JP2018510594A - 非対称ネットワークアーキテクチャを有するワイヤレスセンサネットワークを提供するシステム及び方法 - Google Patents

非対称ネットワークアーキテクチャを有するワイヤレスセンサネットワークを提供するシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

ワイヤレス非対称ネットワークを提供しつつ電力管理特徴を実装するシステム及び方法が本明細書で開示される。一実施形態において、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信及び電力消費を制御するよう構成されたワイヤレス制御デバイスを有するハブを含む。このシステムは、また、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいてハブのワイヤレス制御デバイスとの双方向通信を可能にするために、送信機及び受信機(又はトランシーバの送信機及び受信機)を備えたワイヤレスデバイスを各々が有する複数のノードを含む。ワイヤレス制御デバイスは、各ワイヤレスデバイスについて送信機を送信可能にしかつ受信機を受信可能にするスケジュールされたタイミングを決定して、複数のノードのワイヤレスデバイスの電力消費を低減する、ように構成される。【選択図】図7

Description

関連する出願
本出願は、2015年1月27日に出願され「アンチコリジョン特徴を有するワイヤレスデバイスのワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを提供するシステム及び方法」と題した米国特許出願第14/607,047号、2015年1月27日に出願され「電力管理機能を有する無線デバイスのワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを提供するシステム及び方法」と題した米国特許出願第14/607,048号、及び、2015年1月27日に出願され「非対称ネットワークアーキテクチャにおいてワイヤレスセンサノードの位置を決定するシステム及び方法」と題した米国特許出願第14/607,050号に関連する。
本発明の様々な実施形態は、非対称ネットワークアーキテクチャを有するワイヤレスセンサネットワークを提供するシステム及び方法に関する。
家電製品及びコンピュータの産業では、ワイヤレスセンサネットワークが長年にわたって研究されてきた。典型的なワイヤレスセンサネットワークでは、1又はそれ以上のセンサが無線に関連して実装されて、ネットワーク内に配置された1又はそれ以上のセンサノードからデータをワイヤレスで収集することが可能になっている。各センサノードは、1又はそれ以上のセンサを含むことができ、また、無線とこのセンサノードの動作に電力を供給するための電源とを含む。
従来のワイヤレスセンサネットワークは、これらネットワークの動作、効率、コスト及び屋内環境で実装される能力に影響を及ぼす特定の欠点を有する。
本発明の一実施形態では、ワイヤレス非対称ネットワークを提供するための電力管理特徴を有するシステムが本明細書において開示される。このシステムは、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信及び電力消費を制御するように構成されたワイヤレス制御デバイスを有するハブを含む。このシステムは、前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて上記ハブの上記ワイヤレス制御デバイスとの双方向通信を可能にするために、送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスを各々が有する複数のノードを含む。上記ワイヤレス制御デバイスは、各ワイヤレスデバイスについて上記送信機を送信可能にしかつ上記受信機を受信可能にするスケジュールされたタイミングを決定して、上記複数のノードの上記ワイヤレスデバイスの電力消費を低減するように構成され得る。
別の実施形態では、アンチコリジョン機能を有するワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを提供するシステムは、上記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を制御するように構成されたワイヤレス制御デバイスと、上記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて上記第1のハブの上記ワイヤレス制御デバイスとの双方向通信を可能にするために、送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスを各々が有する第1の複数のノードと、を含む。上記第1のハブの上記ワイヤレス制御デバイスは、上記第1の複数のノードのうちの第1のノードからの通信を検出し、通信の少なくとも一部が上記第1のハブの回路又は上記第1のハブに結合された回路に理解不可能であるか否かを決定し、前記通信の少なくとも一部が理解不可能であるときに、上記第1のノード及び第2のノードから略同時に送信している通信の衝突が生じているであろうか否かを決定する、ように構成されている。
このシステムは、また、上記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を制御するように構成されたワイヤレス制御デバイスを有する第2のハブと、上記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて上記第2のハブの上記ワイヤレス制御デバイスとの双方向通信を可能にするために、送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスを各々が有する第2の複数のノードと、を含むことができる。上記第2のハブの上記ワイヤレス制御デバイスは、上記第2の複数のノードの各ワイヤレスデバイスの送信機のための送信ウィンドウ及び受信機のための受信ウィンドウを決定し、アンチコリジョン特徴を提供して上記第2の複数のノードの上記ワイヤレスデバイスから受信する通信の衝突を回避する、ように構成される。
別の実施形態では、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを提供するためのシステムは電力管理特徴を有する。このシステムは、上記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信及び電力消費を制御するように構成されたワイヤレス制御デバイスを有するハブと、上記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて上記ハブの上記ワイヤレス制御デバイスとの双方向通信を可能にするために、少なくとも1つのセンサと送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスとを各々が有する複数のセンサノードと、を含む。上記ワイヤレス制御デバイスは、各ワイヤレスデバイスについて各センサノードを上記送信機の送信ウィンドウに関連して時間的に近い第1の時間区間及び上記受信機の受信ウィンドウに関連して時間的に近い第2の実施形態において動作させるスケジュールされたタイミングを決定して、上記複数のセンサノードの上記ワイヤレスデバイスの電力消費を低減する、ように構成される。
一例では、各センサノードは第1の時間区間及び第2の実施形態において第1の電力消費レベルで動作する。各センサノードは、上記第1の時間区間及び上記第2の時間区間の外にあるときには第2の電力消費レベルで動作することができる。この例では、上記第1の電力消費レベルは、上記第2の電力消費レベルよりも大きな電力消費を有する。
別の実施形態では、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを提供するための装置(例えばハブ)は、命令を記憶するメモリと、命令を実行して、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を確立及び制御する1又はそれ以上の処理ユニットと、多数のアンテナを含んで、上記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を送受信する無線周波数(RF)回路と、を含む。上記RF回路は、多数のアンテナを含んで通信を複数のセンサノードに送信するものであって、上記複数のセンサノードの各々は、上記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて上記装置の上記RF回路との双方向通信を可能にするために、送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスを有するものである。上記1又はそれ以上の処理ユニットは、命令を実行して、上記複数のセンサノードに関する位置情報を各センサノードから受信する通信に基づいて決定する、ように構成される。
本発明の様々な実施形態の他の特徴及び利点が、添付図面及び以下の詳細な説明から明らかであろう。
本発明の様々な実施形態が、同様の参照符号が類似した構成要素を示す添付図面において限定ではなく例として示されている。
図1は、典型的なメッシュタイプのワイヤレスセンサネットワークを示す。 図2は、典型的なツリータイプのワイヤレスセンサネットワークを示す。 図3は、周波数分割多重についての概念的な原理を示す。 図4は、時分割多重についての概念的な原理を示す。 図5は、符号分割多重についての概念的な原理を示す。 図6は、一実施形態に係る非対称ツリーネットワークアーキテクチャである。 図7は、一実施形態に係る、多数のハブを有する非対称ツリー及びメッシュネットワークアーキテクチャを備えたシステムを示す。 図8Aは、一実施形態に係る電力コンセントについてのオーバーレイ800として実装されたハブの例示的な実施形態を示す。 図8Bは、一実施形態に係る電力コンセントについてのオーバーレイとして実装されたハブ820のブロック図を分解して示す例示的な実施形態を示す。 図9Aは、一実施形態に係る、コンピュータシステム、機器又は通信ハブ内に配置するためのカードとして実装されたハブの例示的な実施形態を示す。 図9Bは、一実施形態に係る、コンピュータシステム、機器又は通信ハブ内に配置するためのカードとして実装されたハブ964のブロック図の例示的な実施形態を示す。 図9Cは、一実施形態に係る、機器(例えば、スマート洗濯機、スマート冷蔵庫、スマートサーモスタット、他のスマート機器等)内に実装されたハブの例示的実施形態を示す。 図9Dは、一実施形態に係る、機器(例えば、スマート洗濯機、スマー冷蔵庫、スマートサーモスタット、他のスマート機器等)内に実装されたハブ984のブロック図を分解して示す例示的な実施形態を示す。 図10は、一実施形態に係る、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャのための通信を提供する方法に関するフローチャートを示す。 図11は、一実施形態に係る、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおける衝突を回避するために送信及び受信通信をシフトするための時間シーケンスを示す。 図12は、一実施形態に係る、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおける通信のための調停及び衝突回避の方法を示す。 図13は、一実施形態に係る、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャのためのセンサの位置特定(localization)の実装を提供する方法に関するフローチャートを示す。 図14は、一実施形態に係る、センサの位置特定を可能にするための、装置(例えば、ハブ)における多数のアンテナ及びマルチパス環境の使用を示す。 図15は、一実施形態に係る位置特定(localization)を達成するための、単一のアンテナをそれぞれ有する多数のハブの使用を示す。 図16は、一実施形態に係る、電力管理機能を有するハブを備えたワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを提供するための方法に関するフローチャートを示す。 図17は、一実施形態に係るセンサノードのブロック図を示す。 図18は、一実施形態に係るハブを有するシステム又は機器1800のブロック図を示す。 図19は、一実施形態に係る、センサノードに補助エネルギー源を提供するための振動エネルギー取得(harvesting)システムのブロック図を示す。 図20は、別の実施形態に係るセンサノードの充電式バッテリを充電するための振動エネルギー取得(harvesting)システムのブロック図である。 図21は、一実施形態に係るセンサノードの充電式バッテリを充電するための光起電力(photovoltaic)エネルギー取得(harvesting)システムのブロック図を示す。
ワイヤレス非対称ネットワークを提供しつつ電力管理特徴を実装するためのシステム及び方法が本明細書で開示される。一実施形態では、システムは、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおける通信及び電力消費を制御するように構成されたワイヤレス制御デバイスを有するハブを含む。このシステムは、また、送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスを各々が有する複数のノードを含んで、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいてハブのワイヤレス制御デバイスとの双方向通信を可能にする。ワイヤレス制御デバイスは、各ワイヤレスデバイスについて送信機を送信動作可能にさせかつ受信機を受信動作可能にさせるスケジュールされたタイミングを決定して、複数のノードのワイヤレスデバイスの電力消費を低減する、ように構成されるものとすることができる。
ワイヤレスセンサネットワークが、家庭、アパート、オフィス及び商業用建物を含む屋内環境、並びに、駐車場、歩道及び庭といったような近くの外部の場所において使用することについて説明される。ワイヤレスセンサネットワークは、また、電源を有する任意のタイプの建物、構造物、囲い、乗り物、ボート等に使用することもできる。センサシステムは、長い通信距離を維持しつつセンサノードに良好なバッテリ寿命を提供する。本発明の様々な実施形態の追加の態様は、センサ位置特定(localization)、衝突回避、自己放電の緩和、及び、エネルギー取得の実装、を達成する能力を提供する。
本発明の様々な実施形態は、屋内環境及び近くの外部環境において使用するためのワイヤレスセンサネットワークに対して向上したバッテリ寿命を提供する、といったような電力管理における利点を提供する。屋内環境及び近くの外部環境における利用可能な電力の非対称性が、そのような環境に配置されたワイヤレスセンサネットワークにおけるバッテリ寿命及び通信範囲を向上させるために利用される。
本発明の様々な実施形態は、低デューティサイクルのネットワーキングの使用を利用して、屋内環境及び近くの外部環境において使用するためのワイヤレスセンサネットワークにおける伝送に関連したエネルギーの消費を低減し、これにより、向上したバッテリ寿命を提供する。
アンチコリジョン特徴は、衝突回避に関連する通信に過剰なエネルギーを費やすことなく、屋内環境及び近くの外部環境において使用するためのワイヤレスセンサネットワークにおいて通信衝突を回避する手段を提供する。
センサ位置特定(localization)特徴は、屋内環境及び近くの外部環境において個々のセンサノードの正確な位置特定(localization)を提供するワイヤレスセンサネットワークを提供する。
エネルギー掃気(scavenging)特徴は、バッテリに最適化されたエネルギー掃気を用いて屋内環境及び近くの外部環境において使用するためのワイヤレスセンサネットワークを提供する。
本発明の様々な実施形態は、ワイヤレスセンサネットワークの物理的環境内のセンサノードの位置を正確に決定する能力とともに、屋内環境及び同様の環境内において堅牢な通信及び長いバッテリ寿命を提供するバッテリ駆動センサノードアーキテクチャを提供する。
従来のワイヤレスセンサネットワークは、様々な通信方式及び電源供給方式を利用する。1つの通信方式では、ワイヤレスセンサネットワーク内のセンサノードがルータとして動作するメッシュネットワークが使用される。この方式では、各ノードは、それ自体の内部で発生したデータを送信することができ、他のノード又はデバイスからデータを受信することができ、他のノード又はデバイスから受信したデータをさらに他のノード又はデバイスにルーティングすることができる。この最後の方法では、センサノードは、リピータとして動作し、それ自体の内部では発生しないデータを渡す、というリピータとして動作する。図1は、メッシュネットワークとして実装されたワイヤレスセンサネットワークの模式図を示す。ノード1〜10の各々は、それ自体の内部で発生するデータを送信することができ、他のノード又はデバイスからデータを受信することができ、他のノード又はデバイスから受信したデータをさらに他のノード又はデバイスにルーティングすることができる。
別の通信方式では、ネットワークはツリー構造で実装されることができ、これにより、ネットワークは、ルート(これが複数のブランチにリンクされる)と、複数のブランチ(これが他の複数のブランチ及び複数の端末にリンクされる)と、最後に階層の最も低いレベルにある複数の端末と、を備えたツリー構造、を形成する複数のノードに編成されるようになっている。このようなネットワーク構造が図2に示されている。このシステムでは、端末ノード7〜25は、端末ノードの上にある対応するブランチノード(例えば2〜6)にのみと通信し、互いには直接的には通信しない。例えば、端末ノード11〜14は、ブランチノード3のみと通信し、互いには直接的には通信しない。同様に、複数のブランチノードは、それらの下にある端末ノード、及び、それらの上にあるブランチノード(例えばブランチノード1)と通信するが、階層の同一レベルにある複数のブランチノードとは直接的には通信しない。例えば、ブランチノード4は、ブランチノード1とは通信するが、ブランチノード2、3、5、6とは直接的には通信しない。このようにして、ツリーネットワークが実装される。
典型的なワイヤレスセンサネットワークにおける多数のワイヤレスセンサネットワークは、同一の物理的環境内に位置することができるものであるので、ワイヤレス通信中に衝突するリスクがある。衝突は、2以上のノードが同時に通信しようとして、その結果、通信の少なくとも一部が処理回路に理解不能(例えば、歪められ、歪んでいる)である、というイベントとして定義される。衝突を回避又は低減するための様々な戦略が開示されている。衝突を回避する1つの手段では、図3の例示的な図300に示すように、周波数分割多重が使用され得る。このシステムでは、個々のノードが、通信に用いる特定の専用の周波数を割り当てられ得る。異なる周波数を割り当てることにより、衝突のリスクのあるそのような2つのノードは同一の周波数で通信せず、これにより、衝突が回避され得る。この例示的な図300において、利用可能な周波数スペクトルは、垂直な周波数軸310上の複数のフレーム(例えば、フレーム1〜4)に分割され、これらのフレームは、順次、複数のスロット(例えば、スロット1〜4)に分割される。この例示的な図では、水平な時間軸320上の任意の時点において、利用可能な4つのフレーム及び4つのスロットが存在する。個々のユーザ(例えば、ユーザ1〜4)の間にスロットを割り当てることにより、4人の別々のユーザが、衝突することなく同時に送信を行うことができる。
衝突を回避する別の手段では、図4の例示的な図400に示すように時分割多重が使用され得る。このシステムでは、個々のノードは、これらのノードが通信できる特定のタイムスライスが割り当てられ得る。通信のリスクがある2つのノードが同一のタイムスライス中に通信しないようにタイムスライスを割り当てることにより、衝突が回避され得る。時間軸420上に示されているようなフレーム1〜4のタイムスライス(例えば1〜4)は、事前に定義されてもよく、ビーコン又はブロードキャスト同期信号を使用して確立されてもよい。この図400では、多数のユーザ(例えば多数のセンサノード)が、個別に別々のタイムスロットを使用することによって、周波数軸410の同一の周波数帯域を共有することができる。2人のユーザが同一の時間スロットの間に送信しないので、衝突が回避され得る。
衝突を回避する別の手段では、符号分割多重が使用され得る。このシステムでは、無線伝送のために利用可能な周波数スペクトルは、多数のノードが異なる拡散符号を使用して同一のキャリア周波数で通信することができる程度に十分に広くなるように選択される。これが衝突の回避を可能にする。このシステムは、例えば図5に示されるように、セルラ通信において一般に使用される。このシステム500では、同一の一般的な周波数スペクトルが多数のユーザによって使用される。しかしながら、個々のユーザは、異なる分離可能な拡散符号を使用することによって、同一の周波数及び時間空間を共有しているにもかかわらず、互いから分離され得るようになっている。例えば、デバイス502のユーザは、デバイス503のユーザに通信512を送信する。通信512は、紫色のコード510で符号化され復号化される。同時に、デバイス504のユーザは、通信530をデバイス505のユーザに通信530を送信する。通信530は、緑の符号530で符号化され復号化される。
衝突を回避するさらに別の手段では、センサ通信の空間的分離が使用されるものとすることができ、同一の物理的空間において衝突する通信を防止することにより衝突が回避されるようになっている。これは、異なる位置に複数のセンサを物理的に配置することにより、又は、特定の通信イベントに関連する電磁放射の形状及び程度を制御することにより、達成され得る。
