
一方、発光素子203から出力された測定用光は、支持部212の貫通穴214を介して反射ミラー206に到達する。前記測定用光は反射ミラー206の光反射面206aで被測定物103側に反射されて、被測定物103の穴112に入射する。穴112に入射した測定用光は穴112で反射された後、反射ミラー206の光反射面206aで再び反射される。
反射ミラー206で反射された前記測定用光は支持部212の穴214を介して、光センサ204で検出される。この場合も前記同様に、発光素子203から出力された後に被測定物103で反射されて光センサ204に戻るまでの測定用光の光路は第1面内を通る。したがって、前記測定用光は、入り口形状が前記第1面方向に長く且つ前記第1面に直交する第2面方向に短い穴112の深部まで進入した後に、反射して光センサ204側に戻ってくることが可能である。よって、穴112の深部の形状などの測定が可能になる。
次に、測定用光が第2面内を伝搬する第2測定モードで、被測定物103の穴110、113の深さや形状を測定する際の動作を、図1、図5〜図7を参照して説明する。
この場合、操作者が操作部301、302を反Y方向に押圧操作することによって、反射ミラー207、208を、図5〜図7に示すように、測定用光の光路内の位置である第2位置に移動させて、反射ミラー207、208が測定用光の進行を反射によって導くようにする。
この状態では、発光素子201から出力された測定用光は、反射ミラー207の反射面207aで反射され、反射ミラー209の反射面209aで反射された後、被測定物103の穴110に入射する。穴110に入射した測定用光は穴110で反射された後、反射ミラー209の光反射面209a及び反射ミラー207の光反射面207aで再び反射される。反射ミラー207で反射された前記測定用光は光センサ202で検出される。
発光素子201から出力された後に被測定物103で反射されて光センサ202に戻るまでの測定用光の光路は第2面内を通る。したがって、測定用光は、その入り口形状が前記第2面方向に長く且つ前記第2面に直交する第1面方向に短い穴110の深部まで進入した後に、反射して光センサ202側に戻ってくることが可能である。よって、穴110の深部の形状などの測定が可能になる。
一方、発光素子203から出力された測定用光は、反射ミラー208の反射面208aで反射され、反射ミラー210の反射面210aで反射された後、被測定物103の穴113に入射する。穴113に入射した測定用光は穴113で反射された後、反射ミラー210の光反射面210a及び反射ミラー208の光反射面208aで再び反射される。反射ミラー208で反射された前記測定用光は光センサ204で検出される。
発光素子203から出力された後に被測定物103で反射されて光センサ204に戻るまでの測定用光の光路は第2面内を通る。したがって、測定用光は、入り口形状が前記第2面方向に長く且つ前記第2面に直交する第1面方向に短い穴113の深部まで進入した後に、反射して光センサ204側に戻ってくることが可能である。よって、穴113の深部の形状などの測定が可能になる。
前記記のような第1測定モード及び第2測定モードでの測定の制御を、反射部108、109のZ方向への移動と被測定物103の反Y方向への移動とを所定タイミングで同期させながら行うことにより、被測定物103全体、あるいは、必要な部位のみの形状等の測定を行う。即ち、前記記のような第1測定モード及び第2測定モードでの測定を、反射部108、109のZ方向への移動と被測定物103の反Y方向への移動とを所定タイミングで同期させながら駆動部(図示せず)が行うように制御部(図示せず)が制御することによって、被測定物103全体、あるいは、必要な部位のみの測定を行う。
このようにして、光センサ202、203で検出した信号に基づいて、図示しない算出手段によって所定の算出処理を行い、穴110、111、112、113の形状、被測定物103の形状等を算出する。これにより、被測定物103の光学的な測定が終了する。
以上述べたように、本実施の形態に係る三角測距方式の光学式測定装置は、測定用光を出力する光源としての発光素子201、203と、光検出部として光センサ202、204と、第1面内において、発光素子201、203からの測定用光を被測定物103側に反射すると共に被測定物103で反射した前記測定用光を光センサ202、204側に反射する反射ミラー205、206と、第2面内において、発光素子201、203からの測定用光を被測定物103側に反射すると共に被測定物103で反射した前記測定用光を光センサ202、204側に反射する反射ミラー209、210と、発光素子201、203からの測定用光の進行方向を設定する操作部301、302と、操作部301、302の設定に応じて、発光素子201、203からの光を、反射ミラー205、206と、反射ミラー209、210のいずれかに選択的に導く導光部207、208とを備えて成ることを特徴としている。
