JP2006025000A - 情報記録再生装置 - Google Patents

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JP2006025000A JP2004199236A JP2004199236A JP2006025000A JP 2006025000 A JP2006025000 A JP 2006025000A JP 2004199236 A JP2004199236 A JP 2004199236A JP 2004199236 A JP2004199236 A JP 2004199236A JP 2006025000 A JP2006025000 A JP 2006025000A
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Abstract

【課題】 録画モードの設定を気にせずに、録画を行うことができるようにする。
【解決手段】 制御回路により、任意に選択された圧縮レートで入力映像信号をデータ圧縮させるようにユーザー設定モード符号化回路32によるデータ処理を制御し、高画質に対応する圧縮レートで入力映像信号をデータ圧縮させるように高画質モード符号化回路34によるデータ処理を制御することにより、ユーザー設定モード符号化回路32によって圧縮処理されたデータを、HDDに通常記録データとして記録し、高画質モード符号化回路34によって圧縮処理されたデータを、HDDにバックアップデータとして記録するようにする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ユーザーの希望する高画質/標準/長時間のいずれかの録画モードでのデータ記録と、高画質の録画モードによるバックアップデータ記録とを同時に行うことを可能にした情報記録再生装置に関する。
従来より、たとえばTV放送の番組は、VCR(ビデオカセットレコーダー)等の録画/再生機器により録画することができるようになっている。このようなVCR等の録画/再生機器は、TV本体に対しケーブルを介して外付けされたり、TV本体に一体化されたりしており、一般にアナログの映像信号を記録するようになっている。
また最近では、録画/再生機器のデジタル信号処理化が進み、デジタルの映像信号を記録できるHDD(ハードディスクドライブ)レコーダーやDVD(デジタルビデオディスク)レコーダーが数多くAV市場に出回るようになっている。
これらのHDDレコーダーやDVDレコーダーは、TV放送やビデオカメラからのアナログの映像信号に対してデジタル変換を行うとき、単位時間当たりの情報量を削減するための画像圧縮を行うようになっている。画像圧縮を行う際は、たとえばMPEG2方式等が用いられ、それにより圧縮された情報である映像信号を示すデータが記録媒体に記録される。
ところで、圧縮の度合いである、情報量の削減の度合いは、高画質/標準/長時間のいずれかの録画モードに対応する圧縮レートの選択によって設定されるようになっており、ユーザーによっていずれかの圧縮レートが選択されると、その選択された圧縮レートに応じた圧縮処理が行われ、記録媒体への記録が行われる。
ここで、圧縮レートは、高画質の録画モードのとき低い値となり、標準の録画モードのとき中程度の値となり、長時間の録画モードのとき高い値となっている。そのため、長時間の録画モードでは、高画質の録画モードに比べて情報の削減量が多くされるので、記録媒体の容量に限りがある場合でも、たとえばTV放送の番組を数多く記録することが可能となるが、その反面、再生時の画質は劣化してしまうことになる。
これに対し、高画質の録画モードでは、長時間の録画モードに比べて情報の削減量が少ないため、たとえばTV放送の番組を数多く記録することができないが、再生時の画質はより鮮明なものとなる。
また一方では、放送の多チャンネル化を考慮し、2番組以上の複数のTV番組をHDDに同時に記録する技術が提案されている。
たとえば、特許文献1では、映像信号検出制御系により、映像信号A/D変換器からの映像信号と映像入力系のデジタル映像信号とをシステムコントローラの制御により切り換え選択し、選択したデジタル映像信号に対応する映像識別信号を生成し、さらに映像信号帯域圧縮処理系により、映像信号に対してMPEGやJPEGといった帯域圧縮処理を施しデータ量を減らして記録データ処理系に供給し、記録データ処理系により、映像信号検出制御系からの映像識別信号を映像信号に付加してHDDに供給して記録するようにしている。
また、特許文献2では、複数のチューナで選局された映像信号を複数のA/Dコンバータでデジタル化し、4−1変換回路で複数の映像信号データを1つの映像信号データに変換し、MPEGエンコーダーで画像圧縮し、この出力を音声信号と共にマルチプレクサで多重化し、HDDに送り記録するようにしている。