個々のセンサノードの動作のための電力は、多数の方法で取得することができるものである。個々のノードをバッテリに接続することによって電力が供給され得る。また、例えば、プラグを使用して、個々のノードを電気的手段に接続することによっても電力が供給され得る。電力は、エネルギーが利用可能な外部エネルギー源からノードにより取得されるような、エネルギー取得(energy harvesting)を介しても提供され得る。これらのエネルギー源には、振動、ソーラーパワー、電磁放射、熱、及び、他の同様の取得可能なエネルギー源が含まれ得る。取得可能なエネルギーは、偶発的なものであってもよいし、又は、ノードに意図的に利用可能にされるものであってもよい。前者は、例えば、太陽光が偶然に利用できるような明るい環境におけるワイヤレスセンサネットワークに当て嵌まる一方、後者は、センサノードに対して外部送信機から電力を具体的に転送するために誘導電力結合が使用されるような環境において当て嵌まる。
多くのワイヤレスセンサネットワークアプリケーションでは、個々のセンサノードの位置を決定することが望ましい。これは、従来のワイヤレスセンサネットワークでは、様々な方法で達成されている。第1の例では、センサノード間の距離は、距離に依存する通信効果を使用して相互に通信する2つのセンサノード間の距離を推定することによって、決定される。メッシュネットワークでは、メッシュ内の様々な通信経路を利用することによって、各ノードの位置が様々な推定された距離に基づいて推定され得る。別の例では、位置情報が各センサノードによって送信され、これにより、センサネットワーク内の様々なノードの位置が特定される。位置は、全地球無線測位システム(GPS)といったような既存の位置特定サービスを使用して決定され得る。
本明細書で議論される従来の手法は、動作、効率、コスト、及び/又は、家庭、アパート、オフィス及び商業ビルにおいて存在するような屋内環境、及び、駐車場、歩道、庭といったような近くの外部の場所並びにこういった場所の周辺において実装され得る能力、に影響を及ぼす特定の欠点をこうむる。特に、そのような環境では、利用可能な電力に著しい非対称性が存在し、これにより、豊富な電力にアクセスすることが可能な場所もあれば、比較的に電力が不足するような場所もある。例えば、電気コンセントに近い場所はコンセントからの電力にアクセスし、明るい日光のある場所は太陽光にアクセスすることができる一方、壁から離れた暗い場所は比較的電力が枯渇する可能性があります。これらのアプリケーションでは、上述したワイヤレスセンサネットワークは、これらのネットワークの動作を制限する欠点をこうむる。何となれば、これらのアプローチは、この非対称性を利用せず、通信プロトコル、電力の利用可能性及び全体的な動作の使用においてむしろ限定されているからである。さらに、屋内環境では、位置特定の戦略が変更される。例えば、GPSは、典型的には、衛星信号がうまく届かないため、屋内では良好に動作しない。同様に、多数の潜在的な反射面が存在すると、反復多点距離計算(iterative multi-point distance calculation)を使用した位置特定が、複雑になるか又は阻害され得る。
典型的なワイヤレス通信デバイスでは、送信のための瞬時電力は、通常、受信に必要な瞬時電力よりも著しく大きい。目標位置で受信された信号強度は、その位置でのノイズに対する識別を可能にする程度に十分に大きくなければならないので、送信に必要とされる電力は、通常、所望の通信範囲に直接的に関係している。したがって、送信される信号の信号強度を増加させることによって、レンジが増加され得るものとなり、この結果、伝送中に消費される電力が増加する。 一方、受信に必要とされる電力は、受信無線機が送信された信号(例えば通信)を受信するために動作する時間の割合に依存する。
メッシュネットワークは、複数のノードの間において1つの長いホップではなく多数のより短いホップを使用することによって、送信中に必要とされる電力を低減することができる。一方、メッシュネットワークでは、隣接する複数のメッシュノードからの信号の受信及び/又は中継を可能にするために、受信無線がほとんど又はすべての時間に行われなければならないため、受信に必要とされるエネルギーは、受信無線が散発的にしか動作しないネットワークアーキテクチャにおいて受信に必要とされるエネルギーよりも著しく大きい。したがって、少量のデータしか送信する必要がないシステムでは、メッシュネットワークは、エネルギー消費に関して、ひいてはバッテリ寿命に関して、欠点を被る可能性がある。少量のデータが送信される必要がある場合、そのようなシステムは、低い送信デューティサイクルで動作させられ得るものとすることができ、これにより、高い送信電力要件にもかかわらず、全体の送信エネルギーが低くなる可能性がある。そのようなシステムでは、受信電力がより大きな問題となる。結果として、メッシュネットワークは、必要なメッシュ通信をサポートするために受信無線が長い時間の間動作しなければならないので、好ましくない電力消費要件を有する可能性がある。
バッテリにより動作するノードにおけるリピータ機能を排除するメッシュネットワークであっても、このような欠点は依然として存在する。何となれば、バッテリにより動作するノードは、ネットワーク全体のメッシュネットワークアーキテクチャとの間において送受信互換性を維持するために依然として大きな電力を消費しなければならないからである。
従来のツリーネットワークにも欠点がある。屋内の要件で動作する従来のツリーネットワークでは、送信に必要とされる電力が高くなる可能性がある。特に、ツリーネットワークは、高密度のハブを有することなく短いホップ通信を利用することができないので、ツリーネットワークは、ノードとハブとの間における長い距離にわたる堅牢な通信を達成するためにより高い送信電力を提供する必要があるため、送信に関連した大きなノードエネルギー消費を有し得る。
従来のワイヤレスセンサネットワークは、単純なセンシング機能の収集について存在するような、少量のデータ伝送しか必要としないシステムにおいて使用されるときに、欠点を有する。このようなシステムでは、送信される必要があるデータの量が少ない結果として、ネットワーク容量の利用率が低くなり、ひいては、バッテリにより駆動されるノードがわずかな時間しか動作モードにしかならないようなデューティサイクルではないネットワークにおいてエネルギーが著しく浪費される。
従来のバッテリにより動作するワイヤレスセンサノードは、自己放電に起因して利用可能なバッテリエネルギーを失う可能性があるため、バッテリ寿命が短いという問題をこうむる。これは、動作のデューティサイクルが低い条件において動作するシステムにおいて特に問題となる。何となれば、バッテリ容量は、ノード自体が低エネルギーのスリープ状態にあるときでも、バッテリ容量が自己放電により連続的に失われるためである。
従来のワイヤレスセンサネットワークは、これらのネットワークが、個々のセンサノードの位置を特定することができないか、センサノードの位置の三角測量を可能にするために多数の受信点を使用するがあるか、又は、GPSといったような外部の位置特定システム又はビーコンにアクセスする必要があるという点において、欠点を有する。特に、屋内環境では、マルチパス信号伝搬の危険性が著しいために、狭帯域センサシステムは、マルチパス事象に関連する信号劣化及び時間的分散に起因して、貧弱な又は非機能的なセンサ位置特定能力に苦しむ可能性がある。同様に、屋内環境では、GPSといったような外部位置特定システム又はビーコンの利用可能性が最小限であるか存在しないため、センサの位置特定が阻害される。超広帯域通信を利用するネットワークにおいても、センサ位置の三角測量を達成するために多数の受信点を使用する必要性によって、位置特定が制限されることがある。これにより、全体的なネットワークの複雑さ及びコストが増加する可能性がある。
従来のワイヤレスセンサネットワークは、これらのワイヤレスセンサネットワークが通信中の衝突回避に著しいエネルギーを費やす可能性があるという点において、追加の欠点を有する。従来のワイヤレスセンサネットワークの中には、正確に調整された回路の使用を必要とする周波数分割多重の実装を必要とするものがある。これらの回路の動作は、調整されたRF段に関連する電力消費に起因して著しいエネルギーを消費する可能性がある。一方、時分割多重を実装する従来のワイヤレスセンサネットワークシステムは、タイムスライスの同期を管理するために必要とされる送信及び受信無線の電力消費に起因して、著しい電力を消費する可能性がある。符号分割多重を実装する従来のシステムでは、符号化及び復号化の複雑さに起因して、符号化機能を実装する回路において著しい電力が消費される可能性がある。
バッテリにより動作するセンサノードを含むワイヤレスセンサネットワークは、通常、センサ通信範囲とバッテリ寿命との間のトレードオフに苦しむ。センサノードからのより大きい電力での無線送信を使用することにより、又は、個々のノードが中継器又はルータとして動作してワイヤレスセンサネットワークの物理的範囲にわたってマルチホップ通信を提供するメッシュネットワークを実装することにより、より長い範囲のセンサネットワーク動作を達成することができる。前者の例では、センサノードの電力消費は、送信電力に対するより大きい消費に起因して増加させられる。後者の例では、送信電力及び受信電力の両方が増加させられ得る。メッシュネットワークの実装に伴うネットワークトラフィックの増加に起因して送信電力が増加させられる一方、着信ネットワークのトラフィックを監視するために受信無線を長時間オンにする必要があることに起因して、受信電力が増加させられる。
これらの通信活動に関連するエネルギーコストの結果として、バッテリにより動作するセンサノードのバッテリ寿命が制限されることが多い。屋内環境では、特定の場所においては、センサノード及びワイヤレスセンサネットワークを動作させるための電力が豊富であることに留意されたい。一実施形態では、屋内環境は、例えば、家庭、アパート、オフィス及び商業ビルディングと、例えば、駐車場、歩道及び庭といったような近くの外部の場所と、に存在しうる屋内及び近くの外部の場所を含む。一例では、電力は、室内環境内の又は外部の壁に沿った特定の場所の電源コンセントにおいて利用可能である。ソーラーパワーを十分に発生させる能力があることに起因して、電力は、大規模な太陽による照射のある領域でも利用可能である。局所的に利用可能な電力の他の例が当業者には明らかであろう。結果として、屋内環境は、電力の利用性に大きな非対称性を提供するので、そのような環境に配置されたワイヤレスセンサネットワーク内の幾つかのノードは、外部電源に対する豊富なアクセスを有し、そのような環境内の他のノードは、取り付けられた電源(例えばバッテリ)に蓄えられたエネルギーに限定され得る。
一実施形態では、電力の利用性における非対称性を利用して、バッテリ電源により電力供給されるノードのバッテリ寿命を長く維持しつつ、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおける長距離通信を提供することができる。例示的な実施形態では、複数の通信ノード間における20メートルの通信範囲が、バッテリにより駆動されるノードにおいて長いバッテリ寿命(例えば、約10年、少なくとも10年)を提供しつつ、達成され得る。これは、本発明の様々な実施形態に係るエネルギー認識ネットワークプロトコルを実装することによって達成され得る。具体的には、ツリーのようなネットワークアーキテクチャが、長寿命バッテリにより駆動されるノードがこのツリーの終端で使用されるような局面において使用され得る。
図6は、一実施形態に係る非対称ツリーネットワークアーキテクチャを有するシステムを示す。システム600は、ワイヤレス制御デバイス612を有する1つのハブ610と、各々がそれぞれワイヤレスデバイス621、631及び641を含む3つのノード620、630及び640と、を含む。各ワイヤレスデバイスは、RF回路(例えば、送信機機能及び受信機能を有するトランシーバ、送信機及び受信機)を含んで、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおけるハブ610のワイヤレス制御デバイスとの間における、通信622、624、632、634、642及び644を含む双方向通信を可能にしている。例えば、センサノード630は、通信632(例えば、センサノード630の送信通信)を送信し、通信634(例えば、センサノード630の受信通信)をハブ610から受信する。ハブ610の観点からは、通信632は受信通信であり、通信634はハブにとっては送信通信である。ワイヤレス制御デバイスは、各ワイヤレスデバイスについて送信機を送信可能にしかつ受信機を受信可能にするスケジュールされたタイミングを決定して、ノード620、630及び640のワイヤレスデバイスの電力消費を低減するように構成されている。
一実施形態では、ハブ610が主電源(例えば、交流(AC)電力供給)によって電力供給され、上記複数のノードがそれぞれバッテリ電源又は別のエネルギー源(主電源ではない)により電力供給されて、無線非対称ネットワークが形成される。
上記ノードの各ワイヤレスデバイスについて送信機に電力を供給しかつ受信機に電力を供給するスケジュールされたタイミングは、ハブと、上記ノードの各ワイヤレスデバイスとの間の通信のタイミングに基づいて決定される。
一例では、上記ノードの各ワイヤレスデバイスについての送信機は、1つの時間区間の5%未満送信するように動作可能であり、第1の複数のノードの各ワイヤレスデバイスについての受信機は、1つの時間区間の5%未満受信するように動作可能である。別の例では、上記ノードの各ワイヤレスデバイスについての送信機は、1つの時間区間の1%未満送信するように動作可能であり、上記ノードの各ワイヤレスデバイスの受信機は、1つの時間区間の1%未満受信するように動作可能である。上記ノードは、ワイヤレスデバイスの送信機及び受信機がそれぞれ送信及び受信のために動作可能でないときには、非通信状態にある。
センサノードは、家庭及びオフィスの完全性及びセキュリティを含む様々なアプリケーションのための、画像センサ、水分センサ、温度センサ、湿度センサ、空気質センサ、光センサ、モーションセンサ及びオーディオセンサ等を含む、1又はそれ以上のセンサを含む。例えば、モーションセンサは、ドア又は窓がロック解除されているかどうかを決定するために動作を感知し、画像センサは、画像を取得して、侵入者が家又は建物に侵入したかどうかを判断することができる。この場合、アラーム又は警告信号が、家の所有者又は建物の所有者のデバイス(例えば、ソースデバイス、クライアントデバイス、モバイルデバイス、タブレットデバイス、コンピューティングデバイス等)に送信され得る。
別の例では、水分センサは、家庭又は建物が潜在的な漏れ又は湿気の問題を有するかどうかを決定することができる。これらの実施形態の幾つかでは、センサがその割り当てられたタイムスロット又は送信ウィンドウを待たずに通信することがときには望ましいことがある。例えば、このような状況は、警報センサが侵入者を検出したときに起こり得る。この場合、センサは直ちに送信することができ、ハブは十分な電力を有し常に受信するように動作可能であるので、ハブは情報を受信する。他方、このようなネットワークは、通常の動作中に、ハブに制御される送信ウィンドウ及び受信ウィンドウによって達成される電力削減から恩恵を依然として受けるであろう。
特定の実施形態では、多数のハブが互いに通信し、多数のノードが多数のハブと通信し、ハブ及びノードが、マルチレベルのツリーネットワークを実装するために、複数の階層に編成され得る。
図7は、一実施形態に係る、多数のハブを有する非対称ツリー及びメッシュネットワークアーキテクチャを備えたシステムを示す。システム700は、ワイヤレス制御デバイス712を有する中央ハブ710と、ワイヤレス制御デバイス721を有するハブ720と、ワイヤレス制御デバイス783を有するハブ782と、ワイヤレス制御デバイスnを有するハブnを含むさらなるハブと、を含む。図示されていないさらなるハブは、中央ハブ710又は他のハブと通信することができ、又は、さらなる中央ハブであり得る。各ハブは、他のハブ及び1又はそれ以上のセンサノードと双方向に通信する。ハブは、また、デバイス780(例えば、クライアントデバイス、モバイルデバイス、タブレットデバイス、コンピューティングデバイス、スマート装置、スマートTV等)を含む他のデバイスと双方向に通信するように設計されている。
センサノード730、740、750、760、770、788、792、n及びn+1(又は端末ノード)の各々は、それぞれ、ワイヤレスデバイス731、741、751、761、771、789、793、n及びn+1を含む。センサノードは、より上位のハブ又はノードとの上り通信のみを有し、かつ、別のハブ又はノードとの下り通信を有さない場合には、端末ノードである。各ワイヤレスデバイスは、送信機及び受信機(又はトランシーバ)を備えたRF回路を含んで、ハブ又は他のセンサノードとの双方向通信を可能にする。
一実施形態では、中央ハブ710は、ハブ720、782、ハブn、デバイス780、並びに、ノード760及び770と通信する。これらの通信は、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおける、通信732、734、742、744、752、754、774、772、764、781、784、786、714及び712を含む。ワイヤレス制御デバイス711を有する中央ハブは、他のハブに通信を送信し、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを制御及び監視するために他のハブから通信を受信するように構成される。
ハブ720は、中央ハブ710、並びに、センサノード730、740及び750と通信する。これらのセンサノードとの通信は、通信732、734、742、744、752及び754を含む。例えば、ハブ720の観点からは、通信732がこのハブにより受信され、通信734がセンサノードに送信される。センサノード730の観点からは、通信732がハブ720に送信され、通信734がこのハブから受信される。
ワイヤレス制御デバイス721は、各ワイヤレスデバイス731、741、750について送信機を送信可能にしかつ受信機を受信可能にするスケジュールされたタイミングを決定して、ノード730、740及び750のワイヤレスデバイスの電力消費を低減するように構成される。
中央ハブ710のワイヤレス制御デバイス711は、各ワイヤレスデバイスについて送信機を送信可能にしかつ受信機を受信可能にするスケジュールされたタイミングを決定して、ノードのワイヤレスデバイスの電力消費を低減するように構成される。例えば、中央ハブ710のワイヤレス制御デバイス711は、各ワイヤレスデバイス761及び771について送信機を送信可能にしかつ受信機を受信可能にするスケジュールされたタイミングを決定して、ノード760及び770のワイヤレスデバイスの電力消費を低減するように構成される。
別の例では、中央ハブ710のワイヤレス制御デバイス711は、ハブ720、782及びnの各ワイヤレス制御デバイスについて送信機を送信可能にしかつ受信機を受信可能にするスケジュールされたタイミングを決定して、特にこれらのハブが主電源によって電力供給されていない場合に、これらのハブの電力消費を低減するように構成される。
一実施形態では、中央ハブ710、ハブ720、ハブ782及びハブnが主電源により電力を供給され、センサノードの各々がバッテリ電源又は別のエネルギー源(主電源ではない)により電力を供給されて、ワイヤレス非対称ネットワークが形成される。ノードの各ワイヤレスデバイスについて送信機を送信可能にしかつ受信機を受信可能にするスケジュールされたタイミングは、ハブとノードの関連するワイヤレスデバイスとの間における通信のタイミングに基づいて決定される。
図6又は図7に示されたアーキテクチャを使用することにより、長いバッテリ寿命を必要とするノードが通信に費やされるエネルギーを最小限に抑え、また、ツリー階層内のより高いレベルのノードが、利用可能なエネルギー源を使用して実装されるか、又は、これに代えてより大きな容量を提供するか若しくはより短いバッテリ寿命を提供するバッテリを使用し得る。バッテリにより駆動される端末ノードにおける長いバッテリ寿命を容易にするために、これらのノードとそれらの上位レベルの対応物(以下「最低レベルのハブ」という。)との間の通信は、最低レベルのハブと端末ノードとの間において最小限の送信及び受信トラフィックが生ずるように、確立され得る。
一実施形態では、ノードは、低エネルギーの非通信状態において大抵の時間(例えば、時間の90%超、時間の95%超、時間の約98%又は98%超)を費やす。ノードが起きて通信状態に入ると、ノードは最低レベルのハブにデータを送信することが可能である。このデータは、ノード識別情報、センサデータ、ノード状態情報、同期情報、位置特定情報、及び、ワイヤレスセンサネットワークに関する他のそのような情報を含むことができる。
送信のタイミングに関連する決定論的な手法において、ノードは、次に、ツリーネットワークアーキテクチャ又はツリー及びメッシュネットワークアーキテクチャ内の最低レベルのハブ又は他の通信可能なデバイスにより送信されたデータの受信を可能にするように動作することもできる。受信のタイミングは送信のタイミングに関係するので、端末ノードは、RF回路の受信機の受信無線を受信モードにおいてアクティブに保ちながら過度のエネルギーを消費しない。さらに、例えば、最低レベルのハブにおけるRF回路の送信無線は、端末ノードからの送信信号のタイミングに基づいて、端末ノードの受信無線がいつアクティブであるかを認識している。ネットワークアーキテクチャにおける最低レベルのハブ及び他のデバイスは、エネルギー制約がないので、それらの受信無線を、通信を受信するための動作可能なモード(例えば、受信モード)にかなりの時間維持することができる、ということに留意されたい。ハブにより送信され、端末ノードにより受信されたデータは、命令、構成情報、ノード識別情報、タイミング情報、及び、ワイヤレスセンサネットワークに関する他のそのような情報を含むことができる。
