JP2006020628A - 食品洗浄装置 - Google Patents

食品洗浄装置

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JP2006020628A JP2004335451A JP2004335451A JP2006020628A JP 2006020628 A JP2006020628 A JP 2006020628A JP 2004335451 A JP2004335451 A JP 2004335451A JP 2004335451 A JP2004335451 A JP 2004335451A JP 2006020628 A JP2006020628 A JP 2006020628A
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啓益 佐々木
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Abstract

【課題】 強い水流で食品を洗浄する。
【解決手段】 投入ステーションS1、洗浄ステーションS2、排出ステーションS3が設定され、洗浄ステーションS2には洗浄水を容れた上面開口の水槽6が配備され、食品を収容した籠容器7を各ステーションに順に通過させる食品洗浄装置において、
洗浄ステーションS2には、水槽6に浸かった籠容器7内の水を撹拌するための撹拌体93が配備されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主として野菜等の食品を大量に且つ能率的に洗浄するために案出した洗浄装置に関するものである。
従来のこの種洗浄装置として、基台上に昇降可能且つ昇降方向と直交する面内で間欠回転可能に昇降回転台を配備し、昇降回転台には通水性籠容器を着脱可能に支持する籠容器支持部を該昇降回転台の回転方向に等間隔に4つ設け、基台には籠容器の昇降位置に対応して昇降回転台の回転方向に少なくとも投入ステーション、洗浄ステーション、排出ステーションが設定され、洗浄ステーションには洗浄水を容れた上面開口の水槽が配備される食品洗浄装置が提案されている(特許文献1)。
上記洗浄装置は、水槽に敷設した配管の小孔から圧力空気を噴射して、ジェット噴流や気泡流を発生させて籠容器内の食品を効果的に洗浄しようとするものである。
出願人は上記同様の洗浄システムの食品洗浄装置を実験的に製作したが、籠容器の底壁及び周壁に阻まれて籠容器内にはジェット噴流の勢いが殆んど及ばないことが分かった。
籠容器の底壁、周壁に多数の通水孔が密なる間隔で開設されているのは勿論であるが、孔間の壁面によってジェット水流の勢いは予想以上に弱められるのである。
気泡流も然りであって、籠容器の孔から侵入する気泡の勢いでは、籠容器内の食品を撹拌するほどの水流は生じず、所望の洗浄効果を得ることが出来ないことが分かった。
特開2001−78740
本発明は、籠容器内に侵入させた撹拌体及び/又は、籠容器上方からの籠容器内への高圧水の噴射によって、籠容器内の水に大きな動きを生じさせて、籠容器内の食品を短時間で効果的に洗浄できる洗浄装置を明らかにするものである。
請求項1の食品洗浄装置は、基台(1)上に昇降可能且つ昇降方向と直交する面内で間欠回転可能に昇降回転台(3)を配備し、昇降回転台(3)には籠容器(7)を着脱可能に支持する支持部(4)を昇降回転台(3)の回転方向に等間隔に3つ以上設け、基台(1)には籠容器(7)の昇降位置に対応して昇降回転台(3)の回転方向に少なくとも投入ステーションS1、洗浄ステーションS2、排出ステーションS3が設定され、洗浄ステーションS2には洗浄水を容れた上面開口の水槽(6)が配備されている食品洗浄装置において、
洗浄ステーションS2には、水槽(6)に浸かった籠容器(7)内の水に運動を与える水運動装置(9)が設けられ、水運動装置(9)は、籠容器支持部(4)に籠容器(7)内へ侵入可能に且つ籠容器支持部(4)への籠容器(7)の着脱に邪魔にならぬ位置に待機可能に取り付けられた回転撹拌体(93)と該撹拌体の回転駆動装置(91)とから成る。
請求項2の食品洗浄装置は、請求項1の食品洗浄装置に対して水運動装置(9)の構成だけが異なる。請求項2における水運動装置(9)は、籠容器(7)からオーバフローした水を溜める貯水槽(64)の水をポンプ(65)によって洗浄ステーションS2上の籠容器(7)の上方から該籠容器内に高圧水として噴射して水流を発生させ或いは水を撹拌するものである。
請求項1の食品洗浄装置は、水槽(6)に浸かった籠容器(7)内に撹拌体(93)を侵入させ、回転駆動装置(91)にて撹拌体(93)を回転させて、籠容器(7)内の水及び食品を強制的に運動させることができるため、食品を短時間で綺麗に洗浄できる。
撹拌体(93)を籠容器(7)外に待機させることができるので、支持部(4)に籠容器(7)を支持せしめるとき及び支持部(4)から籠容器(7)を取り出す際に、撹拌体(93)が邪魔になることはない。
請求項2の食品洗浄装置は、籠容器(7)からオーバフローした水を溜める貯水槽(64)の水を、ポンプ(65)によって洗浄ステーションS2上の籠容器(7)の上方から該籠容器内に高圧水として噴射して水流を発生させ或いは水を撹拌するから、水と一緒に食品も籠容器(7)内で運動して、洗浄効果を高めることができる。
高圧水を噴射するノズル(68)の位置を適正にすることにより、籠容器支持部(4)に対する籠容器(7)の脱着に支障はない。
第1実施例
食品洗浄装置は、図1、図2、図3に示す如く、横長で高さの低い基台(1)と、基台(1)の長さ中央にて間欠回転可能且つ昇降可能に配備された昇降回転台(3)と、昇降回転台(3)の回転方向(矢印A)に順に設定された投入ステーションS1、洗浄ステーションS2、及び排出ステーションS3の内、洗浄ステーションS2上に配備された上面開口の水槽(6)(6)と、昇降回転台(3)に回転方向に等間隔に設けられた4つの籠容器支持部(4)と、籠容器支持部(4)に着脱可能にセットされ洗浄すべき食品を収容する籠容器(7)とによって構成される。
投入ステーションS1と排出ステーションS3は隣り合って位置している。
排出ステーションS3には、籠容器(7)を排出するための排出コンベア(8)が接続されている。排出コンベア(8)はここでは動力駆動のベルトコンベアとする。
洗浄ステーションS2は、洗いステーションSaと濯ぎステーションSbの2つのステーションを含み、投入ステーションS1、洗いステーションSa、濯ぎステーションSb、排出ステーションS3は夫々90°の間隔を存している。
洗浄すべき食品は、実施例では調理用にカットしたカット野菜とする。
籠容器(7)は上面が開口し、やや逆錐状の側壁(70)及び底面にはカット野菜の通過を阻止する大きさの小孔が密なる間隔で開設されている。
籠容器(7)の上端には外向きにフランジ(71)が突設されている。
基台(1)の長さ中央において、基台の幅方向一端寄りに中空タワー(2)が突設され、該タワーに上端が閉塞した筒状昇降回転台(3)が昇降可能且つ回転可能に被さっている。
図4に示す如く、タワー(2)内に、シリンダ装置等の昇降駆動手段(図示せず)によって昇降する昇降部材(22)が配備される。昇降部材(22)及び該昇降部材上に搭載したモータ(23)が昇降回転台(3)に連繋されて、該昇降部材(22)の昇降で昇降回転台(3)が昇降し、又、昇降停止中に90°づつ間欠回転する。
モータ(23)をサーボモータ等の制御モータとして昇降回転台(3)を間欠回転さることができ、或いは通常のモータにゼネバストップ等の間欠回転機構を連繋して昇降回転台(3)を間欠回転させることができる。
昇降部材(22)は直線レール(21)に係合して昇降し、昇降駆動手段(図示せず)に横荷重が掛かることを防止している。
又、昇降部材(22)はバランスウェイト(24)に連繋されており、昇降用シリンダ装置に対する負荷を軽減している。
昇降回転台(3)は、下部外周に周方向に4つの支え杆(32)を突設し、各支え杆(32)を介して籠容器支持部(4)を取り付けている。
図5、図9に示す如く、籠容器支持部(4)は、前記籠容器(7)のフランジ(71)を載せる受けアーム(41)と、該フランジ(71)を押さえることが可能な押え枠(42)とによって構成される。
受けアーム(41)は略U字状に形成され、籠容器(7)のフランジ(71)の略1/2周を載せて支えることができる。
図3の食品洗浄装置の平面図において、受けアーム(41)は、符号(4a)(4b)(4c)(4d)で示す様に、投入ステーションS1では開口が右向き、洗いステーションSaでは開口が下向き、濯ぎステーションSbでは開口が左向き、排出ステーションS3では開口が上向きとなる様に、支え杆(32)によって昇降回転台(3)に取り付けられている。これは、排出ステーションS3において、排出コンベア(8)を、基台(1)の長手方向と直交する方向に設置するためであり、排出コンベア(8)を含む洗浄装置の設置スペースを可及的に小さくすることを目的とする。
前記各支え杆(32)は昇降回転台(3)からT字状に突設され、各支え杆(32)の外側両端に隣り合う2つの受けアーム(41)が連結固定されている。
受けアーム(41)は、食品洗浄装置の設置床面に対して略水平姿勢となる様に支え杆(32)を介して昇降回転台(3)に取り付けられる。
