JP2006025069A - 機器制御装置及び電気機器 - Google Patents

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覚 船木
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雅彦 齊藤
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康行 小嶋
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Abstract

【課題】
普及してきたインターネットを利用して遠隔地から家電を操作したいが、家電側で待ち受け状態を続けていると待機電力がかかってしまう。本発明の課題は、今後さらに普及すると思われる無線通信において無線が飛び交う環境で、無線から電力を取り出して用い待機電力を削減する。
【解決手段】
アンテナ1と受電装置2により無線から電力を取り出して、受信部4,比較部5,ID信号保持部6を動作させて、信号とID信号を比較し、一致していれば主電源スイッチ
SW1をONする。
【効果】
無線信号が飛び交う環境においても効果的に待機電力を削減できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、家庭内の機器制御装置及び電気機器に関するものである。
普及してきたインターネットを利用して遠隔地から家電を操作したいが、家電側で待ち受け状態を続けていると待機電力がかかってしまう。今後さらに普及すると思われる無線通信においてこれを解決するために特開2001−197573号公報(以下、特許文献1という)では、無線から電力を取り出して、二次電池VddをONし、信号とID信号を比較し、一致していれば主電源VcをONする技術が公開されている。
特開2001−197573号公報
特許文献1に記載の技術では、機器が照明,TV,エアコン,カメラなど複数個有り、信号が飛び交う環境では、常に二次電池Vddを必要とし、待機電力が大きくなるという課題がある。
本発明が解決しようとする第一の課題は、機器が照明,TV,エアコン,カメラなど複数個有り、無線信号が飛び交う環境において無線から電力を取り出してこの電力を有効活用し、待機電力を削減することである。
第二の課題としては、環境によって無線から取り出した電力が充分でない場合でも電力を補充供給することである。
第三の課題は、待機中の動作による電力消費を抑えることである。
第一の課題を解決するための手段は、電波を受けるアンテナと、このアンテナから受けた電波から電力を取り出す受電装置と、取り出した電力を蓄えるコンデンサと、コンデンサに蓄えた電力によってアンテナから受けた電波から信号を受ける受信部と、ID信号を保持するID信号保持部と、スイッチと、受信部より信号を受けてこの信号が所定の信号であれば信号に含まれる対象機器IDを得て、ID信号保持部よりIDを得てこれらが一致していればスイッチを投入する比較部を有する。
第二の課題を解決するための手段は、電波を受けるアンテナと、電力を蓄えるコンデンサと、コンデンサに蓄えた電力によってアンテナから受けた電波から信号を受ける受信部と、ID信号を保持するID信号保持部と、主電源より電力を受ける受けないを制御するスイッチと、受信部より信号を受けてこの信号が所定の信号であれば信号に含まれる対象機器IDを得て、ID信号保持部よりIDを得てこれらが一致していればスイッチを投入する比較部と、コンデンサに蓄えた電力が十分でなければ主電源よりコンデンサに充電する充電制御部を有する。
第三の課題を解決するための手段は、電波を受けるアンテナと、電力を蓄えるコンデンサと、コンデンサに蓄えた電力によってアンテナから受けた電波から信号を受ける受信部と、ID信号を保持するID信号保持部と、主電源より電力を受ける受けないを制御するスイッチと、受信部より信号を受けてこの信号が所定の信号であれば信号に含まれる対象機器IDを得て、ID信号保持部よりIDを得てこれらが一致していればスイッチを投入する比較部と、受信部の動作時間を制御するタイマー部を有する。
なお、本発明のその他の解決手段は、以下の記載で説明する。
機器制御装置及び電気機器の待機電力を少なくし、省エネを実現する。
以下、図1〜図14を用いて、本発明の実施例について詳細に説明する。本実施例は、家電監視制御を行う、あるいは、ビルや家庭内の空調機器,セキュリティ機器,照明機器,エレベータ等の種々の装置の監視制御や、電力,ガス,水道等のインフラを支える機器や設備の監視制御を行うための通信技術のうち、待機電力を削減する技術に関するものである。
図1は、本実施例の無線モジュール101〜105を適用する家庭内機器の利用環境を示した図である。ユーザは、携帯電話20,PDA21,パソコン22,自動車端末23等のブラウザから、インターネット24に接続している。また、家庭内32には、アクセスポイントAP25,ルーターRouter26等を介して、ホームコントローラ100がインターネット24に接続されている。ホームコントローラ100は、照明27,テレビ29,エアコン28,カメラ31等の機器の無線アクセスポイントであり、待機状態の機器に電力を供給する機能も有する。これにより、ユーザはブラウザから照明27やエアコン
28をオン・オフ操作でき、操作を受け付けるまで機器は電力消費をしない、またユーザーからの直接の操作ではなく、機器間の連携動作を実現する場合でも同様である。例えば携帯電話20や自動車端末23と合わせて利用する場合、現在位置を確認するのにGPS機能をつけ、サービスセンターで端末がユーザが指定した位置から所定の距離内に入った際、ホームコントローラ100から制御信号を出すようにすれば、近づくだけで照明点灯,施錠,ゲートの開閉をすることができ、それまで機器は電力消費をしない。
図2は、図1に示した無線モジュール101〜105の一実施形態の構成を示すものである。アンテナ1は無線電波を受け受電装置2と受信部4に渡す。受電装置2は無線電波のインピーダンスマッチングを行い無線から電力を取り出して、コンデンサ3(あるいは二次電池3)に蓄える。受信部4,比較部5,ID信号保持部6は、コンデンサ3に蓄えた電力によって次のように動作する。受信部4はアンテナ1より無線電波を無線信号として受け、比較部5に渡す。比較部5は受信部4より受けた無線信号を解析しこれが待機状態から動作状態への変更を呼びかける無線であれば信号に含まれるIDを得て、さらに、ID信号保持部6より電気機器8に割り当てられたIDを得て、両IDを比較し、一致していれば主電源スイッチSW1をONする。これにより電気機器8は電源が入り待機状態から動作状態となる。
SW1は待機中はOFFの状態にあり、比較部5によりONされる。また、ONの状態である場合には電気機器8からOFFの状態にする方法と、比較部5においてID信号だけでなくON/OFF信号の識別も行い、比較部5からOFFの状態にする方法がある。ONの状態では電気機器8はホームコントローラ100を介して無線通信を行い、さまざまな制御信号を受けて動作するため、OFF状態への推移は、ほかの動作との優先順位と比較する必要があれば電気機器8からOFFの状態にする方法とし、そうでないならば比較部5からOFFの状態にする方法をとればよいと考えられる。
電気機器8以外はモジュール化して、電気機器8の一部に組み込み用いる。また、電気機器8に割り当てられたIDは、IPアドレスを用いると良く、ID信号保持部6は、動作状態で用いるID保持部(図に示していない)からあらかじめコピーして用いるか、あるいは動作状態で用いるID保持部を共用しても良い。
ONの状態では電気機器8はホームコントローラ100を介して無線通信を行うが、その場合もアンテナ1,受信部4にて通信する。また、受電と通信の機能にそれぞれ最適化して、別途主電源で動作する際のアンテナと受信部を設けるとよい。
図2に説明したアンテナ1と受電装置2、および送電側のホームコントローラ100について説明するため、図3,図4により、送電装置と受電装置について説明する。送電方式としては、静電結合方式,電磁結合方式,電磁誘導方式,マイクロ波方式が公知となっており、無線波長によって方式を変える必要がある。
ここで、特許文献1と比較して、本実施例の効果を説明する。公知例は信号=電波が来るとVddをすぐONにしてしまい、Vddを使ってID比較を行うものである。従って、自分あてでない場合にもVddをONにしてしまい、機器は複数あり電波が行き交う状況では、常にVddを使いつづけるため省エネ効果は薄い。一方で本実施例では、信号=電波=電力を使ってID比較を行い、一致していればVcをONするため、自分あてでない場合にはONとならずに省エネ効果を発揮できる。
図3はミリ波すなわち13.56MHz 帯の長・中波帯の電磁波を利用するための回路であり、送電側のホームコントローラ100と受電側の無線モジュールのコイル間での誘起電圧で交信する。この誘起電圧の強さは、アンテナの磁束の強さと、受電側のコイルの巻き数による。工場,道路等の悪環境でも使用しやすい特徴がある。管理部110は、通信したい相手のID信号を含む無線を送信し、受電側よりACK信号を受け取る。詳しい動作は図6,図7で後述する。
図4はマイクロ波帯の電波を利用する場合の回路の例である。他方式と比較し長距離交信を可能としやすい特徴がある。受電側はレクテナと呼ぶ整流器付アンテナを用い、アレイ状に複数個並べておく形状を取ると効率がよい。
図3,図4とも動作状態において送受信する無線と共通のアンテナを用いる構成であるが、その環境において頻繁に飛び交う無線と、動作状態において送受信する無線とでそれぞれ専用アンテナを備えても良い。また、物理的に波長に合わせたアンテナを用いるのでなく、ソフト的に待機状態では受電アンテナで高利得を得られる状態、SW1がONとなった動作状態ではそれに合わせて送受信アンテナで高利得を得られる状態となるようにすると、コンデンサ3に蓄える電力を増しながら消費する電力を抑えることができ省エネになる。
送電エネルギー効率を良くするためには指向性を持たせたほうが良いが、受電側の複数の機器は送電側のホームコントローラに対して様々な位置にあるため、通信したい相手に合わせて送電方向を変える必要がある。図5はそのための構成例を示している。
動作モードは、位置あわせモードと通常モードがある。位置あわせモードは電気機器8がホームコントローラ100の無線ネットワークに追加された際に互いの無線の送受信方向を知るためのモードであり、電気機器8とホームコントローラ100それぞれ外部スイッチより同時に指示するなどの方法でこのモード状態にする。電気機器8の方位発見部
201は立体360度方向をN方向に分割し一定時間Τごとにアンテナの方向を1〜Nまで順番に向けることをN回繰り返す。ホームコントローラ100の方位発見部117は一定時間Τ*Nごとにアンテナの方向を1〜Nまで順番に向ける。一定時間Τごとに、それぞれの送信部・受信部により無線通信を行い、最もよく受信できる方向を探す。これにより、N*N回の一定時間Τのいずれかで電気機器8とホームコントローラ100は互いの方向を向くことになり最も通信状態のよかった方向を得ることができる。最もよく受信できる方向をさらにN方向に分割し、同様に行うことを繰り返すことにより、最適な方向を探索することができる。Nは、無線の指向性が高ければ大きい値、低ければ8などの低い値を用いる。位置あわせモードにおいては双方を有線で接続し同期を取らせてもよい。最適な方向を探索できたら、探索を終了する信号を送受信した後、電気機器8の方位保持部202はその方向を保持し、ホームコントローラ100の方位保持部116は、電気機器8のID番号とその方向を対応つけて方位保持部116に保持する。ホームコントローラ100は無線通信の受信が最適になる方向を最適値としても良いが、N*N回の送受信のうち電気機器8のほうで受電が最適値となる場合がどの方向組み合わせであったかホームコントローラ100に電気機器8のID番号とともに無線通信により告げ、これをホームコントローラ100の方位保持部116は、電気機器8のID番号とその方向を対応つけて方位保持部116に保持する方法でも良い。以上で位置あわせモードを終了して通常モードとなる。通常モードでは、ホームコントローラ100は電気機器8に送電する場合は、方位設定部115は方位保持部116から電気機器8のID番号と対応つけて保持してある方向を得て、そちらの方向に向かって送電する。通信する場合も指向性がある場合はそちらに向けてもよい。
アンテナは、パラボラアンテナではなく、図4に示したように小さいアンテナを複数並べたアンテナを用いても良い。この場合、アンテナを回転させるかわりに、各々の小さいアンテナに位相器という電波の位相を任意に変える装置をつけたフェーズドアレイアンテナを用い、位相を変化させて重ね合わせることで、任意の方向からの電波のみ受信することができる。
図6は、2つの電気機器8とホームコントローラ100の通信開始時の送電を含む処理フローを示している。ここでは、2つの電気機器8として、TVとカメラを想定している。TVは動作状態にありカメラと通信しようとしているが、カメラは待機状態にある。
(1)でTVよりカメラIDとともにリクエストが送信され、ホームコントローラ100はそれを受けると保存してあるカメラの状態を調べ、不明であれば、(2)でカメラに状態確認を行う。もしこの時点でカメラは主電源が入った状態であれば、(7)のACKが返るが、タイムアウト時間を取りこの間にACKがなければ待機状態にあると判断し、
(3)でカメラIDとともに送電信号を送り、(4)でカメラが待機状態であることを
TVに送信する。(3)(4)の順は逆でもよい。また、(3)は(2)と同時でも良いが、もしカメラが動作状態である場合には(3)の電力が無駄になり省エネとならないがタイムアウト時間を取ることで、これを避けることができる。カメラは受電してIDが自分のものであることを確認すると、電源が投入され初期化状態であることを(5)で送信し、ホームコントローラ100はそれを受けて(6)でTVに中継する。カメラは初期化を終えていると(7)で状態を送り、ホームコントローラ100はそれを受けて(8)でTVに中継する。ホームコントローラ100は(1)で受けたリクエストを(9)でカメラに送る。一定時間TVが待ち状態を続けるためにACKをTV側に送るが、送らなくても良く、この場合は、TV側は(1)のリクエストを何回か出し、ホームコントローラ
100は(7)を受けた後に中継する方式でもよい。(9)以後は(15)まで通常の通信を行う。カメラが待機状態に入る場合は(16)のようにその旨を送信し、ホームコントローラ100は各機器から状態を申告する信号を受けた場合、その電気機器のIDとともに状態を保存しておく。(1)の信号を受けた時点で(2)以降タイムアウト時間を取る必要がなくなり、処理を早くすることができる。
受電装置2により充分な電力が得られれば、コンデンサ3に蓄えた電力で動作でき主電源は必要なくなり、次のようなアプリケーションを動作させられる。図7は、プレゼンテーションシステムに適用した例を示しており、机の上にPDAをかざすと、電力の供給を受け、PDAを動作させることができる。無線は目に見えないため、受電可能な位置を示すために受電可能な位置を示す照明をつけるとわかりやすい。
図7の装置の動作フローを図8に示す。送電側71は、相手が現れるまで(1)相手を確認する送信と(2)送電を繰り返す。受電側72は(3)のACKを返信する。(3)が返る間は、(2)の送電は間欠的に行うことで電気の無駄遣いを防ぐことができる。あるいは、机の上にセンサーを置き、何か置かれた場合だけ(1)(2)を行うとさらに電気の無駄遣いを防ぐことができる。(3)以降は、ACKが返らなくなるあるいはセンサーで机の上に何も置かれていないことが判明するまで、(2)の送電と通信を行う。
環境によっては無線電波が乏しい、あるいは受電装置2の性能によるなどの理由で、コンデンサ3に充分な電力を蓄えられない場合は、充電制御部7を設けることで主電源は投入されている場合に補足的に電力を充電すると良い。この構成例を図9に示す。アンテナ1〜ID信号保持部6,SW1,電気機器8は図1と同様に機能する。充電制御部7は、コンデンサ3の電圧をモニターし、電圧がTh1より小さい場合は、電圧がTh2以上になるまで主電源Vcより充電する。充電は、SW1がOFFであれば、SW2をONにして底から供給を受ける。
図10は、コンデンサ3の電圧と充電開始と終了の関係を示しているが、Th1<Th2とすると主電源が投入されていない場合に頻繁にSW2のON/OFFを繰り返さずにすむ。あるいは、主電源が投入されている場合はTh1<Th1′と別の敷居値Th1′を設けても良い。
図11は、充電制御部7の動作フローを示している。手順1101でコンデンサ3の電圧をモニターし、電圧がTh1より小さい場合は、手順1102でSW1がONかどうかを調べ、ONでなければ手順1103でSW2をONにし、手順1104,1105で電圧がTh2以上になるまで主電源Vcより充電する。充電終了後は手順1106でSW2がONかどうかを調べ、そうであれば手順1107でSW2をOFFにする。手順1108で終了でなければ手順1101に戻る。終了とは、待機状態にならない完全電源OFFの指示スイッチなどにより指定を受ける場合であるが、電気機器8がコンセントを抜かれた場合などはその時点で動作を終了する。
頻繁に無線が飛び交う環境では、コンデンサ3に十分な電力を蓄えやすいが、受信部4〜ID信号保持部6も頻繁に動作するため消費電力が増大しやすいといえる。コンデンサ3の電力で動作する受信部4〜ID信号保持部6により消費する電力を抑えるためには、動作を間欠的に行うと良い。この構成例を図12に示す。アンテナ1〜ID信号保持部6,SW1,電気機器8は、図1と同様に機能する。図9と同様に充電制御部7,SW2を設けても良い。これにさらにコンデンサ3の電力で動作するタイマー部9を設け、一定の間隔をおいて受信部4〜ID信号保持部6を動作させる。図13は動作タイミングを示しており、タイマー2時間T2動作して、タイマー1時間T1は動作しないようにすると、動作に必要な電圧をaとすると、常に動作しつづけるのと比較してa*タイマー1時間分の電力を削減することができる。ただしこの削減電力に対し、タイマー部9の消費電力は小さい必要がある。
図14は、タイマー部9を設けた場合の動作フローである。タイマー部9は手順1101でタイマーAの時間TAをセットし手順1102で時間がくるまで待つ。タイマーAの時間後手順1103でタイマーBの時間TBをセットし、手順1109で時間がくるまで待つ。この間、受信部4〜ID信号保持部6は動作し、手順1104では受信待ち受けをして比較部5により手順1105で何らかの信号を受信したら手順1106でその信号から
IDを取り出してID信号保持部6に保持したIDと比較して一致していれば手順1107によりSW1をONし、電気機器8処理を開始する。手順1107の処理終了後は、待機状態にならない完全電源OFFで終了する場合は終了し、そうでない場合は、手順1101に戻り待機状態となる。また、手順1105で何も受信しなければ手順1109でタイマーB時間TBたっていなければ手順1104に戻り、たっていれば手順1110に進む。手順1103から1109では、タイマー時間内動作するのでなく、M回受信したかどうかで手順1110に進むのでも良い。
設置環境を示す図である。 第一の実施例構成を示す図である。 ミリ波向け送電受電の説明図である。 マイクロ波向け送電受電の説明図である。 指向性あり無線に適したアンテナ装置図である。 連動動作通信手順である。 設置環境を示す図である。 連動動作通信手順である。 第二の実施例構成を示す図である。 充電開始と電圧の関係を示す図である。 第二の実施例の動作フローである。 第三の実施例構成を示す図である。 タイマー時間を説明する図である。 第三の実施例の動作フローである。
符号の説明
1…アンテナ、2…受電装置、3…コンデンサ、4…受信部、5…比較部、6…ID信号保持部、8…電気機器、9…タイマー部、20…携帯電話、21…PDA、22…パソコン、23…自動車端末、24…インターネット、25…アクセスポイントAP、26…ルーターRouter、27…照明、28…エアコン、32…家庭内、71…送電側、100…ホームコントローラ、101〜105…無線モジュール、110…管理部、115…方位設定部、116,202…方位保持部、117,201…方位発見部、1101〜1110…手順。

Claims (8)

  1. 電波を受けるアンテナと、前記アンテナから受けた電波から電力を取り出す受電装置と、前記受電装置から取り出した電力を蓄えるコンデンサと、前記コンデンサに蓄えた電力によって前記アンテナが受けた電波から信号を受ける信号受信部と、機器のID信号を保持するID信号保持部と、機器と電源とを接続するスイッチと、前記信号受信部より信号を受けて当該信号が所定の信号であれば信号に含まれる対象機器IDとID信号保持部より読み出した機器のID信号を比較し一致していた場合スイッチを投入するID比較部とを備える機器制御装置。
  2. 請求項1において、前記コンデンサに蓄えた電力が十分でなければ電源よりコンデンサに充電する充電制御部からなる機器制御装置。
  3. 請求項1において、前記信号受信部の動作時間を制御するタイマー部を備えることを特徴とする機器制御装置。
  4. 電波を受けるアンテナと、前記アンテナから受けた電波から電力を取り出す受電装置と、前記受電装置から取り出した電力を蓄えるコンデンサと、前記コンデンサに蓄えた電力によって前記アンテナが受けた電波から信号を受ける信号受信部と、機器のID信号を保持するID信号保持部と、機器と電源とを接続するスイッチと、前記信号受信部より信号を受けて当該信号が所定の信号であれば信号に含まれる対象機器IDと前記ID信号保持部より読み出した機器のIDを比較して一致していればスイッチを投入するID比較部とを有する機器制御装置を備える電気機器。
  5. 請求項1において、前記アンテナの受電可能方向をN分割し、所定時間ごとに各方向にアンテナを向けて受電を行い、方向と受電量を対応付けて保存する受電量記憶部と、前記受電量記憶部が記憶した受電量に基づいてアンテナの方向を制御するアンテナ方向制御部とを備えることを特徴とする機器制御装置。
  6. 無線を送受信するアンテナと、前記アンテナを介して機器に送電しかつその機器のIDを含む信号を送信するID信号送信部と、前記ID信号送信部から送信された信号に含まれる機器IDにより指定された機器から受信を受け付ける状態であることを告げる信号を受信した場合通信を開始する通信制御部を備えることを特徴とする機器制御装置。
  7. 請求項6において、前記アンテナの受電可能方向をN分割し、所定時間ごとに各方向にアンテナを向けて送電を行う送電部と、前記送電部がアンテナを向けた方向と受電量を対応付けて保存する受電量記憶部と、前記送電部が送電を終了した後に、ほかの機器からその機器のIDと最もよく受電できた方向を得る方向発見部と、機器のIDと最もよく受電できた方向を対応付けて保持する方位保持部と、機器に送電する際に、方位保持部より機器のIDと対応付けた方向を得て、アンテナをその方向に設定する方位設定部を有することを特徴とする機器制御装置。
  8. 請求項7において、受電相手より受信信号が返るまでは時間T1の間隔で送電し、受電相手より受信信号が帰った後は時間T2(T1>T2)で送電することを特徴とする機器制御装置。
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