JP2006029173A - 送水ポンプ制御システム - Google Patents

送水ポンプ制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006029173A
JP2006029173A JP2004207991A JP2004207991A JP2006029173A JP 2006029173 A JP2006029173 A JP 2006029173A JP 2004207991 A JP2004207991 A JP 2004207991A JP 2004207991 A JP2004207991 A JP 2004207991A JP 2006029173 A JP2006029173 A JP 2006029173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water supply
pressure
control system
pump control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004207991A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4582396B2 (ja
Inventor
Manabu Furuzuki
学 古月
Kenichi Inoue
賢一 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2004207991A priority Critical patent/JP4582396B2/ja
Publication of JP2006029173A publication Critical patent/JP2006029173A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4582396B2 publication Critical patent/JP4582396B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

【課題】 管路抵抗特性の変動やポンプの運転台数変動に対して最適な圧力制御特性を与えることができる送水ポンプ制御システムを実現する。
【解決手段】 熱交換器に送水する送水ポンプの送水圧力を送水流量に応じて決まる管路抵抗特性の大きさに応じて制御する送水ポンプ制御システムにおいて、
前記熱交換器に送る水の温度と熱交換器から戻ってきた水の温度差となる往還温度差に基づいて前記送水ポンプに設定する送水圧力設定値を調整する設定値調整手段を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱交換器に送水する送水ポンプの運転を制御する送水ポンプ制御システムに関する。
図8は特許文献1に開示されている従来の送水ポンプ制御システムの一例を示す機能ブロック図である。一次送水ポンプ1は、戻りヘッダ2からの冷水あるいは温水を冷凍機又はヒータ3を介して第1の送りヘッダ4に送る。
二次送水ポンプ5は、インバータ6を備え第1の送りヘッダ4から第2の送りヘッダ7に冷水あるいは温水を送る。流量センサ8は、第2の送りヘッダ7から制御二方弁9と熱交換器11を介して戻りヘッダ2に送られる冷水あるいは温水の流量を測定する。
差圧センサ12は、第2の送りヘッダ7と戻りヘッダ2との冷水あるいは温水の差圧を測定する。台数制御コントローラ21は、流量センサ8と差圧センサ12との測定値から二次送水ポンプ5に最適運転台数となるように運転台数を指令する。
以上の構成において、一次送水ポンプ1により製造された冷水あるいは温水は、二次送水ポンプ5により、二次側ユースポイントの熱交換器11へ送水される。熱交換器11の必要熱交換量に応じ、制御二方弁9が制御されることにより、二次側循環水量は変流量となる。
この時、流量センサ8により循環水流量を検出し、最適運転台数となる様に、台数制御コントローラ21より、二次送水ポンプ5へ運転指令を出す。同時に、差圧センサ12により第2の送りヘッダ7と戻りヘッダ2との差圧を検出し、予め設定された必要差圧となるように、インバータ6に対し、回転数制御信号を発信する。
この圧力制御の特徴は、流量センサ8の測定信号を基に、外部入力信号あるいはデータ蓄積部のテーブルに基づいてシステム全体の固定抵抗K0と管路定数K1及びK2と摩擦損失水頭計算式による定数nの数値とを選択して送水圧力設定値を演算し、この設定値と差圧センサ12で計測された差圧測定値との偏差をPID演算して前記インバータの回転数を操作している。
図9は、流量Qに対して演算される送水圧力P1の特性曲線図である。入出力演算部221で実行される演算は、次式による。
P1=K0+K1・Q+K2・Q
ここで、P1は二次ポンプの送水圧力、K0はシステム全体の固定抵抗、K1は管路定数、K2は管路定数、Qは二次ポンプの送水流量、nは摩擦損失水頭計算式による定数(通常2)である。
