JP2006024167A - 誤発報防止発信機 - Google Patents

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JP2006024167A
JP2006024167A JP2004228729A JP2004228729A JP2006024167A JP 2006024167 A JP2006024167 A JP 2006024167A JP 2004228729 A JP2004228729 A JP 2004228729A JP 2004228729 A JP2004228729 A JP 2004228729A JP 2006024167 A JP2006024167 A JP 2006024167A
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Katsuhide Yamamoto
勝秀 山本
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Abstract

【課題】 精神障害者(児)、知的障害者(児)、痴呆性老人が、利用する施設等の利用者で、押しボタン式火災報知機の機能が理解出来ない人があるため、不必要に押しボタン式火災報知機の押しボタンを押し発信してしまう。
【解決手段】 精神障害者(児)、知的障害者(児)、痴呆性老人の利用する施設等では、職員が必ず間仕切り扉の開閉のため、鍵を持って作業しているので、常時携行している鍵を使用して、簡単迅速に発信出来るようにした。
鍵を持たない施設環境の場合は、常時全員が鍵を決定して携行することで、同じ効果が得られる。
また、何らかの手段でシャッター板を解放しようとした場合に備え、キーの挿入及びシヤッター板の解放を知らせるブザーを、設け無用の発信を、未然に防止するようにした。
【選択図】 図1

Description

発明の詳細な説明
本発明は押しボタン式火災報知機の、機能が理解困難な利用者が利用する諸施設で、故意に依らない誤発信を防止し、火災等発生時には職員が手持ちのキー等を使用して、簡単に押しボタン式火災報知機の押しボタン用開口部を解放して、発信することは出来るが、施設利用者が施設の内外で入手したピンや釘類では、解放が困難に成るよう鍵当たり部にはベアリングを装着し無用の解放を困難にし、類以したキー等物体で、ボタン用開口部を解放しようとして、キー挿入口へ挿入した時は、挿入口部の検知スイッチが検知して警報を発し、また押しボタン前のシヤッターが解放した時も、警報を発することで誤発信を防止し、職員等が手持ちのキー等で簡単にボタン用開口部前の、シャッター板を解放して発信が出来ることを、特徴とする押しボタン式火災報知機の、発信機である。
精神障害者(児)施設、知的障害者(児)施設、痴呆性老人施設等で、行動に障害のある方々が利用する多数の施設の設備は、障害のある人たちの障害特性等を考慮されておらず、これら施設の押しボタン式火災報知機は、一般と同じような構造、設備になっている。
発明が解決しようとする課題
利用者が誤発報を繰り返すために、受信機側で回路を遮断して作動しないようにしなければならない施設もあるため、出来るだけ誤発報が出来なくて簡易に発信を可能にする。
常に誤発報を繰り返すと、警報設備への信頼が低下し、本当の火災等の起きた際の警報への信頼が低いために、迅速な行動が取れなく成なり、避難行動の遅れが発生するなど、防災上悪影響を及ぼすため、最大限誤発報を、無くすことを可能にする。
行動に障害ある方々が利用する施設では、施設利用者の中には、押しボタン式火災報知機の機能が理解困難なために、故意に依らずボタンを押してしまい、通報が消防署等へ直接に入るため、誤発報を無くし、誤発報による各機関の経費の負担を、軽減する。
また、誤発報した施設では、施設内全域を火災等が発生していないか、点検、確認しなければならないため、誤発報が発生すると施設の経済的損失は、多大で当装置の使用で軽減出来る。
課題を解決するための手段
精神障害者(児)施設、知的障害者(児)施設、痴呆性老人施設等では、間仕切り扉の施解錠のため、職員の全員が勤務中は、鍵を必ず携行しなければ行動出来ないので、鍵を常時携行しているため、その手持ちのキーを使用して簡単に、押しボタン前面のシヤッター板を解放して押して、押しボタンを押し発信することが、出来るようにした。
簡易な施錠であるため、鍵挿入口には挿入検知スイッチを取付け、無用にキーの挿入部に何らかの物体を挿入された時は、検知スイッチが挿入を検知して警報を発し、また、押しボタン前のシヤッター板の上部には、シヤッター板の下降、押しボタン用開口の解放を検知するマイクロスイッチを取付け、下降、解放をはじめた時点で、警報を発して無用の発信を未然に防ぎ、誤発信につながらないようにした。
後取付式のため、既設の押しボタン式火災報知機の発信機に取り付けて使用出来き、基本的な工事を必要としないため、安価で提供することを目的とする。
発明の効果
誤発報を無くすことにより、発報の際の信頼度が高まり、迅速かつ正確な避難行動がとれるので、防災上の安全性が向上する。
誤発報による、消防署等関係機関の不要な作業が減少し、経済的効果がある。
施設等で誤発報が発生すると、事後の点検、安全確認のため後処理作業が必要とされるため、誤発報が無くなれば、大きな経済的効果がある。
特に誤発報が多発するため、回線を遮断しなければならない施設等では、飛躍的に防災上の安全確保が、正常化出来る。
図1は本発明の正面図、図2は同、側面図であり、前ケース1の下部に設けられたシヤッター板復帰用穴10より、復帰用金具14を挿入し復帰金具支持溝11を押し上げ、ロック爪係止部5aにシヤッター板係止部4aを係止させ、使用する。
発信する時は、キー挿入口7にキー状鉄板片8または手持ちのキーを挿入して、ベアリング装着鍵当たり部5cを押し、爪支点ボス5bに軸支されたロック爪5を回転させると、ロック爪係止部5aに係止しているシヤッター板係止部4aが外れ、シヤッター板4はシヤッター解放用スプリング9に引かれて、シヤツター板ガイド枠2とシヤッター板ガイド板3に沿って下方向に移動し、押しボタン用開口13が解放され、発信用押しボタンが使用出来る状態になり、同時にマイクロスイッチ12cが押しボタン用開口13が解放したことを検知して、ブザー12aが鳴り、押しボタン用開口13の解放を知らせる。
解放された押しボタン用開口13は、前ケース1下部のシヤッター板復帰用穴10よりシヤッター復帰用金具14を挿入し、シャッター板4の下部に設けられた復帰金具支持溝11にシヤッター復帰用金具14の先端部をあてがい、上方に押し上げ、シヤッター板係止部4aがロック爪係止部5aに係止するまで、押し上げる。
無用な発信を防止するため、キー挿入口7には挿入検知スイッチ12を取付け、無用にキー挿入口に何らかの物体を挿入した時は、挿入を検知してブザー12aで警報を発し、シヤッター板4が解放された場合は、シャッター板ガイド枠2上部のマイクロスイッチ12cが、押しボタン用開口13の解放を検知してブザー12aが鳴り、解放したことを知らせることで、誤発信を防止する。
図3は、シヤッター板4とロック爪5の、作動位相関係を示す説明図であり、
「ステップ1」
シヤッター板4のシヤッター板係止部4aが、前ケース1に取付けられた爪支点ボス5bに回転自在に取り付けられたロック爪5が、ロック爪スプリング6に押されロック爪係止部5aで係止された、シヤッター板4があるため、火災報知機の押しボタンスイッチは押せない。
「ステップ2」
火災等の発生で、押しボタン式火災報知機を使用するときは、キー挿入口7にキー状鉄板片8または手持ちのキーを挿入し、ベアリング装着キー当たり部5cを押して、爪支点ボス5bに回転自在に取り付けられたロック爪5を移動させると、ロック爪係止部5aに係止しているシヤッター板係止部4aが外れ、シヤッター板4は自在になり下降をはじめる、同時にベアリング装着キー当たり部5cが挿入検知スイッチ12を押し、キー挿入口7に物体が挿入されたことを検知し、ブザー12aが鳴り、挿入を知らせる。
「ステップ3」
シヤッター板4は、シヤッター板スプリングボス4bとガイド板固定スプリングボス3aに架けられた、シヤッター解放用スプリング9に引かれ、下方へ移動する。
同時に、シャッター板ガイド枠2上部に取り付けたマイクロスイッチ12cが、押しボタン用開口13の解放を検知して、ブザー12aが鳴り、解放したことを知らせる。
「ステップ4」
シヤッター板4が最下部に降下し、押しボタン開口部が全開になり押しボタンが、使用可能になる。
「ステップ5」
発信通報の後の復旧は、前ケース1下部に設けられた、シャッター板復帰用穴10にシヤッター復帰用金具14を挿入し、シヤッター板4の下部に設けた復帰金具支持溝11に、シヤッター復帰用金具14の先端部をあてがい、シヤッター板4を、上方へ押し上げる。
「ステップ6」
シヤッター板4の上部に設けた、シヤッター板係止部4aがロック爪係止部5aを押し移動すると、同時にシャッター板ガイド枠2上部に取り付けたマイクロスイッチ12cが、シヤッター板4の復帰を検知して、ブザー12bは鳴り止む。
「ステップ7」
シヤッター板4を上限まで押し上げると、ロック爪係止部5aがロック爪スプリング6に押され、シヤッター板4上部に設けられたシヤッター板係止部4aに係止してシヤッター板4は、下降出来なくなる。
図4は調整式キー挿入口7aの仕組み図であり
下板31の上に、使用するキーに適合する厚さの、調整中板上32a及び調整中板下32bを、使用するキーの巾に合わせ位置を決め、上板33をその上に重ねビスで固定する、既設のキーを使用してシヤッター板4を解放させるため、どのようなキーにも対応するための手段である。
本発明装置の正面図 同、側面図 本発明に係るシヤッターとロック爪の作動位相関係を示す説明図 本発明に係る調整式キー挿入口の仕組み図
符号の説明
1 前ケース 2 シャッター板ガイド枠 3 シヤッター板ガイド板
3a ガイド板固定スプリングボス 4 シヤッター板 4a シヤッター板係止部
4b シヤッター板スプリングボス 5 ロック爪 5a ロック爪係止部
5b 爪支点ボス 5c ベアリング装着キー当たり部 6 ロック爪スプリング
7 キー挿入口 7a 調整式キー挿入口 8 キー状鉄板片、使用するキー
9 シヤッター解放用スプリング 10 シャッター板復帰用穴
11 復帰金具支持溝 12 マイクロスイッチ 12a乾電池 12bブザー
12c 挿入検知スイッチ 13 押しボタン用開口 14 シヤッター復帰用金具
21 既設押しボタン式火災報知機 22 既設押しボタン
31 下板 32a 調整中板上 32b調整中板下 33 上板

Claims (6)

  1. 押しボタン式火災報知機の発信用押しボタンの前面に、シャッター板を設けロック爪で係止させ、押しボタン式火災報知機の押しボタンを、誤って操作して誤発信することを防止し、非常時には手持ちのキーやキー状の鉄板片で、簡単にシャッター板を解放して押しボタンを押し発信することが出来る。
    精神障害者(児)施設、知的障害者(児)施設、痴呆性老人施設等で、行動に問題のある利用者用の諸施設で使用する、押しボタン式火災報知機の発信機。
  2. 鍵押し当て部にベアリングを装着して、ピンや釘等での解錠を困難にし、他種類のキーで解錠出来る、ロック付き押しボタン式火災報知機の発信機。
  3. 鍵挿入口部分を組み替え式にして、普段使用するキーに挿入口を調整出来る機能を設けた、鍵挿入口付きの押しボタン式火災報知機の発信機。
  4. 鍵挿入口に物体挿入を検知するためのスイッチを設け、解錠可能な物体の挿入を検知して物体が挿入されたことを、警告発信する押しボタン式火災報知機の発信機。
  5. 押しボタン前面に設けたシヤッターの、移動を検知するスイッチを設け、シヤッターが解放されたことを、警告発信する押しボタン式火災報知機の発信機。
  6. 請求項1〜5の機能の、いずれかを備えた既設押しボタン式火災報知器の発信機に、取付出来る、既設押しボタン式火災報知機用カバー。
JP2004228729A 2004-07-06 2004-07-06 誤発報防止発信機 Pending JP2006024167A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010165131A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Aeon Mall Co Ltd 火災報知器及び火災報知器のいたずら防止装置

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