JP2018513657A - 周期的なビーコン信号に基づいて無線センサネットワーク内の通信を提供するためのシステム及び方法 - Google Patents

周期的なビーコン信号に基づいて無線センサネットワーク内の通信を提供するためのシステム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018513657A
JP2018513657A JP2017558369A JP2017558369A JP2018513657A JP 2018513657 A JP2018513657 A JP 2018513657A JP 2017558369 A JP2017558369 A JP 2017558369A JP 2017558369 A JP2017558369 A JP 2017558369A JP 2018513657 A JP2018513657 A JP 2018513657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hub
wireless
nodes
communication
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2017558369A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018513657A5 (ja
Inventor
イラムルト,トミ
パヴェト,ヴィクラム
アーロン,エラド
スブラマニアン,ヴィヴェック
Original Assignee
ロシックス・インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US14/607,045 external-priority patent/US9380531B1/en
Priority claimed from US14/925,889 external-priority patent/US10455368B2/en
Application filed by ロシックス・インコーポレイテッド filed Critical ロシックス・インコーポレイテッド
Publication of JP2018513657A publication Critical patent/JP2018513657A/ja
Publication of JP2018513657A5 publication Critical patent/JP2018513657A5/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0212Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave
    • H04W52/0219Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave where the power saving management affects multiple terminals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/70Services for machine-to-machine communication [M2M] or machine type communication [MTC]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0212Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave
    • H04W52/0216Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave using a pre-established activity schedule, e.g. traffic indication frame
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/04Scheduled access
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/005Discovery of network devices, e.g. terminals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/18Self-organising networks, e.g. ad-hoc networks or sensor networks
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

一実施形態において、システムは、1又は複数の処理ユニットを有するハブと、無線ネットワークアーキテクチャにおける通信を送信及び受信するためのRF回路とを含む。このシステムは、ワイヤレスネットワークアーキテクチャにおいてハブとの双方向の通信を可能にする送信機及び受信機を有する無線デバイスをそれぞれ有する複数のセンサノードを含む。ハブの1又は複数の処理ユニットは、ハブの周期的なビーコン信号に基づいて、各無線デバイスについて、送信機の送信動作を可能とし受信機の受信動作を可能とする第1のスケジュールされたタイミングを決定するための命令を実行するように構成されている。【選択図】 図5