加圧送水ポンプシステムにおいては、具体的には例えば、空調システムにおいては、冬季は早朝、夏期には午後に負荷のピークが発生する。また、生産機器がある場合には、稼動状態により、負荷変動による冷温水冷却水の流量変化が発生する。
従って、パラメータ(K0,K1,K2,n)は負荷変動、負荷パターンにより、その都度最適値がある。これらパラメータを、外部信号入力31である、例えば、外気温度入力信号、生産機器電力使用量入力信号、又はデータ蓄積部225に蓄積された種々のテーブル、例えば、季節変動テーブル、稼働率変動テーブル、負荷変動テーブル等を選択して取得する。
このような手法により、外部の環境要因等を考慮して送水流量Qに見合った最適な圧力を算出し、この圧力を目標としてポンプの回転数を操作することで予測した管路抵抗特性で圧力変動運転する場合、この管路抵抗特性は、実際の管路抵抗特性の変動幅よりマージンを取って設定する。
図10は、特性変動幅に対して動作マージンを考慮して設定した管路抵抗特性曲線図であり、変動幅よりやや高めの圧力設定値を演算している。
熱交換器に送水する送水ポンプの運転を制御する送水ポンプ制御システムに関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
特開2003−106731号公報
従来システムの圧力設定手法では、次のような問題点がある。
(1)管路抵抗特性の変動幅が予想より大きく、図10の動作マージンを取った特性より上側になってしまった場合には、送水圧力が不足してしまう。このとき、熱交換器に十分な水量の冷温水が送れず、必要な熱交換機能が得られない。
(2)ポンプの運転台数が増加又は減少して場合、流量に見合った圧力を出すエネルギー源がデジタル的に増加又は減少してしまうため、送水ポンプに対して新たに回転数指示をしなおす必要が発生する。このため正しい圧力に到達するまで時間がかかり、最適な制御特性が得られない。
(3)管路抵抗特性のセットを切り替える場合、他の制御パラメータ(PID、SV上下限値等)がそのままだと、最適な制御特性が得られない。
従って本発明が解決しようとする課題は、管路抵抗特性の変動やポンプの運転台数変動に対して最適な圧力制御特性を与えることができる送水ポンプ制御システムを実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明の構成は次の通りである。
(1)熱交換器に送水する送水ポンプの送水圧力を送水流量に応じて決まる管路抵抗特性の大きさに応じて制御する送水ポンプ制御システムにおいて、
前記熱交換器に送る水の温度と熱交換器から戻ってきた水の温度差となる往還温度差に基づいて前記送水ポンプに設定する送水圧力設定値を調整する設定値調整手段を設けたことを特徴とする送水ポンプ制御システム。
(2)前記設定値調整手段は、前記往還温度差と往還温度差の上限値及び下限値に基づいて前記送水圧力設定値に付加するオフセットを算出することを特徴とする(1)に記載の送水ポンプ制御システム。
(3)前記設定値調整手段は、前記往還温度差と往還温度差の設計値に基づいて前記送水圧力設定値に付加するオフセットを算出することを特徴とする(1)に記載の送水ポンプ制御システム。
(4)前記設定値調整手段は、前記往還温度差と往還温度差の設計値に基づいて前記送水圧力設定値を与える関数の係数を算出することを特徴とする(1)に記載の送水ポンプ制御システム。
(5)熱交換器に送水する送水ポンプの送水圧力を送水流量に応じて決まる管路抵抗特性の大きさに応じて制御する送水ポンプ制御システムにおいて、
前記送水ポンプの運転台数情報に基づき前記送水圧力設定値を調整する設定値調整手段を設けたことを特徴とする送水ポンプ制御システム。
(6)前記設定値調整手段は、前記送水ポンプの運転台数変動に基づいて前記送水圧力設定値に付加するオフセットを算出することを特徴とする(5)に記載の送水ポンプ制御システム。
(7)前記設定値調整手段は、前記送水ポンプの運転台数の変動比率値及び感度係数値に基づいて前記送水圧力設定値に付加するオフセットを算出することを特徴とする(5)に記載の送水ポンプ制御システム。
(8)前記設定値調整手段は、前記送水ポンプの運転台数の変動後、指定の時間にわたって前記オフセットを出力するオフセットタイマーを備えたことを特徴とする(6)又は(7)に記載の送水ポンプ制御システム。
(9)熱交換器に送水する送水ポンプの運転を制御する送水ポンプ制御システムにおいて、
前記送水ポンプの送水圧力設定値を与える関数の係数セットを変更する際に、この係数セットに対応した前記圧力調節手段の制御パラメータのセットを調整するパラメータ調整手段を備えたことを特徴とする送水ポンプ制御システム。
(10)前記パラメータ調整手段は、前記圧力調節手段の制御パラメータのセットに対応して前記送水ポンプの回転数の上限値及び下限値のセットを算出することを特徴とする(9)に記載の送水ポンプ制御システム。
