JP2006021049A - 連続的テーブル移動中の可変視野からmriデータを取得する方法 - Google Patents

連続的テーブル移動中の可変視野からmriデータを取得する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】患者テーブルを連続的に移動させて拡大長手方向視野から造影MRA画像を取得する方法において、アーチファクトを発生させることなくテーブル移動スキャン中の側方視野を変化させること。
【解決手段】関心領域の長さに沿って関心領域のサイズにより良好に適合するように取得された画像の側方視野を変化させるために、スキャン中にパルスシーケンスは変化させられる。患者テーブル移動は、造影剤のボーラスが関心領域を通過するにつれて造影剤のボーラスを追跡するように制御される。取得されたデータが側方視野が変化させられる領域で再抽出された後に、関心領域全体の継ぎ目のない画像が再構成される。
【選択図】図7

Description

連邦政府により援助を受けた研究に関する記述
本発明は、米国立保健研究所により授与された助成金第HL70620号および第EB00212号により政府による後援を受けて実施された。本発明には米合衆国政府が一定の権利を有する。
発明の背景
本発明の分野は、磁気共鳴血管造影法(「MRA」)であり、詳しくは、NMR信号を増幅する造影剤を使用するヒトの脈管系の研究である。
磁気共鳴血管造影法(MRA)は、核磁気共鳴(NMR)現象を利用してヒトの脈管系の画像を作成する。ヒト組織等の物質が均一な磁場(分極磁場B0)に晒されると、その組織内におけるスピンの個々の磁気モーメントは、この分極磁場によって整列しようとするが、その周囲ではそれらの固有のラーモア周波数で、でたらめな順序に歳差運動を行う。この物質すなわちこの組織が、x−y平面にあり、かつ、ラーモア周波数に近い磁場(励起磁場B1)に晒されると、ネット整列モーメントMzは、そのx−y平面に対して回転し、あるいは「傾いて」、ネット横磁気モーメントMtを作り出す。信号がその励起されたスピンによって出力され、励起信号B1が終了した後で、この信号が受信及び処理されて画像を形成することができる。
これらの信号を利用して画像を作成する際、磁場勾配(Gx、Gy、及びGz)が用いられる。典型的には、撮像すべき領域は、使用される特定の位置決定法に従ってこれらの勾配が変動する連続的な測定サイクルにより走査される。結果として生じる受信NMR信号または「ビュー(view)」のセットはディジタル化され、処理されて、広く知られた多くの再構成技術の一つを用いて画像が再構成される。
MR血管造影法(MRA)は、ヒトの脈管系を描出するための磁気共鳴イメージング法の適用例である。MRAの診断能力を強化するためには、ガドリニウム等の造影剤をMRAスキャンの前に患者に注入することができる。データ取得とボーラス通過とのタイミングが合わせられれば、造影剤増強MRAを使用して素晴らしい診断画像を取得することができる。
MRAは非侵襲性であるため、心血管疾患にとって貴重なスクリーニングツールである。スクリーニングを行うには、典型的には血管を大ボリュームで撮像することが必要になる。これは特に、下肢の流出(runoff)血管における疾患に言えることである。MRイメージングにおける視野(FOV)は、Bo磁場均一性のボリュームおよびレシーバーコイルのサイズによって限定される(典型的には、現在市販されているMRスキャナ上ではFOV<48cm)。下肢における関心解剖学的領域は例えば約100cmであり、完全な試験を行うためには数個のFOVもしくはステーションが必要になる。このためには、患者をマグネット・ボアの内側に再配置し、患者を再ランドマーキングし、調査画像を取得し、各FOVについて準備走査を実施することが必要になる。これらの追加のステップはいずれも時間がかかり、このために高額の費用がかかる。造影剤増強MRAを実施する際には、再配置にはさらに追加の造影剤注射も必要となる。
近年、この困難を克服するガドリニウム増強ボーラスチェイス法が報告されている(K. Y. Ho, T. Leiner, M. H. de Hann, J. M. A. van Engleshoven, 「ガドリニウム最適化トラッキング法:ガドリニウムの1回のボーラス投与を使用する大動脈から下肢動脈への新規MRA法(Gadolinium optimized tracking technique: a new MRA technique for imaging the peripheral vascular tree from aorta to the foot using one bolus of gadolinium (abs))」, Proc. 5th Meeting of ISMRM, p203, 1997)。米国特許第5,924,987号および第5,928,148号に記載されているように、MRAデータはスキャン中に患者テーブルを複数の相違する位置へ自動的に移動させて各ステーションで画像を取得することによって大視野から取得される。テーブルの移動は、各ステーションでピークコントラストが達成されるように脈管系を通して造影剤ボーラスを追跡するようにタイミングを合わせることができる。