Description

関連出願
本出願は、「非対称ネットワークアーキテクチャを有するワイヤレスセンサネットワークを提供するためのシステム及び方法」と題して、2015年1月27日に出願された出願番号14/607,045の一部継続出願であり、また、「センサノードのための少なくとも1つの周期的に保証されたタイムスロットに基づいたワイヤレスセンサネットワーク内の通信を提供するためのシステム及び方法」と題し、2015年10月28日に出願された出願番号14/925,889の一部継続出願でもある。これらの出願は、参照によって本明細書に組み込まれる。
本発明の実施形態は、センサノードに対する周期的なビーコン信号に基づいて無線センサネットワーク内の通信を提供するためのシステム及び方法に関するものである。
家庭用電化製品及びコンピュータの産業において、無線センサネットワークが長年研究されている。典型的な無線センサネットワークでは、1又は複数のセンサが無線装置と共に実装され、ネットワーク内に配置された1又は複数のセンサノードからのデータの無線収集を可能とする。各センサノードは、1又は複数のセンサを含むことができ、無線装置、及び、当該センサノードを作動するための電源を含む。従来の無線システムは、無線ネットワークにおける無線ノードに対するタイムスロットを定義するための反復タイムスロット定義信号(repeating time slot definition signal)を含む。ブロードキャストビーコン信号が、従来の手法(例えば、IEEE802.15.4)のために周期的に繰り返される。タイムスロットを定義するために、タイムスロット定義信号が周期的に繰り返される。ノードの受信機は、ブロードキャストビーコン信号、タイムスロット定義信号、及び特定のタイムスロットに対して動作可能であり、電源オンされる。
しかしながら、タイムスロット定義信号は、頻繁に繰り返されると、非常に多くのタイムスロットに対して、非実用的なほどに長くなってしまう。また、ノードは、ブロードキャストビーコン信号、タイムスロット定義信号、及び特定のタイムスロットを受信する動作が可能な受信機を備える必要があるため、かなりの電力を消費してしまう。
本発明の一実施形態として、センサノードに対する周期的なビーコン信号に基づいて無線センサネットワーク内の通信を提供するためのシステム及び方法が本明細書において開示される。
一例において、システムは、1又は複数の処理ユニット及び無線ネットワークアーキテクチャにおいて通信を送信及び受信するためのRF回路を有するハブを含む。また、当該システムは、無線ネットワークアーキテクチャにおけるハブとの双方向の通信を可能とする送信機及び受信機を有する無線デバイスをそれぞれ備える複数のセンサノードを含む。ハブの1又は複数の処理ユニットは、ハブの周期的なビーコン信号に基づいて、各無線デバイスについて、送信機の送信動作を可能とし受信機の受信動作を可能とする第1のスケジュールされたタイミングを決定し、複数のノードの無線デバイスの電力消費を低減するための命令を実行するように構成されている。ハブは、衝突が検出された場合に、複数のノードのうちの少なくとも2つの無線デバイスについて、送信機の送信動作を可能とし受信機の受信動作を可能とする異なる第2のスケジュールされたタイミングを決定することによって、衝突防止機能を提供する。
本発明の実施形態の他の特徴及び利点は、添付図面及び以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
本発明の実施形態は、添付図面の図において、限定ではなく一例として示されており、同様の参照符号は同様の構成要素を示している。
図1は、一実施形態に従って、通信のための周期的な保証されたタイムスロットを有する無線ノードの例示的なシステムを示す。 図2は、一実施形態に従って、センサノードの各グループに対して通信のための周期的に保証されたタイムスロットが割り当てられている、メッシュ状ネットワークの機能が実現可能なツリーネットワークアーキテクチャを主に有するシステムを示す。 図3は、一実施形態に従って、センサノードの各グループに対して通信のための周期的に保証されたタイムスロットが割り当てられている、多数のハブを備えるツリー及びメッシュネットワークアーキテクチャを有するシステムを示す。 図4は、従来の手法に従って、無線ネットワークにおける無線ノードに対するタイムスロットを定義するための反復タイムスロット定義信号を有するタイムラインを例示する。 図5は、一実施形態に従って、無線ネットワークにおける無線ノードに対するタイムスロットを定義するための非反復タイムスロット定義信号を有するタイムラインを例示する。 図6は、一実施形態に従って、無線ネットワークにおける無線ノードに対するタイムスロットを定義するための非反復タイムスロット定義信号を有するタイムラインを例示する。 図7は、一実施形態に従って、無線ネットワークアーキテクチャにおける無線ノードの複数のグループに対するタイムスロットを定義するための非反復タイムスロット定義信号を有する図表678を例示する。 図8は、一実施形態に従って、無線ネットワークアーキテクチャにおけるハブ及び無線ノードのグループによって送信される通信を有する図表800を例示する。 図9は、一実施形態に従って、ハブとデバイス(例えば、センサノード)のグループとの間の通信のためのネットワークアーキテクチャを例示する。 図10は、一実施形態に従って、無線ネットワークアーキテクチャにおけるハブ及び無線ノードのグループによって送信される通信を有する図表1000を例示する。 図11Aは、一実施形態に従って、電源コンセントに対するオーバーレイ1500として実装されたハブの例示的な実施形態を示す。 図11Bは、一実施形態に従って、電源コンセントに対するオーバーレイとして実装されたハブ1520のブロック図の分解図の例示的な実施形態を示す。 図12Aは、一実施形態に従って、コンピュータシステム、機器、又は通信ハブ内に配置されるカードとして実装されたハブの例示的な実施形態を示す。 図12Bは、一実施形態に従って、コンピュータシステム、機器、又は通信ハブ内に配置されるカードとして実装されたハブ1664のブロック図の例示的な実施形態を示す。 図12Cは、一実施形態に従って、機器(例えば、スマート洗濯機、スマート冷蔵庫、スマートサーモスタット、他のスマート機器等)内に実装されたハブの例示的な実施形態を示す。 図12Dは、一実施形態に従って、機器(例えば、スマート洗濯機、スマート冷蔵庫、スマートサーモスタット、他のスマート機器等)内に実装されたハブ1684のブロック図の分解図の例示的な実施形態を示す。 図13は、一実施形態に従って、センサノードのブロック図を例示する。 図14は、一実施形態に従って、ハブを有するシステム又は機器1800のブロック図を例示する。 図15は、一実施形態に従って、無線非対称ネットワークアーキテクチャのための通信を提供する方法に関するフローチャートを例示する。 図16は、一実施形態に従って、無線非対称ネットワークアーキテクチャの衝突を回避するために送信及び受信の通信をシフトするためのタイムシーケンスを例示する。 図17は、一実施形態に従って、無線非対称ネットワークアーキテクチャにおける通信に対する調停及び衝突回避の方法を例示する。
センサノードに対する周期的なビーコン信号に基づいて無線センサネットワーク内の通信を提供するためのシステム及び方法が本明細書において開示される。一実施形態において、システムは、1又は複数の処理ユニット及び無線ネットワークアーキテクチャにおける通信の送信及び受信のためのRF回路を有するハブを含む。また、当該システムは、無線ネットワークアーキテクチャにおいてハブとの双方向通信を可能にする送信機及び受信機を備える無線デバイスをそれぞれ有する複数のセンサノードを含む。ハブの1又は複数の処理ユニットは、各無線デバイスについて、送信機の送信動作を可能とし受信機の受信動作を可能とする第1のスケジュールされたタイミングを、ハブの周期的なビーコン信号に基づいて決定し、複数のノードの無線デバイスの電力消費を低減するように構成されている。ハブは、複数のノードの少なくとも2つの無線デバイスについて、送信機の送信動作を可能とし受信機の受信動作を可能とする異なる第2のスケジュールされたタイミングを決定することにより、衝突防止機能を提供する。
ハブは、特に屋内環境において、無線ネットワーク内のセンサノードに対する通信を受信及び送信するのに適切な期間中に動作可能なRF回路を含むことができる。また、この目的に関して、屋内環境は、同様の問題(例えば、近くの壁の存在等)が存在し得る、ビルディング及び他の建造物の周辺の領域等の屋内に近い環境を含むことが想定される。
一実施形態において、本設計のセンサノードは、より短い期間において動作可能な本設計のセンサノードの受信機を備えることに少なくとも部分的に起因して、従来の手法のノードにおける電力消費と比較して、非常に少ない電力を消費する。また、非反復タイムスロット定義信号は、タイムスロット定義信号が頻繁に繰り返されることを必要とする従来の手法と比較して、時間を節約し、ネットワーク輻輳及び帯域幅要件を低減する。
一実施形態において、電力の可用性の非対称性が、無線非対称ネットワークアーキテクチャにおける長距離の通信を提供するために利用され得る一方、バッテリ電源によって電力が供給されるノードにおけるバッテリの長寿命が維持される。例示的な実施形態では、通信ノード間の20メートルの通信範囲が実現され得る一方、バッテリによって動作するノードにおける長いバッテリ寿命(例えば、約10年、少なくとも10年)が提供される。このことは、本発明の実施形態に従って、エネルギー認識ネットワークプロトコル(energy aware networking protocol)を実装することによって達成され得る。具体的には、長寿命のバッテリによって動作するノードがツリーの末端で用いられる、メッシュに基づく特徴を有するツリー状のネットワークアーキテクチャが適用され得る。
例示的なツリー状ネットワークアーキテクチャは、2015年1月29日に出願された米国特許出願第14/607,045号、2015年1月29日に出願された米国特許出願第14/607,047号、2015年1月29日に出願された米国特許出願第14/607,048号、及び2015年1月29日に出願された米国特許出願第14/607,050号に記載されており、これらの出願は、全体として、参照によって本明細書に組み込まれる。
住宅、アパート、オフィス及び商業ビルディングを含む屋内環境において、並びに、駐車場、歩道、庭等の近くの屋外において使用される無線センサネットワークが記載される。当該無線センサネットワークは、電源を有する任意のタイプのビルディング、建造物、構内、車両、ボート等においても使用され得る。当該センサシステムは、センサノードに対して良好なバッテリ寿命を提供する一方、長い通信距離を維持する。
図1は、一実施形態に従って、通信のための周期的な保証されたタイムスロットを有する無線ノードの例示的なシステムを示す。システム100は、一実施形態に従って、メッシュ状ネットワークの機能を実現可能なツリーネットワークアーキテクチャを主に有する。システム100は、主に、標準的な通信のためのツリーネットワークアーキテクチャ(例えば、ノード識別情報、センサデータ、ノード状態情報、同期情報、ローカリゼーション情報、無線センサネットワークのための他の同様の情報、飛行時間(TOF)通信等)を有する。システム100は、無線制御デバイス111を有するハブ110と、無線デバイス121を有するセンサノード120と、無線デバイス125を有するセンサノード124と、無線デバイス129を有するセンサノード128と、無線デバイス131を有するセンサノード130と、無線デバイス133を有するセンサノード132とを含む。図示しない追加のハブは、ハブ110又は他のハブと通信することができる。各ハブは、センサノード120,124,128,130,及び132と双方向に通信する。また、これらのハブは、他のデバイス(例えば、クライアントデバイス、モバイルデバイス、タブレットデバイス、コンピューティングデバイス、スマート機器、スマートTV等)と双方向に通信するように設計されている。
一実施形態において、ハブ110の制御デバイス111は、単一の非反復タイムスロット定義信号を一度使用して、センサノード(例えば、ノード120,124,128,130,132)に対する少なくとも1つの周期的な保証されたタイムスロットのタイミングを決定し又は取り決めるための命令を実行するように構成されている。また、当該ハブは、各無線デバイスについて、送信機の送信動作を可能とし受信機の受信動作を可能とする第1のスケジュールされたタイミングを、ハブの周期的なビーコン信号に基づいて決定し、複数のノードの無線デバイスの電力消費を低減するように構成されている。当該ハブは、衝突が検出された場合に、複数のノードの少なくとも2つの無線デバイスについて、送信機の送信動作を可能とし受信機の受信動作を可能とする異なる第2のスケジュールされたタイミングを決定することにより、衝突防止機能を提供する。
センサノードは、上位のハブ又はノードとのアップストリーム通信のみを有し、他のハブ又はノードとのダウンストリーム通信を有さない場合、終端ノードとなる。各無線デバイスは、ハブ又は他のセンサノードとの双方向通信を可能とするための送信機及び受信機(又は、トランシーバ)を備えたRF回路を含む。
図2は、一実施形態に従って、センサノードの各グループに対して通信のための周期的な保証されたタイムスロットが割り当てられるメッシュ状ネットワークの機能が実現可能なツリーネットワークアーキテクチャを主に有するシステムを示す。当該システム250は、閾値の基準(例えば、特定の距離による少なくとも1つのノードの移動、特定の距離によるノードとハブとの間の経路の長さの変化)に基づいてセンサノードの位置を決定するためのメッシュ状ネットワークアーキテクチャを構築し得る。当該システム250は、ハブ210と、ノード220,224,228,230,232の第1のグループ295、及び、ノード270,280,290の第2のグループ296とを含む。センサノードは、異なるグループに割り当てることができる。他の例において、グループ296は、ノード220及び224の第1のサブグループ、並びに、ノード228,230及び232の第2のサブグループに分けられる。一例において、各グループ(又はサブグループ)は、他のノード又はハブとの通信のための異なる周期的な保証されたタイムスロットが割り当てられる。
ハブ210は無線デバイス211を含み、センサノード220は無線デバイス221を含み、センサノード224は無線デバイス225を含み、センサノード228は無線デバイス229を含み、センサノード230は無線デバイス231を含み、センサノード232は無線デバイス233を含み、センサノード270は無線デバイス271を含み、センサノード280は無線デバイス281を含み、及び、センサノード290は無線デバイス291を含む。図示しない追加のハブは、ハブ210又は他のハブと通信することができる。当該ハブ210は、センサノードと双方向に通信する。
これらの通信は、無線非対称ネットワークアーキテクチャにおける双方向通信240−244,272,282,及び292を含む。センサノードは、通信261−266,273,及び283に基づいて双方向に相互に通信し、ハブ及びセンサノードの位置を決定することを含む異なる適用例のためのメッシュ状の機能を提供する。