(11)前記圧力調節手段は、前記熱交換器へ送水するヘッダの圧力を測定値として入力することを特徴とする(1)乃至(10)のいずれかに記載の送水ポンプ制御システム。
(12)前記圧力調節手段は、前記熱交換器へ送水するヘッダの圧力と熱交換器から戻ってきた水の圧力との差圧を測定値として入力することを特徴とする(1)乃至(10)のいずれかに記載の送水ポンプ制御システム。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
(1)熱交換器に送る水の温度と熱交換器から戻ってきた水の温度差となる往還温度差に基づいて送水圧力設定値のオフセット又は関数演算の係数を調整することにより、管路抵抗特性の変動やポンプの運転台数変動等の外乱に対して圧力制御特性を向上せしめることが可能となる。
(2)送水ポンプの運転台数の変動又は変動比率値に基づいて送水圧力設定値に付加するオフセットを算出することにより、管路抵抗特性の変動やポンプの運転台数変動等の外乱に対して圧力制御特性を向上せしめることが可能となる。
(3)送水圧力設定値を与える関数の係数セットを変更する際に、この係数セットに対応した圧力調節手段の制御パラメータのセット又はこのパラメータのセットに対応して送水ポンプの回転数の上限値及び下限値のセットを算出することにより、管路抵抗特性の変動やポンプの運転台数変動等の外乱に対して圧力制御特性を向上せしめることが可能となる。
以下、本発明を図面により詳細に説明する。図1は本発明を適用した送水ポンプ制御システムの一実施形態を示す機能ブロック図である。図8で説明した従来システムと同一要素には同一符号を付し、説明を省略する。以下、本発明の特徴部につき説明する。
図1において、13は圧力調節手段であり、圧力センサ12の測定値Pを入力し圧力設定値との偏差をPID演算した出力で二次送水ポンプ5のインバータ6を操作する。14は設定値演算手段であり、流量センサ8の測定値Qを入力し、これを変数として圧力設定値P1を従来システムと同様に次式で演算する。
P1=K0+K1・Q+K2・Q
101は第2の送りヘッダ7の流体温度を測定する第1温度センサであり、T1はその温度測定値である。102は戻りヘッダ2の流体温度を測定する第2温度センサであり、T2はその温度測定値である。
点線のブロック200は設定値調整手段であり、設定値演算手段14の圧力設定値P1に付加するオフセットKを算出する。300は乗算手段であり、圧力設定値P1及びオフセットKを入力し、次式により圧力調節手段13の圧力設定値P2を算出する。
P2=(1+K)×P1
設定値調整手段200において、201は差分計算手段であり、第1温度センサ101の測定値T1及び第2温度センサ102の測定値T2を入力し、その差である往還温度差ΔTを算出する。
202は判定値計算手段であり、往還温度差ΔT,温度差上限設定値,温度差下限設定値ΔTLを入力し、次の条件に従って判定値Eを算出する。
|ΔT|>ΔTUであれば、E=1
|ΔT|<ΔTLであれば、E=−1
それ以外では、E=0
203はオフセット算出手段であり、判定値E,オフセット設定値K0,オフセット設定値K1を入力し、次の条件に従ってオフセットKを算出する。
E=1であれば、K=K0
E=−1であれば、K=K1
それ以外では、K=0
往還温度差ΔTは、建物設計時に設定されている。温度差がこれよりも小さすぎる場合には、ポンプの送出圧力が高すぎる場合が多い。この場合、マイナスのオフセットK1を加えて省エネルギーを図る。同様に、温度差が大きすぎる場合、圧力が低すぎる場合がある。この場合、プラスのオフセットK0を加えて、圧力不足を防ぎ、制御特性を向上させる。
図2は往還温度差ΔTに基づくオフセット付加の他の実施形態を示す機能ブロック図である。図1との差を説明すれば、判定値計算手段202は、往還温度差ΔT及び温度差の設計値を入力して、判定値Eを次式で算出する。
E=|ΔT|−ΔTS
オフセット算出手段203は、テーブルを有し、判定値Eの極性及びレベルにより、次の条件に従ってテーブルを参照してオフセットKを算出する。
E<−2であれば、K=−0.2
−2<E<2であれば、K=0
2<Eであれば、K=0.2
この実施形態では、測定された往還温度差ΔTと往還温度差の設計値ΔTSとの比較により、付加されるオフセットを調整することでポンプの送出圧力を適正に調整して制御性を向上させている。
図3は、往還温度差ΔTに基づくオフセット付加の更に他の実施形態を示す機能ブロック図である。図2の実施時形態では、往還温度差ΔTと往還温度差の設計値ΔTSとの比較により、付加されるオフセットを調整したが、この実施形態ではオフセットではなく、設定値演算手段14で関数演算する係数K0,K1,K2,nのセットを変更し、温度差によって管路抵抗のパターンを変更する。
204は係数算出手段であり、係数K0,K1,K2,nのセットをあらかじめ設定したテーブルを有し、入力した判定値Eの値に基づいてこのテーブルより係数のセットを読み出して設定値演算手段14に渡して管路抵抗のパターンを変更させる。