事前ボーラスチェイスMRA法の結果として、最後には複数の画像が作成される。これらは拡大された全視野に及ぶ単一画像を提供するために手動または自動で相互に見当合わせされる。しかしながらこのアプローチを用いた場合に生じる1つの困難は、個別画像の輝度および/またはコントラストが相違することにある。その結果として、それらが相互に継ぎ接ぎされた画像の境界部では不連続性が見られる。マルチステーション法を用いた際のもう1つの困難は、テーブルを1つのステーションから次のステーションへ移動させるときに貴重な時間が浪費されることにある。その時間中は画像データは取得されず、さらに画像データを取得する前にスピン磁化を動的平衡状態にさせる際にも時間が浪費される。三次元スキャンでは、このデータ取得時間の浪費は、スキャン工程と移動する増影剤ボーラスとのペースが合っておらず、後発の画像では画像コントラストが一部失われることを意味することがある。
マルチステーション法の長所は、対象血管を適切にカバーするために各ステーションで取得された画像の側方視野を変更できる点にある。例えば図7を参照すると、血管の側方サイズは、患者の腹部から足までスキャンするにつれて大きく変動する。マルチステーションスキャンでは、各ステーションでの側方FOVyを血管の幅に合わせて調整することができる。各ステーションでの画像は個別に再構成され、次に隣接再構成画像と結合されるので、FOVyの相違は問題とならない。
2001年11月26日出願の「連続的テーブル移動を使用して大視野からMRIデータを取得する方法(Method For Acquiring MRI Data From A Large Field Of View Using Continuous Table Motion)」と題する同時係属の米国特許出願第09/993,120号に記載されているように、1回の連続的スキャンにおいて拡大視野からMRIデータを取得することもできる。この方法を用いると、患者テーブルは連続的に移動させられ、スキャン中に側方FOVy(および三次元の場合はFOVz)に対する位相コード化が繰り返し実施される。取得されたMRIデータから、拡大長手方向FOV全体をカバーする1枚の大きな画像が再構成される。だがこの方法は単一FOVyに限定されるので、側方FOVyはスキャン中に必要とされる最大サイズに設定されなければならない。そこで側方の広がりが小さい血管構造の部分をスキャンする場合は、スキャン時間および/または画像分解能が空費される。
発明の概要
本発明は、スキャン中に患者テーブルを連続的に移動させて拡大長手方向視野からMR画像を取得する方法である。本発明は、スキャン中に被検者がMRIシステムを通して連続的に移動するにつれて、相違する側方視野で被検者からMRIデータを取得する方法およびシステムである。側方寸法に沿ったk空間サンプル間の間隔が側方FOVにおける変化のために様々である、結果として生じる取得されたk空間データ内の領域は、均一な側方k空間サンプルを提供するために画像再構成前に補間される。
本発明の一般的な目的は、結果として生じる再構成画像中のアーチファクトを発生させることなく連続的テーブル移動スキャン中の側方FOVを変化させることである。これは、k空間データが2つの相違する側方k空間抽出間隔で取得される領域内で取得されたk空間サンプル間に補間することによって均一な間隔をあけたk空間サンプルを作成することによって遂行される。
本発明における前記の及び他の目的と利点は、以下の説明から明らかとなる。説明では、本明細書の一部を形成し、実例として本発明の好ましい実施態様が示されている添付図面が参照される。しかし、そのような実施態様は必ずしも本発明の全範囲を表すものではなく、従って、本発明の範囲を解釈するためには、本明細書中の請求の範囲を参照すべきである。
発明の一般的な説明
移動式テーブル取得は、典型的MRIスキャナによって許容される静的FOVに比較して何倍も大きくてよい視野(FOV)にわたって被検者を撮像することを可能にする。好ましい実施態様では、患者テーブルが均一な静的磁場および線形磁場勾配の最高の組み合わせを提示するスキャナボリュームの部分を通して連続的に移動させられる間にMRIスキャナが妨害されずに作動することを許容する。この領域は、典型的にはスキャナの「スイートスポット」として知られている。好ましい実施態様では、テーブルの移動方向に沿った任意の大FOVの取得は1つの連続的データセットを用いて達成される。二次元または三次元イメージングのどちらかが可能である。
