JP2006021406A - オンライブレンド式成形システムの運転状態監視方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】機械操作時に、オペレータがアキュームレータ装置の樹脂貯蔵具合を容易に把握できるようこと。
【解決手段】押出機の単位時間あたりの樹脂供給量と射出成形機の単位時間あたりの樹脂消費量との差分と、射出成形機のサイクルタイムに基づいて射出成形機の1サイクルタイム毎に生じる余剰樹脂容積を算出し、当該1サイクルタイム毎の余剰樹脂容積とアキュームレータ装置の許容容量よりアキュームレータ装置が容量オーバを起こさない範囲内で射出成形可能な最大ショット数を算出し、算出した最大ショット数の表示と、最大ショット数を1ショット毎にダウンカウントして得られる射出成形可能な残りショット数の表示を行う。
【選択図】図2
【解決手段】押出機の単位時間あたりの樹脂供給量と射出成形機の単位時間あたりの樹脂消費量との差分と、射出成形機のサイクルタイムに基づいて射出成形機の1サイクルタイム毎に生じる余剰樹脂容積を算出し、当該1サイクルタイム毎の余剰樹脂容積とアキュームレータ装置の許容容量よりアキュームレータ装置が容量オーバを起こさない範囲内で射出成形可能な最大ショット数を算出し、算出した最大ショット数の表示と、最大ショット数を1ショット毎にダウンカウントして得られる射出成形可能な残りショット数の表示を行う。
【選択図】図2
Description
この発明は、オンライブレンド式成形システムの運転状態監視方法および装置に関し、特に、オンライブレンド式成形システムを好適に運転するための運転状態監視方法および装置に関するものである。
プラステック製品の製品材料としては、一般に、原油などを原材料とし、モノマーを化学的に重合して樹脂粉体材料(粉状のポリマー)を作り、粉状ポリマーを押出機によって加熱溶融して、いったん、ペレット体様に造粒したものが使用される。プラスチック成形製品は、このような押出機による造粒を経たペレットを原材料として用い、射出成形機によりペレットを加熱再溶融して射出成形する。
ところで、近年、省エネルギーのため、押出機による独立した造粒工程を省略(ペレット化の省略)して、押出機によって加熱溶融された製品原料をそのまま射出成形機の製品材料として使用するプラスチック製品製造技術が開発されている。これは、オンラインブレンド法、あるいはSPM(Simple Plastic Manufacturing)法などと呼ばれて注目されている。
このようなSPM成形システムでは、樹脂可塑化を押出機を用いて行う。このような場合、押出機は、連続運転が基本で、可塑化装置とも呼ばれる。このため、射出成形機の計量動作時以外の時は、押出機で可塑化された樹脂の行き場がなくなる。以下、この行き場がなく溶融樹脂を余剰樹脂と云う。
上述したように、押出機の連続運転において、余剰樹脂が生じるため、押出機と射出成形機との間に、アキュームレータ装置と呼ばれる樹脂の一時貯めを設け、余剰樹脂をアキュームレータ装置に貯めることが行われる(例えば、特許文献1、2)。
アキュームレータ装置は、シリンダ/ピストン機構のものを用いられ、シリンダによるアキュームレータ室に余剰樹脂を貯め、排出する。アキュームレータ装置は自動制御されているが、シリンダ内のピストン位置は目視観察するしかなく、機械操作時には、アキュームレータ室の樹脂の貯蔵(貯容)具合をオペレータが知ることは困難であった。
このため、射出成形機サイドの成形条件との関連においては、押出機とアキュームレータ装置側の原料生産能力と、製品の成形サイクルで必要とする材料の量との関係が相違するため、アキュームレータ装置の容量オーバなどが発生してしまうようなこともあった。
特開平4‐286617号公報
特開平7−052212号公報
この発明が解決しようとする課題は、機械操作時に、オペレータがアキュームレータ装置の樹脂貯蔵具合を容易に把握できるようにし、アキュームレータ装置を容量オーバ状態に陥らせることなくオンライブレンド式成形システムを好適に運転することである。