ハブは、本発明の実施形態に係る多数の方法により物理的に実装することができるものである。図8Aは、一実施形態に係る電力コンセントについてのオーバーレイ800として実装されたハブの例示的な実施形態を示す。オーバーレイ800(例えば、フェイスプレート)は、ハブ810と、このハブを電気コンセント802に結合する接続812(例えば、通信リンク、信号線、電気接続等)と、を含む。これに代えて(又はこれに加えて)、このハブはコンセント804に接続される。オーバーレイ800は、安全及び審美的な目的のために、電気コンセント802及び804を覆うか又は取り囲む。
図8Bは、一実施形態に係る電力コンセントについてのオーバーレイとして実装されたハブ820のブロック図を分解して示す例示的な実施形態を示す。ハブ820は、周期的に方向を反転させる交流(AC)を、1つの方向のみに流れる直流(DC)に変換する電源整流器830を含む。電源整流器830は、接続812(例えば、通信リンク、信号線、電気接続等)を介してコンセント820からACを受け取り、ACをDCに変換して、接続832(例えば、通信リンク、信号線、電気接続等)を介してコントローラ回路840に電力を供給し、かつ、接続834(例えば、通信リンク、信号線、電気接続等)を介してRF回路850に電力を供給する。コントローラ回路840は、メモリ842を含むか、又は、本明細書において議論されるワイヤレス非対称ネットワークを形成及び監視するためにハブの動作を制御するコントローラ回路840の処理ロジック844(例えば、1又はそれ以上の処理ユニット)により実行される命令を記憶するメモリに結合される。RF回路850は、ワイヤレスセンサノードとのアンテナ852を介した双方向通信を送受信する、トランシーバ、又は、別々の送信機854及び受信機856の機能を含むことができる。RF回路850は、接続834(例えば、通信リンク、信号線、電気接続等)を介してコントローラ回路840と双方向に通信する。ハブ820がワイヤレス制御デバイス820であってもよいし、又は、コントローラ回路840、RF回路850及びアンテナ852が組み合わさって本明細書で議論されるワイヤレス制御デバイスを形成してもよい。
図9Aは、一実施形態に係る、コンピュータシステム、機器又は通信ハブ内に配置するためのカードとして実装されたハブの例示的な実施形態を示す。カード962は、矢印963により示されるように、システム960(例えば、コンピュータシステム、機器又は通信ハブ)に挿入され得る。
図9Bは、一実施形態に係る、コンピュータシステム、機器又は通信ハブ内に配置するためのカードとして実装されたハブ964のブロック図の例示的な実施形態を示す。ハブ964は、接続部974(例えば、通信リンク、信号線、電気接続等)を介してコントローラ回路968に電力(例えばDC電源)を供給しかつ接続976(例えば、通信リンク、信号線、電気接続等)を介してRF回路970に電力を供給する電源966を含む。コントローラ回路968は、メモリ961を含むか、又は、本明細書において議論されるワイヤレス非対称ネットワークを形成及び監視するためにハブの動作を制御するコントローラ回路968の処理ロジック963(例えば1又はそれ以上の処理ユニット)により実行される命令を記憶するメモリに結合される。

RF回路970は、ワイヤレスセンサノードとのアンテナ(又は複数のアンテナ)978を介して双方向通信を送受信するトランシーバ、又は、別々の送信機975及び受信機977の機能を含むことができる。RF回路970は、接続972(例えば、通信リンク、信号線、電気接続等)を介してコントローラ回路968と双方向に通信する。ハブ964は、ワイヤレス制御デバイス964であってもよいし、又は、コントローラ回路968、RF回路970及びアンテナ978が組み合わさって本明細書において議論されるワイヤレス制御デバイスを形成してもよい。
図9Cは、一実施形態に係る、機器(例えば、スマート洗濯機、スマート冷蔵庫、スマートサーモスタット、他のスマート機器等)内に実装されたハブの例示的実施形態を示す。機器980(例えばスマート洗濯機)はハブ982を含む。
図9Dは、一実施形態に係る、機器(例えば、スマート洗濯機、スマー冷蔵庫、スマートサーモスタット、他のスマート機器等)内に実装されたハブ984のブロック図を分解して示す例示的な実施形態を示す。このハブは、接続部996(例えば、通信リンク、信号線、電気接続等)を介してコントローラ回路990に電力(例えばDC電源)を供給し、接続998(例えば、通信リンク、信号線、電気接続等)を介してRF回路992に電力を供給する。コントローラ回路990は、メモリ986を含むか、又は、ワイヤレス非対称ネットワークを形成及び監視するためにハブの動作を制御するコントローラ回路990の処理ロジック988(例えば、1又はそれ以上の処理ユニット)により実行される命令を格納するメモリに結合される。RF回路992は、ワイヤレスセンサノードとアンテナ(又は複数のアンテナ)999を介して双方向通信を送受信するトランシーバ、又は、別々の送信機994及び受信機995の機能を含むことができる。RF回路992は、接続994(例えば、通信リンク、信号線、電気接続等)を介してコントローラ回路990と双方向に通信する。ハブ984は、ワイヤレス制御デバイス984であってもよいし、又は、コントローラ回路990、RF回路992及びアンテナ999が組み合わさって本明細書において議論されるワイヤレス制御デバイスを形成してもよい。
図10は、一実施形態に係る、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャのための通信を提供する方法に関するフローチャートを示す。方法1000の動作は、ワイヤレスデバイス、ハブ(例えば装置)のワイヤレス制御デバイス、又は、処理回路若しくは処理ロジックを含むシステムによって実行されてもよい。処理ロジックは、ハードウェア(回路、専用ロジック等)、ソフトウェア(汎用コンピュータシステム、専用マシン若しくはデバイス上で実行されるもの等)、又は、これら両方の組み合わせを含むことができる。一実施形態では、ハブが方法1000の動作を実行する。
動作1002において、ワイヤレス制御デバイスを有するハブの処理ロジックが、命令及び構成情報を含む通信を複数のノードに送信する。ノード識別情報、タイミング情報、及び、他の情報を含む他の情報も、送信される通信に含まれ得る。一例では、ハブのRF回路が通信を送信及び受信する。動作1004において、ハブが、送信機及び受信機(又はトランシーバ)を備えたワイヤレスデバイスを各々が有する複数のノードからの通信を受信して、ハブとの双方向通信を可能にし、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャが形成される。動作1006において、ハブの処理ロジック(例えば1又はそれ以上の処理ユニット)が、各ワイヤレスデバイスについて送信機(又はトランシーバの送信機機能)を送信可能にしかつ受信機(又はトランシーバの受信機機能)を受信可能にするスケジュールされたタイミングを決定して、複数のノードのワイヤレスデバイスの電力消費を低減する。
一例では、ハブが主電源により電力を供給され、複数のノードの各々がバッテリ電源又は別のエネルギー源により電力を供給されて、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャが形成される。
一実施形態では、各ワイヤレスデバイスについて送信機(又はトランシーバの送信機機能)を送信可能にしかつ受信機(又はトランシーバの受信機機能)を受信可能にするスケジュールされたタイミングは、ハブと複数のノードの各ワイヤレスデバイスとの間の通信のタイミングに基づいて決定される。一例では、ノードの少なくとも1つのワイヤレスデバイスについて受信機(又はトランシーバの受信機機能)を受信可能にするスケジュールされたタイミングは、上記少なくとも1つのワイヤレスデバイスから上記ハブに送信されている通信のタイミングに基づいて決定される。
一例では、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャは、ワイヤレスツリー非対称ネットワークアーキテクチャを含む。別の例では、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャは、ワイヤレスツリー及びメッシュ非対称ネットワークアーキテクチャを含む。
一実施形態では、ハブは、ネットワークにおける衝突を回避するために、将来の送信/受信通信のタイミングをシフトするように、上記ノードのうちの1又はそれ以上に対して指示することができる。図11は、一実施形態に係る、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャの衝突を回避するために送信及び受信通信をシフトするための時間シーケンスを示す。図11は、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャのハブ及びノード1〜4に対する送信及び受信タイムラインを示す。最初に、ノード1が、送信タイムライン(TX)の送信ウィンドウ1110の間にハブに対して通信を送信する。この実施形態では、ハブは、このハブの連続した受信ウィンドウ1108により示されるように、連続的にリッスンしている。次いで、ハブは、ノード1の受信タイムライン(RX)の受信ウィンドウ1112に対するタイミングを決定するために、ノード1の送信ウィンドウから分離した受信ウィンドウを減じる計算を行う。ハブは、ハブの送信ウィンドウ1114の期間中にノード1に対して通信を送信し、ノード1の受信ウィンドウ1112は、この通信を受信する。言い換えると、ノード1のワイヤレスデバイスのRF回路の受信機(又はトランシーバの受信機機能)は、通信を受信するために、受信ウィンドウ1112の期間中において受信する動作が可能である。
同様に、ハブは、ノード2と通信するか又は処理を行う。ノード2は、ノード2の送信タイムライン(TX)の送信ウインドウ1116の期間中にハブに通信を送信する。次に、ハブは、ノード2の受信タイムライン(RX)の受信ウィンドウ1120に対するタイミングを決定するために、ノード2の送信ウィンドウから分離した受信ウィンドウを減じる計算を行う。ハブは、ハブの送信ウィンドウ1118の期間中にノード2に対して通信を送信し、ノード2の受信ウィンドウ1120がこの通信を受信する。
次に、ハブは、ノード3の送信ウィンドウ1122の期間中にノード3からの通信を検出し、同時に、又は、略同時に、ノード4の送信ウィンドウ1124の期間中にノード4からの通信も検出する。この衝突時間1130では、ハブは衝突1131が発生したことを検出する(例えば、送信の一部又は全部が理解不能又は不可逆的に文字化けしていることをハブが検出した場合)。言い換えると、ノード3及びノード4からの通信は、衝突時間1130において、又は、その付近で、ハブによって受信される理解不能な送信(例えば、不可逆的に文字化けした送信)を形成するために結合される。次に、ハブは、理解不能な又は文字化けした送信ウィンドウ(例えば、送信ウィンドウ1122及び1124)の期間中に、理解不能な又は文字化けした送信を送信した任意のノードの次の受信ウィンドウを計算することができる。ノード3及び4のための当該次の受信ウィンドウ(例えば、受信ウィンドウ1132および1134)、又は、任意の更なる後続の受信ウィンドウ(例えば、受信ウィンドウ1145および1147)において、送信ウィンドウ1126を有するハブは、衝突するノード(例えば、ノード3及び4)に対して、図11に示されるように、対応する送信及び受信ウィンドウを異なる時間遅延又は期間だけシフトするように指示する。この例では、ノード3の送信ウィンドウ1122から送信ウィンドウ1144への時間遅延又はシフト1150は、送信ウィンドウ1144及び送信ウィンドウ1146の期間中における送信に基づく衝突を回避するために、ノード4の送信ウィンドウ1124から送信ウィンドウ1146への時間遅延又はシフト1152よりも少ない。
この時間遅延又はシフトは、例えば、各ノード内の乱数発生器を用いてランダムに決定されてもよく、又は、ハブによって決定及び指示されてもよい。ハブは、利用可能な将来のウィンドウから選択し、それらをセットとして衝突ノードに提供し得る。これらの衝突ノードは、例えば、その後、これらのうちの1つをランダムに選択することができる。この選択が行われると、将来のウィンドウに対して衝突が回避されるはずである。一方、次のウィンドウで衝突が再び発生した場合(例えば、衝突したノードのうちの2つが同じタイムシフトをたまたま選択したため)、処理は、全ての衝突が回避されるまで繰り返すことができる。このように、ハブは、ノードから過剰な複雑さを要求することなく、ネットワーク全体の動作を調停することができ、この結果、ノードの動作のために必要とされるエネルギーを低減することができる。
図12は、一実施形態に係るワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおける通信の調停及び衝突回避の方法を示す。方法1200の動作は、ワイヤレスデバイス、ハブ(例えば、装置)のワイヤレス制御デバイス、又は、処理回路若しくは処理ロジックを含むシステムによって実行され得る。処理ロジックは、ハードウェア(回路、専用ロジック等)、ソフトウェア(汎用コンピュータシステム、又は、専用マシン若しくはデバイス上で実行されるもの等)、又は、その両方の組み合わせを含み得る。一実施形態において、ハブが方法1200の動作を実行する。
動作1202では、ハブの受信機(例えば、RF回路、トランシーバの受信機機能)は、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャ内の複数のノードのうちの少なくとも1つのノードからの通信(例えば送信)を検出する。各ノードは、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを形成するためにハブとの双方向通信を可能とする送信機及び受信機(又はトランシーバの送信機及び受信機機能)を有する無線デバイスを含み、又は、当該無線デバイスである。動作1204において、ハブの処理ロジックは、通信の少なくとも一部(例えば、25%、50%、75%)が、他の通信又はRF源からの干渉に潜在的に基づいて、ハブの処理回路、又は、ハブに接続された処理回路にとって理解不能である(例えば文字化けしている、歪んでいる)かどうかを決定する。
動作1206では、通信が理解可能であると判定された場合、ハブの処理ロジックは、通信を送信したノードを識別し、また、送信ノードのための次の又は後続の受信ウィンドウを決定する。動作1208では、ハブの送信機(又はトランシーバの送信機機能)は、必要又は適切である場合、決定された次の又は後続の受信ウィンドウの期間中に、このノードに通信を送信する。
動作1210では、通信の少なくとも一部が理解不能であると判定されたときには、ハブの処理ロジックは、異なるノードから略同時に送信された通信の衝突が発生しそうかどうかを判定する(例えば、衝突の発生確率がおよそ50パーセント以上)。そうである場合、ハブの処理ロジックは、動作1212において、衝突ノードに対する次の又は後続の受信ウィンドウを演算する。衝突ノードの受信ウィンドウの期間中において、ハブ(例えば、ハブの送信機、ハブのトランシーバの送信機機能)は、衝突するノードに対して、異なる時間間隔又はランダムに決定された時間間隔だけ次の送信ウィンドウをシフトするためのノードに対する命令を伴って、通信を送信する。例えば、第1のノードは、ハブからの第1の通信に基づいて、第1の時間間隔で次の送信ウィンドウをシフトすることを指示される一方、第2のノードは、ハブからの第2の通信に基づいて、第2の時間間隔で次の送信ウィンドウをシフトすることを指示される。この例において、第1及び第2の時間間隔は、第1及び第2のノードの将来の送信からの衝突を回避するのに十分な程度に異なっている。
ハブの処理ロジックが、動作1210において、異なるノードから略同時に送信された通信の衝突が生じていなさそうであると判断した場合、その後の動作1216では、ハブの処理ロジックは、少なくとも一部が、ハブの処理回路又はハブに接続された処理回路にとって理解不能である通信を送信したノードに対する次の又は後続の受信ウィンドウを決定する。動作1218では、計算されたノードの次の又は後続の受信ウィンドウの期間中において、ハブの処理ロジックは、ハブからノードに通信を送信し、当該通信は、ノードからの以前の通信の反復送信(再送信)を要求する。
一実施形態では、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを提供するための装置(例えば、ハブ、ワイヤレス制御デバイス等)は、命令を格納するメモリ(例えば、メモリ842、メモリ961、メモリ986、メモリ1886)と、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおける通信を確立及び制御するための命令を実行する処理ロジック(例えば、1又はそれ以上の処理ユニット、処理ロジック844、処理ロジック963、処理ロジック988、処理ロジック1888)と、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおける通信を送受信する無線周波数(RF)回路と、を含む。RF回路(RF回路850、RF回路970、RF回路992、RF回路1890)は、送信機及び受信機(又はトランシーバの送信機機能及び受信機機能性)を備えたワイヤレスデバイスを各々が有する複数のノードに対して通信を送信して、ワイヤレス非対称ネットワークにおいてハブのRF回路との双方向通信を可能にするものである。処理ロジック(例えば、1又はそれ以上の処理ユニット)は、上記装置に通信を送信する各ワイヤレスデバイス(例えば、センサノード、端末ノード)の送信機のための送信ウィンドウ及び受信機のための受信ウィンドウを決定し、かつ、上記ワイヤレスデバイスから受信された通信の衝突を回避するためのアンチコリジョン機能を提供するよう、命令を実行するように構成されている。
一例では、上記装置が主電源により電力を供給され、上記複数のノードの各々がバッテリ電源又は別のエネルギー源(主電源ではない)により電力を供給されて、ワイヤレス非対称ネットワークが形成される。
一実施形態では、ハブの処理ロジック(例えば、1又はそれ以上の処理ユニット)は、命令を実行して、第1のノードから受信した通信について衝突が発生したかどうかを決定するように、さらに、第1のノード及び第2のノードからの通信の衝突が発生した場合に、第1のノード及び第2のノードについての次の又は後続の受信ウィンドウを計算するように、構成される。
一例では、ハブの処理ロジック(例えば、1又はそれ以上の処理ユニット)は、命令を実行して、第1のノード及び第2のノードの各々に対して通信を送信するように構成されており、各ノードについての各通信は、第1のノード及び第2のノードの受信ウィンドウの期間中に、異なる時間区間又はランダムに決定された時間区間だけ各ノードについての次の送信ウィンドウのシフトを生じさせる。
ハブの処理ロジック(例えば1又はそれ以上の処理ユニット)は、第1のノード及び第2のノードから受信された通信について衝突が発生したときに、命令を実行して、少なくとも1つの乱数を生成するように、さらに、少なくとも1つのノードのための将来の送信ウィンドウ及び将来の受信ウィンドウのうちの少なくとも一方を上記少なくとも1つの乱数に基づいてシフトするように、構成される。一例では、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャは、建物内又は建物の近くの状態を保護及び監視するために、建物内又は建物の近くに実装される。
一実施形態では、ツリーネットワークアーキテクチャ又はツリー及びメッシュネットワークアーキテクチャの様々な上位レベルにおけるハブ間において、更なる通信が提供され得る。この通信は、端末ノードから受信されたデータ、又は、端末ノードに送信されるべきデータ、構成情報、タイミング情報、ハブ及び/又はノード識別情報といったようなものを伝送することを含むことができる。
本明細書において説明されるハブとノードとの間の通信は、様々な手段を用いて実現することができ、無線周波数を用いた直接的なワイヤレス通信、住宅、アパート、商業ビル等の中の電気配線上に信号を変調することによって実現される電力線通信、802.11a、802.11b、802.11n、802.11ac、及び、当業者にとって明らかである他の同様のWiFi通信プロトコル等の標準的なWiFi通信プロトコルを用いたWiFi通信、GPRS、EDGE、3G、HSPDA、LTE、及び、当業者にとって明らかである他の同様のセルラ通信プロトコル等のセルラ通信、Bluetooth(登録商標)通信、Zigbeeのような周知の無線センサネットワークプロトコルを用いた通信、並びに、当業者にとって明らかである他の有線又は無線の通信方式を、これらに限定することなく含む。
端末ノードとハブとの間の無線周波数通信の実装は、様々な方法により行うことができるものである。一実施形態では、超広帯域通信(UWB)を使用して通信が達成され得る。UWBには幾つかの利点がある。例えば、UWB通信は、マルチパス干渉に関連する問題に対してより良好な耐性を提供する。狭帯域システムでは、例えば照準線信号に加えられた表面に反射する時間遅延信号が信号強度及び完全性の低下を引き起こし得ることが周知である。一方、UWBでは、パルス幅が短いため、一般に劣化が抑制される。UWBは、また、多数の同時に通信するノードを有するワイヤレスセンサネットワークにおいて有用な、より良いチャネルの利用を提供する。UWBはより良い伝搬特性を提供するので、屋内環境に存在する壁等は、多くの狭帯域ネットワークの場合における程著しくは、ネットワーク性能を低下させない。UWBは、インダクタ、コンデンサ等といったようなRF部品の使用をより少なくして、はるかに単純な無線アーキテクチャを可能にもする。これは、低電力環境において有利である。何となれば、通常、一般にこれらの部品に対する電力供給が全体的な電力消費を増加させるからである。したがって、UWBは、端末ノードにおいてバッテリにより駆動されるUWB無線についてのバッテリ寿命を改善するという観点において有利である。