即ち、反射部108、109は、各穴110〜113に入射する測定用光が、測定する穴110〜113の入り口の形状に応じて各穴110〜113の底部まで到達しやすくなるように、測定用光の伝搬する面を決定して反射を行うように構成している。
したがって、被測定物の有する種々の形状の穴の深さ等を測定することが可能になる。特に、三角測距方式の光学式測定装置には好適である。
尚、前記実施の形態では、反射ミラー207、208を直線状に2つの位置をとるように移動させることにより、測定用光が相互に直交する第1面、第2面内を伝搬するように構成したが、反射ミラー207、208を所定角度単位で回転させるように構成する等ことにより、種々の角度の面内を測定用光が伝搬するように構成することが可能になる。これにより、多様な方向に向いた貫通穴や有底穴等の穴をはじめとする多様な形状の穴を有する被測定物を測定することが可能になる。
また、反射ミラー205、206、207、208、209、210は、それらの目的に応じて、反射プリズム等の光の反射や導光を行う部材に置き換えることが可能である。
また、三角測距方式以外の光学式測定装置であっても、往路及び復路が所定の面を形成するような光学式測定装置であれば適用可能である。
また、前記実施の形態ではレンズ系等は省略して説明しているが、測定精度向上等のために、投光レンズや受光レンズなどのレンズ系を使用することが好ましい。
自動車用トランスミッション等をはじめとして、各種の油圧回路が形成されたブロックなど、多様な形状の穴が形成された被測定物や、狭い間隙の形状等の測定を行う光学式測定装置に適用可能である。
また、三角測距方式の光学式測定装置でなくても、往路及び復路が所定の面を形成するような光学式測定装置に適用可能である。
本発明の実施の形態に係る光学式測定装置の概略斜視図である。 本発明の実施の形態に係る光学式測定装置の内部を示す正面である。 本発明の実施の形態に係る光学式測定装置の内部を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る光学式測定装置の内部を示す左側面図である。 本発明の実施の形態に係る光学式測定装置の動作を説明するための内部を示す正面である。 本発明の実施の形態に係る光学式測定装置の動作を説明するための内部を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る光学式測定装置の動作を説明するための内部を示す左側面図である。 一般的な光学式測定の原理を説明するための説明図である。
符号の説明
101・・・光学式測定装置
102・・・光学式測定装置本体部
103、m・・・被測定物
104、105・・・脚
106、107・・・光送受信部
108、109・・・反射部
201、203、801・・・光源としての発光素子
202、204・・・光検出部としての光センサ
205、206・・・第1光反射部としての反射ミラー
207、208・・・導光部及び光反射部材としての反射ミラー
209、210・・・第2光反射部としての反射ミラー
301、302・・・光進行方向設定部としての操作部
205a〜210a・・・光反射面
211、212・・・支持部
215、216・・・支持部材としての支持板
802・・・投光レンズ
803・・・受光レンズ
804・・・PSD

Claims (3)

  1. 測定用光を出力する光源と、
    光検出部と、
    第1面内において、前記光源からの測定用光を被測定物側に反射すると共に前記被測定物で反射した前記測定用光を前記光検出部側に反射する第1光反射部と、
    第2面内において、前記光源からの測定用光を被測定物側に反射すると共に前記被測定物で反射した前記測定用光を前記光検出部側に反射する第2光反射部と、
    前記光源からの測定用光の進行方向を設定する光進行方向設定部と、
    前記光進行方向設定部の設定に応じて、前記光源からの測定用光を前記第1光反射部と第2光反射部のいずれかに選択的に導く導光部とを備えて成ることを特徴とする光学式測定装置。
  2. 前記導光部は、前記光源からの測定用光を前記第1光反射部側に導く第1位置と、前記光源からの測定用光を前記第2光反射部側に導く第2位置をとる光反射部材であることを特徴とする請求項1記載の光学式測定装置。
  3. 前記第1面と第2面は相互に直交する面であることを特徴とする請求項1又は2記載の光学式測定装置。
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