この発明によるオンライブレンド式成形システムの運転状態監視方法は、樹脂材料の可塑化を押出機によって行い、当該押出機によって可塑化された溶融樹脂を当該押出機より射出成形機に供給し、前記押出機と前記射出成形機とを接続する樹脂流路の途中に、前記押出機より吐出される溶融樹脂の余剰分を貯容するアキュームレータ装置が設けられているオンライブレンド式成形システムの運転状態監視方法において、前記押出機の単位時間あたりの樹脂供給量と前記射出成形機の単位時間あたりの樹脂消費量との差分と、前記射出成形機のサイクルタイムに基づいて、前記射出成形機の1サイクルタイム毎に生じる余剰樹脂容積を算出し、当該1サイクルタイム毎の余剰樹脂容積と前記アキュームレータ装置の許容容量より当該アキュームレータ装置が容量オーバを起こさない範囲内で射出成形可能な最大ショット数を算出し、算出した最大ショット数の表示と、前記最大ショット数を1ショット毎にダウンカウントして得られる射出成形可能な残りショット数の表示の少なくともいずれか一方を行う。
この発明によるオンライブレンド式成形システムの運転状態監視装置は、樹脂材料の可塑化を押出機によって行い、当該押出機によって可塑化された溶融樹脂を当該押出機より射出成形機に供給し、前記押出機と前記射出成形機とを接続する樹脂流路の途中に、前記押出機より吐出される溶融樹脂の余剰分を貯容するアキュームレータ装置が設けられているオンライブレンド式成形システムの運転状態監視装置において、前記押出機の単位時間あたりの樹脂供給量と前記射出成形機の単位時間あたりの樹脂消費量との差分と、前記射出成形機のサイクルタイムに基づいて、前記射出成形機の1サイクルタイム毎に生じる余剰樹脂容積を算出する余剰樹脂容積算出手段と、前記余剰樹脂容積算出手段によって算出された1サイクルタイム毎の余剰樹脂容積と前記アキュームレータ装置の許容容量より当該アキュームレータ装置が容量オーバを起こさない範囲内で射出成形可能な最大ショット数を算出する最大ショット数算出手段と、前記最大ショット数算出手段によって算出された最大ショット数の表示を行う表示手段とを有する。
また、この発明によるオンライブレンド式成形システムの運転状態監視装置は、樹脂材料の可塑化を押出機によって行い、当該押出機によって可塑化された溶融樹脂を当該押出機より射出成形機に供給し、前記押出機と前記射出成形機とを接続する樹脂流路の途中に、前記押出機より吐出される溶融樹脂の余剰分を貯容するアキュームレータ装置が設けられているオンライブレンド式成形システムの運転状態監視装置において、前記押出機の単位時間あたりの樹脂供給量と前記射出成形機の単位時間あたりの樹脂消費量との差分と、前記射出成形機のサイクルタイムに基づいて、前記射出成形機の1サイクルタイム毎に生じる余剰樹脂容積を算出する余剰樹脂容積算出手段と、前記余剰樹脂容積算出手段によって算出された1サイクルタイム毎の余剰樹脂容積と前記アキュームレータ装置の許容容量より当該射出成形可能な最大ショット数を算出する最大ショット数算出手段と、前記最大ショット数算出手段によって算出された最大ショット数を1ショット毎にダウンカウントして射出成形可能な残りショット数を算出する残りショット数算出手段と、前記残りショット数算出手段によって算出された残りショット数の表示を行う表示手段とを有する。
この発明によるオンライブレンド式成形システムの運転状態監視方法、装置は、供給過剰の場合には、押出機側の運転条件と射出成形機側の運転条件から、現状の成形条件(運転条件)で、アキュームレータ装置が容量オーバを起こさない範囲内で、何ショット、成形可能であるかの計算を行い、ショット数を表示する。これにより、機械操作時に、オペレータがアキュームレータ装置の樹脂貯蔵具合を的確に把握でき、成形条件の変更や、成形条件の破綻前の変更や停止などの対策が可能となり、より安全な機械運用が可能となる。
この発明による運転状態監視装置が適用されるオンライブレンド式成形システムの一つ実施の形態を、図1を参照して説明する。
この実施形態のオンライブレンド式成形システムは、定量フィーダ10と、押出機20と、アキュームレータ装置30と、射出成形機40とを有する。
定量フィーダ10は、樹脂原料投入用のホッパ11と、電動モータ12によって回転駆動される送りスクリュ13を含む樹脂原料フィーダ部14とを有する。
定量フィーダ10は、マイクロコンピュータ等による電子制御式の供給側コントローラ50に設定した材料供給条件(指示値)より単位時間あたりの材料供給量Qm(kg/h)を操作可能に設定される。
押出機20は、定量フィーダ10より樹脂原料を供給されるホッパ21と、電動モータ22、歯車装置23によって回転駆動される2軸の可塑化スクリュ24を含む可塑化部25とを有する。
押出機20は、供給側コントローラ50に設定した押出機運転条件により、定量フィーダ10と同期運転される。