さらに、UWBは、比較的簡単な方法によりセンサの位置特定を実施することができる。図13は、一実施形態に係る、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャのためのセンサの位置特定の実装を提供する方法に関するフローチャートを示す。方法1300の動作は、ワイヤレスデバイス、ハブ(例えば装置)のワイヤレス制御デバイス、又は、処理回路若しくは処理ロジックを含むシステム、によって実行され得る。処理ロジックは、ハードウェア(回路、専用ロジック等)、ソフトウェア(汎用コンピュータシステム、専用マシン、若しくは、デバイス上で実行されるもの等)、又は、その両方の組み合わせを含むことができる。一実施形態では、ハブが方法1300の動作を実行する。
動作1301において、無線周波数(RF)回路及び少なくとも1つのアンテナを有するハブは、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャ内の複数のセンサノードに通信を送信する。動作1302において、ハブのRF回路及び少なくとも1つのアンテナは、ワイヤレス非対称ネットワークにおけるハブのRF回路との双方向通信を可能にするために送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスを各々有する複数のセンサノードからの通信を受信する。動作1303において、ハブの処理ロジック(例えば1又はそれ以上の処理ユニット)は、各センサノードからの通信を受信することに基づいて、複数のセンサノードについての位置情報(例えば、正確な位置情報)を決定する。要求される精度のレベルは、センサネットワークが配備されているアプリケーションのニーズに基づいて選択され得る。例えば、位置精度はいずれの方向においても1メートル(m)よりも良い可能性があるので、典型的な屋内又は近くの屋内の環境では、センサのおおよその位置が分かり、2又はそれ以上の任意のセンサの位置の正確性において重なりがほとんどないか又はない。より高い精度が必要とされる用途では、10センチメートル(cm)より良好な位置の精度が得られるので、各センサノードの正確な位置が分かる。
一例では、ハブが主電源により電力を供給され、複数のセンサノードの各々がバッテリ電源又は別のエネルギー源(主電源ではない)により電力を供給されて、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャが形成される。
一例では、ハブの1又はそれ以上の処理ユニットは、複数のセンサノードから受信した通信についての、到来角度情報、信号強度情報、及び、到来時間情報、のうちの少なくとも1つに基づいて、複数のセンサノードについての位置情報を決定する。
別の例では、1又はそれ以上の処理ユニットは、最も強い信号成分を用いて到来角度を決定するための到来角度情報に基づいて、マルチパス環境において最短の直接パスを識別するための情報(これは複数のセンサノードからの通信について、到来時間情報から決定される)と組み合わせて、複数のセンサノードについての位置情報を決定する。
一例では、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャは、ワイヤレスツリー非対称ネットワークアーキテクチャ、並びに、ワイヤレスツリー及びメッシュ非対称ネットワークアーキテクチャのうちの少なくとも一方を含む。
一実施形態では、ハブの少なくとも1つのアンテナは、超広帯域(UWB)通信を複数のセンサノードに送信し、複数のセンサノードからUWB通信を受信する。
ノードからUWB伝送を受信するハブは、例えば、到来角度(AOA)、信号強度(SS)及び/又は到来時間(TOA)情報を使用してノードの位置を決定することができる。AOA情報は、ハブの多数のアンテナを使用して決定され、最も強い信号成分を有する到来角度の決定を可能にする。TOAから決定することができる最も直接的なパスを識別する情報と組み合わせて、センサ位置が確立され得る。UWBで使用される短いパルスに起因して、TOAの精度は、特にマルチパスを有する環境において高くなり得る。同様に、SS情報は、ノードからのセンサ距離を推定するために使用され、AOAと組み合わされてセンサの位置特定を提供することができる。一例では、UWBをベースにしたセンサ位置特定のための全体的なアーキテクチャが図14に示される。
図14は、一実施形態に係る、センサの位置特定を可能にするための、装置(例えば、ハブ)における多数のアンテナ及びマルチパス環境の使用を示す。環境1400は、壁1330、1331及び1332を含む。ハブ1310は、アンテナ1311、1312及び1313を含む。センサノード1は、アンテナ1321を含み、センサノード2は、アンテナ1322を含む。ハブ1310は、例えば、ノード1及び2から伝送1340〜1347(例えばUWB伝送)を受信した場合に、到来角度(AOA)、信号強度(SS)及び/又は到来時間(TOA)情報を使用してノード1及びノード2の位置を決定することができる。(伝送1346についての第1パス、及び、壁1332に反射した伝送1347についての第2パス、といったような、壁又は他の物体からの反射に基づいた)マルチパスの効果は、信号1348対時間1349の2つのピークにより示されているように、短いUWBパルスに起因して収容され得る。伝送1348は、伝送1346と伝送1347との組み合わせを表す。第1ピーク1334は送信1346を表し、第2ピーク1336は伝送1347を表す。AOA情報は、ハブ1310の多数のアンテナ1311〜1313を用いて決定されて、最も強い信号成分を用いた到来角度の決定を可能にする。TOAから決定可能な最も直接的なパスを識別する情報と組み合わせて、ノード1及び2のセンサ位置が確立され得る。UWBで使用される短いパルスに起因して、TOAの精度は、特に多数のパスを有する環境において高くなる。同様に、SS情報は、ノードからのセンサ距離を推定するために使用され、AOAと組み合わされて、センサの位置特定を提供することができる。
一実施形態では、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを提供するための装置(例えば、ハブ610、ハブ710、ハブ720、ハブ782、ハブn、ハブ820、ハブ964、ハブ1310及びハブ1882)は、命令を記憶するためのメモリ(例えば、メモリ842、メモリ961、メモリ986、メモリ1886)と、命令を実行して、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を確立及び制御するためのハブの処理ロジック(例えば、1又はそれ以上の処理ユニット、処理ロジック844、処理ロジック963、処理ロジック988、処理ロジック1888)と、多数のアンテナ(アンテナ852、アンテナ978、アンテナ999、アンテナ1311、1312及び1313)を含んでワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を送受信するための無線周波数(RF)回路(RF回路850、RF回路970、RF回路992、RF回路1890)と、を含む。
RF回路及び複数のアンテナは、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおける装置のRF回路との双方向通信を可能にするために、送信機及び受信機(又はトランシーバの送信機機能及び受信機機能)を備えたワイヤレスデバイスを各々が有する複数のセンサノード(例えばノード1、ノード2)に対して通信を送信するものである。処理ロジック(例えば、1又はそれ以上の処理ユニット)は、命令を実行して、各センサノードからの通信を受信することに基づいて複数のセンサノードについての位置情報を決定するように構成される。
一実施形態では、装置が主電源により電力を供給され、複数のセンサノードの各々がバッテリ電源又は別のエネルギー源(主電源ではない)により電力を供給されて、ワイヤレス非対称ネットワークが形成される。
一実施形態では、処理ロジック(例えば、1又はそれ以上の処理ユニット)は、命令を実行して、複数のセンサノードからの通信についての、到来角度情報、信号強度情報、及び、到来時間情報のうちの少なくとも1つに基づいて、複数のセンサノードについての位置情報を決定するように構成される。
一実施形態では、処理ロジック(例えば1又はそれ以上の処理ユニット)は、命令を実行して、最も強い信号成分を用いて到来角度を決定するための到来角度情報に基づいて、マルチパス環境において最短の直接パスを識別するための情報(これは複数のセンサノードからの通信について、到来時間情報から決定される)と組み合わせて、複数のセンサノードについての位置情報を決定する、ように構成される。
一例では、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャは、ワイヤレスツリー非対称ネットワークアーキテクチャ、並びに、ワイヤレスツリー及びメッシュ非対称ネットワークアーキテクチャのうちの少なくとも一方を含む。
一実施形態では、RF回路の複数のアンテナは、超広帯域(UWB)通信を複数のセンサノードに送信し、複数のセンサノードからUWB通信を受信する。
別の実施形態では、複数のハブが、センサノードから同時にデータを受信するために使用され得る。この用途では、SS又はTOA推定値を介して測定された距離から三角測量することによって、AOA決定を必要とせずにセンサの位置が確立され得る。この例が図15に示される。
図15は、一実施形態に係る位置特定(localization)を達成するための、単一のアンテナをそれぞれ有する多数のハブの使用を示す。環境1350は、壁1370、1371及び1372を含む。システム1354は、アンテナ1361を有するハブ1360と、アンテナ1363を有するハブ1362と、アンテナ1365を有するハブ1364と、を含む。これらのハブは互いに同期している。センサノード1382はアンテナ1383を含み、センサノード1380はアンテナ1381を含む。センサノード1380は、図15に示されているように、ハブ1360、1362及び1364に対してそれぞれ伝送1370〜1372を送信する。センサノード1382は、図15に示されているように、ハブ1360、1362及び1364に対してそれぞれ伝送1373〜1375を送信する。多数のハブにおける到来時間情報は、ノード1380及び1382の位置をマッピングするために用いられ得る。
一実施形態では、ワイヤレス非対称ネットワークを提供するシステム(例えばシステム1350)は、処理ロジック(例えば1又はそれ以上の処理ユニット)と、ワイヤレス非対称ネットワークにおいて通信を送受信するための第1のアンテナ(例えばアンテナ1361)と、を有する第1のハブ(例えばハブ1360)を含む。第2のハブ(例えばハブ1362)は、処理ロジック(例えば1又はそれ以上の処理ユニット)、及び、ワイヤレス非対称ネットワークにおける通信を送受信するための第2のアンテナ(例えばアンテナ1361)を含む。システムはまた、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて第1のハブ及び第2のハブとの双方向通信を可能にするために、送信機及び受信機(又はトランシーバの送信機機能及び受信機機能)を備えたワイヤレスデバイスを各々が有する複数のセンサノード(例えばノード1380及び1382)を含む。第1のハブ及び第2のハブの処理ロジック(例えばコントローラ回路の処理ロジック840、968、990)は、命令を実行して、各センサノードから通信を受信することに基づいて複数のセンサノードについての位置情報を決定するように構成される。
一例では、第1のハブが主電源により電力を供給され、複数のセンサノードの各々がバッテリ電源により電力を供給されて、ワイヤレス非対称ネットワークが形成される。
一実施形態では、第1のハブと第2のハブとは、互いに同期して、複数のセンサノードの位置情報を共有する。
一実施形態では、第1のハブ及び第2のハブの処理ロジック(例えば1又はそれ以上の処理ユニット)は、命令を実行して、受信した通信に関連した到来時間情報を介して測定された距離から三角測量に基づいて複数のセンサノードについての位置情報を決定する、ように構成される。
別の実施形態では、第1のハブ及び第2のハブの処理ロジック(例えば1又はそれ以上の処理ユニット)は、命令を実行して、受信した通信に関連した信号強度情報を介して測定された距離からの三角測量に基づいて複数のセンサノードについての位置情報を決定する、ように構成される。
一例では、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャは、ワイヤレスツリー非対称ネットワークアーキテクチャを含む。別の例では、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャは、ワイヤレスツリー及びメッシュ非対称ネットワークアーキテクチャを含む。
一実施形態では、第2のハブの処理ロジック(例えば1又はそれ以上の処理ユニット)は、命令を実行して、第1のハブに通信を送信し、かつ、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを制御及び監視するために第1のハブからの通信を受信する、ように構成される。
一実施形態では、第1のハブの第1のアンテナ及び第2のハブの第2のアンテナが、超広帯域(UWB)通信を複数のセンサノードに送信し、複数のセンサノードからUWB通信を受信する。
一実施形態では、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを提供するシステムが、センサノードの電力消費を低減するための電力管理機能を含む。システム(例えばシステム700)は、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおける通信及び電力消費を制御するように構成されたワイヤレス制御デバイスを有する第1のハブ(例えば、ハブ710、ハブ820、ハブ964、ハブ984、ハブ1882等)と、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおける第1のハブのワイヤレス制御デバイスとの双方向通信を可能とするために、少なくとも1つのセンサと送信機及び受信機(又はトランシーバの送信機機能及び受信機機能)を備えたワイヤレスデバイスとを各々が有する、第1の複数のセンサノード(例えば、センサノード731、741、751、センサノード761、771、センサノード788、792、センサノードn、n+1等)と、を含む。
第1のハブのワイヤレス制御デバイスは、各ワイヤレスデバイスについて、送信機(又はトランシーバの送信機機能)の送信ウィンドウに関して時間的に近い第1時間区間の期間において、及び、受信機(トランシーバの受信機機能)の受信ウィンドウに関して時間的に近い第2の時間区間の期間において、各センサノードを動作させるスケジュールされたタイミングを決定して、第1のセンサノードのワイヤレスデバイスの電力消費を低減する、ように構成されている。
1つの例では、第1のハブが主電源により電力を供給され、第1の複数のセンサノードの各々がバッテリ電源又は別のエネルギー源(主電源ではない)により電力を供給されて、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャが形成される。
一実施形態では、ワイヤレス制御デバイスは、各ワイヤレスデバイスについて、送信機(又はトランシーバの送信機機能)の送信ウィンドウ及び受信機(又はトランシーバの受信機機能)の受信ウィンドウのスケジュールされたタイミングを、複数のセンサノードの各ワイヤレスデバイスから通信を受信するタイミングに基づいて決定するように構成される。
一実施形態では、各センサノードは、第1の時間区間及び第2の時間区間の間、第1の電力消費レベルで動作する。例えば、各センサノードは、第1の時間区間及び第2の時間区間の外にあるときには第2の電力消費レベルで動作することができる。この例では、第1の消費電力レベルは第2の消費電力レベルよりも大きな消費電力を有する。
より具体的な実施形態では、各センサノードは、第1の時間区間及び第2の時間区間の間、第1のクロック速度で動作する。各センサノードは、第1の時間区間及び第2の時間区間の外にあるときには第2のクロック速度で動作する。第2のクロック速度は、第1のクロック速度と比較して各センサノードの電力消費を低減するような低減されたクロック速度であり得る。
一実施形態では、少なくとも1つのセンサノードが、充電用に設計された充電バッテリを含むバッテリ電源を用いて動作する。少なくとも1つのセンサノードは、キャパシタを含むか、又は、キャパシタに結合されて、充電バッテリを充電することによりバッテリ電源の深い放電を回避するために用いられるエネルギー取得からエネルギーを蓄えるものであってもよい。
別の実施形態では、少なくとも1つのセンサノードが、充電について意図されていない1次電池を含むバッテリ源により動作する。少なくとも1つのセンサノードは、キャパシタを含むか、又は、キャパシタに結合されて、エネルギー取得からエネルギーを蓄えて1次電池をトリクル充電し、ひいては、動作中にバッテリ源から引き出された又はバッテリ源の自己放電により失われたエネルギーを補償することにより効率的なバッテリ容量を増加させる。
一実施形態では、第2のハブ(例えば、ハブ720、ハブ782、ハブn、ハブ820、ハブ964、ハブ984、ハブ1882等)は、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信及び電力消費を制御するように構成されたワイヤレス制御デバイスと、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて第2のハブのワイヤレス制御デバイスとの双方向通信を可能とするために、少なくとも1つのセンサと、送信機及び受信機(又はトランシーバの送信機機能及び受信機機能)を備えたワイヤレスデバイスと、を各々が有する、第2の複数のセンサノード(例えば、センサノード731、741、751、センサノード761、771、センサノード788、792、センサノードn、n+1等)と、を含む。一例では、ワイヤレス制御デバイスは、各ワイヤレスデバイスについて、送信機(又はトランシーバの送信機機能)の送信ウィンドウに関連して時間的に近い第3の時間区間において、及び、受信機(又はトランシーバの受信機機能)の受信ウィンドウに関して時間的に近い第4の時間区間において、各センサノードを動作させるスケジュールされたタイミングを決定して、第2の複数のセンサノードのワイヤレスデバイスの電力消費を低減する、ように構成される。
一例では、第3の時間区間は、送信ウィンドウと略同一の時間区間であり、第4の時間区間は、受信ウィンドウと略同一の時間区間である。別の例では、第3の時間区間は、送信ウィンドウの1つの時間区間の直前に開始して送信ウィンドウの直後に完了する。第3の時間区間は、送信ウィンドウの時間区間より1〜10%長くされ得る。第4の時間区間は、受信ウィンドウの1つの時間区間の直前に開始して受信ウィンドウの直後に完了する。第4の時間区間は、受信ウィンドウの時間区間より1〜10%長くされ得る。
一実施形態では、無線非対称ネットワークアーキテクチャは、無線ツリー非対称ネットワークアーキテクチャを含む。 別の実施形態では、無線非対称ネットワークアーキテクチャは、無線ツリー及びメッシュ非対称ネットワークアーキテクチャを含む。
より高い周波数帯域の使用に基づく低消費電力の一実施形態では、第1のハブのワイヤレス制御デバイスは、2.4ギガヘルツ(GHz)よりも高い周波数帯域で動作する無線周波数(RF)回路を含む。第1の複数のノードの各ワイヤレスデバイスの送信機及び受信機(又はトランシーバの送信機機能及び受信機機能)は、また、各ワイヤレスデバイスについて、送信機のRF回路を動作可能にする第3の時間区間、及び、受信機のRF回路を動作可能にする第4の時間区間を最小にして、第1の複数のノードのワイヤレスデバイスの電力消費を低減するために、2.4GHzより高い周波数帯域で動作する。
別の実施形態では、第1のハブのRF回路は、5GHzよりも高い周波数帯域で動作する。第1の複数のノードの各ワイヤレスデバイスの送信機及び受信機(又はトランシーバの送信機機能及び受信機貴社)はまた、各ワイヤレスデバイスについて、送信機のRF回路を動作可能にする第3の時間区間、及び、受信機のRF回路を受信可能にする第4の時間区間を最小にして、第1の複数のノードのワイヤレスデバイスの電力消費を低減するために、受信機5GHzより高い周波数帯域で動作する。
一実施形態では、電力管理機能を有するワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを提供するための装置(例えば、ハブ610、ハブ720、ハブ782、ハブn、ハブ820、ハブ964、ハブ984、ハブ1882等)は、命令を記憶するためのメモリ(例えば、メモリ842、メモリ961、メモリ986、メモリ1886)と、命令を実行してワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を確立及び制御する処理ロジック(例えば、1又はそれ以上の処理ユニット、処理ロジック844、処理ロジック963、処理ロジック988、処理ロジック1888)と、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を送受信するための無線周波数(RF)回路(例えば、RF回路850、RF回路970、RF回路992、RF回路1890)と、を含む。RF回路は、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて装置のRF回路と双方向通信を可能とするために、少なくとも1つのセンサと送信機及び受信機(又はトランシーバの送信機機能及び受信機機能)を備えたワイヤレスデバイスとを各々が有する、複数のセンサノードに対して通信を送信する。1又はそれ以上の処理ユニットは、命令を実行して、少なくとも1つのワイヤレスデバイスについて、少なくとも1つのセンサノードを、ッ送信機(トランシーバの送信機機能)についての送信ウィンドウに関して時間的に近い第1の時間区間、及び、受信機(トランシーバの受信機機能)についての受信ウィンドウに関して時間的に近い第2の時間区間において動作させるスケジュールされたタイミングを決定して、第1の複数のセンサノードの少なくとも1つのワイヤレスデバイスの電力消費を低減する。
