JP2006020002A - 通信システム、通信端末装置、無線キー装置及びプログラム - Google Patents

通信システム、通信端末装置、無線キー装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006020002A
JP2006020002A JP2004195059A JP2004195059A JP2006020002A JP 2006020002 A JP2006020002 A JP 2006020002A JP 2004195059 A JP2004195059 A JP 2004195059A JP 2004195059 A JP2004195059 A JP 2004195059A JP 2006020002 A JP2006020002 A JP 2006020002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
mode
wireless
terminal device
key device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004195059A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006020002A5 (ja
JP4028527B2 (ja
Inventor
Katsutoshi Ito
克俊 伊東
Mitsuyoshi Yasuda
光義 安田
Makoto Natori
誠 名取
Tsukasa Yoshimura
司 吉村
Minoru Yogoshi
稔 余越
Takeshi Itagaki
竹識 板垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc filed Critical Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc
Priority to JP2004195059A priority Critical patent/JP4028527B2/ja
Priority to DE200560019811 priority patent/DE602005019811D1/de
Priority to EP20050253883 priority patent/EP1613034B1/en
Priority to US11/170,162 priority patent/US7436798B2/en
Priority to BRPI0502562 priority patent/BRPI0502562A/pt
Priority to CN2005100980335A priority patent/CN1734962B/zh
Publication of JP2006020002A publication Critical patent/JP2006020002A/ja
Publication of JP2006020002A5 publication Critical patent/JP2006020002A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4028527B2 publication Critical patent/JP4028527B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/66Substation equipment, e.g. for use by subscribers with means for preventing unauthorised or fraudulent calling
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72403User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality
    • H04M1/72409User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality by interfacing with external accessories
    • H04M1/72412User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality by interfacing with external accessories using two-way short-range wireless interfaces
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/60Substation equipment, e.g. for use by subscribers including speech amplifiers
    • H04M1/6033Substation equipment, e.g. for use by subscribers including speech amplifiers for providing handsfree use or a loudspeaker mode in telephone sets
    • H04M1/6041Portable telephones adapted for handsfree use
    • H04M1/6058Portable telephones adapted for handsfree use involving the use of a headset accessory device connected to the portable telephone
    • H04M1/6066Portable telephones adapted for handsfree use involving the use of a headset accessory device connected to the portable telephone including a wireless connection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M2250/00Details of telephonic subscriber devices
    • H04M2250/02Details of telephonic subscriber devices including a Bluetooth interface
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

【課題】 携帯電話端末の如き通信端末装置の機能制限が、無線を使用して低消費電力で良好に機能させるようにする。
【解決手段】 通信端末装置と無線キー装置を用意して、両者での無線通信方式として、通信する双方の装置間でデータ転送可能とする第1の通信モードと、その無線接続された状態のままで、第1の通信モードでの通信よりも少ない周期で双方の装置間で無線通信を行う第2の通信モードとを有した方式を適用した。通信端末装置は、無線キー装置と第2の通信モードが設定されている場合に、通常モードを設定し、無線キー装置と無線通信ができない状態、及び第1の通信モードが設定されている場合に、所定の機能を制限させる機能制限モードを設定する構成とした。無線キー装置は、通信端末装置との通信モードが、第2の通信モードから第1の通信モードに移行した場合に、警告手段を作動させる構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、携帯電話端末の如き通信端末装置と、その端末装置の動作を規制する無線キー装置とで構成されるものに適用して好適な通信システム、及びその通信システムを構成する通信端末装置及び無線キー装置、並びにその機能を実現するプログラムに関する。
近年、利用者が常時所持して携帯する通信端末装置の1つである携帯電話端末は、本来の機能である無線電話機能以外に、各種機能が内蔵されて多機能化される傾向にある。
例えば、静止画や動画の撮影を行うカメラ機能、音楽データの録音・再生機能、テレビジョン放送の視聴機能などが、内蔵されたものがある。
また、近年急速に普及している非接触型のICカードとしての機能を内蔵した携帯電話端末も開発されている。この非接触型のICカードは、交通機関の乗車券、会員証や社員証、店での代金決済手段用のカード等として利用され、近接したリーダ・ライタとの間で無線通信を行って、認証処理を行うので、磁気カードなどに比べて使い勝手がよい。なお、携帯端末にICカード機能部を組み込む場合には、ICカード機能部が必ずしもカード型の形状をしているとは限らない。
ところで、このように多機能化された携帯電話端末は、その端末を紛失した際に、端末が備える各種機能を悪用されるのを防止するために、何らかのセキュリティを確保する処理が行うことが好ましい。特に、ICカード機能部が内蔵された端末の場合には、ICカード機能として記憶した個人情報が不正に読み出されたり、或いはICカード機能を利用した不正な決済などが行われる可能性があるため、不正使用を防止する機能の必要性が高い。例えば特許文献1、2には、携帯電話端末と対になる無線カードを用意して、その無線カードから定期的に認証要求を無線送信して、その認証要求に対する照合がとれない場合に、携帯電話端末の機能を制限することについての記載がある。
特開2001−352579号公報 特開2001−358827号公報
ところが、特許文献1、2に記載のように、携帯電話端末に、その端末の機能制限を行うための専用の認証処理を行うための通信回路や、認証処理手段を設けるようにすると、端末の構成が複雑化する問題がある。このような機能制限用の無線通信を行う場合に、従来からある各種無線通信方式をそのまま適用できれば、携帯端末の低コスト化に貢献する。
しかしながら、従来からある各種無線通信方式をそのままセキュリティ確保用に使用することを考えた場合、機能制限が必ずしも有効には機能しない場合が想定される。即ち、従来からある一般的な無線通信方式は、その無線システムで与えられたスペックの中で、出来るだけ良好に相手の端末と無線通信を行うのが基本である。このため、例えば携帯電話端末とその端末の機能制限を行う無線カードを用意し、両者の距離が数m程度以上離れた場合に、携帯電話端末の機能を制限させるように想定してシステムを組んでも、実際には携帯電話端末と無線カードとの間で無線通信が出来なくなる距離を一義的に定めるのは困難であり、通信環境が良好な場合には、かなり距離が離れてから、機能制限がかかったり、逆に通信環境が劣悪な場合には、携帯電話端末と無線カードとが近接していても、無線通信できなく、機能制限がかかることが想定され、実用化する上での問題が多々あった。
また、携帯電話端末と対で使用される無線カード等の機器は、日常使用する上で極力手間がかからないことが好ましいが、実際には携帯電話端末と認証用のデータなどを常時やり取りしていると、比較的大きな電力消費が発生してしまうので、電池の充電や交換が頻繁に必要で、認証用の装置として機能させる上で、手間がかかってしまう問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、携帯電話端末の如き通信端末装置の機能制限が、無線を使用して良好に機能するようにすることを目的とする。
本発明は、通信端末装置と、その通信端末装置と所定の無線通信方式で無線通信が可能な無線キー装置とでシステムを構成して、両者での無線通信方式として、少なくとも、通信する双方の装置間でデータ転送可能とする第1の通信モードと、その無線接続された状態のままで、第1の通信モードでの通信よりも少ない周期で双方の装置間で無線通信を行う第2の通信モードとを有した方式を適用した。
通信端末装置は、無線キー装置と第2の通信モードが設定されている場合に、当該通信端末装置の所定の機能を作動させる通常モードを設定し、無線キー装置と無線通信ができない状態、及び第1の通信モードが設定されている場合に、当該通信端末装置の所定の機能を制限させる機能制限モードを設定する構成とした。
また、無線キー装置は、通信端末装置との通信モードが、第2の通信モードから第1の通信モードに移行した場合に、警告手段を作動させる構成とした。
このようにしたことで、通信端末装置と無線キー装置との無線通信状態が安定して、両者間の通信モードが第2の通信モードになっている間は、通信端末装置の機能が制限されることがない。そして、通信端末装置と無線キー装置との無線通信状態が安定した状態でなくなると、第2の通信モードから第1の通信モードに変化して、例えば無線キー装置側の警告手段が作動する。従って、通信端末装置と無線キー装置との間で、無線通信が可能な状態であっても、両者間の距離が離れるような変化があった場合に、警告手段が作動するようになる。そして、その第1の通信モードに変化した状態が維持される状態になったり、或いは、両者間の無線通信が切断するようになると、通信端末装置の機能が制限される。
本発明によると、通信端末装置と無線キー装置との無線通信モードの設定状態によって、通信端末装置の機能が制限されるモードとなるので、機器間の無線通信モードが複数用意された既存の無線通信方式を利用して、低消費電力で効率良くかつ低コストで、確実なセキュリティ確保が行える無線キーシステムが構築できる。
この場合、通信端末装置は、所定の基地局と電話通信用の無線通信を行う電話通信用通信手段を備えた無線電話端末であることで、いわゆる携帯電話端末のセキュリティ確保が、簡単な構成で良好に行える。特に、無線キー装置との無線通信として、第1の通信モードと第2の通信モードとが用意された既存の近距離無線通信方式を適用することで、ヘッドセットなどとの通信用に、その無線通信機能が内蔵された端末に、制御構成などのわずかの変更を行うだけで、本発明の処理を行う端末として構成できるようになるという効果を有する。
また、通信端末装置についても警告手段を備えて、無線キー装置との通信モードが、第2の通信モードから第1の通信モードに移行した場合に、その通信端末装置の警告手段を作動させるようにしたことで、通信端末装置から鳴る音などで、セキュリティロックがかかるような異常があることが判るようになる。
また、通信端末装置の制御手段は、第2の通信モードから第1の通信モードへの移行で起動されるタイマを有して、当該タイマが第1の期間をカウントすると、警告手段を作動させ、さらに第1の期間よりも長い第2の期間をカウントすると、機能制限モードを設定するようにしたことで、通信モードの変化によって、警告動作が行われる状態から、機能制限モードに移行する制御が、適切に行える。
また、通信端末装置と無線キー装置の通信手段は、送信電力を少なくとも2段階に設定可能であり、通信端末装置と無線キー装置とを無線接続した場合には、少ない送信電力を設定させることで、本来はある程度の距離まで無線接続可能な無線通信手段を使用して、通信端末装置と無線キー装置とがその本来接続可能な範囲よりも狭い範囲内での状態で、警告動作を行ったり、機能制限を行ったり出来るようになる。
また、このように送信電力を制御する場合に、無線キー装置に操作手段を備えて、その操作手段が操作された場合に、無線キー装置内の送信電力を一時的に高く設定させることで、その変化を検出して、通信端末装置の通信モードを強制的に変化さて、通信端末装置で音を鳴らせるなどの警告動作が行える。
この無線キー装置側の操作手段を操作した場合の処理として、例えば無線キー装置内の通信手段の送信電力を高くした後に低い送信電力に戻すことで、高い送信電力で一旦通信状態が安定して第2の通信モードとなっている状態で、低い送信電力に戻ることで、一時的に通信状態が不安定になって、通信端末装置が第1の通信モードに戻り、通信端末装置で警告動作が行われるようになり、通信端末装置で音を鳴らせるなどの警告動作が簡単に行える。
また無線キー装置側の操作手段を操作した場合の処理として、例えば無線キー装置内の通信手段の送信電力を高くした状態で、通信端末装置内の警告手段を作動させるためのデータを送信することで、そのデータを受信した通信端末装置が確実に警告手段作動用のデータを受信でき、通信端末装置で音を鳴らせるなどの警告動作が確実かつ簡単に行える。
また、無線キー装置は、モード表示手段を備えて、第2の通信モードが設定されている場合に、モード表示手段で通常モードを表示させ、通信端末装置と無線通信ができない状態、及び第1の通信モードが設定されている場合に、モード表示手段で機能制限モードを表示させることで、無線キー装置は、通信端末装置が現在どのようなモードであるかのデータを通信で受信することなく、通信端末装置のセキュリティ状態を表示できるようになる。
また、モード表示手段を設けた場合に、第2の通信モードから第1の通信モードに移行した場合に、モード表示手段で所定期間だけ警告モードであることを表示させることで、機能制限モードに入ることが確実に警告できるようになる。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜図19を参照して説明する。
本例においては、携帯電話端末装置と無線通信を行う無線キー装置を用意して、携帯電話端末装置のセキュリティロックを、両者の無線通信状態で行うように行うようにしたものである。
図1は、本例の装置の例を示した図である。携帯電話端末装置10とは別体の無線キー装置50を用意する。この例では、無線キー装置50は携帯電話端末装置10よりも小型に構成してあり、例えばネックストラップ50aで利用者の首に下げるなど、利用者が常時身につけられる小型形状としてある。無線キー装置50には、発光部55と操作部59(図1では押しボタン形状としてある)が配置してあり、また携帯電話端末装置10と接続させるための端子部56が用意してある。
携帯電話端末装置10としては、ここでは一般的な携帯電話端末の形状の例を示してあり、無線電話通信用のアンテナ11、スピーカ14、マイクロフォン15、表示部16、操作部(操作キー)17、発光部22などが配置してある。また、無線キー装置50と接続させるための端子部23が用意してある。この端子部23は、携帯電話端末装置10が充電器や各種外部機器と接続するために用意された既存の端子を使用してもよい。また、表示部16での表示として、例えば以下に説明するセキュリティが確保された状態で作動中であることを示すセキュリティ表示16aや、そのセキュリティ機能で動作が制限されたセキュリティロックがかかったことを示す表示(図示せず)を行うようにしてもよい。
次に、本例の携帯電話端末装置10の構成例を、図2を参照して説明する。本例の携帯電話端末装置10は、無線電話用の基地局と無線通信を行うための無線電話通信用アンテナ11を備え、そのアンテナ11が無線電話通信用の通信回路12に接続してあり、制御部19の制御で、基地局との間で無線通信を行うようにしてある。通信回路12で通話用の通信を行う際には、受信した音声データを音声データ処理部13に供給して音声データの受信処理を行ってからスピーカ14に供給して出力させ、また、マイクロフォン15が拾って音声データ処理部13で処理された送信用の音声データを通信回路12に供給して送信させる。
この携帯電話端末装置10は、液晶ディスプレイなどで構成された表示部16と、操作キーなどで構成された操作部17を備える。表示部16には、メール文、ウェブにアクセスさせた画面などを表示させることができ、操作部17は、電話番号やメール文などの入力操作や、各種モード設定などが行える。
これらの端末装置10内の各ブロックは、制御ライン25を介して制御部19などと接続してあり、またデータライン26を介してデータ転送を行える構成としてあり、メモリ18に必要なデータを記憶させるようにしてある。このメモリ18には、携帯電話端末として必要なデータだけでなく、後述するICカード機能部40で必要なデータについても記憶させてもよい。また、セキュリティ機能を実現するプログラムや、そのセキュリティ機能を実行する上で必要なデータの保持を、このメモリ18で行う。
また、この端末装置10への電話回線を介した着信や、各種警告を行うために、端末そのものを振動させる振動モータなどで構成される振動部21と、発光ダイオードなどで構成される発光部22とを備え、制御部19の制御で、振動や発光を行う。これらの振動部21や発光部22は、携帯電話端末として着信などを知らせる告知手段として使用されるが、セキュリティ機能で必要な警告手段としても使用するようにしてある。なお、セキュリティ機能で必要な警告手段として、音を鳴らす場合には、スピーカ14などから警告音を出力させてもよい。
そして本例の携帯電話端末10は、電話通信用の通信回路12とは別に、近距離無線通信用の通信回路32を備え、接続されたアンテナ31を介して、例えば数mから最大でも百m程度の比較的狭い範囲内の相手と無線通信を行う(但し後述する無線キー装置と通常時に通信を行う際には通信可能範囲を狭くする処理をしてある)。ここでは、例えばBluetooth(商標)と称される近距離用の無線通信方式を適用してある。この近距離無線通信では、例えばハンズフリー通話用のヘッドセットと通信を行ったり、或いは、パーソナルコンピュータ装置と通信を行って、コンピュータ装置からのデータ通信を、携帯電話端末装置10を介して行ったり、様々な用途が想定されている。無線通信に使用される周波数帯域としては、例えば2GHz帯が使用されて、通信回路12での無線電話通信とは干渉しない周波数帯又は変調方式としてあり、通信回路12での無線電話通信と、近距離無線通信用の通信回路32での通信とを同時に行うことができるようにしてある。
本例の場合には、この近距離通信用の通信回路32を使って、無線キー装置50と無線通信を行う。但し、同じ通信方式の通信機器であれば、無線キー装置50以外の装置(ヘッドセット、パーソナルコンピュータ装置等)とも無線通信が可能である。また、セキュリティ機能を実行する場合には、通信回路32で無線通信を行う無線キー装置50が、特定の1台の装置に限定され、その装置の識別IDなどが予めメモリ18などに登録されている。この無線キー装置50についての登録情報については、利用者は修正できないようにしてもよい。
通信回路32内で送信信号を増幅する送信アンプ33は、制御部19などの制御で送信電力が複数段階に設定されるようにしてあり、無線キー装置50と無線接続された状態では、その複数段階の中の低い送信電力を設定するようにしてある。無線キー装置50以外の機器と接続された状態では、比較的高い段階の送信電力を設定するようにしてある。なお、後述するヘッドセットのように、無線キー装置としての機能が組み込まれた機器と無線接続された場合には、そのときの相手の機器の動作状態(即ち無線キー装置としてだけ作動しているのか、或いは組合された別の機能が作動しているのか否か)によって、送信電力が設定される。送信電力を設定する具体的な処理例については後述する。
また本例の携帯電話端末30は、非接触ICカード機能部40を備える。この非接触ICカード機能部40は、アンテナ42が接続された課金データ制御部41を有し、リーダ・ライタとの間で、数cm程度の非常に近接した距離での近接無線通信を行う。この近接無線通信を行う際には、リーダ・ライタ側からの電波を受信して得られる電力で、課金データ制御部41を作動させることも可能であるが、本例においては携帯電話端末10内の電源回路24から供給される電源で、課金データ制御部41を作動させるようにしてある。
課金データ制御部41は、ICカード機能を実行する際に、課金や認証に必要なデータをメモリ18(又は課金データ制御部41内の図示しないメモリ)から読み出して、リーダ・ライタと近接無線通信でやり取りを行う。例えば、交通機関の乗車券として機能させる場合には、乗車券(定期券)として有効な区間、有効期間、或いは乗車券として引き落とすことが可能なチャージ金額などのデータや、この端末(ICカード)の所持者に関する個人情報などを、課金データ制御部41がリーダ・ライタに送って、課金処理や認証処理を行うようにしてある。社員証、会員証、代金決済用のカード、クレジットカードなどとして使用する場合には、それらの認証に必要な情報についても、やり取りされる。
さらに本例の携帯電話端末装置10は、端子部23を備え、図示しない各種周辺機器やデータ処理装置などを、この端子23を使用して直接接続できる構成としてある。この場合、携帯電話端末装置10内の各部に電源を供給する二次電池などが内蔵された電源回路24から、端子部23で接続された外部の機器にも電源を供給できる構成としてある。例えば、図1に破線の矢印Jで示すように、無線キー装置50の端子部56を、この携帯電話端末装置10の端子部23に直接接続させた場合に、携帯電話端末装置10内の電源回路24から、無線キー装置50内の二次電池に充電電流を供給して、充電させることができるようにしてある。また、携帯電話端末装置10の端子部23に無線キー装置50が直接接続された場合には、携帯電話端末装置10の制御部19がそのことを検出して、直接接続時のセキュリティ処理(例えば後述する近距離無線通信をしないで実行されるセキュリティ処理)を行うようにしてある。
次に、本例の携帯電話端末装置10と無線通信を行う、無線キー装置50の構成について、図3を参照して説明する。本例の無線キー装置50は、近距離無線通信用の通信回路52を備え、接続されたアンテナ51を介して、例えば数mから最大でも百m程度の比較的狭い範囲内の相手と無線通信を行う(但し携帯電話端末装置10と通常時に通信を行う際には通信可能範囲を狭くする処理をしてある)。ここでは、携帯電話端末装置10側が備えている近距離無線通信方式であるBluetooth方式を、無線キー装置50も適用してある。通信回路52で無線通信を行う相手は、登録された特定の1台の携帯電話端末装置10に限定され、その装置の識別IDなどが予め登録されている。この携帯電話端末装置10についての登録情報については、利用者は修正できないようにしてもよい。
通信回路52での無線通信については、制御部53の制御で実行される。この場合、通信回路52内で送信信号を増幅する送信アンプ52aは、制御部53などの制御で送信電力が複数段階に設定されるようにしてあり、携帯電話端末装置10と無線接続された状態では、複数段階の中の低い送信電力を設定するようにしてある。但し、無線キー装置50に配置された操作部59(図1に示したボタン形状の操作部など)が操作されたことを制御部53が検出した場合には、一時的に送信アンプ52aで送信電力を高くする処理を行うようにしてある。
本例の無線キー装置50は、警告音を出力させるスピーカ54aが接続された警告音生成部54と、発光ダイオードなどで構成される発光部55とを備え、制御部53の制御で、警告音の出力や振動や発光を行う。これらの警告音生成部54や発光部55は、セキュリティ機能で必要な警告手段として使用する。また、発光部55は、携帯電話端末装置10と無線通信を行ってセキュリティ機能を作動させている状態で、現在のセキュリティモードを表示させる表示手段としても機能するようにしてある。具体的には、例えば、発光部55が緑色で点滅しているとき、通常モードであることを表示し、赤色で点滅しているとき、警告モードであることを表示し、機能制限モードであるとき、何も点灯させないようにする等の表示の切替で、セキュリティモードを表示させる表示手段としても機能させる。このセキュリティモードを表示させる表示手段は、液晶ディスプレイなどを使用して、文字や図形などでモードが直接判る表示を行うようにしてもよい。また、振動で警告する警告手段としてもよい。
制御部53と各部との間は制御ライン58で接続してあり、制御部53の制御で、通信回路52での無線通信や、警告音生成部54や発光部55での動作などが実行される。
また、本例の無線キー装置50は、端子部56を備え、この端子56を使用して携帯電話端末装置10が直接接続できる構成としてある。この接続時には、無線キー装置50内の制御部53が、携帯電話端末装置10内の制御部19とデータ転送を直接行って、近距離無線通信をしないで直接接続時のセキュリティ処理を行うようにしてある。また、無線キー装置50内の電源回路57に内蔵された二次電池の充電残量が少ない場合には、携帯電話端末装置10側から供給される充電電流で、電源回路57内の二次電池を充電させることができるようにしてある。
このように構成される携帯電話端末装置10と無線キー装置50とを使用する際には、例えば図4に示すように、利用者は無線キー装置50を常時身に付けておくことで、その利用者が携帯電話端末装置10を使用する際には、機能が制限されないようにしてある(後述する通常モード)。そして、利用者は無線キー装置50を常時身に付けた状態のままで、携帯電話端末装置10をどこかに置いて、携帯電話端末装置10からある程度の距離離れた場合に、無線キー装置50から警告動作が行われ(後述する警告モード)、その警告動作が行われた状態で、携帯電話端末装置10に近づかないでいると、携帯電話端末装置10の機能が制限される状態となる(後述する機能制限モード)。なお、警告モードでの警告動作については、携帯電話端末装置10側でだけ行うようにしてもよい。或いは、無線キー装置50と携帯電話端末装置10の双方で警告モードでの警告動作を行うようにしてもよい。
機能制限モードで携帯電話端末装置10の機能が制限される状態としては、例えば、携帯電話端末装置10の全ての機能を停止させても良いが(但しセキュリティ機能に関係した通信は制限させない)、端末装置10が備える機能の内の一部だけの機能を停止させてもよい。具体的には、例えば非接触ICカード機能部40を使用した処理だけを制限させるようにしてもよい。また、携帯電話端末装置10のアドレス帳閲覧やメール閲覧などの個人情報の表示などを制限させてもよい。また、無線電話としての発信を制限させて、着信だけができるようにしてもよい。この発信制限時には、警察などの緊急通報用の電話番号だけは発信規制しないようにしてもよい。また、無線電話装置としての機能だけを制限させて、非接触ICカード機能部40を使用した処理については制限させないようにしてもよい。
なお、ここまで説明した無線キー装置50は、セキュリティ機能だけを行う専用の装置として構成させたが、他の機能を有する装置に、無線キー装置としての機能を組み込むようにしてもよい。例えば携帯電話端末装置10とBluetooth方式の無線通信を行って、いわゆるハンズフリー通話を行うためのヘッドセットに、無線キー装置を組み込むようにしてもよい。
図5は、この無線キー付ヘッドセットの構成例を示した図である。本例の無線キー付ヘッドセット60は、近距離無線通信用の通信回路62を備え、接続されたアンテナ61を介して、例えば数mから最大でも百m程度の比較的狭い範囲内の相手と無線通信を行う。ここでは、携帯電話端末装置10側が備えている近距離無線通信方式と同じ方式であるBluetooth方式を、無線キー付ヘッドセットの通信回路62も適用してある。通信回路62で無線通信を行う相手は、登録された特定の1台の携帯電話端末装置10に限定され、その装置の識別IDなどが予め登録されている。但し、ヘッドセットだけを使用する際には、通信回路62で無線通信を行う相手を制限しないようにしてもよい。
通信回路62での無線通信については、制御部63の制御で実行される。この場合、通信回路62内で送信信号を増幅する送信アンプ62aは、制御部63などの制御で送信電力が設定されるようにしてある。
通信回路62でヘッドセット用の通信(即ち通話用音声データの通信)を行う際には、受信した音声データを音声データ処理部66に供給して音声データの受信処理を行ってからスピーカ67に供給して出力させ、また、マイクロフォン68が拾って音声データ処理部66で処理された送信用の音声データを通信回路62に供給して送信させる。
また本例の無線キー付ヘッドセット60は、操作キーなどで構成された操作部64と、メモリ65と、発光部70を備える。発光部70はセキュリティ機能に関する警告手段として使用されるとともに、ヘッドセットとして機能させる際の動作状態の表示手段としても使用される。これらのヘッドセット60内の各部は、制御ライン73を介して制御データのやり取りが行えるとともに、データライン74を介して音声データなどのやり取りが行える。
また、本例の無線キー付ヘッドセット60は、端子部71を備え、この端子71を使用して携帯電話端末装置10が直接接続できる構成としてある。この接続時には、無線キー付ヘッドセット60内の制御部63が、携帯電話端末装置10内の制御部19とデータ転送を直接行って、近距離無線通信をしないで直接音声データの転送やセキュリティ処理を行うようにしてある。また、無線キー付ヘッドセット60内の電源回路72に内蔵された二次電池の充電残量が少ない場合には、携帯電話端末装置10側から供給される充電電流で、電源回路72内の二次電池を充電させることができるようにしてある。
このような無線キー付ヘッドセット60を用意した場合には、例えば図6に示すように、無線キー付ヘッドセット60を装着した利用者が、カバンの中などに入ったままの携帯電話端末装置10と無線通信を行って、いわゆるハンズフリー通話ができるとともに、無線キー装置としての機能を利用することで、無線キー付ヘッドセット60と携帯電話端末装置10との位置関係(距離)により、警告動作や機能制限動作を行う。即ち、無線キー付ヘッドセット60から携帯電話端末装置10がある程度の距離離れた場合に、無線キー付ヘッドセット60又は携帯電話端末装置10(或いは双方)から警告動作が行われ(後述する警告モード)、その警告動作が行われた状態で、携帯電話端末装置10に近づかないでいると、携帯電話端末装置10の機能が制限される状態となる(後述する機能制限モード)。
次に、このような構成の携帯電話端末装置10と無線キー装置50を用意して、セキュリティ処理を行う場合の処理例について説明する。なお、無線キー付ヘッドセット60を使った場合のセキュリティ処理も、基本的には同様であるが、以下の説明では無線キー装置50を使うものとして説明する。
まず、図7を参照して、セキュリティ処理のモードについて説明すると、本例の場合には、携帯電話端末装置10の機能を制限しない通常モードM1と、携帯電話端末装置10と無線キー装置50との距離が離れるなどで、その通常モードから外れることを警告する警告モードM2と、警告モードから通常モードに戻らない場合に(即ち携帯電話端末装置10と無線キー装置50との距離が離れたままである場合に)、携帯電話端末装置10の機能を制限する機能制限モードM3とが用意してある。
これらのモードの遷移としては、図7に矢印で示すように、通常モードM1から警告モードM2への変化、警告モードM2から機能制限モードM3への変化があり、また機能制限モードM3となった状態で、無線キー装置50が携帯電話端末装置10に近づくと、通常モードM1に戻る。さらに、警告モードM2となって警告動作が行われている状態で、無線キー装置50が携帯電話端末装置10に近づくと、通常モードM1に戻る。
本例の場合、これらのセキュリティモードは、携帯電話端末装置10と無線キー装置50との間での無線通信方式であるBluetooth方式で用意された通信モードと関連を持たせてある。即ち、図8に本例の無線通信方式(Bluetooth方式)での通信モードを示すと、携帯電話端末装置10と無線キー装置50の両者で、相手の機器を認証させて無線接続させる接続モードM11があり、その接続モードM11で相互に認証が完了して接続が行われると、実際にペイロードデータの転送が行われるデータ転送モードM12となる。データ転送モードM12でのデータ転送が完了すると、低消費電力通信モードM13に移行する。この低消費電力通信モードM13では、両者の無線通信が、データ転送モードM12での通信周期よりも長い周期で間欠的に行われ、両者の無線接続を維持する状態となる。このように間欠通信を行う周期が長いことで、データ転送モードM12で作動している場合よりも、通信に要する消費電力を小さくすることができ、低消費電力となる。なお、ここでの低消費電力とは、通信周期の間引きから低消費電力になることを示しており、後述する送信電力を下げる処理とは直接関係がない(但し後述するように低消費電力モード中には送信電力を下げる処理を行うようにしてある)。
この低消費電力通信モードM13の状態で、両者間でのデータ転送を再開させる場合には接続モードM11に戻り、接続モードM11で通信を再開させる処理が行われて、実際にデータ転送が行われるデータ転送モードM12となる。低消費電力通信モードM13で無線接続が維持された状態では、接続モードM11での接続処理が比較的簡単に行われ、無線接続をやり直す場合に比べて、データ転送モードM12でのデータ転送の再開が迅速に行える。
また、接続モードM11でいずれかの通信相手と接続処理が行われない場合(或いは接続できない場合)には、それぞれの機器は、スタンバイモードM14に移行する。このスタンバイモードM14となった機器は、非常に長い周期での間欠受信又は送信を行って、相手となる通信機器が存在するかをサーチする処理を行う。なお、スタンバイモードM14となった機器は、ユーザ操作などの何らかの契機となる処理がないと、接続モードM11に戻らないようにしてもよい。また、2台の機器間で通信を行っている間は、2台の機器は、基本的に同じモードが設定されるようにしてある。即ち、少なくとも接続モードM11とデータ転送モードM12と低消費電力モードM13は、2台の機器間で同期して移行するモードである。
ここで、本例の場合には、図8に示すように、携帯電話端末装置10と無線キー装置50との間で、低消費電力通信モードM13で通信している状態のとき、セキュリティモードとして通常モードM1を設定し、低消費電力通信モードM13から接続モードM11に通信モードが移行したことを契機として、警告モードが開始される。警告モードから機能制限モードに移行する処理の詳細については後述するが、セキュリティモードが機能制限モードM3となると、接続モードM11,データ転送モードM12,スタンバイモードM14である間は、機能制限モードM3のままとする。データ転送モードM12から低消費電力通信モードM13に移行した場合にだけ、セキュリティモードが機能制限モードM3から通常モードM1に戻るようにしてある。
次に、携帯電話端末装置10と無線キー装置50のそれぞれで、セキュリティモードが選定される処理を、図9を参照して説明する。このセキュリティモード選定処理は、例えばそれぞれの機器の制御部19,53の制御で実行される。まず、現在の通信モードが、低消費電力通信モードであるか否か判断される(ステップS1)。ここで、低消費電力通信モードである場合には、制御部内に用意されるステートタイマをリセットし(ステップS2)、セキュリティモードを通常モードに設定し(ステップS3)、通常モードとしての処理(即ち機能を制限しないモード)として作動させる(ステップS4)。なお、ステートタイマは時間の経過でカウントアップするタイマである。
また、ステップS1で低消費電力通信モードでないと判断した場合には、直前(現在)のセキュリティモードが通常モードであるか否か判断し(ステップS5)、通常モードである場合には、制御部内に用意されるステートタイマをスタートさせ(ステップS6)、警告モードの開始を設定させ(ステップS7)、警告モードとしての警告動作を実行させる(ステップS8)。なお、携帯電話端末装置10と無線キー装置50のいずれか一方だけで警告動作を行う構成となっている場合には、他方の装置では、この警告モード中には特に処理を行わない。
そして、ステップS5で直前(現在)のセキュリティモードが通常モードでないと判断した場合には、ステップS6で起動させたステートタイマのカウント値が、予め決められた値THを超えたか否か判断する(ステップS9)。カウント値が所定値TH1を超えるまでは、ステップS8の警告モードのままとし、カウント値が所定値TH1を超えた場合には、セキュリティモードを警告モードに変化させる(ステップS10)。ステートタイマのカウント値が、カウント開始から所定値TH1を越えるまでの時間は、例えば、数秒から数十秒程度の時間とする。
次に、携帯電話端末装置10と無線キー装置50のそれぞれで、各通信モードでの通信状態の具体的な例を、図10以降を参照して説明する。まず、接続モードで携帯電話端末装置10と無線キー装置50とが相手の認証処理を行う例を説明する。Bluetooth方式で無線通信を行う場合には、通信を行う2台の機器の内の一方の通信装置がマスタ機器となり、他方の通信装置がスレーブ機器となる。Bluetooth方式のシステム上は、いずれの機器がマスタ、スレーブになっても良いが、本例の場合、携帯電話端末装置10と無線キー装置50との間で無線通信を行う場合には、無線キー装置50がマスタとなり、携帯電話端末装置10がスレーブとなるようにしてある。
スレーブとなった機器(ここでは携帯電話端末装置10)は、接続モードのとき、マスタを探すスキャン処理を行う。図10は、このスキャン処理時の動作例を示したフローチャートである。スキャン処理時には、一定期間連続受信して、マスタからの信号を探す処理を行う(ステップS11)。そのスキャン処理で、セキュリティ処理を行う相手である無線キー装置50のID番号が付与された信号(ページ信号)を受信したか否か判断する(ステップS12)。ここで、無線キー装置50のID番号が付与された信号を受信できない場合には、アイドル処理に移って一定期間待機した後に(ステップS13)、ステップS11に戻って、スキャン処理を繰り返し行う。
そして、ステップS12で無線キー装置50のID番号が付与されたページ信号を受信できたと判断した場合には、そのページ信号に対する応答信号を送信し(ステップS14)、マスタと接続処理を行って、通信状態に移行(即ちデータ転送モードに移行)する(ステップS16)。
また、マスタとなった機器(ここでは無線キー装置50)は、接続モードが開始したとき、スタンバイタイマをスタートさせ(ステップS21)、所定期間、決められたチャンネルでページ信号を送信する(ステップS22)。このときのページ信号には、例えば自機に設定されたID番号を付与するとともに、通信相手のID番号を付与する。そして、そのページ信号の送信後にスレーブからの応答があるか否か判断し(ステップS23)、応答がない場合には、スタンバイタイマのカウント値が決められた時間TH2を越えたか否か判断する(ステップS24)。スタンバイタイマのカウント値が決められた時間TH2を越えていない場合には、アイドル処理に移って一定期間待機した後に(ステップS25)、ステップS22に戻って、ページ信号の送信処理を繰り返し行う。
そして、ステップS23でスレーブからの応答があると判断した場合には、スレーブとの接続処理を行って、通信状態に移行(即ちデータ転送モードに移行)する(ステップS27)。また、ステップS24で、スタンバイタイマのカウント値が決められた時間TH2を越えた場合には、スタンバイ状態となり(ステップS28)、ここでのスレーブとの接続を試みる処理を中止する。
図12は、図10のフローチャートの処理が行われているマスタとなった機器(無線キー装置50)と、図11のフローチャートの処理が行われているスレーブとなった機器(携帯電話端末装置10)との通信状態の例を示した図である。図12(a)は、マスタ(無線キー装置50)のページ信号の送信タイミングとアイドル期間を示し、図12(b)は、スレーブ(携帯電話端末装置10)の受信(スキャン)タイミングとアイドル期間を示したものである。図12に示すように、送信側のアイドル期間と受信側のアイドル期間は異なり、受信側でいずれかのタイミングで送信されるページ信号を受信できるようにしてある。
図13は、この図12の処理をシーケンス図で示したものである。図13に示すように、無線キー装置50からは間欠的にページ信号の送信(タイミングT11,T12,T13)が行われる。ここで、ページ信号に対するレスポンスがあると(タイミングT14)、さらに2台の機器間でレスポンスの相互のやり取りがあり(タイミングT15,T16)、その後、無線接続を行うコネクション信号の相互のやり取りが行われて(タイミングT17,T18)、データ転送モードに移行する。
次に、本例の各機器がデータ転送モードに移行した場合の処理例を、図14のフローチャートを参照して説明する。データ転送モードに移行すると、そのデータ転送が行われるチャンネルでの認証処理が行われ(ステップS31)、その認証が正しく完了したか否か判断される(ステップS32)。ここで認証処理が完了しない場合には、接続処理に戻る。
そして、ステップS32での接続処理が完了した場合には、通常はデータ転送が行われるが、本例のセキュリティ処理のための通信時には、データ転送を行わず、直接、低消費電力モードに移行する処理が行われる(ステップS33)。そして、低消費電力モードに移行できるか否か判断し(ステップS34)、低消費電力モードに移行できる状態である場合には、低消費電力モードのスニフ状態に設定する。低消費電力モードに移行できない場合には、接続処理に戻る。なお、ステップS33での低消費電力モードに移行する処理を行う際には、例えば、双方の通信回路32,52内の送信アンプを、
図15は、図14のフローチャートで示した通信状態の例を示したシーケンス図である。即ち、データ転送モードで、認証などを行うために相互にパケットの伝送を行い(タイミングT21,T22,T23,T24)、その認証が完了してから、低消費電力モードに移行するためのデータ(スニフモードリクエスト)をマスタ(無線キー装置50)から送り(タイミングT25)、その了解を受信することで(タイミングT26)、双方の機器が低消費電力モード(スニフモード)に移行する。
図16は、低消費電力モード(スニフモード)での、スレーブ(携帯電話端末装置10)での処理例を示したフローチャートである。その処理を説明すると、スニフモードとなると、まずタイマをスタートさせ(ステップS41)、マスタからの信号を受信するスキャン処理を行う(ステップS42)。そのスキャン処理で、セキュリティ処理を行う相手である無線キー装置50のID番号が付与された信号(ページ信号)を受信したか否か判断する(ステップS43)。ここで、無線キー装置50のID番号が付与された信号を受信した場合には、そのページ信号に対する応答信号を送信し(ステップS44)、ステップS41でスタートさせたタイマをリセットさせ(ステップS45)、アイドル期間に移る(ステップS46)。一定期間のアイドル期間が経過すると、ステップS42のスキャン処理に戻る。ここで、本例の場合には、ステップS46でのアイドル期間(通信が行われない期間)を、比較的長い期間に設定してあるとともに、マスタ側でのアイドル期間と同期させるようにしてある。
そして、ステップS43で無線キー装置50のID番号が付与された信号を受信できないと判断した場合には、ステップS41でスタートさせたタイマが、所定値T SVを越えたか否か判断し(ステップS47)、所定値T SVを越えていない場合には、ステップS46のアイドル処理に移る。そして、ステップS47で所定値T SVを越えたと判断された場合、通信モードを接続モードに変化させる(ステップS48)。通信モードを接続モードに変化させる際には、送信アンプの送信電力を高く変化させてもよい。
図17は、低消費電力モード(スニフモード)での、マスタ(無線キー装置50)での処理例を示したフローチャートである。その処理を説明すると、スニフモードとなると、まずタイマをスタートさせ(ステップS51)、ページ信号を所定期間送信する処理を行う(ステップS52)。このページ信号の送信後に、セキュリティ処理を行う相手(携帯電話端末装置10)からの応答を受信したか否か判断する(ステップS53)。ここで、応答信号を受信した場合には、ステップS51でスタートさせたタイマをリセットさせ(ステップS54)、アイドル期間に移る(ステップS55)。一定期間のアイドル期間が経過すると、ステップS52のスキャン処理に戻る。ここで、本例の場合には、ステップS55でのアイドル期間(通信が行われない期間)を、比較的長い期間に設定するとともに、スレーブ側でのアイドル期間と同期させるようにしてある。
そして、ステップS53で携帯電話端末装置10からの応答を受信できないと判断した場合には、ステップS51でスタートさせたタイマが、所定値T SVを越えたか否か判断し(ステップS56)、所定値T SVを越えていない場合には、ステップS55のアイドル処理に移る。そして、ステップS56で所定値T SVを越えたと判断された場合、通信モードを接続モードに変化させる(ステップS57)。通信モードを接続モードに変化させる際には、送信アンプの送信電力を高く変化させてもよい。
図18は、低消費電力モード(スニフモード)での、両機器での通信タイミングを示したシーケンス図である。この図18に示すように、マスタでのスニフ処理が行われるタイミング(オンと記載された部分)と、スレーブでのスニフ処理が行われるタイミングとはほぼ一致する。即ち、マスタからポーリングパケットが送信されるタイミング(T31,T33,T35,T37)と、スレーブでその受信が行われる期間とが一致し、各ポーリングパケットがスレーブで受信されて、その応答(タイミングT32,T34,T36,T38)についても、マスタ側で受信される。このように間欠的な双方向の通信が行われていることで、低消費電力モードが維持され、マスタとスレーブ間の無線接続状態が維持される。
なお、通信モードがスタンバイ状態になった場合には、例えば図19のフローチャートに示した処理が行われる。即ち、スタンバイ状態になると、起動タイマに起動させる期間を設定させ(ステップS61)、その起動タイマをスタートさせ(ステップS62)、通信回路をスリープ状態とする(ステップS63)。その後、起動タイマが設定した期間が経過すると、通信回路を起動させて(ステップS64)、接続処理を実行して、接続できる機器があるかの処理に移る。
ここまで説明した処理が実行されることで、携帯電話端末装置10と無線キー装置50との間での、近距離無線通信が行われ、携帯電話端末装置10と無線キー装置50とが近接した状態で良好に無線通信できる場合には、携帯電話端末装置10と無線キー装置50とが低消費電力モードで無線接続された状態に維持される。この低消費電力モードで無線接続された状態では、いわゆるペイロードとなるデータの転送は行われず、無線接続を維持させるための信号が間欠的に送受信されるだけであり、アイドル期間を適切に選定することで、非常に少ない消費電力で、通信が行える。従って、本例のセキュリティ処理を行うことによる消費電力を、少なくすることができ、携帯電話端末装置10と無線キー装置50の双方の電池持続時間を長時間化することができる。特に、出来るだけ小型に構成させたい無線キー装置に、大きな効果がある。
そして、携帯電話端末装置10については、既に携帯電話端末に組み込まれた例が多数あるBluetooth方式の近距離無線通信方式を適用して、セキュリティ処理を行うようにしたので、既存のBluetooth方式の近距離無線通信回路を備えた携帯電話端末の制御構成などを若干変更するだけで、本例のセキュリティ処理が実現可能であり、簡単に良好なセキュリティ機能が実現できる。
なお、上述した実施の形態では、低消費電力モードから接続モードへの移行を、単純に2台の間で無線通信ができる状態か否かで処理(即ち通信の接続・切断や信号強度に基づいた処理)するようにしたが、相手からのパケットの検出状況で判断するようにしてもよい。図20〜図22は、その場合の処理例を示した図である。
まず、スレーブ(携帯電話端末装置10)での処理例を図20のフローチャートに示すと、携帯電話端末装置10が低消費電力モード(スニフモード)になると、タイマをスタートさせ(ステップS71)、通信ステートとして良を設定し(ステップS72)、マスタからの信号を受信するスキャン処理を行う(ステップS73)。そのスキャン処理で、セキュリティ処理を行う相手である無線キー装置50のID番号が付与された信号(ページ信号)を受信したか否か判断する(ステップS74)。ここで、無線キー装置50のID番号が付与された信号を受信した場合には、そのページ信号に対する応答信号を送信し(ステップS75)、ステップS71でスタートさせたタイマをリセットさせ(ステップS76)、アイドル期間に移る(ステップS77)。一定期間のアイドル期間が経過すると、ステップS73のスキャン処理に戻る。このアイドル期間は、マスタ側でのアイドル期間と同期させるようにしてある。
ステップS74で無線キー装置50のID番号が付与された信号を受信できないと判断した場合には、ステップS71でスタートさせたタイマが、第1の所定値T SV1を越えたか否か判断し(ステップS78)、所定値T SV1を越えていない場合には、ステップS77のアイドル処理に移る。そして、ステップS78で所定値T SV1を越えたと判断された場合、さらに第2の所定値T SV2を越えたか否か判断する(ステップS79)。なお、第2の所定値T SV2は、第1の所定値T SV1よりも長い期間である。ここで、第2の所定値T SV2を越えていないと判断した場合には、通信ステートとして不良を設定し(ステップS80)、ステップS77のアイドル処理に移る。ステップS79で第2の所定値T SV2を越えたと判断した場合には、通信モードを接続モードに変化させる(ステップS81)。
次に、ここでのマスタ(無線キー装置50)での処理例を、図21のフローチャートを参照して説明すると、スニフモードとなると、まずタイマをスタートさせ(ステップS91)、通信ステートとして良を設定し(ステップS92)、ページ信号を所定期間送信する処理を行う(ステップS93)。このページ信号の送信後に、セキュリティ処理を行う相手(携帯電話端末装置10)からの応答を受信したか否か判断する(ステップS94)。ここで、応答信号を受信した場合には、ステップS91でスタートさせたタイマをリセットさせ(ステップS95)、アイドル期間に移る(ステップS96)。一定期間のアイドル期間が経過すると、ステップS93のスキャン処理に戻る。このアイドル期間は、スレーブ側でのアイドル期間と同期させるようにしてある。
そして、ステップS94で携帯電話端末装置10からの応答を受信できないと判断した場合には、ステップS91でスタートさせたタイマが、第1の所定値T SV1を越えたか否か判断し(ステップS97)、所定値T SV1を越えていない場合には、ステップS96のアイドル処理に移る。そして、ステップS97で所定値T SV1を越えたと判断された場合、さらに第2の所定値T SV2を越えたか否か判断する(ステップS98)。なお、第2の所定値T SV2は、第1の所定値T SV1よりも長い期間である。ここで、第2の所定値T SV2を越えていないと判断した場合には、通信ステートとして不良を設定し(ステップS99)、ステップS96のアイドル処理に移る。ステップS98で第2の所定値T SV2を越えたと判断した場合には、通信モードを接続モードに変化させる(ステップS100)。
そして、この図20、図21に示すように処理された場合に、セキュリティモード選択が、図22に示すような判断で設定されるようにする。即ち、まず通信モードが低消費電力モードであるか否か判断され(ステップS101)、低消費電力モードである場合には、図20、図21のフローチャートで設定した通信ステートが良であるか否か判断される(ステップS102)。ここで、通信ステートが良である場合には、セキュリティモードを通常モードとする(ステップS103)。そして、ステップS102で、通信ステートが不良である場合には、セキュリティモードを警告モードとする(ステップS104)。さらに、ステップS101で、低消費電力モードでないと判断された場合には、セキュリティモードを機能制限モードとする(ステップS105)。
この図22のフローチャートに示すように処理されることで、低消費電力モードからつ接続モードに移行する可能性が高くなった状態で警告モードとなり、無線通信状態の悪化で良好に警告を行うことができる。
なお、本例の無線キー装置50には、操作部59が設けてあり、その操作部59が操作されたことを、制御部53が検出した場合には、送信アンプ52aの送信電力を一時的に高くするようにしてある。この一時的に高くする処理が行われると、その高くなった後に送信電力が元に戻った段階で、携帯電話端末装置10側で、無線キー装置からの信号を正しく受信できなくなる可能性が高い。このように携帯電話端末装置10側で、無線キー装置からの信号を正しく受信できなくなると、低消費電力モードで通信していたものが、接続モードになり、携帯電話端末装置10のセキュリティモードが、警告モードになる。ここで、携帯電話端末装置10が警告モードになったときに、警告音を鳴らすように設定してあると、その警告音が鳴り出すようになる。従って、例えば携帯電話端末装置10がどこにあるか判らなくなった場合に有効である。
また、無線キー装置50の操作部59が操作された場合に、制御部53の制御で、携帯電話端末装置10に対して、強制的に警告音を鳴らすことを指示するデータを無線送信したり、或いは強制的に警告モードに移行させることを指示するデータを無線送信するようにしてもよい。送信電力を一時的に上げる処理と、警告音を鳴らすこと等を指示するデータを無線送信する処理を組み合わせるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、携帯電話端末と無線キー装置との間の無線通信状態でセキュリティモードを設定させる処理について説明したが、無線通信状態以外の処理で、セキュリティモードが機能制限モードとなった場合に、通常モードに戻す処理が行われるようにしてもよい。例えば、機能制限モードとなった携帯電話端末に、解除用のパスワードを入力して、通常モードに戻すようにしてもよい。
或いは、図1に示すように、携帯電話端末10に用意された端子部23に、無線キー装置50の端子部56を直接接続することで、接続された2台の機器を直接的に認識して、強制的に通常モードとするようにしてもよい。この場合、無線キー装置50が携帯電話端末10から外されることで、無線通信状態に基づいたセキュリティモードに戻るようにする。このようにすることで、例えば無線キー装置50内の電池残量が無くなって、無線通信できない状況になった場合でも、無線キー装置50を携帯電話端末10に直接接続させて、携帯電話端末10からの電源で無線キー装置50を作動させることで、無線キー装置50を所持している限りは、機能制限モードを解除できる。
なお、このように直接接続した場合には、無線キー装置50内の二次電池を、携帯電話端末10からの電源で充電するようにすれば、再び無線キー装置50を無線で使用できるようになる。
また、無線キー装置50として、例えば二次電池が装着された電源部を、取り外せる構造として、その取り外した電源部を、携帯電話端末10の端子部23に、接続可能な構造として、電源部内の二次電池の充電が端末10側で直接行えるようにしてもよい。この場合には、例えば、二次電池が装着された電源部(電池パック)を2組用意して、一方を無線キー装置50に装着して使用中に、他方を携帯電話端末10に接続させて充電させれば、無線キー装置50を長期間連続して作動させることが可能になる。
また、上述した実施の形態では、携帯電話端末10に、Bluetooth方式などの近距離無線通信手段を内蔵させて、その近距離無線通信手段をセキュリティモード作動用に使用したが、例えば、携帯電話端末10には、近距離無線通信手段を内蔵させず、外付けで携帯電話端末10に近距離無線通信手段を接続させるようにしてもよい。即ち、例えば無線キー装置に相当する装置を2個用意して、その2個の無線キー装置の内の一方を、携帯電話端末10に接続させて、その2個の無線キー装置での通信モードによって、セキュリティモードを設定させてもよい。
また、ここまで説明した実施の形態では、携帯電話端末にBluetooth方式の通信回路を内蔵させて、その通信回路で無線キー装置と無線通信を行うようにしたが、その他の無線通信方式で、無線キー装置と無線通信を行うようにしてもよい。即ち、無線通信方式として、少なくとも、通信する双方の装置間でデータ転送可能とする第1の通信モードと、無線接続された状態のままで、第1の通信モードでの通信よりも少ない周期で双方の装置間で無線通信を行う第2の通信モードとを有した方式であれば、上述した実施の形態と同様の処理が可能であり、適用可能である。
また、Bluetooth方式の場合には、通信を行う一方がマスタとなり、他方がスレーブとなるが、上述した無線キー装置側をマスタとし携帯端末側をスレーブとするのは一例であり、逆でもよい。また、通信途中で、マスタとスレーブを入れ替えるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、携帯電話端末装置のセキュリティ確保処理に適用したが、その他の携帯型の端末装置のセキュリティ確保を、同様の処理で適用してもよい。
また、無線キー装置についても、上述した実施の形態では専用のキー装置として構成した例としたが、Bluetooth方式などで通信可能な端末装置(例えばPDA装置など)に、本発明のキー装置として機能させるプログラムをインストールして、キー装置として機能するようにしてもよい。
本発明の一実施の形態によるシステム構成例を示した斜視図である。 本発明の一実施の形態による通信端末装置の構成例を示したブロック図である。 本発明の一実施の形態による無線キー装置の構成例を示したブロック図である。 本発明の一実施の形態による使用例を示した説明図である。 本発明の一実施の形態による無線キー装置の変形例(ヘッドセットと一体化させた例)を示したブロック図である。 図5の例の使用例を示した説明図である。 本発明の一実施の形態によるセキュリティモードの設定例を示した説明図である。 本発明の一実施の形態による通信モードによるセキュリティモードの遷移例を示した説明図である。 本発明の一実施の形態によるモード選定処理例を示したフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるスキャン処理例を示したフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるページ送信処理例を示したフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるページ送信とスキャンの処理状態の例を示したタイミング図である。 本発明の一実施の形態による接続状態の例を示したシーケンス図である。 本発明の一実施の形態による低消費電力移行処理例を示したフローチャートである。 本発明の一実施の形態による通信状態メッセージの伝送例を示したシーケンス図である。 本発明の一実施の形態による携帯端末での通信処理例を示したフローチャートである。 本発明の一実施の形態による無線キー装置での通信処理例を示したフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるスニフ状態での伝送例を示したシーケンス図である。 本発明の一実施の形態によるスタンバイ状態での処理例を示したフローチャートである。 本発明の他の実施の形態による端末側でのモード選定処理例を示したフローチャートである。 本発明の他の実施の形態による無線キー装置側でのモード選定処理例を示したフローチャートである。 図21、図22の場合のモード選定状態の例を示したフローチャートである。
符号の説明
10…携帯電話端末装置、11…アンテナ、12…無線電話用通信回路、13…音声処理部、14…スピーカ、15…マイクロフォン、16…表示部、17…操作部、18…メモリ、19…制御部、21…振動部、22…発光部、23…端子部、24…電源回路、25…制御ライン、26…データライン、31…アンテナ、32…近距離無線通信回路、33…送信アンプ、40…非接触ICカード機能部、41…課金データ制御部、42…アンテナ、50…無線キー装置、51…アンテナ、52…近距離無線通信回路、52a…送信アンプ、53…制御部、54…振動部、55…発光部、56…端子部、57…電源回路、58…制御ライン、59…操作部、60…無線キー付ヘッドセット、61…アンテナ、62…近距離無線通信回路、62a…送信アンプ、63…制御部、64…操作部、65…メモリ、66…音声処理部、67…スピーカ、68…マイクロフォン、69…振動部、70…発光部、71…端子部、72…電源回路、73…制御ライン、74…データライン

Claims (22)

  1. 通信端末装置と、その通信端末装置と所定の無線通信方式で無線通信が可能な無線キー装置とで構成される通信システムにおいて、
    前記所定の無線通信方式として、少なくとも、通信する双方の装置間でデータ転送可能とする第1の通信モードと、前記無線接続された状態のままで、前記第1の通信モードでの通信よりも少ない周期で双方の装置間で無線通信を行う第2の通信モードとを有した方式であり、
    前記通信端末装置は、
    前記所定の無線通信方式で無線通信を行う通信手段と、
    前記通信端末装置内の通信手段での通信状態として、前記無線キー装置と前記第2の通信モードが設定されている場合に、当該通信端末装置の所定の機能を作動させる通常モードを設定し、前記無線キー装置と無線通信ができない状態、及び前記第1の通信モードが設定されている場合に、当該通信端末装置の所定の機能を制限させる機能制限モードを設定する制御手段とを備え、
    前記無線キー装置は、
    前記所定の無線通信方式で無線通信を行う通信手段と、
    所定の警告動作を行う警告手段と、
    前記無線キー装置内の通信手段での通信状態として、前記通信端末装置との通信モードが、前記第2の通信モードから前記第1の通信モードに移行した場合に、前記警告手段を作動させる制御手段とを備えた
    通信システム。
  2. 請求項1記載の通信システムにおいて、
    前記通信端末装置は、前記通信手段とは別に、所定の基地局と電話通信用の無線通信を行う電話通信用通信手段を備えた
    通信システム。
  3. 請求項1記載の通信システムにおいて、
    前記通信端末装置についても警告手段を備え、
    前記無線キー装置との通信モードが、前記第2の通信モードから前記第1の通信モードに移行した場合に、前記通信端末装置の制御手段が、前記警告手段を作動させる
    通信システム。
  4. 請求項3記載の通信システムにおいて、
    前記通信端末装置の制御手段は、前記第2の通信モードから前記第1の通信モードへの移行で起動されるタイマを有して、当該タイマが第1の期間をカウントすると、前記警告手段を作動させ、さらに第1の期間よりも長い第2の期間をカウントすると、前記機能制限モードを設定する
    通信システム。
  5. 請求項3記載の通信システムにおいて、
    前記通信端末装置及び/又は無線キー装置の通信手段は、送信電力を少なくとも2段階に設定可能であり、前記通信端末装置と前記無線キー装置とを無線接続した場合には、少ない送信電力を設定させる
    通信システム。
  6. 請求項5記載の通信システムにおいて、
    前記無線キー装置は、操作手段を備えて、
    前記操作手段が操作された場合に、前記無線キー装置の制御手段は、前記無線キー装置内の通信手段の送信電力を一時的に高く設定させる
    通信システム。
  7. 請求項6記載の通信システムにおいて、
    前記無線キー装置内の通信手段の送信電力を高くした後に低い送信電力に戻すことで、
    前記通信端末装置の通信手段の通信モードを変化させて、前記通信端末装置内の警告手段を作動させる
    通信システム。
  8. 請求項6記載の通信システムにおいて、
    前記無線キー装置内の通信手段の送信電力を高くした状態で、前記通信端末装置内の警告手段を作動させるためのデータを送信する
    通信システム。
  9. 請求項1記載の通信システムにおいて、
    前記無線キー装置は、モード表示手段を備え、
    前記通信端末装置と前記第2の通信モードが設定されている場合に、前記モード表示手段で通常モードを表示させ、前記通信端末装置と無線通信ができない状態、及び前記第1の通信モードが設定されている場合に、前記モード表示手段で機能制限モードを表示させる
    通信システム。
  10. 請求項9記載の通信システムにおいて、
    さらに、前記モード表示手段は、前記通信端末装置との無線通信が、前記第2の通信モードから前記第1の通信モードに移行した場合に、前記モード表示手段で所定期間だけ警告モードであることを表示させる
    通信システム。
  11. 所定の無線通信方式で無線通信が可能な通信端末装置において、
    前記所定の無線通信方式として、少なくとも、通信する相手の装置との間でデータ転送可能とする第1の通信モードと、無線接続された状態のままで、前記第1の通信モードでの通信よりも少ない周期で相手の装置との間で無線通信を行う第2の通信モードとを有した方式であり、
    前記所定の無線通信方式で無線通信を行う通信手段と、
    前記通信手段で予め設定された特定の通信装置との通信状態として、前記第2の通信モードが設定されている場合に、当該通信端末装置内の所定の機能を作動させる通常モードを設定し、前記特定の通信装置と無線通信ができない状態、及び前記第1の通信モードが設定されている場合に、当該通信端末装置の所定の機能を制限させる機能制限モードを設定する制御手段とを備えた
    通信端末装置。
  12. 請求項11記載の通信端末装置において、
    前記通信手段とは別に、所定の基地局と電話通信用の無線通信を行う電話通信用通信手段を備えた
    通信端末装置。
  13. 請求項1記載の通信端末装置において、
    警告手段を備え、
    前記特定の通信装置との通信モードが、前記第2の通信モードから前記第1の通信モードに移行した場合に、前記制御手段が前記警告手段を作動させる
    通信端末装置。
  14. 請求項13記載の通信端末装置において、
    前記制御手段は、前記第2の通信モードから前記第1の通信モードへの移行で起動されるタイマを有して、当該タイマが第1の期間をカウントすると、前記警告手段を作動させ、さらに第1の期間よりも長い第2の期間をカウントすると、前記機能制限モードを設定する
    通信端末装置。
  15. 請求項3記載の通信端末装置において、
    前記通信手段は、送信電力を少なくとも2段階に設定可能であり、前記特定の通信装置と無線接続された状態では、少ない送信電力を設定させる
    通信端末装置。
  16. 所定の無線通信方式で無線通信が可能な無線キー装置であって、
    前記所定の無線通信方式として、少なくとも、通信する相手の装置との間でデータ転送可能とする第1の通信モードと、無線接続された状態のままで、前記第1の通信モードでの通信よりも少ない周期で相手の装置との間で無線通信を行う第2の通信モードとを有した方式であり、
    前記所定の無線通信方式で無線通信を行う通信手段と、
    所定の警告動作を行う警告手段と、
    前記通信手段での通信状態として、特定の相手との通信モードが、前記第2の通信モードから前記第1の通信モードに移行した場合に、前記警告手段を作動させる制御手段とを備えた
    無線キー装置。
  17. 請求項16記載の無線キー装置において、
    前記通信手段は、送信電力を少なくとも2段階に設定可能であり、前記特定の相手と無線接続した場合には、少ない送信電力を設定させる
    無線キー装置。
  18. 請求項17記載の無線キー装置において、
    操作手段を備えて、
    前記操作手段が操作された場合に、前記制御手段は、前記通信手段の送信電力を一時的に高く設定させる
    無線キー装置。
  19. 請求項18記載の無線キー装置において、
    前記通信手段の送信電力を高くした状態で、前記特定の相手に対して警告動作を実行させるためのデータを送信する
    無線キー装置。
  20. 請求項16記載の無線キー装置において、
    モード表示手段を備え、
    前記特定の相手と前記第2の通信モードが設定されている場合に、前記モード表示手段で通常モードを表示させ、前記特定の相手と無線通信ができない状態、及び前記第1の通信モードが設定されている場合に、前記モード表示手段で機能制限モードを表示させる
    無線キー装置。
  21. 請求項20記載の無線キー装置において、
    さらに、前記モード表示手段は、前記特定の相手との無線通信が、前記第2の通信モードから前記第1の通信モードに移行した場合に、前記モード表示手段で所定期間だけ警告モードであることを表示させる
    無線キー装置。
  22. 無線通信方式として、少なくとも、通信する相手の装置との間でデータ転送可能とする第1の通信モードと、無線接続された状態のままで、前記第1の通信モードでの通信よりも少ない周期で相手の装置との間で無線通信を行う第2の通信モードとを有した方式で通信を行う、所定の無線通信方式で無線通信が可能な無線通信装置にインストールされるプログラムであって、
    前記所定の無線通信方式での通信状態として、予め決められた特定の相手との通信モードが、前記第2の通信モードから前記第1の通信モードに移行したことを判別する判別処理と、
    前記判別処理で前記判別を行った場合に、所定の警告動作を行う警告処理とを行う機能を実現する
    プログラム。
JP2004195059A 2004-06-30 2004-06-30 通信システム、通信端末装置、無線キー装置及びプログラム Expired - Fee Related JP4028527B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004195059A JP4028527B2 (ja) 2004-06-30 2004-06-30 通信システム、通信端末装置、無線キー装置及びプログラム
EP20050253883 EP1613034B1 (en) 2004-06-30 2005-06-22 Communication system for limiting the use of a communication apparatus
DE200560019811 DE602005019811D1 (de) 2004-06-30 2005-06-22 Kommunikationssystem zur Verwendungseinschränkung eines Kommunikationsgerätes
BRPI0502562 BRPI0502562A (pt) 2004-06-30 2005-06-29 Sistema de comunicação, aparelho terminal de comunicação, aparelho de chave sem fios, e, programa instalado em um aparelho terminal de comunicação
US11/170,162 US7436798B2 (en) 2004-06-30 2005-06-29 Communication system, communication terminal apparatus, wireless key apparatus and program
CN2005100980335A CN1734962B (zh) 2004-06-30 2005-06-30 通信系统,通信终端装置,无线键控装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004195059A JP4028527B2 (ja) 2004-06-30 2004-06-30 通信システム、通信端末装置、無線キー装置及びプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006020002A true JP2006020002A (ja) 2006-01-19
JP2006020002A5 JP2006020002A5 (ja) 2006-03-02
JP4028527B2 JP4028527B2 (ja) 2007-12-26

Family

ID=34941750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004195059A Expired - Fee Related JP4028527B2 (ja) 2004-06-30 2004-06-30 通信システム、通信端末装置、無線キー装置及びプログラム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7436798B2 (ja)
EP (1) EP1613034B1 (ja)
JP (1) JP4028527B2 (ja)
CN (1) CN1734962B (ja)
BR (1) BRPI0502562A (ja)
DE (1) DE602005019811D1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008032493A1 (fr) * 2006-09-15 2008-03-20 Nec Corporation Appareil de terminal, dispositif, système prévenant une utilisation non autorisée, procédé prévenant une utilisation non autorisée et programme
WO2009125579A1 (ja) * 2008-04-09 2009-10-15 パナソニック株式会社 補聴器、補聴装置、補聴方法、及び集積回路
JP2010035057A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Kyocera Corp 無線通信システム、携帯端末および端末認証方法
JP2012222583A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 Alpine Electronics Inc 携帯型情報端末およびこれを用いたハンズフリーシステム
JP2013514043A (ja) * 2009-12-15 2013-04-22 モバイル コミュニケーション テクノロジーズ エルエルシー モバイルコミュニケーターを使用可能にするための装置及び方法
JP2015505193A (ja) * 2011-12-08 2015-02-16 インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド クロスリンク確立を制御するための方法および装置

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3955290B2 (ja) * 2004-06-30 2007-08-08 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 通信システム及び通信端末装置
KR100827803B1 (ko) * 2006-10-12 2008-05-07 삼성전자주식회사 초광대역 무선 통신 모듈을 포함하는 이동통신 단말기 및이의 구동 방법
JP4389966B2 (ja) * 2007-05-18 2009-12-24 株式会社カシオ日立モバイルコミュニケーションズ 電子機器及びプログラム
US20100226309A1 (en) * 2009-03-03 2010-09-09 Nokia Corporation Beaconing mode for wireless communication
US20110059731A1 (en) * 2009-09-04 2011-03-10 George Gregory Schivley Techniques for discouraging cell phone usage while driving a vehicle
CN105872965A (zh) * 2016-03-28 2016-08-17 英华达(上海)科技有限公司 一种利用穿戴式设备寻回可携式设备的系统及其方法
KR102650129B1 (ko) * 2018-10-01 2024-03-21 삼성전자주식회사 전자장치와 그의 제어방법, 디스플레이장치, 및 통합 리모컨

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10243059A (ja) * 1997-02-21 1998-09-11 Seiichiro Fukushima 電話装置
JPH1188499A (ja) * 1997-09-04 1999-03-30 Toyoki Sasakura 機器の使用制限装置
JP2001144781A (ja) * 1999-11-18 2001-05-25 Toshiba Corp 通信システム、通信装置、及び通信方法
JP2003087368A (ja) * 2001-09-11 2003-03-20 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線通信装置
JP2003179539A (ja) * 2001-12-10 2003-06-27 Ntt Docomo Inc 移動通信システム、移動通信方法、移動端末及び通信基地局
JP2004172728A (ja) * 2002-11-18 2004-06-17 Kyocera Corp 携帯電話機

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2760163A1 (fr) * 1997-02-25 1998-08-28 Philips Electronics Nv Appareil de telecommunication muni d'un dispositif de reconnaissance de peripheriques
KR100353215B1 (ko) * 1999-11-30 2002-09-18 삼성전자 주식회사 블루투스 통신을 이용한 휴대폰의 분실방지 장치 및제어방법
JP2001352579A (ja) 2000-06-07 2001-12-21 Nec Corp 携帯電話機のセキュリティシステム及びセキュリティ方法
JP2001358827A (ja) 2000-06-16 2001-12-26 Mitsubishi Electric Corp 端末利用認証方式及び認証カード及び携帯端末
GB2363504A (en) * 2000-06-16 2001-12-19 Nokia Mobile Phones Ltd A mobile phone including a device for preventing loss or theft
WO2003009620A1 (en) * 2001-07-18 2003-01-30 Wizard Mobile Solutions Limited Data security device
KR100640347B1 (ko) * 2002-03-12 2006-10-30 삼성전자주식회사 이동 통신 단말의 디지털카메라 및 이어마이크로폰 연결인식 장치 및 방법
JP3955290B2 (ja) * 2004-06-30 2007-08-08 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 通信システム及び通信端末装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10243059A (ja) * 1997-02-21 1998-09-11 Seiichiro Fukushima 電話装置
JPH1188499A (ja) * 1997-09-04 1999-03-30 Toyoki Sasakura 機器の使用制限装置
JP2001144781A (ja) * 1999-11-18 2001-05-25 Toshiba Corp 通信システム、通信装置、及び通信方法
JP2003087368A (ja) * 2001-09-11 2003-03-20 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線通信装置
JP2003179539A (ja) * 2001-12-10 2003-06-27 Ntt Docomo Inc 移動通信システム、移動通信方法、移動端末及び通信基地局
JP2004172728A (ja) * 2002-11-18 2004-06-17 Kyocera Corp 携帯電話機

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008032493A1 (fr) * 2006-09-15 2008-03-20 Nec Corporation Appareil de terminal, dispositif, système prévenant une utilisation non autorisée, procédé prévenant une utilisation non autorisée et programme
US8180325B2 (en) 2006-09-15 2012-05-15 Nec Corporation Terminal unit, device unit, illicit use prevention system, method and program
WO2009125579A1 (ja) * 2008-04-09 2009-10-15 パナソニック株式会社 補聴器、補聴装置、補聴方法、及び集積回路
US8363868B2 (en) 2008-04-09 2013-01-29 Panasonic Corporation Hearing aid, hearing-aid apparatus, hearing-aid method and integrated circuit thereof
JP2010035057A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Kyocera Corp 無線通信システム、携帯端末および端末認証方法
JP2013514043A (ja) * 2009-12-15 2013-04-22 モバイル コミュニケーション テクノロジーズ エルエルシー モバイルコミュニケーターを使用可能にするための装置及び方法
JP2012222583A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 Alpine Electronics Inc 携帯型情報端末およびこれを用いたハンズフリーシステム
JP2015505193A (ja) * 2011-12-08 2015-02-16 インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド クロスリンク確立を制御するための方法および装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1734962B (zh) 2010-11-17
EP1613034A1 (en) 2006-01-04
BRPI0502562A (pt) 2006-02-07
JP4028527B2 (ja) 2007-12-26
DE602005019811D1 (de) 2010-04-22
US20060002335A1 (en) 2006-01-05
EP1613034B1 (en) 2010-03-10
US7436798B2 (en) 2008-10-14
CN1734962A (zh) 2006-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4041477B2 (ja) 通信システム、通信端末装置及び無線キー装置
JP3955290B2 (ja) 通信システム及び通信端末装置
EP1613034B1 (en) Communication system for limiting the use of a communication apparatus
EP1613037B1 (en) Head set apparatus, communication terminal apparatus and communication system
JP4437711B2 (ja) 通信システム、通信端末装置及び無線キー装置
KR101347828B1 (ko) 통신 디바이스와 통신하기 위해 위치 또는 디바이스와 연관된 복수의 nfc 태그를 사용하는 시스템 및 연관 nfc 태그
US7468959B2 (en) Communication system and communication terminal apparatus
KR101139297B1 (ko) 블루투스 시계 및 그의 제어방법
JP2002186022A (ja) ウェアブル端末システム
JP4041526B2 (ja) 通信システム、通信端末装置及び無線キー装置
JP2014027458A (ja) 電子機器システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051130

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071011

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131019

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees