JP2006021081A - 放電型ガス処理装置 - Google Patents

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林  和夫
Etsuo Noda
悦夫 野田
Sukeyuki Yasui
祐之 安井
Yasuhiro Takahashi
泰弘 高橋
Kuniyuki Araki
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Abstract

【課題】より低い電圧で放電を開始させることが可能であり、放電継続のために入力すべき電圧の制御が容易な放電型ガス処理装置である。
【解決手段】放電型ガス処理装置10は、突起15aを有する導体電極15と、導体電極15に対向する対向電極16と、対向電極16の導体電極15側を覆う誘電体17と、導体電極15と対向電極16との間に所要の電圧を印加して被処理ガスに浄化処理を施すための放電プラズマを生成させる放電電源13とを備える。突起15aの近傍から放電が開始されるように突起15aと誘電体17との間の距離が所要の距離以下あるいは未満となるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、放電プラズマの作用により排気ガス等の被処理ガス中の有害物質等に対して浄化処理を施す放電型ガス処理装置に関する。
水処理施設、家畜飼育施設、工場などから排出される排気ガスに含まれる悪臭の原因となる物質や有害物質の除去は、現代の重要な技術開発課題である。排気ガスから有害物質等の被処理物質の除去処理を行なう排気ガス処理法としては、吸着材や触媒により被処理物質を吸着あるいは分解する方法、薬剤の水溶液に被処理物質を溶解吸収させる方法、放電プラズマにより被処理物質を燃焼除去する方法など、さまざまな方法が開発されてきている。この中で、放電プラズマを用いた放電型ガス処理装置は、被処理物質が含まれることとなった廃材の量が少なくてすむという特長を持つ。
一般的に、大気圧下で安定な高密度放電プラズマを生成するには、対向する一組の電極の一方、または、両方の電極の表面を絶縁材で覆い、両電極間に交流の高電圧を印加する。このような放電方式を誘電体バリア放電と呼ぶ。最も簡単な例として紹介されるのは、図12に示したような電極構成である。ガス処理装置として、以下のように適用する。
放電型ガス処理装置1は放電部2に電力を供給するための放電電源3をリード線4を介して接続した構成である。放電部2は、板状の導体電極5と対向電極6とを対向配置して構成される。また、対向電極6の導体電極5側は板状の誘電体7により覆われる。さらに、導体電極5および対向電極6は、それぞれリード線4を介して放電電源3と接続される。
そして、このように構成された放電部2の導体電極5と対向電極6との間に被処理ガスである排気ガスが導かれるとともに放電電源3から電圧が印加され、放電プラズマが生成される。ここで、対向電極6は誘電体7によって覆われているため、誘電体7と導体電極5とで挟まれた空間に放電が起こり、放電は大気圧放電をアーク放電に至らしめず安定に維持することが可能な誘電体バリア放電となる。
このような誘電体バリア放電によって生成される放電プラズマの作用によって、導体電極5と対向電極6との間の放電空間に導入された排気ガス中に含まれる一酸化窒素をはじめとする有害成分等の被処理物質が分解され、排気ガスの浄化処理が施される。また、この際、放電プラズマの作用により排気ガス中の酸素から副次的にオゾンが生成され、オゾンも排気ガスの浄化処理に寄与すると解されている。そして、放電プラズマの作用により浄化処理された排気ガスは、放電型ガス処理装置1の外部、例えば大気中に放出される。
さらに、このような原理を応用して排気ガスのガス流路を容易に形成することができるように、誘電体7や対向電極6を筒状構造とする一方、放電用の導体電極5を棒状あるいは筒状として筒状の対向電極6内部に同軸状に設けて放電部2を構成した放電型ガス処理装置が実用化に向けて提案される(例えば非特許文献1参照)。
「静電気ハンドブック」 p81 図4・67 (a) (オーム社 静電気学会編)
従来の放電型ガス処理装置1では、導体電極5と対向電極6との間の大気中において放電を開始させるために高電圧を印加する必要がある。例えば、平行平板状の導体電極5と対向電極6との間では、距離が1mm増加すると3kV以上の高電圧を更に印加することが必要となることが知られている。
このため、従来の放電型ガス処理装置1では、放電電源3として導体電極5と対向電極6との間に放電開始に必要な所要の高電圧を印加できるもので構成する必要が生じ、放電型ガス処理装置1の製造コストの増加に繋がるという問題がある。
一方、一旦、導体電極5と対向電極6との間に放電が開始された後は、放電開始に必要な電力に比べて少ない電圧の上昇量であっても放電が進展するため、放電のために導体電極5と対向電極6との間に入力される電力の制御が困難となる。
つまり、従来の放電型ガス処理装置では、放電開始電圧が放電開始後における放電の進展に要する電圧に比して高いため、導体電極5と対向電極6との間に入力される電力の制御が難しいという問題がある。
本発明はかかる従来の事情に対処するためになされたものであり、より低い電圧で放電を開始させることが可能であり、放電継続のために入力すべき電圧の制御が容易な放電型ガス処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る放電型ガス処理装置は、上述の目的を達成するために、請求項1に記載したように、突起を有する導体電極と、前記導体電極に対向する対向電極と、前記対向電極の前記導体電極側を覆う誘電体と、前記導体電極と前記対向電極との間に所要の電圧を印加して被処理ガスに浄化処理を施すための放電プラズマを生成させる放電電源とを備え、前記突起の近傍から放電が開始されるように前記突起と前記誘電体との間の距離が所要の距離以下あるいは未満となるようにしたことを特徴とするものである。
また、本発明に係る放電型ガス処理装置は、上述の目的を達成するために、請求項2に記載したように、突起を有する導体電極と、前記導体電極に対向する対向電極と、前記対向電極の前記導体電極側を覆う誘電体と、前記導体電極と前記対向電極との間に所要の電圧を印加して被処理ガスに浄化処理を施すための放電プラズマを生成させる放電電源とを備え、前記突起と前記誘電体とを互いに接触させたことを特徴とするものである。
本発明に係る放電型ガス処理装置においては、放電開始電圧をより低い電圧とし、かつ放電継続のために入力すべき電圧の制御を容易とすることができる。
本発明に係る放電型ガス処理装置の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る放電型ガス処理装置の第1の実施形態を示す構成図であり、図2は、図1に示す放電型ガス処理装置10の放電部12の詳細構成図である。
放電型ガス処理装置10は被処理ガスの一例である排気ガスXが流れる配管11上に設けられる。放電型ガス処理装置10は放電部12を備え、放電部12には電力を供給するための放電電源13がリード線14を介して接続される。
放電部12は、板状の導体電極15と対向電極16とを略並行に対向配置して構成される。また、対向電極16の導体電極15側は板状の誘電体17により覆われ、導体電極15と対向電極16とが誘電体17を介さずに直接対向する部位が存在しないように構成される。さらに、導体電極15の対向電極16側には、導体で形成された単一あるいは複数の突起15aが誘電体17に近接して設けられる。
そして、このように構成された導体電極15および対向電極16は、それぞれリード線14を介して放電電源13と接続され、放電電源13から導体電極15と対向電極16との間に所要の電圧を印加して放電を行なうことができるように構成される。
また、導体電極15の突起15aは、先端が対向電極16を覆う誘電体17の表面から所要の距離以下あるいは未満となるような形状とされ、突起15aと誘電体17との近接部周辺から放電が開始されるような構成とされる。突起15aと誘電体17との間の最大距離は、導体電極15の形状や大きさ、電圧、電極間距離等の系の構成により異なるが、実験的に把握することができる。
ただし、突起15aと誘電体17との間の距離には、放電が突起15aと誘電体17との近接部周辺から開始されるか否かの臨界的な距離が必ず存在するため、少なくとも突起15aと誘電体17との間の距離がこの臨界的な距離以下あるいな未満であればよい。従って、必ずしも、突起15aと誘電体17との間の距離の上限値を求める必要はなく、突起15aと誘電体17との間の距離が臨界的な距離に比べて十分に近接しており放電が突起15aと誘電体17との近接部周辺から開始されるように突起15aが形成されていればよい。
次に放電型ガス処理装置10の作用について説明する。
浄化あるいは無害化の対象となる被処理ガスとして、排気ガスXが配管11内を流れ、放電型ガス処理装置10の放電部12に導かれる。そして、放電電源13から放電部12に所要の電力が印加され、導体電極15と対向電極16との間には、放電の開始に必要な電圧(放電開始電圧)が印加される。
ここで、一般に、ガスの絶縁破壊電圧は電極間隔に比例するため、電極間隔である導体電極15の突起15aと対向電極16との間が狭くなればより低い印加電圧であっても容易に放電が開始される。このため、放電開始電圧の印加により、導体電極15と対向電極16との間隔がより狭い突起15a周辺から放電が開始される。さらに印加電圧を増加させると、導体電極15の突起15aと誘電体17との間の微小空間で発生した放電プラズマが種となって、放電プラズマが導体電極15と対向電極16との間における空間に広がる。
つまり、導体電極15の突起15aの先端が対向電極16を覆う誘電体17の表面と近接しているため、放電は導体電極15の突起15aと誘電体17との近接部周辺から始まる。また、導体電極15に突起15aが設けられずに、導体電極15と誘電体17との間の距離が十分に離れているとした場合に比べて、低い電圧で放電が起こる。すなわち、より低い放電開始電圧の印加で放電を起こすことができる。そして、放電に伴って放電プラズマが生成される。
尚、仮に平行平板電極間の距離を1mm近づけると放電に必要な印加電圧は3kV程度低下させることが知られているため、平行平板電極よりも放電の発生が容易な導体電極15の突起15aを1mm対向電極16に近づければ、少なくとも3kV以上は放電開始電圧を低減させることが期待できる。
さらに、導体電極15と対向電極16との間に印加される電圧が放電電源13の電圧制御により次第に増加せしめられ、誘電体17の表面において局所的に生じた放電が種となって、導体電極15と対向電極16との間における空間に印加電圧に応じたエネルギの放電および放電に伴って生成された放電プラズマが広がる。
図3は、図2に示す放電型ガス処理装置10において放電のために導体電極15と対向電極16との間に印加される印加電圧と放電のために注入されたエネルギとの関係を示す図である。
図3において、横軸は導体電極15と対向電極16との間に印加される印加電圧を示し、縦軸は放電のために注入されたエネルギを示す。また、図3中の点線は、導体電極15に突起15aを設け、導体電極15と誘電体17とを近接させて電圧を印加した場合に、放電のために注入されるエネルギを示すデータAであり、実線は、導体電極15に突起15aを設けずに、導体電極15と誘電体17とを十分に離して導体電極15と対向電極16との間に電圧を印加した場合に、放電のために注入されるエネルギを示すデータBである。
図3に示すデータBのように、導体電極15に突起15aがなく導体電極15と誘電体17とが十分に離れている場合には放電開始電圧が高く、印加電圧が所要の値となって初めて放電が開始されることが分かる。また、一旦放電が開始された後は、印加電圧の増加に伴って急激に放電に注入されるエネルギが増加するため、放電を起こすために必要な印加電圧の制御範囲が狭いことが分かる。
一方、導体電極15と誘電体17とを近接させた場合にはデータAに示すように、放電開始電圧が低減され、導体電極15に突起15aがなく導体電極15と誘電体17とが十分に離れている場合(データB)に比べてより低い印加電圧であっても放電のためにエネルギが注入されることが分かる。すなわち、より低い印加電圧で放電が開始されることが分かる。
また、放電開始電圧近傍における低電圧時には印加電圧の増加量に比して放電および放電プラズマに注入されるエネルギの増加量は小さく、滑らかに増加することが分かる。従って、導体電極15と誘電体17とを近接させることにより、放電を起こすために必要な印加電圧の制御範囲を導体電極15と誘電体17とを十分に離した場合(データB)に比べて広くできるということが分かる。この結果、導体電極15に突起15aを設けて誘電体17とを近接させた電極構造を有する放電型ガス処理装置10では、放電電源13の電圧制御により放電および放電プラズマに注入されるエネルギの量を容易に制御することができるということが分かる。
尚、印加電圧が上昇すると、導体電極15と誘電体17とを近接させた場合における放電注入エネルギ(データA)と導体電極15と誘電体17とを十分に離した場合における放電注入エネルギ(データB)との差は次第に小さくなり、データAはデータBに漸近して一致するとみなせる状態となることが分かる。逆に、印加電圧が比較的小さい場合には、同じ印加電圧であっても導体電極15と誘電体17とを近接させた場合における放電注入エネルギ(データA)の方が導体電極15と誘電体17とを十分に離した場合における放電注入エネルギ(データB)よりも大きく、電源効率を向上させることができるということが分かる。
そして、このように構成された導体電極15と対向電極16との間に電圧が印加されることにより、放電が開始される。このとき、導体電極15と対向電極16との間の空間には、誘電体17が介在するため、放電は大気圧放電をアーク放電に至らしめず安定に維持することが可能な誘電体バリア放電となる。
さらに、このような誘電体バリア放電により放電プラズマが生成された導体電極15と対向電極16との間の空間に排気ガスXが導かれる。このため、排気ガスX中に含まれる一酸化窒素をはじめとする有害成分等の被処理物質が放電プラズマの作用により分解され、排気ガスXの浄化処理が施される。また、この際、放電プラズマの作用により排気ガスX中の酸素から副次的にオゾンが生成され、オゾンも排気ガスXの浄化処理に寄与すると解されている。そして、放電プラズマの作用により浄化処理された排気ガスXは、放電型ガス処理装置10の下流側の配管11に放出され、配管11から所要の空間に放出される。
以上のような放電型ガス処理装置10によれば、導体電極15に突起15aを設け、導体電極15と誘電体17とを近接させた電極構造としたため、放電開始電圧をより低い電圧とすることができる。さらに、放電や放電プラズマにエネルギを注入するために必要とされる印加電圧の制御範囲をより広くすることができるため、放電継続のために入力すべき電圧の制御を容易とすることができる。
このため、放電電源13に要求される電圧出力を低減させて、より簡易なものを使用することにより、放電型ガス処理装置10の製造コストの低減に繋げることができる。また、放電電源13の出力電圧を排気ガスXの浄化処理に必要とされる電圧により適切に制御することにより、電力効率を向上させて電力消費を低減させることができる。すなわち、放電型ガス処理装置10の動作条件の最適化が容易となるため、効率的な運転を行うことができる。
尚、放電型ガス処理装置10の放電部12を一対の導体電極15と対向電極16とで構成した例を図3に示したが、導体電極15と対向電極16とを複数組設けて積層して構成し、各導体電極15にそれぞれ突起15aを設けるようにしてもよい。
図4は本発明に係る放電型ガス処理装置の第2の実施形態を示す構成図である。
図4に示された、放電型ガス処理装置10Aでは、導体電極15の突起15aを対向電極16を覆う誘電体17と接触させた点が図1に示す放電型ガス処理装置10と相違する。他の構成および作用については図1に示す放電型ガス処理装置10と実質的に異ならないため放電部12の構成および放電電源13のみ図示し、同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
放電型ガス処理装置10Aの放電部12は、板状の導体電極15と対向電極16とを略並行に対向配置して構成される。また、対向電極16の導体電極15側は板状の誘電体17により覆われ、導体電極15と対向電極16とが誘電体17を介さずに直接対向する部位が存在しないように構成される。さらに、導体電極15の対向電極16側には、導体で形成された単一あるいは複数の突起15aが設けられ、突起15aの先端が対向電極16を覆う誘電体17と接触せしめられる。
そして、放電型ガス処理装置10Aでは、このように誘電体17に接触せしめられた導体電極15と対向電極16との間に電圧が印加されて放電とともに放電プラズマが生成され、生成された放電プラズマの作用により排ガスの浄化処理が行なわれる。このとき放電型ガス処理装置10Aの放電部12では、図1に示す放電型ガス処理装置10の放電部12と同様に、突起15a近傍において、より低い電圧の印加により放電を開始させることができるとともに、印加電圧の制御範囲を広くすることができる。
すなわち、導体電極15と対向電極16との間の距離が所要の距離以下あるいは未満であれば、誘電体17と導体電極15とが接触しているか否かに依らず、放電開始電圧の低減効果や印加電圧の制御性向上といった効果を得ることができる。従って、放電型ガス処理装置10Aの放電部12のように、誘電体17と導体電極15とを接触させてもよい。
放電型ガス処理装置10Aの放電部12のように、誘電体17と導体電極15とを接触させることにより、図1に示す放電型ガス処理装置10と同等な効果を得ることができる。特に、導体電極15と対向電極16との間の距離を最小にすることができるため、放電開始電圧をより低くすることができる。さらに、誘電体17と導体電極15との間隔を突起15aにより固定させて放電部12を安定化することも可能となる。
図5は本発明に係る放電型ガス処理装置の第3の実施形態を示す構成図である。
図5に示された、放電型ガス処理装置10Bでは、放電部12の構成が図1に示す放電型ガス処理装置10と相違する。他の構成および作用については図1に示す放電型ガス処理装置10と実質的に異ならないため放電部12の構成のみ図示し、同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
放電型ガス処理装置10Bの放電部12は、それぞれ筒状構造の導体電極15と対向電極16とを略同軸上に配置し、対向電極16の内部に導体電極15を設けて構成される。また、対向電極16の内面側である導体電極15側は筒状の誘電体17により覆われ、導体電極15と対向電極16とが誘電体17を介さずに直接対向する部位が存在しないように構成される。さらに、導体電極15の外部側である対向電極16側には、導体で形成された単一あるいは複数の突起15aが設けられ、突起15aの先端が対向電極16を覆う誘電体17と接触される。
そして、放電型ガス処理装置10Bでは、筒状の導体電極15と対向電極16との間に放電開始電圧に相当する電圧が印加される。このため、導体電極15からのびた突起15aと誘電体17との接触点近傍で放電が局所的に発生する。さらに、印加電圧が増加され、放電および放電に伴って生成される放電プラズマは空間に広がる。そして、筒状の誘電体17内部に導かれた排ガスが放電プラズマの作用により浄化される。
以上のような放電型ガス処理装置10Bによれば、導体電極15の突起15aと誘電体17とを接触させた電極構造であるため、図1に示す放電型ガス処理装置10と同等の効果を得ることができる。
また、導体電極15、対向電極16および誘電体17をそれぞれ筒状に構成したため、排ガスの流路を容易に形成させることが可能であり、放電型ガス処理装置10Bの製造も容易とすることができる。
尚、図5に示す放電型ガス処理装置10Bでは、導体電極15の外側に存在する対向電極16の内面側に誘電体17を設けたが、逆に筒状の対向電極16の外面側を筒状の誘電体17で覆い、さらに対向電極16および誘電体17を筒状の導体電極15の内部に設けてもよい。この場合には、導体電極15の内部側に突起15aが設けられ、誘電体17と接触せしめられる。
また、導体電極15の突起15aは、必ずしも誘電体17に接触している必要はなく、導体電極15と誘電体17の半径差より十分に小さい距離に近接して設ければ、図1に示す放電型ガス処理装置10と同様な効果を得ることができる。