特開平10−248049号公報 特開2000−125263号公報
上述した特許文献1,2に示されるように、2番組以上の複数のTV番組をHDDに同時に記録することで、たとえば同じ時間帯に視聴したいTV番組が複数重なっている場合でも、録画後に、それぞれのTV番組を視聴できるので大変便利である。
ところで、複数のTV番組をたとえば予約録画するとき、たとえばリモコン送信機に“Gコード”予約機能が持たされている場合には、それぞれのTV番組のGコードを入力することで、簡単に予約録画の設定を行うことができる。
ところが、Gコードは、予約録画する場合に必要な「日付」、「チャンネル」、「番組開始時間」、「番組の長さ」の4つの情報のみを有するものであり、それぞれのTV番組の高画質/標準/長時間のいずれかの録画モードの設定を行わなければ、前値保持された情報に基づいて設定されてしまうことになる。
すなわち、一度、たとえば長時間の録画モードで予約録画を設定したとすると、次に予約録画を設定する場合、録画モードの設定を変更しなければ、長時間の録画モードのままで設定されることになる。この場合、その長時間の録画モードが、ユーザーの意図するものであるならば何の問題もないが、たとえばTV番組の内容等によっては高画質の録画モードにしておけばよかったと後悔するときがある。
このようなことは、2番組以上の複数のTV番組をHDDに同時に記録する場合に限らず、単一のTV番組を記録する場合も同様である。また、予約録画に限らず、TV番組が放送中に録画する場合も同様である。
解決しようとする問題点は、たとえばTV番組を録画するとき、録画モードの設定を変更しなければ、先に設定された録画モードで記録されてしまうという点である。
本発明の情報記録再生装置は、デジタル化された入力映像信号を、複数の圧縮レートのいずれかでデータ圧縮して記録媒体に記録が可能な情報記録再生装置であって、任意に選択された圧縮レートで前記入力映像信号をデータ圧縮する第1データ圧縮手段と、高画質に対応する圧縮レートで前記入力映像信号をデータ圧縮する第2データ圧縮手段と、前記任意に選択された圧縮レートで前記入力映像信号をデータ圧縮させるように前記第1データ圧縮手段によるデータ処理を制御し、前記高画質に対応する圧縮レートで前記入力映像信号をデータ圧縮させるように前記第2データ圧縮手段によるデータ処理を制御する制御手段とを備え、前記第1データ圧縮手段によって圧縮処理されたデータは、前記記録媒体に通常記録データとして記録され、前記第2データ圧縮手段によって圧縮処理されたデータは、前記記録媒体にバックアップデータとして記録されることを特徴とする。
また、前記制御手段は、前記バックアップデータの記録を行うか否かの選択を促す機能を有し、前記バックアップデータの記録を行うとした選択があると、前記第1データ圧縮手段及び前記第2データ圧縮手段による圧縮処理を実行させるようにすることができる。
また、前記制御手段は、前記バックアップデータの記録を行うとした選択が行われると、前記バックアップデータの保持期間の入力を促す機能と、入力された保持期間を経過すると、前記バックアップデータを削除させる機能とを有するようにすることができる。
また、前記制御手段は、前記バックアップデータの記録を行わないとした選択が行われると、前記第2データ圧縮手段による圧縮処理を実行させないように制御するようにすることができる。
また、前記制御手段は、前記バックアップデータの削除の要求があると、前記記録媒体に記録されている前記バックアップデータの選択を促す機能を有しているようにすることができる。
また、前記制御手段は、前記記録媒体に記録された前記通常記録データ又は前記バックアップデータのいずれか一方の保存の選択を促す機能と、保存が選択された一方のデータを残し、他のデータを削除する機能とを有するようにすることができる。
本発明の情報記録再生方法は、デジタル化された入力映像信号を、複数の圧縮レートのいずれかでデータ圧縮して記録媒体に記録が可能な情報記録再生方法であって、任意に選択された圧縮レートで前記入力映像信号をデータ圧縮する工程と、高画質に対応する圧縮レートで前記入力映像信号をデータ圧縮する工程と、前記任意に選択された圧縮レートで前記入力映像信号をデータ圧縮させる制御と、前記高画質に対応する圧縮レートで前記入力映像信号をデータ圧縮させる制御とを行う工程とを有し、前記任意に選択された圧縮レートで圧縮処理されたデータは、前記記録媒体に通常記録データとして記録され、前記高画質に対応する圧縮レートで圧縮処理されたデータは、前記記録媒体にバックアップデータとして記録されることを特徴とする。
また、前記バックアップデータの記録を行うか否かの選択を促す工程を有し、前記バックアップデータの記録を行うとした選択があると、前記任意に選択された圧縮レート及び前記高画質に対応する圧縮レートでの圧縮処理が実行される工程とを有するようにすることができる。