図8に示す如く、押え枠(42)は籠容器(7)のフランジ(71)の全周に被さる大きさの環状体を呈している。押え枠(42)は受けアーム(41)の基端中央部に蝶着(43)され、昇降回転台(3)の回転方向と直交する面内で回動可能である。押え枠(42)はトーションバネ(46)によって跳ね上げ方向(図8の矢印B)に付勢されている。
籠容器(7)のフランジ(71)に被さる押え枠(42)の環状押え部(42c)の内側縁は、籠容器(7)の開口より少し小径の円形孔(44)となっており、該円形孔(44)の孔縁に高さの低い筒壁(45)が上向きに突設されている。筒壁(45)は金網、パンチングメタル等にて形成され、カット野菜を通過を阻止する多数の孔を有しており、通水性筒壁である。
押え枠(42)の環状押え部(42c)の下面に、高さの低い環状壁(47)が円形孔(44)と同心に突設されている。図6、図10に示す如く、押え枠(42)が籠容器(7)のフランジ(71)を押さえた状態で、環状壁(47)の下端は籠容器(7)の側壁(70)に近接し、カット野菜が籠容器(7)のフランジ(71)側へ流れ出すのを防止する。
図2に示す如く、昇降回転台(3)が上昇したとき、籠容器支持部(4)に支持された籠容器(7)は、前記水槽(6)より高く持ち上がり、支持部(4)及び籠容器(7)の回転に支障はない。
図8に示す如く、籠容器支持部(4)には、押え枠(42)を籠容器押え状態にロックするロック手段(5)が設けられている。
ロック手段(5)は、受けアーム(41)の両端位置に対応して押え枠(42)上に枢軸(53)を中心に互いに垂直面内で回動可能にレバー(52)(52)を平行に配備し、各レバー(52)(52)の下端にロック爪(51)を突設している。ロック爪(51)は受けアーム(41)の先端下面に引っ掛かり可能である。
両レバー(52)(52)の自由端は連結バー(55)で一体に回動可能に繋がっている。
レバー(52)はトーションバネ(58)によってロック方向(図8矢印C)に付勢されている。
受けアーム(41)に籠容器(7)のフランジ(71)を載せ、連結バー(55)を持って押え枠(42)用トーションバネ(46)に抗して押え枠(42)を下降させると、押え枠(42)が該フランジ(71)を押さえる。同時に、ロック爪(51)の下端斜面(51a)が受けアーム(41)の先端に当たって、ロック爪(51)が矢印Cとは逆方向に回転して受けアーム(41)を乗り越え、トーションバネ(46)によって自動的に矢印C方向に回転して受けアーム(41)先端の下面に引っ掛かり、押え枠(42)をロックできる。
連結バー(55)の操作でロック爪(51)を矢印Cとは逆方向に回転させれば押え枠(42)のロックを手動で解除できる。
図8に示す如く、排出ステーションS3に、押え枠(42)の自動ロック解除手段(56)が配備される。
ロック解除手段(56)は、前記排出コンベア(8)を挟んで2本の軸(57)(57)を立設し、両軸(57)(57)の上端を互いに対向する方向に屈曲してストッパ(57a)(57a)を設けて構成されている。
ストッパ(57a)(57a)は、排出ステーションS3にて籠容器支持部(4)が下降する際、該支持部(4)上の籠容器(7)が排出コンベア(8)に着地する直前に、前記ロック手段(5)のレバー(52)(52)に当たる位置にある。
即ち、籠容器(7)が排出コンベア(8)に着地する直前に、押え枠(42)による籠容器(7)のロックは解除される。籠容器(7)が着地しても受けアーム(41)は更に少し下がるので、コンベア(8)を連続運転して排出ステーションS3から籠容器(7)を円滑に自動排出することが可能となる。
図1に示す如く、各籠容器支持部(4)に水運動装置(9)が配備される。
水運動装置(9)は、図10に示す如く、籠容器支持部(4)の各押え枠(42)に、籠容器(7)内に侵入する撹拌体(93)を取り付け、該該撹拌体(93)に回転駆動装置(91)を連繋して構成される。該回転駆動装置(91)はモータ(91a)であって、押え枠(42)上に設けた取付けフレーム(90)の中央に取り付けられ、回転軸(91b)を垂下させて該回転軸先端に撹拌体(93)を設けている。
撹拌体(93)は、回転軸(91b)と直交して突設した複数本の軸体(64)の先端を下向きに屈曲して形成されている。
尚、取付けフレーム(90)は骨組だけで形成され、取付けフレーム(90)の外側から籠容器(7)内に水を自由に噴射供給可能である(以下、第2実施例乃至第5実施例も同じ)。
図6、図10に示す如く、洗いステーションSaと濯ぎステーションSbに配備された水槽(6)(6)は上面が開口し、籠容器(7)の側壁(70)に対応してやや逆錐状に形成され、籠容器(7)をそれほど余裕のない状態に収容できる大きさである。