一実施形態において、ハブ210の制御デバイス211は、単一のタイムスロット定義信号を一度使用して、センサノードの各グループに対する周期的な保証されたタイムスロットのタイミングを決定又は取り決めるための命令を実行するように構成されている。また、当該ハブは、各無線デバイスについて、送信機の送信動作を可能とし受信機の受信動作を可能とする第1のスケジュールされたタイミングを、ハブの周期的なビーコン信号に基づいて決定し、複数のノードの無線デバイスの電力消費を低減する。当該ハブは、衝突が検出された場合に、複数のノードの少なくとも2つの無線デバイスについて、送信機の送信動作を可能とし受信機の受信動作を可能とする異なる第2のスケジュールされたタイミングを決定することにより、衝突防止機能を提供する。
図3は、一実施形態に従って、センサノードの各グループに対して通信のための周期的な保証されたタイムスロットが割り当てられる、多数のハブを備える非対称ツリー及びメッシュネットワークアーキテクチャを有するシステムを示す。当該システム700は、無線制御デバイス711を有する中央ハブ710と、無線制御デバイス721を有するハブ720と、無線制御デバイス783を有するハブ782と、無線制御デバイスnを有するハブnを含む追加のハブとを含む。図示しない追加のハブは、中央ハブ710、他のハブ、又は追加の中央ハブと通信することができる。各ハブは、他のハブ及び1又は複数のセンサノードと双方向に通信する。また、当該ハブは、デバイス780(例えば、クライアントデバイス、モバイルデバイス、タブレットデバイス、コンピューティングデバイス、スマート機器、スマートTV等)を含む他のデバイスと双方向に通信するように設計されている。
センサノード730,740,750,760,770,788,792,n,及びn+1(又は終端ノード)の各々は、それぞれ、無線デバイス731,741,751,761,771,789,793,758及び753を含む。センサノードは、上位のハブ又はノードとのアップストリーム通信のみを有し、他のハブ又はノードとのダウンストリーム通信を有さない場合、終端ノードである。各無線デバイスは、ハブ又は他のセンサノードとの双方向通信を可能とする送信機及び受信機(又は、トランシーバ)を備えたRF回路を含む。
一実施形態において、中央ハブ710は、ハブ720,782、ハブn、デバイス780、及びノード760,770と通信する。これらの通信は、無線非対称ネットワークアーキテクチャにおける通信722,724,774,772,764,762,781,784,786,714、及び712を含む。無線制御デバイス711を有する中央ハブは、ノードのグループ及び各グループに対して保証されたタイム信号を割り当てることを含む無線非対称ネットワークアーキテクチャの制御及び監視のために、他のハブに通信を送信し、他のハブから通信を受信するように構成されている。
ハブ720は、中央ハブ710と通信し、また、センサノード730,740、及び750と通信する。これらのセンサノードとの通信は、通信732,734,742,744,752及び754を含む。例えば、ハブ720から見ると、通信732は当該ハブによって受信され、通信734はセンサノードに送信される。センサノード730から見ると、通信732はハブ720に送信され、通信734はハブから受信される。
一実施形態において、中央ハブ(又は他のハブ)は、ノード760及び770をグループ716に、ノード730,740、及び750をグループ715に、ノード788及び792をグループ717に、並びに、ノードn及びn+1をグループnに割り当てる。他の例において、グループ716及び715は、単一のグループに結合される。
中央ハブ710及びハブ720の少なくとも1つは、単一のタイムスロット定義信号を一度使用して、センサノードの各グループに対する周期的な保証されたタイムスロットのタイミングを取り決めるための命令を実行するように構成されている。
一実施形態において、無線非対称ネットワークを提供するためのシステムは、無線非対称ネットワークアーキテクチャにおける通信及び電力消費を制御するように構成された無線制御デバイス711を有する第1のハブ(例えば、中央ハブ710)と、無線非対称ネットワークアーキテクチャにおける第1のハブの無線制御デバイスとの双方向通信を可能とする送信機及び受信機を有する無線デバイスをそれぞれ有する第1の複数のノード(例えば、760,770,788,792、n,n+1等)とを備える。無線制御デバイスは、各無線デバイスについて、送信機の送信動作を可能とし受信機の受信動作を可能とする第1のスケジュールされたタイミングを、第1のハブの周期的なビーコン信号に基づいて決定し、第1の複数のノードの無線デバイスの電力消費を低減するように構成されている。
一例において、無線非対称ネットワークを形成するために、第1のハブは商用電源によって電力を供給され、第1の複数のノードはそれぞれバッテリ電源によって電力を供給される。第1のハブ及び第1の複数のセンサノードに対して利用可能な電力の非対称性は、第1の複数のセンサノードの送信関連のエネルギー消費を低減するために、低デューティサイクルネットワーキングに基づいて、第1の複数のセンサノードの無線非対称ネットワークにおけるバッテリ寿命及び通信範囲を向上させるために利用される。
他の例において、第1の複数のノードの各無線デバイスについて、送信機の送信動作を可能とし受信機の受信動作を可能とする第1のスケジュールされたタイミングは、周期的なビーコン信号と第1の複数のノードの通信との間のタイミングの関係(timing relationship)に基づいて決定される。
一例において、第1のハブは、衝突の検出又は新たなセンサノードの検出に応じて、第1の複数のノードの少なくとも2つの無線デバイスについて、送信機の送信動作を可能とし受信機の受信動作を可能とする異なる第2のスケジュールされたタイミングを決定することにより、衝突防止機能を提供する。当該第1のハブは、最初は第1のスケジュールされたタイミングを伴って、その後は、衝突の検出又は新たなノードの検出に応じた第2のスケジュールされたタイミングを伴って、周期的なビーコン信号を送信する。
一例において、第2のスケジュールされたタイミングを決定することは、少なくとも一部が理解不能である通信を受信することに基づいて、少なくとも1つの理解不能な通信を判定し、その後、当該少なくとも1つの理解不能な通信が、異なるノードからほぼ同時に送信された通信の衝突によって生じた可能性を決定することを含む。
他の実施形態において、第2のハブ(例えば、ハブ720)は、無線非対称ネットワークアーキテクチャにおける通信及び電力消費を制御するように構成された無線制御デバイスを含む。第2の複数のノード(例えば、730,740,750)の各々は、無線非対称ネットワークアーキテクチャにおける第2のハブの無線制御デバイスとの双方向通信を可能とする送信機及び受信機を備えた無線デバイスを有する。第2のハブの無線制御デバイスは、第2の複数のノードの各無線デバイスについて、送信機の送信動作を可能とし受信機の受信動作を可能とする第3のスケジュールされたタイミングを決定し、第2の複数のノードの無線デバイスの電力消費を低減するように構成されている。
一例において、無線制御デバイスを有する第2のハブは、無線非対称ネットワークアーキテクチャを制御及び監視するために、第1のハブに通信を送信し、第1のハブから通信を受信するように構成されている。
図1−3に示されるアーキテクチャを使用することにより、長いバッテリ寿命を必要とするノードは、通信に費やされるエネルギーを最小化し、ツリー階層における上位ノードは、利用可能なエネルギー源を用いて実装され、或いは、高い容量を提供し又は短いバッテリ寿命をもたらすバッテリを代替的に使用する。バッテリで動作する終端ノードにおけるバッテリ寿命が長くなることを促進するために、これらのノードとそれらの上位レベルの対応部分(以下、最下位レベルハブと呼ぶ)との間の通信は、最小限の送受信トラフィックが最下位レベルハブと終端ノードとの間に生じるように確立される。
一実施形態において、ノードは、低エネルギーの非通信状態において、その時間の多く(例えば、時間の90%以上、時間の95%以上、時間の約98%又は99%以上)を費やす。ノードがウェイクアップして通信状態に入ると、ノードは、最下位レベルのハブに対するデータの送信動作が可能となる。このデータは、ノード識別情報、センサデータ、ノード状態情報、同期情報、ローカリゼーション情報、及び無線センサネットワークのための他の同様の情報を含み得る。
図4は、従来の手法に従って、無線ネットワーク内の無線ノードに対するタイムスロットを定義するための反復タイムスロット定義信号を有するタイムラインを示す。ブロードキャストビーコン信号402−411は、従来の手法(例えば、IEEE802.15.4)におけるタイムライン450上で周期的に繰り返される。タイムスロット定義信号412−416は、タイムスロット420−428を定義するために周期的に繰り返される。タイムスロット定義信号412はタイムスロット420及び421を定義し、タイムスロット定義信号413はタイムスロット422及び423を定義し、タイムスロット定義信号414はタイムスロット425及び426を定義し、タイムスロット定義信号415はタイムスロット426及び427を定義し、並びにタイムスロット定義信号416はタイムスロット428を定義する。図4に示されるように、ノードの受信機は、ブロードキャストビーコン信号、タイムスロット定義信号、及び特定のタイムスロットに対して動作可能であり、電源オンされる。
図5は、一実施形態に従って、無線ネットワークアーキテクチャにおける無線ノードに対するタイムスロットを定義するための非反復タイムスロット定義信号を有するタイムラインを示す。この実施形態において、ブロードキャストビーコン信号552−556は、タイムライン550上において周期的に繰り返される。タイムスロット定義信号560は、タイムスロット571,573,575,577、及び579を定義するために一度(繰り返さずに)定義される。タイムスロット定義信号560は、無線ネットワークアーキテクチャにおけるセンサノードの各グループ又は集団毎に異なるタイムスロットを定義することができる。一実施形態において、このことは、各グループ又は集団に関連付けられた各タイムスロットに対する開始及び終了時間を特定することによって、又は、これに対する開始時間及び持続時間を提供することによって実現することができ、或いは、当業者には明らかであろう他の同様の特定方法によって実現することができる。少なくとも1つのノードの受信機は、図5に示すように、ブロードキャストビーコン信号552、タイムスロット定義信号560、並びに特定のタイムスロット571,573,575,577、及び579に対する期間581及び583−587の間において動作可能である。受信機の電源投入時間(例えば、583−587)の一部において、受信機は、低電力検出モードで動作することができ、受信機のエネルギー消費全体を低減し得る。当該受信機は、期間583−587の間において低電力検出モードで動作し、これらの期間は、図5において、センサ受信機低エネルギー検出オン、と分類表示されている。このモードにおいて、全RF受信回路(full RF reception circuitry)はデータを受信するようには動作しない。むしろ、受信機は、受信機回路全体の動作なしに特定の入力信号を検出するように構成され、これにより、エネルギー消費を低減する。
一実施形態において、センサノードは、より短い期間において動作可能なセンサノードの受信機を備えることに少なくとも部分的に起因して、図4に示されるようなノードの電力消費と比較して、図5に示されるように非常に少ない電力を消費する。また、非反復タイムスロット定義信号560は、タイムスロット定義信号が頻繁に繰り返されることを必要とする図4の従来の手法と比較して、時間を節約し、ネットワーク輻輳及び帯域幅要件を低減する。タイムスロット定義信号412−416は、頻繁に繰り返されると、非常に多くのタイムスロットに対して、非実用的なほどに長くなってしまう。
一実施形態において、システムは、1又は複数の処理ユニット及び無線ネットワークアーキテクチャにおける通信を送受信するためのRF回路を有するハブと、無線ネットワークアーキテクチャにおけるハブとの双方向の通信を可能とする送信機及び受信機を有する無線デバイスをそれぞれ有する複数のセンサノードとを含む。ハブの1又は複数の処理ユニットは、単一のタイムスロット定義信号を一度使用して、複数のセンサノードに対する少なくとも1つの周期的な保証されたタイムスロットのタイミングを決定又は取り決めるための命令を実行するように構成されている。また、ハブは、各無線デバイスについて、送信機の送信動作を可能とし受信機の受信動作を可能とする第1のスケジュールされたタイミングを、ハブの周期的なビーコン信号(例えば、552−556)に基づいて決定し、複数のノードの無線デバイスの電力消費を低減するように構成されている。ハブは、衝突又は新たなノードが検出された場合に、複数のノードの少なくとも2つの無線デバイスについて、送信機の送信動作を可能とし受信機の受信動作を可能とする異なる第2のスケジュールされたタイミングを決定することにより、衝突防止機能を提供する。
一例において、複数のセンサノードは、センサノードの第1のグループとセンサノードの第2のグループとを含む。センサノードの第1のグループの少なくとも1つの受信機は、第1の周期的な保証されたタイムスロットの期間中に動作可能であるように構成されており、センサノードの第2のグループの少なくとも1つの受信機は、第2の周期的な保証されたタイムスロットの期間中に動作可能であるように構成されている。
一例において、センサノードの第1のグループの少なくとも1つの送信機は、第1の周期的な保証されたタイムスロットの期間中に動作可能であるように構成されており、センサノードの第2のグループの少なくとも1つの送信機は、第2の周期的な保証されたタイムスロットの期間中に動作可能であるように構成されている。
一例において、ハブの1又は複数の処理ユニットは、周期的な保証されたタイムスロットの期間中に送信情報(transmission)を受信するための命令、及び、特定の保証されたタイムスロットに関する送信情報のタイミングに基づいて、センサノードの第1のグループ又はセンサノードの第2のグループが当該送信情報を送信したかどうかを判定するための命令を実行するように構成されている。
一例において、少なくとも1つのセンサノードは、特定の保証されたタイムスロットの期間中に送信情報を受信するための命令、及び、センサノード上の受信機全体をオンすることなく、周期的な保証されたタイムスロットに関する送信情報のタイミングに少なくとも基づいて、センサノードの第1のグループが当該送信情報を送信したかどうかを判定するための命令を実行するように構成されている。
他の例において、少なくとも1つのセンサノードは、送信情報のエネルギー、及び、送信情報のプリアンブルのうち少なくとも1つを検出し、送信情報のデータを処理するための電力消費なしに当該送信情報の受信確認を行うための命令を実行するように構成されている。
一例において、ハブの1又は複数の処理ユニットは、少なくとも1つの他の無線システムに対するタイムスロット定義、及び、少なくとも1つの他のシステム内の複数のセンサノードに対する周期的なタイムスロットの位置を予約するための定義を含む少なくとも1つの通信を伴って、少なくとも1つの他の無線システムに対して少なくとも1つの通信をブロードキャストするための命令を実行するように構成されている。