図4は、送水ポンプの運転台数に基づいて送水圧力設定値に付加するオフセットを算出する設定値調整手段を設けた実施形態を示すブロック図である。21は台数制御コントローラであり、図8の従来システムと同一機能である。
400は台数変動検出手段であり、二次送水ポンプ5に設けられたリミットスイッチ手段(図示せず)よりポンプ起動情報を取得し、変動台数信号Mを設置値調整手段200に発信する。
205は、設置値調整手段200に設けたオフセット算出手段であり、テーブル手段を備えていて、変動台数信号Mが増加信号であればオフセットKの値として−0.1を、減少信号であればオフセットKの値として+0.2を読み出して乗算手段300に出力する。
206はオフセットタイマーであり、送水ポンプの運転台数の変動後、指定の時間にわたってオフセットKを出力する。
図5は、送水ポンプの運転台数に基づいて送水圧力設定値に付加するオフセットを算出する他の実施形態を示す機能ブロック図である。図4の実施形態と比較した特徴点は、設定値調整手段200が、送水ポンプの運転台数の変動比率値及び感度係数値に基づいて前記送水圧力設定値に付加するオフセットを算出する構成にある。
設定値調整手段200において、207は変動比率算出手段であり、変動台数信号Mの変動前と変動後の台数変化の比率Rを算出する。208はオフセット算出手段であり、比率Rと設定される感度係数αを入力し、K=α×Rで算出されるオフセットKを乗算手段300に出力する。
オフセットタイマー206の機能は、図4と同様であり送水ポンプの運転台数の変動後、指定の時間にわたってオフセットKを出力する。
図4、図5の実施形態では、送水ポンプの台数増加時に、過大な圧力がかかるのを防ぐと共に、ポンプの減段時に圧力不足になるのを防ぐことができる。図4の実施形態では、変動前の台数と変動後の台数を考慮せず、増加ならXX%、減段ならYY%と一律でオフセットを加えていたが、例えば4台が3台に減る場合は、圧力は4/3倍する必要があり、2台が1台に減る場合は、圧力は2/1倍にする必要がある。
図5の実施形態では、変動前と変動後の台数を使って、変動前台数/変動後台数の比率Rに指定した係数αをかけて、タイマーにより指定した時間だけ、圧力設定値にオフセットKを付加する機能を持たせることで、より高度の制御性を実現している。
図6は、図1乃至図5の設定値調整手段とは異なるパラメータ調整手段500を備えた実施形態を示す機能ブロック図である。従来システムでは、送水ポンプの送水圧力設定値を与える関数の係数K0,K1,K2,nのセットを変更する機能を有していたが、本発明では係数セットを変更する際に、この係数セットに対応した前記圧力調節手段のPID制御パラメータのセットを最適値に調整する機能を追加する。更に、必要に応じて送水ポンプの回転数の上限値SH及び下限値SLのセットを調整する機能を追加する。
501は、テーブル手段を備えた係数算出手段であり、季節毎に変更される関数の係数セットに追加されてPIDパラメータ及びSH,SLのセットがテーブル化されており、このテーブルからの読み出し情報により、設定値演算手段14の関数演算係数のセット及び圧力調節手段13のPID制御パラメータSH,SLのセットが一括して変更される。図7は、係数算出手段501のテーブル構成図である。
図1乃至図6の実施形態では、圧力センサ12は第2お送りヘッダ7の送水圧力を測定する絶対圧力センサの形態を示したが、従来システムで採用されているように第2送りヘッダ7と戻りヘッダ2間の差圧を測定する差圧センサの形態であっても本発明により得られる効果は同一である。
本発明を適用した送水ポンプ制御システムの一実施形態を示す機能ブロック図である。 往還温度差に基づくオフセット付加の他の実施形態を示す機能ブロック図である。 往還温度差に基づくオフセット付加の更に他の実施形態を示す機能ブロック図である。 送水ポンプの運転台数に基づくオフセット付加の実施形態を示すブロック図である。 送水ポンプの運転台数に基づくオフセット付加の他の実施形態を示すブロック図である。 パラメータ調整手段を備えた実施形態を示す機能ブロック図である。 パラメータ調整手段における係数算出手段のテーブル構成図である。 特許文献1に開示されている従来の送水ポンプ制御システムの一例を示す機能ブロック図である。 流量Qに対して演算される送水圧力P1の特性曲線図である。 特性変動幅に対して動作マージンを考慮して設定した管路抵抗特性曲線図である。
符号の説明
1 一次送水ポンプ
2 戻りヘッダ
3 熱源
4 第1の送りヘッダ
5 二次送水ポンプ
6 インバータ
7 第2の送りヘッダ
8 流量センサ
9 制御二方弁
11 熱交換器
12 圧力センサ
13 圧力調節手段
14 設定値演算手段
101 第1温度センサ
102 第2温度センサ
200 設定値調整手段
201 差分計算手段
202 判定値計算手段
203 オフセット算出手段
300 乗算手段

