JP2006018538A - ネットワーク経由情報記録再生システム並びに情報記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】第1の伝送元機器と伝送先機器間でコンテンツの伝送処理を行う際に第2の伝送元機器からの要求が割り込み、第2の伝送元機器からのコンテンツ伝送により、第1の伝送先機器の伝送に用いるべきディスク空き容量が消費され、第1の伝送元機器のコンテンツ伝送処理が容量不足でエラーになる、という伝送処理の不都合の発生を防止すること。
【解決手段】情報の発信もしくは要求元である第1の情報記録再生装置がネットワークを介して接続される第2の情報記録再生装置に対してセッション開始要求を発信し、該セッション開始要求を受けた第2の情報記録再生装置がセッション確立を第1の情報記録再生装置に対して通知するとともに、第3の情報記録再生装置からのセッション開始要求を拒絶する他セッション拒絶モードを確立し、該コンテンツ受信完了後、セッション拒絶モードを解除する。
【選択図】図7
【解決手段】情報の発信もしくは要求元である第1の情報記録再生装置がネットワークを介して接続される第2の情報記録再生装置に対してセッション開始要求を発信し、該セッション開始要求を受けた第2の情報記録再生装置がセッション確立を第1の情報記録再生装置に対して通知するとともに、第3の情報記録再生装置からのセッション開始要求を拒絶する他セッション拒絶モードを確立し、該コンテンツ受信完了後、セッション拒絶モードを解除する。
【選択図】図7
Description
本発明は、たとえばネットワーク経由情報記録再生システム並びに情報記録再生装置に係り、特に、ネットワークを経由して映像コンテンツをダビングするネットワーク経由情報記録再生システム並びに情報記録再生装置に関する。
近年DVD(Digital Versatile Disk)装置を含む各種映像記録・再生装置が一般家庭にも含め世に広く普及している。
特に、DVDはその情報格納能力の高さから、高密度化、高速化の方向に研究開発が進められ、成果を出してきている。また、一方で、規格の世界標準を睨んだ規格統合によりより使い易く統一的な方向にも機器開発の方向は実現してきている。
また、DVD装置の中で、ハードディスクドライブとDVDドライブとを兼備し、たとえばハードディスクに録画された映像・音声をDVDに録画するという技術も開発され、利用者の利便性に供していた。
しかしながら、これまでのDVD等映像記録再生装置の録画機能は自機の中での映像・音声情報のやり取りを行うものに限定されていた。
そこで、ネットワークを経由してコンテンツを送受信する技術を模索する動きがあるが、たとえば、ネットワークを経由してコンテンツを送受信するためのデータ構造について記されている。
しかしながら、ネットワークを経由してコンテンツを送受信する技術を模索する動きがあるが、たとえば、ネットワークを経由してコンテンツを送受信するためのデータ構造について記されている文献あっても、これまでは、ネットワーク内に送信元・送信先の2台しか存在しないときしか想定しておらず、ネットワーク上に存在する送信先・送信元以外の第三の機器が通信中の機器がコンテンツ送受信中に別のコンテンツ送受信要求を行うことについては何ら考慮されていない。
本発明は上記の従来技術の問題を解決するためになされたもので、ネットワーク上に存在する送信先・送信元以外の第三の機器が通信中の機器がコンテンツ送受信中に別のコンテンツ送受信要求を行う場合であってもかかる割り込みを排他制御しネットワークを経由して映像コンテンツを複数の機器間でダビングできるネットワーク経由情報記録再生システム並びに情報記録再生装置を提供することを目的とする。
本発明の詳細な目的は、ネットワーク上に存在する送信先・送信元以外の第三の機器が通信中の機器がコンテンツ送受信中に別のコンテンツ送受信要求を行う場合であってもかかる割り込みを排他制御するネットワーク経由情報記録再生システム並びに情報記録再生装置を提供することである。
本発明の更に詳細な目的は、ネットワーク上に多数の情報記録再生機器が存在する場合であっても、第1の伝送元機器と伝送先機器間でコンテンツの伝送処理を行う際に第2の伝送元機器からの要求が割り込み、第2の伝送元機器からのコンテンツ伝送により、第1の伝送先機器の伝送に用いるべきディスク空き容量が消費され、第1の伝送元機器のコンテンツ伝送処理が容量不足でエラーになる、という伝送処理の不都合の発生を防止することが可能なネットワーク経由情報記録再生システム並びに情報記録再生装置を提供することである。
また、本発明の別の目的は、割り込みを排他制御している最中にたとえば通信エラーが起こっても他セッション拒絶モードが維持されたままになって他からの転送が一切できなくなるという事態を防止することが可能なネットワーク経由情報記録再生システム並びに情報記録再生装置を提供することである。
また、本発明の更に別の目的は、IPアドレスを経時的に変更するルータに情報記録再生システムが接続されている場合であっても、予期せぬIPアドレスの変更によって一旦確立されていたセッションが中途できれてしまうことを防止することが可能なネットワーク経由情報記録再生システム並びに情報記録再生装置を提供することである。
本発明は、このようなネットワーク経由情報記録再生システム並びに情報記録再生装置の提供を通じて、より利用者に便利で使い勝手のよい情報記録再生システム並びに情報記録再生装置を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため、本発明は、処理装置、第1及び/または第2の情報媒体装置、並びに通信部を少なくとも備える情報記録再生装置がルータ/ネットワークを介して複数接続され、該情報記録再生装置間で映像を含む情報の受け渡しを行うネットワーク経由情報記録再生システムにおいて、情報の発信もしくは要求元である第1の情報記録再生装置がルータ/ネットワークを介して接続される第2の情報記録再生装置に対してセッション開始要求を発信し、該セッション開始要求を受けた第2の情報記録再生装置がセッション確立を第1の情報記録再生装置に対して通知するとともに、第3の情報記録再生装置からのセッション開始要求を拒絶する他セッション拒絶モードを確立し、該セッション確立通知を受けた第1の情報記録再生装置が第2の情報記録再生装置に対して情報コンテンツを送信し、該情報コンテンツの受信が完了した第2の情報記録再生装置より第1の情報記録再生装置に対してコンテンツ受信完了通知を発信し、該コンテンツ受信完了通知を受信した第1の情報記録再生装置が第2の情報記録再生装置に対し前記他セッション拒絶モードを解除する指示を発信することを特徴とする。
かかる構成を備える本発明によれば、内蔵する記録媒体にコンテンツを記録した映像記録再生装置が、他の映像記録再生装置にネットワーク経由でコンテンツを送信する場合、コンテンツの送信処理に先立ち、送信元装置から送信先装置に対し他の装置からのコンテンツ送信要求をすべて拒絶するモードに移行させることで、第1の伝送元機器と伝送先機器間でコンテンツの伝送処理を行う際に第2の伝送元機器からの要求が割り込み、第2の伝送元機器からのコンテンツ伝送により、第1の伝送先機器の伝送に用いるべきディスク空き容量が消費され、第1の伝送元機器のコンテンツ伝送処理が容量不足でエラーになる、という多数の機器が接続されるネットワーク下において発生し得る伝送処理の不都合の発生を防止することが可能となる。
この場合のネットワーク経由情報記録再生システムにおいて、一定時間の非通信の検知により前記確立された他セッション拒絶モードを解除するタイムアウトを設けるように構成してもよい。このように構成することで、たとえば通信エラーが起こっても他セッション拒絶モードが維持されたままになって他からの転送が一切できなくなるという事態を防止することが可能となる。
この場合のネットワーク経由情報記録再生システムにおいて、該他セッション拒絶モードの確立及び解除にはフラグ(ビジーフラグもしくは他セッション拒絶モードフラグ。以下特記なき限り同じ。)を使用するように構成してもよい。このように構成することで、他セッション拒絶モードの確立及び解除を間違い無く、しかも簡易に、実現することが可能となる。
またこの場合のネットワーク経由情報記録再生システムにおいて、該ネットワーク経由情報記録再生システムにおいて、該他セッション拒絶モードが確立された場合に、第1のIPアドレスを持つ第2の情報記録再生装置が一定時間間隔で前記ルータに次の時間間隔に自身の持つべきIPアドレスを問い合せ、該ルータが第2のIPアドレスを返し、該第1及び第2のIPアドレスが異なっている場合であっても該他セッション拒絶モードが確立されている間は該第2の情報記録再生装置は自身のIPアドレスとして前記第1のIPアドレスを持ちつづけることを特徴とする。このように構成することで、IPアドレスを経時的に変更するルータが存在する情報記録再生システムであっても、予期せぬIPアドレスの変更によって一旦確立されていたセッションが中途できれてしまうことなく、セッションの終了まで転送動作を継続することが可能になる。
また、本発明は、中央処理装置、第1及び/または第2の情報媒体装置、並びに通信部を少なくとも備える情報記録再生装置において、該中央処理装置は、ルータ/ネットワークを介して接続される情報記録再生装置に対して情報コンテンツ送信のためのセッション開始要求を該通信部を介して発信し、受信したセッション開始要求に対してセッション確立通知を返信し、情報転送が終了した際には転送終了通知を発信する情報転送応答手段と、該セッション開始要求を受けると該情報記録再生装置以外の機器からのセッション開始要求を拒絶する他セッション拒絶モードを確立もしくは解除する制御手段と、該受信したセッション開始要求に含まれる情報により特定される送信先情報記録再生装置に対して情報コンテンツを送信する情報コンテンツ送信手段と、該送信された情報コンテンツを該第1若しくは第2の情報媒体に記録する記録手段と、情報コンテンツの転送が終了した旨の転送終了通知を受けると相手方機器に対して他セッション拒絶モードを解除する指示信号を発信する拒絶モード解除指示手段とを具備する。
かかる構成を備える本発明によれば、内蔵する記録媒体にコンテンツを記録した映像記録再生装置が、他の映像記録再生装置にネットワーク経由でコンテンツを送信する場合、コンテンツの送信処理に先立ち、送信元装置から送信先装置に対し他の装置からのコンテンツ送信要求をすべて拒絶するモードに移行させることで、第1の伝送元機器と伝送先機器間でコンテンツの伝送処理を行う際に第2の伝送元機器からの要求が割り込み、第2の伝送元機器からのコンテンツ伝送により、第1の伝送先機器の伝送に用いるべきディスク空き容量が消費され、第1の伝送元機器のコンテンツ伝送処理が容量不足でエラーになる、という多数の機器が接続されるネットワーク下において発生し得る伝送処理の不都合の発生を防止できる情報記録再生装置を実現することが可能となる。
この場合の情報記録再生装置において、該制御手段は、一定時間の非通信の検知により前記確立された他セッション拒絶モードを解除するタイムアウト機能を有するように構成してもよい。このように構成することで、たとえば通信エラーが起こっても他セッション拒絶モードが維持されたままになって他からの転送が一切できなくなるという事態を防止することが可能となる。
この場合の情報記録再生装置において、該制御手段は、他セッション拒絶モードの確立及び解除にはフラグを使用するように構成しても良い。このように構成することで、他セッション拒絶モードの確立及び解除を間違い無く、しかも簡易に、実現する情報記録再生装置を提供することが可能となる。
この場合の情報記録再生装置において、該情報記録再生装置において、該他セッション拒絶モードが確立された場合に、該制御手段は、第1のIPアドレスを持つ第2の情報記録再生装置が一定時間間隔で該ルータに次の時間間隔に自身の持つべきIPアドレスを問い合せる手段と、該問い合わせに対して該ルータが応答した第2のIPアドレスが該第1のIPアドレスが異なっている場合であっても該他セッション拒絶モードが確立されている間は該第2の情報記録再生装置は自身のIPアドレスとして該第1のIPアドレスを持ちつづける手段とを具備するように構成しても良い。このように構成することで、IPアドレスを経時的に変更するルータに接続される情報記録再生装置であっても、予期せぬIPアドレスの変更によって一旦確立されていたセッションが中途できれてしまうことなく、セッションの終了まで転送動作を継続することが可能になる。
上記の場合において、「情報」は、映像、音声、データを含む概念である。
「情報記録再生装置」は、たとえばDVD録画・再生機能を有する映像記録再生装置などを含み、一定の記録媒体のドライブを有し、情報の記録機能、再生機能を備えたものをいう。
「情報記録再生装置」は、たとえばDVD録画・再生機能を有する映像記録再生装置などを含み、一定の記録媒体のドライブを有し、情報の記録機能、再生機能を備えたものをいう。
また、上記の情報記録再生装置に係るCPUのうち、「情報転送応答手段」、「制御手段」、「情報コンテンツ送信手段」、「記録手段」、及び「拒絶モード解除指示手段」は、それぞれ該当する上記機能を実現する回路、論理設計、ソフトウェア、該ソフトウェアを搭載したチップ・記録媒体等によって実現し得るものである。
本発明は、内蔵する記録媒体にコンテンツを記録した映像記録再生装置が、他の映像記録再生装置にネットワーク経由でコンテンツを送信する場合、コンテンツの送信処理に先立ち、送信元装置から送信先装置に対し他の装置からのコンテンツ送信要求をすべて拒絶するモードに移行させる命令を送信することで、第1の伝送元機器と伝送先機器間でコンテンツの伝送処理を行う際に第2の伝送元機器からの要求が割り込み、第2の伝送元機器からのコンテンツ伝送により、第1の伝送先機器の伝送に用いるべきディスク空き容量が消費され、第1の伝送元機器のコンテンツ伝送処理が容量不足でエラーになる、という多数の機器が接続されるネットワーク下において発生し得る伝送処理の不都合の発生を防止することができる、という利点がある。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係るネットワーク経由情報記録再生システム全体の構成を示すブロック図である。なお、以下では、本願発明の目的の達成のために説明に必要な範囲を模式的に示し、本願発明の該当部分の説明に必要な範囲を主に説明することとし、説明を省略する箇所に付いては公知技術によるものとする。