図6は、一実施形態に従って、無線ネットワークアーキテクチャにおける無線ノードに対するタイムスロットを定義するための非反復タイムスロット定義信号を有するタイムラインを例示する。ブロードキャストビーコン信号602−606は、タイムライン650上で周期的に繰り返される。ブロードキャストビーコン信号は1バイトのフィールドxを含むことができ、当該フィールドxは、他のシステムに対して、フィールドyが後に続くビーコンフレームであることを示し、当該フィールドyは、フレーム関連情報641及び642がビーコン情報640の内部に発見される情報を含むことができる。622のようなフレームは、他のシステムが干渉することなく、ハブ及びノードが通信できるタイムスロットである。フレームの期間中において、データ、受信確認、ビーコン、又はMACコマンドパケットを送信することができる。当該フレームは、センサノードの各無線デバイスについて、送信機の送信動作を可能とし受信機の受信動作を可能とするためのスケジュールされたタイミング情報(例えば、最初のスケジュールされたタイミング情報、新たなノードの検出又は衝突の検出に応じたその後のスケジュールされたタイミング情報)を含み得る。
専有のコンテンツの前のビーコンの先頭に公知のプロトコルを使用してフレームを定義することは、保証されたタイムスロットの期間中における他のシステムによる送信を防止する。一例において、他のシステム(例えば、IEEE802.15.4システム)は、全てのビーコンの先頭にフレーム情報641及び642を含めることに基づいて、期間622(又は、他の同様の周期的な期間)中において送信しない。フレーム順序フィールド642はフレームの長さに関する情報を含み、ビーコン順序フィールド641は2つのフレーム間の時間に関する情報を含む。
図7は、一実施形態に従って、無線ネットワークアーキテクチャにおける無線ノードの複数のグループに対するタイムスロットを定義するための非反復タイムスロット定義信号を有する図表678を例示する。図表678は、無線センサネットワークにおける通信に関する横軸(タイムライン690)に対する縦軸(許可された送信691)を示す。ブロードキャストビーコン信号661−655は、横軸(タイムライン690)上で周期的に繰り返される(例えば、50ミリ秒、100ミリ秒、200ミリ秒等)。ブロードキャストビーコン信号は、アドレス情報(例えば、物理ネットワークセグメント上の通信のためにネットワークインターフェイス(例えば、ハブ)に割り当てられた一意の識別子を定義するオプションのMACアドレス情報)を含むことができ、また、図6の記載に関連して説明されたフレームに関する情報を含み得る。
タイムスロット定義信号656は、タイムスロット658,660,662,664及び666を定義するために一度(繰り返さずに)定義される。タイムスロット定義信号656は、無線ネットワークアーキテクチャにおけるセンサノードの各グループ又は集団毎に異なるタイムスロットを定義することができる。一例において、第1のグループ内のデバイス(例えば、センサノード)は、タイムスロット信号657,659,661,663、及び665の期間中に通信を受信する動作が可能な受信機を備える。第2のグループ内のデバイス(例えば、センサノード)は、タイムスロット信号658,660,662,664、及び666の期間中に通信を受信する動作が可能な受信機を備える。
第2のグループの少なくとも1つのノードの受信機は、図7に示されるように、ブロードキャストビーコン信号651、タイムスロット定義信号656、及び特定のタイムスロット658,660,662,664、及び666に対する期間670及び672−676の期間中に動作可能である。保証されたタイムスロットを定義することは、当該保証されたタイムスロットの期間中における他のグループによる送信を防止する。
図8は、一実施形態に従って、無線ネットワークアーキテクチャにおけるハブ及び無線ノードのグループによって送信される通信を含む図表800を例示する。図表800は、無線センサネットワークにおける通信に関する横軸(タイムライン850)に対する縦軸(許可された送信851)を示す。ブロードキャストビーコン信号801−805は、タイムライン850上で周期的に繰り返される(例えば、50ミリ秒、100ミリ秒、200ミリ秒等)。ブロードキャストビーコン信号は、アドレス情報(例えば、物理ネットワークセグメント上の通信のためにネットワークインターフェイス(例えば、ハブ)に割り当てられた一意の識別子を定義するオプションのMACアドレス情報)を含むことができ、また、図6の記載に関連して説明されたフレームに関する情報を含み得る。
タイムスロット定義信号(例えば、タイムスロット定義信号656)は、タイムスロット811,813,815,817及び819を定義するために一度(繰り返さずに)定義される。タイムスロット定義信号は、無線ネットワークアーキテクチャにおけるセンサノードの各グループ又は集団毎に異なるタイムスロットを定義することができる。一例において、第1のグループ内のデバイス(例えば、センサノード)は、タイムスロット信号810,812,814,816,818の期間中に通信を受信する動作が可能な受信機を備える。第2のグループ内のデバイス(例えば、センサノード)は、タイムスロット信号811,813,815,817、及び819の期間中に通信を受信する動作が可能な受信機を備える。
第2のグループの少なくとも1つのノードの受信機は、図8に示されるように、特定のタイムスロット811,813,815,817、及び819に対して、期間820−824の期間中に動作可能である。保証されたタイムスロットを定義することは、当該保証されたタイムスロットの期間中における他のグループによる送信を防止する。ハブの受信機は、無線センサネットワークにおけるセンサノードからの通信を受信するための期間830−833の期間中に動作可能である。
一例において、低電力のセンサノードの第2のグループは、デバイス861−864を含む。デバイス864は、期間820ー824の期間中に動作可能な受信機を有する。デバイス864は、期間820の期間中に、デバイス861−863からの通信を受信する。デバイス861−863は、タイムスロット811の期間中に、それぞれ、通信信号840,841、及び842を送信する動作が可能な送信機を有する。デバイス864は、デバイス861−863からの送信情報を受信することに応じて、その後、そのプログラミングに従って動作することができる。デバイス864は、デバイス861−863の送信情報のエネルギー及びこれらの送信情報のプリアンブルの少なくとも1つを検出するための命令を実行するように構成され得る。デバイス864は、その後、送信情報のデータを処理するための電力消費なしに、送信情報の少なくとも1つの受信確認を行い得る。デバイス864は、送信情報の実際の内容のデコードを行わない。むしろ、より多くの電力を有するデバイス(例えば、商用電源によって電力を供給されるハブ)が、デバイス861−863からのこれらの送信情報を受信することができ、また、これらの送信情報の実際の内容をデコードすることができる。ハブは、通信信号840−842の個別の固有の直交送信コードに基づいて、デバイス861−863を認識及び識別することができる。
図9は、一実施形態に従って、ハブとデバイス(例えば、センサノード)のグループとの間の通信のためのネットワークアーキテクチャを例示する。ネットワークアーキテクチャ900は、ハブ910と、デバイス961及び962とを含み、当該ハブとデバイス961及び962との間の双方向通信920,921及び922を有する。一例において、ハブは、商用電源によって電力を供給され、デバイスは、限られた電源供給(例えば、バッテリー、ソーラー等)を有する。
図10は、一実施形態に従って、無線ネットワークアーキテクチャにおけるハブ及び無線ノードのグループによって送信される通信を含む図表1000を示す。図表1000は、無線センサネットワークにおける通信に関する横軸(タイムライン1050)に対する縦軸(送信電力1051)を示す。ブロードキャストビーコン信号1001−1005は、タイムライン1050上で周期的に繰り返される(例えば、50ミリ秒、100ミリ秒、200ミリ秒等)。ブロードキャストビーコン信号は、アドレス情報(例えば、物理ネットワークセグメント上の通信のためにネットワークインターフェイス(例えば、ハブ)に割り当てられた一意の識別子を定義するオプションのMACアドレス情報)を含むことができ、また、図6の記載に関連して説明されたフレームに関する情報を含み得る。タイムスロット定義信号(例えば、タイムスロット定義信号656)は、動作可能な受信機を有するセンサノードのグループに対する期間1020−1023に対応するタイムスロットを定義するために、一度(繰り返さずに)前もって定義されている。一例において、第1のグループ内のデバイス(例えば、センサノード)は、タイムスロット信号の期間中に通信を受信する動作が可能な受信機を有する。ハブは、期間1030−1033の期間中に通信を受信する動作が可能な受信機を有する。ハブ910は、1006及び1007で送信している。デバイス961は、1010及び1011で送信している。
一例において、1010,1011でデバイス961によって送信された信号は、デバイス962によって受信されない。当該信号は弱く、ハブ910によってのみ検出され得る。ハブ910は、デバイス961によって送信される信号の受信確認を送信することができる。デバイス962は、この受信確認を、割り当てられたタイムスロットの期間中に受信し、そのプログラミングに従って動作する。デバイス961は、その後、ハブ910からの受信確認1007の受信に応じて、送信を停止し得る。ハブは、第1のノードからの弱い信号を、当該第1のノードからの通信を直接に受信できない第2のノードに中継する(repeating)ことによって、無線センサネットワークの範囲を拡張することができる。
一例において、センサは、次の保証されたタイムスロットの期間中、又は、場合によっては次の保証されたタイムスロットより以前において、当該センサにアラーム信号を生成及び送信させるトリガーイベントを検出する。ハブは、アラーム信号を受信し、当該アラーム信号の受信に基づいて、アクション(例えば、すべてのノードを起動させるアラーム信号を繰り返すこと、住居の所有者、警察署、消防署、救急車等にアラーム信号が送信されるようにすること等)を決定する。他のセンサノードの起動に応じて、ハブは、他のセンサから追加の通信を受信し得る。ハブは、その後、追加の通信に基づいて適切なアクションを決定することができる。例えば、ハブからウェイク信号を受信した後の全てのセンサは、画像をキャプチャし、分析のために当該画像をハブに送信し得る。
一実施形態において、無線非対称ネットワークアーキテクチャを提供するための装置(例えば、ハブ)は、命令を記憶するためのメモリと、無線非対称ネットワークにおける通信を確立及び制御するための命令を実行するための1又は複数の処理ユニットと、無線非対称ネットワークにおける通信を送信及び受信するための無線周波数(RF)回路とを備える。当該RF回路は、無線非対称ネットワークにおける当該装置のRF回路との双方向通信を可能とする送信機及び受信機を有する無線デバイスをそれぞれ有する複数のノードに対して通信を送信する。1又は複数の処理ユニットは、各無線デバイスについて、当該装置の周期的なビーコン信号(例えば、556,602−606,651−655,801−805,1001−1005等)に基づいて、送信機の送信動作を可能とし受信機の受信動作を可能とする第1のスケジュールされたタイミングを決定し、複数のノードの無線デバイスの電力消費を低減するための命令を実行するように構成されている。
他の例において、無線非対称ネットワークを形成するために、当該装置は商用電源によって電力が供給され、複数のノードはそれぞれバッテリ電源又は他のエネルギー源によって電力が供給される。当該装置及び第1の複数のセンサノードの利用可能な電力の非対称性は、第1の複数のセンサノードの送信関連のエネルギー消費を低減するために、低デューティサイクルネットワーキングに基づいて、第1の複数のセンサノードの無線非対称ネットワークにおけるバッテリ寿命及び通信範囲を向上させるために利用される。
一例において、第1の複数のノードの各無線デバイスについて、送信機の送信動作を可能とし受信機の受信動作を可能とする第1のスケジュールされたタイミングは、周期的なビーコン信号と複数のノードの通信との間のタイミングの関係に基づいて決定される。
一例において、当該装置は、衝突の検出又は新たなノードの検出に応じて、複数のノードの少なくとも2つの無線デバイスについて、送信機の送信動作を可能とし受信機の受信動作を可能とする異なる第2のスケジュールされたタイミングを決定することにより、衝突防止機能を提供する。当該装置は、最初は第1のスケジュールされたタイミングを伴って、その後は、衝突の検出又は新たなノードの検出に応じた第2のスケジュールされたタイミングを伴って、周期的なビーコン信号を送信する。一例において、第2のスケジュールされたタイミングを決定することは、少なくとも一部が理解不能である通信を受信することに基づいて、少なくとも1つの理解不能な通信を決定し、その後、当該少なくとも1つの理解不能な通信が、異なるノードからほぼ同時に送信された通信の衝突によって生じた可能性を決定することを含む。
本明細書において説明されるハブとノードとの間の通信は、様々な手段を用いて実現することができ、これらに限定されないが、無線周波数を用いた直接的な無線通信、住宅、アパート、商業ビル等の中の電気配線上に信号を変調することによって実現される電力線通信、802.11a、802.11b、802.11n、802.11ac、及び、当業者にとって明らかである他の同様のWiFi通信プロトコル等の標準的なWiFi通信プロトコルを用いたWiFi通信、GPRS、EDGE、3G、HSPDA、LTE、及び当業者にとって明らかである他の同様のセルラ通信プロトコル等のセルラ通信、Bluetooth通信、Zigbeeのような周知の無線センサネットワークプロトコルを用いた通信、及び、当業者にとって明らかである他の有線又は無線の通信方式を含む。
終端ノードとハブとの間の無線周波数通信の実装は、狭帯域、チャネル重複、チャネルステッピング、マルチチャネル広帯域、及び超広帯域通信を含む様々な方法で実装され得る。
ハブは、本発明の実施形態に従って、様々な方法で物理的に実装され得る。図11Aは、一実施形態に従って、電力コンセントに対するオーバーレイ1500として実装されるハブの例示的な実施形態を示す。オーバーレイ1500(例えば、フェースプレート)は、ハブ1510と、当該ハブを電気コンセント1502に結合するコネクション1512(例えば、通信リンク、信号線、電気的接続等)とを含む。代替的に(又は追加的に)、ハブは、コンセント1504に結合される。オーバーレイ1500は、安全及び美観の目的のために、電気コンセント1502及び1504を覆い又は囲む。