水槽(6)には開口縁を一周して樋状のオーバフロー槽(63)が設けられる。
水槽(6)の上端高さ、即ち、オーバフロー槽(63)の内側周壁(63a)の高さは、後記の如く、籠容器支持部(4)によって支持された籠容器(7)が水槽(6)に浸かった状態で、該支持部(4)の押え部(42c)の高さと同じ或いは少し高い。
オーバフロー槽(63)の外側周壁(63b)から外側に排水口(63c)が短く延び、排水口(63c)の先端にフランジ(63d)が突設されている。
基台(1)の両端には、オーバフロー槽(63)(63)の排水口(63c)(63c)からの排水を溜める貯水槽(64)(64)が設けられている。貯水槽(64)は、基台(1)の長手方向と直交する方向、即ち、排出コンベア(8)の方向に長い。これは、貯水槽(64)(64)を含む基台(1)の長さを可及的に短くして、洗浄装置の設置スペースが小さくて済む様にするためである。
図6に示す如く、貯水槽(64)の底部にはポンプ(65)が設置され、ポンプ(65)から吐出管(67)が上向きに延び、吐出管(67)の上端に1又は複数のノズル(68)が設けられている。
洗いステーションSa側のノズル(68)は洗いステーションSa上の水槽(6)に、濯ぎステーションSb側のノズル(68)は濯ぎステーションSb上の水槽(6)に夫々斜め上方から相手水槽(6)に向かう様に位置している。更に詳しくは、ノズル(68)は、水槽(6)上に位置する籠容器支持部(4)上の筒壁(45)内を狙っている。
ノズル(68)からの高圧水の噴射によって、籠容器(7)内で効果的に水を撹拌或いは水流を生じさせるには、ノズル(68)は角度調整可能、高さ調整可能とし、ノズルの角度と高さを調節できることが望ましい。
貯水槽(64)には外部から貯水槽(64)内に清浄水を補給する清浄水補給管(66)が配管され、該清浄水補給管(66)の先端(66a)は、ポンプ(65)の水取入れ口の近傍に開口している。
オーバフロー槽(63)からポンプ(65)までの水の流路にフィルター(69)が設けられている。
実施例のフィルター(69)は、有底筒状のリントフィルータであって、該フィルターの開口縁を前記オーバフロー槽(63)の排水口(63c)にフランジ(63d)を越えて嵌め込み、紐(図示せず)で縛って着脱可能に取り付けられている。この様に、オーバフロー槽(63)の排水口(63c)にリントフィルターを取り付けると、オーバフロー槽(63)から貯水槽(64)に排出される水に混じった野菜屑片等の異物を確実に捕獲できる。又、フィルターを簡単、且つ確実に取り付けでき、フィルターのメンテナンスが容易であり、異物捕獲のコストを低く抑えることができる。
以下に説明する食品洗浄装置の動作は、作業者の手作業以外は、予め設定されたプログラム或いは適所に設けた検出器の働きにより、自動的になされる。
然して、投入ステーションS1にて下降位置にある籠容器支持部(4)は、押え枠(42)を跳ね上げ、籠容器支持部(4)を空にした状態で待機している。この状態で、押え枠(42)上の撹拌体(93)は、籠容器(7)の脱着に支障のない待機位置にある。
作業者は、カット野菜を収容した籠容器(7)のフランジ(71)を籠容器支持部(4)の受けアーム(41)に載せ、押え枠(42)をトーションバネ(46)に抗して回転下降させて籠容器(7)のフランジ(71)を押さえ、この状態をロック手段(5)によってロックする。籠容器(7)のフランジ(71)は、受けアーム(41)と押え枠(42)とによって挟まれた状態となり、籠容器(7)の昇降中、或いは回転中に、籠容器(7)が不用意に支持部(4)から外れ落ちることを確実に防止できる。
押え枠(42)を回転下降させたとき、撹拌体(93)は籠容器(7)内の略中央部に収容される。
次に昇降回転台(3)が上昇し、上昇位置で1ピッチ(90°)回転して上記籠容器(7)は洗いステーションSaの水槽(6)の真上で停止する。
昇降回転台(3)が下降して、籠容器(7)は水槽(6)に浸かる(図1、図6参照)。
モータ(91a)が作動して撹拌体(93)が回転し、籠容器(7)内の洗浄水とカット野菜を撹拌する。
これによって、カット野菜の洗浄を短時間で済ますことができる。
次に、昇降回転台(3)が上昇して、上昇位置で1ピッチ回転すると、籠容器(7)は、濯ぎステーションSbの水槽(6)の真上に位置する。昇降回転台(3)の下降によって、籠容器(7)は該水槽(6)に浸かる。該水槽(6)内でも再び、撹拌体(93)が回転動作して、籠容器(7)の水とカット野菜を撹拌する。これによって濯ぎを短時間で済ませることができる。