図6は本発明に係る放電型ガス処理装置の第4の実施形態を示す構成図である。
図6に示された、放電型ガス処理装置10Cでは、導体電極15の構造が図5に示す放電型ガス処理装置10Bと相違する。他の構成および作用については図5に示す放電型ガス処理装置10Bと実質的に異ならないため放電部12の構成のみ図示し、同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
放電型ガス処理装置10Cの放電部12を構成する導体電極15は棒状構造とされる。このため、放電型ガス処理装置10Cでは、図5に示す放電型ガス処理装置10Bと同等の効果を得ることができる。また、導体電極15の半径を小さくして導体電極15と誘電体17との間における空間を広くすることができるため、より大量の排ガスを放電部12に導いて、浄化処理を施すことができる。
尚、対向電極16を棒状構造として筒状の誘電体17で覆い、誘電体17で覆われた対向電極16を筒状の導体電極15の内部に設けて構成してもよい。つまり、導体電極15および対向電極16の一方が筒状構造であり、他方が棒状構造であればよい。
図7は本発明に係る放電型ガス処理装置の第5の実施形態を示す構成図である。
図7に示された、放電型ガス処理装置10Dでは、導体電極15の構造が図1に示す放電型ガス処理装置10と相違する。他の構成および作用については図1に示す放電型ガス処理装置10と実質的に異ならないため放電部12および放電電源13の構成のみ図示し、同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
放電型ガス処理装置10Dの放電部12を構成する導体電極15は薄板を成形加工により折り曲げて形成される。この結果、導体電極15には誘電体17と接触する断面がV字状の突起15aが形成される。このため、放電型ガス処理装置10Dでは、図1に示す放電型ガス処理装置10と同等の効果を得ることができる。また、突起15aを備えた導体電極15の製造を容易とし、製造コストを低減させることができるのみならず、放電型ガス処理装置10Dの軽量化や小型化が期待できる。
図8は本発明に係る放電型ガス処理装置の第6の実施形態を示す構成図である。
図8に示された、放電型ガス処理装置10Eでは、導体電極15の構造が図7に示す放電型ガス処理装置10Dと相違する。他の構成および作用については図7に示す放電型ガス処理装置10Dと実質的に異ならないため放電部12および放電電源13の構成のみ図示し、同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
放電型ガス処理装置10Eの放電部12を構成する導体電極15は薄板により形成される。さらに、導体電極15には、型抜きによる成形加工により例えば半球状の突起15aが形成され、導体電極15の突起15aは誘電体17と接触される。このため、放電型ガス処理装置10Eでは、図7に示す放電型ガス処理装置10Dと同等の効果を得ることができる。また、突起15aの個数は任意に設定することができるため、より詳細なエネルギ制御を行なうことができる。
図9は本発明に係る放電型ガス処理装置の第7の実施形態を示す構成図である。
図9に示された、放電型ガス処理装置10Fでは、放電部12の構造が図1に示す放電型ガス処理装置10と相違する。他の構成および作用については図1に示す放電型ガス処理装置10と実質的に異ならないため放電部12および放電電源13の構成のみ図示し、同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
放電型ガス処理装置10Fの放電部12を構成する導体電極15と誘電体17との間には、スペーサ15bが設けられる。そして、このスペーサ15bにより導体電極15と誘電体17との間隔が所要の間隔となるように維持される。また、スペーサ15bは導体で構成され、導体電極15と電気的に一体化せしめられる。このため、結果的にスペーサ15bは導体電極15の一部を兼ねて誘電体17と接触する構造となる。
以上のような放電型ガス処理装置10Fによれば、図1に示す放電型ガス処理装置10と同等な効果に加え、スペーサ15bを導体電極15の一部とすることにより放電型ガス処理装置10Fの部品点数を低減させることができる。
図10は本発明に係る放電型ガス処理装置の第8の実施形態を示す構成図である。
図10に示された、放電型ガス処理装置10Gでは、放電部12の構造が図1に示す放電型ガス処理装置10と相違する。他の構成および作用については図1に示す放電型ガス処理装置10と実質的に異ならないため放電部12の構成のみ図示し、同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
放電型ガス処理装置10Gの放電部12を構成する誘電体17の導体電極15側には、蒸着、溶射、メタライズ等の金属接着技術により誘電体17との界面が所要の面積となるように電極15cが接着される。そして、誘電体17に接着された各電極15cは、それぞれ導体15dにより導体電極15と電気的に接続される。このため、結果的に誘電体17に接着された電極15cは導体電極15の一部をなし、誘電体17と所要の接触面積で接触する構造となる。
以上のような放電型ガス処理装置10Gによれば、図1に示す放電型ガス処理装置10と同等の効果に加え、導体電極15と誘電体17との接触面積を任意に設定することが可能となる。また、一旦放電部12を製造した後は、導体電極15と誘電体17との接触面積を容易かつより正確に把握することができるため、放電および放電プラズマに注入されるエネルギの制御性を向上させることができる。
図11は本発明に係る放電型ガス処理装置の第9の実施形態を示す構成図である。
図11に示された、放電型ガス処理装置10Hでは、放電部12の構造が図1に示す放電型ガス処理装置10と相違する。他の構成および作用については図1に示す放電型ガス処理装置10と実質的に異ならないため放電部12の構成のみ図示し、同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
放電型ガス処理装置10Hの放電部12を構成する対向電極16は、板状あるいは箔状とされ、少なくとも導体電極15側は誘電体17により覆われて導体電極15と対向電極16とが誘電体17を介さずに直接対向する部位が存在しないように構成される。例えば、対向電極16は薄板状とされ、補強材を兼ねる2枚の板状の誘電体17に挟持される。
一方、導体電極15は、棒状構造とされた複数の棒状電極15eを共通の固定用電極15fに固定して構成される。すなわち、例えば2つの角柱状の固定用電極15fが誘電体17に略平行に固定され、2つの固定用電極15fの間に複数の棒状電極15eが共通の平面上となるように互いに略平行で、かつ固定用電極15fの長手方向に略垂直に設けられる。そして、2つの固定用電極15fと誘電体17とで仕切られた空間が排気ガスXの流路とされる。このため、各棒状電極15eは、長手方向が排気ガスXの進行方向に略垂直となるような向きとなる。
ただし、各棒状電極15eの向きが排気ガスXの進行方向に対して傾くように、あるいは平行となるようにしてもよい。
さらに、各棒状電極15eの任意の部位には、対向電極16側に向かって突起15aが設けられる。そして、棒状電極15eに設けられた突起15aが対向電極16を覆う誘電体17と接触あるいは近接されて導体電極15と対向電極16との間における距離が短くされ、放電開始電圧が低減される。
このように構成された放電型ガス処理装置10Hによれば、図1に示す放電型ガス処理装置10と同等の効果に加え、排気ガスXの進行方向を横切る向きで複数の棒状電極15eを設けて導体電極15を構成したため、各棒状電極15e間の距離や各棒状電極15eの長さを調整することにより導体電極15と対向電極16との間の距離を大きくすることなく放電空間の確保や電力密度の向上が容易となる。このため、より大流量の被処理ガスXを効率的に浄化処理することが可能となり、装置を小型化することができる。
また、電極形状が板状および棒状であるため製造が容易であるとともに、放電部12を箱型にすることができるため、放電部12をユニット化して積層することにより容易に浄化処理可能な被処理ガスの容量を向上させることができる。さらに、被処理ガスXの進行方向を遮るスペーサ等の障害物が少ないため、被処理ガスXの圧損を増加させることなく、放電部12に導いて浄化処理を施すことができる。
以上のような各実施形態における放電型ガス処理装置10、10A、10B、10C、10D、10E、10F、10G、10Hは互いに組み合わせて構成してもよい。例えば、誘電体17に所要の接触面積で電極15cを設け、かつ導体電極15を成形加工により突起15aを形成した薄板で構成してもよい。
本発明に係る放電型ガス処理装置の第1の実施形態を示す構成図。 図1に示す放電型ガス処理装置の放電部の詳細構成図。 図2に示す放電型ガス処理装置において放電のために導体電極と対向電極との間に印加される印加電圧と放電のために注入されたエネルギとの関係を示す図。 本発明に係る放電型ガス処理装置の第2の実施形態を示す構成図。 本発明に係る放電型ガス処理装置の第3の実施形態を示す構成図。 本発明に係る放電型ガス処理装置の第4の実施形態を示す構成図。 本発明に係る放電型ガス処理装置の第5の実施形態を示す構成図。 本発明に係る放電型ガス処理装置の第6の実施形態を示す構成図。 本発明に係る放電型ガス処理装置の第7の実施形態を示す構成図。 本発明に係る放電型ガス処理装置の第8の実施形態を示す構成図。 本発明に係る放電型ガス処理装置の第9の実施形態を示す構成図。 従来の放電型ガス処理装置の構成図。
符号の説明
10,10A,10B,10C,10D,10E,10F,10G,10H 放電型ガス処理装置
11 配管
12 放電部
13 放電電源
14 リード線
15 導体電極
15a 突起
15b スペーサ
15c 電極
15d 導体
15e 棒状電極
15f 固定用電極
16 対向電極
17 誘電体
X 排気ガス

Claims (10)

  1. 突起を有する導体電極と、前記導体電極に対向する対向電極と、前記対向電極の前記導体電極側を覆う誘電体と、前記導体電極と前記対向電極との間に所要の電圧を印加して被処理ガスに浄化処理を施すための放電プラズマを生成させる放電電源とを備え、前記突起の近傍から放電が開始されるように前記突起と前記誘電体との間の距離が所要の距離以下あるいは未満となるようにしたことを特徴とする放電型ガス処理装置。
  2. 突起を有する導体電極と、前記導体電極に対向する対向電極と、前記対向電極の前記導体電極側を覆う誘電体と、前記導体電極と前記対向電極との間に所要の電圧を印加して被処理ガスに浄化処理を施すための放電プラズマを生成させる放電電源とを備え、前記突起と前記誘電体とを互いに接触させたことを特徴とする放電型ガス処理装置。
  3. 前記導体電極および前記対向電極をそれぞれ筒状構造としたことを特徴とする請求項1または2記載の放電型ガス処理装置。
  4. 前記導体電極および前記対向電極の一方を筒状構造とし、他方を棒状構造としたことを特徴とする請求項1または2記載の放電型ガス処理装置。
  5. 前記導体電極および前記対向電極をそれぞれ板状構造としたことを特徴とする請求項1または2記載の放電型ガス処理装置。
  6. 前記導体電極および前記対向電極をそれぞれ板状構造とし、かつ薄板を折り曲げることにより前記導体電極の前記突起を形成したことを特徴とする請求項1または2記載の放電型ガス処理装置。
  7. 前記導体電極および前記対向電極をそれぞれ板状構造とし、かつ薄板の型抜きにより前記導体電極の前記突起を形成したことを特徴とする請求項1または2記載の放電型ガス処理装置。
  8. 前記導体電極の前記突起が前記導体電極と前記誘電体との間隔を維持するスペーサを兼ねる構成としたことを特徴とする請求項1または2記載の放電型ガス処理装置。
  9. 前記誘電体に界面が所要の面積となるように電極を接着し、この電極と前記導体電極とを導体により電気的に接続したことを特徴とする請求項1または2記載の放電型ガス処理装置。
  10. 前記対向電極を板状構造とする一方、前記導体電極を棒状構造としたことを特徴とする請求項1または2記載の放電型ガス処理装置。
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