図11Bは、一実施形態に従って、電力コンセントに対するオーバーレイとして実装されるハブ1520のブロック図の分解図の例示的な実施形態を示す。ハブ1520は、周期的に向きが反転する交流(AC)を、一方向にのみ流れる直流(DC)に変換する電源整流器1530を含む。電源整流器1530は、コネクション1512(例えば、通信リンク、信号線、電気的接続等)を介してコンセント1502からACを受け、コネクション1532(例えば、通信リンク、信号線、電気的接続等)を介してコントローラ回路1540に電力を供給するために、及び、コネクション1534(例えば、通信リンク、信号線、電気的接続等)を介してRF回路1550に電力を供給するために、ACをDCに変換する。コントローラ回路1540は、メモリ1542を含み、又は、本明細書で説明されるように、無線非対称ネットワークのローカリゼーション(localization)の形成、監視、及び実行のためのハブの動作を制御するためのコントローラ回路1540の処理ロジック1544(例えば、1又は複数の処理ユニット)によって実行される命令を格納するメモリに結合される。RF回路1550は、無線センサノードとのアンテナ1552を介した双方向通信を送受信するトランシーバ又は別々の送信機1554及び受信機1556の機能を含み得る。RF回路1550は、コネクション1534(例えば、通信リンク、信号線、電気的接続等)を介してコントローラ回路1540と双方向に通信する。ハブ1520は、無線制御デバイス1520であってもよいし、本明細書において説明されるように、コントローラ回路1540、RF回路1550、及びアンテナ1552を組み合わせて、無線制御デバイスを構成することもできる。
図12Aは、一実施形態に従って、コンピュータシステム、機器、又は通信ハブ内に配置するためのカードとして実装されるハブの例示的な実施形態を示す。カード1662は、矢印1663によって示されるように、システム1660(例えば、コンピュータシステム、機器、又は通信ハブ)に挿入することができる。
図12Bは、一実施形態に従って、コンピュータシステム、機器、又は通信ハブ内に配置するためのカードとして実装されたハブ1664のブロック図の例示的な実施形態を示す。ハブ1664は、コネクション1674(例えば、通信リンク、信号線、電気的接続等)を介してコントローラ回路1668に電力(例えば、DC電源)を供給し、コネクション1676(例えば、通信リンク、信号線、電気的接続等)を介してRF回路1670に電力を供給する電源1666を含む。コントローラ回路1668は、メモリ1661を含み、又は、本明細書で説明されるように、無線非対称ネットワーク内の形成、監視、及び通信のためのハブの動作を制御するためのコントローラ回路1668の処理ロジック1663(例えば、1又は複数の処理ユニット)によって実行される命令を格納するメモリに結合される。RF回路1670は、無線センサノードとのアンテナ1678を介した双方向通信を送受信するトランシーバ又は別々の送信機1675及び受信機1677の機能を含み得る。RF回路1670は、コネクション1672(例えば、通信リンク、信号線、電気的接続等)を介してコントローラ回路1668と双方向に通信する。ハブ1664は、無線制御デバイス1664であってもよいし、本明細書で説明されるように、コントローラ回路1668、RF回路1670、及びアンテナ1678を組み合わせて、無線制御デバイスを構成することもできる。
図12Cは、一実施形態に従って、機器(例えば、スマート洗濯機、スマート冷蔵庫、スマートサーモスタット、他のスマート機器等)内に実装されたハブの例示的な実施形態を示す。機器1680(例えば、スマート洗濯機)は、ハブ1682を含む。
図12Dは、一実施形態に従って、機器(例えば、スマート洗濯機、スマート冷蔵庫、スマートサーモスタット、他のスマート機器等)内に実装されたハブ1684のブロック図の分解図の例示的な実施形態を示す。ハブは、コネクション1696(例えば、通信リンク、信号線、電気的接続等)を介してコントローラ回路1690に電力(例えば、DC電源)を供給し、コネクション1698(例えば、通信リンク、信号線、電気的接続等)を介してRF回路1692に電力を供給する電源1686を含む。コントローラ回路1690は、メモリ1691を含み、又は、本明細書で説明されるように、無線非対称ネットワークのローカリゼーションの形成、監視、及び実行のためのハブの動作を制御するためのコントローラ回路1690の処理ロジック1688(例えば、1又は複数の処理ユニット)によって実行される命令を格納するメモリに結合される。RF回路1692は、無線センサノードとのアンテナ1699を介した双方向通信を送受信するトランシーバ又は別々の送信機1694及び受信機1695の機能を含み得る。RF回路1692は、コネクション1689(例えば、通信リンク、信号線、電気的接続等)を介してコントローラ回路1690と双方向に通信する。ハブ1684は、無線制御デバイス1684であってもよいし、本明細書で説明されるように、コントローラ回路1690、RF回路1692、及びアンテナ1699を組み合わせて、無線制御デバイスを構成することもできる。
一実施形態において、無線非対称ネットワークアーキテクチャを提供するための装置(例えば、ハブ)は、命令を格納するためのメモリと、無線非対称ネットワークアーキテクチャにおける通信を確立及び制御するための命令を実行するためのハブの処理ロジック(例えば、1又は複数の処理ユニット、処理ロジック1544、処理ロジック1663、処理ロジック1688、処理ロジック1763、処理ロジック1888)と、無線非対称ネットワークアーキテクチャにおいて通信を送受信するための複数のアンテナ(例えば、アンテナ1552、アンテナ1678、アンテナ1699、アンテナ1311,1312、及び1313等)を含む無線周波数(RF)回路(例えば、RF回路1550、RF回路1670、RF回路1692、RF回路1890)とを含む。各々が送信機及び受信機(又は、トランシーバの送信機及び受信機の機能)を有する複数のセンサノード(例えば、ノード1、ノード2)に対して通信を送信するためのRF回路及び複数のアンテナは、無線非対称ネットワークアーキテクチャにおける装置のRF回路との双方向の通信を可能にする。処理ロジック(例えば、1又は複数の処理ユニット)は、非反復タイムスロット定義信号を使用して、複数のセンサノードに対する少なくとも1つの周期的な保証されたタイムスロットのタイミングを決定し又は取り決めるための命令を実行するように構成されている。
一例において、複数のセンサノードは、センサノードの第1のグループとセンサノードの第2のグループとを含む。少なくとも1つのセンサノードの第1のグループの送信機は、第1の周期的な保証されたタイムスロットの期間中に動作可能となるように構成されており、少なくとも1つのセンサノードの第2のグループの送信機は、第2の周期的な保証されたタイムスロットの期間中に動作可能となるように構成されている。
一例において、ハブの1又は複数の処理ユニットは、少なくとも1つの周期的な保証されたタイムスロットの期間中に送信情報を受信し、少なくとも1つの周期的な保証されたタイムスロットに関する送信情報のタイミングに基づいて、センサノードの第1のグループ又はセンサノードの第2のグループが当該送信情報を送信したかどうかを判定するための命令を実行するように構成されている。
一例において、ハブの1又は複数の処理ユニットは、少なくとも1つの他の無線システムのためのコマンドを含む少なくとも1つの通信を伴って、少なくとも1つの他の無線システムに対して少なくとも1つの通信を周期的にブロードキャストするための命令を実行するように構成されている。少なくとも1つの通信は、無線ネットワークアーキテクチャ内の通信を送受信するための周期的な期間を予約するためのフレームの長さ及び周期性を含み得る。
一例において、周期的な期間は、複数のセンサノードに対する保証されたタイムスロットを含む。
様々な電池を無線センサノードにおいて使用することができ、当該電池は、リチウムイオン、リチウム塩化チオニル、リチウムマンガン酸化物、リチウムポリマー、リン酸リチウム、及び、当業者にとって明らかである他の同様のケミストリー等のリチウム系ケミストリーを含む。使用可能な更なるケミストリーは、ニッケル金属水素化物、標準アルカリ電池ケミストリー、銀亜鉛及び亜鉛空気電池ケミストリー、標準炭素亜鉛電池ケミストリー、鉛酸電池ケミストリー、又は、当業者にとって明らかである任意の他のケミストリーを含む。
また、本発明は、本明細書において説明される動作を実行するための装置に関係する。この装置は、要求される目的のために特別に構成することができ、又は、コンピュータに記憶されたコンピュータプログラムによって選択的に作動又は再設定される汎用のコンピュータを備えることができる。こうしたコンピュータプログラムは、コンピュータによって読取可能な記憶媒体に格納することができ、例えば、これらに限定されないが、フロッピーディスク、光ディスク、CD−ROM、及び光磁気ディスクを含む任意のタイプのディスク、読取専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気又は光カード、或いは、電子的な命令を格納するのに適した任意のタイプの媒体に格納することができる。
本明細書において示されるアルゴリズム及びディスプレイは、あらゆる特定のコンピュータ又は他の装置に本質的に関連しない。様々な汎用のシステムは、本明細書における教示に従ってプログラムと共に使用することができ、又は、要求された方法動作を実行するためのより特別な装置を構築することが便利であることが判明し得る。
図13は、一実施形態に従って、センサノードのブロック図を示す。センサノード1700は、コネクション1774(例えば、通信リンク、信号線、電気的接続等)を介してコントローラ回路1720に電力(例えば、DC電源)を供給し、コネクション1776(例えば、通信リンク、信号線、電気的接続等)を介してRF回路1770に電力を供給し、及び、コネクション1746(通信リンク、信号線、電気的接続等)を介して感知回路1740に電力を供給する電源1710(例えば、エネルギー源、バッテリ電源、一次電池、充電式電池等)を含む。コントローラ回路1720は、メモリ1761を含み、又は、本明細書において説明されるように、無線非対称ネットワークを形成及び監視するためのセンサノードの動作を制御するためのコントローラ回路1720の処理ロジック1763(例えば、1又は複数の処理ユニット)によって実行される命令を格納するメモリに結合される。RF回路1770(例えば、通信回路)は、ハブ及びオプションの無線センサノードを有するアンテナ1778を介して双方向の通信を送受信するトランシーバ、又は、別々の送信機1775及び受信機1777の機能を含み得る。RF回路1770は、コネクション1772(例えば、電気的接続)を介してコントローラ回路1720と双方向に通信する。感知回路1740は、画像センサ及び回路1742、水分センサ及び回路1743、温度センサ及び回路、湿度センサ及び回路、大気質センサ及び回路、光センサ及び回路、動きセンサ及び回路1744、オーディオセンサ及び回路1745、磁気センサ及び回路1746、並びに、センサ及び回路nを含む様々なタイプの感知回路及びセンサを含む。
一実施形態において、無線ネットワークアーキテクチャのためのセンサノードは、少なくとも1つのセンサと、命令を記憶するためのメモリと、メモリ及び少なくとも1つのセンサに結合された処理ロジックとを含む。処理ロジックは、少なくとも1つのセンサから受信したデータを処理するための命令、及び、センサノードのための通信を処理するための命令を実行する。センサノードは、処理ロジックに結合された無線周波数(RF)回路を含む。RF回路は、無線ネットワークアーキテクチャにおける通信をハブに送信し、通信をハブから受信する送信機及び受信機の機能を含む。処理ロジックは、単一のタイムスロット定義信号を一度使用して定義される少なくとも1つの周期的な保証されたタイムスロットの期間中に通信を受信するための命令を実行するように構成されている。
一例において、センサノードは、少なくとも1つの周期的な保証されたタイムスロットに割り当てられる。センサノードの受信機の機能は、少なくとも1つの周期的な保証されたタイムスロットの期間中に動作可能となるように構成されている。
一例において、センサノードの受信機の機能は、周期的な保証されたタイムスロットの期間中に動作可能となるように構成されている。一例において、処理ロジックは、送信情報を受信し、当該送信情報のための固有のコードを有するデータパターンの判定なしに、少なくとも1つの周期的な保証されたタイムスロットに関する送信情報のタイミングに基づいて、センサノードが当該送信情報を送信したかどうかを判定するための命令を実行するように構成されている。
一例において、センサノードは、送信情報のエネルギー、及び、送信情報のプリアンブルのうち少なくとも1つを検出するための命令を実行するように構成されており、送信情報のデータの処理のための電力を消費することなく送信情報を確認する。
一例において、センサノードはバッテリ電源で動作する。
一実施形態において、無線ネットワークアーキテクチャのためのセンサノードは、少なくとも1つのセンサと、命令を記憶するメモリと、メモリ及び少なくとも1つのセンサに結合された処理ロジックとを備える。処理ロジックは、少なくとも1つのセンサから受信したデータを処理し、センサノードのための通信を処理するための命令を実行するように構成されている。無線周波数(RF)回路は、処理ロジックに接続されている。RF回路は、無線ネットワークアーキテクチャにおいて、通信をハブに送信し、通信をハブから受信するための送信機及び受信機の機能を含む。処理ロジックは、ハブから周期的なビーコン信号を受信し、当該周期的なビーコン信号に基づいて、送信機の機能の送信動作を可能とし受信機の機能の受信動作を可能とする第1のスケジュールされたタイミングを決定するための命令を実行するように構成されている。
一例において、センサノードの処理ロジックは、第1のスケジュールされたタイミングに対するタイムスロットを定義するために非反復タイムスロット定義信号を受信するように構成されている。
一例において、センサノードの処理ロジックは、送信機の機能の送信動作を可能とし受信機の機能の受信動作を可能とする異なる第2のスケジュールされたタイミングを受信するように構成されている。
図14は、一実施形態に従って、ハブを有するシステム1800のブロック図を示す。システム1800は、無線非対称ネットワークアーキテクチャのハブ1882又は中央ハブを含み、或いは、これらに統合されている。システム1800(例えば、コンピューティングデバイス、スマートTV、スマート機器、通信システム等)は、無線通信を送受信するための任意のタイプの無線デバイス(例えば、携帯電話、無線電話、タブレット、コンピューティングデバイス、スマートTV、スマート機器等)と通信し得る。システム1800は、コントローラ1820及び処理ユニット1814を有する処理システム1810を含む。処理システム1810は、1又は複数の双方向通信リンク又は信号線1898,1818,1815,1816,1817,1813,1819,1811を介して、ハブ1882と、入力/出力(I/O)ユニット1830と、無線周波数(RF)回路1870と、オーディオ回路1860と、1又は複数の画像又はビデオをキャプチャするための光学デバイス1880と、システム1800のための動きデータ(例えば、3次元)を決定するためのオプショナルモーションユニット1844(例えば、加速度計、ジャイロスコープ等)と、電力管理システム1840と、機械によってアクセス可能な非一時的な媒体185と、それぞれ通信する。
ハブ1882は、コネクション1885(例えば、通信リンク、信号線、電気的接続等)を介してコントローラ回路1884に電力(例えば、DC電源)を供給し、コネクション1887(例えば、通信リンク、信号線、電気的接続等)を介してRF回路1890に電力を供給する電源1891を含む。コントローラ回路1884は、メモリ1886を含み、又は、本明細書において説明されるように、無線非対称ネットワークを形成及び監視するためのハブの動作を制御するためのコントローラ回路1884の処理ロジック1888(例えば、1又は複数の処理ユニット)によって実行される命令を格納するメモリに結合されている。RF回路1890は、無線センサノード又は他のハブとアンテナ1896を介して双方向通信を送受信するトランシーバ又は別々の送信機(TX)1892及び受信機(RX)1894の機能を含み得る。RF回路1890は、コネクション1889(例えば、通信リンク、信号線、電気的接続等)を介してコントローラ回路1884と双方向に通信する。ハブ1882は、無線制御デバイス1884とすることができ、又は、コントローラ回路1884、RF回路1890、及び、アンテナ1896を組み合わせて、本明細書において説明される無線制御デバイスを構成することもできる。
システムのRF回路1870及びアンテナ1871、又は、ハブ1882のRF回路1890及びアンテナ1896は、本明細書において説明されるように、無線リンク又はネットワークを介して、ハブ又はセンサノードの1又は複数の他の無線デバイスに対して、情報を送受信するために使用される。オーディオ回路1860は、オーディオスピーカ1862及びマイクロフォン1064に結合されており、音声信号を処理するための公知の回路を含む。1又は複数の処理ユニット1814は、コントローラ1820を介して、1又は複数の機械によってアクセス可能な非一時的な媒体1850(例えば、コンピュータによって読取可能な媒体)と通信する。媒体1850は、1又は複数の処理ユニット1814によって使用されるためのコード及び/又はデータを記憶することができる任意のデバイス又は媒体(ストレージデバイス、ストレージ媒体)とすることができる。媒体1850は、メモリ階層を含むことができ、これらに限定されないが、キャッシュ、主メモリ、及び補助メモリを含む。
媒体1850又はメモリ1886は、本明細書において説明される方法又は機能のうち任意の1又は複数を具体化する1又は複数の命令セット(又はソフトウェア)を格納する。ソフトウェアは、オペレーティングシステム1852と、無線非対称ネットワークアーキテクチャを確立、監視及び制御するためのネットワークサービスソフトウェア1856と、通信モジュール1854と、アプリケーション1858(例えば、住宅又はビルディングのセキュリティアプリケーション、住宅又はビルディングのインテグリティアプリケーション、開発者向けアプリケーション等)とを含み得る。また、ソフトウェアは、完全に又は少なくとも部分的に、媒体1850、メモリ1886、処理ロジック1888内に存在していてもよいし、又は、デバイス1800による当該ソフトウェアの実行中において処理ユニット1814内に存在していてもよい。図18に示される構成要素は、1又は複数の信号処理及び/又は特定用途向け集積回路を含む、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、或いは、1又は複数の任意の組合せにおいて実装することができる。
通信モジュール1854は、他のデバイスとの通信を可能にする。I/Oユニット1830は、異なるタイプの入出力(I/O)デバイス1834(例えば、ディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ、陰極線管(CRT)、タッチディスプレイデバイス、又は、ユーザの入力を受け付けて出力を表示するためのタッチスクリーン、オプションの英数字入力デバイス)と通信する。
図15は、一実施形態に従って、無線非対称ネットワークアーキテクチャのための通信を提供する方法のフローチャートを示す。方法1501の動作は、無線デバイス、ハブ(例えば、装置)の無線制御デバイス、或いは、処理回路又は処理ロジックを含むシステムによって実行され得る。処理ロジックは、ハードウェア(回路、専用ロジック等)、ソフトウェア(汎用コンピュータシステム或いは専用マシン又はデバイス上で実行されるもの等)、又はその両方の組み合わせを含み得る。一実施形態において、ハブが方法1501の動作を実行する。
動作1503において、無線制御デバイスを有するハブの処理ロジックは、命令及び構成情報を含む通信(例えば、周期的なビーコン信号、非反復タイムスロット定義信号等)を、無線非対称ネットワークアーキテクチャを形成するためにハブとの双方向通信を可能とする送信機及び受信機を有する無線デバイスをそれぞれ有する複数のノードに送信する。また、ノード識別情報、タイミング情報、及び他の情報を含む他の情報を、送信される通信に含めることができる。一例において、ハブのRF回路は、通信を送信及び受信する。動作1505において、ハブは、無線非対称ネットワークアーキテクチャを形成するために当該ハブとの双方向通信を可能とする送信機及び受信機(又はトランシーバ)を有する無線デバイスをそれぞれ有する複数のノードからの通信を受信する。動作1507において、ハブの処理ロジック(例えば、1又は複数の処理ユニット)は、複数のノードの無線デバイスの電力消費を低減するために、周期的なビーコン信号、及び、場合によってはノードから受信した通信に基づいて、送信機(又は、トランシーバーの送信機の機能)の送信動作を可能とし受信機(又は、トランシーバーの受信機の機能)の受信動作を可能とする第1のスケジュールされたタイミングを決定する。一例において、第1のスケジュールされたタイミングの決定は、第1のビーコンブロードキャスト信号の送信前、送信中、又は送信後に行われる。最初のビーコン信号(又は、最初のビーコン信号のうちの1つ)、又は、非反復タイムスロット定義信号は、第1のスケジュールされたタイミングを含み得る。
動作1509において、ハブの処理ロジック(例えば、1又は複数の処理ユニット)は、(第1のスケジュールされたタイミングに含まれていなかった)少なくとも1つの新たなノードの最初の検出に応じて、又は、衝突の検出に応じて、複数のセンサノードの少なくとも2つの無線デバイスについて、送信機の送信動作を可能とし受信機の受信動作を可能とする異なる第2のスケジュールされたタイミングを決定する。例えば、複数のセンサノードの少なくとも1つの無線デバイスから第1のスケジュールされたタイミングの期間中に少なくとも1つの理解不能な通信を受信することは、衝突の検出をもたらし得る。
一例において、ハブは、最初は周期的なビーコン信号の少なくとも1つ、及び、第1のスケジュールされたタイミングを伴うタイムスロット定義信号を送信し、その後、当該ビーコン信号は、衝突の検出又は新たなノードの検出に応じて、第2のスケジュールされたタイミングを含む。
一例において、複数のノードの各無線デバイスについて、送信機の送信動作を可能とし受信機の受信動作を可能とする第1のスケジュールされたタイミングは、周期的なビーコン信号と複数のノードの通信との間のタイミングの関係に基づいて決定される。
一例において、無線非対称ネットワークアーキテクチャを形成するために、ハブは商用電源によって電力を供給され、複数のノードはそれぞれバッテリ電源又は別のエネルギー源によって電力を供給される。
一実施形態において、各無線デバイスについて、送信機(又はトランシーバの送信機の機能)の送信動作を可能とし受信機(又はトランシーバの受信機の機能)の受信動作を可能とするスケジュールされたタイミングは、ハブと複数のノードの各無線デバイスとの間の通信のタイミングに基づいて決定される。一例において、ノードの少なくとも1つの無線デバイスについて、受信機(又はトランシーバの受信機の機能)の受信動作を可能とするスケジュールされたタイミングは、当該少なくとも1つの無線デバイスからハブに対して送信されている通信のタイミングに基づいて決定される。
一例において、無線非対称ネットワークアーキテクチャは、無線ツリー非対称ネットワークアーキテクチャを含む。他の例において、無線非対称ネットワークアーキテクチャは、無線ツリー及びメッシュ非対称ネットワークアーキテクチャを含む。
一実施形態において、ハブは、ネットワーク上の衝突を避けるために、将来の送信/受信の通信のタイミングをシフトするように、1又は複数のノードに指示し得る。図16は、一実施形態に従って、無線非対称ネットワークアーキテクチャの衝突を回避するために送信及び受信の通信をシフトするためのタイムシーケンスを示す。図16は、無線非対称ネットワークアーキテクチャのハブ及びノード1−4に関する送信及び受信のタイムラインを示す。最初に、ノード1が、送信タイムライン(TX)の送信ウィンドウ1110の期間中に、ハブに対して通信を送信する。この実施形態において、ハブは、当該ハブの連続受信ウィンドウ1108によって示されるように、連続的にリッスンしている。その後、ハブは、ノード1の受信タイムライン(RX)の受信ウィンドウ1112に対するタイミングを決定するために、ノード1の送信ウィンドウから分離した受信ウィンドウを減じる計算を行う。ハブは、当該ハブの送信ウィンドウ1114の期間中にノード1に対して通信を送信し、ノード1の受信ウィンドウ1112は、この通信を受信する。言い換えると、ノード1の無線デバイスのRF回路の受信機(又はトランシーバの受信機の機能)は、通信を受信するために、受信ウィンドウ1112の期間中において受信する動作が可能である。
同様に、ハブは、ノード2と通信し又は処理を行う。ノード2は、ノード2の送信タイムライン(TX)の送信ウィンドウ1116の期間中にハブに通信を送信する。その後、ハブは、ノード2の受信タイムライン(RX)の受信ウィンドウ1120に対するタイミングを決定するために、ノード2の送信ウィンドウから分離した受信ウィンドウを減じる計算を行う。ハブは、ハブの送信ウィンドウ1118の期間中にノード2に対して通信を送信し、ノード2の受信ウィンドウ1120は、この通信を受信する。
次に、ハブは、ノード3の送信ウィンドウ1122の期間中にノード3からの通信を検出し、同時に、又は、略同時に、ノード4の送信ウィンドウ1124の期間中にノード4からの通信も検出する。この衝突時間1130では、ハブは衝突1131が発生したことを検出する(例えば、送信情報の一部又は全部が理解不能又は不可逆的に文字化けしていることをハブが検出した場合)。言い換えると、ノード3及びノード4からの通信は、衝突時間1130において、又は、その付近で、ハブによって受信される理解不能な送信情報(例えば、不可逆的に文字化けした送信情報)を形成するために結合される。次に、ハブは、理解不能な又は文字化けした送信ウィンドウ(例えば、送信ウィンドウ1122及び1124)の期間中に、理解不能な又は文字化けした送信情報を送信した任意のノードの次の受信ウィンドウを計算することができる。ノード3及び4のための当該次の受信ウィンドウ(例えば、受信ウィンドウ1132及び1134)、又は、任意の更なる後続の受信ウィンドウ(例えば、受信ウィンドウ1145及び1147)において、送信ウィンドウ1126を有するハブは、衝突するノード(例えば、ノード3及び4)に対して、図16に示されるように、それぞれの送信及び受信ウィンドウを異なる時間遅延又は期間だけシフトするように指示する。この例では、ノード3の送信ウィンドウ1122から送信ウィンドウ1144への時間遅延又はシフト1150は、送信ウィンドウ1144及び送信ウィンドウ1146の期間中における送信情報に基づく衝突を回避するために、ノード4の送信ウィンドウ1124から送信ウィンドウ1146への時間遅延又はシフト1152よりも少ない。
この時間遅延又はシフトは、例えば、各ノード内の乱数発生器を用いてランダムに決定されてもよく、又は、ハブによって決定及び指示されてもよい。ハブは、利用可能な将来のウィンドウから選択し、それらをセットとして衝突ノードに提供し得る。これらの衝突ノードは、例えば、その後、これらのうちの1つをランダムに選択することができる。この選択が行われると、将来のウィンドウに対して衝突が回避されるはずである。一方、次のウィンドウで衝突が再び発生した場合(例えば、衝突したノードのうちの2つが同じタイムシフトをたまたま選択したため)、処理は、全ての衝突が回避されるまで繰り返すことができる。このように、ハブは、ノードから過剰な複雑さを要求することなく、ネットワーク全体の動作を調停することができ、この結果、ノードの動作のために必要なエネルギーを低減する。
図16は、一実施形態に従って、無線非対称ネットワークアーキテクチャにおける通信の調停及び衝突回避の方法を示す。方法1200の動作は、無線デバイス、ハブ(例えば、装置)の無線制御デバイス、或いは、処理回路又は処理ロジックを含むシステムによって実行され得る。処理ロジックは、ハードウェア(回路、専用ロジック等)、ソフトウェア(汎用コンピュータシステム或いは専用マシン又はデバイス上で実行されるもの等)、又はその両方の組み合わせを含み得る。一実施形態において、ハブが方法1200の動作を実行する。
動作1202では、ハブの受信機(例えば、RF回路、トランシーバの受信機の機能)は、無線非対称ネットワークアーキテクチャ内の複数のノードの少なくとも1つのノードからの通信(例えば、送信情報)を検出する。各ノードは、無線非対称ネットワークアーキテクチャを形成するためにハブとの双方向通信を可能とする送信機及び受信機(又はトランシーバの送信機及び受信機の機能)を有する無線デバイスを含み、又は、当該無線デバイスである。動作1204において、ハブの処理ロジックは、通信の少なくとも一部(例えば、25%、50%、75%)が、他の通信又はRF源からの干渉に潜在的に基づいて、ハブの処理回路、又は、ハブに接続された処理回路にとって理解不能であるかどうかを判定する。
動作1206では、通信が理解可能であると判定された場合、ハブの処理ロジックは、通信を送信したノードを識別し、また、送信ノードのための次の又は後続の受信ウィンドウを決定する。動作1208では、ハブの送信機(又はトランシーバの送信機の機能)は、必要又は適切である場合、決定された次の又は後続の受信ウィンドウの期間中に、このノードに通信を送信する。
動作1210では、通信の少なくとも一部が理解不能であると判定された場合、ハブの処理ロジックは、異なるノードから略同時に送信された通信の衝突が発生しそうかどうかを判定する(例えば、衝突の発生確率がおよそ50パーセント以上)。そうである場合、ハブの処理ロジックは、動作1212において、衝突ノードに対する次の又は後続の受信ウィンドウを演算する。衝突ノードの受信ウィンドウの期間中において、ハブ(例えば、ハブの送信機、ハブのトランシーバの送信機の機能)は、衝突するノードに対して、異なる時間間隔又はランダムに決定された時間間隔で次の送信ウィンドウをシフトするためのノードに対する命令を伴って、通信を送信する。例えば、第1のノードは、ハブからの第1の通信に基づいて、第1の時間間隔で次の送信ウィンドウをシフトすることを指示される一方、第2のノードは、ハブからの第2の通信に基づいて、第2の時間間隔で次の送信ウィンドウをシフトすることを指示される。この例において、第1及び第2の時間間隔は、第1及び第2のノードの将来の送信からの衝突を回避するのに十分な程度に異なっている。
ハブの処理ロジックが、動作1210において、異なるノードから略同時に送信された通信の衝突が生じていなさそうであると判断した場合、その後の動作1216では、ハブの処理ロジックは、少なくとも一部が、ハブの処理回路又はハブに接続された処理回路にとって理解不能である通信を送信したノードに対する次の又は後続の受信ウィンドウを決定する。動作1218では、計算されたノードの次の又は後続の受信ウィンドウの期間中において、ハブの処理ロジックは、ハブからノードに通信を送信し、当該通信は、ノードからの以前の通信の反復送信を要求する。
上述した明細書において、本発明を、その特定の例示的な実施形態を参照しつつ説明した。しかしながら、本発明の広範な精神及び範囲から逸脱することなく、様々な修正及び変更がなされ得ることは明らかであろう。従って、明細書及び図面は、限定的なものではなく例示的なものとみなされるべきである。

Claims (20)

  1. 無線非対称ネットワークを提供するためのシステムであって、
    前記無線非対称ネットワークアーキテクチャにおける通信及び電力消費を制御するように構成された無線制御デバイスを有する第1のハブと、
    前記無線非対称ネットワークアーキテクチャにおける前記第1のハブの前記無線制御デバイスとの双方向の通信を可能にするための送信機及び受信機を有する無線デバイスをそれぞれ有する第1の複数のノードと、を備え、
    前記無線制御デバイスは、前記第1の複数のノードの無線デバイスの電力消費を低減するために、前記第1のハブの周期的なビーコン信号に基づいて、各無線デバイスについて、前記送信機の送信動作を可能とし前記受信機の受信動作を可能とする第1のスケジュールされたタイミングを決定するように構成されている、
    システム。
  2. 前記無線非対称ネットワークを形成するために、前記第1のハブは、商用電源によって電力を供給されており、前記第1の複数のノードは、それぞれバッテリ電源によって電力を供給されており、前記第1のハブ及び前記第1の複数のセンサノードの利用可能な電力の非対称性は、前記第1の複数のセンサノードの送信関連のエネルギー消費を低減するために、低デューティサイクルネットワーキングに基づいて、前記第1の複数のセンサノードの前記無線非対称ネットワークにおけるバッテリ寿命及び通信範囲を向上させるために利用される請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1の複数のノードの各無線デバイスについて、前記送信機の送信動作を可能とし前記受信機の受信動作を可能とする前記第1のスケジュールされたタイミングは、前記周期的なビーコン信号と前記第1の複数のノードの通信との間のタイミングの関係に基づいて決定される請求項1に記載のシステム。
  4. 前記第1のハブは、衝突の検出又は新たなセンサノードの検出に応じて、前記第1の複数のノードの少なくとも2つの無線デバイスについて、前記送信機の送信動作を可能とし前記受信機の受信動作を可能とする異なる第2のスケジュールされたタイミングを決定することにより、衝突防止機能を提供し、前記第1のハブは、最初は前記第1のスケジュールされたタイミングを伴って、その後は、衝突の検出又は新たなノードの検出に応じた第2のスケジュールされたタイミングを伴って、前記周期的なビーコン信号を送信する請求項1に記載のシステム。
  5. 前記無線非対称ネットワークアーキテクチャにおける通信及び電力消費を制御するように構成された無線制御デバイスを有する第2のハブと、
    前記無線非対称ネットワークアーキテクチャにおける前記第2のハブの前記無線制御デバイスとの双方向の通信を可能にするための送信機及び受信機を有する無線デバイスをそれぞれ有する第2の複数のノードと、を更に備え、
    前記第2の制御デバイスの前記無線制御デバイスは、前記第2の複数のノードの無線デバイスの電力消費を低減するために、前記第2の複数のノードの各無線デバイスについて、前記送信機の送信動作を可能とし前記受信機の受信動作を可能とする第3のスケジュールされたタイミングを決定するように構成されている、
    請求項1に記載のシステム。
  6. 前記第2のスケジュールされたタイミングを決定することは、少なくとも一部が理解不能である通信の受信に基づいて、少なくとも1つの理解不能な通信を判定し、その後、前記少なくとも1つの理解不能な通信が、異なるノードから略同時に送信された通信の衝突によって生じた可能性を決定することを含む請求項1に記載のシステム。
  7. 前記無線制御デバイスを有する前記第2のハブは、前記無線非対称ネットワークアーキテクチャの制御及び監視のために、前記第1のハブに通信を送信すると共に前記第1のハブから通信を受信するように構成されている請求項5に記載のシステム。
  8. 無線非対称ネットワークアーキテクチャを提供するための装置であって、
    命令を記憶するメモリと、
    無線非対称ネットワークにおいて通信を確立及び制御するための命令を実行する1又は複数の処理ユニットと、
    前記無線非対称ネットワークにおいて情報を送信及び受信するための無線周波数(RF)回路であって、前記無線非対称ネットワークにおける前記装置の前記RF回路との双方向の通信を可能にするための送信機及び受信機を有する無線デバイスをそれぞれが備える複数のノードに対して情報を送信する前記RF回路と、を備え、
    前記1又は複数の処理ユニットは、前記複数のノードの無線デバイスの電力消費を低減するために、前記装置の周期的なビーコン信号に基づいて、各無線デバイスについて、前記送信機の送信動作を可能とし前記受信機の受信動作を可能とする第1のスケジュールされたタイミングを決定するように構成されている、
    装置。
  9. 前記無線非対称ネットワークを形成するために、前記装置は、商用電源によって電力を供給されており、前記複数のノードは、それぞれバッテリ電源又は他のエネルギー源によって電力を供給されており、前記装置及び前記第1の複数のセンサノードの利用可能な電力の非対称性は、前記第1の複数のセンサノードの送信関連のエネルギー消費を低減するために、低デューティサイクルネットワーキングに基づいて、前記第1の複数のセンサノードの前記無線非対称ネットワークにおけるバッテリ寿命及び通信範囲を向上させるために利用される請求項8に記載の装置。
  10. 前記第1の複数のノードの各無線デバイスについて、前記送信機の送信動作を可能とし前記受信機の受信動作を可能とする前記第1のスケジュールされたタイミングは、前記周期的なビーコン信号と前記複数のノードの通信との間のタイミングの関係に基づいて決定される請求項8に記載の装置。
  11. 前記装置は、衝突の検出又は新たなノードの検出に応じて、前記複数のノードの少なくとも2つの無線デバイスについて、前記送信機の送信動作を可能とし前記受信機の受信動作を可能とする異なる第2のスケジュールされたタイミングを決定することにより、衝突防止機能を提供し、前記装置は、最初は前記第1のスケジュールされたタイミングを伴って、その後は、衝突の検出又は新たなノードの検出に応じた第2のスケジュールされたタイミングを伴って、前記周期的なビーコン信号を送信する請求項8に記載の装置。
  12. 前記第2のスケジュールされたタイミングを決定することは、少なくとも一部が理解不能である通信の受信に基づいて、少なくとも1つの理解不能な通信を判定し、その後、前記少なくとも1つの理解不能な通信が、異なるノードから略同時に送信された通信の衝突によって生じた可能性を決定することを含む請求項8に記載の装置。
  13. 無線非対称ネットワークアーキテクチャにおける電力消費を低減するための方法であって、
    ハブの処理ロジックによって、前記無線非対称ネットワークアーキテクチャを形成するために前記ハブとの双方向の通信を可能にするための送信機及び受信機を有する無線デバイスをそれぞれ有する複数のセンサノードに周期的なビーコン信号を送信するステップと、
    前記ハブの前記処理ロジックによって、前記複数のセンサノードからの通信を受信するステップと、
    前記ハブの前記処理ロジックによって、前記複数のセンサノードの無線デバイスの電力消費を低減するために、前記周期的なビーコン信号に基づいて、各無線デバイスについて、前記送信機の送信動作を可能とし前記受信機の受信動作を可能とする第1のスケジュールされたタイミングを決定するステップと、を含む、
    方法。
  14. 少なくとも1つの新たなノードから通信を最初に受信することに応じて、又は、前記複数のセンサノードの少なくとも1つの無線デバイスから前記第1のスケジュールされたタイミングの期間中に少なくとも1つの理解不能な通信を受信することに応じて、前記複数のセンサノードの少なくとも2つの無線デバイスについて、前記送信機の送信動作を可能とし前記受信機の受信動作を可能とする異なる第2のスケジュールされたタイミングを決定するステップを更に含む請求項13に記載の方法。
  15. 前記ハブの前記処理ユニットによって、前記第1のスケジュールされたタイミングのためのタイムスロットを定義する非反復タイムスロット定義信号を送信するステップを更に含む請求項13に記載の方法。
  16. 前記ハブは、最初は前記周期的なビーコン信号の少なくとも1つ、及び、前記第1のスケジュールされたタイミングを伴う前記タイムスロット定義信号を送信し、その後、前記ビーコン信号は、衝突の検出又は新たなノードの検出に応じて、前記第2のスケジュールされたタイミングを含む請求項15に記載の方法。
  17. 前記複数のノードの各無線デバイスについて、前記送信機の送信動作を可能とし前記受信機の受信動作を可能とする前記第1のスケジュールされたタイミングは、前記周期的なビーコン信号と前記複数のノードの通信との間のタイミングの関係に基づいて決定される請求項13に記載の方法。
  18. 無線ネットワークアーキテクチャのためのセンサノードであって、
    少なくとも1つのセンサと、
    命令を記憶するメモリと、
    前記メモリ及び前記少なくとも1つのセンサと結合されており、前記少なくとも1つのセンサから受信するデータを処理するための命令、及び、前記センサノードのための通信を処理するための命令を実行する処理ロジックと、
    前記処理ロジックと結合されており、前記無線ネットワークアーキテクチャにおいてハブに対して通信を送信し、前記ハブからの通信を受信するための送信機及び受信機の機能を含む無線周波数(RF)回路と、を備え、
    前記処理ロジックは、前記ハブから周期的なビーコン信号を受信するための命令、及び、前記周期的なビーコン信号に基づいて、前記送信機の機能の送信動作を可能とし前記受信機の機能の受信動作を可能とする第1のスケジュールされたタイミングを決定するための命令を実行するように構成されている、
    センサノード。
  19. 前記センサノードの前記処理ロジックは、前記第1のスケジュールされたタイミングのためのタイムスロットを定義する非反復タイムスロット定義信号を受信するように構成されている請求項18に記載のセンサノード。
  20. 前記センサノードの前記処理ロジックは、前記送信機の機能の送信動作を可能とし、前記受信機の機能の受信動作を可能とする異なる第2のスケジュールされたタイミングを受信するように構成されている請求項18に記載のセンサノード。
JP2017558369A 2015-01-27 2016-01-27 周期的なビーコン信号に基づいて無線センサネットワーク内の通信を提供するためのシステム及び方法 Ceased JP2018513657A (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/607,045 US9380531B1 (en) 2015-01-27 2015-01-27 Systems and methods for providing wireless sensor networks with an asymmetric network architecture
US14/607,045 2015-01-27
US14/925,889 2015-10-28
US14/925,889 US10455368B2 (en) 2015-10-28 2015-10-28 Systems and methods for providing communications within wireless sensor networks based on at least one periodic guaranteed time slot for sensor nodes
US15/007,119 2016-01-26
US15/007,119 US10536901B2 (en) 2015-01-27 2016-01-26 Systems and methods for providing communications within wireless sensor networks based on a periodic beacon signal
PCT/US2016/015188 WO2016123249A1 (en) 2015-01-27 2016-01-27 Systems and methods for providing communications within wireless sensor networks based on a periodic beacon signal

