JP2006022505A - タイル張り構造 - Google Patents

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Takayuki Nakamura
孝之 中村
Takao Tanaka
孝雄 田中
Isao Yae
功 弥重
Akihiro Hata
明宏 畑
Hiroshi Saito
博 斉藤
Masako Hattori
正子 服部
Masaru Tanaka
賢 田中
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Abstract


【課題】 タイルの切断を不要とし、見栄えも良好なタイル張り構造を提供する。
【解決手段】 タイル施工面(5)に張り付けた一般タイル(10)(10)…と、タイル施工面(5)に対して略直交する立ち上げ面(3)(4)との間の隙間(15)(16)を、閉塞部材(20)によって埋める。閉塞部材(20)は、役物タイル(21)(21)…と端部スペーサ(22)(22)…とからなり、役物タイル(21)(21)…に、端部スペーサ(22)(22)に被さる被覆部(24)(24)…を設ける。
【選択図】 図3

Description

この発明は、タイル張り構造に関し、特にその端部処理に係る。
一般に、壁面や床面に対してタイル張りを行う場合、タイルを端から順次張り付けて、最終的に他の壁面と交わる隅部等において隙間が生じると、現場でタイルを切断してその隙間に張り付けている。また、予め用意しておいた半割タイルを、隙間に張り付けることもある。
しかしながら、タイルの切断に際しては、タイルカッター等の特殊な工具やそれを扱う特殊な技能を必要とし、日曜大工レベルでは対応が困難で、専門の職人に頼まざるを得ないといった問題があった。また、半割タイルを使用する場合でも、半割タイルが隙間に綺麗に収まらなければ、半割タイルをさらに切断する必要があった。
そこで、例えば特許文献1に開示されているように、現場でのタイルの切断を不要としたタイル張り構造が提案されている。すなわち、床面にタイルを順次張り付けて、最終的に隅部等において生じる隙間及びこの隙間に臨むタイル端部を見切材によって覆うようにしている。
特開平11−124991号公報
しかしながら、特許文献1に記載のタイル張り構造では、見切材がタイル面より出っ張って目立ってしまい、折角のタイル張りによる美観を損なうといった問題があった。
また、見切材がタイル面よりも出っ張っていると、物等が見切材に当たって、見切材に傷や凹みが生じ易く、見栄えが悪くなるといった問題もあった。
この発明は、上記の不具合を解消して、タイルの切断を不要とし、見栄えも良好なタイル張り構造の提供を目的とする。
上記の課題を解決するため、この発明は、タイル施工面に張り付けた一般タイルと、前記タイル施工面に対して略直交する立ち上げ面との間の隙間に、その隙間を埋める閉塞部材を配置したタイル張り構造であって、前記閉塞部材は、一般タイルの外側に配置した役物タイルと、これら役物タイルと前記立ち上げ面との間に配置した端部スペーサとからなり、前記役物タイルに、前記端部スペーサに被さる被覆部を設けたことを特徴とする。
具体的に、前記閉塞部材は、前記端部スペーサに対する前記役物タイルの被覆部の被り幅を調節することで、寸法の異なる前記隙間を埋めるようにしている。
また、前記役物タイルの被覆部は、役物タイル本体の表層部を側方へ突出させてなり、その突出量を前記端部スペーサのタイル近接離間方向の幅と同等若しくはそれ以上としている。
さらに、前記端部スペーサを、前記一般タイルよりも薄肉の板状に形成して、前記役物タイルの表面が前記一般タイルの表面と略面一になるように、前記役物タイルの被覆部を前記端部スペーサに被せるようにしている。
この発明では、一般タイルの張り付けによって生じる隙間を、端部スペーサとこれに被さる役物タイルによって埋めるようにしたので、現場でのタイルの切断を不要とするとともに、見切材を使用するときのようなタイルとは異なる部材の出っ張りもなくすことができ、これによって簡単にしかも見栄え良くタイル張りを行うことができる。
また、端部スペーサに対する役物タイルの被覆部の被り幅を調節することで、寸法の異なる隙間に柔軟に対応できるようにし、特に被覆部の突出量を端部スペーサのタイル近接離間方向の幅と同等若しくはそれ以上とすることで、対応可能な範囲が大きくなって、様々な寸法の隙間をより確実に埋めることができ、施工性をより一層向上することができる。
さらに、役物タイルの表面と一般タイルの表面を略面一にすることで、見栄えをより一層良好にすることができる。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、この発明の一実施形態に係るタイル張り構造を、玄関に続く廊下等に取り付けられるパーティションに適用した例を示している。
パーティション(1)は、例えば床面(2)から天井面(3)に跨って立設されており、その縦方向の一端部が廊下壁面(4)に略直交して連結されている。
そして、このパーティション(1)の表面がタイル施工面(5)とされて、複数の一般タイル(10)(10)…が縦横に整列して張り付けられている。一般タイル(10)は、全体に亘って略同じ厚みを有する方形板状に形成されている。
一般タイル(10)(10)…の張り付けに際しては、例えばタイル施工面(5)における床面(2)側の下端部及び縦方向に沿った開放側の他端部から順に張り付けるようにしている。また、一般タイル(10)(10)…間には、目地材(11)(11)…が充填されている。