一例では、装置は主電源により電力を供給され、複数のセンサノードの各々がバッテリ電源又は別のエネルギー源(主電源ではない)により電力を供給されて、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャが形成される。
一実施形態では、処理ロジック(例えば1又はそれ以上の処理ユニット)は、命令を実行して、少なくとも1つのワイヤレスデバイスについての送信機の送信ウィンドウ及び受信機の受信ウィンドウのスケジューリングされたタイミングを、複数のセンサノードの少なくとも1つのワイヤレスデバイスからの通信を受信するタイミングに基づいて決定する。
一実施形態では、少なくとも1つのセンサノードの少なくとも1つのワイヤレスデバイスは、第1の時間区間及び第2の時間区間において第1の電力消費レベルで動作する。少なくとも1つのセンサノードは、第1の時間区間及び第2の時間区間の外にあるときには、第2の電力消費レベルで動作する。この例では、第1の消費電力レベルは、第2の消費電力レベルよりも多くの消費電力を有する。
より具体的な実施形態では、少なくとも1つのセンサノードの少なくとも1つのワイヤレスデバイスは、第1の時間区間及び第2の時間区間において第1のクロック速度で動作する。少なくとも1つのセンサノードは、第1の時間区間及び第2の時間区間の外にあるときには、第2のクロック速度で動作する。第2のクロック速度は、第1のクロック速度と比較して、少なくともセンサノードの電力消費を低減するように低減されたクロック速度である。
一例では、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャは、ワイヤレスツリー非対称ネットワークアーキテクチャ、並びに、ワイヤレスツリー及びメッシュ非対称ネットワークアーキテクチャのうちの少なくとも一方を含む。
図16は、一実施形態に係る、電力管理機能を有するハブを備えたワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを提供するための方法に関するフローチャートを示す。方法1600の動作は、ワイヤレスデバイス、ハブ(例えば装置)のワイヤレス制御デバイス、又は、処理回路若しくは処理ロジックを含むシステムによって実行され得る。処理ロジックは、ハードウェア(回路、専用ロジック等)、ソフトウェア(汎用コンピュータシステム、専用マシン又はデバイス上で実行されるもの等)、又は、その両方の組み合わせを含むことができる。一実施形態では、ハブが方法1600の動作を実行する。
動作1602において、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて電力消費を低減する方法は、ハブの無線周波数(RF)回路を用いて、送信機及び受信機(又はトランシーバの送信機機能及び受信機機能)を備えたワイヤレスデバイスを各々が有する複数のセンサノードから通信を受信することを含む。動作1604において、ハブの処理ロジックは、各ワイヤレスデバイスについて、各センサノードの少なくとも1つのセンサを、送信機(又はトランシーバの送信機機能)の送信ウィンドウに関して時間的に近い第1の時間区間及び受信機(又はトランシーバの受信機機能)の受信ウィンドウに関連して時間的に近い第2の時間区間において動作させるスケジュールされたタイミングを決定して、複数のセンサノードのワイヤレスデバイスの電力消費を低減する。
一例では、ハブが主電源により電力を供給され、複数のノードの各々がバッテリ電源又は別のエネルギー源(主電源ではない)により電力を供給されて、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャが形成される。
動作1606において、ハブの処理ロジックは、各ワイヤレスデバイスについての送信機の送信ウィンドウ及び受信機の受信ウィンドウのスケジュールされたタイミングを、複数のセンサノードの各ワイヤレスデバイスからの通信を受信するタイミングに基づいて決定する。
一実施形態では、各センサノードは、第1の時間区間及び第2の時間区間において、第1の電力消費レベルで動作する。各センサノードは、第1の時間区間及び第2の時間区間の外にあるときには、第2の電力消費レベルで動作する。この例では、第1の消費電力レベルは、第2の消費電力レベルよりも多くの消費電力を有する。
より具体的な実施形態では、各センサノードは、第1の時間区間及び第2の時間区間において、第1のクロック速度で動作する。各センサノードは、第1の時間区間及び第2の時間区間の外にあるときには、第2のクロック速度で動作する。この例では、第2のクロック速度は、第1のクロック速度と比較して各センサノードの電力消費を低減するように、低減されたクロック速度である。
一実施形態では、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャは、ワイヤレスツリー非対称ネットワークアーキテクチャを含む。別の実施形態では、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャは、ワイヤレスツリー及びメッシュ非対称ネットワークアーキテクチャを含む。
本発明の実施形態は、屋内及び近くの環境におけるワイヤレスセンサネットワークのノードによって提供されるバッテリ寿命全体の改善を提供する。一実施形態では、これは、バッテリにより駆動される端末ノード、任意のバッテリにより駆動されるノード、又は、主電源に接続されていない代替エネルギー源を有する任意のノード、においてエネルギー取得を実装することによってさらに達成され得る。エネルギー取得は、振動取得、光エネルギー取得、熱エネルギー取得、ワイヤレスエネルギー取得、及び/又は、他のそのようなエネルギー取得技術を使用して達成され得る。振動エネルギー取得では、センサノードの環境における振動を使用して、センサノードシステム内のマスの運動を刺激することができる。これは、例えば、圧電構造のたわみを生じさせることによって、又は、コイルに対して磁石を動かすことによって、電気エネルギーを生成するために使用され得る。結果として得られる電気エネルギーは、その後、キャパシタに蓄積されるか、又は、センサノード内のバッテリを充電するために使用され得る。
図19は、一実施形態に係る、センサノードに補助エネルギー源を提供するための振動エネルギー取得システムのブロック図を示す。振動エネルギー取得回路1910は、圧電発電機又は電磁プルーフマスシステムを含むことができ、このシステムでは、振動が磁石に対してコイルの動きを生じさせ、これが電力を生成するために使用され、電力が整流器レギュレーター電力調整ブロック1920に提供される。このブロック1920は、整流、調整及び電力調整機能のための1又はそれ以上の回路を含む。このブロック1920は、接続部1912(例えば、通信リンク、信号線、電気接続等)を介して取得部によって生成された不規則な電流及び/又は交流を受け取り、不規則な電流及び/又は交流を整流してフィルタリングし、センサノード内での使用に適した電圧に調整する。次に、ブロック1920の出力は、接続1922を介して容量性エネルギー蓄積ブロック1930に供給される。容量性エネルギー蓄積ブロック1930は、センサノードの検知及び通信回路1960による使用のために、取得されたエネルギーを追加のエネルギー源として蓄える少なくとも1つの蓄積キャパシタを含む。検知及び通信回路1960は、検知回路1961及び通信回路1962を含む。次に、選択機構を有する電力セレクタブロック1940が使用され、接続1932を介して利用可能な場合に、取得された電力が少なくとも1つの蓄積キャパシタから選択され、又は、接続1952を介して1次電池バッテリ源1950から供給される電力が使用される。このようにして、非充電式バッテリ(すなわち1次電池バッテリ源1950)と関連して、バッテリ供給電力を補充するためにエネルギー取得が用いられ、検知及び通信回路1960の動作を含むセンサノードの動作が持続される。
或いはまた、別の実施形態では、システムは、充電バッテリを使用するように構成され得る。この場合、取得部がバッテリを充電するために代わりに用いられ得る。図20は、別の実施形態に係るセンサノードの充電式バッテリを充電するための振動エネルギー取得システムのブロック図である。振動エネルギー取得回路2010は、圧電発電機又は電磁プルーフマスシステムを含むことができ、このシステムでは、振動が磁石に対してコイルの動きを生じさせ、これが、電力を生成するために使用され、整流器レギュレータ電力調整バッテリ充電ブロック2020に供給される。このブロック2020は、整流、調整、電力調整及びバッテリ充電機能のための1又はそれ以上の回路を含む。
このブロック2020は、接続部2012(例えば、通信リンク、信号線、電気接続等)を介して取得部によって生成された不規則な電流及び/又は交流を受け取り、不規則な電流及び/又は交流を整流してフィルタリングし、センサノード内での使用に適した電圧でに調整する。次に、ブロック2020の出力は、接続部2022を介して充電可能なバッテリ源2030に供給される。充電可能なバッテリ源2030は、接続部2032を介してセンサノードの検知及び通信回路2060に電力を供給する。検知及び通信回路2060は、検知回路2061及び通信回路2062を含む。このようにして、充電バッテリ(すなわち再電可能なバッテリ2030)を充電するためにエネルギー取得が用いられ、バッテリ供給電力が補充され、検知及び通信回路2060の動作を含むセンサノードの動作が持続される。
光エネルギー収穫において、日光、屋内照明、屋外人工照明、及び、他のそのような照明源を含む入射光から、電気エネルギーを生成するために、光電池が使用され得る。この結果得られる電気エネルギーは、次に、コンデンサに蓄積されるか、又は、センサノード内のバッテリを充電するために使用され得る。図21は、一実施形態に係るセンサノードの充電式バッテリを充電するための光電池エネルギー取得システムのブロック図を示す。
光起電力取得回路2110は、電力を生成するための1又はそれ以上の光電池を含むことができる光起電力発電機を含む。光起電力取得回路2110は、接続2112を介して電力調整バッテリ充電ブロック2120に接続される。回路2110の出力電力は、電力調整バッテリ充電ブロック2120の電力調整部により調整され、充電可能バッテリセル2130を充電するために使用される。電力調整バッテリ充電ブロック2120は、次に、接続2122を介して充電可能なバッテリ電池2130に結合される。充電可能な電池セル2130は、次に、接続部2132を介してセンサノードの検知及び通信回路2140の動作のための電力を供給する。検知及び通信回路2140は、検知回路2141及び通信回路2142を含む。このようにして、エネルギー取得を利用することにより、バッテリ寿命が延ばされ得る。例えば、バッテリ電源の自己放電を補償するために、エネルギー取得が利用され得る。別の例では、通常、2次電池の使用のために設計されていない電池をトリクル充電するために、エネルギー取得が使用され得る。
熱エネルギー取得において、利用可能な熱エネルギーを電気エネルギーに変換するために熱電デバイスを使用することによって、電気エネルギーが生成され得る。これは、次に、コンデンサに蓄えられるか、又は、センサノード内のバッテリを充電するために使用され得る。
無線エネルギー取得において、入射高周波エネルギーが、アンテナを使用して抽出され、整流され、次いで、センサノード内のキャパシタ又はバッテリを充電するために使用され得る。RFエネルギー源は、2.4Gz又は5GHzにおいてWiFiであり、1.8GHzにおいてDECTであり、又は、センサノードでの抽出に利用可能な任意の他のRF信号であり得る。一実施形態では、RF信号が、ワイヤレスセンサネットワークの物理的なカバレッジ領域内に配置されたハブ又はRF発生器により端末ノードに対して意図的に供給される。
一実施形態では、エネルギー取得からのエネルギーが、動作中にバッテリから引き出されるエネルギーを補うために使用され得るキャパシタに蓄積され得る。別の実施形態では、エネルギー取得からのエネルギーが、バッテリを充電するために使用され得る。この実施形態では、バッテリは、充電のために特別に設計された充電可能な電池であってもよいし、通常は充電が意図されていない1次電池であってもよい。充電可能なバッテリを用いた実施形態では、エネルギー取得が、バッテリの深放電を回避してこれによりバッテリ寿命を延ばすために利用され得る。
1次電池を用いる実施形態では、取得されたエネルギーが、バッテリをトリクル充電して、これにより、例えば、動作中にバッテリから引き出された又はバッテリの自己放電により失われたエネルギーを補償することによって効果的なバッテリ容量を増加させるために、用いられ得る。一実施形態では、バッテリのトリクル充電は、バッテリに対する損傷を避けるべく十分に低いレベルに維持され得る。別の実施形態では、パルス充電を使用してバッテリの損傷を防止するためにパルス放電が使用され得る。
リチウムイオン、リチウムポリマー、リン酸リチウム、及び、当業者には明らかであろう他のこのような化学的性質といったような、リチウムベースの化学的性質を含む様々なバッテリが、ワイヤレスセンサノードに使用され得る。使用することができる追加の化学的性質としては、ニッケル金属水素化物、標準アルカリ電池化学、銀亜鉛及び亜鉛空気電池化学、標準炭素亜鉛電池化学、鉛酸電池化学、又は、任意の他の化学的性質が含まれる。
本発明はまた、本明細書に記載された動作を実行するための装置にも関する。この装置は、必要とされる目的のために特別に構成することができ、又は、コンピュータに格納されたコンピュータプログラムによって選択的に起動又は再構成された汎用コンピュータを含むことができる。このようなコンピュータプログラムは、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、CD−ROM及び光磁気ディスクを含む任意のタイプのディスク、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気若しくは光カード、又は、電子的な命令を格納するのに適した任意のタイプの媒体といったようなものを、これらに限定することなく含む。
本明細書に提示されるアルゴリズム及び表示は、本質的に、特定のコンピュータ又は他の装置に関連しない。様々な汎用システムが、本明細書の教示に従ってプログラムとともに使用されてもよく、又は、要求された方法動作を実行するより特殊化された装置を構築することが好都合であることが判明するかもしれない。
図17は、一実施形態に係るセンサノードのブロック図を示す。センサノード1700は、接続1774(例えば、通信リンク、信号線、電気接続等)を介してコントローラ回路1720に電力(例えばDC電源)を供給し、接続1776(例えば、通信リンク、信号線、電気接続等)を介してRF回路1770に電力を供給し、接続1746(例えば、通信リンク、信号線、電気接続等)を介して検知回路1740に電力を供給する、電源1710(例えば、エネルギー源、バッテリ源、1次電池1950、充電可能な電池2030、充電可能な電池2130等)を含む。RF回路1770(例えば通信回路)は、アンテナ(又は複数のアンテナ)1778を介してハブ(又は複数のハブ)及び動作可能なワイヤレスセンサノードと双方向通信を送受信するための、トランシーバ、又は、別々の送信機1775機能及び受信機1777機能を含み得る。コントローラ回路1720は、メモリ1761を含むか、又は、本明細書において議論されるようなワイヤレス非対称ネットワークを形成及び監視するセンサノードの動作を制御するためのコントローラ回路1720の処理ロジック1763(例えば1又はそれ以上の処理ユニット)によって実行される命令を格納するメモリに結合される。RF回路1770は、接続1772(例えば電気的接続)を介してコントローラ回路1720と双方向に通信する。検知回路1740は、画像センサ及び回路1742、水分センサ及び回路1743、温度センサ及び回路、湿度センサ及び回路、空気質センサ及び回路、光センサ及び回路、モーションセンサ及び回路1774、音声センサ及び回路1745、センサ及び回路n等を含む、様々なタイプの検知回路及びセンサ(複数のセンサ)を含む。
一実施形態では、検知回路及びRF回路が統合されている(例えば検知及び通信回路1960、2060、2140)。別の実施形態では、図19、図20及び図21の検知及び通信回路1960、2060及び2140は、図17の検知回路1740、コントローラ回路1720及びRF回路1770のうちの少なくとも1つに別々に配置される。一例では、検知回路(例えば、1961、2061、2141)は、検知回路1740内に配置されるか又は検知回路1740と統合され、通信回路1962、2062、2142は、RF回路1770若しくはコントローラ回路1720内に配置されるか、又は、RF回路1770若しくはコントローラ回路1720と統合される。
一実施形態では、振動エネルギー取得システム1900及び2000及び光エネルギー取得システム2100のコンポーネントは、センサノード1700と統合される。例えば、振動取得回路1910、整流器レギュレータ電力調整器1920、及び、容量性エネルギー蓄積部1930は、1次電池1950(例えば電源1710)及び検知及び通信回路1960(例えば検知回路1740及びRF回路1770)に結合される電源選択1940に結合される。別の例では、振動取得回路1910、整流器レギュレータ電力調整器1920、容量性エネルギー蓄積部1930、電源選択1940及び1次電池1950は、電源1710と統合される。
別の例では、振動取得回路2010及び整流器レギュレータ電力調整器バッテリ充電器2020が充電可能な電池2030(例えば電源1710)に結合されるか、又は、振動取得回路2010及び整流器レギュレータ電力調整器バッテリ充電器2020が電源1710と統合される。
別の例では、光起電力取得回路2110及び電力調整バッテリ充電器2120が充電可能電池2130(例えば電源1710)に結合されるか、又は、光起電力取得回路2110及び電力調整バッテリ充電器2120が電源1710と統合される。
センサノード1700がワイヤレスデバイス1700であってもよいし、又は、コントローラ回路1720、RF回路1770、検知回路1740及びアンテナ1778が組み合わさって本明細書において説明されるワイヤレスデバイスを形成してもよい。
一実施形態では、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャのセンサノード(例えばワイヤレスデバイス)は、少なくとも1つのセンサと、命令を記憶するメモリと、メモリ及び少なくとも1つのセンサに結合された処理ロジックと、を含む。処理ロジックは、命令を実行して、少なくとも1つのセンサから受信したデータを処理しかつセンサノードのための通信を処理する。センサノードはまた、処理ロジックに結合された無線周波数(RF)回路を含む。
処理ロジックは、送信機機能を送信可能にしかつ受信機機能を受信可能にするスケジュールされたタイミングの命令を実行して、センサノードの電力消費を低減するように構成される。
一例では、センサノードがバッテリ電源又は別のエネルギー源(主電源ではない)により電力を供給される。
一実施形態では、センサノードからハブに送信される通信のタイミングに基づいて、スケジュールされたタイミングの命令がハブから受信される。別の実施形態では、スケジュールされたタイミングは、センサノード又は別のセンサノードにより少なくとも部分的に決定される。
一実施形態では、送信機機能は、第1の時間区間の5%未満を送信するように動作可能であり、受信機機能は、第1の時間区間の5%未満を受信するように動作可能である。一例では、送信機機能は、第1の時間区間の1%未満を送信するように動作可能であり、受信機機能は、第1の時間区間の1%未満を受信するように動作可能である。
一実施形態では、センサノードのRF回路は、2.4ギガヘルツより高い周波数帯域で動作して、送信モードで送信する時間区間を最小にする。別の実施形態では、センサノードのRF回路は、6ギガヘルツより高い周波数帯域で動作して、送信モードで送信する時間を最小にする。
一実施形態では、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャのためのセンサノードは、少なくとも1つのセンサと、命令を格納するメモリと、メモリ及び少なくとも1つのセンサに結合された処理ロジックと、を含む。処理ロジックは、少なくとも1つのセンサから受信したデータを処理しかつセンサノードの通信を処理するための命令を実行する。センサノードはまた、処理ロジックに結合された無線周波数(RF)回路を含む。RF回路は、送信機機能及び受信機機能(それぞれトランシーバの送信器及び受信機)を含んで、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて、ハブに通信を送信しかつハブから通信を受信する。処理ロジックは、命令を実行して、少なくとも1つのセンサノードを送信機機能の送信ウィンドウに関して時間的に近い第1の時間区間及び受信機機能の受信ウィンドウに関して時間的に近い第2の時間区間において動作させるスケジュールされたタイミングを決定して、センサノードの電力消費を低減する、ように構成されている。
