JP2006022626A - 半割型スリーブ材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 建築設備に関する配管用スリーブは、元来円筒形の紙ボイドや発砲スチロール材を使用して来た。その為、型枠が出来上がった上で鉄筋工事の工程に合わせ、スリーブ材を中に差し入れるタイミングを計って待機する時間が相当有った。又円筒形スリープ材は固定方法が難しかった。
【解決手段】スリーブ材は元来の円筒形でなく半割り型とし、長さも短い材料を継ぎ足す事で、鉄筋工事のタイミングを計らなくてもスリーブ工事が可能になり、無駄な時間を短縮する事ができる。しかも、しかるべき補強をしてやれば円筒型のスリーブ材としてコンクリートの圧力にも耐えることができる。又、両端の部材に固定用のピースを取付ける事によって釘打ちが可能になり、スリーブ入れ工事の精度の向上にも繋がる。
【選択図】 図1

Description

建築設備スリーブ工事の簡素化を図った半割型スリーブ材
建築設備に関する配管用スリーブは、元来円筒形の紙ボイドや発砲スチロール材を使用して来た。梁落としに間に合わなかった場合の為に10cm単位の品物が出来たり、空気を中に注入したりする品物などが開発されて世に出ている。
従来行なわれて来た躯体(特に梁など)のスリーブ入れは、紙ボイドや発砲スチロール材、スライド式鉄板製スリーブ材などの円筒形の品物を使用して来た都合上、型枠が出来上がった上で鉄筋工事の工程に合わせ、補強筋を先にスターラップ筋の中に差し入れ、スリーブ材を中に差し入れるタイミングを計って今か、今かと待機する時間が相当有った。
型枠の精度によって前もって加工していた紙ボイドスリーブ材の長さが合わなかったりする現象が有った。
又、紙ボイドや発泡スチロール製のスリーブはコンクリート打設後、配管施工時にスリーブ材を抜き出して廃棄物処理をしなければならなかった。
この半割スリーブ材を使用する事によって、手さえ入ればスリーブが半割になっている為、すべての鉄筋工事が終わった後でも、容易にスリーブ材を入れ固定する事が出来る。
梁巾がどんな長さで有っても、この半割スリーブは100mm〜200mm程度の長さの各部材を、直線的に組み合わせて使用する事で、鉄筋工事が終わった後でも、容易にスリーブ材を入れ固定する事が出来る。
各部材に目盛が刻んで有る為、現地でスリーブ長さを決定でき、ボイドスリーブを使用していた時の様に型枠の精度を現地で測った後円筒形スリーブ材の切断加工をする必要も無くなる。
材質に亜鉛鍍金鉄板を使用する事によって、コンクリート打設後、配管施工時にスリーブ材を抜き出し、廃棄処分する必要がない。
上述したように本発明の半割型スリーブは、鉄筋工事のタイミングに合わせて待機するなどの、無駄な時間を短縮する事ができる。
型枠が出来た時点でその型枠側壁に墨だしをしておけば、釘打ち用ピース2が両サイドの部材(Aタイプ、Bタイプ)に付いているので容易に釘で固定できるから、スリーブ入れ工事の精度の向上に繋がる。
各部材が100mm〜200mm程度の短い部材で、半割になっているため、巾は口径の半分で、しかも丁番4があるので、自在に動き鉄筋組み工事の終わっている所にでも、半割スリーブを自在に入れて組立てる事が出来るので、鉄筋を曲げたり、傷めたりする事もなく、円筒形のスリーブ材を無理に押し込む事も無くなる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図9に基づいて説明する。
図1は、躯体工事の鉄筋組立て工事の終わっている型枠の中に、本発明の半割スリーブ材をセットし、固定した状態の図面である。
半割スリーブはA,B,Cタイプの3種類があり、先端側に使うAタイプスリーブと最後尾に使うBタイプ、中間に使うCタイプで構成されている。
使い方は、必要なだけの半割スリーブを開いたまま、鉄筋の隙間を利用して型枠の中に入れる。
Aタイプのメス側部分6を片方の型枠に、釘打用ピース2の穴を利用して釘で固定する。次にCタイプの中間に使用するタイプの半割スリーブのメス側部分6をAタイプのオス側部分7の上にかぶせ、クリップ丁番1をはめてAタイプ、Cタイプのスリーブを固定する。その際全体長さが梁巾に合う様に長さ確定用目盛を使って計算する。次にBタイプのスリーブをA,Cタイプの時と同じ様にCタイプのオス側部分7にBタイプをかぶせてクリップ丁番1をはめて固定する。その後Cタイプの釘打用ピース2の穴を利用して釘で固定する。