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018513657A true JP2018513657A (ja) 2018-05-24
JP2018513657A5 JP2018513657A5 (ja) 2019-02-21

Family

ID=56432992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017558369A Ceased JP2018513657A (ja) 2015-01-27 2016-01-27 周期的なビーコン信号に基づいて無線センサネットワーク内の通信を提供するためのシステム及び方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10536901B2 (ja)
EP (1) EP3251426A4 (ja)
JP (1) JP2018513657A (ja)
CN (1) CN107409271A (ja)
WO (1) WO2016123249A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015058154A2 (en) * 2013-10-20 2015-04-23 Oahu Group, Llc Method and system for determining object motion
US10536901B2 (en) 2015-01-27 2020-01-14 Locix, Inc. Systems and methods for providing communications within wireless sensor networks based on a periodic beacon signal
US10455368B2 (en) 2015-10-28 2019-10-22 Locix, Inc. Systems and methods for providing communications within wireless sensor networks based on at least one periodic guaranteed time slot for sensor nodes
US10028220B2 (en) 2015-01-27 2018-07-17 Locix, Inc. Systems and methods for providing wireless asymmetric network architectures of wireless devices with power management features
US10455350B2 (en) 2016-07-10 2019-10-22 ZaiNar, Inc. Method and system for radiolocation asset tracking via a mesh network
US10650621B1 (en) 2016-09-13 2020-05-12 Iocurrents, Inc. Interfacing with a vehicular controller area network
KR102330445B1 (ko) * 2017-06-15 2021-11-25 현대자동차주식회사 허브 장치 및 그 제어방법
US20190394817A1 (en) * 2018-06-21 2019-12-26 Ecolink Intelligent Technology, Inc. Method and apparatus for home monitoring and control system setup
CN109600733B (zh) * 2018-12-06 2021-07-02 南京林业大学 一种基于Wifi通信的ZigBee节点邻居发现方法
US11592499B2 (en) 2019-12-10 2023-02-28 Barnes Group Inc. Wireless sensor with beacon technology

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004032436A (ja) * 2002-06-26 2004-01-29 Sony Corp 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
US20100226342A1 (en) * 2007-07-30 2010-09-09 Colling Kent D Distributed Ad Hoc Network Protocol Using Synchronous Shared Beacon Signaling
WO2013106441A1 (en) * 2012-01-09 2013-07-18 Qualcomm Incorporated Rate and power control systems and methods using harq feedback
JP2013172227A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Hitachi Ltd データ通信システムおよびデータ通信方法
US20140192695A1 (en) * 2011-12-15 2014-07-10 Microsoft Corporation Mobile Node Group Formation and Management
JP2014135764A (ja) * 2008-08-11 2014-07-24 Koninklijke Philips Nv 身体領域ネットワーク用の媒体アクセス制御(mac)プロトコル
KR20140111418A (ko) * 2013-03-11 2014-09-19 한국산업기술대학교산학협력단 Wban 네트워크의 전력 제어방법
US20140293850A1 (en) * 2013-03-29 2014-10-02 Olympus Corporation Power-saving tdma mac for wireless body area networks
WO2014197585A1 (en) * 2013-06-04 2014-12-11 Texas Instruments Incorporated Apparatus and method for reducing power in a wireless sensor network

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8554617B2 (en) * 2007-10-02 2013-10-08 Ingenio Llc Systems and methods to provide alternative connections for real time communications
JP3858746B2 (ja) 2001-05-08 2006-12-20 ソニー株式会社 無線通信システム、無線通信制御装置及び無線通信制御方法、並びにコンピュータ・プログラム
FI118291B (fi) 2004-12-22 2007-09-14 Timo D Haemaelaeinen Energiatehokas langaton anturiverkko, solmulaitteita sitä varten sekä menetelmä tietoliikenteen järjestämiseksi langattomassa anturiverkossa
US20060227729A1 (en) 2005-04-12 2006-10-12 Honeywell International Inc. Wireless communication system with collision avoidance protocol
KR100867990B1 (ko) 2006-12-07 2008-11-10 한국전자통신연구원 비컨충돌 방지를 위한 비컨 스케쥴링 시스템 및 방법
KR20080086770A (ko) 2007-03-23 2008-09-26 한국전자통신연구원 트리 라우팅 기반 및 비컨 모드의 지그비 시스템에서데이터 충돌 방지 방법
US8373557B2 (en) 2007-10-19 2013-02-12 Smiths Medical Asd, Inc. Method for establishing a telecommunications network for patient monitoring
KR101281180B1 (ko) 2008-08-18 2013-07-02 에스케이텔레콤 주식회사 유비쿼터스 센서 네트워크에서 QoS 지원을 위한 시스템 및 방법
EP2227045B1 (en) 2009-03-04 2015-10-14 Fujitsu Limited Improvements to body area networks
JP2010251887A (ja) 2009-04-13 2010-11-04 Panasonic Corp 双方向無線通信システム、制御装置、被制御装置、干渉回避方法
WO2010143756A2 (en) 2009-06-08 2010-12-16 University-Industry Cooperation Group Of Kyung Hee University Non-beacon mode zigbee sensor network system for low power consumption and network communication method thereof
US8493992B2 (en) * 2010-02-04 2013-07-23 Texas Instruments Incorporated Interrelated WiFi and USB protocols and other application framework processes, circuits and systems
FR2971662B1 (fr) 2011-02-10 2013-03-15 Commissariat Energie Atomique Methode de communication asynchrone pour reseau de capteurs sans fil
EP2695270B1 (en) 2011-04-08 2014-12-31 SMA Solar Technology AG Optimized load management
US8433337B2 (en) 2011-07-18 2013-04-30 Ting-Yueh Chin RSS-based DOA indoor location estimation system and method
US9560630B2 (en) * 2011-08-12 2017-01-31 Qualcomm Incorporated Devices for reduced overhead paging
KR101904745B1 (ko) 2012-01-26 2018-11-21 삼성전자주식회사 적어도 하나의 보조 허브를 포함하는 무선 신체 영역 네트워크(wban)에서 통신하는 주 허브, 보조 허브, 센서 노드 및 그 통신 방법
KR101432976B1 (ko) 2012-07-04 2014-08-27 주식회사 에이에스엔 무선 센서 네트워크에서의 센서 태그 관제 방법
US8923202B2 (en) 2012-07-23 2014-12-30 Adidas Ag Communication network for an athletic activity monitoring system
DE102012212894A1 (de) * 2012-07-24 2014-01-30 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Betrieb eines Umfelderfassungssystems eines Fahrzeugs mit zumindest zwei Sende-/Empfangseinheiten und Umfelderfassungssystem
WO2014057304A1 (en) 2012-10-10 2014-04-17 New Jersey Institute Of Technology Decentralized controls and communications for autonomous distribution networks in smart grid
US9474068B2 (en) 2013-09-16 2016-10-18 Disney Enterprises, Inc. Storytelling simulator and device communication
JP6310547B2 (ja) 2014-04-23 2018-04-11 株式会社東芝 無線通信装置および無線通信方法
US10455368B2 (en) 2015-10-28 2019-10-22 Locix, Inc. Systems and methods for providing communications within wireless sensor networks based on at least one periodic guaranteed time slot for sensor nodes
US10536901B2 (en) 2015-01-27 2020-01-14 Locix, Inc. Systems and methods for providing communications within wireless sensor networks based on a periodic beacon signal
US10051346B2 (en) 2015-06-17 2018-08-14 Mueller International, Llc Data communication using a private preamble

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004032436A (ja) * 2002-06-26 2004-01-29 Sony Corp 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
US20100226342A1 (en) * 2007-07-30 2010-09-09 Colling Kent D Distributed Ad Hoc Network Protocol Using Synchronous Shared Beacon Signaling
JP2014135764A (ja) * 2008-08-11 2014-07-24 Koninklijke Philips Nv 身体領域ネットワーク用の媒体アクセス制御(mac)プロトコル
US20140192695A1 (en) * 2011-12-15 2014-07-10 Microsoft Corporation Mobile Node Group Formation and Management
WO2013106441A1 (en) * 2012-01-09 2013-07-18 Qualcomm Incorporated Rate and power control systems and methods using harq feedback
JP2015506634A (ja) * 2012-01-09 2015-03-02 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated Harqフィードバックを使用したレートおよび電力制御システムおよび方法
JP2013172227A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Hitachi Ltd データ通信システムおよびデータ通信方法
KR20140111418A (ko) * 2013-03-11 2014-09-19 한국산업기술대학교산학협력단 Wban 네트워크의 전력 제어방법
US20140293850A1 (en) * 2013-03-29 2014-10-02 Olympus Corporation Power-saving tdma mac for wireless body area networks
WO2014197585A1 (en) * 2013-06-04 2014-12-11 Texas Instruments Incorporated Apparatus and method for reducing power in a wireless sensor network
JP2016523475A (ja) * 2013-06-04 2016-08-08 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 ワイヤレスセンサネットワークにおいて電力を低減するための装置及び方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
ROLFE(BLIND CREEK ASSOCIATES): "TG4k MAC Subgroup consolidated working draft contribution", IEEE 802.15-11/0882R3, JPN6019041646, 13 February 2012 (2012-02-13), ISSN: 0004143141 *

Also Published As

Publication number Publication date
EP3251426A1 (en) 2017-12-06
EP3251426A4 (en) 2018-10-31
WO2016123249A1 (en) 2016-08-04
US10536901B2 (en) 2020-01-14
US20160219517A1 (en) 2016-07-28
CN107409271A (zh) 2017-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018513657A (ja) 周期的なビーコン信号に基づいて無線センサネットワーク内の通信を提供するためのシステム及び方法
US10126407B1 (en) Methods and systems for synchronized ultrasonic real time location
US11546013B2 (en) Electronic device performing ranging operation by using ultra wide-band and operation method of the electronic device
US10986578B2 (en) Systems and methods for providing communications with an improved network frame structure architecture within wireless sensor networks
US8194583B2 (en) Method and system of radio frequency (RF) power transmission in a wireless network
JP2019510960A (ja) 無線周波数信号及びセンサを使用して環境を監視するためのシステム及び方法
US9077528B2 (en) Method and device for performing communication in wireless communication system
US11032769B2 (en) Hierarchical wakeup apparatus and method
WO2009024925A2 (en) Method and system for implementing low duty cycle wireless systems
US20200274612A1 (en) Systems and methods for pseudo random beacon signal scheduling and data scheduling to improve network conditions
US10455368B2 (en) Systems and methods for providing communications within wireless sensor networks based on at least one periodic guaranteed time slot for sensor nodes
CN111630902B (zh) 超低功率网格网络
US10660060B1 (en) Systems and methods for precise radio frequency localization of a wireless arbitrary device
JP2018510594A (ja) 非対称ネットワークアーキテクチャを有するワイヤレスセンサネットワークを提供するシステム及び方法
CN113079538A (zh) 基于跨技术通信技术的异构设备协同传输机制
JP2024095669A (ja) 無線センサネットワーク内の改善されたネットワークフレーム構造アーキテクチャとの通信を提供するためのシステムおよび方法
EP4027662A1 (en) Monitoring system for determining the location of bluetooth beacons
Zhong Analysis and simulations of a novel media access control protocol for lora/submitted by Chen Zhong
CN117461344A (zh) 用于检测和避免干扰的装置、方法和系统
Gebremedhin et al. Implementation and evaluation of IEEE 802.15. 4k priority channel access
Sthapit et al. Research Article Passive Synchronization Based Energy-Efficient MAC Protocol over M2M Wireless Networks

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200203

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200728

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20201222