また、前記バックアップデータの記録を行うとした選択が行われると、前記バックアップデータの保持期間の入力を促す工程と、入力された保持期間を経過すると、前記バックアップデータを削除させる工程とを有するようにすることができる。
また、前記バックアップデータの記録を行わないとした選択が行われると、前記高画質に対応する圧縮レートでの圧縮処理を実行させないように制御する工程を有するようにすることができる。
また、前記バックアップデータの削除の要求があると、前記記録媒体に記録されている前記バックアップデータの選択を促す工程を有するようにすることができる。
また、前記記録媒体に記録された前記通常記録データ又は前記バックアップデータのいずれか一方の保存の選択を促す工程と、保存が選択された一方のデータを残し、他のデータを削除する工程とを有するようにすることができる。
本発明に係る情報記録再生装置では、制御手段により、任意に選択された圧縮レートで入力映像信号をデータ圧縮させるように第1データ圧縮手段によるデータ処理を制御し、高画質に対応する圧縮レートで入力映像信号をデータ圧縮させるように第2データ圧縮手段によるデータ処理を制御することにより、第1データ圧縮手段によって圧縮処理されたデータを、記録媒体に通常記録データとして記録し、第2データ圧縮手段によって圧縮処理されたデータを、記録媒体にバックアップデータとして記録することができる。
本発明の情報記録再生装置によれば、第1データ圧縮手段により任意に選択された圧縮レートで圧縮処理されたデータを、記録媒体に通常記録データとして記録し、第2データ圧縮手段により高画質に対応する圧縮レートで圧縮処理されたデータを、記録媒体にバックアップデータとして記録することができるので、録画モードの設定を気にせずに、録画を行うことができる。
本実施形態では、第1データ圧縮手段により任意に選択された圧縮レートで圧縮処理されたデータを、記録媒体に通常記録データとして記録し、第2データ圧縮手段により高画質に対応する圧縮レートで圧縮処理されたデータを、記録媒体にバックアップデータとして記録することで、録画モードの設定を気にせずに、録画を行うことができるようにした。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の情報記録再生装置をHDDレコーダーに適用した場合の一実施形態を示すブロック図、図2は、図1のMPEGエンコーダーの詳細を説明するためのブロック図、図3〜図4は、図1のHDDレコーダーにおけるバックアップ機能を選択する際に表示されるOSD(On Screen Display)メニューの一例を示す図、図5は、図1のHDDレコーダーにおけるバックアップデータを手動で削除する際に表示されるOSD(On Screen Display)メニューの一例を示す図、図6は、図1のHDDレコーダーの動作を説明するためのフローチャートである。
図1に示すように、HDDレコーダーは、入力切換回路10、A/D変換回路20、MPEGエンコーダー30、第1バッファー40、HDDコントローラ50、MPEGデコーダー60、第2バッファー70、D/A変換回路80、制御回路90を備えている。
入力切換回路10は、TV放送信号、AUX1、AUX2等からのアナログ信号の入力切換えを行う。A/D変換回路20は、入力切換回路10からのアナログ信号をデジタル信号に変換する。
MPEGエンコーダー30は、A/D変換回路20によってデジタル信号に変換されたデータに対し、所定の圧縮レートでの圧縮を行う。ここで、所定の圧縮レートとは、情報の圧縮の度合いであり、たとえば高画質/標準/長時間のいずれかの録画モードに対応するものである。
第1バッファー40は、MPEGエンコーダー30によって圧縮されたデータを保持する。HDDコントローラ50は、MPEGエンコーダー30によって圧縮されたデータが記録媒体としてのHDD(ハードディスク)100に記録されるとき、そのHDD100に記録データを出力する。また、HDDコントローラ50は、HDD100に記録されたデータが再生されるとき、そのデータをMPEGデコーダー60に出力する。
MPEGデコーダー60は、HDDコントローラ50から出力される、HDD100に記録されたデータを再生するとき、そのデータをデコードする。第2バッファー70は、MPEGデコーダー60によってデコードされたデータを保持する。
D/A変換回路80は、MPEGデコーダー60によってデコードされたデジタル信号をアナログ信号に変換してモニター出力とする。制御手段としての制御回路90は、たとえば録画指示があると、MPEGエンコーダー30に対し、ユーザーの希望する高画質/標準/長時間のいずれかの録画モードに対応する圧縮レートでの圧縮処理と、高画質の録画モードに対応する圧縮レートでの圧縮処理とを行わせるがその詳細は後述する。