Claims (12)

  1. 熱交換器に送水する送水ポンプの送水圧力を送水流量に応じて決まる管路抵抗特性の大きさに応じて制御する送水ポンプ制御システムにおいて、
    前記熱交換器に送る水の温度と熱交換器から戻ってきた水の温度差となる往還温度差に基づいて前記送水ポンプに設定する送水圧力設定値を調整する設定値調整手段を設けたことを特徴とする送水ポンプ制御システム。
  2. 前記設定値調整手段は、前記往還温度差と往還温度差の上限値及び下限値に基づいて前記送水圧力設定値に付加するオフセットを算出することを特徴とする請求項1に記載の送水ポンプ制御システム。
  3. 前記設定値調整手段は、前記往還温度差と往還温度差の設計値に基づいて前記送水圧力設定値に付加するオフセットを算出することを特徴とする請求項1に記載の送水ポンプ制御システム。
  4. 前記設定値調整手段は、前記往還温度差と往還温度差の設計値に基づいて前記送水圧力設定値を与える関数の係数を算出することを特徴とする請求項1に記載の送水ポンプ制御システム。
  5. 熱交換器に送水する送水ポンプの送水圧力を送水流量に応じて決まる管路抵抗特性の大きさに応じて制御する送水ポンプ制御システムにおいて、
    前記送水ポンプの運転台数情報に基づき前記送水圧力設定値を調整する設定値調整手段を設けたことを特徴とする送水ポンプ制御システム。
  6. 前記設定値調整手段は、前記送水ポンプの運転台数変動に基づいて前記送水圧力設定値に付加するオフセットを算出することを特徴とする請求項5に記載の送水ポンプ制御システム。
  7. 前記設定値調整手段は、前記送水ポンプの運転台数の変動比率値及び感度係数値に基づいて前記送水圧力設定値に付加するオフセットを算出することを特徴とする請求項5に記載の送水ポンプ制御システム。
  8. 前記設定値調整手段は、前記送水ポンプの運転台数の変動後、指定の時間にわたって前記オフセットを出力するオフセットタイマーを備えたことを特徴とする請求項6又は7に記載の送水ポンプ制御システム。
  9. 熱交換器に送水する送水ポンプの運転を制御する送水ポンプ制御システムにおいて、
    前記送水ポンプの送水圧力設定値を与える関数の係数セットを変更する際に、この係数セットに対応した前記圧力調節手段の制御パラメータのセットを調整するパラメータ調整手段を備えたことを特徴とする送水ポンプ制御システム。
  10. 前記パラメータ調整手段は、前記圧力調節手段の制御パラメータのセットに対応して前記送水ポンプの回転数の上限値及び下限値のセットを算出することを特徴とする請求項9に記載の送水ポンプ制御システム。
  11. 前記圧力調節手段は、前記熱交換器へ送水するヘッダの圧力を測定値として入力することを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の送水ポンプ制御システム。
  12. 前記圧力調節手段は、前記熱交換器へ送水するヘッダの圧力と熱交換器から戻ってきた水の圧力との差圧を測定値として入力することを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の送水ポンプ制御システム。
JP2004207991A 2004-07-15 2004-07-15 送水ポンプ制御システム Expired - Fee Related JP4582396B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004207991A JP4582396B2 (ja) 2004-07-15 2004-07-15 送水ポンプ制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004207991A JP4582396B2 (ja) 2004-07-15 2004-07-15 送水ポンプ制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006029173A true JP2006029173A (ja) 2006-02-02
JP4582396B2 JP4582396B2 (ja) 2010-11-17