クリップ丁番1は、A、B、Cの部材毎に30度程度ずらして固定すれば、補強効果が得られてより万全になると考える。又、クリップ丁番1の上にガムテープ等を貼ってクリップ丁番1がはずれないようにする事も必要と考える。
図2においては、半割スリープのAタイプの形状を示し、図3ではBタイプを、又、図4ではCタイプの半割スリーブの形状を説明している。
図5においては、図2に有るAタイプ半割スリーブのメス側部分6の断面図(A−A)とオス側部分7の断面図(B−B)を示し、その開閉動作を表している。
図6はクリップ丁番1の閉じた所アと開いた所イの詳細を表し、図7では、オス側部分7の鉄板の補強方法を示している。又、図8では丁番4の詳細を示し、図9では、長さ固定用折り返し10の詳細を表した。
図において、1はクリップ丁番を示し、これを使うことによってこの半割スリーブ材を、円筒型のスリーブ材にする働きがある。
図において、2は釘打用ピースで、このピースに穴が有ることでこの半割スリーブを、型枠に釘止めする事が可能になる。
図において、3は補強リブで、スリーブ本体の強度を保つ為のものである。
図において、4は丁番で、この丁番によって半割になっている部材を開閉可能にするものである。
図において、5は3種類の半割スリーブを組み合わせた時に全体長さがいくらになっているかを瞬時に計算出来るようにした目盛で、若干の溝になっている。この溝は後に説明する10の長さ固定用折り返しの引っ掛かりを入れることによってスリーブの長さ固定を確実にするものである。
図2に示す様に、この半割スリーブはメス側部分6とオス側部分7の構成になっており、オス側部分7をメス側部分6の中に入るようにセットする事で、既定長さの調達とオス側部分7の補強になっている。オス側部分7は半割しただけの鉄板で有るため、強度を保つのは難しいので、メス側部分6でその補強を助ける様な構造とした。
図2に示す様に、8はメス側部分の直径を示すもので有るがその内径を「呼び径」とするので、実際の外径は肉厚分大きくなる。9はオス側の直径を示すものだが、メス側のスリーブの中にはいるので、その外径を「呼び径」とする。
図3に示す様に、BタイプとCタイプのメス側部分6の先端内側には長さ固定用折り返し10として引っ掛かりを作ってある。
図3に示す様に、11は各半割スリーブの部材全種共通で、その長さを示すものであるが、実用性から100mm程度が妥当だと思われるが、梁巾の長い場合も考えて200mm程度まではラインナップする必要も有る。
図3に示す様に、12は半割スリーブの口径(呼び径)を示すものであるが、75、96、100、125、150、160、175、200程度のラインナップは必要と考える。13はBタイプの半割スリーブを示すが最後尾に使用する部材なのでメス側部分のみの口径になっている。
半割スリーブを使用して型枠にセットした図 本発明の本体でAタイプ(先端部分に使用するタイプ)の構造図 同本体でBタイプ(最後尾部分に使用するタイプ)の構造図 同本体でCタイプ(中間部分に使用するタイプ)の構造図 図2における部材のA−A、B−B断面図と開閉の状態図 クリップ丁番の詳細図と動きの図 オス側部材の断面詳細図 丁番部分の断面詳細図 長さ固定用折り返し部分の詳細図
符号の説明
1 クリップ丁番
2 釘打ち用ピース
3 補強リブ
4 丁番
5 長さ確定用メモリ
6 本体メス側部分
7 本体オス側部分
10 長さ固定用折り返し
11 本体長さ
12 本体口径ラインナップ

Claims (4)

  1. 自在に動かせる丁番を設けクリップ付き丁番などで固定する事によって円筒形に保持される構造となっている半割型スリーブ材。
  2. 長さが100mm程度から200mm程度の長さになっている部材を直線的に組み合わせる事によって全体が1本のスリーブ材を形成する構造の半割型スリーブ材。
  3. 1つの部材に目盛を刻んで容易に全体長さが判断出来る部材で構成される半割型スリーブ材。
  4. 分割した半割のスリーブ材を使って行なうスリーブ入れ工事の作業方法
JP2004224974A 2004-07-05 2004-07-05 半割型スリーブ材 Pending JP2006022626A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3051037A1 (de) 2015-02-02 2016-08-03 Ancotech Ag Bewehrungsanordnung und damit versehene betondecke

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