また、制御回路90は、後述の高画質モード符号化回路34によって圧縮されたデータを、バックアップデータとしてHDD100に一時的に記録するか否かの要求を受け付ける機能を有しているが、その詳細も後述する。また、制御回路90は、そのバックアップデータをHDD100に一時的に記録するとした要求を受け付けたとき、その一時的な保持期間の要求を受け付け、その保持期間が経過したとき、そのバックアップデータをHDD100から削除するようにHDDコントローラ50を制御する機能を有しているが、その詳細も後述する。
なお、制御回路90は、その一時的な保持期間の要求を受け付けても、バックアップデータの削除の要求があった場合には、即座にそのバックアップデータをHDD100から削除するようにHDDコントローラ50を制御することも可能であり、その詳細も後述する。
また、制御回路90は、そのバックアップデータを削除せずに、後述のユーザー設定モード符号化回路32によって圧縮されたデータの削除の要求があった場合には、即座にそのデータをHDD100から削除するようにHDDコントローラ50を制御することも可能である。
また、制御回路90は、HDD100に記録された通常記録データ又はバックアップデータのいずれか一方の保存の選択を促す機能と、保存が選択された一方のデータを残し、他のデータを削除する機能とを有することも可能である。
次に、MPEGエンコーダー30の詳細について説明する。
すなわち、図2に示すように、MPEGエンコーダー30は、第1フィルター回路31、ユーザー設定モード符号化回路32、第2フィルター回路33、高画質モード符号化回路34、ヘッダー情報付与回路35を備えている。
第1フィルター回路31は、上述したA/D変換回路20によりデジタル信号に変換されたデータに対し、所定の帯域制限をかけて出力する。第1データ圧縮手段としてのユーザー設定モード符号化回路32は、ユーザーにより設定された高画質/標準/長時間の録画モードのいずれかに対応する圧縮レートでのデータ圧縮を行う。なお、ユーザー設定モード符号化回路32によって圧縮処理されたデータは、HDD100に通常記録データとして記録される。
ここで、ユーザーによる高画質/標準/長時間の録画モードのいずれかの設定は、たとえば図示しないリモコン送信機からの録画モードの選択信号を図示しない受信回路が受け付けることで可能であり、この場合、制御回路90がその録画モードの選択信号を録画モード設定情報としてユーザー設定モード符号化回路32に与える。
第2フィルター回路33は、上述したA/D変換回路20によりデジタル信号に変換されたデータに対し、所定の帯域制限をかけて出力する。第2データ圧縮手段としての高画質モード符号化回路34は、高画質モードに応じたデータ圧縮を行う。なお、高画質モード符号化回路34によって圧縮処理されたデータは、HDD100にバックアップデータとして記録される。
ヘッダー情報付与回路35は、ユーザー設定モード符号化回路32及び高画質モード符号化回路34によって圧縮されたそれぞれのデータに対しヘッダーを付与し、記録データとして出力する。
ここで、第2フィルター回路33及び高画質モード符号化回路34は、第1フィルター回路31及びユーザー設定モード符号化回路32と平行して動作する。また、ヘッダー情報付与回路35により、ユーザー設定モード符号化回路32及び高画質モード符号化回路34によって圧縮されたそれぞれのデータに対しヘッダーが付与され、それぞれのデータが上述したHDD100に記録される。これにより、HDD100に記録されたデータが通常記録データであるかバックアップデータであるかの識別が可能となる。
次に、HDDレコーダーの動作について説明する。なお、以下においては、TV番組が放送中に録画を行う場合について説明する。
まず、図6に示すように、たとえば図示しないリモコン送信機からの録画要求が有ると(ステップS1)、高画質/標準/長時間のいずれかの録画モードの選択の有無が判断される(ステップS2)。録画モードの選択が有る場合には、制御回路90からユーザー設定モード符号化回路32に選択されたいずれかの録画モードを示す選択信号である録画モード設定情報が与えられることで、ユーザー設定モード符号化回路32が選択された録画モードに設定され(ステップS3)、ユーザー設定モード符号化回路32により選択された録画モードに対応する圧縮レートでのデータ圧縮が行われる。
これに対し、(ステップS2)にて録画モードの選択が無い場合、制御回路90からユーザー設定モード符号化回路32に前置保持された情報である、高画質/標準/長時間のいずれかの録画モードを示す選択信号である録画モード設定情報が与えられる(ステップS4)。ここで、前置保持された情報とは、以前に録画を行ったときに選択された高画質/標準/長時間のいずれかを示す録画モードであり、その情報は図示しないメモリに格納されている。
