JP2006024277A - 光ピックアップ - Google Patents

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Abstract

【課題】チルト制御が可能な光ピックアップにおいて、マグネットの着磁パターンと、フォーカスコイル、トラッキングコイル、チルトコイルの配置を工夫して、部品数を少なくし、小型化を図り、応答性を高める。
【解決手段】対をなすマグネット29a,29bは、フォーカス方向の分極着磁とトラッキング方向の分極着磁を隣接して有することによりフォーカス駆動用着磁とトラッキング駆動用着磁の同極が連続し、フォーカスコイルとチルトコイルは2組あり、各組のフォーカスコイル23a,23bとチルトコイル25a,25bは、対をなすマグネット29a,29bにそれぞれ対応させて配置されると共に互いに重なり合いかつフォーカス駆動用着磁の分極境界をまたいでレンズホルダ21に配置され、チルトコイル25a,25b同士は、レンズホルダの傾きを調整するために互いに逆向きの推力を発生するように接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報信号を光学的に記録/再生する装置に用いられる光ピックアップに関するもので、特に、チルト調整が可能な光ピックアップとしても、チルト調整のない光ピックアップとしても構成可能であって、容易に仕様変更可能な光ピックアップに関するものである。本発明は、例えば、CD、CD−R、CD−R/W、DVD、DVD−R、DVD−R/Wなどのドライブ装置などに適用可能である。
近年、光ディスクを記録媒体とした情報信号の記録再生装置分野の技術進歩は目覚しいものがあり、現在は、ハイビジョンに対応することができ、あるいはデジタル放送を目指した光ディスク装置が求められている。これに対応するために、光ディスク装置は、転送レートのさらなる高速化、記憶能力の大容量化を併せ持つものに進展してきている。これに伴い、光ディスク装置に用いられる光ピックアップ、さらにはその対物レンズアクチュエータも、より高い動作性能を持つものに進化してきている。以下、従来の光ピックアップの例について、図8、図9を参照しながら説明する。
図8、図9において、磁性体からなるほぼ四角形のアクチュエータベース(以下、単に「ベース」という)17は、互いに反対側に位置する2辺が直角に折り曲げられて一対のヨーク辺17a、17bが形成されていて、一対のヨーク辺17a、17bの相対向する面には対をなすマグネット18a、18bが接着などによって固定されている。各マグネット18a、18bは4つに等分された形で4分極着磁がなされている。ベース17には、ヨーク辺17bの外側面側にゲルホルダ19が固定されている。ゲルホルダ19の両端部からは、ヨーク辺17bとマグネット18bの両側を挟むようにして、しかし、ヨーク辺17bとマグネット18bから適宜の間隔をおいて2本一対のワイヤ16a、16bと、別の2本一対のワイヤ16c、16dが相互に平行に、水平方向に伸び出ている。ゲルホルダ19の背面にはプリント回路基板110が固定され、回路基板110の回路パターンと上記各ワイヤが電気的に接続されている。上記2対のワイヤの先端部はそれぞれ回路基板15a、15bの介在のもとにレンズホルダ11の対をなす側面に連結されている。より具体的には、一対のワイヤ16a、16bは回路基板15aの介在のもとにレンズホルダ11の一側面に、他の一対のワイヤ16c、16dは回路基板15bの介在のもとにレンズホルダ11の他方の一側面に連結されている。上記各ワイヤは、後述のフォーカス制御、トラッキング制御時にレンズホルダ11を平行移動させるための支持体として機能するとともに、駆動コイルを通電制御するための導電路としても機能している。上記ゲルホルダ19内には、ゲル状の材料が封入されていて、上記各ワイヤを通じてレンズホルダ11に伝達されようとする振動を吸収するダンパとして機能するようになっている。
レンズホルダ11は、直方体状の部材で、中央部を上下方向に貫いて形成された円筒形の孔には対物レンズ12が嵌められて固定されている。レンズホルダ11の短辺をなす一対の側面に上記回路基板15a、15bが固着され、上記各ワイヤ16a〜16dによって支持されている。レンズホルダ11の長辺をなす一対の側面には、それぞれ二つのフォーカスコイル13a,13bと、13c,13dが固着されている。対をなすフォーカスコイル13a,13bの上には二つのトラッキングコイル14a,14bが、対をなすフォーカスコイル13c,13dの上には二つのトラッキングコイル14c,14dが固着されている。各フォーカスコイルと各トラッキングコイルは扁平な角型の空芯コイルで、対をなすフォーカスコイル13a,13b横に並べて配置され、同じく対をなすフォーカスコイル13c,13dも横に並べて配置されている。対をなすトラッキングコイル14a,14bは上下に並べて固着され、同じく対をなすトラッキングコイル14c,14dも上下に並べて固着されている。
前記各マグネット18a、18bは、磁極が上下左右方向に2個ずつ同じ大きさに4分極着磁されている。この対をなすマグネット18a、18bの間に、対物レンズ12および上記各コイルを一体に有するレンズホルダ11が位置し、トラッキングコイル14a,14bがマグネット18aと、その間に適宜の間隙をおいて対向しており、トラッキングコイル14c,14dがマグネット18bと、その間に適宜の間隙をおいて対向している。各フォーカスコイルは、その上下方向の2辺がマグネット18a、18bのフォーカス駆動用着磁の分極境界、すなわち上下に並ぶ磁極間の水平方向の境界をまたいで配置されている。一方、各トラッキングコイルは、その水平方向の2辺がマグネット18a、18bのトラッキング駆動用着磁の分極境界、すなわち横方向に並ぶ磁極間の上下方向の境界をまたいで配置されている。
このように構成された光ピックアップないしは対物レンズアクチュエータにおいて、フォーカスコイル13a〜13dに通電されると、フォーカスコイル13a〜13dの上下2辺に、マグネット18a、18bで形成される磁界との協働によって上下方向の推力が発生し、対物レンズ12とともにレンズホルダ11が上下方向に移動する。そこで、対物レンズ12を通る光束が、図示されない記録媒体としてのディスクの記録トラック上に収束されるように、フォーカスコイル13a〜13dへの通電を制御すれば、フォーカス制御が行われることになる。また、トラッキングコイル14a〜14dに通電されると、トラッキングコイル14a〜14dの左右の2辺に、マグネット18a、18bで形成される磁界との協働によって左右方向の推力が発生し、対物レンズ12とともにレンズホルダ11が左右方向に移動する。そこで、対物レンズ12による光束の収束位置が、上記ディスクの所定のトラック位置となるように、トラッキングコイル14a〜14dへの通電を制御すれば、トラッキング制御が行われることになる。
前にも述べたように、近年の光ディスク装置は、転送レートのいっそうの高速化、記憶能力の大容量化を併せ持つものに進展してきており、これに伴い、光ディスク装置に用いられる光ピックアップ、さらにはその対物レンズアクチュエータも、より高い動作性能が要求される。より高い動作性能を満たすためのひとつの手段として、ディスク面の傾きに対応させるために、対物レンズのラジアル方向の姿勢を制御する手段を付加することが提案されている。すなわち、図8、図9に示すような従来例では、対物レンズ12をフォーカス方向とトラッキング方向の2方向に制御する2軸制御になっていたが、これに、記録媒体としてのディスク面の傾きに応じて対物レンズ面を正対させるために、対物レンズ12のディスク半径方向の姿勢を制御するチルト制御手段を加えた3軸制御の光ピックアップが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
光ピックアップに、フォーカス制御とトラッキング制御のほかにチルト制御を付加する場合、単純にチルト制御用のマグネットとコイルを付加するというだけでは、部品数の増大、大型化、応答性の悪化などの問題を生じる。そこで、特許文献1、特許文献2記載の発明では、これらの問題が生じないように、独自の工夫を行っている。
特開2004−103086号広報 特開2004−139642号広報
チルト制御を付加した従来の光ピックアップは、上記のように、問題点の解決のために工夫がなされているが、部品数の増大、大型化などの問題を解決するには十分でなく、まだ改良の余地がある。
本発明は、かかる従来技術の問題点を解消するためになされたもので、ブルー・レイやAODといった次世代ディスクに対応可能で、高倍速、高密度記録に適した動作性能を得るために、チルト制御を可能とした光ピックアップであって、マグネットの着磁パターンを工夫するとともに、フォーカスコイル、トラッキングコイル、チルトコイルの配置を工夫することにより、部品数が少なく、小型化が可能で、応答性に優れた光ピックアップを得ることを目的とする。
本発明はまた、チルト制御を可能とした光ピックアップとして構成することができるとともに、チルト制御が不要な光ピックアップとしても構成することができるようにして、仕様変更がきわめて簡単な光ピックアップを得ることを目的とする。
本発明は、マグネットとの間に間隔をおいて対向し、対物レンズを保持するレンズホルダを、フォーカス方向に駆動するフォーカスコイル、トラッキング方向に駆動するトラッキングコイルを有するとともに、上記マグネットとの間に間隙をおき対向してレンズホルダに配置されレンズホルダをディスクの面に対し直交する方向でありかつディスクの半径方向の線を含む面内での傾きを調整するためのチルトコイルを有し、上記マグネットは、上記レンズホルダの互いに反対側の面に対向させて対をなして配置され、この対をなすマグネットは、フォーカス方向の分極着磁とトラッキング方向の分極着磁を隣接して有することによりフォーカス駆動用着磁とトラッキング駆動用着磁の同極が連続しており、フォーカスコイルとチルトコイルは2組あり、各組のフォーカスコイルとチルトコイルは、上記対をなすマグネットにそれぞれ対応させて配置されると共に互いに重なり合いかつフォーカス駆動用着磁の分極境界をまたいで上記レンズホルダに配置され、チルトコイル同士は、レンズホルダの上記傾きを調整するために互いに逆向きの推力を発生するように接続されていることを最も主要な特徴とする。
対をなすマグネットは独特のパターンで着磁され、2組のフォーカスコイルとチルトコイルは、上記対をなすマグネットにそれぞれ対応させて配置されると共に互いに重なり合いかつフォーカス駆動用着磁の分極境界をまたいで上記レンズホルダに配置され、チルトコイル同士は、レンズホルダの上記傾きを調整するために互いに逆向きの推力を発生するように接続されているため、上記2組のフォーカスコイルとチルトコイルのほかに対をなすトラッキングコイルがあればよく、コイルは全部で6個あれば、フォーカス制御、トラッキング制御のほかにチルト制御も可能である。この点、従来のチルト制御も可能な光ピックアップによれば、コイルは全部で8個あるいはそれ以上必要であるから、本発明によれば、部品数が少なく、その分小型化が可能であり、応答性に優れ、また、組立作業性に優れた光ピックアップを低コストで提供することができる。
チルト制御が不要な場合、チルトコイルを省略するだけでよく、マグネットの分極着磁パターンを変更する必要はないから、チルト制御が可能な光ピックアップまたはチルト制御不要の光ピックアップに、容易に仕様変更することができる。
以下、本発明にかかる光ピックアップの実施例を、図を参照しながら説明する。図1ないし図4において、磁性体からなるほぼ四角形のアクチュエータベース(以下、単に「ベース」という)28は、互いに反対側の2辺が直角に折り曲げられて一対のヨーク辺28a、28bが形成されていて、一対のヨーク辺28a、28bの相対向する面にはそれぞれマグネット29a、29bが接着などによって固定されている。各マグネット29a、29bは、見かけ上は3分極着磁がなされている。
上記各マグネット29a、29bの着磁パターンは、より詳細にはフォーカス駆動用の分極着磁とトラッキング駆動用の分極着磁を隣接して有している。フォーカス駆動用の分極着磁はN極とS極が上下に配置されるように行われ、分極境界が横(左右)方向に存在している。トラッキング駆動用の分極着磁はN極とS極が左右に配置されるように行われ、分極境界が縦(上下)方向に存在している。フォーカス駆動用の分極着磁はトラッキング駆動用の分極着磁よりも大きな面積を占めている。フォーカス駆動用の分極着磁とトラッキング駆動用の分極着磁は隣接しているため、フォーカス駆動用の分極着磁とトラッキング駆動用の分極着磁の同極が境目なく、L字状に連続している。このL字の2辺に接してフォーカス駆動用の分極着磁の異極が存在し、上記L字の縦方向の辺の外側面に接してトラッキング駆動用の分極着磁の異極が存在している。各マグネット29a、29bは、一つの直方体状のマグネット材料を上記のパターンで着磁したものであってもよいし、分極境界が横(左右)方向に存在しているフォーカス駆動用マグネットと、分極境界が縦(上下)方向に存在しているトラッキング駆動用マグネットを、一体的に結合したものであってもよい。後者の場合でも、フォーカス駆動用マグネットとトラッキング駆動用マグネットの同極が実質的に連続し、上記のように、見かけ上3分極着磁がなされているのと同じ着磁パターンになる。
上記のように、フォーカス駆動用の分極着磁面積をトラッキング駆動用の分極着磁面積よりも大きくしたのは、フォーカス駆動時の推力をトラッキング駆動時の推力より大きくするためである。設計によっては、トラッキング駆動時の推力をフォーカス駆動時の推力よりも大きくするために、トラッキング駆動用の分極着磁面積をフォーカス駆動用の分極着磁面積よりも大きくすることもありえる。
ベース28には、ヨーク辺28bの外側面側にゲルホルダ210が固定されている。ゲルホルダ210の長さ方向両端部側面からは、ヨーク辺28bとマグネット29bの両側を挟むようにして、しかし、ヨーク辺28bとマグネット29bから適宜の間隔をおいて3本一対のワイヤ27a、27b、27cと、別の3本一対のワイヤ27d、27e、27fが相互に平行に、水平方向に伸び出ている。各ワイヤ27a〜27fは、ベースに対して後述のレンズホルダ21を移動可能に支持する弾性支持体として機能する。ゲルホルダ210の背面にはプリント回路基板211が固定され、回路基板211の回路パターンと上記各ワイヤが電気的に接続されている。3本を一対とする上記2対のワイヤの先端部はそれぞれフレキシブル回路基板26a、26bの介在のもとにレンズホルダ21の対をなす側面に連結されている。より具体的には、一対のワイヤ27a、27b、27cは回路基板26aの介在のもとにレンズホルダ21の一側面に、他の一対のワイヤ27d、27e、27fは回路基板26bの介在のもとにレンズホルダ21の他方の一側面に連結されている。上記各ワイヤは、後述のフォーカス制御、トラッキング制御、チルト制御時に、レンズホルダ21をフォーカス方向、トラッキング方向、チルト方向に移動させるための支持体として機能するとともに、駆動コイルを通電制御するための導電路としても機能している。また、上記各ワイヤは、上記各コイルに通電されないときにレンズホルダ21を原点まで復帰させるための弾性力を有している。ゲルホルダ210は、前述のように、レンズホルダ21の振動を防止するダンパとして機能する。
レンズホルダ21は、直方体状の部材で、中央部を上下方向に貫いて形成された円筒形の孔には対物レンズ22が嵌められて固定されている。レンズホルダ21の短辺をなす一対の側面に上記回路基板26a、26bが固着され、上記各ワイヤ27a〜27fによって支持されている。回路基板26a、26bはプリント配線基板であってもよいし、フレキシブル配線基板であってもよい。レンズホルダ21の長辺をなす一対の側面には、それぞれ一つのチルトコイル25a、25bと、フォーカスコイル23a、23bと、トラッキングコイル24a,24bが固着されている。各チルトコイル、各フォーカスコイル、各トラッキングコイルは扁平な角型の空芯コイルで、フォーカスコイル23a、23bが最も大きく、有効長を大きくしてフォーカス方向の駆動感度を大きくするために横長になっている。トラッキングコイル24a,24bは有効長を大きくしてトラッキング方向の駆動感度を大きくするために縦長で、縦方向の長さがフォーカスコイル23a、23bの縦方向(短辺方向)の長さとほぼ同じになっている。チルトコイル25a、25bは正方形に近い形をしており、縦横の寸法はともにフォーカスコイル23a、23bの縦横の寸法よりも小さくなっている。チルトコイル25a、25bは、求められる感度(発生する推力)が大きくないことから、軽量化のために小さくしている。軽量化によって慣性モーメントを小さくすることができ、フォーカス、トラッキング、チルトの各制御に対する応答性を高めることができる。各コイルの厚さ寸法は、トラッキングコイル24a,24bが最も大きく、以下、フォーカスコイル23a、23b、チルトコイル25a、25bの順に薄くなっている。また、トラッキングコイルの厚さ寸法は、フォーカスコイルとチルトコイルの厚さ寸法を合わせた寸法とほぼ同じになっている。
なお、フォーカスコイル23a、23b、トラッキングコイル24a,24b、チルトコイル25a、25bのすべて又は一部を、1層又は複数層のフラットプリントコイルで構成してもよい。また、図示の実施例では、上記各コイルは角型になっているが、丸型のコイルであってもよい。
図5、図6にも示すように、チルトコイル25a、トラッキングコイル24a、フォーカスコイル23aがレンズホルダ21の一側面に固着され、チルトコイル25b、トラッキングコイル24b、フォーカスコイル23bがレンズホルダ21の反対側の一側面に固着されている。チルトコイル25a、25bは対をなすマグネット29a、29bにそれぞれ対応させ、マグネット29a、29bとの間に間隙をおいて、かつ、マグネット29a、29のフォーカス駆動用着磁の分極境界をまたいで配置されている。トラッキングコイル24a,24bは対をなすマグネット29a、29bにそれぞれ対応させ、マグネット29a、29bとの間に間隙をおいて、かつ、マグネット29a、29のトラッキング駆動用着磁の分極境界をまたいで、長さ方向を上下方向に向けて配置されている。フォーカスコイル23a、23bはそれぞれチルトコイル25a、25bの上に重ね合わせて固着されている。また、フォーカスコイル23a、23bは対をなすマグネット29a、29bにそれぞれ対応させ、マグネット29a、29bとの間に間隙をおいて、かつ、マグネット29a、29のフォーカス駆動用着磁の分極境界をまたいで、長さ方向を横(左右)方向に向けて配置されている。フォーカスコイル23a、23bとトラッキングコイル24a,24bは横方向に隣接して配置されている。
図5、図6の(b)は、上記各コイル、対物レンズ22などを一体に有するレンズホルダ32の底面図で、図5、図6の(a)は、図5、図6(b)の底面図における上面側をそのまま折り曲げて展開した形で示す側面図、図5、図6の(c)は、上記(b)の底面図における下面側をそのまま折り曲げて展開した形で示す側面図である。レンズホルダ21の一側面のフォーカスコイル23aと他方の側面のフォーカスコイル23bは、対物レンズ22の光軸を中心に軸対称に配置されている。同様に、レンズホルダ21の一側面のトラッキングコイル24aと他方の側面のトラッキングコイル24bも対物レンズ22の光軸を中心に軸対称に配置され、レンズホルダ21の一側面のチルトコイル25aと他方の側面のチルトコイル25bも対物レンズ22の光軸を中心に軸対称に配置されている。固定部および磁気回路を構成する一対のマグネット29a、29bは、上記各コイルの4辺のうち2辺に流れる電流を、可動部としてのレンズホルダ21をフォーカス方向、トラッキング方向、チルト方向(ラジアル回転方向)に駆動するのに必要な推力を発生するように、前述のようなパターンで着磁されている。
なお、図示の実施例はフォーカス制御、トラッキング制御のほかにチルト制御も可能な光ピックアップとして構成されているが、チルト制御が不要な光ピックアップであれば、チルトコイル25a、25bを省略し、前記ワイヤも2本を省略して、例えば、一方のワイヤ対をワイヤ27a、27cとし、他方のワイヤ対をワイヤ27d、27fとするだけで対応することができる。マグネット29a、29bの着磁パターンを変える必要はないから、設計変更をしなくても仕様変更に柔軟に対応することができる。このように、図示の実施例は、チルト制御も可能な光ピックアップとして構成することも、チルト制御が不要な光ピックアップとして構成することも容易であるが、それは、マグネット29a、29bが、フォーカス方向の分極着磁とトラッキング方向の分極着磁を隣接して有することによりフォーカス駆動用着磁とトラッキング駆動用着磁の同極が連続しているという、独特の分極着磁パターンになっていることによるものである。
一対のフォーカスコイル23a、23bは直列又は並列に接続され、互いに対物レンズ22の光軸を中心に180度回転させた位置に配置されている。同様に、トラッキングコイル24a,24bも直列又は並列に接続され、互いに対物レンズ22の光軸を中心に180度回転させた位置に配置されている。チルトコイル25a、25bも直列又は並列に接続され、互いに対物レンズ22の光軸を中心に180度回転させた位置に配置されている。また、これらのコイルは、その中心が、レンズホルダ21を主体とする可動部のフォーカス方向(対物レンズ光軸方向)の質量重心位置と合致するようにまたは質量重心の近傍に位置するように配置されている。
マグネット29a、29bにより形成される磁気回路構成と各コイルとの対応関係をより具体的に説明すると以下のようになる。図5(a)に示すように、一側面側のフォーカスコイル23aに対向するマグネット29aはフォーカスコイル23aの空芯部に対応する位置でトラッキング方向(図5(a)において横(左右)方向)に分極着磁されている。換言すれば、フォーカスコイル23aの上半分F1aと下半分F1bで磁極が反転するように分極している。トラッキングコイル24aに対向するマグネット29aはその空芯部に対応する位置でフォーカス方向(図5において縦(上下)方向)に分極着磁されている。換言すれば、トラッキングコイル24aの右半分T1aと左半分T1bで磁極が反転するように分極している。トラッキングコイル24aの右半分T1aに対向する磁極と、フォーカスコイル23aに対向し、その上半分F1aと下半分F1bに対向して分極着磁された磁極のうちいずれか一方の磁極とが同極となるため、マグネット29aは前述のように3つに分極された磁気回路を構成している。
マグネット29aと対をなして反対側に配置されたマグネット29bも同様の磁気回路を構成している。すなわち、図5(b)に示すように、フォーカスコイル23bに対向するマグネット29bはフォーカスコイル23bの空芯部に対応する位置でトラッキング方向(図5(b)において横(左右)方向)に分極着磁されている。換言すれば、フォーカスコイル23bの上半分F2aと下半分F2bで磁極が反転するように分極している。トラッキングコイル24bに対向するマグネット29bはその空芯部に対応する位置でフォーカス方向(図5において縦(上下)方向)に分極着磁されている。換言すれば、トラッキングコイル24bの右半分T2aと左半分T2bで磁極が反転するように分極している。トラッキングコイル24bの右半分T2aに対向する磁極と、フォーカスコイル23bに対向し、その上半分F2aと下半分F2bに対向して分極着磁された磁極のうちいずれか一方の磁極とが同極となるため、マグネット29bは前述のように3つに分極された磁気回路を構成している。
一方のフォーカスコイル23aと他方のフォーカスコイル23bは、それぞれのコイルに通電することよって発生するフォーカス方向の推力の向きが一致するように配線されている。フォーカスコイル23a、23bの長辺に流れる電流とフォーカス駆動用着磁によって形成される磁界との電磁作用によってフォーカス方向の推力が発生する。図5には、フォーカスコイル23a、23bに流す電流の向きの例を長い矢印で示し、この電流によって発生する推力の向きを小さな矢印で示している。
一方のトラッキングコイル24aと他方のトラッキングコイル24bは、それぞれのコイルに通電することよって発生するトラッキング方向の推力の向きが一致するように配線されている。トラッキングコイル24a、24bの長辺に流れる電流とフォーカス駆動用着磁によって形成される磁界との電磁作用によってトラッキング方向の推力が発生する。図5には、トラッキングコイル24a、24bに流す電流の向きの例を長い矢印で示し、この電流によって発生する推力の向きを小さな矢印で示している。
対をなすチルトコイル25a、25b同士は、レンズホルダ21を記録媒体としてのディスクの面に対し直交する方向でありかつ上記ディスクの半径方向の線を含む面内で傾ける方向の推力を発生するように接続されている。図6はチルトコイル25a、25bによって発生する推力の例を示している。チルトコイル25a、25bはフォーカスコイル23a、23bと重なり合って配置され、フォーカスコイル23a、23bと同様に、フォーカス駆動用着磁の分極境界をまたいでレンズホルダ21に配置されているため、通電されることによってチルトコイル25aの上半分R1aと下半分R1bでフォーカス方向の推力を発生し、チルトコイル25bの上半分R2aと下半分R2bでフォーカス方向の推力を発生する。ただし、チルトコイル25aで発生する推力の向きとチルトコイル25bで発生する推力の向きは互いに逆向きになるように、チルトコイル25a、25b同士が直列又は並列に接続されている。したがって、チルトコイル25a、25bにチルト制御のための電流を流すと、レンズホルダ21をディスクの面に対し直交する方向でありかつ上記ディスクの半径方向の線を含む面内で傾かせることができる。対物レンズ22によって収束されるディスクの記録トラック位置あるいは光ピックアップ位置においてディスクのラジアル回転方向の傾きをリアルタイムで検出し、この検出信号に応じてチルトコイル25a、25bへの通電を制御すれば、光ピックアップをディスクの記録面に常時正対させることができ、記録媒体としてのディスクに、高精度でかつ高密度に情報信号を記録することができ、高密度に記録された情報信号を高い倍速で高精度に読み取ることができる。
以上説明したとおり、本発明にかかる光ピックアップによれば、フォーカス制御、トラッキング制御のほかにチルト制御を可能として、高倍速、高密度の記録および読取を可能としたものにおいて、マグネットの着磁パターンに工夫を加え、この独特の着磁パターンに合わせてフォーカスコイル、トラッキングコイル、チルトコイルの配置を工夫したことにより、コイルの総数を減らすことができ、これら各コイル、対物レンズ、レンズホルダを含む可動部の小型化が可能であることから、動作性能に優れた光ピックアップを提供することができる。
また、本発明によれば、チルトコイルを省略するだけで、あるいはチルトコイルとともに弾性支持体の数を減らすだけで、特別な設計変更を行うことなく、チルト制御のない光ピックアップに仕様変更することも可能である。よって、本発明は、光ピックアップあるいは光ディスクドライブ装置の分野において有用な発明である。
本発明にかかる光ピックアップの実施例を示す分解斜視図である。 上記実施例を別の角度から見た分解斜視図である。 上記実施例の平面図である。 上記実施例の正面図である。 上記実施例におけるフォーカスコイルとトラッキングコイルの動作説明図であって、(a)は一側面側から見た図、(b)は底面図、(c)は他側面側から見た図である。 上記実施例におけるチルトコイルとトラッキングコイルの動作説明図であって、(a)は一側面側から見た図、(b)は底面図、(c)は他側面側から見た図である。 上記実施例を示す斜視図である。 従来の光ピックアップの例を示す分解斜視図である。 上記従来の光ピックアップの例を別の角度から見た分解斜視図である。
符号の説明
21 レンズホルダ
22 対物レンズ
23a フォーカスコイル
23b フォーカスコイル
24a トラッキングコイル
24b トラッキングコイル
25a チルトコイル
25b チルトコイル
27a〜27f 弾性支持体
28 ベース
29a マグネット
29b マグネット

Claims (7)

  1. ベースにより一体的に支持されているマグネットと、
    記録媒体としてのディスクの記録トラックに光束を収束させる対物レンズと、
    上記対物レンズを保持するレンズホルダと、
    上記ベースに対して上記レンズホルダを移動可能に支持する弾性支持体と、
    上記マグネットとの間に間隙をおき対向して上記レンズホルダに配置され上記レンズホルダを対物レンズの光軸方向に駆動するためのフォーカスコイルと、
    上記マグネットとの間に間隙をおき対向して上記レンズホルダに配置され上記レンズホルダを上記ディスクの半径方向にかつディスク面と平行に駆動するためのトラッキングコイルと、を有し、
    上記マグネットは、上記レンズホルダの互いに反対側の面に対向させて対をなして配置され、
    対をなす上記マグネットは、フォーカス方向の分極着磁とトラッキング方向の分極着磁を隣接して有することによりフォーカス駆動用着磁とトラッキング駆動用着磁の同極が連続しており、
    フォーカスコイルは2組あり、各組のフォーカスコイルは、上記対をなすマグネットにそれぞれ対応させかつフォーカス駆動用着磁の分極境界をまたいで上記レンズホルダに配置されていることを特徴とする光ピックアップ。
  2. ベースにより一体的に支持されているマグネットと、
    記録媒体としてのディスクの記録トラックに光束を収束させる対物レンズと、
    上記対物レンズを保持するレンズホルダと、
    上記ベースに対して上記レンズホルダを移動可能に支持する弾性支持体と、
    上記マグネットとの間に間隙をおき対向して上記レンズホルダに配置され上記レンズホルダを対物レンズの光軸方向に駆動するためのフォーカスコイルと、
    上記マグネットとの間に間隙をおき対向して上記レンズホルダに配置され上記レンズホルダを上記ディスクの半径方向にかつディスク面と平行に駆動するためのトラッキングコイルと、
    上記マグネットとの間に間隙をおき対向して上記レンズホルダに配置され上記レンズホルダを上記ディスクの面に対し直交する方向でありかつ上記ディスクの半径方向の線を含む面内での傾きを調整するためのチルトコイルと、を有し、
    上記マグネットは、上記レンズホルダの互いに反対側の面に対向させて対をなして配置され、
    対をなす上記マグネットは、フォーカス方向の分極着磁とトラッキング方向の分極着磁を隣接して有することによりフォーカス駆動用着磁とトラッキング駆動用着磁の同極が連続しており、
    フォーカスコイルとチルトコイルは2組あり、各組のフォーカスコイルとチルトコイルは、上記対をなすマグネットにそれぞれ対応させて配置されると共に互いに重なり合いかつフォーカス駆動用着磁の分極境界をまたいで上記レンズホルダに配置され、
    チルトコイル同士は、レンズホルダの上記傾きを調整するために互いに逆向きの推力を発生するように接続されていることを特徴とする光ピックアップ。
  3. マグネットは、一体のマグネットにフォーカス駆動用着磁とトラッキング駆動用着磁がなされている請求項1または2記載の光ピックアップ。
  4. マグネットは、フォーカス方向の分極着磁がなされたフォーカス駆動用マグネットとトラッキング方向の分極着磁がなされたトラッキング駆動用マグネットからなり、フォーカス駆動用マグネットとトラッキング駆動用マグネットが隣接して配置されている請求項1または2記載の光ピックアップ。
  5. フォーカスコイルとチルトコイルは、共に扁平形の空芯コイルからなる請求項2記載の光ピックアップ。
  6. フォーカスコイルよりもチルトコイルの外形が小さい請求項5記載の光ピックアップ。
  7. フォーカスコイル、トラッキングコイル、チルトコイルのすべて又は一部は、フラットプリントコイルからなる請求項2記載の光ピックアップ。
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