JP2006029181A - エゼクタ式真空ポンプ - Google Patents

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高之 森井
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Abstract

【課題】 電気エネルギーの消費を極力少なくすることによって、エネルギーの回収効率の高いエゼクタ式真空ポンプを得ること。
【解決手段】 蒸気使用機器7の下部にスチームトラップ13を介してエゼクタ1と接続する。エゼクタ1と循環通路2とタンク17と液体圧送ポンプ手段3、及び、蒸気タービン4とでエゼクタ式真空ポンプを構成する。液体圧送ポンプ手段3と蒸気タービン4の間には誘導電動機15を介在する。蒸気タービン4には、タービン蒸気供給管10とタービン蒸気排出管11を接続する。
タービン蒸気供給管10から供給される蒸気によって蒸気タービン4が回転駆動され、この回転力が誘導電動機15を介して液体圧送ポンプ手段3に伝達される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エゼクタとポンプ手段を組み合わせたエゼクタ式真空ポンプに関する。エゼクタ式真空ポンプは、ポンプ手段で流体をエゼクタ内に循環させることにより、エゼクタ部で真空吸引力を生じるものであり、低圧蒸気使用装置等からの復水吸引回収装置として従来から用いられている。
従来のエゼクタ式真空ポンプは、電動モータと連結した液体圧送ポンプ手段と、このポンプ手段の吐出口と吸込口を結ぶ循環通路と、循環通路の途中に配置したエゼクタ及びタンクとで構成される。
上記従来のエゼクタ式真空ポンプでは、電動モータを駆動して液体圧送ポンプ手段を連続的に作動させ、循環通路内に所定量の復水を絶えず循環させなければならないために、電動モータの連続運転が必要となり、電気エネルギーを多量に消費してしまい、エネルギーの有効利用を図る上で問題があった。
特開平7−253100号公報
解決しようとする課題は、電動モータの連続運転を不用にして、電気エネルギーの消費を極力少なくすることによって、エネルギーの回収効率の高いエゼクタ式真空ポンプを得ることである。
本発明は、エゼクタの入口側に液体圧送ポンプ手段を介してタンクと接続したものにおいて、液体圧送ポンプ手段を駆動する蒸気タービンを接続したものである。
本発明は、液体圧送ポンプ手段に蒸気タービンを接続したことにより、この蒸気タービンでもって液体圧送ポンプ手段を連続的に作動させることができ、電気エネルギーを使用することなく復水等を吸引回収することができる。
蒸気タービンとしては従来から使用されているものを用いることができ、単段あるいは多段式の背圧タービンや抽気タービン等を用いることができる。
図1において、エゼクタ1と循環通路2と液体圧送ポンプ手段3と蒸気タービン4、及び、循環通路2に介在したタンク17とでエゼクタ式真空ポンプを構成する。
タンク17の上部には、冷却水を補給する冷却水補給管18を接続すると共に、下部にはタンク17内の余剰水を外部へ排出する余剰水排出管19を接続する。タンク17には図示しない温度センサを取り付けて、補給する冷却水量を調節することによって、タンク17内の水温を任意に制御できるようにする。
蒸気発生源としてのボイラー6と蒸気使用機器7を蒸気供給管8で接続する。蒸気供給管8には蒸気使用機器7へ供給する蒸気の圧力を制御する圧力制御弁9を取り付けると共に、蒸気タービン4へ駆動用の蒸気を供給するタービン蒸気供給管10と、蒸気タービン4から蒸気を排出して蒸気使用機器7へ供給するタービン蒸気排出管11をそれぞれ接続する。タービン蒸気供給管10には、蒸気タービン4へ供給する蒸気量を制御する蒸気制御弁12を取り付ける。
蒸気使用機器7の下部にスチームトラップ13を取り付ける。スチームトラップ13は、蒸気使用機器7内で熱を奪われて凝縮した復水だけを排出し、一方、蒸気は排出することのない自動弁の一種である。スチームトラップ13の出口側は管14によってエゼクタ1の吸込室と接続する。
エゼクタ1の手前に配置した液体圧送ポンプ手段3は、タンク17内の液体を吸引してエゼクタ1側へ吐出するものであり、液体圧送ポンプ手段3と蒸気タービン4の間には誘導電動機15を介在させる。タービン蒸気供給管10から蒸気タービン4へ供給される蒸気によって蒸気タービン4が回転駆動され、この回転力が誘導電動機15を介して液体圧送ポンプ手段3へ伝達される。なお、誘導電動機15は、蒸気タービン4が液体圧送ポンプ手段3の必要とする回転力以上の出力状態となった場合に、発電を開始して所定の電力を得ることができるものである。
液体圧送ポンプ手段3からエゼクタ1へ復水が吐出されてエゼクタ1で吸引力を発生し、スチームトラップ13から排出される復水を吸引してタンク17内に溜め、復水の一部は循環通路2内を循環する。循環通路2内の循環液量を必要最低限に維持しつつ、循環通路2から分岐した復水回収管5に取り付けた制御弁16の開度を制御して余剰復水をボイラー6へ回収する。
蒸気タービン4を駆動して所定のエネルギーを消費した蒸気は、タービン蒸気排出管11から蒸気供給管8で混合されて蒸気使用機器7内へ供給される。
このように、蒸気タービン4の回転力によって液体圧送ポンプ手段3を駆動することによって、電動モータを作動させる電気エネルギーは不要となり、エネルギーの回収効率を高めることが出来る。
本発明のエゼクタ式真空ポンプの実施例を示す構成図。
符号の説明
1 エゼクタ
2 循環通路
3 液体圧送ポンプ手段
4 蒸気タービン
5 復水回収管
6 ボイラー
7 蒸気使用機器
8 蒸気供給管
10 タービン蒸気供給管
11 タービン蒸気排出管
13 スチームトラップ
15 誘導電動機
17 タンク
18 冷却水補給管
19 余剰水排出管

Claims (1)

  1. エゼクタの入口側に液体圧送ポンプ手段を介してタンクと接続したものにおいて、液体圧送ポンプ手段を駆動する蒸気タービンを接続したことを特徴とするエゼクタ式真空ポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009068782A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Tlv Co Ltd 気化冷却装置
CN103063354A (zh) * 2012-12-28 2013-04-24 安徽省电力科学研究院 火电机组能耗评估和煤耗查定试验中汽轮机基准背压的确定

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