次いで、バックアップの要求の有無が判断される(ステップS5)。この場合、たとえば図3に示すように、図示しないモニターにバックアップデータを記録するかしないかを促す画面をOSD表示させて、ユーザーに選択させるようにすることができる。
ここで、『はい』が選択されることで、バックアップデータを記録する選択が行われると、たとえば図4に示すように、図示しないモニターにバックアップデータの保持期間の入力を促す画面をOSD表示させて、ユーザーに入力させるようにすることができる(ステップS6)。
そして、バックアップデータの保持期間の入力が行われると、ユーザー設定モード符号化回路32により、ユーザーにより設定された高画質/標準/長時間の録画モードのいずれかに対応する圧縮レートでのデータ圧縮が行われるとともに、高画質モード符号化回路34により、高画質の録画モードに対応する圧縮レートでのデータ圧縮が行われる。
また、ユーザー設定モード符号化回路32及び高画質モード符号化回路34によって圧縮されたそれぞれのデータは、ヘッダー情報付与回路35によってヘッダーが付与され、記録データとして出力されることにより、HDD100に記録される(ステップS8)。ここで、ユーザー設定モード符号化回路32によって圧縮されたデータは、通常記録データとして記録され、高画質モード符号化回路34によって圧縮されたデータは、バックアップデータとして記録される。また、それぞれのデータには、ヘッダー情報付与回路35によってヘッダーが付与されているため、通常記録データ又はバックアップデータの識別が可能である。
これに対し、(ステップS5)において、バックアップの要求が無い場合、すなわちたとえば図3に示す画面で『いいえ』が選択されると、図4のバックアップデータの保持期間の入力を促す画面のOSD表示が割愛され、ユーザー設定モード符号化回路32によってのみ、(ステップS3)又は(ステップS4)で設定された録画モードに対応する圧縮レートでのデータ圧縮が行われる(ステップS9)。
そして、ユーザー設定モード符号化回路32によってのみ圧縮されたデータは、ヘッダー情報付与回路35によってヘッダーが付与され、記録データとして出力されることにより、HDD100に記録される(ステップS8)。この場合、高画質モード符号化回路34によってのデータ圧縮が無いため、バックアップデータの記録は行われない。
次いで、(ステップS5)において、バックアップの要求が有り、(ステップS6)において、保持期間が受け付けられている場合、バックアップの保持期間が経過したか否かが判断される(ステップS10)。
ここで、バックアップの保持期間が経過した場合には、制御回路90がHDDコントローラ50を制御し、HDD100からバックアップデータを削除させる(ステップS11)。このように、バックアップの保持期間が経過した場合に、自動的にバックアップデータを削除させることにより、HDD100の記録領域の減少を抑えることが可能となる。
これに対し、バックアップの保持期間が経過していない場合であっても、バックアップの削除の要求があると、たとえば図5に示すように、図示しないモニターに現在HDD100に記録されているバックアップデータを示すプログラムをサムネイルでOSD表示させて、ユーザーに選択させるようにすることができる。このように、バックアップの保持期間が経過していない場合であっても、手動でバックアップデータを削除させることにより、HDD100の記録領域の減少を抑えることが可能となる。
なお、図6では、TV番組が放送中に録画する場合について説明したが、予約録画を行う際には、(ステップS1)にてたとえばリモコン送信機に“Gコード”予約機能が持たされている場合、そのTV番組のGコードを入力を受け付け、(ステップS7)又は(ステップS9)でのユーザー設定モード符号化回路32及び高画質モード符号化回路34によるデータ圧縮又はユーザー設定モード符号化回路32によってのみのデータ圧縮を、Gコードの予約録画する場合に必要な「日付」、「チャンネル」、「番組開始時間」、「番組の長さ」の4つの情報に基づいて行わせればよい。
また、図6では、単一のTV番組を録画する場合について説明したが、2番組以上の複数のTV番組の場合も、上記同様にしてユーザー設定モード符号化回路32及び高画質モード符号化回路34によるデータ圧縮又はユーザー設定モード符号化回路32によってのみのデータ圧縮により、録画することが可能である。この場合、たとえば第1フィルター回路31、ユーザー設定モード符号化回路32、第2フィルター回路33及び高画質モード符号化回路34をそれぞれ2個以上設けることで、実現することができる。
このように、本実施形態では、制御回路90により、任意に選択された圧縮レートで入力映像信号をデータ圧縮させるようにユーザー設定モード符号化回路32によるデータ処理を制御し、高画質に対応する圧縮レートで入力映像信号をデータ圧縮させるように高画質モード符号化回路34によるデータ処理を制御することにより、ユーザー設定モード符号化回路32によって圧縮処理されたデータを、HDD100に通常記録データとして記録し、高画質モード符号化回路34によって圧縮処理されたデータを、HDD100にバックアップデータとして記録することができるので、録画モードの設定を気にせずに、録画を行うことができる。
これにより、HDDレコーダーがたとえば一般家庭で使用されるとき、複数のユーザーが各々の希望する録画モードでの設定を行い、その録画モードがたとえば長時間として前置保持されていて、次にたとえば予約録画を行うとき、録画モードの設定変更を忘れていても、ユーザー設定モード符号化回路32によって圧縮処理された通常記録データの画質がユーザーの希望するものでない場合には、バックアップデータを再生することができ、十分な画質で映像を見ることができる。
また、本実施形態では、制御回路90により、バックアップデータの記録を行うか否かの選択を促すようにし、バックアップデータの記録を行うとした選択があると、ユーザー設定モード符号化回路32及び高画質モード符号化回路34による圧縮処理を実行させるようにしたので、バックアップデータの記録を行うか否かの選択をユーザーに対して行わせることができ、操作性の向上が図れる。
また、本実施形態では、制御回路90により、バックアップデータの記録を行うとした選択が行われると、バックアップデータの保持期間の入力を受け付け、入力された保持期間を経過すると、HDD100からバックアップデータを削除させるようにしたので、HDD100の記録領域の減少を抑えることが可能となる。
また、本実施形態では、制御回路90により、バックアップデータの記録を行わないとした選択が行われると、高画質モード符号化回路34によるを圧縮処理を実行させないようにしたので、バックアップデータの記録を行うか否かの選択をユーザーに対して行わせることができ、操作性の向上が図れる。
また、本実施形態では、制御回路90により、バックアップデータの保持期間が経過する前であっても、バックアップデータの削除の要求があると、HDD100記録されているバックアップデータの選択を促すようにしたので、HDD100の記録領域の減少を抑えるとともに、操作性の向上が図れる。
なお、本実施形態では、バックアップデータを保持期間が経過した後に削除するか、又は削除の要求があったときに削除する場合について説明したが、これに限らず、制御回路90により、HDD100に記録された通常記録データ又はバックアップデータのいずれか一方の保存の選択を促すようにし、保存が選択された一方のデータを残し、他のデータを削除するようにしてもよい。
また、本実施形態では、制御回路90により、バックアップデータの記録を行うか否かの選択を促すようにし、バックアップデータの記録を行うとした選択があると、ユーザー設定モード符号化回路32及び高画質モード符号化回路34によるを圧縮処理を実行させるようにした場合について説明したが、たとえば図示しないリモコン送信機からの録画モードの選択が高画質である場合には、自動的に高画質モード符号化回路34によるを圧縮処理を実行させず、バックアップデータの記録を行わないようにすることも可能である。
単体のHDDレコーダーに限らず、DVDレコーダー、VCR、TVモニター等のAV機器と複合化されたものであっても適用可能である。
本発明の情報記録再生装置をHDDレコーダーに適用した場合の一実施形態を示すブロック図である。 図1のMPEGエンコーダーの詳細を説明するためのブロック図である。 図1のHDDレコーダーにおけるバックアップ機能を選択する際に表示されるOSD(On Screen Display)メニューの一例を示す図である。 図1のHDDレコーダーにおけるバックアップ機能を選択する際に表示されるOSD(On Screen Display)メニューの一例を示す図である。 図1のHDDレコーダーにおけるバックアップデータを手動で削除する際に表示されるOSD(On Screen Display)メニューの一例を示す図である。 図1のHDDレコーダーの動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
30 MPEGエンコーダー
31 第1フィルター回路
32 ユーザー設定モード符号化回路
33 第2フィルター回路
34 高画質モード符号化回路
35 ヘッダー情報付与回路
90 制御回路
100 HDD

Claims (12)

  1. デジタル化された入力映像信号を、複数の圧縮レートのいずれかでデータ圧縮して記録媒体に記録が可能な情報記録再生装置であって、
    任意に選択された圧縮レートで前記入力映像信号をデータ圧縮する第1データ圧縮手段と、
    高画質に対応する圧縮レートで前記入力映像信号をデータ圧縮する第2データ圧縮手段と、
    前記任意に選択された圧縮レートで前記入力映像信号をデータ圧縮させるように前記第1データ圧縮手段によるデータ処理を制御し、前記高画質に対応する圧縮レートで前記入力映像信号をデータ圧縮させるように前記第2データ圧縮手段によるデータ処理を制御する制御手段とを備え、
    前記第1データ圧縮手段によって圧縮処理されたデータは、前記記録媒体に通常記録データとして記録され、前記第2データ圧縮手段によって圧縮処理されたデータは、前記記録媒体にバックアップデータとして記録される
    ことを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記バックアップデータの記録を行うか否かの選択を促す機能を有し、
    前記バックアップデータの記録を行うとした選択があると、前記第1データ圧縮手段及び前記第2データ圧縮手段による圧縮処理を実行させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記バックアップデータの記録を行うとした選択が行われると、前記バックアップデータの保持期間の入力を促す機能と、
    入力された保持期間を経過すると、前記バックアップデータを削除させる機能とを有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報記録再生装置。
  4. 前記制御手段は、前記バックアップデータの記録を行わないとした選択が行われると、前記第2データ圧縮手段による圧縮処理を実行させないように制御することを特徴とする請求項2に記載の情報記録再生装置。
  5. 前記制御手段は、前記バックアップデータの削除の要求があると、前記記録媒体に記録されている前記バックアップデータの選択を促す機能を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報記録再生装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記記録媒体に記録された前記通常記録データ又は前記バックアップデータのいずれか一方の保存の選択を促す機能と、
    保存が選択された一方のデータを残し、他のデータを削除する機能とを有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報記録再生装置。
  7. デジタル化された入力映像信号を、複数の圧縮レートのいずれかでデータ圧縮して記録媒体に記録が可能な情報記録再生方法であって、
    任意に選択された圧縮レートで前記入力映像信号をデータ圧縮する工程と、
    高画質に対応する圧縮レートで前記入力映像信号をデータ圧縮する工程と、
    前記任意に選択された圧縮レートで前記入力映像信号をデータ圧縮させる制御と、前記高画質に対応する圧縮レートで前記入力映像信号をデータ圧縮させる制御とを行う工程とを有し、
    前記任意に選択された圧縮レートで圧縮処理されたデータは、前記記録媒体に通常記録データとして記録され、前記高画質に対応する圧縮レートで圧縮処理されたデータは、前記記録媒体にバックアップデータとして記録される
    ことを特徴とする情報記録再生方法。
  8. 前記バックアップデータの記録を行うか否かの選択を促す工程を有し、
    前記バックアップデータの記録を行うとした選択があると、前記任意に選択された圧縮レート及び前記高画質に対応する圧縮レートでの圧縮処理が実行される工程とを有する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報記録再生方法。
  9. 前記バックアップデータの記録を行うとした選択が行われると、前記バックアップデータの保持期間の入力を促す工程と、
    入力された保持期間を経過すると、前記バックアップデータを削除させる工程とを有する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報記録再生方法。
  10. 前記バックアップデータの記録を行わないとした選択が行われると、前記高画質に対応する圧縮レートでの圧縮処理を実行させないように制御する工程を有することを特徴とする請求項8に記載の情報記録再生方法。
  11. 前記バックアップデータの削除の要求があると、前記記録媒体に記録されている前記バックアップデータの選択を促す工程を有することを特徴とする請求項7又は8に記載の情報記録再生方法。
  12. 前記記録媒体に記録された前記通常記録データ又は前記バックアップデータのいずれか一方の保存の選択を促す工程と、
    保存が選択された一方のデータを残し、他のデータを削除する工程とを有する
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の情報記録再生方法。
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