上記、洗い作業、濯ぎ作業中、貯水槽(64)内の水は、ポンプ(65)及び吐出管(67)を経て、ノズル(68)から籠容器支持部(4)の筒壁(45)内に向かって噴射され、籠容器(7)内の水面を激しく叩いて、水とカット野菜の撹拌を増長し、洗浄効果を高めることができる。
籠容器(7)から溢れた水は、押え枠(42)の通水性筒壁(45)から筒壁(45)の外側に逃げ出す。このとき、筒壁(45)がフィルターの役割をなして、カット野菜が籠容器(7)から逃げ出すことを防止できる。
又、籠容器(7)の側壁(70)と押え枠(42)の環状壁(47)との間に生じる隙間は狭く、カット野菜が該隙間を通って籠容器(7)のフランジ(71)へ流出することは防止され、例え、その隙間からカット野菜が流出しても、該フランジ(71)は押え枠(42)に押さえられており、カット野菜が籠容器(7)の外へ逃げ出すことは効果的に防止される。
水槽(6)から溢れた水はオーバフロー槽(63)に流れ込み、排水口(63c)から貯水槽(64)に排出される。
排水口(63c)にはリントフィルター(69a)が装着されており、排水に混じったカット野菜の屑片等の異物はリントフィルター(69a)によって捕獲されるので、異物がポンプ(65)の性能を損なったり、ポンプ(65)の故障の原因となることを防止できる。
更に、ポンプ(65)の吸水口の近傍に外部からの清浄水補給管(66)が開口しているため、ノズル(68)から水槽(6)に噴射される水は清浄度が高く、洗浄効果を高めることができる。
該水槽(6)から溢れた水をオーバフロー槽(63)で受け、更に貯水槽(64)に溜めて、ポンプ(65)で水槽(6)へ戻し、水を循環使用するため、少ない水でカット野菜の洗浄ができる。 又、水槽(6)は、籠容器(7)よりも少し大きい程度であるから、上記水循環の際に、水槽(6)内で滞留したままとなる水は少なく、前記外部からの清浄水とリントフィルター(69a)で濾過された水が水槽(6)に供給されて循環するので、この点からもカット野菜の洗浄効果を高めることができる。
次に、昇降回転台(3)が上昇して、上昇位置で1ピッチ回転すると、籠容器(7)は排出ステーションS3の真上に位置する。
昇降回転台(3)が下降すると、籠容器(7)が排出コンベア(8)に載る直前に、ロック手段(5)のレバー(52)がロック解除手段(56)のストッパ(57a)に当たって、レバー用トーションバネ(58)に抗してレバー(52)が図8の矢印Cのロック方向とは逆方向に回転する。これによってロック爪(51)が受けアーム(41)から外れて、押え枠(42)のロックが自動的に解除される。
押え枠(42)に対するロックが解除されると、押え枠(42)は跳上げ用トーションバネ(46)によって図8の矢印B方向に跳ね上がる。
排出ステーションS3において、籠容器支持部(4)の受けアーム(41)が下降端に達する直前に、籠容器(7)が排出コンベア(8)に着地するため、籠容器(7)は排出コンベア(8)に着地すると直ぐに受けアーム(41)の支持から開放される。このため、籠容器(7)は、排出コンベア(8)への着地と略同時に該コンベア(8)に載って受けアーム(41)の開口から自動的に速やかに脱出できる。
次に、昇降回転台(3)が上昇して、上昇位置で1ピッチ回転すると、空の籠容器支持部(4)は投入ステーションS1の真上に位置する。昇降回転台(3)の下降によって、空の籠容器支持部(4)は再び投入ステーションS1の下降位置で待機する。
投入ステーションS1に空の籠容器支持部(4)が待機する毎に上記動作を繰り返して、籠容器内のカット野菜を能率的に洗浄できる。
尚、昇降回転台(3)が下降している時間、即ち、籠容器(7)が水槽(6)に浸かっている時間、或いは作業者が野菜を容れた籠容器(7)を、投入ステーションS1上の支持部(4)にセットするために最大費やせる時間は、洗浄すべき食品の種類や、1つの籠容器(7)に収容する食品の量等の条件に応じて決めればよいが1〜5分程度が適当である。
排出コンベア(8)を省略した場合でも、排出ステーションS3と投入ステーションS1は、隣り合わせに位置しているから、1人の作業者が、投入ステーションS1にて籠容器(7)を支持部(4)にセットすること及び、排出ステーションS3から籠容器(7)を取り出すことの両方の作業を行なうことができる。
第2実施例(図11)
第2実施例は、第1実施例とは水運動装置(9)の撹拌体(93)及び該撹拌体(93)の回転駆動装置(91)であるモータ(91a)の取付け手段が異なる。
図11に示す如く、水槽(6)の外側に、枢軸(96a)を中心に垂直面内で回動可能に支持腕(96)を設け、該支持腕(96)の先端にモータ(91a)を搭載している。該モータ(91a)から回転軸(91b)を垂下させ、回転軸(91b)の先端に撹拌体(93)を具えている。撹拌体(93)は、複数枚の羽根板(95)を回転軸(91b)から放射状に突設して形成されている。
モータ(91a)を搭載した支持腕(96)はシリンダ(97)によって回転し、二点鎖線で示す如く、水槽(6)から籠容器(7)が脱出するのに支障のない位置へ待機させることができる。
第1実施例と同様にして、撹拌体(93)の回転による籠容器(7)内の水とカット野菜の撹拌、及びノズル(68)からの籠容器(7)内への高圧水の噴射によって生じる水流や水の撹拌によって効果的にカット野菜を洗浄できる。
第3実施例(図12)
水運動装置(9)は、撹拌体(93)の回転駆動装置(91)が、第1、第2実施例と異なる。
籠容器支持部(4)上の取付けフレーム(90)の中央に軸受(90a)を設け、該軸受(90a)を回転可能に貫通した回転軸(91b)の上端に羽根車(98)、下端に撹拌体(93)を設けている。
貯水槽(64)のポンプ(65)に繋がった吐出管(67)には、水槽(6)を斜め上方から狙うノズル(68)の他に、羽根車(98)を狙うノズル(68a)が突設され、ポンプ(65)、吐出管(67)、ノズル(68a)及び羽根車(98)によって撹拌体(93)の回転駆動装置(91)を構成している。
羽根車(98)には隣り合う羽根板の上端間を塞ぐ塞ぎ板(99)が設けられている。
ノズル(68a)からの高圧水が羽根車(98)に衝突して該羽根車(98)、即ち、撹拌体(93)を回転させ、籠容器(7)内の水とカット野菜を撹拌する。
又、ノズル(68)からの高圧水も籠容器(7)内の水の撹拌に寄与する。
羽根車(98)の塞ぎ板(99)によって噴射水が羽根車(98)の上方に跳ね散って、水を無駄に消費することを防止できる。
第4実施例(図13)
第3実施例の変形であって、取付けフレーム(90)の軸受(90a)から垂下した回転軸(91b)の下端に撹拌体(93)を具え、該回転軸(91b)の軸受(90a)の下方に該軸受(90a)に近接して羽根車(98)を設けている。羽根車(98)を回転させる高圧水を噴射するノズル(68a)は、支持部(4)の筒壁(45)より少し上位置を狙う様に、吐出管(67)から略水平に突出している。
羽根車(98)には、隣り合う羽根板の上端間を塞ぐ塞ぎ板(99)が設けられている。
第3実施例と同様の効果を奏する。
支持部(4)の押え枠(42)上に羽根車駆動用のノズル(68c)を固定し、該ノズル(68a)を該管路(68b)によって吐出管(67)で接続することもできる。この場合、羽根車(98)に近い位置のノズル(68a)から羽根車(98)に高圧水を噴射できるので、効率よく羽根車(98)、即ち撹拌体(93)を回転駆動できる。
又、ノズル(68)からの高圧水も籠容器(7)内の水の撹拌に寄与する。
第5実施例(図14)
高圧水で撹拌体(93)を回転する水運動装置(9)において、撹拌力を大きくした実施例である。
取付けフレーム(90)中央の軸受(90a)を貫通した回転軸(91b)の上端に大プーリ(92a)、下端に撹拌体(93)を具える。
取付けフレーム(90)の外寄りに回転軸(91b)と平行に回転軸(92d)を回転可能に支持し、該回転軸(92d)の上端に小プーリ(92b)、下端に羽根車(92e)を具える。
大プーリ(92a)と小プーリ(92b)に無端状ベルト(92c)を張設する。
ノズル(68a)から高圧水を羽根車(92e)に向けて噴射して羽根車(92e)を回転させる。小プーリ(92b)と大プーリ(92a)の直径の比に対応して増力して撹拌体(93)を回転させる。
又、ノズル(68)からの高圧水も籠容器(7)内の水の撹拌に寄与する。
大プーリ(92a)を大径歯車、小プーリ(92b)を小径歯車に変えて、両ギアを噛合してもよい。
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或いは範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
上記第1乃至第5実施例では、撹拌体(93)の回転と、水槽(6)内の籠容器(7)への高圧水の噴射とによって、水槽(6)内の水を撹拌し、或いは水流を生じさせてカット野菜を洗浄したが、何れか一方を省略しても、水槽(6)内の水を撹拌、或いは水流を生じさせてカット野菜の洗浄ができるのは勿論である。
撹拌体(93)の形状、構成は、図10、図11に示すものに限定されることはなく、洗浄する食品の種類や大きさによって、好適な形状、構成とすることが出来るのは勿論である。
洗いステーションSaの水槽(6)に洗剤を投入して洗浄効果を高めたり、滅菌剤を投入して滅菌効果を得ることができる。
又、基台(1)上で、籠容器(7)が停止するステーションの数は、上記の様に4箇所に限ることはなく、3箇所以上であれば実施可能である。
排出コンベア(8)をローラコンベアとすることができ、この場合、コンベアに傾斜を設けて籠容器(7)と内部のカット野菜の自重で籠容器(7)を排出移動させることができる。勿論ローラをモータで回転させて籠容器(7)を排出できるのは勿論である。
図9は、押え枠(42)のロック解除を油圧或いは空圧のシリンダー(50)で行なう実施例を示している。
ロック爪(51)と一体回転可能に上向きに補助レバー(52a)を突設し、押え枠(42)の蝶着側に突設したブラケット(42a)と該補助レバー(52a)をシリンダー(50)で枢支連結したものである。
シリンダー(50)をトーションバネ(58)に抗して駆動し、ロック爪(51)をロック解除方向に回転させ、押え枠(42)のロックを解除する。
排出ステーションS3において、支持部(4)の高さ位置を検出する検出器(図示せず)の信号によって、籠容器支持部(4)の下降時、任意の高さ位置でシリンダー(50)の動作せて押え枠(42)のロックを解除できる。即ち、押え枠(42)のロック解除のタイミングを調整できる。
尚、押え枠(42)のロック解除は、ロック爪(51)をソレノイド、又はモータ駆動の掛け外し手段によって動作させることによっても可能である。
図10に示す如く、籠容器支持部(4)の押え枠(42)を単動又は複動の油圧或いは空圧のシリンダー(48)によって回動させることができる。
シリンダ(48)が単動の場合、押え枠(42)の下向き回転、即ち、籠容器(7)のフランジ(71)を押さえるためにシリンダー(48)を用い、押え枠(42)の跳ね上げは前記と同様にしてトーションバネ(46)を用いる。
複動シリンダーの場合、押え枠(42)を跳ね上げることもできるので、押え枠跳ね上げ用のトーションバネ(46)を省略できる。
シリンダー(48)が単動、複動の何れの場合でも、シリンダー(48)が押え枠(42)のロック手段(5)とロック解除手段(56)を兼用できる。
尚、洗浄すべき材料はカット野菜に限らず、カット前の野菜、果物等、洗浄を必要とする食品全般に対して実施可能である。
籠容器が水槽に浸かっている状態の食品洗浄装置の斜面図である。 籠容器が水槽から浮上している状態の食品洗浄装置の斜面図である。 食品洗浄装置の平面図である。 タワー内部を示す破断図である。 昇降回転台が上昇し、押え枠が跳ね上がった状態の食品洗浄装置の斜面図である。 水槽と籠容器を破断した状態の斜面図である。 支持部と支持部に支持された籠容器の斜面図である。 支持部、支持部に支持された籠容器及びロック手段の斜面図である。 押え枠のロック解除手段の他の実施例の斜面図である。 撹拌体が籠容器内に位置している断面図である。 第2実施例の断面図である。 第3実施例の断面図である。 第4実施例の断面図である。 第5実施例の断面図である。
符号の説明
1 基台
2 タワー
3 昇降回転台
4 支持部
41 受けアーム
42 押え枠
5 ロック手段
6 水槽
64 貯水槽
7 籠容器
8 コンベア
9 水運動装置

Claims (11)

  1. 基台(1)上に昇降可能且つ昇降方向と直交する面内で間欠回転可能に昇降回転台(3)を配備し、昇降回転台(3)には籠容器(7)を着脱可能に支持する支持部(4)を昇降回転台(3)の回転方向に等間隔に3つ以上設け、基台(1)には籠容器(7)の昇降位置に対応して昇降回転台(3)の回転方向に少なくとも投入ステーションS1、洗浄ステーションS2、排出ステーションS3が設定され、洗浄ステーションS2には洗浄水を容れた上面開口の水槽(6)が配備されている食品洗浄装置において、
    洗浄ステーションS2には、水槽(6)に浸かった籠容器(7)内の水に運動を与える水運動装置(9)が設けられ、水運動装置(9)は、籠容器支持部(4)に籠容器(7)内へ侵入可能、且つ籠容器支持部(4)への籠容器(7)の着脱に邪魔にならぬ位置に待機可能に取り付けられた回転撹拌体(93)と該撹拌体の回転駆動装置(91)とから成る食品洗浄装置。
  2. 基台(1)上に昇降可能且つ昇降方向と直交する面内で間欠回転可能に昇降回転台(3)を配備し、昇降回転台(3)には籠容器(7)を着脱可能に支持する支持部(4)を昇降回転台(3)の回転方向に等間隔に3つ以上設け、基台(1)には籠容器(7)の昇降位置に対応して昇降回転台(3)の回転方向に少なくとも投入ステーションS1、洗浄ステーションS2、排出ステーションS3が設定され、洗浄ステーションS2には洗浄水を容れた上面開口の水槽(6)が配備されている食品洗浄装置において、
    洗浄ステーションS2には、水槽(6)に浸かった籠容器(7)内の水に運動を与える水運動装置(9)が設けられ、水運動装置(9)は、籠容器(7)からオーバフローした水を溜める貯水槽(64)の水を、ポンプ(65)によって洗浄ステーションS2上の籠容器(7)の上方から該籠容器内の水面に高圧水として噴射する食品洗浄装置。
  3. 基台(1)上に昇降可能且つ昇降方向と直交する面内で間欠回転可能に昇降回転台(3)を配備し、昇降回転台(3)には籠容器(7)を着脱可能に支持する支持部(4)を昇降回転台(3)の回転方向に等間隔に3つ以上設け、基台(1)には籠容器(7)の昇降位置に対応して昇降回転台(3)の回転方向に少なくとも投入ステーションS1、洗浄ステーションS2、排出ステーションS3が設定され、洗浄ステーションS2には洗浄水を容れた上面開口の水槽(6)が配備されている食品洗浄装置において、
    洗浄ステーションS2には、水槽(6)に浸かった籠容器(7)内の水に運動を与える水運動装置(9)が設けられ、水運動装置(9)は、籠容器支持部(4)に籠容器(7)内へ侵入可能に且つ籠容器支持部(4)への籠容器(7)の着脱に邪魔にならぬ位置に待機可能に取り付けられた回転撹拌体(93)と該撹拌体の回転駆動装置(91)とから成る装置と、籠容器(7)からオーバフローした水を溜める貯水槽(64)の水を、ポンプ(65)によって洗浄ステーションS2上の籠容器(7)の上方から該籠容器内の水面に高圧水として噴射する装置との組み合わせである食品洗浄装置。
  4. 水槽(6)には上面開口縁を一周して樋状のオーバフロー槽(63)が設けられ、該オーバフロー槽(63)は貯水槽(64)に繋がり、貯水槽(64)にはポンプ(65)によって強制的に水槽(6)の上方から水を該水槽へ吐出する吐出管(67)が連繋され、オーバフロー槽(63)からポンプ(65)までの水の流路にフィルター(69)が設けられている請求項1乃至3の何れかに記載の食品洗浄装置。
  5. 貯水槽(64)内のポンプ(65)の近傍に、外部からの清浄水を補給する清浄水補給管(66)が開口している請求項2乃至4の何れかに記載の食品洗浄装置。
  6. 籠容器支持部(4)は、昇降回転台(3)上に外向きに突設され籠容器(7)の外周フランジ(71)の略1/2を載せることができ外側に開口した略U字状の受けアーム(41)と、該受けアーム(41)に被さる様に上下方向に回動可能に配備され受けアーム(41)上の籠容器(7)のフランジ(71)を押さえることが可能な押え枠(42)とによって構成され、押え枠(42)を上昇回転させた状態で籠容器支持部(4)から籠容器(7)を側方向に取り出し可能である請求項1乃至5の何れかに記載の食品洗浄装置。
  7. 籠容器支持部(4)は、上下方向に回転可能に蝶着支持され下向き回転して該支持部(4)上の籠容器(7)を押さえる押え枠(42)と、押え枠(42)を籠容器押え状態にロックするロック手段(5)とを具え、排出ステーションS3ではロック解除手段(56)によってロックを解除して押え枠(42)を上向き回転させて籠容器(7)を開放出来る請求項1乃至6の何れかに記載の食品洗浄装置。
  8. 押え枠(42)は、籠容器(7)上端の外向きフランジ(71)を押える環状の押え部材(42c)の内周縁に通水性の筒壁(45)を上向きに突設している請求項6又は7に記載の食品洗浄装置。
  9. 昇降回転台(3)に4つ以上の籠容器支持部(4)が設けられ、洗浄ステーションS2は、少なくとも洗いステーションSaと濯ぎステーションSbを含む2つ以上のステーションの組み合わせであり、洗浄ステーションS2に含まれる各ステーションに水槽(6)(6)を設けている請求項1乃至8の何れかに記載の食品洗浄装置。
  10. 排出ステーションS3には排出コンベア(8)の上流端が位置し、排出ステーションS3にて、籠容器支持部(4)に支持されて籠容器(7)が下降端に達する直前に該籠容器(7)が排出コンベア(8)に着地する請求項1乃至9の何れかに記載の食品洗浄装置。
  11. 各籠容器支持部(4)は、タワー(2)上に回転可能且つ昇降可能に設けた昇降回転台(3)に配備され、タワー(2)内に直線レール(21)に係合し昇降駆動手段によって昇降する昇降部材(22)が配備され、昇降部材(22)は、該昇降部材の昇降で昇降回転台(3)が昇降し、昇降部材(22)上の間欠回転用の駆動モータ(23)によって昇降回転台(3)が回転する様に昇降回転台(3)に連繋され、昇降部材(22)は昇降駆動手段の負荷を軽減するバランスウェイト(24)に連繋されている請求項1乃至10の何れかに記載の食品洗浄装置。
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