図3を参照すると、冠状方向付けされたスラブ12がMRIスキャナのボア10内で撮像されている。読み出し方向(X軸)はテーブルの移動方向に沿っており、スラブ選択方向はZ軸に沿っている。2DFTイメージングのためには、Y軸に沿って位相コード化が実施され、3DFTイメージングのためにはY軸およびZ軸の両方に沿って位相コード化が実施される。
「長手longitudinal)」X軸方向に沿った全所望視野をFOVtot、いずれかの単一NMR信号を読み出すためのX軸に沿った視野をFOVxと定義する(define)。連続的テーブル移動が望まれる場合にここに記載した発明が全FOVについての画像を提供することを必要とする場合はFOVtot>FOVxであると想定される。「側方(lateral)」Y軸またはZ軸方向のいずれかに沿った視野をFOVLと定義する。
被検者がスキャナを通してx軸に沿って移動するにつれて、一連のイメージングパルスシーケンスによってスラブ12からMRIデータが取得される。各パルスシーケンス中に、コード化k空間データの読み出しがX軸方向で実施される。k空間生データは、典型的にはアンチエイリアス濾波され、引き続いて読み出し(X軸)方向において一部のFOVxを想定する帯域幅で抽出される。
図4を参照すると、側方FOVLが全スキャン中に一定に維持される場合に、k空間生データが一連のイメージングパルスシーケンスで取得され、読み出し方向でフーリエ変換(FT)が各NMR信号上で実施され、結果はX軸、Y軸およびZ軸方向における所望の分解能を提示するメモリマトリックスの位置16に置かれる。この一度変換されたビューは、マトリックス16内に置かれ、NMRエコー信号が取得された時点の患者の位置を提示する位置へ向かってX軸方向へシフトさせられた1ラインのデータである。標準位置と比較した患者テーブルの位置は各エコー読み出しに対して知られている。データ取得は、データマトリックス16の全部が充填され、テーブルが最終位置に到達するまで実施される。最終画像は、残りのY軸方向、そして三次元の場合はZ軸方向に沿ったフーリエ変換によって作成される。そのような取得および画像再構成は、前記の同時係属米国特許出願に記載されている。
最初に図1を参照すると、本発明を取り入れた好ましいMRIシステムの主要な構成要素が示される。システムの操作は、オペレータコンソール100から制御される。オペレータコンソール100には、キーボード付きコントロールパネル102、およびディスプレイ104が含まれる。コンソール100は、リンク116を通じて別のコンピュータシステム107とコミュニケートするため、オペレータはスクリーン104上でイメージの作成と表示を制御することができる。コンピュータシステム107には、バックプレーンを通じて互いにコミュニケートするいくつかのモジュールが含まれる。これらのモジュールには、イメージプロセッサモジュール106、CPUモジュール108、メモリモジュール113などが含まれる。メモリモジュール113は、当該技術ではイメージデータアレイを格納するためのフレームバッファとして知られる。コンピュータシステム107は、イメージデータとプログラムを保存するためのディスク記憶装置111とテープドライブ112にリンクされており、高速シリアルリンク115を通じて別のシステムコントロール122とコミュニケートする。
システムコントロール122には、バックプレーンによって一緒に接続される一連のモジュールが含まれる。これらのモジュールには、CPUモジュール119とパルス発生器モジュール121などが含まれる。パルス発生器モジュール121は、シリアルリンク125を通じてオペレータコンソール100と接続する。システムコントロール122は、オペレータから実行すべきスキャンシーケンスを示すコマンドを、このリンク125を通じて受け取る。パルス発生器モジュール121は、システム構成要素を動作させて所望のスキャンシーケンスを実行する。パルス発生器モジュール121は、発生させるRFパルスのタイミング、強度、および形状、ならびにデータ取得ウィンドウのタイミングと長さを示すデータを生成する。パルス発生器モジュール121は、一連の勾配増幅器127と接続して、スキャン中に発生する勾配パルスのタイミングと形状を示す。さらに、パルス発生器モジュール121は、生理的取得コントローラ129から患者のデータを受信する。生理的取得コントローラ129は、患者に接続されたいくつかの異なるセンサーから信号を受信する。これらの信号には、電極からのECG信号またはベローからの呼吸信号などがある。最終的には、パルス発生器モジュール121は、患者およびマグネットシステムの状態と対応した様々なセンサーからの信号を受信するスキャンルームインターフェース回路133と接続する。患者位置合わせシステム134が、本発明によるスキャンを実施する目的でスキャナを通して患者を移動させるためにパルス発生器モジュール121からのコマンドを受信するのも、スキャンルームインターフェース回路133を通してである。スキャン中のいずれかの時点のテーブルの現在位置はシステムコントロール122内に読み込まれ、これを使用して以下でより詳細に説明されるように本発明により取得されたNMRデータが調整される。オペレータは、キーボードおよびコントロールパネル102を通して患者位置合わせシステム134の操作を制御できる。これには、スキャン中のテーブル移動速度の制御も含まれる。
パルス発生器モジュール121によって生成された勾配波形は、増幅器Gx、Gy、Gzから成る勾配増幅器システム127に加えられる。各勾配増幅器は、一般に139として指定されるアセンブリ内で、対応する勾配コイルを励起して、取得された信号の位置コード化に使用する磁場勾配を生成する。階調度コイルアセンブリ139は、分極マグネット140と全身RFコイル152を含むマグネットアセンブリ141の一部を形成する。システムコントロール122にあるトランシーバーモジュール150はパルスを発生させる。これらのパルスは、RF増幅器151によって増幅され、送信/受信スイッチ154によってRFコイル152と結合される。患者内で励起された核によって放射された結果の信号は、同じRFコイル152によって感知され、送信/受信スイッチ154によってプリアンプ153に結合される。増幅されたNMR信号は、トランシーバー150の受信機部分で復調、濾波、およびディジタル化される。
RFローカルコイルによって受信されるNMR信号は、トランシーバーモジュール150によってディジタル化され、システムコントロール122内のメモリモジュール160に転送される。アレイプロセッサ161が作動してデータをイメージデータアレイにフーリエ変換する。このイメージデータは、シリアルリンク115を通じてコンピュータシステム107に伝達され、そこでディスクメモリ111に格納される。オペレータコンソール100から受信されたコマンドに対応して、このイメージデータをテープドライブ112に格納したり、またはイメージプロセッサ106によってさらに処理して、オペレータコンソール100に伝達してからディスプレイ104上に提示することもできる。
トランシーバー150についてのより詳細な説明については、参照してここに組み込まれる米国特許第4,952,877号および第4,922,736号を参照されたい。
本発明は多数のパルスシーケンスにより使用可能であるが、好ましい実施態様では、NMRデータを取得するために3D勾配リコールエコーパルスシーケンスを用いる。特に図2を参照すると、スラブ選択勾配パルス222の存在下において45度のフリップ角を有するRF励起パルス220が生成し、米国特許第4,431,968号で開示されたように、関心3D体積における横磁化が発生する。これにz軸に沿って向けられた位相コード化勾配パルス224とy軸に沿って向けられた位相コード化勾配パルス226が引き続く。x軸に沿って向けられた読出勾配パルス228が続き、部分エコー(60%)NMR信号230が以上で説明されているように取得され、ディジタル化される。取得後、米国特許第4,665,365号で開示されたように、当該パルスシーケンスが繰り返される前にリワインダー勾配パルス232及び234がその磁化をリフェーズするのに適用される。
当技術分野においてよく知られているように、パルスシーケンスが繰り返され、位相コード化パルス224および226が一連の値を通してステップ処理され、視野内の三次元k空間の抽出が行われる。好ましい実施態様においては、z軸に沿って32個の位相コード化が用いられるが、y軸に沿って実施される位相コード化の回数は各長手方向位置での規定された側方FOVyに依存してスキャン中に変化するであろう。長手方向kx軸に沿った抽出は、各パルスシーケンス中に読み出し勾配パルス228の存在下でエコー信号230を抽出することによって実施される。当業者には、kx軸に沿った部分的抽出のみが実施され、そしてこれがなされると、欠落データは、ホモダイン再構成を用いるかもしくはゼロ充填により計算されることが理解されよう。これにより、当該パルスシーケンスのエコー時間(TE)を1.0ミリ秒まで短縮することができ、そして当該パルス繰り返し速度(TR)を4.5ミリ秒まで短縮することができる。
本発明の好ましい実施態様は造影剤の注入後における被検者の3D CE−MRAスキャンである。オペレータによってスキャン手順が入力されるとイメージングパルスシーケンスFOV等のスキャンパラメータおよび分解能が全軸方向に沿って定義される。FOVtotもまた定義され、この情報に基づいて、データマトリックス16は図4に示した通りに定義される。特に図5を参照すると、工程ブロック240での造影剤の注入後には、2D画像が迅速に取得され、そして再構成されてFOVtotの初期境界部で脈管系が描出される。造影剤ボーラスの到達は、動脈が明るくなるのを観察することによって工程ブロック242で検出される。この時点で、工程ブロック244に示した通りにテーブル移動が開始される。ボーラス到達を検出するためには、米国特許第6,167,293号に記載されたような自動方法を含むその他の方法がある。