Family

ID=35895840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004207991A Expired - Fee Related JP4582396B2 (ja) 2004-07-15 2004-07-15 送水ポンプ制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4582396B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009174801A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Okamura Corp 冷凍・冷蔵設備の集中管理システム
JP2011112277A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Yamatake Corp 送水圧力制御システムおよび方法
WO2013099843A1 (ja) * 2011-12-27 2013-07-04 株式会社 荏原製作所 給水装置及び給水方法
CN109844412A (zh) * 2016-10-24 2019-06-04 三菱电机株式会社 空调系统、空调控制装置、空调方法及程序

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61225532A (ja) * 1985-03-29 1986-10-07 Tokyo Gas Co Ltd 冷温水機の始動台数制御方法
JPH0875224A (ja) * 1994-09-09 1996-03-19 Shinryo Corp 送水圧力制御装置
JP2003106731A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Yokogawa Electric Corp 加圧送水ポンプシステム
JP2004184052A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Mitsubishi Jisho Sekkei Inc 制御装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61225532A (ja) * 1985-03-29 1986-10-07 Tokyo Gas Co Ltd 冷温水機の始動台数制御方法
JPH0875224A (ja) * 1994-09-09 1996-03-19 Shinryo Corp 送水圧力制御装置
JP2003106731A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Yokogawa Electric Corp 加圧送水ポンプシステム
JP2004184052A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Mitsubishi Jisho Sekkei Inc 制御装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009174801A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Okamura Corp 冷凍・冷蔵設備の集中管理システム
JP2011112277A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Yamatake Corp 送水圧力制御システムおよび方法
WO2013099843A1 (ja) * 2011-12-27 2013-07-04 株式会社 荏原製作所 給水装置及び給水方法
CN104011390A (zh) * 2011-12-27 2014-08-27 株式会社荏原制作所 供水装置及供水方法
US9733650B2 (en) 2011-12-27 2017-08-15 Ebara Corporation Water supply apparatus and water supply method
CN109844412A (zh) * 2016-10-24 2019-06-04 三菱电机株式会社 空调系统、空调控制装置、空调方法及程序
CN109844412B (zh) * 2016-10-24 2021-04-20 三菱电机株式会社 空调系统、空调控制装置、空调方法及记录介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP4582396B2 (ja) 2010-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11162690B2 (en) Controlled hydronic distribution system
US10635120B2 (en) Method for operating and/or monitoring an HVAC system
US8788105B2 (en) Method of automatic hydraulic equalization in a fluid-flow system
JP4594276B2 (ja) 冷温熱源機の冷温水制御方法及びこれに用いる空調システム
US9631831B2 (en) Method for controlling the opening of an HVAC valve based on the energy-per-flow gradient
EP2770398B1 (en) Fluid circuit system with flow rate control device
EP2395289B1 (en) Method to regulate a one-pipe heat supply system
JP2009204270A (ja) ヒートポンプ式給湯機
RU2655154C2 (ru) Способ регулирования заданного значения температуры теплопередающей среды
JP3652974B2 (ja) 一次ポンプ方式熱源変流量システム
KR101343863B1 (ko) 변유량 난방제어장치 및 그 방법
US20080277488A1 (en) Method for Controlling HVAC Systems
JP4582396B2 (ja) 送水ポンプ制御システム
GB2495905A (en) Water heating system arranged to heat mains pressure water using a thermal store and a heat exchanger
JP2006266566A (ja) 2ポンプ方式熱源設備の運転制御方法
PL206213B1 (pl) Sposób regulacji temperatury w pomieszczeniu
EP3495912B1 (en) Parallel valve control
WO2021214931A1 (ja) 空気調和システムおよび制御方法
CN114576821A (zh) 阀门控制方法及其系统、计算机可读存储介质及空调系统
CN111566412B (zh) 用于调节循环泵的方法、循环泵和加热系统
WO2012095558A1 (en) !method, heat transfer system, adjustment system and computer program product for controlling a heat transfer system
EP3506043B1 (en) Method for controlling a heating or cooling system
KR102453204B1 (ko) 통합배관시스템의 온수공급장치
JP2005180848A (ja) 熱供給システム
EP4006655A1 (en) Method and device for finding beneficial parameter settings of a controller for controlling an actuator in a heating or cooling system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061016

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100302

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100805

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4582396

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140910

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees