JP2006023947A - 情報収集配信システム及び教育支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
モバイル機器を利用して、実体験を伴うネットワーク利用を図る。
【解決手段】
現地で活動する観測者から送信された音声メッセージはコール装置210,インターネット100を介してホストコンピュータシステム10に送信され、電子メールや画像はインターネット100を介してホストコンピュータシステム100に送信される。これらの収集された情報は、WWWサーバ20で表示処理が行われ、Web掲示板22として閲覧PC300に表示される。収集された情報は、閲覧者がWeb掲示板22上でクリック操作を行うことで、表示・再生される。各収集情報には、時刻情報が付加されているので、現地における通信状況が悪く、送信処理が遅れても、Web掲示板22には時系列で表示される。また、位置情報が付加されている収集情報は、地図上に位置が示される。閲覧者は、収集情報を参照することで、観測者の実体験を身近に感ずることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、Web技術を利用して情報の収集・配信を行う情報収集配信システムに関し、特に、モバイル機器を使用した野外観察などの教育支援システムに関する。
モバイル機器を利用して教育支援を行うシステムとしては、例えば下記特許文献1記載の「モバイル通信教育 システム」がある。これは、場所や時間の制約なく、質疑応答も含めた学校授業と同等の実践教育と実技演習を可能とすることを目的としたもので、インターネット上にWebサイトとして開設されたモバイル・ラーニング・センタと受講者端末との間でマルチメディア情報の双方向通信が可能となっている。
また、下記特許文献2記載の「携帯電話を利用した教育受講システム」は、時間や場所に制約されないことを目的としており、講演会場から送られる教育風景が動画像データとして教育管理サーバに蓄積され、受講希望者の携帯電話に配信される。
特開2003−345230 特開2002−344655
ところで、昨今のようにネットワークが高度に発達すると、情報の収集や整理を、PC(パソコン)などを利用してデスク上で簡便に行うことができる反面、屋外に出向いて情報を収集する必要性が低下し、実体験に基づく学習の機会を喪失する恐れがある。このような点からすれば、ネットワークを利用するとしても、実体験に接するような利用方法があれば好都合である。一方、最近はモバイル機器,特に携帯電話の普及が目覚しく、音声通話のみならず、電子メール(eメール)や静止画像・動画像の送受信,位置情報の送信なども可能となっており、屋外における情報発信に極めて有効である。
本発明は、以上の点に着目したもので、その目的は、モバイル機器を利用して、擬似的にせよ実体験に接することができるネットワーク利用を図ることである。他の目的は、当該ネットワークを教育ないし研究支援に役立てることである。更に他の目的は、簡便な操作で扱うことができる機器を使用することで、だれでも参加できるようにすることである。
前記目的を達成するため、本発明は、モバイル機器を利用して移動しながら情報を収集するとともに、ネットワークを利用して配信する情報収集配信システムであって、前記情報を収集する際に、画像情報については位置情報及び時刻情報を付加し、文字情報については時刻情報を付加する手段,収集した情報を蓄積する手段,この蓄積された情報のうち、画像情報については、前記位置情報に基づいて地図上に撮影位置を表示してネットワーク上で閲覧可能とするとともに、文字情報については、前記時刻情報に基づいて時系列で掲示板に表示してネットワーク上で閲覧可能とするための手段,を含むことを特徴とする。
他の発明は、前記情報収集配信システムを利用した教育支援システムであって、校外で移動する生徒が前記モバイル機器によって情報を送信し、室内の生徒がネットワークを通じて該情報を閲覧することを特徴とする。
本発明の主要な形態には、以下のものがある。
(A)音声情報も収集されて配信される場合がある。
(B)電波の具合でモバイル機器による情報送信ができないときは、収集した情報を時刻情報とともに蓄積し、電波の状態が改善されたときに送信する。
本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本発明は、移動側で収集した画像情報の撮影位置を、位置情報に基づいて地図上に表示するとともに、電子メールなどの文字情報を、時刻情報を参照しながら時系列で掲示板上に表示し、ネットワークを通じて配信・閲覧可能としたので、移動側の実体験に自宅や教室などで擬似的に接することができるようになる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
最初に、図1〜図5を参照しながら本発明の実施例1を説明する。図1には、本実施例の全体構成が示されている。同図において、本実施例の情報収集及び配信は、情報収集配信用のホストコンピュータシステム10を中心に行われる。このホストコンピュータシステム10は、インターネット100を介して、屋外で情報収集に使用される携帯電話200や、室内で使用される閲覧PC(パソコン)300と情報の送受信が可能となっている。また、携帯電話200からの通話を受信するコール装置210も用意されており、インターネット100を介してホストコンピュータシステム10に情報送信可能となっている。
以上の各部のうち、ホストコンピュータシステム10は、WWWサーバ20,メールサーバ30,データベースサーバ40を機能として含んでいる。WWWサーバ20は、携帯電話200や閲覧PC300に対する情報配信用のWeb掲示板22の表示,音声メッセージの再生,画像や合成地図の表示を行うためのサーバである。メールサーバ30は、携帯電話200や閲覧PC300と電子メールや添付画像の送受信を行うためのサーバである。データベースサーバ40は、携帯電話200や閲覧PC300から受信した各種の収集情報42,屋外の携帯電話の位置を表示するための地図情報44,各プロジェクトを管理するプロジェクト管理情報46を管理するためのサーバである。なお、ホストコンピュータシステム10には、必要に応じて、ルータ,DNSサーバ,ファイアウオールサーバなど(図示せず)が備えられる。
更に、ホストコンピュータシステム10は、表示・再生処理プログラム50,メール処理プログラム52,情報修正プログラム54,プロジェクト管理プログラム56,情報編集プログラム58を備えている。これらのうち、表示・再生処理プログラム50は、メールサーバ30やデータベースサーバ40を参照してWeb掲示板22を生成したり、要求に応じて該当する画像や音声を表示・再生するためのプログラムである。メール処理プログラム52は、電子メールの送受信を管理するプログラムである。情報修正プログラム54は、データベースサーバ40に蓄積されている情報を修正するためのプログラムである。プロジェクト管理プログラム56は、前記プロジェクト管理情報を参照して当該プロジェクトにおける設定条件に沿ってプロジェクトが実行されるように管理するプログラムである。
携帯電話200は、音声通話の他に、電子メールの送信機能,画像(静止画像・動画像)撮影機能,その送信機能,GPSによる位置情報送信機能などを備えている。通常の音声通話は、コール装置210に対して行われる。また、電子メールや画像の送信は、インターネット100を介してホストコンピュータシステム10に行われる。コール装置210は、留守番電話として機能し、当該プロジェクトの主催者が設置するもので、コールプログラム212を備えている。コールプログラム212は、留守番録音した音声をMP3などのファイルに変換して送信する機能を備えており、例えばTOSC International社の「コールソフト」がある(http://www.toscintl.com/callsoft/index.html)。変換されたファイルは、インターネット100を介してホストコンピュータシステム10に送られる。
次に、情報収集の際の時刻情報や位置情報の付加について説明する。一般的なWeb上の掲示板では、サーバが受信した順番に書き込み情報を表示するのみであるが、本実施例のWeb掲示板22では、携帯電話200の位置を地図上に表示する必要性から、音声や画像などの情報に位置の情報が付加されるようになっている。また、情報の時刻情報も付加される。屋外における電波の状況によっては、携帯電話200から情報を発信できない可能性がある。そのような場合、本実施例では、電子メールや画像などの情報を、当該情報が生成された時刻情報とともに携帯電話200に蓄積しておき、通信可能となった時点でまとめてホストコンピュータシステム10に送信するようにしている。そして、受信した情報に含まれる時刻を参照し、時系列でWeb掲示板22に収集情報を表示するようになっている。
図2には、その様子が示されている。同図(A)は、携帯電話200からコール装置210を介してホストコンピュータシステム10に送信される音声メッセージDVの場合で、コール装置210に対する送信時刻情報TVが付加される。コール装置210では、音声メッセージDVがMP3ファイルDVMに変換されるが、これには前記送信時刻情報TVが付加され、インターネット100を通じてホストコンピュータシステム10に送信される。同図(B)は、携帯電話200から送信される電子メールDM及びその添付画像DPの例である。電子メールDMには作成時刻情報TMが付加され、添付画像DPには、撮影位置情報PPと撮影時刻情報TPが付加される。なお、撮影位置情報PPは、携帯電話200のGPS機能を利用して取得する。同図(C)は、閲覧PC300から送信されるWeb掲示板22への書き込みDWの場合で、送信時刻情報TWが付加される。なお、音声メッセージDV,電子メールDM,添付画像DP,書き込みDWがいずれの通信経路を通るかは任意であり、最終的にデータベースサーバ40に格納されればよい。
次に、図3及び図4も参照しながら、本実施例の動作を説明する。図3には、ホストコンピュータシステム10によって閲覧PC300に表示されるWeb掲示板22の一例が示されている。そして、図3の書き込み欄WA〜WCにおけるホストコンピュータシステム10,携帯電話200,閲覧PC300間の情報授受の様子が図4に示されている。
まず、Web掲示板22の書き込み欄WAから説明する。現地で活動する観測者がWeb掲示板22に音声メッセージDVを書き込む場合、観測者は、携帯電話200でコール装置210に発呼し、音声メッセージDVを送信する(ステップS10)。具体的には、いわゆる留守番録音と同じ要領で、コール装置210に音声メッセージDVを録音する。このとき、図2(A)に示したように、時刻情報TVが音声メッセージDVに付加され、更にコール装置210でMP3ファイルDVMにデータ形式が変換されてホストコンピュータシステム10に送信される(ステップS12)。
ホストコンピュータシステム10では、受信した音声メッセージDVのMP3ファイルDVMを時刻情報TVとともにデータベースサーバ40に収集情報42として格納する(ステップS14)。そして、表示・再生処理プログラム50によって、音声メッセージDVがWeb掲示板22の表示に反映されるように表示処理が行われる(ステップS15)。このとき、音声メッセージDVの時刻情報TVが参照され、Web掲示板22の他の書き込み情報と時系列となるように、表示反映位置が決定される。
ここで、閲覧者がWWWサーバ20にアクセスすると(ステップS20)、WWWサーバ20からWeb掲示板22の画面情報(HTMLデータ)が送信され(ステップS22)、閲覧PC300にWeb掲示板22が表示される(ステップS24)。具体的には、閲覧PC300のディスプレイ上に、図3に示す書き込み欄WAが表示される。図示の例では、表示D10から情報の発信者が「スズキ」であり、表示D12から発信形態が音声メッセージであり、表示D14から時刻が2003年8月9日の11時13分46秒であることが分かる。
ここで、閲覧者が書き込み欄WAの「Sound」ボタンBAをクリックすると、ホストコンピュータシステム10の表示・再生処理プログラム50によって該当する音声メッセージDVがデータベースサーバ40の収集情報42から読み出される。音声メッセージDVは、閲覧PC300に送信され、音声として再生される。
次に、書き込み欄WBについて説明する。観測者が現地で移動し、移動後の観察場所で写真を撮影するとともに、電子メールDM及び添付画像DPとして携帯電話200から送信すると(ステップS16)、電子メールDMは時刻情報TMとともに、添付画像DPは位置情報PP及び時刻情報TPとともに、インターネット100を介してホストコンピュータシステム10にそれぞれ送信される。ホストコンピュータシステム10では、受信情報DM,DPがメールサーバ30を介してデータベースサーバ40に送られ、収集情報42として格納される(ステップS18)。更に表示・再生処理プログラム50によって、電子メールDM,画像DPがWeb掲示板22の表示に反映されるように表示処理が行われ、Web掲示板22に反映される(ステップS19)。このとき、電子メールDM,画像DPの時刻情報TM,TPが参照され、Web掲示板22の他の書き込みと時系列となるように、表示反映位置が決定される。
ここで、閲覧者がWWWサーバ20にアクセスすると(ステップS20)、WWWサーバ20からWeb掲示板22の画面情報(HTMLデータ)が送信され(ステップS22)、閲覧PC300にWeb掲示板22が表示される(ステップS24)。具体的には、閲覧PC300のディスプレイ上に、図3に示す書き込み欄WA,WBが表示される。図示の例では、表示D20から情報の発信者が「スズキ」であり、表示D22から電子メールDMの内容が「昼食場所に到着しました。景色がきれいです。」であり、表示D24から時刻が2003年8月9日の12時30分05秒であることが分かる。ここで、書き込み欄WBの「写真1」ボタンBBがクリックされると、該当する画像DPが閲覧PC300側で表示される。
更に、書き込み欄WBでは地図表示も行われる。すなわち、書き込み欄WBの「広域」ボタンBCがクリックされると、図5(A)に示すような広域地図が表示され、「詳細」ボタンBDがクリックされると、図5(B)に示すような詳細地図が表示される。詳述すると、表示・再生処理プログラム50によって該当する地図がデータベースサーバ40の地図情報44から出力されるとともに、この地図上に、前記添付画像DPに付加されている位置情報PPに基づいて、情報の発信位置PAが表示される。
ここで、Web掲示板22の閲覧者が、書き込み欄WBに対して返信する場合は、「返信」ボタンBEをクリックする。すると、掲示板の書き込み画面が閲覧PC300に表示されるので、これに所望の入力を行うことで、書き込みDWの内容がホストコンピュータシステム10に送信される(ステップS26)。ホストコンピュータシステム10は、受信した書き込みDWを、その時刻情報TWとともにメールサーバ30を介してデータベースサーバ40に収集情報42として格納する(ステップS28)。そして、Web掲示板22が閲覧されると、図3に示すように書き込み欄WCとして表示する(ステップS30)。図示の例では、表示D30から情報の発信者が「サトウ」であり、表示D32から書き込みDWの内容が「これから出かけるので、閲覧できません。」であり、表示D34から時刻が2003年8月9日の12時46分21秒であることが分かる。このような閲覧者による書き込み手法は、一般的に知られている手法である。
以上のようにして、データベースサーバ40に情報が収集されてゆくが、場合によっては、情報を追加したい,既に収集された情報を修正ないし交換したいという必要が生ずることもある。例えば、携帯電話200で撮影した画像よりも高画質の画像がデジタルカメラで撮影されており、この高画質の画像と交換したいような場合である。このような場合は、WWWサーバ20の情報修正プログラム54を利用して、収集情報42の修正,交換,追加などの処理を行うようにする。
このように、実施例1によれば、次のような効果がある。
(1)携帯電話やPCのような広く普及している情報機器を使用するので、操作に関する専門知識を必要としない。
(2)システムの運用も、専門技術スタッフを必要とすることなく行うことができる。
(3)閲覧者は、現地観測者からの音声メッセージ,電子メール,写真,地図を参照することができ、現地観測者の実体験を、自宅などで身近に感じることができる。
本実施例の効果的な適用例としては、校外(学外)における体験学習がある。本発明を利用することで、屋外で実際に生徒が体験したことを、教室や自宅の生徒が音声や画像を通じて擬似的に体験することができ、学習効果を高めることができる。
次に、図6を参照しながら本発明の実施例2を説明する。なお、上述した実施例1と同一ないし対応する構成要素には同一の符号を用いることとする(以下の実施例についても同様)。この実施例2は、地図上から、観察地点の情報を閲覧できるようにしたものである。図3に示したWeb掲示板22は、収集情報を時系列に並べて表示したものである。これに対し、本実施例は、図6(A)に示すように、地図上に情報収集地点C1〜C7が表示され、時系列が番号で表示される。そして、情報収集地点C1〜C7をクリックすると、図3に示した書き込みWA〜WCに相当する情報,すなわち当該地点に関係する電子メール,音声メッセージ,画像などが表示される。
この場合において、例えば番号「C1」の地点をクリックすると、湖GA側の様子を知ることができ、番号「C7」の地点をクリックすると、山頂GB側の様子を知ることができる。図6(B)は、同図(A)に植生分布を重ね合わせて表示したものである。各植生分布内の地点をクリックして画像などを比較することで、植生分布の変化を簡便に知ることができる。図示の例では、情報収集地点C1〜C3は同一の植生分布GPとなっており、情報収集地点C4の植生分布GQと異なっている。従って、情報収集地点C1〜C3で撮影された画像と情報収集地点C4で撮影された画像を比較することで、植生分布GPとGQの相違を簡便に比較することができる。更に、図6(B)のような観察を、毎年定期的に行って情報を収集することで、各観測地点における植生の経年変化を知ることができる。
次に、図7を参照しながら、本発明の実施例3について説明する。本実施例は、複数のプロジェクトが同時に進行する場合の例である。例えば、上述した植生分布の観測を行うプロジェクトと、修学旅行などの観光を行うプロジェクトを同時に実施するという具合である。
図7に示す例では、プロジェクトPJA〜PJNが同時に進行している例で、各プロジェクト毎にコール装置210A〜210Nが設置されている。携帯電話200は、該当するプロジェクトのコール装置に対して発信する。すなわち、プロジェクトPJAの参加者が音声メッセージを送信するときはコール装置210Aに発呼する,プロジェクトPJBの参加者が音声メッセージを送信するときはコール装置210Bに発呼する,という具合である。ある者が複数のプロジェクトに参加している場合もあろうが、この場合も、送信する音声メッセージが属するプロジェクトに該当するコール装置に発呼する。
インターネット100を介して受信した情報は、プロジェクト管理プログラム56によって該当するプロジェクト毎に振り分けられる。このとき、プロジェクト管理プログラム56は、プロジェクト管理情報46を参照して情報の振り分けを行う。例えば、プロジェクト参加者の氏名が管理情報中に存在するときは、受信した情報の発信者名に基づいて、いずれのプロジェクトに属する情報かを判断する。プロジェクトが地理的に異なるときは、受信した情報の位置情報に基づいて、該当するプロジェクトを判断するという具合である。このようにして、各プロジェクト毎に収集情報42A〜42Nが集積されるとともに、Web掲示板22A〜22Nも生成される。
これらのWeb掲示板22A〜22Nは、すべてがWeb上で公開されるわけではなく、プロジェクト管理情報46に基づいて公開・非公開が決定される。また、地図を利用するかどうかも、同様にプロジェクト毎に決定される。このように、各種の条件がプロジェクト管理情報46に基づいてプロジェクト毎に管理される。
次に、本発明の実施例4について説明する。本実施例は、情報編集プログラム58による編集処理の例である。各種の編集形態があるが、その一つとして画像を順に並べてスライドショーを作成する方法がある。例えば、前記図6(B)の例において、情報収集地点C1〜C7の画像を、適宜の時間間隔で順次表示するという具合である。また、前記図6(B)の各情報収集地点の画像が毎年収集されている場合には、時系列的に画像を表示することもできる。例えば、情報収集地点C1は、最も湖GAに近い観測地点であるが、このC1の画像を、古い年代のものから新しい年代のものまで時間を追って表示することで、湖GAにおける水位の変化,湖岸の侵食の変化,植生の変化などの経年変化を知ることができる。各画像には、該当する電子メールの内容を表示したり、該当する音声メッセージを音声として再生するようにしてもよい。更に、それらのスライドショーの内容をプリントすることで、旅行記録や観測レポートを作成することもできるし、HTML形式とすることで、ホームページとしてWeb上で公開することもできる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例は、本発明を主として植生分布の観測に適用した場合の例であるが、移動しながら情報を収集するような各種のプロジェクトに適用してよい。例えば、旅行先での観光地の様子を収集して配信するなどである。