そして、一般タイル(10)(10)…を張り付けることによって生じる隙間(15)(16)には、閉塞部材(20)が配置されている。すなわち、図2に示すように、タイル施工面(5)の上端部に沿って並んだ一般タイル(10)(10)…と、タイル施工面(5)に対して略直交する立ち上げ面としての天井面(3)との間に隙間(15)が生じ、さらにタイル施工面(5)の縦方向の一端部に沿って並んだ一般タイル(10)(10)…と、タイル施工面(5)に対して略直交する立ち上げ面としての廊下壁面(4)との間に隙間(16)が生じるので、これら隙間(15)(16)を閉塞部材(20)によって埋めるようにして、見栄えを良好にしている。
この閉塞部材(20)は、一般タイル(10)(10)の外側に配置した役物タイル(21)(21)…と、これら役物タイル(21)(21)…と天井面(3)、廊下壁面(4)との間に夫々配置した端部スペーサ(22)(22)とから構成されている。
役物タイル(21)は、図3に示すように、例えば一般タイル(10)と略同じ厚みを有する略直方体状の役物タイル本体(23)と、その役物タイル本体(23)の表層部における長手方向に沿った一端部を側方へ突出させた帯板状の被覆部(24)とからなり、その表面全体が一般タイル(10)の表面と略同じ或いは若干小さい方形状に形成されて、一般タイル(10)と同様の表面模様を有している。
被覆部(24)は、役物タイル本体(23)の略半分の厚みを有し、役物タイル本体(23)からの突出量(L1)が、端部スペーサ(22)の短手方向に沿った幅すなわちタイル近接離間方向の幅(L2)と同等若しくはそれ以上となっていて、端部スペーサ(22)に部分的若しくは全体的に被さるようになっている。換言すれば、役物タイル(21)における被覆部(24)下側の飲み込み代に、端部スペーサ(22)を入り込ませるようになっている。
端部スペーサ(22)は、役物タイル(21)の被覆部(24)と略同じ厚みを有する長尺の帯板状に形成されており、一方の隙間(15)に位置する端部スペーサ(22)は、タイル施工面(5)と天井面(3)との間の入隅部に沿って横方向に配されており、他方の隙間(16)に位置する端部スペーサ(22)は、タイル施工面(5)と廊下壁面(4)との間の入隅部に沿って縦方向に配されている。
実際のタイル張りの手順は、まずタイル施工面(5)と天井面(3)との間の入隅部、及びタイル施工面(5)と廊下壁面(4)との間の入隅部に沿って端部スペーサ(22)(22)を夫々取り付ける。そして、タイル施工面(5)の下端部及び他端部から順に一般タイル(10)(10)…を順次張り付けて、タイル施工面(5)の上端部付近及び一端部付近において生じる隙間(15)(16)に、役物タイル(21)(21)…を端部スペーサ(22)(22)に被せるようにして取り付ける。
このとき、役物タイル(21)(21)…の表面は、一般タイル(10)(10)…の表面と略面一になり、また端部スペーサ(22)(22)の表面は、一段落ち込んだ状態となってほとんど目立つことがない。
また、図4乃至図6に示すように、端部スペーサ(22)(22)に対する役物タイル(21)(21)…の被覆部(24)(24)…の被り幅(L3)を調節することで、寸法の異なる隙間にも柔軟に対応でき、それら隙間を確実に埋めることができる。
従って、従来のような現場でのタイル切断を不要として、日曜大工レベルで簡単にしかも見栄え良くタイル張りを行うことができる。
なお、この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。
例えば、この発明のタイル張り構造は、廊下等のパーティションに適用するだけに限らず、例えば土間床面、廊下や室内の壁面、浴室やトイレ、洗面等の床面や壁面といった様々な箇所に対して適用しても良い。
この発明の一実施形態に係るタイル張り構造をパーティションに適用した例を示す斜視図である。 同じくその役物タイル張り付け前の状態を示す斜視図である。 同じくその要部の破断斜視図である。 役物タイルの被り幅調節を説明するための横断面図である。 役物タイルの被り幅調節を説明するための横断面図である。 役物タイルの被り幅調節を説明するための横断面図である。
符号の説明
(3) 天井面(立ち上げ面)
(4) 廊下壁面(立ち上げ面)
(5) タイル施工面
(10) 一般タイル
(15)(16) 隙間
(20) 閉塞部材
(21) 役物タイル
(22) 端部スペーサ
(23) 役物タイル本体
(24) 被覆部
(L1) 突出量
(L2) 端部スペーサのタイル近接離間方向の幅
(L3) 被り幅

Claims (4)

  1. タイル施工面に張り付けた一般タイルと、前記タイル施工面に対して略直交する立ち上げ面との間の隙間に、その隙間を埋める閉塞部材を配置したタイル張り構造であって、前記閉塞部材は、一般タイルの外側に配置した役物タイルと、これら役物タイルと前記立ち上げ面との間に配置した端部スペーサとからなり、前記役物タイルに、前記端部スペーサに被さる被覆部を設けたことを特徴とするタイル張り構造。
  2. 前記閉塞部材は、前記端部スペーサに対する前記役物タイルの被覆部の被り幅を調節することで、寸法の異なる前記隙間を埋めるようにした請求項1記載のタイル張り構造。
  3. 前記役物タイルの被覆部は、役物タイル本体の表層部を側方へ突出させてなり、その突出量を前記端部スペーサのタイル近接離間方向の幅と同等若しくはそれ以上とした請求項2記載のタイル張り構造。
  4. 前記端部スペーサを、前記一般タイルよりも薄肉の板状に形成して、前記役物タイルの表面が前記一般タイルの表面と略面一になるように、前記役物タイルの被覆部を前記端部スペーサに被せるようにした請求項1乃至3のいずれかに記載のタイル張り構造。
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