同図に示すように、本発明の一実施形態に係るネットワーク経由情報記録再生システム1は、本願特有の(後述の)構成を備える映像記録再生装置10と映像記録再生装置11とがたとえばルータ20を介して接続され、ルータ20はネットワークに接続されて構成される。以下では構成要素のそれぞれについて映像記録再生装置10の場合を例にとって説明する。図1(a)に示すように、本発明の一実施形態に係る映像記録再生装置10は、基幹部101とこれにバスを介して接続されるHDD(ハードディスク・ドライブ)103及びDVDドライブ(「DVD―RAM装置」でもよい。以下同じ。)105と、基幹部101に接続される通信部107とを少なくとも備えて構成される。同じように、映像記録再生装置11は、基幹部111とこれにバスを介して接続されるHDD113及びDVDドライブ115と、基幹部111に接続される通信部117とを少なくとも備えて構成される。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係るネットワーク経由情報記録再生システム全体の構成を示すブロック図である。なお、以下では、本願発明の目的の達成のために説明に必要な範囲を模式的に示し、本願発明の該当部分の説明に必要な範囲を主に説明することとし、説明を省略する箇所に付いては公知技術によるものとする。
同図に示すように、本発明の一実施形態に係るネットワーク経由情報記録再生システム1は、本願特有の(後述の)構成を備える映像記録再生装置10と映像記録再生装置11とがたとえばルータ20を介して接続され、ルータ20はネットワークに接続されて構成される。以下では構成要素のそれぞれについて映像記録再生装置10の場合を例にとって説明する。図1(a)に示すように、本発明の一実施形態に係る映像記録再生装置10は、基幹部101とこれにバスを介して接続されるHDD(ハードディスク・ドライブ)103及びDVDドライブ(「DVD―RAM装置」でもよい。以下同じ。)105と、基幹部101に接続される通信部107とを少なくとも備えて構成される。同じように、映像記録再生装置11は、基幹部111とこれにバスを介して接続されるHDD113及びDVDドライブ115と、基幹部111に接続される通信部117とを少なくとも備えて構成される。
なお、ここでは映像記録再生装置10と映像記録再生装置11との間の取り合いを主に説明するためにネットワーク経由情報記録再生システムの構成要素たる映像記録再生装置が2台ある場合を想定しているが、かかるシステムの構成要素は2台に限定されることなく、台数の限定なく、たとえば図1(b)に示すような任意の自然数n台の接続の場合に本願に係る思想は適用することが可能である。また、
具体的には、図1(b)に示す場合にあっては、本願に係るネットワーク経由情報記録再生システム1’は、ネットワークを介して互いに接続される映像記録再生装置10’、映像記録再生装置10−1、映像記録再生装置10−2、映像記録再生装置10−3、…、映像記録再生装置10―nを備えて構成される。映像記録再生装置10’はHDD10’A及びDVDドライブ10’Bを備え、映像記録再生装置10−1はHDD10−1A及びDVDドライブ10−1Bを備え、映像記録再生装置10−2はHDD10−2A及びHDD10−2Bを備え、映像記録再生装置10−3はDVDドライブ10−3Bを備え、…、映像記録再生装置10−nはHDD10−nAを備えて構成される。このように、本願に係る映像記録再生装置は、記録媒体としてはHDD(ハードディスク・ドライブ)とDVDドライブの双方(数は1以上の任意の数)もしくはいずれか一方(数は1以上の任意の数)を備えるものであればよい。
具体的には、図1(b)に示す場合にあっては、本願に係るネットワーク経由情報記録再生システム1’は、ネットワークを介して互いに接続される映像記録再生装置10’、映像記録再生装置10−1、映像記録再生装置10−2、映像記録再生装置10−3、…、映像記録再生装置10―nを備えて構成される。映像記録再生装置10’はHDD10’A及びDVDドライブ10’Bを備え、映像記録再生装置10−1はHDD10−1A及びDVDドライブ10−1Bを備え、映像記録再生装置10−2はHDD10−2A及びHDD10−2Bを備え、映像記録再生装置10−3はDVDドライブ10−3Bを備え、…、映像記録再生装置10−nはHDD10−nAを備えて構成される。このように、本願に係る映像記録再生装置は、記録媒体としてはHDD(ハードディスク・ドライブ)とDVDドライブの双方(数は1以上の任意の数)もしくはいずれか一方(数は1以上の任意の数)を備えるものであればよい。
図1(a)に戻ると、基幹部101はこのシステム全体の動作を制御するものであり、(図示しない)システム・メモリに格納されたオペレーティングシステムおよび実行対象のアプリケーションプログラムなど実行する。HDD103は、基幹部101の指示に基づいて(図示しない)ハードディスクに書きこまれた情報を再生し、或いは通信部107を経由して取得した情報をハードディスクに書きこむ機能を有する。
DVDドライブ105は、基幹部101の指示に基づいて(図示しない)DVDに書きこまれた情報を再生し、或いは通信部107を経由して取得した情報をDVDに書きこむ機能を有する。通信部107は、ネットワークを介して接続される他装置(ここでは映像記録再生装置11)との間で情報の授受を行う機能を有し、イーサネット(登録商標)端子を備えている。
次に、本発明に特有の構成である基幹部101の更に詳細な構成について説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係る基幹部101の更に詳細な機能構成を示すブロック図である。
同図に示すように、基幹部101は、外部からの情報を入力するAV入力1010、および、TVチューナ1011と、記録側を構成するエンコーダ部1012と、DVD―RAM、または、DVD―RW、または、DVD―R、または、HDDに対して、情報の読み書きをするディスクドライブ部1013と、再生側を構成するデコーダ部1015と、再生情報を出力するAV出力1016と、装置本体の動作を制御するMPU(マイクロコンピュータ)1014と、ユーザに通知するための表示部1017とで構成されている。
図2は、本発明の一実施形態に係る基幹部101の更に詳細な機能構成を示すブロック図である。
同図に示すように、基幹部101は、外部からの情報を入力するAV入力1010、および、TVチューナ1011と、記録側を構成するエンコーダ部1012と、DVD―RAM、または、DVD―RW、または、DVD―R、または、HDDに対して、情報の読み書きをするディスクドライブ部1013と、再生側を構成するデコーダ部1015と、再生情報を出力するAV出力1016と、装置本体の動作を制御するMPU(マイクロコンピュータ)1014と、ユーザに通知するための表示部1017とで構成されている。
ディスクドライブ1013は、図2に示すように、ディスクドライブ1013−2と一時記録部1013−1を含む構成となっている。一時記録部1013−1は、ディスクドライブ1013−2を介してディスク105に書きこまれるデータのうち、一定量分をバッファリングしたり、ディスクドライブ1013−2から再生されたデータのうち、一定量分をバッファリングすることに利用される。具体的には、記録途中でディスクを使い切ってしまった場合において、ディスク105が新しいディスクに交換されるまでの記録情報を一時記憶しておくことに利用できる。
MPU(マイクロコンピュータ)1014は、制御プログラムに従い、ディスク105に対する記録制御、ユーザ操作入力部1018の入力に応じた記録再生装置の動作の変更、表示部1017を用いたユーザへの表示などを実行する。
また、MPU(マイクロコンピュータ)1014には、ネットワーク網を介して外部からの情報を受信したり、外部機器から情報を取得する通信制御部107が接続されている。
ユーザ操作入力部1018は、ユーザからの操作要求、例えば、記録再生装置の動作の変更や録画予約情報の受け付けなどを実行し、例えば、リモコンとリモコンからのデータの受信部で構成される。
次に、本発明に特有の構成であるMPU1014の更に詳細な構成について説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係るMPU1014の更に詳細な機能構成を示すブロック図である。
同図に示すように、MPU1014は、全体制御部10140と、情報転送応答部10141と、判断部10142と、情報コンテンツ送信部10143と、記録部10144とを少なくとも備えて構成される。これらの各部10140乃至10144は、それぞれ該当する下記機能を実現する回路の論理設計或いはソフトウェア(コード)として実現されるほか、該ソフトウェアを搭載したチップ・記録媒体等によって実現される。
同図に示すように、MPU1014は、全体制御部10140と、情報転送応答部10141と、判断部10142と、情報コンテンツ送信部10143と、記録部10144とを少なくとも備えて構成される。これらの各部10140乃至10144は、それぞれ該当する下記機能を実現する回路の論理設計或いはソフトウェア(コード)として実現されるほか、該ソフトウェアを搭載したチップ・記録媒体等によって実現される。
全体制御部10140は、全体の制御を行うとともに(後述する)画面に必要なメッセージを出力する機能を有するほか、後述のビジーフラグを立てる機能を担うフラグ樹立セクション及びコンテンツ送信完了の際に他に対してビジーモード(他セッション拒絶モード)を解除すべき旨の命令を発するビジー状態解除指令セクションを備える。
情報転送応答部10141は、ルータやネットワークを介して接続される情報記録再生装置に対して(後述する)情報コンテンツ送信のためのセッション開始要求情報を作成し、これを通信部107を介してルータやネットワークに対して送信する機能や、他機からのセッション開始要求に対してセッション開始通知情報を返信する機能を有する。
判断部10142は、通信部107を介して受信した(他機からの)セッション開始要求情報を検証し、(後述する)伝送の可否を検証したり、ビジー状態にあるときに第3の装置からセッション開始要求があった場合等に拒否判断を行う他、セッション開始要求情報に含まれるIPアドレス情報から送信すべき相手先機器(ここでは11)を決定する機能を有する。
情報コンテンツ送信部10143は、セッション開始要求情報に含まれるIPアドレス情報等により特定される送信先映像記録再生装置11に対してたとえばイーサネット(商標)を用いて情報コンテンツを送信する機能を有する。
記録部10144は、映像記録再生装置10が情報コンテンツの受け手であった場合に、他の映像記録再生装置(たとえば映像記録再生装置11)から送信された情報コンテンツをDVDもしくはハードディスク等の情報格納デバイスに記録する機能を有する。
次に、以上のように構成される映像記録再生装置10の詳細な動作と併せて、そのような映像記録再生装置が複数ネットワークを通じて接続されて構成されるネットワーク経由情報記録再生システム1の詳細な動作について説明する。
まず、映像記録再生装置10から11に対し、コンテンツをイーサネット(商標)を利用して伝送する仕組みを考える。本発明ではまずプッシュ型伝送を考える。プッシュ型伝送とは、コンテンツを保持する機器が、相手先にコンテンツデータを送りつけるタイプの伝送方法である。このプッシュ型伝送方式の場合、伝送元機器と伝送先機器との間での通信は図4に示す手順で行われる。
即ち、まず伝送元機器は伝送先機器にコンテンツ伝送可否の問い合わせを行う(ステップ401)。伝送先機器から伝送可能の回答が得られる(ステップ402)と、次に伝送先の空き容量を問い合わせる(ステップ403)。伝送先の空き容量の回答が来たら(ステップ404)、これから送信するコンテンツが空き容量に入る場合、コンテンツ伝送を開始する(ステップ405)。すべてのコンテンツ伝送が終了したら、伝送先から伝送元に対しコンテンツ受信完了通知が送られる(ステップ406)。
ここで、同一ネットワーク内に本装置が3つ以上存在する場合を考える。ここでは仮に、ルータもしくはネットワークを介して接続される情報記録再生装置が3台以上の場合を設定して説明する。
図5は、本願の一実施形態に係るルータもしくはネットワークを介して3台の情報記録再生装置が接続されて子構成されるネットワーク経由情報記録再生システム1の概略構成を示すブロック図である。同図は図1の構成に、他のルータ21を介してネットワークに接続される情報記録再生装置12が追加されて構成される。なお、ここでは2台より多い台数ということで仮に3台の場合を例にとり説明するが、情報記録再生装置の台数は3台に限定されることなく、何台であっても本願の技術思想は適用可能である。図5に記載される情報記録再生装置10、11、12は図1及び図3で説明した構成を備えるものとする。
以下、より本願に係る思想を理解し易くするため比較説明を試みる。まず、本願の特有の構成を有しない場合の動作を最初に説明する。
図6は、ルータもしくはネットワークを介して接続され、本願の特有の構成を有しない情報記録再生装置が3台の場合におけるコンテンツ伝送に係るタイミングチャートである。つまり、ここでの全体システムは外形的には図5の接続状態を持つが、それぞれの情報記録再生装置は3台とも、図5に掲げる本願の構成(特に基幹部101、111、121)を有していない。
同図に示すように、まず最初に伝送元機器10’から伝送先機器11’に対して伝送可否問い合わせ、空き容量問い合わせを行う(ステップ601及び603)。そしてちょうどそれに対する回答が伝送先機器11’から伝送元機器10’に対してきた(ステップ602及び604)ときに、別の伝送元機器12からセッション開始要求が届いたとする(ステップ605)。ネットワークの負荷の都合で伝送元機器12’の要求の方が先に処理された場合、同図に示すように、別の伝送元機器12’と伝送先機器11’との間でセッションが確立し(ステップ605乃至608)、まず伝送元機器12’のコンテンツ伝送処理が先に動作する(ステップ609)。
図6は、ルータもしくはネットワークを介して接続され、本願の特有の構成を有しない情報記録再生装置が3台の場合におけるコンテンツ伝送に係るタイミングチャートである。つまり、ここでの全体システムは外形的には図5の接続状態を持つが、それぞれの情報記録再生装置は3台とも、図5に掲げる本願の構成(特に基幹部101、111、121)を有していない。
同図に示すように、まず最初に伝送元機器10’から伝送先機器11’に対して伝送可否問い合わせ、空き容量問い合わせを行う(ステップ601及び603)。そしてちょうどそれに対する回答が伝送先機器11’から伝送元機器10’に対してきた(ステップ602及び604)ときに、別の伝送元機器12からセッション開始要求が届いたとする(ステップ605)。ネットワークの負荷の都合で伝送元機器12’の要求の方が先に処理された場合、同図に示すように、別の伝送元機器12’と伝送先機器11’との間でセッションが確立し(ステップ605乃至608)、まず伝送元機器12’のコンテンツ伝送処理が先に動作する(ステップ609)。
つまり、実際に第1のセッションに係るコンテンツの送信が伝送元機器10’から伝送先機器11’に対してされる前に、第2のセッションに係る伝送元機器12’からも伝送先機器10’に対してコンテンツ送信を終了する(ステップ610)。このコンテンツ伝送により、伝送先機器11’のディスク空き容量が消費され、伝送元機器10’のコンテンツ伝送処理(ステップ611)が容量不足でエラーになる(ステップ612)ことが考えられる。このように伝送元機器10’と伝送先機器11’間でコンテンツの伝送処理を行う際に、他の機器(ここでは12)からの要求が割り込むことにより伝送処理に不都合が発生する可能性がある。
次に、本願特有の構成を有する場合の動作について説明する。図5に示されるように、ネットワークに接続される映像記録再生装置10、11、12は本願特有の構成を有している。
そこで上記の回避策として、本願特有の構成として、伝送先機器(11)に他の機器(12)からの伝送要求を拒否するモードを用意する。図7は、ルータもしくはネットワークを介して接続され、本願の特有の構成を有する情報記録再生装置が3台の場合におけるコンテンツ伝送に係るタイミングチャートである。
同図に示すように、伝送元機器10の情報転送応答部10141が、まず「セッション開始要求」を通信部107を通じて伝送先機器11に発行する(ステップ701)。この要求が入ると、伝送先機器11では伝送元機器10以外からの要求をすべて拒否するモード(他セッション拒絶モード)に入る。具体的には、伝送先機器11の(図示しない)情報転送応答部11141が通信部117を介して伝送元機器10からのセッション開始要求情報を受信した段階で、(図示しない)全体制御部11140の中のたとえば(図示しない)フラグ樹立セクションが、たとえば(図示しない)メモリにあるビジーフラグ(他セッション拒絶モードフラグでもよい。以下同じ。)をたてる(ステップ702)とともに、情報転送応答部11141が「セッション開始通知」を伝送元機器10に対して返信する(ステップ702)。
そこで上記の回避策として、本願特有の構成として、伝送先機器(11)に他の機器(12)からの伝送要求を拒否するモードを用意する。図7は、ルータもしくはネットワークを介して接続され、本願の特有の構成を有する情報記録再生装置が3台の場合におけるコンテンツ伝送に係るタイミングチャートである。
同図に示すように、伝送元機器10の情報転送応答部10141が、まず「セッション開始要求」を通信部107を通じて伝送先機器11に発行する(ステップ701)。この要求が入ると、伝送先機器11では伝送元機器10以外からの要求をすべて拒否するモード(他セッション拒絶モード)に入る。具体的には、伝送先機器11の(図示しない)情報転送応答部11141が通信部117を介して伝送元機器10からのセッション開始要求情報を受信した段階で、(図示しない)全体制御部11140の中のたとえば(図示しない)フラグ樹立セクションが、たとえば(図示しない)メモリにあるビジーフラグ(他セッション拒絶モードフラグでもよい。以下同じ。)をたてる(ステップ702)とともに、情報転送応答部11141が「セッション開始通知」を伝送元機器10に対して返信する(ステップ702)。
次に伝送元機器10の情報転送応答部10141が伝送可否を問い合せ(ステップ703)、これを受けた伝送先機器11の(図示しない)情報転送応答部11141が伝送可能回答を返信する(ステップ704)。これを受けた伝送元機器10の情報転送応答部10141は伝送先機器11に対して「空き容量問い合せ情報」を送信し(ステップ705)、これを受けた伝送先機器11では(図示しない)全体制御部11140が記録部11144を通じて入手した「空き容量情報」を情報転送応答部11141が伝送元機器10に対して返信する(ステップ706)。
このとき、別の伝送元機器12から別のセッション開始要求が来る(ステップ707)。これを受けた伝送先機器11では、(図示しない)判断部11142が(図示しない)メモリ(たとえば一時記憶メモリ。上記及び以下にて同じ。)にあるビジーフラグを見、ビジーフラグが立っていることからビジー状態と判断し(ステップ708)、伝送元機器12に対して拒否回答を返信する(ステップ708)。かかるステップ707が発生してもしなくても、ステップ706を受けて、伝送元機器10の情報コンテンツ送信部10143がコンテンツの送信を開始する(ステップ709)。
このように、たとえば一旦セッションが確立されたらビジーフラグを立て、このビジーフラグが立っている間にきた他からのセッション開始要求を拒否することにより、他セッション拒絶モードの確立がなされ、これにより第1のセッションに係る伝送元機器10とのコンテンツ伝送処理を継続することが可能になる(ステップ709)。コンテンツ伝送処理が終わったら伝送先機器11の(図示しない)情報転送応答部11141が伝送元機器10に対してコンテンツ受信完了通知を発する(ステップ710)。コンテンツ受信完了通知を受信した伝送元機器10では、その全体制御部11140の中のたとえばビジー状態解除指令セクションがビジーモードを生成し、その情報転送応答部10141より伝送先機器11に対してセッション終了要求を発行する(ステップ711)。このセッション終了要求には、このセッション終了要求、即ち、先に樹立されたビジーモード、即ち、セッション中での他の機器からのセッション要求を総て拒絶するモード(他セッション拒絶モード)を解除する旨の指示情報が含まれる。かかる指示情報としてはたとえば先のビジーフラグの解除を行うための情報であってもよい。
これを受けた伝送先機器11の(図示しない)情報転送応答部11141より伝送元機器10に対してセッション終了通知を返信する(ステップ712)とともに、伝送先機器11の(図示しない)全体制御部11140が、たとえば(図示しない)メモリにあるビジーフラグをクリアする(ステップ712)。このビジーフラグのクリア(ステップ712)により、排他的な動作がここで終了する。
本願に係る上記した技術思想は、上記のプッシュ型だけではなくプル型伝送にも利用できる。プル型伝送とは、コンテンツを要求する機器が、伝送元機器からコンテンツを取得するタイプの伝送方法である。
図8は、ルータもしくはネットワークを介して接続され、本願の特有の構成を有する情報記録再生装置が3台のプル型伝送の場合におけるコンテンツ伝送に係るタイミングチャートである。以下では、本願発明をプル型伝送に適用する場合の特徴的な点についてのみ説明し、それ以外の箇所の詳細な説明は、図7の場合のものをもって替える。
図8に示すように、プル型伝送の場合、コンテンツを要求する伝送先機器10からコンテンツ伝送に先立ちセッション開始要求を伝送元機器11に送信する(ステップ801)。セッションが確立できたら(ステップ802)、伝送可否(ステップ803乃至804)に移る。プル型伝送の特徴的なこととして、空き容量問い合わせ(ステップ705)の替りに取得するコンテンツのサイズを求める要求を発行し(ステップ805)、自記録媒体に保存可能かを確認し(ステップ806)てからコンテンツ取得要求を発行する(ステップ809)ことになる。図8の上記以外の箇所は図7のセッション開始終了と同等である。
図8に示すように、プル型伝送の場合、コンテンツを要求する伝送先機器10からコンテンツ伝送に先立ちセッション開始要求を伝送元機器11に送信する(ステップ801)。セッションが確立できたら(ステップ802)、伝送可否(ステップ803乃至804)に移る。プル型伝送の特徴的なこととして、空き容量問い合わせ(ステップ705)の替りに取得するコンテンツのサイズを求める要求を発行し(ステップ805)、自記録媒体に保存可能かを確認し(ステップ806)てからコンテンツ取得要求を発行する(ステップ809)ことになる。図8の上記以外の箇所は図7のセッション開始終了と同等である。
即ち、コンテンツ伝送要求が発行(ステップ809)されたら、コンテンツの伝送を開始する(ステップ810)。コンテンツがすべて伝送し終わった(ステップ811)ら、セッションを終了する(ステップ812乃至813)。このように構成することで、セッションが確立している間(ステップ802乃至813)は、他の伝送先機器からの要求はすべて拒否される。
なお、ネットワーク障害などでセッションが確立されたままネットワークが切断されると、その機器は再起動されるまでコンテンツ伝送が行えなくなる恐れがある。このためセッション中はネットワークの接続状況を監視し、一定時間通信が途絶えた場合はセッションを終了させる処理が必要になる。具体的には、たとえば全体制御部10140がセッションを確立した接続先とのネットワーク通信が一定時間行われなかった場合を監視し、そのときにはセッションが終了したものとして、他機器からの要求を受け付けるようにする。
即ち、この場合には、全体制御部10140に、時間計測機能(図示しない)と、一定時間の経過の単位(たとえば10秒ごと)でセッション確立に係るIPアドレス先との通信状態を監視する通信監視機能(図示しない)と、一定時間の経過でこの通信がされていないことを検知したときにはかかるセッションを解除する非通信セッション解除機能(図示しない)とを持たせる。さらに具体的には、まず、時間計測機能はたとえば10秒ごとに(図示しない)通信監視用フラグを立てると共に通信監視機能に時間信号を送る。通信監視機能はこの時間信号検出に応じて、先の信号検出と現検出との間(つまり10秒前〜現在の間)にセッションの相手先IPアドレスと時機との間で通信があったことを確認できたら、通信監視用フラグを落とす。この時間計測機能による通信監視用フラグ樹立→通信監視機能による通信監視用フラグ初期化をたとえば10秒ごとに繰返す。このときもし、セッションの相手先IPアドレスと時機との間で通信がたとえば10秒間なかった場合には通信監視機能は通信監視用フラグを落とさない。すると、10秒毎に時間計測機能から信号を受ける非通信セッション解除機能は通信監視用フラグが立ったままの状態であるため通信がなかった(つまり何らかの非通常状態によって通信が途絶えた)タイムアウトと判断し、先の他セッション拒絶モードフラグを初期状態に戻す(つまり、他セッション拒絶モードを解除する)。このようにすることで、たとえば通信エラーが起こっても他セッション拒絶モードが維持されたままになって他からの転送が一切できなくなるという事態を防止することが可能となる。
次に、本発明の別の実施形態を説明する。
ルータには、一般的に、IPアドレスをネットワークの各機器に自動的に割り当てる機能を持つものがあり、これにより、それぞれの機器はいちいち初期設定しなくても自動的に今空いているIPアドレスが付与されるため内部でIPアドレスを確保することができる。ところで、ルータの中には一定時間ごとにIPアドレスを次々と変更する機能を持つものがある。この種類のルータの場合、セッションが確立された状態で、相手方IPアドレスが変更されてしまうとセッションが切れてしまう。
ルータには、一般的に、IPアドレスをネットワークの各機器に自動的に割り当てる機能を持つものがあり、これにより、それぞれの機器はいちいち初期設定しなくても自動的に今空いているIPアドレスが付与されるため内部でIPアドレスを確保することができる。ところで、ルータの中には一定時間ごとにIPアドレスを次々と変更する機能を持つものがある。この種類のルータの場合、セッションが確立された状態で、相手方IPアドレスが変更されてしまうとセッションが切れてしまう。
そこで、本発明の別の実施形態においては、セッション開始からセッション終了までの間はルータとの間でIPアドレス変更の要請がきても映像記録再生装置側でかかるIPアドレス変更要請(命令)を無視する機能を更に設ける。
図9は、この機能を説明するための、本発明の別の一実施形態に係る映像記録再生装置の動作を示すタイミング・フローチャートである。
同図に示すように、まず、映像記録再生装置10からルータ20に対してIPアドレス付与要求を発信する(ステップ901)。これに対してルータ20から映像記録再生装置10に対してIPアドレス回答が返信される(ステップ902)。IPアドレス回答の具体的な内容は、たとえばIPアドレス情報と当該IPアドレス情報に係る有効期間(秒数)である(ステップ902)。このステップ901〜902をくだんの有効期間が切れるごとに(厳密には切れる直前までに)IPアドレス要求→付与を繰り返す。ここで通常ルータ20は映像記録再生装置10からIPアドレス要求を受けた場合、もともとIPアドレスが割り振られた映像記録再生装置10に対しては同じIPアドレスを返信する(ステップ902)が、ある種のルータ20Aでは、以前と異なるIPアドレスを新規に割り振る(ステップ902)ものがある。
同図に示すように、まず、映像記録再生装置10からルータ20に対してIPアドレス付与要求を発信する(ステップ901)。これに対してルータ20から映像記録再生装置10に対してIPアドレス回答が返信される(ステップ902)。IPアドレス回答の具体的な内容は、たとえばIPアドレス情報と当該IPアドレス情報に係る有効期間(秒数)である(ステップ902)。このステップ901〜902をくだんの有効期間が切れるごとに(厳密には切れる直前までに)IPアドレス要求→付与を繰り返す。ここで通常ルータ20は映像記録再生装置10からIPアドレス要求を受けた場合、もともとIPアドレスが割り振られた映像記録再生装置10に対しては同じIPアドレスを返信する(ステップ902)が、ある種のルータ20Aでは、以前と異なるIPアドレスを新規に割り振る(ステップ902)ものがある。
そこで、本実施形態に係る映像記録再生装置10ではMPU1014に、セッション確立状態を把握するセッション状況判断機能(図示しない)と、セッション状況判断機能の判断に応じてルータに通知すべきIPアドレスを決定するIPアドレス決定機能(図示しない)とを持たせる。
さらに具体的には、まず、MPU1014の全体制御部10140は通信制御部107を通じてDHCPサーバたる(図示しない)ルータ20Aに対してIPアドレス要求を発信し(ステップ901)、ルータ20Aから映像記録再生装置10に対して先の第1のIPアドレスとは異なる第2のIPアドレスが回答される(ステップ902)。第2のIPアドレスが回答された映像記録再生装置10では、(たとえば判断部10142の)セッション状況判断機能が現在セッションが確立されているかを判断する(ステップ903)。具体的にはたとえば、他セッション拒絶モードフラグが立っているか否かを判定し、もし他セッション拒絶モードフラグが立っている、即ち他セッション拒絶モード状態にあると判断されるときには、セッション中でありIPアドレスを変更するとセッションが予期せず切断されることを防ぐために、先の第1のIPアドレスが維持されるべきなので、IPアドレス決定機能は第1のIPアドレスをルータ20Aに対して通報すべきIPアドレスとする(ステップ903)。
一方、(たとえば判断部10142の)セッション状況判断機能が、もし他セッション拒絶モードフラグが立っていない、即ち他セッション拒絶モード状態にないと判断されるときには、セッション中ではなくIPアドレスを変更しても(次の)セッションの確立には支障がないため、IPアドレス決定機能は当該第2のIPアドレスをルータ20Aに対して通報すべきIPアドレスとする(ステップ903)。次にMPU1014の全体制御部10140は、ステップ903でこうして決定されたIPアドレスを通信制御部107を通じてルータ20Aに通知する(ステップ904)。
以上説明したように、本実施形態によれば、IPアドレスを経時的に変更するルータに映像記録再生装置が接続される場合であっても、セッションが確立されている状態にあるときにはIPアドレスを維持するように構成したので、予期せぬIPアドレスの変更によって一旦確立されていたセッションが中途できれてしまうことなく、セッションの終了まで転送動作を継続することが可能になる。
このように、本発明によれば、内蔵する記録媒体にコンテンツを記録した映像記録再生装置が、他の映像記録再生装置にネットワーク経由でコンテンツを送信する場合、コンテンツの送信処理に先立ち、送信元装置から送信先装置に対し他の装置からのコンテンツ送信要求をすべて拒絶するモードに移行させるべくビジーフラグをたて、以降は当該フラグにより分岐させることで、第1の伝送元機器と伝送先機器間でコンテンツの伝送処理を行う際に第2の伝送元機器からの要求が割り込み、第2の伝送元機器からのコンテンツ伝送により、第1の伝送先機器の伝送に用いるべきディスク空き容量が消費され、第1の伝送元機器のコンテンツ伝送処理が容量不足でエラーになる、という多数の機器が接続されるネットワーク下において発生し得る伝送処理の不都合の発生を防止することができる。
また、コンテンツ送信処理終了後、他機器からのコンテンツ送信要求を受付可能なモードに戻す命令を送信するので、ネットワーク障害などでセッションが確立されたままネットワークが切断されると、その機器は再起動されるまでコンテンツ伝送が行えなくなるという事態を防ぐことが可能である。
さらに、本実施形態によれば、内蔵する記録媒体にコンテンツを記録した映像記録再生装置に対し、クライアント機器がそのコンテンツのデータをネットワーク経由で取得を行う場合、コンテンツの取得要求に先立ち、コンテンツを保持する映像記録再生装置に、他の機器からのコンテンツ取得要求をすべて拒絶するモードに移行させる命令を送信することから、いわゆるプル型の場合であっても、第1の伝送元機器と伝送先機器間でコンテンツの伝送処理を行う際に第2の伝送元機器からの要求が割り込み、第2の伝送元機器からのコンテンツ伝送により、第1の伝送先機器の伝送に用いるべきディスク空き容量が消費され、第1の伝送元機器のコンテンツ伝送処理が容量不足でエラーになる、という多数の機器が接続されるネットワーク下において発生し得る伝送処理の不都合の発生を防止することができる。
さらにまた、本実施形態によれば、上記の実施形態におけるモードにタイムアウトを設けるように構成するので、セッションを確立した接続先とのネットワーク通信が一定時間行われなかった場合にはセッションが終了したものとして、他機器からの要求を受け付けるようにすることが可能となる。
上記したように本実施形態は、ネットワーク経由情報記録再生システムとして捉えることも、情報記録再生装置としても捉えることが可能である。
なお、本発明は、上述した各実施形態には限定されず、本発明の技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。
たとえば、上記の実施形態では、内蔵する記録媒体にコンテンツを記録した映像記録再生装置が、他の映像記録再生装置にネットワーク経由でコンテンツを送信する場合、コンテンツの送信処理に先立ち、送信元装置から送信先装置に対し他の装置からのコンテンツ送信要求をすべて拒絶するモードに移行するのに、全体制御部がセッション開始要求を受信した段階でビジーフラグをたてることにより実現する方法について説明したが、本願の技術思想はこの方法に限定されることなく、たとえば、内蔵する記録媒体にコンテンツを記録した映像記録再生装置が、他の映像記録再生装置にネットワーク経由でコンテンツを送信する場合、コンテンツの送信処理に先立ち、送信元装置から送信先装置に対し他の装置からのコンテンツ送信要求をすべて拒絶するモードに移行させる命令を送信することで、第1の伝送元機器と伝送先機器間でコンテンツの伝送処理を行う際に第2の伝送元機器からの要求が割り込みによる第2の伝送元機器からのコンテンツ伝送を防ぐものであってもよい。また、その他、ビジー状態で他の要求を拒絶することを実現できる技術にはすべて本願に係る技術思想は適用可能である。
さらに本願発明は、その技術思想の同一及び等価に及ぶ範囲において様々な変形、追加、置換、拡大、縮小等を許容するものである。また、本願発明を用いて生産される装置、方法、ソフトウェア、システムが、その2次的生産品に登載されて商品化された場合であっても、本願発明の価値は何ら減ずるものではない。
本発明は、第1の伝送元機器と伝送先機器間でコンテンツの伝送処理を行う際に第2の伝送元機器からの要求が割り込み、第2の伝送元機器からのコンテンツ伝送により、第1の伝送先機器の伝送に用いるべきディスク空き容量が消費され、第1の伝送元機器のコンテンツ伝送処理が容量不足でエラーになる、という多数の機器が接続されるネットワーク下において発生し得る伝送処理の不都合の発生を防止することができる、という利点があるため、映像や音声などを扱うなどの動画データのネットワークを介した転送が不可欠ないかなる用途にも適用できる。
1…ネットワーク経由情報記録再生システム、10,10’ …映像記録再生装置、10’A…HDD、10’B…DVD
10−1A,10−2A,・・,10−nA,10−nA1,・・,10−nAm…HDD、10−1B,10−2B,・・,10−nB,10−nB1,・・,10−nBm…DVD、11…映像記録再生装置、12…映像記録再生装置、20…ルータ、21…ルータ、101,111…基幹部、103,113…HDD(ハードディスク・ドライブ)、105,115…DVDドライブ、107,117…通信部、1010…AV入力、1011…TVチューナ、1012…エンコーダ部、1013…ディスクドライブ部
1013−1 一時記録部、1013−2…ディスクドライブ、1014…MPU(マイクロコンピュータ)、1015…デコーダ部、1016…AV出力、1017…表示部、1018…ユーザ操作入力部、10140…全体制御部、10141…情報転送応答部、10142…判断部、10143…情報コンテンツ送信部、10144…記録部
10−1A,10−2A,・・,10−nA,10−nA1,・・,10−nAm…HDD、10−1B,10−2B,・・,10−nB,10−nB1,・・,10−nBm…DVD、11…映像記録再生装置、12…映像記録再生装置、20…ルータ、21…ルータ、101,111…基幹部、103,113…HDD(ハードディスク・ドライブ)、105,115…DVDドライブ、107,117…通信部、1010…AV入力、1011…TVチューナ、1012…エンコーダ部、1013…ディスクドライブ部
1013−1 一時記録部、1013−2…ディスクドライブ、1014…MPU(マイクロコンピュータ)、1015…デコーダ部、1016…AV出力、1017…表示部、1018…ユーザ操作入力部、10140…全体制御部、10141…情報転送応答部、10142…判断部、10143…情報コンテンツ送信部、10144…記録部
Claims (8)
- 処理装置、第1及び/または第2の情報媒体装置、並びに通信部を少なくとも備える情報記録再生装置がルータ/ネットワークを介して複数接続され、該情報記録再生装置間で映像を含む情報の受け渡しを行うネットワーク経由情報記録再生システムにおいて、
情報の発信もしくは要求元である第1の情報記録再生装置がルータ/ネットワークを介して接続される第2の情報記録再生装置に対してセッション開始要求を発信し、
前記セッション開始要求を受けた第2の情報記録再生装置がセッション確立を第1の情報記録再生装置に対して通知するとともに、第3の情報記録再生装置からのセッション開始要求を拒絶する他セッション拒絶モードを確立し、
前記セッション確立通知を受けた第1の情報記録再生装置が第2の情報記録再生装置に対して情報コンテンツを送信し、
前記情報コンテンツの受信が完了した第2の情報記録再生装置より第1の情報記録再生装置に対してコンテンツ受信完了通知を発信し、
前記コンテンツ受信完了通知を受信した第1の情報記録再生装置が第2の情報記録再生装置に対し前記他セッション拒絶モードを解除する指示を発信する
ことを特徴とするネットワーク経由情報記録再生システム。 - 一定時間の非通信の検知により前記確立された他セッション拒絶モードを解除するタイムアウトを設けることを特徴とする請求項1記載のネットワーク経由情報記録再生システム。
- 前記他セッション拒絶モードの確立及び解除にはフラグを使用することを特徴とする請求項1記載のネットワーク経由情報記録再生システム。
- 前記ネットワーク経由情報記録再生システムにおいて、前記他セッション拒絶モードが確立された場合に、
第1のIPアドレスを持つ第2の情報記録再生装置が一定時間間隔で前記ルータに次の時間間隔に自身の持つべきIPアドレスを問い合せ、該ルータが第2のIPアドレスを返し、
前記第1及び第2のIPアドレスが異なっている場合であっても前記他セッション拒絶モードが確立されている間は前記第2の情報記録再生装置は自身のIPアドレスとして前記第1のIPアドレスを持ちつづけることを特徴とする請求項1記載のネットワーク経由情報記録再生システム。 - 中央処理装置、第1及び/または第2の情報媒体装置、並びに通信部を少なくとも備える情報記録再生装置において、該中央処理装置は、
ルータ/ネットワークを介して接続される情報記録再生装置に対して情報コンテンツ送信のためのセッション開始要求を前記通信部を介して発信し、受信したセッション開始要求に対してセッション確立通知を返信し、情報転送が終了した際には転送終了通知を発信する情報転送応答手段と、
前記セッション開始要求を受けると前記情報記録再生装置以外の機器からのセッション開始要求を拒絶する他セッション拒絶モードを確立もしくは解除する制御手段と、
前記受信したセッション開始要求に含まれる情報により特定される送信先情報記録再生装置に対して情報コンテンツを送信する情報コンテンツ送信手段と、
前記送信された情報コンテンツを前記第1若しくは第2の情報媒体に記録する記録手段と、
情報コンテンツの転送が終了した旨の転送終了通知を受けると相手方機器に対して他セッション拒絶モードを解除する指示信号を発信する拒絶モード解除指示手段と
を具備することを特徴とする情報記録再生装置。 - 前記制御手段は、一定時間の非通信の検知により前記確立された他セッション拒絶モードを解除するタイムアウト機能を有することを特徴とする請求項5記載の情報記録再生装置。
- 前記制御手段は、他セッション拒絶モードの確立及び解除にはフラグを使用することを特徴とする請求項5記載の情報記録再生装置。
- 前記情報記録再生装置において、前記他セッション拒絶モードが確立された場合に、前記制御手段は、
第1のIPアドレスを持つ第2の情報記録再生装置が一定時間間隔で前記ルータに次の時間間隔に自身の持つべきIPアドレスを問い合せる手段と、
前記問い合わせに対して該ルータが応答した第2のIPアドレスが前記第1のIPアドレスが異なっている場合であっても前記他セッション拒絶モードが確立されている間は前記第2の情報記録再生装置は自身のIPアドレスとして前記第1のIPアドレスを持ちつづける手段と
具備することを特徴とする請求項5記載の情報記録再生装置。
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