アキュームレータ装置30は、シリンダ/ピストン機構のもので、シリンダ部31と、ピストン32と、ピストン駆動用流体圧シリンダ装置33とを有し、シリンダ部31内にアキュームレータ室34を画定している。なお、ピストン32の駆動は、ピストン駆動用流体圧シリンダ装置33に代えて、サーボモータやリニアモータ等の電動モータによって行うこともできる。
アキュームレータ室34は、樹脂流路27によって押出機20の吐出口26と連通接続され、吐出口26より可塑化した溶融樹脂を受け入れ、供給側コントローラ50によって従来のものと同等に自動制御される。
射出成形機40は、流体圧シリンダ装置(射出駆動部)41によって駆動される射出プランジャ42を含む樹脂計量室(射出バレル)43と、射出側逆止弁44を含むノズル45とを有する。なお、射出成形機40は、射出プランジャ42がサーボモータやリニアモータ等の電動モータによって駆動される電動式のものであってもよい。
樹脂計量室43は、途中に供給側逆止弁35を有す樹脂流路36によってアキュームレータ室34と連通接続され、アキュームレータ室34より可塑化した溶融樹脂を供給され、射出プランジャ42の後退移動によって1ショット分の溶融樹脂の計量を行い、射出プランジャ42の前進移動によってノズル45より成形金型(図示省略)へ溶融樹脂を射出する。
射出成形機40は、マイクロコンピュータ等による電子制御式の射出成形側コントローラ60に設定した射出成形条件(運転条件)により、計量ストロークMs、サイクルタイムTs等を設定、制御される。
上述の構成によるオンライブレンド式成形システムでは、定量フィーダ10より押出機20に供給された樹脂原料は、押出機20によって可塑化され、溶融樹脂として、樹脂流路27、アキュームレータ室34を通って射出成形機40の樹脂計量室43に導かれる。このとき、射出側逆止弁44は閉じ、供給側逆止弁35は開いている。
樹脂計量室43に供給された溶融樹脂の樹脂圧によって射出プランジャ42が押し下げられ(後退移動)、樹脂計量が進む。射出プランジャ42の後退ストロークにより決まる必要量の溶融樹脂の計量がされると、流体圧シリンダ装置41によって射出プランジャ42が前進駆動され、樹脂計量室43内の溶融樹脂がノズル45より図示しない成形金型内に射出される。このとき、射出側逆止弁44は開いており、供給側逆止弁35は閉じている。これにより、射出圧力が押出機20側に加わることが防止される。
この射出工程の間も、押出機20は、連続運転によって樹脂の可塑化を連続して行っているため、アキュームレータ室34内に押出機20よりの溶融樹脂が貯まっていき、これに応じてアキュームレータ装置30のピストン32が押し上げられていく。
射出工程が完了し、再び計量動作が開始されると、供給側逆止弁35が開き、射出側逆止弁44が閉じ、アキュームレータ装置30のピストン32がピストン駆動用流体圧シリンダ装置33によって押され、保圧、冷却動作中にアキュームレータ室34に貯められた溶融樹脂が射出成形機40の樹脂計量室43に押し込まれる。さらに、押出機20から吐出された溶融樹脂も樹脂計量室43に供給され、樹脂計量が完了する。このようにしてサイクルは完了する。
この実施形態のオンライブレンド式成形システムは、運転状態監視処理装置70を有する。運転状態監視処理装置70は、コンピュータ方式のものであり、キーボート等による入力手段71と、CRTやLCD等による表示器72を接続されている。また、運転状態監視処理装置70は、LAN100によって、供給側コントローラ50と射出成形側コントローラ60の双方に、各々、双方向にデータ通信可能に接続されている。
運転状態監視処理装置70は、ソウトウェア処理により、余剰樹脂容積算出部75と、最大ショット数算出部76と、残りショット数算出部77を具現化する。
余剰樹脂容積算出部75は、押出機20の単位時間あたりの樹脂供給量Qe(kg/h)と射出成形機40の単位時間あたりの樹脂消費量Qs(kg/h)との差分と、射出成形機40のサイクルタイムTcに基づいて、射出成形機40の1サイクルタイム毎に生じる余剰樹脂容積Voを算出する。
押出機20の単位時間あたりの樹脂吐出量Qeは、定量フィーダ110からの単位時間あたりの材料供給量Qmにほぼ等しい。定量フィーダ10からの材料供給量Qmは、単位時間あたりの材料供給量(kg/h)で表される。材料供給量Qmは、供給側コントローラ50に設定した材料供給条件値(指示値)より分かるから、余剰樹脂容積算出部75は、供給側コントローラ50より、オンラインあるいはオフラインで、材料供給量Qmを入力し、材料供給量Qmを樹脂吐出量Qeとする。
余剰樹脂容積算出部75は、射出成形機40の単位時間あたりの樹脂消費量Qsを、次の手順で算出する。
射出成形機40の1ショットに要する時間、すなわちサイクルタイムTcと、1ショットでの樹脂射出量(樹脂消費重量)Ws(kg)から、W/Tcの演算により、単位時間あたりの樹脂消費量Qs(kg/h)を算出する。
1ショットでの樹脂射出量Wsは、使用樹脂の比重γ(kg/m3 )と、射出成形機40の計量ストロークMs(m)より算出することができる。使用樹脂の比重γは、入力手段71による入力操作によってパラメータ設定される。射出成形機40の計量ストロークMs(m)は、射出成形側コントローラ60より、オンラインあるいはオフラインで入力することができる。なお、1ショットでの樹脂射出量Wは、その他の演算法や実測値によって得ることもできる。
時間あたりの樹脂吐出量Qeと、時間あたりの樹脂消費量Qsとを比較し、Qm=Qsであれば問題はないが、Qe>Qsであると、(Qm−Qs)×Tc=Wo(kg)で表される過剰供給樹脂が生じる。過剰供給樹脂重量Woと使用樹脂の比重γとの演算、すなわち、Wo/γより、射出成形機40の1サイクルタイム毎に生じる余剰樹脂容積Voが算出される。
最大ショット数算出部76は、余剰樹脂容積算出部75によって算出された1サイクルタイム毎の余剰樹脂容積Voとアキュームレータ装置30の許容容量Vaより、Va/Voの演算により、アキュームレータ装置30が空状態から容量オーバを起こさない範囲内で射出成形可能な最大ショット数Smaxを算出する。なお、Va/Voの演算結果が整数でない場合、小数点以下の切り捨てを行い、最大ショット数Smaxは常に整数で表される。
残りショット数算出部77は、ダウンカウンタであり、最大ショット数算出部76によって算出された最大ショット数Smaxを1ショット毎にダウンカウント(Smax−1)して射出成形可能な残りショット数Srを算出する。
運転状態監視処理装置70は、最大ショット数算出部76によって算出された最大ショット数Smaxと、残りショット数算出部77によって算出された残りショット数Srを画面表示するための描画出力処理を行う。これにより、図2に示されているように、表示器72に、最大ショット数Smaxと残りショット数Srとの表示が行われる。
これにより、機械操作時に、オペレータが表示器72を見るだけで、アキュームレータ装置30の樹脂貯蔵具合を的確に把握でき、成形条件の変更や、成形条件の破綻前の変更や停止などの対策が可能となり、より安全な機械運用が可能となる。
なお、残りショット数Srがゼロになった時に、警告音を出したり、供給側コントローラ50に強制停止指令を出して、定量フィーダ10、押出機20を自動停止させることもできる。
10 定量フィーダ
11 ホッパ
12 電動モータ
13 送りスクリュ
14 樹脂原料フィーダ部
20 押出機
21 ホッパ
22 電動モータ
23 歯車装置
24 可塑化スクリュ
25 可塑化部
26 吐出口
27 樹脂流路
30 アキュームレータ装置
31 シリンダ部
32 ピストン
33 ピストン駆動用流体圧シリンダ装置
34 アキュームレータ室
35 供給側逆止弁
36 樹脂流路
40 射出成形機
41 流体圧シリンダ装置
42 射出プランジャ
43 樹脂計量室
44 射出側逆止弁
45 ノズル
50 供給側コントローラ
60 射出成形側コントローラ
70 運転状態監視処理装置
71 入力手段
72 表示器
75 余剰樹脂容積算出部
76 最大ショット数算出部
77 残りショット数算出部
100 LAN
11 ホッパ
12 電動モータ
13 送りスクリュ
14 樹脂原料フィーダ部
20 押出機
21 ホッパ
22 電動モータ
23 歯車装置
24 可塑化スクリュ
25 可塑化部
26 吐出口
27 樹脂流路
30 アキュームレータ装置
31 シリンダ部
32 ピストン
33 ピストン駆動用流体圧シリンダ装置
34 アキュームレータ室
35 供給側逆止弁
36 樹脂流路
40 射出成形機
41 流体圧シリンダ装置
42 射出プランジャ
43 樹脂計量室
44 射出側逆止弁
45 ノズル
50 供給側コントローラ
60 射出成形側コントローラ
70 運転状態監視処理装置
71 入力手段
72 表示器
75 余剰樹脂容積算出部
76 最大ショット数算出部
77 残りショット数算出部
100 LAN
Claims (3)
- 樹脂材料の可塑化を押出機によって行い、当該押出機によって可塑化された溶融樹脂を当該押出機より射出成形機に供給し、前記押出機と前記射出成形機とを接続する樹脂流路の途中に、前記押出機より吐出される溶融樹脂の余剰分を貯容するアキュームレータ装置が設けられているオンライブレンド式成形システムの運転状態監視方法において、
前記押出機の単位時間あたりの樹脂供給量と前記射出成形機の単位時間あたりの樹脂消費量との差分と、前記射出成形機のサイクルタイムに基づいて、前記射出成形機の1サイクルタイム毎に生じる余剰樹脂容積を算出し、
当該1サイクルタイム毎の余剰樹脂容積と前記アキュームレータ装置の許容容量より当該アキュームレータ装置が容量オーバを起こさない範囲内で射出成形可能な最大ショット数を算出し、算出した最大ショット数の表示と、前記最大ショット数を1ショット毎にダウンカウントして得られる射出成形可能な残りショット数の表示の少なくともいずれか一方を行うオンライブレンド式成形システムの運転状態監視方法。 - 樹脂材料の可塑化を押出機によって行い、当該押出機によって可塑化された溶融樹脂を当該押出機より射出成形機に供給し、前記押出機と前記射出成形機とを接続する樹脂流路の途中に、前記押出機より吐出される溶融樹脂の余剰分を貯容するアキュームレータ装置が設けられているオンライブレンド式成形システムの運転状態監視装置において、
前記押出機の単位時間あたりの樹脂供給量と前記射出成形機の単位時間あたりの樹脂消費量との差分と、前記射出成形機のサイクルタイムに基づいて、前記射出成形機の1サイクルタイム毎に生じる余剰樹脂容積を算出する余剰樹脂容積算出手段と、
前記余剰樹脂容積算出手段によって算出された1サイクルタイム毎の余剰樹脂容積と前記アキュームレータ装置の許容容量より当該アキュームレータ装置が容量オーバを起こさない範囲内で射出成形可能な最大ショット数を算出する最大ショット数算出手段と、
前記最大ショット数算出手段によって算出された最大ショット数の表示を行う表示手段と、
を有するオンライブレンド式成形システムの運転状態監視装置。 - 樹脂材料の可塑化を押出機によって行い、当該押出機によって可塑化された溶融樹脂を当該押出機より射出成形機に供給し、前記押出機と前記射出成形機とを接続する樹脂流路の途中に、前記押出機より吐出される溶融樹脂の余剰分を貯容するアキュームレータ装置が設けられているオンライブレンド式成形システムの運転状態監視装置において、
前記押出機の単位時間あたりの樹脂供給量と前記射出成形機の単位時間あたりの樹脂消費量との差分と、前記射出成形機のサイクルタイムに基づいて、前記射出成形機の1サイクルタイム毎に生じる余剰樹脂容積を算出する余剰樹脂容積算出手段と、
前記余剰樹脂容積算出手段によって算出された1サイクルタイム毎の余剰樹脂容積と前記アキュームレータ装置の許容容量より当該アキュームレータ装置が容量オーバを起こさない範囲内で射出成形可能な最大ショット数を算出する最大ショット数算出手段と、
前記最大ショット数算出手段によって算出された最大ショット数を1ショット毎にダウンカウントして射出成形可能な残りショット数を算出する残りショット数算出手段と、
前記残りショット数算出手段によって算出された残りショット数の表示を行う表示手段と、
を有するオンライブレンド式成形システムの運転状態監視装置。
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2009143170A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Toshiba Mach Co Ltd | オンラインブレンド型射出成形機の制御方法 |
CN102837390A (zh) * | 2012-09-01 | 2012-12-26 | 衡阳华意机械有限公司 | 橡胶注射机的交替式连续注射方法 |
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2004
- 2004-07-07 JP JP2004200821A patent/JP2006021406A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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