その後246で、テーブルがスキャナのスイートスポットを通して患者を移動させるにつれてMRIデータが取得されるループに入る。テーブル標準位置もこの時点で確立される。工程ブロック248に示した通りに、上記のパルスシーケンスを実行することによってビューが取得される。多数の様々なビュー順序(view order)を使用でき、規定されたビューオーダーはテーブル250に格納される。NMRエコー信号の取得後には、工程ブロック252に示した通りに現在テーブル位置もまた取得され、そしてNMRエコー信号は工程ブロック254に示した通りにx軸に沿ってフーリエ変換される。その後工程ブロック256で示した通りに、取得されたビューに対するデータマトリックス16における適正な位置が計算され、工程ブロック258に示した通りにそこにデータが格納される。
データマトリックス16内の取得された各ビューの位置は、該ビューが取得された時点におけるビュー番号と患者テーブルの位置の2つの要素によって決定される。これは単調なビュー順序を用いる二次元取得についての図4および6に図示されている。第1ビューは、標準位置として機能するエコー位置x(0)で取得される。その後のビューは、y軸位相コード化がその値を通してステップ処理されるにつれて取得される。側方(lateral)のky軸に沿ったデータマトリックス16における位置は、該ビューに対するGy位相コード化によって決定される。矢印260によって示した通りに、x軸に沿ったフーリエ変換後に連続的に取得された各NMRエコー信号の中心もまたテーブル移動を原因としてx軸に沿ってシフトする。標準位置x(0)からのこのシフトの量は電子空間エンコーダを使用して、または下記の方程式
Figure 2006021049
あるいはまた
Figure 2006021049
を使用することによってビュー取得時点に測定される。式中、Vrefはテーブル速度、tはスキャン開始以降に経過した時間、nはスキャン開始以降のパルスシーケンス繰り返し数、そしてTRは1回のパルスシーケンス繰り返しのために必要な時間である。格納パターンは通常のデカルトk空間抽出パターンに類似しているが、これはテーブル移動によって歪曲させられる。すべての位相コード化ビューが取得されると、工程が繰り返され、一度変換されたデータの新規の各ビューが以前に取得されたkyビューへ連結される。3D取得では一連のkz位相コード化ビューもまた各ky位相コード化で取得され、そしてこれらは同一方法で3Dデータマトリックス16へシフトされて格納される。
一般に、テーブル移動は1つの繰り返しから次の繰り返しへのX軸に沿った移動が整数のXピクセルではないように行われるであろう。これらの繰り返しについてのデータは一貫性を維持するために1ピクセル未満の精度でシフトされなければならない。移動X(n)は既知であり、以下のように2つの部分に分割することができる。
Figure 2006021049
式中、Δxはx軸方向に沿ったピクセル間の間隔である。
Figure 2006021049
式中、NxおよびNtotは、それぞれ各々エコー読み出しおよび全FOVに対するX軸方向におけるピクセル数である。さらに、mはm・Δx<X(n)であるように最大整数であり、そしてδ(n)は方程式(5)を保持させるサブピクセルサイズの残余である。以前のように、nはパルスシーケンス繰り返し数上の指数である。実際の移動位置合わせは、ここでは理解しやすくするために逆の適用順序で提示した大まか(coarse)と精密(fine)との2つのステップから成る。
ステップ2、大まかな位置合わせ:フーリエ変換信号は方程式(5)の最初の項で与えられるmピクセルだけシフトされ、Δxの位置精度でハイブリッドマトリックス16内へ直接置かれる。データはその後、データの一貫性を維持するために量δ(n)の追加のサブピクセル補正を必要とする。この工程はステップ1で実施される。
ステップ1、精密な位置合わせ:X軸方向でのフーリエ変換の前に、サブピクセル補正δ(n)を表す位相ねじれが、抽出されたエコーに沿って適用される;すなわち
Figure 2006021049
その後にステップ2の大まかな位置合わせが行われるx軸に沿った
Figure 2006021049
のフーリエ変換は所望のSn’(x,ky,(n))を生じさせる。原理的には、方程式(7)の位相操作アプローチを使用して全移動位置合わせを実施することは可能であろうが、取得された各ky値に対して長さNtotの複数回のフーリエ変換が必要とされるであろうから、位置シフトおよび位相シフトの2つの部分を行うことが計算上はより効率的であることが見いだされているので、この「直説法」は好ましくない。
y位相コード値の完全な1サイクルが完了してデータマトリックス16へ格納された後、この工程は繰り返され、位相コード化が二度目に適用されることを見て取ることができる。位相コード化数および患者テーブル速度に依存して、二度目にはビューは特定側方位相コード化に対して取得され、x軸方向に沿ったデータマトリックス16へのエコー信号サンプルの配置はその位相コード化で以前の測定に対して取得された一部のエコー信号サンプルと重複することも重複しないこともある。図4に示した二次元サンプルでは、そのようなビューがx(n)で示されており、タイミングは以前に取得されたx(0)でのビューと重複するサンプルがないようなタイミングである。いくらかの重複が発生した場合は、SNRを改善するために重複する信号サンプルは平均化できる、または最も新しいサンプルを保持することができる。他の選択肢もまた考えられる。
再び図4を参照すると、ビューの全拡大視野FOVtotに対してサンプルが取得されるまでビューが取得されてデータマトリックス16へ格納される。最終ビューは図4において262で示されており、決定ブロック264で決定されるようにそれが取得されて格納された後、スキャンは完了し、データマトリックス16内のサンプルを使用して工程ブロック266で単一画像が再構成される。好ましい実施態様の3D取得では、この再構成にはkyおよびkz軸に沿ったデータマトリックス16のフーリエ変換および結果として生じる複素数からのピクセル強度の計算が含まれる。典型的にはその後、結果として生じた三次元アレイの画像ピクセル強度から二次元投影画像が作成される。投影画像を作成するためにはよく知られている最高強度ピクセル(「MIP」)法が好ましく、非血管組織からの信号を抑制するためには造影前マスク画像を減算することもできる。
図4に示したように、完全k空間抽出が取得されるビューの全拡大視野FOVtotは、サンプルが取得されるx軸の範囲より小さい。スキャンの開始時および終了時の部分抽出の領域268および270を再構成すると全視野を拡大することができるが、再構成に使用するサンプル数が減少するにつれて画像品質が低下することは理解できるであろう。
再び図5を参照すると、スキャン中に各ビューが取得されて格納された後、工程ブロック272で示したようにデータマトリックス16内のデータを使用して二次元モニター画像を再構成することができる。そこでリアルタイム画像が作成され、オペレータはその情報を使用してスキャン工程を制御することができる。通常のスキャンパラメータを変更することに加えて、オペレータは工程ブロック274で示したようにテーブル速度を調整することができる。これは、例えば造影剤ボーラスが全拡大視野FOVtotを通して移動する速度に良好に適合させるために実施できる。
リアルタイム2Dモニター画像はいくつかの方法で作成できる。好ましい方法は、データが取得されるにつれて画像スタックを通して完全最高強度ピクセル(MIP)投影を再構成する方法である。典型的な静的3D画像取得とは相違して、ハイブリッドマトリックスが充填されるにつれて部分3Dデータセットを再構成することができる。Y軸におけるNzスライスおよびNy位相に対して、Z方向におけるNyフーリエ変換およびY軸方向におけるNzフーリエ変換は各TRを用いて実行できる。Z軸およびY軸における各セットのこれらの上記のフーリエ変換セット(X軸における以前の変換を含む)はX軸方向における1ピクセル長の画像セットである部分3D画像セットを提供する。NyピクセルはY軸方向、NzピクセルはZ軸方向である。この部分画像セット並びに初期の部分データセットを通して投影の最高ピクセル値を同時に見つけることができる。投影はZ軸方向へ直接に、または以前に再構成された部分画像セットを通して傾斜角であってよい。2D MIP画像は、3Dデータセットの各部分が充填されるにつれてリアルタイムモニター上に描出できる。同様に、3Dデータセットからの特定の個別スライスは、MIP投影ではなくむしろリアルタイムで視認することができる。
長手方向FOVxはスキャン中に変動する可能性がある。1回の取得は、より高速のテーブル速度、したがってハイブリッド間隔の1部分または全部がより大きなFOVxを用いて取得される場合はより高い時間的効率で実施することができる。FOVxは、FOVtot内の限定された領域に対してより高い空間分解能が望ましい場合には減少させることができる。テーブル速度または読み出しFOVxにおける変化とは無関係に、単一のデータマトリックス16が形成され、それから拡大視野FOVtotの継ぎ目のない画像を再構成することができる。
本発明は、連続的テーブル移動スキャンの実施中に側方FOVLを変化させることもさらに可能にする。この場合には、スキャン規定は、スキャン中に各々が実施される長手方向x軸位置に沿った一連の側方FOVLスキャンパラメータを有するであろう。その結果として、図2のパルスシーケンスは、テーブル位置が相違する側方FOVLが取得される各x軸位置に達するにつれてスキャン中に変化させられる。各変化は、規定側方FOVLにわたって規定分解能を取得するために必要とされる位相コード化におけるステップのサイズを変化させる。以下の考察では側方FOVLはky位相コード化方向にあるが、kz位相コード化方向もまた使用できることは理解できる。
特に図8を参照すると、スキャン中のFOVyにおける変化の結果として、側方ky位相コード化方向におけるk空間抽出は長手方向FOVxを通してもはや一様ではなくなる。側方k空間抽出間隔および側方視野(FOVy/FOVz)は、Δky=1/FOVy;およびΔkZ=1/FOVzによって関係付けられる。例えば、より大きなFOVy=40cmが規定されている第1領域300では、側方ky軸に沿ったk空間サンプルは、より小さなFOVy=26cmが規定されている第2領域302におけるk空間サンプルより短い間隔をあけている。さらに、データマトリックス16内に格納されたk空間サンプルが混合される移行領域304が生じる。領域304内のサンプルの一部は領域300内のk空間サンプルと整列し、それらの一部は領域302内のサンプルと整列する。これとは逆に、これらのサンプルは相互とは整列せず、一部は領域300と、そしてその他は領域302と整列しない。その結果として、ky軸に沿って全データマトリックス16のフーリエ変換を実施することによって上記に記載したように画像が再構成されると、重大な画像アーチファクトが作り出されるであろう。
これらの画像アーチファクトは工程ブロック266において実施される画像再構成法を変化させることによって実質的に排除できる、というのが本発明の教示である。この改良された再構成法は図9に示した。工程ブロック310に示したように、1ラインのk空間サンプルがデータマトリックス16から読み取られて試験される。領域300では、各ラインは、決定ブロック312で決定された間隔Δky1でky軸に沿って均一に間隔をあけたサンプルを含有している。しかし移行領域304内のラインが試験される場合は、サンプルは均一には間隔をあけていない。例えば、図8において314で示されたラインが試験されると、サンプルは図10に示したように均一な間隔をあけていないであろう。その代わりに、ライン314は間隔Δky2で間隔をあけたサンプル316を含有し、2つの間隙318および320を含有し、そして間隔Δky1で間隔をあけた1セットのサンプル322を含有するであろう。
工程ブロック324で示したように、次のステップは、それらの数値を円滑に通過する図10に示したようなスプライン曲線326を生じさせるためにサンプルセット322間に補間するステップである。このスプライン曲線326は、次に新しいサンプルセット328を作成するために間隔Δky2で抽出される。間隔Δky2で取得されたサンプル316は保持され、データを入手できない領域318および320には工程ブロック330で示されたようにゼロ詰めされる。結果として生じるサンプル314’のラインは、工程ブロック332で示されたように、データマトリックス16内に格納される。補間は側方方向(kyまたはkz)に沿ってのみハイブリッドスペース(すなわち、x、ky、kz)で実施されるので、x軸に沿った分解能は変化しない。
データマトリックス16内の各ラインの取得したデータがこの方法で試験かつ修飾される。決定ブロック334で決定されるように最終ラインが試験されると、工程ブロック336に示されたように各領域について高速フーリエ変換がky軸に沿って実施される。結果として生じる再構成画像は、次に最高強度ピクセル(MIP)画像などを作成するために上記に記載したようにさらに処理することができる。1枚の画像内での全領域の最終再構成を提示するためには、同一ピクセルサイズおよびFOV全体を使用するのが望ましい。これは領域300、302および304の全部においてピクセルサイズが同一であるようにフーリエ変換前に領域300内でハイブリッドk空間データにゼロ詰めすることによって、そして領域300の側方FOVyに適合するために領域302および304において再構成される画像の周辺にゼロ詰めすることによって達成される。勾配非線形性相関もまたこの時点に実施される。
本発明は上記に記載したような位相コード化方向(y軸)またはスラブ選択方向(z軸)のどちらかにおいてFOVLにおける変化に適用できることは明白なはずである。本発明はさらにまた、同一スキャン中に位相コード方向およびスラブ選択方向の両方におけるFOVL変動ならびに二次元または三次元取得のどちらかに適用することもできる。
図1は、本発明を使用したMRIシステムのブロック図である。 図2は、本発明の1つの好ましい実施態様を実施するために図1のMRIシステムによって実施されたパルスシーケンスのグラフである。 図3は、図1のMRIシステムのボアの中で典型的イメージングボリュームの略図である。 図4は、その中に図2のパルスシーケンスを用いて取得されたデータが格納されるデータマトリックスの略図である。 図5は、本発明の好ましい実施態様を実施する際に使用されるステップを例示したフローチャートである。 図6は、取得されたデータが図4のデータマトリックス内に格納される方法を示した略図である。 図7は、相違する側方視野で取得された画像の絵画図である。 図8は、2つの相違する側方視野で取得されたデータがその中に格納される、図4のデータマトリックスの略図である。 図9は、本発明の好ましい実施態様による画像を再構成するために使用されるステップのフローチャートである。 図10は、図9において実施されるステップのグラフ図である。

Claims (13)

  1. 特定の長手方向視野(FOV)を有する磁気共鳴イメージング(MRI)システムにおいて長手方向FOVより大きい拡大長手方向視野(FOVtot)にわたり被検者の画像を作成する方法であって、
    a) 拡大長手方向視野(FOVtot)が特定の長手方向視野(FOV)を通過するように被検者をMRIシステムを通して移動させるステップ;
    b) 被検者のビューを含むNMRデータを取得するイメージングパルスシーケンスを繰り返し実施することによって、被検者が長手方向FOVを通って移動するにつれて被検者からNMRデータを連続的に取得するステップ;
    c) ステップb)の実施中に側方視野(FOVL)を変化させるためにイメージングパルスシーケンスを変化させるステップ;
    d) データマトリックス内に各ビューを格納するステップ;
    e) 側方FOVLが変化させられている領域内における側方方向に均一な抽出を提供するために該データマトリックスのライン内で再抽出データを作成するステップ;および
    f) 再抽出したデータマトリックスを使用して画像を再構成するステップ
    を含む方法。
  2. MRIシステムが1台のテーブルを有し、そしてステップa)が、
    i) 被検者をテーブル上に載せるステップ;および
    ii) 該テーブルを移動させるステップ
    によって実施される請求項1に記載の方法。
  3. ステップa)が実施される間に該テーブルが連続的に移動させられる請求項2に記載の方法。
  4. ステップa)が実施される間に該テーブルが様々な速度で移動させられる請求項2に記載の方法。
  5. 被検者に造影剤を注入するステップ;および
    造影剤が拡大長手方向視野(FOVtot)を通って移動するにつれて該造影剤を追跡する速度で該テーブルが移動させられること
    を含む請求項2に記載の方法。
  6. ステップb)でビューが取得される時点のテーブル位置の関数として、ステップd)がビューが格納されるデータマトリックス内の位置を調整するステップを含む請求項2に記載の方法。
  7. ステップe)が、
    i) 1ラインの該データマトリックス内でデータを補間するステップ;
    ii) 側方方向で均一な間隔をあけて抽出する1ラインのデータを作成するために補間されたデータを再抽出するステップ;および
    iii) 前記のラインのデータマトリックス内のデータを該再抽出したラインのデータと取り換えるステップ
    を含む請求項1に記載の方法。
  8. ステップi)、ii)およびiii)が、側方方向における抽出が均一ではないデータマトリックス内の各ラインについて繰り返される請求項7に記載の方法。
  9. g) データが取得されていない該データマトリックス内の位置を検出するステップ;および
    h) ステップg)で検出された位置をゼロに設定するステップ
    を含む請求項1に記載の方法。
  10. 磁気共鳴イメージング(MRI)システムにおいて、
    a) 被検者を支持してMRIシステムの特定の長手方向視野(FOV)を通して該被検者を移動させるためのテーブル;
    b) 該被検者が長手方向FOVを通して移動させられるにつれて該被検者の一連のNMRデータビューを連続的に取得するためにパルスシーケンスの方向下で該MRIシステムを作動させるためのパルス発生器であって、被検者が長手方向FOVを通して移動させられるにつれて取得されたデータの側方FOVLを変化させるために該パルスシーケンスが変化させられるパルス発生器;
    c) 取得されたビューをデータマトリックスとして格納するためのメモリ;
    d) 側方FOVLが変化させられる領域において側方方向で均一な抽出を提供するために1ラインのデータマトリックス内でデータを再抽出するための手段;および
    e) 該データマトリックス内のデータから1枚の画像を再構成するための手段と、を含む改良。
  11. 要素c)が、
    i) 取得された各ビューをフーリエ変換するための手段;および
    ii) 該ビューが取得された時点の被検者の位置によって決定される位置でデータマトリックス内にフーリエ変換されたビューを格納するための手段
    を含む請求項10に記載の改良。
  12. さらにまた、
    f) ビューが取得されるにつれてテーブル移動の速度を制御するための手段
    を含む請求項11に記載の改良。
  13. 要素d)が、
    iii) 1ラインのデータマトリックス内の取得されたデータ間に補間するための手段;および
    iv) 均一な抽出間隔で補間されたデータを選択する手段
    を含む請求項11に記載の改良。
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