一例では、第1の時間区間は送信ウィンドウと略同一の時間区間であり、第2の時間区間は受信ウィンドウと略同一の時間区間である。別の例では、第1の時間区間は、送信ウィンドウの1つの時間区間の直前で開始し、送信ウィンドウの直後に完了する。第1の時間区間は、送信ウィンドウの時間区間より1〜10%長くされ得る。第2の時間区間は、受信ウィンドウの1つの時間区間の直前に開始し、受信ウィンドウの直後に完了する。 第2の時間区間は、受信ウィンドウの時間区間より1〜10%長くされ得る。
一例では、センサノードは、バッテリ電源又は別のエネルギー源(主電源ではない)により電力を供給される。
一実施形態では、センサノードはバッテリ源を用いて動作可能であり、エネルギー取得からのエネルギーは、そのバッテリが充電可能である場合にはバッテリに直接蓄えられるか、又は、センサノードに結合された若しくはセンサノードに統合されたコンデンサに蓄えられる。エネルギー取得からのエネルギーは、動作中にバッテリ源から引き出されたエネルギーを補充するために用いられる。
一実施形態では、センサノードは、第1の時間区間及び第2の時間区間において、第1の電力消費レベルで動作する。センサノードは、第1の時間区間及び第2の時間区間の外にあるときには第2の電力消費レベルで動作することができる。この例では、第1の消費電力レベルは、第2の消費電力レベルよりも大きな消費電力を有する。
一実施形態では、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャのためのセンサノードは、少なくとも1つのセンサと、命令を記憶するメモリと、メモリ及び少なくとも1つのセンサに結合された処理ロジックと、を含む。処理ロジックは、少なくとも1つのセンサから受信したデータ(画像データ、モーションデータ、水分データ、温度データ)を処理しかつセンサノードのために受信され又は送信されるべき通信を処理するための命令を実行する。センサノードはまた、処理ロジックに結合された無線周波数(RF)回路を有する。RF回路は、送信機機能及び受信機機能を含んで、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいてハブに通信を送信しかつハブから通信を受信する。処理ロジックは、センサノードの送信機機能についての送信ウィンドウ及び受信機機能についての受信ウィンドウを示すハブから受信した通信を処理して、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおける通信の衝突を回避するためのアンチコリジョン特徴を提供する、ように構成される。
一例では、センサノードは、バッテリ電源又は別のエネルギー源により電力を供給される。
一実施形態では、処理ロジックは、命令を実行して、センサノードについての次の送信ウィンドウ及び次の受信ウィンドウのシフトを示すハブから受信した通信を処理する、ように構成される。処理ロジックは、命令を実行して、少なくとも1つの乱数を生成するように、かつ、センサノード及び別のノードから受信した通信について衝突が発生したということを決定したときには、センサノードについての将来の送信ウィンドウ及び/又は将来の受信ウィンドウのうちの少なくとも一方を上記少なくとも1つの乱数に基づいてシフトするように構成される。
一実施形態では、機械によりアクセス可能な一時的ではない媒体(例えばメモリ)は、データ処理システムによって実行されると、このシステムに対して本明細書において議論される様々な方法のうちのいずれかを実行させる実行可能なコンピュータプログラム命令を含む。機械によりアクセス可能な一時的ではない媒体は、例示的な実施形態において単一の媒体であるようにが、「機械によりアクセス可能な一時的ではない媒体」という用語は、1又はそれ以上の命令を記憶する単一の又は多数の媒体(例えば、中央集中型の又は分散型のデータベース、及び/又は関連するキャッシュ及びサーバ)を含むものとして考えられるべきである。「機械によりアクセス可能な一時的ではない媒体」という用語は、また、機械により実行される1組の命令を記憶、符号化又は搬送することが可能であって、その機械に対して、本発明の方法論のうちの任意の1又はそれ以上を実行させる媒体を含むものとして考えられるべきである。したがって、「機械によりアクセス可能な一時的ではない媒体」という用語は、ソリッド・ステート・メモリ、光学的及び磁気的媒体及び搬送波信号をこれらに限定されることなく含むものであると考えられるべきである。
電力管理機能を有するワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを提供するための装置(例えば、ハブ610、ハブ720、ハブ782、ハブn、ハブ820、ハブ964、ハブ984、ハブ1882等)は、命令を記憶するメモリ(例えば、メモリ842、メモリ961、メモリ986、メモリ1886)と、命令を実行して、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を確立及び制御する処理ロジック(例えば、1又はそれ以上の処理ユニット、処理ロジック844、処理ロジック963、処理ロジック988、処理ロジック1888)と、無線周波数(RF)回路(例えば、RF回路850、RF回路970、RF回路992、RF回路1890)と、を含む。
一実施形態では、装置(例えば、ハブ610、ハブ720、ハブ782、ハブn、ハブ820、ハブ964、ハブ984、ハブ1882等)は、ワイヤレス制御デバイスであるか、又は、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを提供するためのワイヤレス制御デバイスを含む。装置は、命令を記憶するメモリ(例えば、メモリ842、メモリ961、メモリ986、メモリ1886)と、命令を実行して、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を確立及び制御する処理ロジック(例えば、1又はそれ以上の処理ユニット、処理ロジック844、処理ロジック963、処理ロジック988、処理ロジック1888)と、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を送受信するRF回路(例えば、トランシーバ、RF回路850、RF回路970、RF回路992、RF回路1890)と、を含む。
RF回路は、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいてRF回路との双方向通信を可能にするために、送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスを各々が有する複数のノードに対して通信を送信する。処理ロジックは、各ワイヤレスデバイスについて、送信機を送信可能にしかつ受信機を受信可能にするスケジュールされたタイミングを決定して、複数のノードのワイヤレスデバイスの電力消費を低減する、ように構成される。
無線非対称ネットワークアーキテクチャにおいてRF回路との双方向通信を可能にするために、送信器と受信器とを有する無線装置をそれぞれ有する複数のノードに通信を送信する。 処理ロジックは、送信機が送信するように動作させるスケジュールされたタイミングを決定する命令を実行し、受信機を各無線デバイスに対して受信して複数のノードの無線デバイスの電力消費を低減させる。
一例では、装置が主電源により電力を供給され、複数のノードの各々がバッテリ電源又は別のエネルギー源(主電源ではない)により電力を供給されて、ワイヤレス非対称ネットワークが形成される。
各ワイヤレスデバイスについて送信機に電力を供給しかつ受信機に電力を供給するスケジュールされたタイミングが、装置のトランシーバと複数のノードの各ワイヤレスデバイスとの間における通信のタイミングに基づいて決定される。一例では、複数のノード(又は他の複数のノード)のうちの端末ノードの少なくとも1つのワイヤレスデバイスについて受信機を受信可能にするスケジュールされたタイミングは、上記少なくとも1つのワイヤレスデバイスから装置のRF回路に対して送信されている通信のタイミングに基づいて決定される。
別の例では、装置は、ノードのワイヤレスデバイスの受信機がいつオンで(受信モードに)あるかを、ノードのワイヤレスデバイスから装置に対して送信される通信のタイミングに基づいて認識する。例えば、ワイヤレスデバイスの送信機が、装置に通信を送信した場合には、装置は、このワイヤレスデバイスの受信機は、端末ノード又は他のノードでありうるが、通信が装置に送信された後の特定の時間区間においてはオンであろう、ということを認識する。
一実施形態では、各ワイヤレスデバイスの送信機は、1つの時間区間の一定の割合(例えば、5%、1%)未満送信するように動作可能であり、各ワイヤレスデバイスの受信機は、1つの時間区間の一定の割合(例えば、5%、1%)未満受信するように動作可能である。
一例では、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャは、ワイヤレスツリー非対称ネットワークアーキテクチャ並びにワイヤレスツリー及びメッシュ非対称ネットワークアーキテクチャのうちの少なくとも一方を含む。
図18は、一実施形態に係るハブを有するシステム又は機器1800のブロック図を示す。システム1800は、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャのハブ1882若しくは中央ハブを含むか、又は、ハブ1882若しくは中央ハブに統合されている。システム1800(例えば、コンピューティングデバイス、スマートTV、スマート機器、通信システム等)は、ワイヤレス通信を送受信するための、任意のタイプのワイヤレスデバイス(例えば、携帯電話、ワイヤレス電話、タブレット、コンピューティングデバイス、スマートTV、スマート機器等)と通信することができる。システム1800は、コントローラ1820及び処理ユニット1814を含む処理システム1810を含む。処理システムは、ハブ1882、入力/出力(I/O)ユニット1830、無線周波数(RF)回路1870、オーディオ回路1860、1又はそれ以上の画像又はビデオを取り込むための光学デバイス1880、システム1800のためのモーションデータ(例えば3次元)を決定するための光学モーションユニット1844(例えば、加速度計、ジャイロスコープ等)、電力管理システム1840、及び、機械によりアクセス可能な一時的でない媒体1850と、それぞれ、1又はそれ以上の双方向通信リンク又は信号線1898、1818、1815、1816、1817、1813、1819、1811を介して通信する。
ハブ1882は、接続1885(例えば、通信リンク、信号線、電気接続等)を介してコントローラ回路1884に電力(例えばDC電源)を供給し、接続1887(例えば、通信リンク、信号線、電気接続等)を介してRF回路1890に電力を供給する電源1891を含む。コントローラ回路1884は、メモリ1886を含むか、又は、本明細書において記載されるワイヤレス非対称ネットワークを形成及び監視するためのハブの動作を制御するコントローラ回路1884の処理ロジック1888(例えば、1又はそれ以上の処理ユニット)によって実行される命令を格納するメモリに結合される。RF回路1890は、ワイヤレスセンサノード又は他のハブとアンテナ1896を介して双方向通信を送受信するトランシーバ又は別々の送信機(TX)1892及び受信機(RX)1894の機能を含むことができる。RF回路1890は、接続1889(例えば、通信リンク、信号線、電気接続等)を介してコントローラ回路1884と双方向に通信する。ハブ1882は、ワイヤレス制御デバイス1884とすることができ、又は、コントローラ回路1884、RF回路1890及びアンテナ1896が組み合わさって本明細書で説明するワイヤレス制御デバイスを形成し得る。
システムのRF回路1870及びアンテナ1871、又は、ハブ1882のRF回路1890及びアンテナ1896は、ワイヤレスリンク又はネットワークを介して、情報を、本明細書において開示されるハブ又はセンサノードにおける1又はそれ以上の他の無線デバイスに送信及び受信するために使用される。オーディオ回路1860は、オーディオスピーカ1862及びマイクロフォン1064に結合され、音声信号を処理するための既知の回路を含む。1又はそれ以上の処理ユニット1814が、コントローラ1820を介して1又はそれ以上の機械によりアクセス可能な一時的でない媒体1850(例えばコンピュータにより読み取り可能な媒体)と通信する。媒体1850は、1又はそれ以上の処理ユニット1814により使用されるコード及び/又はデータを記憶する任意のデバイス又は媒体(例えば、記憶デバイス、記憶媒体)である。媒体1850は、キャッシュ、主メモリ及び2次メモリをこれらに限定されることなく含むメモリ階層を含むことができる。
媒体1850又はメモリ1886は、本明細書で開示される方法論又は機能のうちの任意の1又はそれ以上を具体化する1又はそれ以上のセットの命令(又はソフトウェア)を記憶する。ソフトウェアは、オペレーティングシステム1852、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを確立、監視及び制御するネットワークサービスソフトウェア1856、通信モジュール1854、及び、アプリケーション1858(例えば、家庭又は建物のセキュリティアプリケーション、住宅又は建物の完全性アプリケーション、開発者アプリケーション等)を含む。ソフトウェアは、媒体1850、メモリ1886、処理ロジック1888内に、又は、処理デバイス1814による当該ソフトウェアの実行中に処理デバイス1800内に、完全に又は少なくとも部分的に存在してもよい。図18に示す構成要素は、1又はそれ以上の信号処理及び/又はアプリケーションに特有の集積回路を含む、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又は、これらの組み合わせに実装され得る。
通信モジュール1854は他のデバイスとの通信を可能にする。入力/出力ユニット1830は、異なるタイプの入力/出力(I/O)デバイス1834(例えば、ディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ、陰極線管(CRT)、タッチディスプレイデバイス、又は、ユーザ入力を受け取り出力を表示するタッチスクリーン、光学的文字入力デバイス)と通信する。
上記明細書において、本発明は、本発明の特定の例示的な実施形態を参照して記載されている。しかしながら、本発明のより広い思想及び範囲から逸脱することなく、これらに対して様々な修正及び変更がなされ得ることは明らかであろう。したがって、明細書及び図面は、限定的ではなく例示的なものとみなされるべきものである。

Claims (109)

  1. ワイヤレス非対称ネットワークを提供するためのシステムであって、
    ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信及び電力消費を制御するように構成されたワイヤレス制御デバイスを有する第1のハブと、
    前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて前記第1のハブの前記ワイヤレス制御デバイスとの双方向通信を可能にするために、送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスを各々が有する第1の複数のノードと、
    を具備し、
    前記ワイヤレス制御デバイスが、
    各ワイヤレスデバイスについて前記送信機を送信可能にしかつ前記受信機を受信可能にするスケジュールされたタイミングを決定して、前記複数のノードの前記ワイヤレスデバイスの電力消費を低減するように構成される、ことを特徴とするシステム。
  2. 前記第1のハブが主電源により電力を供給され、前記第1の複数のノードの各々がバッテリ源により電力を供給されて、前記ワイヤレス非対称ネットワークが形成される、請求項1に記載のシステム。
  3. 各ワイヤレスデバイスについて前記送信機を送信可能にしかつ前記受信機を受信可能にするスケジュールされたタイミングが、前記ハブと前記第1の複数のノードの各ワイヤレスデバイスとの間における通信のタイミングに基づいて決定される、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記第1の複数のノードの各ワイヤレスデバイスのための前記送信機が、第1の時間区間の5%未満送信するように動作可能であり、前記第1の複数のノードの各ワイヤレスデバイスの前記受信機が、前記第1の時間区間の5%未満受信するように動作可能であり、
    前記第1の複数のノードが、前記ワイヤレスデバイスの送信機及び受信機がそれぞれ送信及び受信するように動作可能でないときに、前記第1の複数のノードが非通信状態にある、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信及び電力消費を制御するように構成されたワイヤレス制御デバイスを有する第2のハブと、
    前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて前記第2のハブの前記ワイヤレス制御デバイスとの双方向通信を可能にするために、送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスを各々が有する第2の複数のノードと、
    をさらに具備し、
    前記第2制御デバイスの前記ワイヤレス制御デバイスが、前記第2の複数のノードの各ワイヤレスデバイスについて前記送信機を送信可能にしかつ前記受信機を受信可能にするスケジュールされたタイミングを決定して、前記第2の複数のノードの前記ワイヤレスデバイスの電力消費を低減するように構成される、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャが、ワイヤレスツリー非対称ネットワークアーキテクチャを含む、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャが、ワイヤレスツリー及びメッシュ非対称ネットワークアーキテクチャを含む、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記ワイヤレス制御デバイスを有する前記第2のハブが、前記第1のハブに通信を送信しかつ前記第1のハブから通信を受信して、前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを制御及び監視する、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記第1の複数のノードのうちの端末ノードのワイヤレスデバイスについて前記送信機を受信可能にするスケジュールされたタイミングが、前記ワイヤレスデバイスから前記ハブに対して送信されている通信のタイミングに基づいて決定される、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記第1のハブの前記ワイヤレス制御デバイスが、2.4GHzより高い周波数帯域で動作する無線周波数(RF)回路を含み、
    前記第1の複数のノードの各ワイヤレスデバイスの前記送信機及び前記受信機もまた、2.4GHzより高い周波数で動作し、これにより、
    各ワイヤレスデバイスについて前記送信機のRF回路を送信可能にするための第2の時間区間及び前記受信機のRF回路を受信可能にするための第3の時間区間を最小化して、前記第1の複数のノードの前記ワイヤレスデバイスの電力消費を低減する、請求項1に記載のシステム。
  11. 前記第1のハブの前記RF回路が5GHzより高い周波数帯域で動作し、
    前記第1の複数のノードの各ワイヤレスデバイスの前記送信機及び前記受信機もまた、5GHzより高い周波数帯域で動作し、これにより、
    各ワイヤレスデバイスについて前記送信機のRF回路を送信可能にするための前記第2時間区間及び前記受信機を受信可能にするための前記第3時間区間を最小化して、前記第1の複数のノードの前記ワイヤレスデバイスの電力消費を低減する、請求項10に記載のシステム。
  12. ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを提供するための装置であって、
    命令を記憶するメモリと、
    命令を実行してワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を確立及び制御する1又はそれ以上の処理ユニットと、
    前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を送受信する無線周波数(RF)回路であって、前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて当該装置の当該RF回路との双方向通信を可能にするために送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスを各々が有する複数のノードに通信を送信するRF回路と、
    前記1又はそれ以上の処理ユニットが、命令を実行して、
    各ワイヤレスデバイスについて前記送信機を送信可能にしかつ前記受信機を受信可能にするスケジュールされたタイミングを決定して、前記複数のノードの前記ワイヤレスデバイスの電力消費を低減するように構成される、ことを特徴とする装置。
  13. 当該装置が主電源により電力を供給され、前記複数のノードの各々がバッテリ源又はエネルギー源により電力を供給されて、ワイヤレス非対称ネットワークが形成される、請求項12に記載の装置。