(2)前記実施例では、移動側と閲覧側がまったく別個の場合を主として説明したが、移動側に掲示板の閲覧能力があれば、移動側で掲示板を見ながら情報を収集したり、閲覧側の意見を聞いて情報収集を行うなども可能となり、より好都合である。
(3)前記実施例では、収集する情報に含まれている時刻情報を利用したが、何らかの理由で時刻情報が含まれていない場合も考えられる。このようなときは、ホストコンピュータシステム10で受信した時刻を利用するようにする。
(4)前記実施例では、移動側が携帯電話,閲覧側がPCとしたが、ノートPCやPDFを移動側で使用してもよいし、携帯電話を閲覧側で使用してもよい。
(5)前記実施例では、画像情報のほかに、電子メールや書き込みなどの文字情報,音声メッセージのような音声情報を扱ったが、必ずしもそれらのすべてを収集・配信する必要はない。
(6)前記実施例で示したサーバ構成やプログラム構成は、対応する機能をコンピュータシステムが備えていればよく、また他の機能を有することを妨げるものではない。
本発明によれば、モバイル端末を利用して移動しつつ情報を収集し、これがネットワークを通じて配信されるので、閲覧者も実体験を身近に感ずることができる。本システムを学校の授業などに応用することで、学習効果を高めることができる。
本発明の実施例1の全体構成を示すブロック図である。 実施例1における時刻情報及び位置情報の付加の様子を示す図である。 実施例1における掲示板の一例を示す図である。 前記掲示板を表示する手順を示すシーケンス図である。 実施例1における地図表示の一例を示す図である。 本発明の実施例2の地図表示の一例を示す図である。 本発明の実施例3の作用を示す図である。
符号の説明
10:ホストコンピュータシステム
20:WWWサーバ
22,22A〜22N:Web掲示板
30:メールサーバ
40:データベースサーバ
42,42A〜42N:収集情報
44:地図情報
46:プロジェクト管理情報
50:表示・再生処理プログラム
52:メール処理プログラム
54:情報修正プログラム
56:プロジェクト管理プログラム
58:情報編集プログラム
100:インターネット
200:携帯電話
210,210A〜210N:コール装置
212:コールプログラム
300:閲覧PC
BA〜BE:ボタン
C1〜C7:情報収集地点
DV:音声メッセージ
DVM:MP3ファイル
DM:電子メール
DP:添付画像
DW:書き込み
D10〜D34:表示
PJA〜PJN:プロジェクト
PP:位置情報
TV,TM,TP,TW:時刻情報
WA〜WC:書き込み欄

Claims (2)

  1. モバイル機器を利用して移動しながら情報を収集するとともに、ネットワークを利用して配信する情報収集配信システムであって、
    前記情報を収集する際に、画像情報については位置情報及び時刻情報を付加し、文字情報については時刻情報を付加する手段,
    収集した情報を蓄積する手段,
    この蓄積された情報のうち、画像情報については、前記位置情報に基づいて地図上に撮影位置を表示してネットワーク上で閲覧可能とするとともに、文字情報については、前記時刻情報に基づいて時系列で掲示板に表示してネットワーク上で閲覧可能とするための手段,
    を含むことを特徴とする情報収集配信システム。
  2. 請求項1記載の情報収集配信システムを利用した教育支援システムであって、
    校外で移動する生徒が前記モバイル機器によって情報を送信し、室内の生徒がネットワークを通じて該情報を閲覧することを特徴とする教育支援システム。

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