  14. 各ワイヤレスデバイスについて前記送信機を送信可能にしかつ前記受信機を受信可能にするスケジュールされたタイミングが、当該装置のトランシーバと前記複数のノードの各ワイヤレスデバイスとの間における通信のタイミングに基づいて決定される、請求項12に記載の装置。
  15. 前記複数のノードのうちの端末ノードの少なくとも1つのワイヤレスデバイスについて前記送信機を送信可能にするスケジュールされたタイミングが、前記少なくとも1つのワイヤレスデバイスから当該装置の前記RF回路に送信されている通信のタイミングに基づいて決定される、請求項12に記載の装置。
  16. 各ワイヤレスデバイスについての前記送信機が第1の時間区間の5%未満送信するために動作可能であり、各ワイヤレスデバイスについての前記受信機が前記第1時間区間の5%未満受信するために動作可能である、請求項12に記載の装置。
  17. 前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャが、ワイヤレスツリー非対称ネットワークアーキテクチャ、並びに、ワイヤレスツリー及びメッシュ非対称ネットワークアーキテクチャのうちの少なくとも一方を含む、請求項12に記載の装置。
  18. 当該装置が、前記複数のノードの前記ワイヤレスデバイスの前記受信機がいつオンであるかを、前記複数のノードの前記ワイヤレスデバイスから当該装置への送信された通信のタイミングに基づいて認識する、請求項12に記載の装置。
  19. 当該装置の前記RF回路が2.4GHzより高い周波数帯域で動作し、
    第1の複数の第1のノードの各ワイヤレスデバイスの前記送信機及び前記受信機もまた、2.4GHzより高い周波数帯域で動作し、これにより、
    各ワイヤレスデバイスについて、前記送信機のRF回路を送信可能にする第2の時間区間及び前記受信機のRF回路を受信可能にする第3の時間区間を最小化して、前記第1の複数のノードの前記ワイヤレスデバイスの電力消費を低減する、請求項12に記載の装置。
  20. ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて電力消費を低減するための方法であって、
    ハブとの非対称通信を確立して前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを形成するために、送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスを各々が有する複数のセンサノードから、前記ハブの処理ロジックを用いて受信する段階と、
    各ワイヤレスデバイスについて前記送信機を送信可能にしかつ前記受信機を受信可能にするスケジュールされたタイミングを、前記ハブの前記処理ロジックを用いて決定して、前記複数のセンサノードの前記ワイヤレスデバイスの電力消費を低減する段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  21. 前記ハブが主電源により電力を供給され、前記複数のノードの各々がバッテリ源により電力を供給されて、前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャが形成される、請求項20に記載の方法。
  22. 各ワイヤレスデバイスについて前記送信機を送信可能にしかつ前記受信機を受信可能にするスケジュールされたタイミングが、前記ハブと前記複数のノードの各ワイヤレスデバイスとの間における通信のタイミングに基づいて決定される、請求項20に記載の方法。
  23. 前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャが、ワイヤレスツリー非対称ネットワークアーキテクチャを含む、請求項20に記載の方法。
  24. 前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャがワイヤレスツリー及びメッシュ非対称ネットワークアーキテクチャを含む、請求項20に記載の方法。
  25. 前記複数のノードの少なくとも1つのワイヤレスデバイスについて前記受信機を受信可能にするスケジュールされたタイミングが、前記少なくとも1つのワイヤレスデバイスから前記ハブに送信されている通信のタイミングに基づいて決定される、請求項20に記載の方法。
  26. ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャのためのセンサノードであって、
    少なくとも1つのセンサと、
    命令を記憶するメモリと、
    該メモリ及び前記少なくとも1つのセンサに結合され、命令を実行して、前記少なくとも1つのセンサから受信したデータを処理しかつ当該センサノードのための通信を処理する、処理ロジックと、
    該処理ロジックに結合され、送信機機能及び受信機機能を含んで、前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいてハブに通信を送信しかつ前記ハブから通信を受信する、無線周波数(RF)回路と、
    を具備し、
    前記処理ロジックが、前記送信機機能を送信可能にしかつ前記受信機機能を受信可能にするスケジュールされたタイミングの命令を実行して、当該センサノードの電力消費を低減する、ことを特徴とするセンサノード。
  27. バッテリ源又は別のエネルギー源により電力を供給される、請求項27に記載のセンサノード。
  28. 前記スケジュールされたタイミングの前記命令が、当該センサノードから前記ハブに送信されている通信のタイミングに基づいて前記ハブから受信される、請求項26に記載のセンサノード。
  29. 前記送信機機能が第1の時間区間の5%未満送信のために動作可能であり、前記受信機機能が前記第1の時間区間の5%未満受信のために動作可能である、請求項26に記載のセンサノード。
  30. 前記センサノードの前記RF回路が2.4GHzより高い周波数帯域で動作する、請求項26に記載のセンサノード。
  31. ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを提供するためのシステムであって、
    前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を制御するように構成されたワイヤレス制御デバイスを有する第1のハブと、
    前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて前記第1のハブの前記ワイヤレス制御デバイスとの双方向通信を可能にするために、送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスを各々が有する第1の複数のノードと、
    を具備し、
    前記第1のハブの前記ワイヤレス制御デバイスが、
    前記第1の複数のノードにおける第1のノードの通信を検出し、
    前記通信の少なくとも一部が前記第1のハブの回路又は該第1のハブに結合された回路に理解不可能であるか否かを決定し、
    前記通信の前記少なくとも一部が前記第1のハブの回路又は該第1のハブに結合された回路に理解不可能であるときに、前記第1のノード及び第2のノードから略同時に送信された通信の衝突が発生したであろうか否かを決定する、
    ように構成される、ことを特徴とするシステム
  32. 前記第1のハブの前記ワイヤレス制御デバイスが、さらに、衝突が発生したであろうと決定されたときに、前記第1のノード及び前記第2のノードのための次の受信ウィンドウ又は後続の受信ウィンドウを計算するように構成される、請求項31に記載のシステム。
  33. 前記第1のハブの前記ワイヤレス制御デバイスが、さらに、
    前記第1のノード及び前記第2のノードの各々に対して各ノードについての命令を用いて通信を送信して、対応する第1のノード及び第2のノードの受信ウィンドウの期間において、異なる時間区間又はランダムに決定した時間区間だけ次の送信ウィンドウをシフトする、ように構成される、請求項32に記載のシステム。
  34. 前記第1のハブの前記ワイヤレス制御デバイスが、さらに、
    前記第1のノードの識別を決定し、
    前記通信が前記第1のハブの回路又は該第1のハブに結合された回路に理解可能であると決定されたときに、前記第1のノードについて次の受信ウィンドウ又は後続の受信ウィンドウを決定し、
    必要な場合、決定された前記次の受信ウィンドウ又は前記後続の受信ウィンドウの期間において、前記第1のノードに通信を送信する、
    ように構成される、請求項31に記載のシステム。
  35. 前記第1のハブの前記ワイヤレス制御デバイスが、さらに、
    衝突が発生しなかったであろうと決定し、
    前記第1のノードについて次の受信ウィンドウ又は後続の受信ウィンドウを決定し、
    前記第1のノードから前記第1のハブに対する通信の再通信を要求する通信を用いて、前記第1のハブから前記第1のノードに通信を送信する、
    ように構成される、請求項31に記載のシステム。
  36. 前記第1のハブが主電源により電力を供給され、前記第1の複数のノードの各々が主電源又は別のエネルギー源により電力を供給されて、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャが形成される、請求項31に記載のシステム。
  37. 前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャがワイヤレスツリー非対称ネットワークアーキテクチャを含む、請求項31に記載のシステム。
  38. 前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャがワイヤレスツリー及びメッシュ非対称ネットワークアーキテクチャを含む、請求項31に記載のシステム。
  39. 前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を制御するように構成されたワイヤレス制御デバイスを有する第2のハブと、
    前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて前記第2のハブの前記ワイヤレス制御デバイスとの双方向通信を可能にするために、送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスを各々が有する複数の第2のノードと、を具備し、
    前記第2のハブの前記ワイヤレス制御デバイスが、
    前記第2の複数のノードの各ワイヤレスデバイスについて送信機に対して送信ウィンドウを受信機に対して受信ウィンドウを決定し、
    アンチコリジョン特徴を提供して、前記第2の複数のノードの前記ワイヤレスデバイスから受信される通信の衝突を回避する、
    ように構成される、請求項31に記載のシステム。
  40. 前記ワイヤレス制御デバイスを有する前記第2のハブが、
    前記第1のハブに通信を送信し、
    前記第1のハブから通信を受信して、前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを制御及び監視する、請求項31に記載のシステム。
  41. ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを提供するための装置であって、
    命令を記憶するメモリと、
    命令を実行して、前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を確立及び制御する1又はそれ以上の処理ユニットと、
    前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を送受信する無線周波数(RF)回路であって、前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて当該RF回路との双方向通信を可能にするために、送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスを各々が有する複数のノードに対して、通信を送信するRF回路と、
    を具備し、
    前記1又はそれ以上の処理ユニットが、命令を実行して、
    当該装置に対して通信を送信する各ワイヤレスデバイスの送信機に対して送信ウィンドウを受信機に対して受信ウィンドウを決定し、
    アンチコリジョン特徴を提供して前記ワイヤレスデバイスから受信される通信の衝突を回避する、ように構成される、ことを特徴とする装置。
  42. 当該装置が主電源により電力を供給され、前記複数のノードの各々がバッテリ源又は別のエネルギー源により電力を供給されて、ワイヤレス非対称ネットワークが形成される、請求項41に記載の装置。
  43. 前記1又はそれ以上の処理ユニットが、
    命令を実行して、第1のノードから受信した通信について衝突が発生したであろうか否かを決定し、
    前記第1のノード及び第2のノードからの通信の衝突が発生したであろう場合には前記第1のノード及び前記第2のノードについて次の受信ウィンドウ又は後続の受信ウィンドウを計算する、
    ように構成される、請求項41に記載の装置。
  44. 前記1又はそれ以上の処理ユニットが、
    命令を実行して、前記第1のノード及び前記第2のノードの各々に通信を送信して、異なる時間区間又はランダムに決定した時間区間だけ各ノードについて次の送信ウィンドウのシフトを生じさせる、請求項43に記載の装置。
  45. 前記1又はそれ以上の処理ユニットが、命令を実行して、
    前記第1のノード及び前記第2のノードから受信した通信について衝突が発生したときに、
    少なくとも1つの乱数を生成し、
    前記第1のノード及び前記第2のノードについて将来の送信ウィンドウ及び将来の受信ウィンドウのうちの少なくとも一方を前記少なくとも1つの乱数に基づいてシフトする、
    ように構成される、請求項44に記載の装置。
  46. 前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャがワイヤレスツリー非対称ネットワークアーキテクチャを含む、請求項41に記載の装置。
  47. 前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャがワイヤレスツリー及びメッシュ非対称ネットワークアーキテクチャを含む、請求項41に記載の装置。
  48. 前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャが、建物内又は該建物の近くの状態を安全にし及び監視するために、前記建物内又は該建物の近くに実装される、請求項41に記載の装置。
  49. ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおける通信についての調停及び衝突回避のための方法であって、
    ハブの受信機を用いて、前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャ内の複数のノードのうちの少なくとも1つのノードから通信を検出する段階であって、各ノードが、前記ハブとの双方向通信を可能にして前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを形成するために、送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスを有するようになっている、段階と、
    前記ハブの処理ロジックを用いて、前記通信の少なくとも一部が前記ハブの回路又は該ハブに結合された回路に理解不可能であるか否かを決定する段階と、
    前記通信の前記少なくとも一部が前記ハブの回路又は該ハブに結合された回路に理解不可能であるときに、異なる複数のノードから略同時に送信された通信の衝突が発生したであろうか否かを、前記ハブの処理ユニットを用いて決定する段階と、
    衝突が発生したであろうときに、前記異なる複数のノードに対して次の受信ウィンドウ又は後続の受信ウィンドウを、前記ハブの前記処理ロジックを用いて計算する段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  50. 衝突が発生したであろうときに、
    前記異なる複数のノードの受信ウィンドウの期間において、前記ハブの送信機を用いて、前記異なる複数のノードの各々に対して各ノードに対する命令を用いて通信を送信して、異なる時間区間又はランダムに決定した時間区間だけ次の送信ウィンドウをシフトする段階をさらに含む、請求項49に記載の方法。
  51. 前記ハブの前記処理ロジックを用いて、前記通信を送信したノードの識別を決定する段階と、
    前記通信が前記ハブの回路又は該ハブに結合された回路に理解不可能であると決定されたときに、前記ノードについて次の受信ウィンドウ又は後続の受信ウィンドウを決定する段階と、
    必要な場合に、決定された前記次の受信ウィンドウ又は前記後続の受信ウィンドウの期間において前記ノードに通信を前記ハブを用いて送信する段階と、
    をさらに含む、請求項49に記載の方法。
  52. 前記ハブの処理ロジックを用いて、前記異なる複数のノードから略同時に送信された通信の衝突が発生したであろうことを決定する段階と、
    前記ハブの回路又は該ハブに結合された回路に理解不可能である前記通信の少なくとも一部を用いて、前記通信を送信した前記ノードについて次の受信ウィンドウ又は後続の受信ウィンドウを、前記ハブの前記処理ロジックを用いて決定する段階と、
    前記ノードの決定された前記次の受信ウィンドウ又は前記後続の受信ウィンドウの期間において、前記ノードからの通信の再通信を要求する通信を用いて、前記ハブから前記ノードに通信を送信する段階と、
    をさらに含む、請求項49に記載の方法。
  53. ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャのためのセンサノードであって、
    少なくとも1つのセンサと、
    命令を記憶するメモリと、
    前記メモリ及び前記少なくとも1つのセンサに結合され、前記少なくとも1つのセンサから受信したデータを処理しかつ前記センサノードのために通信を処理するための命令を実行する処理ロジックと、
    該処理ロジックに結合され、送信機機能及び受信機機能を含んで、前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいてハブに通信を送信しかつ該ハブから通信を受信する、無線周波数(RF)回路と、
    を具備し、
    前記処理ロジックが、
    前記送信機機能に対する送信ウィンドウ及び前記受信機機能に対する受信ウィンドウを示すハブから受信した通信を処理して、アンチコリジョン機能を提供して前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにける通信の衝突を回避する、
    ように構成されることを特徴とするセンサノード。
  54. バッテリ源又は別のエネルギー源により電力を供給される、請求項53に記載のセンサノード。
  55. 前記処理ロジックが、命令を実行して、当該センサノードに対する次の送信ウィンドウのシフトを指示する前記ハブから受信した前記通信を処理するように構成される、請求項53に記載のセンサノード。
  56. 前記ハブが前記センサノード又は別のセンサノードから受信した通信について衝突が発生したことを決定したときに、
    前記処理ロジックが、命令を実行して、
    少なくとも1つの乱数を生成し、
    前記センサノードについて、将来の送信ウィンドウ及び将来の受信ウィンドウのうちの少なくとも一方を前記少なくとも1つの乱数に基づいてシフトさせる、
    ように構成される、請求項53に記載のセンサノード。
  57. ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを提供するためのシステムであって、
    該ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信及び電力消費を制御するように構成されたワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャ制御デバイスを有する第1のハブと、
    前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて前記第1のハブの前記ワイヤレス制御デバイスとの双方向通信を可能にするために、少なくとも1つのセンサと送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスとを各々が有する第1の複数のセンサノードと、
    を具備し、
    前記ワイヤレス制御デバイスが、各ワイヤレスデバイスについて、
    前記送信機の送信ウィンドウに関して時間的に近い第1の時間区間において、及び、前記受信機の受信ウィンドウに関して時間的に近い第2の時間区間において、各センサノード動作させるスケジュールされたタイミングを決定して、前記第1の複数のセンサノードの前記ワイヤレスデバイスの電力消費を低減する、ように構成される、ことを特徴とするシステム。
  58. 前記第1のハブが主電源により電力を供給され、前記第1の複数のセンサノードの各々がバッテリ源により電力を供給されて、前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャが形成される、請求項57に記載のシステム。
  59. 前記ワイヤレス制御デバイスが、各ワイヤレスデバイスについて、前記送信機の送信ウィンドウ及び前記受信機の受信ウィンドウのスケジュールされたタイミングを、前記複数のセンサノードの各ワイヤレスデバイスから通信を受信するタイミングに基づいて決定する、請求項57に記載のシステム。
  60. 各センサノードが前記第1の時間区間及び前記第2の時間区間において第1のクロック速度で動作し、
    各センサノードは、前記第1の時間区間及び前記第2の時間区間の外にあるときには、前記第1のクロック速度に比べて各センサノードの電力消費を低減すべく低減されたクロック速度である第2のクロック速度で動作する、請求項57に記載のシステム。
  61. 前記少なくとも1つのセンサが、充電のために設計された充電可能なバッテリを含むバッテリ源を用いて動作するものであり、
    前記少なくとも1つのセンサノードが、キャパシタを含むか又はキャパシタに結合されて、前記バッテリ源の深放電を回避するために用いられる振動取得回路のエネルギー取得からエネルギーを蓄える、請求項57に記載のシステム。
  62. 前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて制御及び電力消費を制御するように構成されたワイヤレス制御デバイスを有する第2のハブと、
    前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて前記第2のハブのワイヤレス制御デバイスとの双方向通信を可能にするために、少なくとも1つのセンサと送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスとを各々が有する第2の複数のセンサノードと、
    を具備し、
    前記ワイヤレス制御デバイスが、各ワイヤレスデバイスについて、
    前記送信機の送信ウィンドウに関して時間的に近い第3の時間区間及び前記受信機の受信ウィンドウに関して時間的に近い第4の時間区間において各センサノードを動作させるスケジュールされたタイミングを決定して、前記第2の複数のセンサノードの前記ワイヤレスデバイスの電力消費を低減する、ように構成される、請求項57に記載のシステム。
  63. 前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャが、ワイヤレスツリー非対称ネットワークアーキテクチャ、又は、ワイヤレスツリー及びメッシュ非対称ネットワークアーキテクチャを含む、請求項57に記載のシステム。
  64. 少なくとも1つのセンサノードが、充電が意図されていない1次電池を含むバッテリ源を用いて動作するものであり、
    前記少なくとも1つのセンサノードが、キャパシタを含むか、又は、キャパシタに結合されて、振動取得回路のエネルギー取得からエネルギーを蓄えて、前記1次電池をトリクル充電し、これにより、動作中に前記バッテリ源から引き出された、又は、前記バッテリ源の自己放電に起因して失われたエネルギーを補充する、請求項57に記載のシステム。
  65. 前記第1のハブの前記ワイヤレス制御デバイスが、2.4ギガヘルツ(GHz)より高い周波数帯域で動作する無線周波数(RF)回路を含み、
    前記第1の複数のノードの各ワイヤレスデバイスの前記送信機及び前記受信機もまた、2.4GHzより高い周波数帯域で動作し、これにより、
    各ワイヤレスデバイスについて前記送信機のRF回路に電力を供給するための第3の時間区間及び前記受信機のRF回路に電力を供給するための第4の時間区間を最小化して、前記第1の複数のノードの前記ワイヤレスデバイスの電力消費を低減する、請求項57に記載のシステム。
  66. 前記第1のハブの前記RF回路が5GHzより高い周波数帯域で動作し、
    前記第1の複数のノードの各ワイヤレスデバイスの前記送信機及び前記受信機もまた、5GHzより高い周波数帯域で動作し、これにより、
    各ワイヤレスデバイスについて前記送信機のRF回路に電力を供給するための前記第3の時間区間及び前記受信機のRF回路の電力を供給するための前記第4の時間区間を最小化して、前記第1の複数のノードの前記ワイヤレスデバイスの電力消費を低減する、請求項65に記載のシステム。
  67. 各センサノードが前記第1の時間区間及び前記第2の時間区間において第1の電力消費レベルで動作する、請求項57に記載のシステム。
  68. 各センサノードが前記第1時間区間及び前記第2時間区間の外にあるときに第2の電力消費レベルで動作し、
    前記第1の電力消費レベルが前記第2の電力消費レベルより大きな電力消費を有する、請求項66に記載のシステム。
  69. ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを提供するための装置であって、
    命令を記憶するメモリと、
    命令を実行して、前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を確立及び制御する1又はそれ以上の処理ユニットと、
    前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を送受信する無線周波数(RF)回路であって、前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて当該装置の当該RF回路との双方向通信を可能にするために、少なくとも1つのセンサと送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスとを各々が有する複数のセンサノードに通信を送信するRF回路と、
    を具備し、
    前記1又はそれ以上の処理ユニットが、命令を実行して、少なくとも1つのワイヤレスデバイスについて、少なくとも1つのセンサノードを前記送信機の送信ウィンドウに関して時間的に近い第1の時間区間及び前記送信機の送信ウィンドウに関して時間的に近い第2の時間区間において動作させるスケジュールされたタイミングを決定して、前記第1の複数のセンサノードの前記少なくとも1つのワイヤレスデバイスの電力消費を低減する、ことを特徴とする装置。
  70. 当該装置が主電源により電力を供給され、前記複数のセンサノードの各々がバッテリ源又は別のエネルギー源により電力を供給されて、前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャが形成される、請求項69に記載の装置。
  71. 前記1又はそれ以上の処理ユニットが、命令を実行して、前記少なくとも1つのワイヤレスデバイスについて前記送信機の送信ウィンドウ及び前記受信機の受信ウィンドウのスケジュールされたタイミングを、前記複数のセンサノードの前記少なくとも1つのワイヤレスデバイスから通信を受信するタイミングに基づいて決定する、請求項69に記載の装置。
  72. 少なくとも1つのセンサノードの前記少なくとも1つのワイヤレスデバイスが前記第1の時間区間及び前記第2の時間区間において第1のクロック速度で動作する、請求項69に記載の装置。
  73. 前記少なくとも1つのセンサノードが前記第1の時間区間及び前記第2の時間区間の外にあるときに第2のクロック速度で動作し、
    前記第2のクロック速度が前記第1のクロック速度に比べて前記少なくとも1つのセンサノードの電力消費を低減すべく低減されたクロック速度である、
  74. 前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャが、ワイヤレスツリー非対称ネットワークアーキテクチャ、並びに、ワイヤレスツリー及びメッシュ非対称ネットワークアーキテクチャのうちの少なくとも一方を含む、請求項69に記載の装置。
  75. 少なくとも1つのセンサノードの前記少なくとも1つのワイヤレスデバイスが前記第1の時間区間及び前記第2の時間区間において第1の電力消費レベルで動作する、請求項69に記載の装置。
  76. 前記少なくとも1つのセンサノードが前記第1の時間区間及び前記第2の時間区間の外にあるときに第2の電力消費レベルで動作し、
    前記第1の電力消費レベルが前記第2の電力消費レベルより大きい電力消費を有する、請求項75に記載の装置。
  77. ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて電力消費を低減するための方法であって、
    複数のセンサノードから通信をハブの無線周波数(RF)回路を用いて受信する段階であって、前記複数のセンサノードの各々が、前記ハブとの双方向通信を可能にして前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを形成するために、送信機及び受信機を備えたワイヤレス電力消費を有する、段階と、
    各センサノードの少なくとも1つのセンサを前記送信機の送信ウィンドウに関連して時間的に近い第1の時間区間及び前記受信機の受信ウィンドウに関連して時間的に近い第2の時間区間において動作させるスケジュールされたタイミングを、前記ハブの処理ロジックを用いて決定して、前記複数のセンサノードの前記ワイヤレスデバイスの電力消費を低減する段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  78. 前記ハブが主電源により電力を供給され、前記複数のノードの各々がバッテリ源又は別のエネルギー源により電力を供給されて、前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャが形成される、請求項77に記載の方法。
  79. 各ワイヤレスデバイスについて前記送信機の送信ウィンドウ及び前記受信機の受信ウィンドウのスケジュールされたタイミングを、前記複数のセンサノードの各ワイヤレスデバイスから通信を受信するタイミングに基づいて、前記ハブの処理ロジックを用いて決定する段階、をさらに含む、請求項77に記載の方法。
  80. 各センサノードが前記第1の時間区間及び前記第2の時間区間において第1のクロック速度で動作する、請求項77に記載の方法。
  81. 各センサノードが前記第1の時間区間及び前記第2の時間区間の外にあるときに第2のクロック速度で動作し、
    前記第2のクロック速度が前記第1のクロック速度に比べて各センサノードの電力消費を低減すべく低減されたクロック速度である、請求項80に記載の方法。
  82. 前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャがワイヤレスツリー非対称ネットワークアーキテクチャを含む、請求項77に記載の方法。
  83. 前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャがワイヤレスツリー及びメッシュ非対称ネットワークアーキテクチャを含む、請求項77に記載の方法。
  84. 各センサノードが前記第1の時間区間及び前記第2の時間区間において第1の電力消費レベルで動作する、請求項77に記載の方法。
  85. 各センサノードが前記第1の時間区間及び前記第2の時間区間の外にあるときに第2の電力消費レベルで動作し、
    前記第1の電力消費レベルが前記第2の電力消費レベルより大きい電力消費を有する、請求項80に記載の方法。
  86. ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャのためのセンサノードであって、
    少なくとも1つのセンサと、
    命令を記憶するメモリと、
    該メモリ及び前記少なくとも1つのセンサに結合され、前記少なくとも1つのセンサから受信したデータを処理しかつ前記センサノードのための通信を処理するための命令を実行する処理ロジックと、
    該処理ロジックに結合され、送信機機能及び受信機機能を含んで、前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいてハブに通信を送信しかつ該ハブから通信を受信する無線周波数(RF)回路と、
    を具備し、
    前記処理ロジックが、命令を実行して、
    前記送信機機能の送信ウィンドウに関連して時間的に近い第1の時間区間及び前記受信機機能の受信ウィンドウに関連して時間的に近い第2の時間区間において少なくとも1つのセンサノードを動作させるスケジュールされたタイミングを決定して、前記センサノードの電力消費を低減する、
    ように構成される、ことを特徴とするセンサノード。
  87. 前記センサノードが、バッテリ源と、該センサノードに結合された又は該センサノードと統合されたキャパシタに蓄えられたエネルギー取得のエネルギーと、を用いて動作するものであり、
    エネルギー取得からの前記エネルギーが、動作中に前記バッテリ源から引き出されたエネルギーを補充するために用いられる、請求項86に記載のセンサノード。
  88. 前記センサノードが前記第1の時間区間及び前記第2の時間区間において第1の電力消費レベルで動作し、
    前記センサノードが、前記第1の時間区間及び前記第2の時間区間の外にあるときに、第2の電力消費レベルで動作し、
    前記第1の電力消費レベルが前記第2の電力消費レベルよりも大きい電力消費を有する、請求項86に記載のセンサノード。
  89. ワイヤレス非対称ネットワークキを提供するためのシステムであって、
    前記ワイヤレス非対称ネットワークにおいて通信を送受信するための1又はそれ以上の処理ユニットと第1のアンテナとを有する第1のハブと、
    前記ワイヤレス非対称ネットワークにおいて通信を送受信するための1又はそれ以上の処理ユニットと第2のアンテナとを有する第2のハブと、
    前記ワイヤレス非対称ネットワークにおいて前記第1のハブ及び前記第2のハブとの双方向通信を可能にするために、送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスを各々が有する複数のセンサノードと、
    を具備し、
    前記第1のハブ及び前記第2のハブの前記1又はそれ以上の処理ユニットが、命令を実行して、前記複数のセンサノードについての位置情報を各センサノードから受信する通信に基づいて決定する、ように構成されることを特徴とするシステム。
  90. 前記第1のハブが主電源により電力を供給され、前記複数のセンサノードの各々がバッテリ源により電力を供給されて、前記ワイヤレス非対称ネットワークが形成される、請求項89に記載のシステム。
  91. 前記第1のハブ及び前記第2のハブが、相互に同期し、前記複数のセンサノードの位置情報を共有する、請求項89に記載のシステム。
  92. 前記第1のハブ及び前記第2のハブの前記1又はそれ以上の処理ユニットが、命令を処理して、
    前記複数のセンサノードに関する位置情報を、受信した前記通信に関連した到来時間情報を介して測定された距離からの三角測量に基づいて決定する、ように構成される、請求項89に記載のシステム。
  93. 前記第1のハブ及び前記第2のハブの前記1又はそれ以上の処理ユニットが、命令を実行して、前記複数のセンサノードに関する位置情報を、受信した前記通信に関連した信号強度情報を介して測定された距離からの三角測量に基づいて決定する、ように構成される、請求項89に記載のシステム。
  94. ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャがワイヤレスツリー非対称ネットワークアーキテクチャを含む、請求項89に記載のシステム。
  95. ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャがワイヤレスツリー及びメッシュ非対称ネットワークアーキテクチャを含む、請求項89に記載のシステム。
  96. 前記第2のハブの前記1又はそれ以上の処理ユニットが、命令を実行して、通信を前記第1のハブに送信しかつ通信を該第1のハブから受信して、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを制御及び監視する、ように構成される、請求項89に記載のシステム。
  97. 前記第1のハブの前記第1のアンテナ及び前記第2のハブの前記第2のアンテナが、前記複数のセンサノードに超広帯域(UWB)通信を送信しかつ該複数のセンサノードからUWB通信を受信するものである、請求項89に記載のシステム。
  98. ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャを提供するための装置であって、
    命令を記憶するメモリと、
    命令を実行してワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を確立及び制御する1又はそれ以上の処理ユニットと、
    多数のアンテナを含んで、前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を送受信する無線周波数(RF)回路であって、多数のアンテナを含んで通信を複数のセンサノードに送信するRF回路と、
    を具備し、
    前記複数のセンサノードの各々が前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて当該装置の前記RF回路との双方向通信を可能にするために送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスを各々が有するものであり、
    前記1又はそれ以上の処理ユニットが、命令を実行して、前記複数のセンサノードに関する位置情報を各センサノードから受信する通信に基づいて決定するように構成される、ことを特徴とする装置。
  99. 当該装置が主電源により電力を供給され、前記複数のセンサノードの各々がバッテリ源又は別のエネルギー源により電力を供給されて、ワイヤレス非対称ネットワークが形成される、請求項98に記載の装置。
  100. 前記1又はそれ以上の処理ユニットが、命令を実行して、前記複数のセンサノードに関する位置情報を該複数のセンサノードからの前記通信についての、到来角度情報、信号強度情報及び到来時間情報のうちの少なくとも1つに基づいて決定する、ように構成される、請求項98に記載の装置。
  101. 前記1又はそれ以上の処理ユニットが、命令を実行して、前記複数のセンサノードに対する位置情報を、マルチパス環境における最短の直接パスを識別するための情報と組み合わせて、最大のシグナリング成分を用いて到来角度を決定する、ように構成され、
    前記最短の直接パスを識別するための情報が前記複数のセンサノードからの通信についての到来時間情報から決定されるものである、請求項100に記載の装置。
  102. 前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャが、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャツリー非対称ネットワークアーキテクチャ、並びに、ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャツリー及びメッシュ非対称ネットワークアーキテクチャのうちの少なくとも一方を含む、請求項98に記載の装置。
  103. 前記RF回路の前記多数のアンテナが、超広帯域(UWB)通信を前記複数のセンサノードに送信しかつUWB通信を該複数のセンサノードから受信するものである、請求項98に記載の装置。
  104. ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて位置情報を決定するための方法であって、
    ハブの多数のアンテナを含む無線周波数(RF)回路を用いて、前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて複数のセンサノードに通信を送信する段階と、
    前記ハブの多数のアンテナを含む前記RF回路を用いて、前記複数のセンサノードから通信を受信する段階と、を含み、
    前記複数のセンサノードの各々が前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャにおいて前記ハブの前記RF回路との双方向通信を可能にするために送信機及び受信機を備えたワイヤレスデバイスを有するものであり、
    さらに、当該方法が、
    前記複数のセンサノードに関する位置情報を、各センサノードから受信した通信に基づいて、前記ハブの1又はそれ以上の処理ユニットを用いて決定する段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  105. 前記ハブが主電源により電力を供給され、前記複数のセンサノードの各々がバッテリ源又は別のエネルギー源により電力を供給されて、ワイヤレス非対称ネットワークが形成される、請求項104に記載の方法。
  106. 前記複数のセンサノードに関する位置情報を、該複数のセンサノードから受信した前記情報についての、到来角度情報、信号強度情報及び到来時間情報のうちの少なくとも1つに基づいて、前記ハブの1又はそれ以上の処理ユニットを用いて決定する段階、をさらに含む、請求項104に記載の方法。
  107. 前記1又はそれ以上の処理ユニットが、命令を実行して、前記複数のセンサノードに関する位置情報を、マルチパス環境における最短の直接パスを識別するための情報と組み合わせて、最大のシグナリング成分を用いて到来角度を決定する、ように構成され、
    前記最短の直接パスを識別するための情報が前記複数のセンサノードからの前記通信についての到来時間情報から決定されるものである、請求項106に記載の方法。
  108. 前記ワイヤレス非対称ネットワークアーキテクチャが、ワイヤレスツリー非対称ネットワークアーキテクチャ、並びに、ワイヤレスツリー及びメッシュ非対称ネットワークアーキテクチャのうちの少なくとも一方を含む、請求項104に記載の方法。
  109. 前記ハブの前記多数のアンテナが、超広帯域(UWB)通信を前記複数のセンサノードに送信しかつUWB通信を該複数のセンサノードから受信するものである、請求項104に記載の方法。
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